JP2000281158A - 包装製品 - Google Patents

包装製品

Info

Publication number
JP2000281158A
JP2000281158A JP8654599A JP8654599A JP2000281158A JP 2000281158 A JP2000281158 A JP 2000281158A JP 8654599 A JP8654599 A JP 8654599A JP 8654599 A JP8654599 A JP 8654599A JP 2000281158 A JP2000281158 A JP 2000281158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
container
water
poe
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8654599A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Mitsuma
重和 三間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Shipbuilding Co Ltd filed Critical Osaka Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP8654599A priority Critical patent/JP2000281158A/ja
Publication of JP2000281158A publication Critical patent/JP2000281158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要なときに手軽に調製できるため、内容物
の腐敗の心配がなく、容器を無駄にすることがなく、容
器を小型化することができ、携帯しやすく、収納スペー
スも少なくすることができ、粘性を有するため塗布面で
の液垂れがおこりにくい吐出可能な包装製品を得る。 【解決手段】 開閉および蓄圧可能な容器と、当該容器
に封入されるガス発生物質を密封した水溶性高分子カプ
セルおよび水とからなり、水溶性高分子カプセルおよび
水の少なくとも一方に有効成分が含有されており、用時
に発生させる内圧により内容物を吐出することができる
包装製品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装製品に関す
る。さらに詳しくは、開閉および蓄圧可能な容器と、当
該容器に封入される、ガス発生物質を密封した水溶性高
分子カプセルおよび水とからなり、用時にカプセルを水
に溶解させることにより、ガス発生物質を水と接触、溶
解させてガスを発生させ、発生したガスを加圧剤として
内容物を吐出させる包装製品に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】吐出
形態の製品としては、エアゾール製品、ポンプ製品など
がある。エアゾール製品は、有効成分を配合した原液と
噴射剤(LPG、DMEなどの液化ガスや窒素、炭酸ガ
スなどの圧縮ガス)を耐圧性容器に充填、密閉してい
る。そして容器本体に取り付けられたバルブを開放する
ことにより、内容物が霧、泡、ゲルなどの状態で吐出さ
れる。エアゾール製品は密封性がよく、操作性に優れ、
また液化ガスを使用することによって優れた噴射特性
(霧の細かさ、泡の安定性、冷却効果など)が得られる
というメリットがある。
【0003】しかし、エアゾール製品は、再充填するこ
とができない、ほとんどが金属容器であるため使用後に
のこったガスを廃棄するのに手間がかかるなどの問題が
ある。
【0004】一方、ポンプ製品では、容器に再充填する
ことは容易であるが、ポンプ自体が大きく、小型化する
のは難しい。また、内容物自体は圧力をもたないため、
吐出可能となるまで蓄圧する必要があり、吐出されるま
でに何度もポンプを作動させなくてはならないという問
題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
決するためになされたものであり、開閉および蓄圧可能
な容器と、当該容器に封入されるガス発生物質を密封し
た水溶性高分子カプセルおよび水とからなり、水溶性高
分子カプセルおよび水の少なくとも一方に有効成分が含
有されており、用時に発生させる内圧により内容物を吐
出することができる包装製品(請求項1)、前記容器が
耐圧性であることを特徴とする請求項1記載の包装製品
(請求項2)および前記容器に弁が設けられたことを特
徴とする請求項1または2記載の包装製品(請求項3)
に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の包装製品は、開閉および
蓄圧可能な容器と、当該容器に封入されるガス発生物質
を密封した水溶性高分子カプセル(以下、カプセル化物
ともいう)および水とからなり、カプセル化物および水
の少なくとも一方に有効成分が含有されており、用時に
発生させる内圧により内容物を吐出することができるこ
とを特徴とする。前記カプセル化物と水または水性原液
(水性原液とは、水にガス発生物質として用いられる酸
や有効成分の一部または全部が配合されたものをいう)
を前記容器内に封入し、前記カプセル化物の水溶性高分
子カプセルが水に溶解すると、カプセル内に充填されて
いたガス発生物質が水と接触、溶解してガスを発生し、
発生したガスが加圧剤となって内容物が吐出可能にな
る。このため用時にカプセル化物を用いて手軽に吐出製
品を調製できるため、内容物の腐敗の心配がない、開閉
可能な容器を用いるため何度でも繰り返し調製可能であ
り、容器を無駄にすることがない、容器を小型化するこ
とができ、携帯しやすく、収納スペースを少なくするこ
とができるなどの効果を得ることができる。
【0007】前記水溶性高分子カプセルは、ガス発生物
質や有効成分を密封する容器となる他、溶解することで
内容物に粘性を付与し、塗布面での液垂れをおこりにく
くするためのものである。さらに乳化剤、柔軟剤などの
効果があるものもあり、水溶性高分子カプセル自体を有
効成分と考えるともできる。なお、水溶性高分子カプセ
ルには、継目のあるロータリー式のカプセル、継目のな
いシームレスカプセルなどがあるが、とくに限定なく用
いることができる。
【0008】前記水溶性高分子カプセルの膜厚は、原料
の水溶性高分子や包装製品の用途などによって異なるた
め、一概にはいえないが、一般に10〜200μm、さ
らには30〜150μmの膜厚が好ましい。また、水溶
性高分子カプセルの大きさや形状にもとくに限定はな
く、用途に応じて選択すればよい。
【0009】前記水溶性高分子としては、たとえばアラ
ビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、
グァーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カ
ンテン、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コ
メ、モトウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコ
