JP2000279440A - 角膜手術装置 - Google Patents

角膜手術装置

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JP2000279440A
JP2000279440A JP11093809A JP9380999A JP2000279440A JP 2000279440 A JP2000279440 A JP 2000279440A JP 11093809 A JP11093809 A JP 11093809A JP 9380999 A JP9380999 A JP 9380999A JP 2000279440 A JP2000279440 A JP 2000279440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ特性,レーザ照射方法,角膜形状等に
よって生じる切除領域周辺部の切除深度不足を補い、切
除後に起こる角膜の遠視化を防止する。 【解決手段】 レーザ光源からのレーザ光を照射光学系
によって患者眼角膜に導光して照射することにより、角
膜をアブレーションする角膜手術装置において、レーザ
光によるアブレーション後の角膜形状を定めるために必
要な手術条件を入力し、角膜上に照射されるレーザ光の
拡散特性に起因するエネルギ強度の不均一性と角膜上の
照射位置の違いに起因するアブレーション量の不均一性
との少なくとも一方を補償するために、入力された手術
条件に基づいてアブレーション領域内のレーザ照射密度
を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を患者眼
角膜に照射して角膜を切除(アブレーション)すること
によって患者眼の屈折矯正や病変部除去を行う角膜手術
装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、希ガスハライド系エキシマレー
ザ(殊に波長193nmのArFレーザ)等のレーザ光
を用いて患者眼角膜の上皮や実質を切除することによ
り、角膜の屈折力を変化させて近視,遠視,乱視等の屈
折異常を矯正したり、表在性の角膜混濁や顆粒状ディス
トロフィーなどの病変部を除去するレーザ角膜手術装置
が知られている。
【0003】この種の装置におけるレーザ光の照射方法
としては、特開平4−242644号にあるように、レ
ーザ光源から出射されたときのビーム垂直断面が矩形形
状であり、且つエネルギ強度分布が断面長手方向(水平
方向)では略均一でそれに直交する方向(垂直方向)で
はガウシアン分布となっているレーザ光を、ガウシアン
分布方向に重ね合わせながら並べて照射していく走査
(スリットスキャン)方式が提案されている。さらに、
特開平6−114083号にあるように、切除面をより
均一にするために、前述した矩形形状のレーザ光の走査
方向を120°等の所定角度間隔で回転させる方式も提
案されている。
【0004】また、他のレーザ照射方法としては、1発
の大きなレーザ光で角膜の切除領域をカバーするように
照射する一括照射方式や、集光レンズによってレーザ光
を小スポットに収束し、X,Yの2軸のガルバノミラー
でレーザ光を振って高速で走査するフライングスポット
(スポットスキャン)方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
光のビーム垂直断面方向のエネルギ強度分布は、レーザ
光の持つ拡散特性(ダイバージェンス)等の理由によ
り、レーザ出射時には略均一であったものが角膜上では
不均一になってしまうなど、設計上とは大きく異なって
しまうことがある。特に、前述した走査方式の場合、断
面長手方向のエネルギ強度分布は、出射時には略均一で
あるが角膜上では不均一になることがある。従って、こ
のようなレーザ光を走査しながら照射すると、切除領域
の中心部と比べて周辺部の切除深度が不足してしまう。
また、レーザ光の走査方向を回転させる方式の場合で
も、周辺部全体の切除深度が中心部の切除深度に比べて
不足してしまう。
【0006】また、フライングスポット方式では、レー
ザ光は照射光学系の主光軸(基準光軸)に対して角度を
持つようにして角膜に照射されるので、その照射角度は
主光軸から離れるほど大きくなる。このため、やはり切
