JP2000280727A - マグネット式ヒーター - Google Patents

マグネット式ヒーター

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JP2000280727A
JP2000280727A JP11092912A JP9291299A JP2000280727A JP 2000280727 A JP2000280727 A JP 2000280727A JP 11092912 A JP11092912 A JP 11092912A JP 9291299 A JP9291299 A JP 9291299A JP 2000280727 A JP2000280727 A JP 2000280727A
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雅人 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より短時間にかつ効率よく熱媒体用流体を高
温に加熱することができる自動車などの車両用補助暖房
熱源補助ヒーターなどの提供。 【解決手段】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
て支承されたハウジングの内部に前記駆動軸により回動
可能に設けられた永久磁石と、該永久磁石の両側に僅か
なギャップを隔てて対向配置した左右一対の導体を有
し、前記永久磁石の回動により導体に生じるスリップ発
熱により、前記ハウジングの内部に導入された熱媒体用
流体が加熱される構造となしたことを特徴とする。 【効果】 磁石の両側に導体を配し、磁石の両面で発熱
させるので高い発熱効率が得られる。磁石によってハウ
ジング内を複数室に仕切ることにより多種類の熱媒体用
流体を同時に加熱することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に寒冷時や極寒
時におけるディーゼルエンジンやガソリンエンジンを動
力源とする主に自動車などの各種車両用エンジンの起動
性向上や電気自動車を含む各種車両や船舶のキャビン暖
房などに使用されるエンジン冷却水などの熱媒体用流体
の補助加熱手段として用いられ、またエンジン駆動され
る発電機、溶接機、コンプレッサー、建設機械などのエ
ンジン冷却水の予熱あるいは急速昇温(ウォーミングア
ップ時間の短縮)などにも用いるマグネット式ヒーター
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地などにおける始動時のエンジン冷
却水の暖房に利用される自動車などの車両用補助暖房熱
源として、ビスカス式ヒーターが知られている(特開平
2−246823号公報、実開平4−11716号公
報、特開平9−254637号公報、特開平9−667
29号公報、特開平9−323530号公報など参
照)。ビスカス式ヒーターは、シリコンオイルなどの粘
性流体をせん断により発熱させ、ウォータージャケット
内を循環する循環水に熱交換して暖房熱源に利用する方
式であって、その構造としては、例えばハウジング内部
に発熱室と、この発熱室の外域にウォータージャケット
を形成し、ハウジングには軸受装置を介して駆動軸が回
動可能に支承され、駆動軸には発熱室内で回動可能なロ
ータが固定されており、発熱室の壁面とロータとの間隙
にシリコンオイルなどの粘性流体が封入され、ウォータ
ージャケット内では循環水が入水ポートから取入れら
れ、出水ポートから外部の暖房回路へ送り出されるべく
循環されている。
【0003】車両の暖房装置に組込まれたこのビスカス
式ヒーターでは、駆動軸がエンジンにより駆動されれ
ば、発熱室内でロータが回動するため、粘性流体が発熱
室の壁面とロータの外面との間隙でせん断により発熱
し、この発熱がウォータージャケット内の循環水に熱交
換され、加熱された循環水が暖房回路でエンジン冷却水
など車両の暖房に供されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したビス
カス式ヒーターは、シンプルな構造により、小型化と低
コストを実現でき、また摩耗のない非接触式の機構で高
い信頼性と安全性を確保することができ、さらに水温が
上昇し、補助ヒーターが不要になると温度制御により自
動的に運転が停止するため、無駄なエネルギーは使用し
ないなどの特徴を有するが、粘性流体として用いるシリ
コンオイルの耐熱性は240℃程度が限界であり、シリ
コンオイルの温度をあまり高くできないことと、始動時
シリコンオイルが撹拌されて高温に発熱するまでに時間