ロイド(褐藻エキス)などの植物系高分子、デキストラ
ン、サクシノグルカン、プルランなどの微生物系高分
子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチンなど
の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒ
ドロキシプロピルデンプンなどのデンプン系高分子、メ
チルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロー
ス、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロ
キシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム、結晶セルロース、セルロース末などのセル
ロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステルなどのアルギン酸系高分
子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリ
マー(CARBOPOL(登録商標)など)などのビニ
ル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリ
アクリルアミドなどのアクリル系高分子、ポリエチレン
イミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ケイ酸アル
ミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無
水ケイ酸などの無機系水溶性高分子などがあげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を組合わせて用
いてもよい。これらのうちでは水への溶解性、成形、加
工のしやすさの点から、ゼラチン、コラーゲン、デンプ
ン系高分子、セルロース系高分子が好ましい。
【0010】前記ガス発生物質としては、水溶性高分子
カプセル内では反応せず安定なカプセル化物を得ること
ができ、水中に浸漬させたときにガスを発生する物質で
あればいかなるものでも使用し得るが、たとえば水中で
酸と炭酸塩との反応により炭酸ガスを発生するもの、水
中で過炭酸ソーダのように酸素ガスを発生するものなど
があげられる。
【0011】前記水中で酸と炭酸塩との反応により炭酸
ガスを発生する物質に用いられる酸としては有機酸およ
び無機酸のいずれも使用し得るが、カプセル化物の安定
性、水への溶解性などの点から、水溶性で常温で固体、
さらには粉体のものが好ましい。なお、酸の一部または
全部は水性原液中に溶かしておいてもよい。
【0012】前記有機酸としては、たとえばアミノカル
ボン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸など
の直鎖脂肪酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸などのジカルボン酸;
グルタミン酸、アスパラギン酸などの酸性アミノ酸;グ
ルコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ
酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸(o、m、p)、没食子酸、
マンデル酸、トロパ酸、アスコルビン酸、グルコン酸な
どのオキシ酸;ケイ皮酸、安息香酸、フェニル酢酸、ニ
コチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボ
ン酸、トリメリット酸、ベンゼンスルホン酸、トルエン
スルホン酸ならびにこれらの有機酸の酸性塩があげられ
る。また、前記無機酸としては、たとえば、リン酸、リ
ン酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム
(メタ重亜硫酸ナトリウム)、ピロ亜硫酸カリウム(メ
タ重亜硫酸カリウム)、酸性ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム、酸性ヘキサメタリン酸カリウム、酸性ピロリン酸ナ
トリウム、酸性ピロリン酸カリウム、スルファミン酸な
どがあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以
上を組合わせて用いてもよい。これらのうちではコハク
酸などの脂肪族ジカルボン酸、酒石酸、クエン酸などの
オキシ酸、リン酸およびその酸性塩が、価格、製剤の安
定性の点からとくに好適に使用し得る。
【0013】前記炭酸塩としては、たとえば炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、
炭酸水素アンモニウム塩、炭酸アンモニウム塩、セスキ
炭酸アンモニウム塩などがあげられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上を組合わせて用いてもよい。こ
れらのうちでは人体への安全性の点から、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウムが好ましい。また、前記過炭酸
ソーダとしては、たとえばペルオキシ炭酸ナトリウム、
ペルオキシ炭酸カリウムなどがあげられる。
【0014】前記有効成分は、水性原液中に配合する場
合には、油分(油脂、ロウ、エステル油、炭化水素油、
シリコーン油など)、アルコール(1価の低級アルコー
ル、多価アルコール、高級アルコールなど)、界面活性
剤、保湿剤、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、pH調整
剤、酸化防止剤、薬剤、抽出液、香料などを用途に応じ
て適宜選択すればよく、とくに限定はない。一方、有効
成分が水溶性高分子カプセル内に充填される場合には、
製品の安定性、充填のしやすさ、取り扱いやすさなどの
点から、水溶性の粉体であることが望ましいが、安定な
カプセル化物が得られる限り液状でもよい。
【0015】前記油分としては、つぎのようなものがあ
げられる。液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マ
カデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリー
ブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー
油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、
ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚
芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生
油、茶実油、月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油、トリグ
リセリン、トリオクタン酸グリセリン、テトラオクタン
酸ペンタエリスリット、トリイソパルミチン酸グリセリ
