JP2000279487A5 - - Google Patents
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- 210000000088 Lip Anatomy 0.000 claims description 23
- 210000000214 Mouth Anatomy 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims description 4
- 210000000887 Face Anatomy 0.000 claims 1
- 210000001513 Elbow Anatomy 0.000 description 2
- 210000003128 Head Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005057 finger movement Effects 0.000 description 1
Description
【0013】
請求項1の構成によれば、乳幼児が把持部を手に持った状態では、その一端からくわえるための部分が、把持部と交差する方向に突出することになる。この場合、くわえるための部分は、前記把持部の仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分が前記仮想の中心線に対してなす角度がほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている。このため乳幼児が脇を開かないで肘から先を上に持ち上げるようにして、上記の様に把持部を持った状態においても、把持部の端部からほぼ直交する方向にくわえるための部分が延びることになり、これを口腔内に差し入れることがきわめて容易となる。
さらに、口腔内に差し入れられた、くわえるための部分の先端は薄く形成されていて、乳幼児はこれを口唇の間にはさむと、口角が閉じられる。このような動作を繰り返しおこなうことにより、口唇を閉じる運動を適切に訓練することができる。
また、上記目的は、請求項2の発明によれば、使用者がつかむためのリング状の把持部と、この把持部の一端に形成されており、使用者が口にくわえるのに適するように薄い縁部を備えた、くわえるための部分とを有しており、前記くわえるための部分は、前記把持部の中央を通る仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている、口唇トレーナーにより、達成される。
請求項1の構成によれば、乳幼児が把持部を手に持った状態では、その一端からくわえるための部分が、把持部と交差する方向に突出することになる。この場合、くわえるための部分は、前記把持部の仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分が前記仮想の中心線に対してなす角度がほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている。このため乳幼児が脇を開かないで肘から先を上に持ち上げるようにして、上記の様に把持部を持った状態においても、把持部の端部からほぼ直交する方向にくわえるための部分が延びることになり、これを口腔内に差し入れることがきわめて容易となる。
さらに、口腔内に差し入れられた、くわえるための部分の先端は薄く形成されていて、乳幼児はこれを口唇の間にはさむと、口角が閉じられる。このような動作を繰り返しおこなうことにより、口唇を閉じる運動を適切に訓練することができる。
また、上記目的は、請求項2の発明によれば、使用者がつかむためのリング状の把持部と、この把持部の一端に形成されており、使用者が口にくわえるのに適するように薄い縁部を備えた、くわえるための部分とを有しており、前記くわえるための部分は、前記把持部の中央を通る仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている、口唇トレーナーにより、達成される。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、使用者の口唇によりくわえられたときに容易に変形する程度に柔軟な材料で形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、使用者の口唇によりくわえられたときに容易に変形する程度に柔軟な材料で形成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項3の構成によれば、請求項1または2のいずれかの作用に加えて、乳幼児はくわえるための部分の先端を口唇の間にはさむと、この先端部は口唇の間で、この口唇の形状にあわせて容易に変形するので、より適切に口唇を閉じることができる。さらに、乳幼児が肘をまげて、くわえるための部分を口唇に近づけた場合に、その位置が多少口唇からすれても、くわえるための部分が変形することで、口唇により捕捉しやすい。
請求項3の構成によれば、請求項1または2のいずれかの作用に加えて、乳幼児はくわえるための部分の先端を口唇の間にはさむと、この先端部は口唇の間で、この口唇の形状にあわせて容易に変形するので、より適切に口唇を閉じることができる。さらに、乳幼児が肘をまげて、くわえるための部分を口唇に近づけた場合に、その位置が多少口唇からすれても、くわえるための部分が変形することで、口唇により捕捉しやすい。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、その周縁部が上方にむかうように反ったドーム状に形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、その周縁部が上方にむかうように反ったドーム状に形成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項4の構成によれば、請求項1ないし3のいずれかの作用に加えて、乳幼児が把持部をもった時に、その位置が多少低い場合にも、大きく頭部を前屈させないで、くわえるための部分の先端を口腔内に差し入れることができる。
請求項4の構成によれば、請求項1ないし3のいずれかの作用に加えて、乳幼児が把持部をもった時に、その位置が多少低い場合にも、大きく頭部を前屈させないで、くわえるための部分の先端を口腔内に差し入れることができる。
【0018】
請求項5の発明は、請求項1、3、4のいずれかの構成において、前記把持部が、前記仮想の中心軸に沿った棒状に形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1、3、4のいずれかの構成において、前記把持部が、前記仮想の中心軸に沿った棒状に形成されていることを特徴とする。
【0019】
請求項5の構成によれば、請求項1、3、4のいずれかの作用に加えて、手指の動きが十分ではない乳幼児にとって、きわめて扱いやすいものとなる。
請求項5の構成によれば、請求項1、3、4のいずれかの作用に加えて、手指の動きが十分ではない乳幼児にとって、きわめて扱いやすいものとなる。
【0020】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成において、前記くわえるための部分は、個別にくわえるための複数の延出部を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成において、前記くわえるための部分は、個別にくわえるための複数の延出部を備えていることを特徴とする。
【0021】
請求項7の発明は、請求項6の構成において、前記複数の延出部には、それぞれ大きさの異なる突起部が形成されていることを特徴とする。