がかかるとともに、シリコンオイルの温度が上昇すると
粘度が低下することによりせん断抵抗が低下して単位時
間当りの発熱量が次第に減少する傾向があるためにエン
ジン冷間時間での急速な暖房効果が得られないという難
点がある。このため、特にディーゼルエンジン搭載の寒
冷地仕様車の場合、このようなビスカス式ヒーターは有
効性において十分とはいえず、より短時間にかつ効率よ
く熱媒体用流体を高温に加熱することができる補助ヒー
ターが望まれていた。
【0005】本発明は、このようなビスカス式ヒーター
の有する問題点にかんがみなされたもので、ビスカス式
ヒーターに比しより高温にしかも短時間に熱媒体用流体
の温度を上昇させることができ、かつ耐熱性に優れたマ
グネット式ヒーターを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマグネット
式ヒーターは、磁石と導体間に形成される磁路をせん断
することにより導体側に発生するスリップ発熱を熱媒体
用流体に熱交換する方式であり、その要旨は、磁石と導
体を僅かなギャップを隔てて対向配置し、該磁石と導体
を相対的に回転させることにより導体に生じるスリップ
発熱で熱媒体用流体を加熱する方式であって、その第1
の実施態様は磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対向
配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることにより
導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する方
式であって、前記磁石の両側に導体を対向配置した構成
となしたことを特徴とし、第2の実施態様は駆動軸に軸
受装置および軸封装置を介して支承されたハウジングの
内部に前記駆動軸により回動可能に設けられた永久磁石
と、該永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対向配
置した左右一対の導体を有し、前記永久磁石の回動によ
り導体に生じるスリップ発熱により、前記ハウジングの
内部に導入された熱媒体用流体が加熱される構造とな
し、かつ前記永久磁石と左右一対の導体とを組合わせた
ものを1または複数組設けた構成となしたことを特徴と
し、第3の実施態様は駆動軸に軸受装置および軸封装置
を介して支承されたハウジングの内部に永久磁石が取付
けられ、該永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対
向する左右一対の導体が前記駆動軸に回動可能に設けら
れ、前記導体の回動により当該導体に生じるスリップ発
熱により、前記ハウジングの内部に導入された熱媒体用
流体が加熱される構造となし、かつ前記永久磁石と左右
一対の導体とを組合わせたものを1または複数組設けた
構成となしたことを特徴とし、第4の実施態様は駆動軸
に軸受装置を介して支承されたハウジングの内部に前記
駆動軸により回動可能に設けられた永久磁石と、該永久
磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対向配置されかつ
該ハウジング内部を複数室に仕切る導体を有し、前記永
久磁石の回動により導体に生じるスリップ発熱により、
前記ハウジングの各室内に別々に導入された熱媒体用流
体が加熱される構造となし、かつ永久磁石と導体とを組
合わせたものを1または複数組設けた構成となしたこと
を特徴とし、第5の実施態様は駆動軸に軸受装置および
軸封装置を介して支承されたハウジングの内部に該駆動
軸に軸封装置を介して支承されかつ該ハウジング内部を
2室に仕切る永久磁石が取付けられ、該永久磁石の両側
に僅かなギャップを隔てて対向する左右一対の導体が前
記駆動軸に回動可能に設けられ、前記導体の回動により
当該導体に生じるスリップ発熱により、前記ハウジング
の各室内に別々に導入された熱媒体用流体が加熱される
構造となし、かつ前記永久磁石と導体とを組合わせたも
のを1または複数組設けた構成となしたことを特徴と
し、第6の実施態様は駆動軸に軸受装置および軸封装置
を介して支承されたハウジングの内部に複数個の永久磁
石が間隔を置いて取付けられ、各永久磁石の両側に僅か
なギャップを隔てて対向する左右一対の導体が前記駆動
軸に回動可能に設けられ、前記各導体の回動により当該
導体に生じるスリップ発熱により、前記ハウジングの内
部に導入された熱媒体用流体が加熱される構造となした
ことを特徴とし、第7の実施態様は駆動軸に軸受装置お
よび軸封装置を介して支承されたハウジングの内部に該