ンなどがある。固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、
パーム油、パーム核油、牛脂、羊脂、豚脂、馬脂、硬化
油、硬化ヒマシ油、モクロウ、シアバターなどがある。
ロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロ
ウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨
ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、還元ラノリ
ン、硬質ラノリン、カポックロウ、サトウキビロウ、ホ
ホバロウ、セラックロウなどがある。エステル油として
は、オクタン酸セチルなどのオクタン酸エステル、ラウ
リン酸ヘキシルなどのラウリン酸エステル、ミリスチン
酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシルなどの
ミリスチン酸エステル、パルミチン酸オクチルなどのパ
ルミチン酸エステル、ステアリン酸イソセチルなどのス
テアリン酸エステル、イソステアリン酸イソプロピルな
どのイソステアリン酸エステル、イソパルミチン酸オク
チルなどのイソパルミチン酸エステル、オレイン酸イソ
デシルなどのオレイン酸エステル、アジピン酸ジイソプ
ロピルなどのアジビン酸ジエステル、セバシン酸ジエチ
ルなどのセバシン酸ジエステル、リンゴ酸ジイソステア
リルなどがある。炭化水素油としては、流動パラフィ
ン、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、プリスタ
ン、パラフィン、イソパラフィン、セレシン、ワセリ
ン、マイクロクリスタリンワックスなどがある。シリコ
ーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキ
サンなどの鎖状シリコーン、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデ
カメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーン
などがある。
【0016】前記アルコールとしては、たとえばエタノ
ール、イソプロピルアルコールなどの炭素数2〜5の1
価の低級アルコール、ラウリルアルコール、セチルアル
コール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、
ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステ
アリルアルコールなどの直鎖アルコール、モノステアリ
ルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシ
ルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロ
ール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソ
ステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの分
枝鎖アルコールなどがあげられる。
【0017】前記界面活性剤としては、たとえばセッケ
ン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリ
ウムなどの脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、
ラウリル硫酸カリウムなどの高級アルキル硫酸エステル
塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE
ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキルエーテル硫酸エ
ステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−
アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタ
ウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナト
リウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウムなどの高
級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテル
リン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸な
どのリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホ
コハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールア
ミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラ
ウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリ
ウムなどのスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムなどのアルキルベンゼンスルホン酸
塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−
ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリスト
イル−L−グルタミン酸モノナトリウムなどのN−アシ
ルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナ
トリウムなどの高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロ
ート油などの硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボ
ン酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホ
ン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸ア
ルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタ
ノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルア
スパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリ
ウムなどのアニオン界面活性剤;たとえば塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルア
ンモニウムなどのアルキルトリメチルアンモニウム塩、
塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのジアルキ
ルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N′−ジメ