除領域の周辺部に比べて周辺部の切除深度が不足してし
まう。さらにまた、角膜形状によっても周辺部の切除深
度不足は起こり得、これは走査方式,一括照射方式,フ
ライングスポット方式の全てについて起こり得る。
【0007】このように切除領域の周辺部の切除深度が
不足すると、切除領域の角膜曲率が大きくなってしま
い、術後の屈折力が術前の屈折力に比べて遠視化した
り、予想する術後の屈折力に比べて実際の術後の屈折力
が遠視気味になってしまうことがある。特に、病変部除
去のために角膜を均一に切除する治療的角膜表層切除術
(PTK:phototherapeutic keratectomy)や近視性乱
視矯正では、その影響が大きい。
【0008】また、設計上と大きく異なったエネルギ強
度分布のレーザ光を同一方向に重ね合わせて走査する
と、レーザ照射位置が同一位置に重なることにより、切
除面が予定したよりも不均一になってしまうことがあ
る。また、このようなレーザ光の走査方向を90°,1
20°,240°等の走査の重ね合わせが多くなる角度
で回転させることによっても、切除面が予定したよりも
不均一になってしまうことがある。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑み、レーザ特
性,レーザ照射方法,角膜形状等によって生じる切除領
域周辺部の切除深度不足を補い、切除後に起こる角膜の
遠視化を防止できる角膜手術装置を提供することを技術
課題とする。
【0010】また、レーザ光のエネルギ強度分布が設計
上とは大きく異なった場合などでも切除面を均一にする
ことができる角膜手術装置を提供することを技術課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0012】(1) レーザ光によって角膜をアブレー
ションする角膜手術装置において、レーザ光源からのレ
ーザ光を患者眼角膜に導光して照射するレーザ照射光学
系を持つレーザ照射手段と、レーザ光によるアブレーシ
ョン後の角膜形状を定めるために必要な手術条件を入力
する入力手段と、角膜上に照射されるレーザ光の拡散特
性に起因するエネルギ強度の不均一性と角膜上の照射位
置の違いに起因するアブレーション量の不均一性との少
なくとも一方を補償するために、前記入力手段によって
入力された手術条件に基づきアブレーション領域内のレ
ーザ照射密度を変化させる照射密度可変手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0013】(2) (1)の角膜手術装置は、さら
に、レーザ光を一定の方向に走査する走査手段と、該走
査手段による走査方向を変更する走査方向変更手段と、
前記走査手段によって一定方向のアブレーションをした
後に走査方向を変更するように前記走査方向変更手段を
制御することによってアブレーションの重ね合わせを行
う重ね合わせ手段と、を有することを特徴とする。
【0014】(3) (2)の角膜手術装置において、
前記照射密度可変手段はレーザ光の走査速度がアブレー
ション領域の中心部に比べて周辺部で遅くなるように前
記走査手段を制御することを特徴とする。
【0015】(4) (2)の角膜手術装置において、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光は不均一なエネ
ルギ強度分布を持つレーザ光であり、前記走査手段は前
記レーザ光が持つ不均一なエネルギ強度分布の方向にレ
ーザ光を並進走査する手段であることを特徴とする。
【0016】(5) (2)の角膜手術装置において、
前記走査方向変更手段はレーザ照射光軸回りに走査方向
を回転させる回転手段であり、前記重ね合わせ手段は1
スキャン終了毎に所定角度ずつ走査方向が回転するよう
にレーザ照射を制御し、重ね合わせの走査方向を放射状
に分散させることを特徴とする。
【0017】(6) (2)の角膜手術装置において、
前記レーザ光源はレーザ光をパルス発振するレーザ光源
であり、前記重ね合わせ手段はアブレーションの重ね合
わせによって走査方向が略同一方向と略逆方向との少な
くとも一方になるときは、角膜上に照射するレーザ光の
照射位置をずらすようにレーザ照射を制御することを特
徴とする。