駆動軸に軸封装置を介して支承されかつ該ハウジング内
部を複数室に仕切る複数個の永久磁石が取付けられ、各
永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対向する左右
一対の導体が前記駆動軸に回動可能に設けられ、前記各
導体の回動により当該導体に生じるスリップ発熱によ
り、前記ハウジングの各室内に別々に導入された熱媒体
用流体が加熱される構造となしたことを特徴とし、第8
の実施態様は駆動軸に軸受装置および軸封装置を介して
支承された内部が隔壁にて複数室に仕切られたハウジン
グの各室に前記駆動軸に軸封装置を介して支承されかつ
それぞれの室内をさらに複数室に仕切る永久磁石が取付
けられ、各永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対
向する左右一対の導体が前記駆動軸に回動可能に設けら
れ、前記各導体の回動により当該導体に生じるスリップ
発熱により、前記ハウジングの各室内に別々に導入され
た熱媒体用流体が加熱される構造となしたことを特徴と
し、また前記永久磁石に替えてサーマルフェライトを用
いたり、前記導体に磁性材、エディカレント材を磁石側
表面に設けた磁性材、エディカレント材あるいは磁性材
を磁石の反対側に設けたエディカレント材を用いたりす
るものである。なお、前記ギャップは特に限定するもの
ではないが、通常0.3〜1.0mmである。
【0007】すなわち、基本的には永久磁石、サーマル
フェライトなどの磁石と、磁気ヒステリシスの大きな材
料(以下「ヒステリシス材」と呼ぶ)やエディカレント
材などの導体(発熱体)の主に2つの部材で構成され、
この2つの部材が僅かなギャップを隔てて向かい合い、
磁石と導体を相対的に回転させて磁路をせん断すること
により導体側に発生するスリップ発熱を利用したもの
で、発熱体にエディカレント材またはヒステリシス材を
用いることによって数秒〜数十秒で200〜600℃の
温度に発熱させることができるという特徴を有する。
【0008】なお、上記した「スリップ発熱」とは前記
磁石により発生した磁界内で、該磁界を切る方向に導体
を動かす(回転させる)と、当該導体内に渦電流(エデ
ィカレント)が発生し、この渦電流の導体内における電
気抵抗により発熱することを主に意味する。
【0009】ハウジングの内部に導入された熱媒体用流
体は、永久磁石と導体が1組(シングル構造)の場合は
永久磁石と導体とのギャップ間を通流する際に導体に直
接または間接に接触して熱交換が行われ、永久磁石と導
体が複数組の多段式の場合は永久磁石と導体とのギャッ
プ間を通流する際に複数組の各導体に直接または間接に
接触して熱交換が行われるとともに、ハウジング内を通
流する際にも導体に直接または間接に接触して熱交換が
行われる。
【0010】また、本発明における回転駆動源として
は、エンジンによりプーリなどを介して駆動軸を駆動す
る方式、あるいはエンジンとは別設の専用のモーターや
風力、水力などを用いることができる。
【0011】さらに、本発明のマグネット式ヒーターの
ON/OFF制御手段としては、電磁クラッチ、サーマ
ルフェライト、電磁ブレーキ、電磁コイルなどを用いる
ことができる。なお、サーマルフェライトは、永久磁石
にソフトフェライトを貼り付けたものが一般的であり、
ある温度以上に発熱すると磁路がソフトフェライト中を
通るようになり、反対に発熱温度がある温度以下に下が
ると磁路がソフトフェライトの外側に形成されるという
特性を有する磁石であるため、永久磁石に替えてサーマ
ルフェライトを用いた場合は、自動的にON/OFF制
御が可能となるので、ON/OFF制御系は不要であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の請求項2に対応す
るマグネット式ヒーターの実施例を示す縦断側面図、図
2は同請求項3に対応するマグネット式ヒーターの実施
例を示す縦断側面図、図3は同請求項4に対応するマグ
ネット式ヒーターの実施例を示す縦断側面図、図4は同
請求項5に対応するマグネット式ヒーターの実施例を示
す縦断側面図、図5は同請求項6に対応するマグネット
式ヒーターの実施例を示す縦断側面図、図6は同請求項
7に対応するマグネット式ヒーターの実施例を示す縦断
側面図、図7は同請求項8に対応するマグネット式ヒー
ターの実施例を示す縦断側面図であり、1、11、2
1、31、41、51、61はハウジング、2、12、
22、32、42、52、62は駆動軸、3、13、2
3、33、43、53、63は永久磁石、4、14、2
4、34、44、54、64はリターダーリングプレー