チル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチル
ピリジニウムなどのアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
ルホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムな
どのカチオン界面活性剤;たとえば2−ウンデシル−
N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−
2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミ
ダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキ
シ2ナトリウム塩などのイミダゾリン系両性界面活性
剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミド
ベタイン、スルホベタインなどのベタイン系界面活性剤
などの両性界面活性剤;たとえばソルビタンモノオレエ
ート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモ
ノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタ
ンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソ
ルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル
酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキ
シル酸ジグリセロールソルビタンなどのソルビタン脂肪
酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエル
カ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリン、α,α′−オレイン酸ピログル
タミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリン
ゴ酸などのグリセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノス
テアリン酸プロピレングリコールなどのプロピレングリ
コール脂肪酸エステル類、硬化ヒシマ油誘導体、グリセ
リンアルキルエーテルなどの親油性非イオン界面活性
剤、たとえばPOEソルビタンモノオレエート、POE
ソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラ
オレエートなどのPOEソルビタン脂肪酸エステル類、
POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモ
ノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、P
OEソルビットモノステアレートなどのPOEソルビッ
ト脂肪酸エステル類、POEグリセリンモノステアレー
ト、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグ
リセリントリイソステアレートなどのPOEグリセリン
脂肪酸エステル類、POEモノオレエート、POEジス
テアレート、POEジオレエート、ジステアリン酸エチ
レングリコールなどのPOE脂肪酸エステル類、POE
ラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEス
テアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2
−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエ
ーテルなどのPOEアルキルエーテル類、POEオクチ
ルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、
POEジノニルフェニルエーテルなどのPOEアルキル
フェニルエーテル類、ブルロニックなどのプロアロニッ
ク型類、POE・POPセチルエーテル、POE・PO
P2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモ
ノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、PO
E、POPグリセリンエーテルなどのPOE・POPア
ルキルエーテル類、テトロニックなどのテトラPOE・
テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ
油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソ
ステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソ
ステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン
酸などのPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソ
ルビットミツロウなどのPOEミツロウ・ラノリン誘導
体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノ
エタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミドなど
のアルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂
肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸ア
ミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホ
ルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミ
ンオキシド、トリオレイルリン酸などの親水性非イオン
界面活性剤などがあげられる。なお、前記POEはポリ
オキシエチレンを、前記POPはポリオキシプロピレン
を表わす。
【0018】前記保湿剤としては、たとえばポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、
1,3−ブチレングリコール、ジグリセリン、コラーゲ
ン、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コン
ドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロ
ニン酸、コレステリル−12−ヒドロキシステアレー
ト、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカル
ボン酸塩、ジグリセリン(エチレンオキシド)プロピレ
ンオキシド付加物、エラスチン、ケラチン、カゼイン、
レシチンなどがあげられる。
【0019】前記紫外線吸収剤としては、パラアミノ安