請求項8発明は、請求項1ないし7の構成において、前記把持部の他端には、前記くわえるための部分とは異なる形状にされた別のくわえるための部分が設けられていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項3の構成において、前記くわえるための部分の硬度が、30度ないし70度の範囲とされていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6の構成において、前記複数の延出部が、放射状に4つの方向に向かって延出されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし10のいずれかの構成において、前記くわえるための部分に、複数または多数の凸条が形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の構成において、前記複数の延出部には、それぞれ大きさの異なる突起部が形成されていることを特徴とする。
請求項8発明は、請求項1ないし7の構成において、前記把持部の他端には、前記くわえるための部分とは異なる形状にされた別のくわえるための部分が設けられていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項3の構成において、前記くわえるための部分の硬度が、30度ないし70度の範囲とされていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6の構成において、前記複数の延出部が、放射状に4つの方向に向かって延出されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし10のいずれかの構成において、前記くわえるための部分に、複数または多数の凸条が形成されていることを特徴とする。
【0041】
すなわち、第1のくわえるための部分22は、全体として断面でみて下に凸となったドーム状であり、その外周部は、第1の実施形態の場合の延出部と同じで、全周にわたって、厚みを薄く形成している。
第1のくわえるための部分22の上面は、凹状の内面となっており、この部分の平面図である図8に示すように、複数もしくは多数の凸条22aが形成されている。
この場合、凸条22aは、同心円状に多数形成されており、第1のくわえるための部分22の周縁部を口腔内にいれた時に、第1の実施形態とはことなる感触を得ることできるようになっている。
すなわち、第1のくわえるための部分22は、全体として断面でみて下に凸となったドーム状であり、その外周部は、第1の実施形態の場合の延出部と同じで、全周にわたって、厚みを薄く形成している。
第1のくわえるための部分22の上面は、凹状の内面となっており、この部分の平面図である図8に示すように、複数もしくは多数の凸条22aが形成されている。
この場合、凸条22aは、同心円状に多数形成されており、第1のくわえるための部分22の周縁部を口腔内にいれた時に、第1の実施形態とはことなる感触を得ることできるようになっている。
Claims (11)
- 使用者がつかむための把持部と、
この把持部の一端に形成されており、使用者が口にくわえるのに適するように薄い縁部を備えた、くわえるための部分と
を有しており、
前記くわえるための部分は、
前記把持部の仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている
ことを特徴とする、口唇トレーナー。 - 使用者がつかむためのリング状の把持部と、
この把持部の一端に形成されており、使用者が口にくわえるのに適するように薄い縁部を備えた、くわえるための部分と
を有しており、
前記くわえるための部分は、
前記把持部の中央を通る仮想の中心線と交差する方向に延びており、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、このくわえるための部分の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ90度から150度の範囲となるように形成されている
ことを特徴とする、口唇トレーナー。 - 前記くわえるための部分は、使用者の口唇によりくわえられたときに容易に変形する程度に柔軟な材料で形成されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の口唇トレーナー。
- 前記くわえるための部分は、その周縁部が上方にむかうように反ったドーム状に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の口唇トレーナー。
- 前記把持部は、前記仮想の中心軸に沿った棒状に形成されていることを特徴とする、請求項1、3、4のいずれかに記載の口唇トレーナー。
- 前記くわえるための部分は、個別にくわえるための複数の延出部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の口唇トレーナー。
- 前記複数の延出部には、それぞれ大きさの異なる突起部が形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の口唇トレーナー。
- 前記把持部の他端には、前記くわえるための部分とは異なる形状にされた別のくわえるための部分が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の口唇トレーナー。
- 前記くわえるための部分の硬度が、30度ないし70度の範囲とされていることを特徴とする請求項3に記載の口唇トレーナー。
- 前記複数の延出部が、放射状に4つの方向に向かって延出されていることを特徴とする請求項6に記載の口唇トレーナー。
- 前記くわえるための部分に、複数または多数の凸条が形成されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の口唇トレーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09241399A JP3540958B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 口唇トレーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09241399A JP3540958B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 口唇トレーナー |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279487A JP2000279487A (ja) | 2000-10-10 |
JP3540958B2 JP3540958B2 (ja) | 2004-07-07 |
JP2000279487A5 true JP2000279487A5 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=14053740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09241399A Expired - Lifetime JP3540958B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 口唇トレーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3540958B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4491109B2 (ja) | 2000-03-31 | 2010-06-30 | ピジョン株式会社 | おしゃぶり |
TWI333418B (en) | 2003-04-21 | 2010-11-21 | Combi Corp | Tooth-hardening apparatus |
JP4979985B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-07-18 | コンビウェルネス株式会社 | 嚥下障害リハビリ訓練器 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09241399A patent/JP3540958B2/ja not_active Expired - Lifetime
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