トまたはリターダーディスク、5、15、25、35、
45、55、65はマグネチックリングプレートまたは
マグネチックディスク、6、16、26、36、46、
56、66は導体、7は軸受装置、8は軸封装置、P1
は入水ポート、P2は出水ポートである。
【0013】図1に示すマグネット式ヒーターは、永久
磁石側を回転させる単段式のものであって、その構造は
駆動軸2の外周に軸受装置7および軸封装置8を介して
支承されたハウジング1内に、該駆動軸2の外周に磁石
支持体3aを介して取付けられたドーナツ形の永久磁石
3と、この永久磁石3の両側に該磁石と僅かなギャップ
を隔てて対向するごとく当該ハウジング内壁に取付けら
れたドーナツ形のマグネチックリングプレート5とドー
ナツ形のリターダーリングプレート4とからなる導体6
が収納されている。前記ハウジング1は前部ハウジング
1aと後部ハウジング1bとから構成され、前部ハウジ
ング1a中央部に入水ポートP1と外周部に出水ポート
P2が設けられ、入水ポートP1と出水ポートP2は該
ハウジング内に連通されている。前記導体6としてのマ
グネチックリングプレート5はヒステリシス材、好まし
くはアルニコ、フェライト系ステンレス、鉄板、鋳鉄、
鋳鋼などの磁性材の磁石側表面に銅、アルミなどのエデ
ィカレント材製のリターダーリングプレート4を貼着し
て構成されたもの、あるいはエディカレント材や磁性材
単独でもよい。駆動軸2はプーリなどを介して車両のエ
ンジンや専用のモーターあるいは風水力などによりベル
トで回転されるようになっている。
【0014】上記構成のマグネット式ヒーターにおい
て、駆動軸2が例えばエンジンにより駆動されると、ハ
ウジング1内で該駆動軸に一体的に取付けられた永久磁
石3が回動することにより、ハウジング1内に収納され
ている導体6との間に形成されている磁路がせん断され
て導体6にスリップ発熱が生じる。この導体6の発熱
は、ハウジング1内の熱媒体用流体としての循環水に熱
交換され、加熱された循環水が暖房回路で車両の暖房な
どに供されることとなる。
【0015】つぎに、図2に示すマグネット式ヒーター
は、導体16側を回転させる単段式のものであって、そ
の構造は駆動軸12の外周に軸受装置7および軸封装置
8を介して支承されたハウジング11内に、駆動軸12
に外嵌されるように当該ハウジング11内壁に固定され
たドーナツ形の永久磁石13と、この永久磁石3の両側
に該磁石と僅かなギャップを隔てて対向するごとく駆動
軸12に固着された円板形のマグネチックリングプレー
ト15とドーナツ形のリターダーリングプレート14と
からなる導体16が収納されている。このヒーターの場
合もハウジング11は前部ハウジング11aと後部ハウ
ジング11bとから構成され、前部ハウジング11a側
に入水ポートP1と出水ポートP2が設けられ、入水ポ
ートP1と出水ポートP2は該ハウジング内に連通され
ている。
【0016】図2に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸12が例えばエンジンにより駆動されると、
ハウジング1内で該駆動軸に固着された円板形のマグネ
チックディスク15とドーナツ形のリターダーリングプ
レート14とからなる導体16が回動することにより、
ハウジング1内に収納されている永久磁石13との間に
形成されている磁路がせん断されて導体16にスリップ
発熱が生じる。この導体16の発熱は、前記と同様ハウ
ジング11内の熱媒体用流体としての循環水に熱交換さ
れる。
【0017】図3に示すマグネット式ヒーターは、永久
磁石側を回転させる単段式でかつハウジング内を3室に
仕切った構造のものであって、その構造は駆動軸22の
外周に軸受装置7を介して支承されたハウジング21内
に、該駆動軸22の外周に磁石支持体23aを介して取
付けられたドーナツ形の永久磁石23と、この永久磁石
23の両側に該磁石と僅かなギャップを隔てて対向する
ごとく当該ハウジング内壁に導体26、26−1とし
て、それぞれドーナツ形のマグネチックリングプレート
25を介して取付けられた円板形のリターダーリングプ
レート24と、ドーナツ形のマグネチックリングプレー
ト25を介して取付けられたドーナツ形のリターダーリ
ングプレート24−1が収納され、かつ前記円板形のリ
ターダーディスク24とドーナツ形のリターダーリング
プレート24−1にてハウジング21内が3室に仕切ら
れている。前記ハウジング1は前部ハウジング21aと
後部ハウジング21bとから構成され、永久磁石23が
収納されている中央の室を除く前部ハウジング21aと