息香酸などの安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸
メチルなどのアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル
酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメチ
ルなどのサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ
皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パ
ラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキ
シケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、
[4−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル−3−
メチルブチル]−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸エ
ステルなどのケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウムなどの
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸、ウロカ
ニン酸エチル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4′
−メトキシベンゾイルメタンなどがある。
【0020】前記防腐剤としては、たとえばパラオキシ
安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソ
ルビン酸カリウム、フェノキシエタノールなどがあげら
れる。
【0021】前記抗菌剤としては、安息香酸、サリチル
酸、石炭酸、ソルビン酸パラオキシ安息香酸エステル、
パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化
ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロ
カルバニリド、感光素、フェノキシエタノールなどがあ
る。
【0022】前記pH調整剤としては、乳酸、クエン
酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ
酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アン
モニウムなどがある。
【0023】前記酸化防止剤としては、アスコルビン
酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ブチルヒドロキシアニソールなどがある。
【0024】前記薬剤としては、ビタミンA油、レチノ
ール、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩酸ピリ
ドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニ
コチン酸dl−α−トコフェロール、アスコルビン酸リ
ン酸マグネシウム、ビタミンD2(エルゴカシフェロー
ル)、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコ
フェロール、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン
類、エストラジオール、エチニルエストラジオールなど
のホルモン、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、
システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプト
ファンなどのアミノ酸、アラントイン、グリチルレチン
酸、アズレン酸の抗炎症剤、アルブチンなどの美白剤、
酸化亜鉛、タンニン酸などの収斂剤、L−メントール、
カンフルなどの清涼剤やイオウ、塩化リゾチーム、塩化
ピリドキシン、γ−オリザノールなどがある。
【0025】前記抽出液としては、ドクダミエキス、オ
ウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエ
キス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキ
ス、ユーカルエキス、スギナエキス、セージエキス、タ
イムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエ
キス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキ
ス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキ
ス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグルマギ
クエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸線
抽出物、シルク抽出液などがある。
【0026】また、前記各種有効成分は、遊離の状態で
使用される他、造塩可能なものは酸または塩基の塩の形
で、また、カルボン酸基を有するものは、そのエステル
の形で使用することができる。
【0027】なお、前記カプセル化物としては、ガス発
生物質とともに必要なすべての有効成分が水溶性高分子
カプセル内に1固体(1カプセル化物)として収納され
たものが、取り扱いやすさの点から好ましい。また、該
カプセル化物が水とともに開閉および蓄圧可能な容器に
充填され、あるいは前記容器などに付随させて製品化さ
れることが、製品化のしやすさ(水はどこでも入手で
き、どこでも製品化できるため)の点から好ましい。
【0028】前記カプセル化物の組成は、包装製品の種
類にもよるが、水または水性原液への溶解性の点から、
水溶性高分子カプセルが2〜50重量%、さらには5〜
40重量%、ガス発生物質が5〜98重量%、さらには
10〜95重量%、有効成分が0〜60重量%、さらに
は0〜50重量%(合計100重量%)であるのが好ま
しい。
【0029】また、前記包装製品は、1個のカプセル化
物からなっていてもよく、複数のカプセル化物からなっ
ていてもよいが、水100重量部に対して、水溶性高分
子カプセルの量が0.1〜25重量部、さらには0.2
〜20重量部、ガス発生物質の量が1〜50重量部、さ
らには3〜45重量部および有効成分の量が0.05〜
50重量部、さらには0.1〜40重量部となることが
好ましい。また、水または水性原液100重量部に対す
るカプセル化物の量が5〜50重量部、さらには10〜
50重量部であることが好ましい。また、前記包装製品
は、水または水性原液とともに開閉および蓄圧可能な容
器に封入して水溶性高分子カプセルおよび該カプセルの
中身の水溶性成分がすべて溶解したときに、得られた内
容物の25℃における粘度が50〜5000cP、さら
には100〜4000cP、容器の内部が平衡に達した
ときの25℃におけるガスの飽和圧力が0.05〜1.