【0018】(7) (1)の角膜手術装置において、
前記レーザ光源はレーザ光をパルス発振するレーザ光源
であり、前記照射密度可変手段はレーザ光の照射間隔が
アブレーション領域の中心部に比べて周辺部で密になる
ようにレーザ出射を制御することを特徴とする。
【0019】(8) レーザ光によって角膜をアブレー
ションする角膜手術装置において、レーザ光源からのレ
ーザ光を患者眼角膜に導光して照射するレーザ照射光学
系を持つレーザ照射手段と、レーザ光を一定の方向に走
査する走査手段と、該走査手段による走査方向をレーザ
照射光軸回りに回転させる回転手段と、1スキャン終了
毎に所定角度ずつ走査方向が回転するようにレーザ照射
を制御し、走査方向を放射状に分散させて重ね合わせる
重ね合わせ手段と、を有することを特徴とする。
【0020】(9) (8)の角膜手術装置において、
前記重ね合わせ手段は1スキャン終了毎に所定角度ずつ
走査方向が回転するようにレーザ出射のタイミングを制
御することを特徴とする。
【0021】(10) (8)の角膜手術装置におい
て、前記所定角度とは該所定角度と360°との最大公
約数が1となる1°以外の角度であることを特徴とす
る。
【0022】(11) (8)または(10)の角膜手
術装置において、前記所定角度とは少ない走査方向変更
回数で角度の分散を大きくできる角度であることを特徴
とする。
【0023】(12) (8)の角膜手術装置におい
て、前記重ね合わせ手段は1スキャン終了毎に所定角度
ずつ走査方向が回転するように前記回転手段の回転を制
御することを特徴とする。
【0024】(13) レーザ光によって角膜をアブレ
ーションする角膜手術装置において、レーザ光源からの
パルスレーザ光を患者眼角膜に導光して照射するレーザ
照射光学系を持つレーザ照射手段と、レーザ光を一定の
方向に走査する走査手段と、走査方向が略同一と略逆方
向との少なくとも一方になるときは角膜上に照射するレ
ーザ光の照射位置をずらすように重ね合わせる重ね合わ
せ手段と、を有することを特徴とする。
【0025】(14) (13)の角膜手術装置におい
て、前記重ね合わせ手段は角膜上に照射するレーザ光の
照射位置をずらすように前記走査手段を制御することを
特徴とする角膜手術装置。
【0026】(15) (13)の角膜手術装置は、さ
らに、前記走査手段による走査方向をレーザ照射光軸回
りに回転させる回転手段を有することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施形態である角膜手術
装置の光学系及び制御系概略図である。
【0028】1はレーザ光を患者眼角膜へ導光して照射
するための照射光学系である。2は波長193nmのエ
キシマレーザ(ArFレーザ)光をパルス発振によって
出射するレーザ光源である。光源2から出射されるレー
ザ光のビーム垂直断面は矩形形状であり、そのエネルギ
強度分布は断面長手方向(X軸方向)では略均一な分布
F(W)であり、それに直交する方向(Y軸方向)では
ガウシアン分布F(H)となっている(図2参照)。
【0029】3,4は平面ミラーであり、光源2から水
平に出射されたレーザ光はミラー3によって上方に90
°偏向され、ミラー4によって再び水平に90°偏向さ
れる。また、ミラー4は移動装置21によって図1中の
矢印方向に平行移動され、レーザ光をガウシアン分布方
向へ走査する(詳しくは後述する)。
【0030】5は照射光学系1の主光軸L1を中心にミ
ラー4によるレーザ光の走査方向を回転させるイメージ
ローテータであり、イメージローテータ5は回転装置2
2によって一定速度で一定方向に回転される(詳しくは
後述する)。
【0031】なお、移動装置21や回転装置22として
は、モータ、後述する制御装置20によって制御されて
モータを駆動するドライバ、モータによってミラー4を
移動したりイメージローテータ5を回転させるためのカ
ム,ガイド,ホルダ等の機構などの周知のものを使用す
ることができる。
【0032】6はレーザ光による切除領域を限定するた
めのアパーチャであり、その開口径は可変装置23によ
って変化される(アパーチャ6は角膜Ecの直前に配置
してもよい)。
【0033】8は照射光学系1の主光軸L1と観察光学
系10及び眼球位置検出光学系15の光軸L2とを同軸