後部ハウジング21bに入水ポートP1と出水ポートP
2が設けられている。
【0018】図3に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸21がエンジンなどにより駆動されると、駆
動軸22が例えばエンジンにより駆動されると、ハウジ
ング21内で該駆動軸に一体的に取付けられた永久磁石
23が回動することにより、該ハウジング21内に収納
されている導体26、26−1との間に形成されている
磁路がせん断されて各導体にスリップ発熱が生じる。こ
の導体26、26−1の発熱は、ハウジング21の2つ
の室内に別々に導入された熱媒体用流体に熱交換され
る。したがってこの型式のマグネット式ヒーターの場合
は、2種類の異なる熱媒体用流体を同時に加熱すること
ができる。
【0019】図4に示すマグネット式ヒーターは、導体
36側を回転させる単段式でかつハウジング内を2室に
仕切った構造のものであって、その構造は駆動軸32の
外周に軸受装置7および軸封装置8を介して支承された
ハウジング31内に、駆動軸32に軸封装置8および磁
石支持体33aを介して取付けられかつ該ハウジング内
部を2室に仕切るドーナツ形の永久磁石33と、この永
久磁石33の両側に該磁石と僅かなギャップを隔てて対
向するごとく駆動軸32に固着された円板形のマグネチ
ックディスク35とこれに取付けられたドーナツ形のリ
ターダーリングプレート34とからなる導体36が収納
されている。このヒーターの場合もハウジング31は前
部ハウジング31aと後部ハウジング31bとから構成
され、前部ハウジング31aと後部ハウジング31bに
入水ポートP1と出水ポートP2が設けられている。
【0020】図4に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸32が例えばエンジンにより駆動されると、
ハウジング31の各室内で該駆動軸に取付けられた導体
36が回動することにより、ハウジング31内に収納さ
れている永久磁石13との間に形成されている磁路がせ
ん断されて各導体36にスリップ発熱が生じる。この各
導体36の発熱は、ハウジング31の2つの室内に別々
に導入された熱媒体用流体に熱交換される。したがって
この型式のマグネット式ヒーターの場合も、前記図3に
示すものと同様、2種類の異なる熱媒体用流体を同時に
加熱することができる。
【0021】図5に示すマグネット式ヒーターは、永久
磁石を2個配置しかつそれぞれの永久磁石と対に設けた
導体46側を回転させる方式の2段式であって、その構
造は駆動軸42の外周に軸受装置7および軸封装置8を
介して支承されたハウジング41内に、駆動軸42に所
定の間隔を隔てて外嵌されるように当該ハウジング41
内壁に固定された2個のドーナツ形の永久磁石43と、
この各永久磁石43の両側に該磁石と僅かなギャップを
隔てて対向するごとく駆動軸42に固着されたマグネチ
ックディスク45とこれに取付けられたドーナツ形のリ
ターダーリングプレート44とからなる導体46が収納
されている。このヒーターの場合もハウジング41は前
部ハウジング41aと後部ハウジング41bとから構成
され、後部ハウジング41b側に入水ポートP1が、前
部ハウジング41a側に出水ポートP2がそれぞれ設け
られている。なお、左右の永久磁石43と導体46との
間は左右の磁気回路が干渉しないように図示のごとく空
間を設けている。
【0022】図5に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸42が例えばエンジンにより駆動されると、
ハウジング41内で該駆動軸に取付けられた各導体46
が回動することにより、ハウジング41内に収納されて
いる2個の永久磁石43との間に形成されている磁路が
せん断されて各導体46にスリップ発熱が生じる。この
導体46の発熱は、前記と同様ハウジング41内の熱媒
体用流体としての循環水に熱交換される。また、左右の
永久磁石43と導体46との間に空間を設けたことによ
り、この空間も熱媒体用流体が通流するので熱が良く伝
わる。
【0023】図6に示すマグネット式ヒーターは、2個
の永久磁石によりハウジング内を3室に仕切りかつそれ
ぞれの永久磁石と対に設けた導体56側を回転させる方
式であって、その構造は駆動軸52の外周に軸受装置7
および軸封装置8を介して支承されたハウジング51内
に、駆動軸52に軸封装置8および磁石支持体53aを
介して取付けられかつ該ハウジング内部を独立した3室
に仕切る2個のドーナツ形の永久磁石53と、この2個
の永久磁石53の両側に該磁石と僅かなギャップを隔て