0MPa(ゲージ圧)、さらには0.1〜0.8MPa
(ゲージ圧)となることが好ましい。
【0030】前記カプセル化物は、水または水性原液と
ともに開閉および蓄圧可能な容器に投入して密閉したの
ち、軽く撹拌することにより、より速やかに水溶性高分
子カプセルおよび該カプセルの中身を溶解させることが
できる。カプセル化物を早く溶解させたい場合や吐出物
が温い方が好ましい場合には、製品を温めてもよい。な
お、容器内の圧力やカプセル化物の溶解が平衡に達し、
使用可能になるまでの時間は一概にいえないが、一般に
20秒〜10分間、さらには30秒〜5分間である。
【0031】前記開閉および蓄圧可能な容器としては、
開閉可能でカプセル化物と水または水性原液を投入して
容易に閉止でき、内容物を吐出することができるもので
あればとくに限定なく使用し得るが、蓄圧したときの製
品の安全性(内圧を発生させたとき、容器が変形、破裂
しないために)の点から、耐圧性の容器であることが好
ましい。また、製品の操作性の点から、内容物を吐出す
るための弁を有するものが好ましい。さらに、満注量
(容量)が10〜300ml、さらには10〜200m
lのものが、製品化のしやすさ、もち運びやすさの点か
ら好ましい。なお、容器が耐圧性であるとは、圧力13
kg/cm2‐Gで変形せず、15kg/cm2‐Gで破
裂しないことをいう。
【0032】本発明の包装製品に好ましく用いられる開
閉および蓄圧可能な容器の例を図1および図2に示す。
図1に示される弁付容器1は、容器本体2、キャップ3
および弁4(弁4は傾動可能な弁棒5、保持部6および
パッキン7からなる)からなり、各構成要素はマイクロ
波により加熱できる、分別廃棄できるなどの点から非金
属材料が好ましく用いられる。たとえば容器本体2とし
ては、ガラス瓶やペットボトルなどが、透明で中身が見
えるため、カプセル化物の溶解が確認できる点から好適
に用いられる。耐圧性を考慮して、アルミニウムやブリ
キなどの金属製容器を用いてもよい。キャップ3はナイ
ロン、ジュラコンなどの樹脂からなり、その上面には弁
棒挿入口3aが開口されている。下端内面には、容器本
体2の首部2bに設けられたネジ勘合部と勘合する部位
を有し、容易に閉止できる。弁棒5はナイロン、ジュラ
コンなどの樹脂からなり、リング状のつば部5aがキャ
ップ3のつば受け部3bに係合することにより、キャッ
プ3に傾動自在に取り付けられている。なお、弁棒5
は、パッキン7によって常時上方へ付勢されている。保
持部6はナイロン、ジュラコンなどの樹脂からなり、弁
棒5を収容するための空間部6aおよび空間部6aと容
器本体2内部との間を連通する開口6bが形成されてい
る。保持部6はキャップ3と容器本体2との固着により
キャップ3の内部に固着されている。パッキン7は弁棒
5と保持部6との間に配設されている。弁棒5が傾動す
るとき、パッキン7は弁棒5が元の位置に戻るように復
元力を弁棒5に与える。それとともにパッキン7は弁棒
5の上流側開口5bと保持部6の開口6bとを連通する
隙間7aができるように弾性変形する。なお、弁棒5に
はスパウト8が取り付けられている。
【0033】前記のごとき構成を有する容器はスパウト
8を横(図1の左方向)に押すことにより、弁棒5が傾
動し、パッキン7に隙間7aができる。このとき容器本
体2の内容物は、チューブ9、保持部6の開口6b、空
間部6a、隙間7a、弁棒5の上流側開口5b、弁棒5
内部そしてスパウト8の順で通り、外部に噴射される。
スパウト8への横方向の操作力をなくせば、弁棒5はパ
ッキン7の復元力によって元の位置に復帰する。それに
より隙間7aは閉じられ、内容物の噴射は止まる。
【0034】また、図2は、本発明に用いることのでき
る別の弁(押し下げ式)付容器10を示す。図2に示す
弁付容器10は、上端開口部11aの外側周囲にネジ勘
合部11bを設けた容器本体11と、上端開口部11a
に取り付けられる蓋部材12と、噴射ボタン13とから
なる。容器本体11は耐圧性を有するものが好ましく、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアミド、ポリカーボネートなどの合成樹
脂、ガラス、アルミニウムやブリキなどの金属製のもの
が好ましい。蓋部材12は、容器本体11のネジ勘合部
11bと勘合される部位を備えたキャップ14と、勘合
により容器本体11とキャップ14との間に固定される
ハウジング15と、ハウジング15のフランジ部と上端
開口部11aとの間でシール作用を有するパッキン16
と、ハウジング15内に配置される弁17(弁17は弁
棒17a、上流側開口17bおよび弁シール17cから
なる)と、弁17を上方に付勢するスプリング18を備
えている。噴射ボタン13は蓋部材12の弁棒17aに
取り付けられており、噴射ボタン13を押し下げると弁
棒17aが下方へ移動し、弁シール17cが撓み、上流
側開口17bと弁シール17c間のシールが解除される
ため、内容物が噴射される。なお、図2中、19は液面
を示す。
【0035】前記開閉および蓄圧可能な容器における内
容物の量は、内容積の40〜90%、さらには50〜8
0%であるのが好ましい。内容物の量が少なすぎると、
製品圧力が低くなり、ガス発生物質の必要量が多くなり
すぎる傾向があり、一方、多すぎると、製品圧力が高く
なりすぎ、好ましくない。
【0036】本発明の包装製品においては、カプセル化
物はブリスターバック(カプセル化物を1個1個収納し
たもの)のように1個ずつ収納してもよく、開閉可能な
瓶などの容器に収納してもよい。さらに図3のように容
器にブリスターバック20を吊り下げたり、図4のよう
にカバーキャップ21にフタ22のついたカプセル化物
収納部23を設けるなど、製品に付随させることが好ま
しい。
【0037】なお、本発明の包装製品の用途(製品例)
としては、たとえばセット剤、シャンプー、リンス、ト
リートメント剤、艶出剤、艶消剤、染毛剤、脱色剤など
の頭髪用品;育毛剤、トニック剤、クレンジング剤(頭
皮の油落とし)などの頭皮用品;化粧水、クレンジング
剤、ボディシャンプー、保湿剤、ビタミン剤、美白剤、
プレ(アフター)シェーブローション、収斂剤、日焼止
め、消炎鎮痛剤、殺菌剤、水虫薬、消臭剤、制汗剤、香
水、忌避剤などの皮膚用品;口中清涼剤などの口腔用、
点鼻薬、点耳薬などの粘膜用品;前記人体用品以外に
も、殺虫剤、消臭剤、芳香剤、ガラスクリーナー、撥水
剤、艶出剤などの家庭・自動車用品;潤滑剤、錆止め、
接着剤、離型剤などの工業用品などがあげられる。
【0038】
【実施例】つぎに、本発明の吐出製品を実施例に基づい
てより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0039】実施例1 ゼラチン製の水溶性高分子カプセル(0.3g)に、ガ
ス発生物質として炭酸水素ナトリウムを1.5gとクエ
ン酸を1.5g、有効成分として1−メントールを0.
05g充填したカプセル化物を調製した。
【0040】つぎに、前記カプセル化物と水25gを、
図5に示すように、開閉および蓄圧可能な弁付容器(樹
脂製の容器(満注量40ml))の容器本体24に投入
し、弁付の蓋体25を取り付けて包装製品(清涼剤)を
得た。
【0041】水溶性高分子カプセルおよびカプセル内の
粉体を溶解させるために製品を軽く振り、溶解後しばら
く(約1分間)放置した。得られた内容物はゲル状で、
製品圧力は0.5MPa(ゲージ圧)(25℃)であっ
た。スパウトを取り付け、弁を開放すると泡状で吐出さ
れた。
【0042】実施例2〜6 表1に記載のガス発生物質、有効成分および水性原液を
用いた以外は、実施例1と同様にして各種包装製品を得
た。得られた製品の25℃での圧力(ゲージ圧)、内容
物の性状、スパウトを取り付けて弁を開放したときの吐
出状態を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、必要なときにカプセル
化物を用いて手軽に吐出可能な包装製品を調製できるの
で内容物の腐敗の心配がなく、また、開閉および蓄圧可
能な容器を用いるため何度でも繰り返し調製可能であ
り、容器を無駄にすることがなく、さらに、容器を小型
化することができ、携帯しやすく、収納スペースも少な
くすることができ、粘性を有するため塗布面での液垂れ
がおこりにくい包装製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装製品に用いる開閉および蓄圧可能
な容器の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の包装製品に用いる開閉および蓄圧可能
な容器の別の一例を示す説明図である。
【図3】容器にブリスターバックを吊り下げてカプセル
化物を付随させた本発明の包装製品の一例を示す説明図
である。
【図4】カバーキャップに収納部を設けてカプセル化物
を付随させた本発明の包装製品の一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の包装製品の実施の態様を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 弁付容器 2 容器本体 2a 容器本体2の開口 2b 首部 3 キャップ 3a 弁棒挿入口 3b つば受け部 4 弁 5 弁棒 5a つば部 5b 上流側開口 6 保持部 6a 空間部 6b 保持部6の開口 7 パッキン 7a 隙間 8 スパウト 9 チューブ 10 別の弁付容器 11 容器本体 11a 上端開口部 11b ネジ勘合部 12 蓋部材 13 噴射ボタン 14 キャップ 15 ハウジング 16 パッキン 17 弁 17a 弁棒 17b 上流側開口 17c 弁シール 18 スプリング 19 液面 20 ブリスターバック 21 カバーキャップ 22 フタ 23 カプセル化物収納部 24 容器本体 25 弁付の蓋体 26 カプセル化物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉および蓄圧可能な容器と、当該容器
    に封入されるガス発生物質を密封した水溶性高分子カプ
    セルおよび水とからなり、水溶性高分子カプセルおよび
    水の少なくとも一方に有効成分が含有されており、用時