て対向するごとく駆動軸52に固着された円板形のマグ
ネチックディスク55とこれに取付けられたドーナツ形
のリターダーリングプレート54とからなる導体56が
収納されている。このヒーターのハウジング51は前部
ハウジング51aと後部ハウジング51bおよび中間ハ
ウジング51cとから構成され、各ハウジングには入水
ポートP1と出水ポートP2が設けられている。すなわ
ちこのマグネット式ヒーターはハウジング51内が3つ
の室に仕切られ、かつ各室内の熱媒体用流体が同時に加
熱される構造となっている。なお、このマグネット式ヒ
ーターの場合も図5に示すものと同様、左右の永久磁石
53と導体56との間は左右の磁気回路が干渉しないよ
うに図示のごとく空間を設けている。
【0024】図6に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸52が例えばエンジンにより駆動されると、
ハウジング51の各室内で該駆動軸に取付けられた各導
体56が回動することにより、ハウジング51内に収納
されている2個の永久磁石53との間に形成されている
磁路がせん断されて各導体56にスリップ発熱が生じ、
該ハウジング51の3つの独立した室内に別々に導入さ
れた熱媒体用流体に熱交換される。したがってこの型式
のマグネット式ヒーターの場合は、3種類の異なる熱媒
体用流体を同時に加熱することができる。また、この場
合も左右の永久磁石53と導体56との間に空間を設け
たことにより、この空間も熱媒体用流体が通流するので
熱が良く伝わる。なお、前記図5、図6に示すマグネッ
ト式ヒーターにおいては左右の磁気回路が干渉しないよ
うに左右の永久磁石と導体との間に空間を設けたが、当
該部分に例えばセラミックなどの非磁性材料製リングプ
レートを介在させても同様の作用効果が得られる。
【0025】図7に示すマグネット式ヒーターは、ハウ
ジングを隔壁により2室に仕切るとともに、各室をさら
に永久磁石により2室に仕切って4室となし、各永久磁
石と対をなす導体66側を回転させる方式であって、そ
の構造は駆動軸62の外周に軸受装置7および軸封装置
8を介して支承されかつ中央部に設けた隔壁61aと軸
封装置8を介して2室に仕切ったハウジング61の各室
に、駆動軸62に軸封装置8および磁石支持体63aを
介して取付けられかつ該室を独立した2室に仕切るドー
ナツ形の永久磁石63と、この永久磁石63の両側に該
磁石と僅かなギャップを隔てて対向するごとく駆動軸6
2に固着された円板形のマグネチックディスク65とこ
れに取付けられたドーナツ形のリターダーリングプレー
ト64とからなる導体66が収納されている。このヒー
ターのハウジング61は前部ハウジング61aと後部ハ
ウジング61bおよび中間ハウジング61cとから構成
され、各ハウジングには合計4つの各室に連通する入水
ポートP1と出水ポートP2が設けられている。
【0026】図7に示すマグネット式ヒーターの場合
は、駆動軸62が例えばエンジンにより駆動されると、
ハウジング61の各室内で該駆動軸に取付けられた各導
体66が回動することにより、ハウジング61内に収納
されている2個の永久磁石63との間に形成されている
磁路がせん断されて各導体66にスリップ発熱が生じ、
該ハウジング61の4つの独立した室内に別々に導入さ
れた熱媒体用流体に熱交換される。したがってこの型式
のマグネット式ヒーターの場合は、4種類の異なる熱媒
体用流体を同時に加熱することができる。
【0027】なお、上記図1〜図7に示す構成のマグネ
ット式ヒーターにおけるON/OFF制御手段として
は、電磁クラッチなどを用いる方式や、永久磁石に替え
てサーマルフェライトなどを用いてON/OFF制御す
る方式を用いることができる。
【0028】図8は本発明者が試験的に行った希土類永
久磁石とエディカレント材との組合わせの発熱データを
例示したもので、このデータは永久磁石とエディカレン
ト材間のギャップを1.0mmに設定して対向配置し、
エディカレント材側を固定した状態で磁石側の回転数を
種々変えて測定した時間(sec)と温度の関係を示し
たものである。このデータより、磁石と導体を僅かなギ
ャップを隔てて対向配置し、該磁石と導体を相対的に回
転させることにより、数秒〜数十秒で導体に200〜8
00℃のスリップ発熱が生じることがわかる。したがっ
て、導体側にウォータージャケットを取付けた場合に
は、循環水との熱交換表面の温度を極短時間に200〜
800℃の高温に加熱することができることとなる。
【0029】なお、本発明における熱媒体用流体として
は水のほか、例えば熱媒体油、シリコンオイル、冷媒あ