    に発生させる内圧により内容物を吐出することができる
    包装製品。
  2. 【請求項2】 前記容器が耐圧性であることを特徴とす
    る請求項1記載の包装製品。
  3. 【請求項3】 前記容器に弁が設けられたことを特徴と
    する請求項1または2記載の包装製品。
JP8654599A 1999-03-29 1999-03-29 包装製品 Pending JP2000281158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8654599A JP2000281158A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 包装製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8654599A JP2000281158A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 包装製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000281158A true JP2000281158A (ja) 2000-10-10

Family

ID=13889987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8654599A Pending JP2000281158A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 包装製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000281158A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6017087B1 (ja) * 2016-07-25 2016-10-26 浩章 皆川 水素溶解液体吐出ポット及び水素溶解液体吐出ポットにおける吐出圧力形成方法
JP2020172289A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 シーバイエス株式会社 薬剤入り容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6017087B1 (ja) * 2016-07-25 2016-10-26 浩章 皆川 水素溶解液体吐出ポット及び水素溶解液体吐出ポットにおける吐出圧力形成方法
JP2020172289A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 シーバイエス株式会社 薬剤入り容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4666716B2 (ja) エアゾール製品
US5656672A (en) Water-in-oil emulsion containing retinol its use
ES2269653T3 (es) Composiciones antitranspirantes y desodorantes anhidras que contienen sales de d-pantotenato solidas.
AU2009265234B2 (en) Sprayable skin protectant formulation and method of use
US6139824A (en) Deodorant composition
JP4798899B2 (ja) カプセル含有外用組成物
JP6279255B2 (ja) 塗布用組成物および該塗布用組成物を用いた塗布製品
JP4402348B2 (ja) エアゾール組成物
JP2013035756A (ja) 炭酸ガス供給化粧料の作製方法とそれを用いた美容施術方法
JPWO2002083321A1 (ja) エアゾール製品
JP4365467B2 (ja) ポンプ付容器
JP5044103B2 (ja) 乳化型エアゾール組成物
JP2000281158A (ja) 包装製品
JPH09124878A (ja) ゲル組成物
WO2010138266A2 (en) Self-pressurizing sprayable systems
JP2003335631A (ja) 外用組成物の皮膚刺激低減化方法
JP5507818B2 (ja) エアゾール組成物
JPH09263510A (ja) 乳化組成物
JPH0977641A (ja) 毛髪用乳化組成物
JP2001335086A (ja) エアゾール製品
JP2005263703A (ja) ポストフォーム化粧料
JP2002275454A (ja) 含水エアゾール組成物および含水エアゾール製品の安定化方法
JP2002346442A (ja) 噴霧製品
JPH08126831A (ja) 乳化組成物
JP2004250440A (ja) 吐出製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526