るいは空気などのガス体も採用できることはいうまでも
ない。さらに液体の蒸発(ボイラーなど)にも適用でき
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係るマグ
ネット式ヒーターは、永久磁石や電磁石、サーマルフェ
ライトなどの磁石と、エディカレント材を磁石側表面に
設けた磁性材、ヒステリシス材またはエディカレント材
などからなる導体とを組合わせ、熱媒体用流体中で導体
側もしくは磁石側を回転させることにより当該導体に生
じるスリップ発熱を利用したものであるから、構造をよ
りシンプルにでき、小型化と低コスト化を実現でき、ま
た摩耗のない非接触式の機構でより高い信頼性と安全性
を確保することができるという効果に加え、一つの永久
磁石の両側に導体を配置し両側面で発熱させるのでより
高い熱回収効率が得られ、例えばエンジン冷間時、急速
に暖房が必要な場合、導体側をエンジンなどにより駆動
することによりエンジン冷却水を急速に暖めるとともに
エンジンの暖房機能を著しく向上させることができると
いう優れた効果が得られ、またハウジング内を複数の室
に仕切ることができることにより別々の熱媒体用流体を
同時に加熱することも可能であるなどの優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項2に対応するマグネット式ヒー
ターの実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同請求項3に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図3】同請求項4に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図4】同請求項5に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図5】同請求項6に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図6】同請求項7に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図7】同請求項8に対応するマグネット式ヒーターの
実施例を示す縦断側面図である。
【図8】本発明者が試験的に行った希土類永久磁石とエ
ディカレント材との組合わせの発熱データの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51、61 ハウジング 2、12、22、32、42、52、62 駆動軸 3、13、23、33、43、53、63 永久磁石 4、14、24、34、44、54、64 リターダー
リングプレートまたはリターダーディスク 5、15、25、35、45、55、65 マグネチッ
クリングプレートまたはマグネチックディスク 6、16、26、36、46、56、66 導体 7 軸受装置 8 軸封装置 P1 入水ポート P2 出水ポート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月21日(1999.4.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、前記磁石の両側に導体を対向配置した構
    成となしたことを特徴とするマグネット式ヒーター。
  2. 【請求項2】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承されたハウジングの内部に前記駆動軸により回動
    可能に設けられた永久磁石と、該永久磁石の両側に僅か
    なギャップを隔てて対向配置した左右一対の導体を有
    し、前記永久磁石の回動により導体に生じるスリップ発
    熱により、前記ハウジングの内部に導入された熱媒体用
    流体が加熱される構造となし、かつ前記永久磁石と左右
    一対の導体とを組合わせたものを1または複数組設けた
    構成となしたことを特徴とするマグネット式ヒーター。
  3. 【請求項3】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承されたハウジングの内部に永久磁石が取付けら
    れ、該永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて対向す
    る左右一対の導体が前記駆動軸に回動可能に設けられ、
    前記導体の回動により当該導体に生じるスリップ発熱に
    より、前記ハウジングの内部に導入された熱媒体用流体
    が加熱される構造となし、かつ前記永久磁石と左右一対
    の導体とを組合わせたものを1または複数組設けた構成
    となしたことを特徴とするマグネット式ヒーター。
  4. 【請求項4】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置を介して支承されたハ
    ウジングの内部に前記駆動軸により回動可能に設けられ
    た永久磁石と、該永久磁石の両側に僅かなギャップを隔
    てて対向配置されかつ該ハウジング内部を複数室に仕切
    る導体を有し、前記永久磁石の回動により導体に生じる
    スリップ発熱により、前記ハウジングの各室内に別々に
    導入された熱媒体用流体が加熱される構造となし、かつ
    永久磁石と導体とを組合わせたものを1または複数組設
    けた構成となしたことを特徴とするマグネット式ヒータ
    ー。
  5. 【請求項5】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承されたハウジングの内部に該駆動軸に軸封装置を
    介して支承されかつ該ハウジング内部を複数室に仕切る
    永久磁石が取付けられ、該永久磁石の両側に僅かなギャ
    ップを隔てて対向する左右一対の導体が前記駆動軸に回
    動可能に設けられ、前記導体の回動により当該導体に生
    じるスリップ発熱により、前記ハウジングの各室内に別
    々に導入された熱媒体用流体が加熱される構造となし、
    かつ前記永久磁石と導体とを組合わせたものを1または
    複数組設けた構成となしたことを特徴とするマグネット
    式ヒーター。
  6. 【請求項6】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承されたハウジングの内部に複数個の永久磁石が間
    隔を置いて取付けられ、各永久磁石の両側に僅かなギャ
    ップを隔てて対向する左右一対の導体が前記駆動軸に回
    動可能に設けられ、前記各導体の回動により当該導体に
    生じるスリップ発熱により、前記ハウジングの内部に導
    入された熱媒体用流体が加熱される構造となしたことを
    特徴とする多段式のマグネット式ヒーター。
  7. 【請求項7】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承されたハウジングの内部に該駆動軸に軸封装置を
    介して支承されかつ該ハウジング内部を複数室に仕切る
    複数個の永久磁石が取付けられ、各永久磁石の両側に僅
    かなギャップを隔てて対向する左右一対の導体が前記駆
    動軸に回動可能に設けられ、前記各導体の回動により当
    該導体に生じるスリップ発熱により、前記ハウジングの
    各室内に別々に導入された熱媒体用流体が加熱される構
    造となしたことを特徴とする多段式のマグネット式ヒー
    ター。
  8. 【請求項8】 磁石と導体を僅かなギャップを隔てて対
    向配置し、該磁石と導体を相対的に回転させることによ
    り導体に生じるスリップ発熱で熱媒体用流体を加熱する
    方式であって、駆動軸に軸受装置および軸封装置を介し
    て支承された内部が隔壁にて複数室に仕切られたハウジ
    ングの各室に前記駆動軸に軸封装置を介して支承されか
    つそれぞれの室内をさらに複数室に仕切る永久磁石が取
    付けられ、各永久磁石の両側に僅かなギャップを隔てて
    対向する左右一対の導体が前記駆動軸に回動可能に設け
    られ、前記各導体の回動により当該導体に生じるスリッ
    プ発熱により、前記ハウジングの各室内に別々に導入さ
    れた熱媒体用流体が加熱される構造となしたことを特徴
    とする多段式のマグネット式ヒーター。
  9. 【請求項9】 永久磁石に替えてサーマルフェライトを
    用いることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1
    項記載のマグネット式ヒーター。
  10. 【請求項10】 導体に磁性材、エディカレント材を磁
    石側表面に設けた磁性材、エディカレント材あるいは磁
    性材を磁石の反対側に設けたエディカレント材を用いる
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項記載
    のマグネット式ヒーター。
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