にするダイクロイックミラーであり、ダイクロイックミ
ラー8はエキシマレーザ光を反射し可視光及び近赤外光
を透過する。観察光学系10は対物レンズ11,ダイク
ロイックミラー12,双眼の顕微鏡部13,可視光源1
4によって構成されており、これによって術者が患者眼
Eを観察することができる。検出光学系15は近赤外光
源16,撮像レンズ17,ミラー18,近赤外光透過フ
ィルター19a,近赤外用CCDカメラ19bによって
構成されている。この検出光学系15は患者眼Eと主光
軸L1(光軸L2)との上下左右方向(X,Y軸方向)
のアライメントを容易にするために設けられており、こ
れによって患者眼Eに対する自動アライメントや自動ト
ラッキングを行うことができる。なお、この自動アライ
メント及び自動トラッキングについては、本発明と関係
が少ないのでその説明は省略する。詳しくは本出願人に
よる特開平9−149914号,特開平10−1923
33号等を参照されたい。また、観察光学系10には前
後方向(Z軸方向)のアライメントを行うための2本の
スリット指標を投影する指標投影光学系が配置されてい
るが(図示しない)、これも本発明とは関係が少ないの
でその説明は省略する。詳しくは本出願人による特開平
6−47001号を参照されたい。9は光軸L2上に配
置された固視灯である。
【0034】20は光源2,移動装置21,回転装置2
2,可変装置23等を制御するCPU等の制御装置であ
る。25は切除径(切除領域)や切除深度(切除量)な
どの手術条件を入力するための入力装置である。26は
レーザ照射のためのトリガ信号を発信するフットスイッ
チである。
【0035】次に、以上のような構成を有する装置にお
いて、その動作について説明する。なお、本実施形態で
は、治療的角膜表層切除術(PTK)を例として説明す
る。
【0036】まず、入力装置25によって手術条件を入
力する。本実施形態であるPTKの場合では、角膜Ec
に対する切除径(切除領域)や切除深度(切除量)など
を入力する。制御装置20は入力された切除径に基づい
て可変装置23を制御し、アパーチャ6の開口径を変化
させる。さらにまた、入力された切除深度に基づいてレ
ーザ光の走査数を決定する。なお、本実施形態の装置で
は、光源2から出射されるレーザパルスの繰返し周波数
を5〜50Hzの間で設定できる。
【0037】次に、術者は患者を図示なきベッドに仰向
けに寝かせ、患者に固視標9を固視させて患者眼Eを固
定する。そして、顕微鏡部13から患者眼Eを観察し、
上下左右方向のアライメントを行う。また、指標投影光
学系を使用して前後方向のアライメントを行う。この
際、前述した検出光学系15による自動アライメント及
び自動トラッキングを使用すると、患者眼Eと装置との
位置合わせを容易に行うことができる。この自動アライ
メント及び自動トラッキングの使用可否は、図示なきス
イッチによって選択することができる。
【0038】患者眼Eと装置との位置合わせが完了した
ら、フットスイッチ26によってトリガ信号を発信す
る。制御装置20は入力されたトリガ信号に基づき、光
源2を制御して設定された繰返し周波数でレーザパルス
を発振させる。また、制御装置20は移動装置21を制
御してミラー4を平行移動させ、設定された繰返し周波
数を踏まえた速度でレーザ光をガウシアン分布方向へ走
査する。また、制御装置20は回転装置22を制御し、
イメージローテータ5をレーザパルスと同期させて一定
速度(1パルスにつき180°)で回転させる。
【0039】ミラー4の移動によってレーザ光の1スキ
ャンが終了すると、制御装置20は光源2を制御してレ
ーザ光の出射を一瞬遅らせ、先の1スキャンにおけるレ
ーザ光の走査方向に対して次の1スキャンにおけるレー
ザ光の走査方向を所定角度分回転させる。そして、再び
移動装置21を介してミラー4を移動させレーザ光を走
査する。このようなレーザ光の走査と走査方向の回転と
を決定された走査数分繰り返して行うことにより、入力
された切除深度になるように角膜Ecを切除することが
できる。
【0040】ここで、レーザ光の走査と走査方向の回転
とについて詳しく説明する。レーザ光の断面長手方向の
エネルギ強度分布は、光源2から出射されたときには略
均一であるが(図2参照)、角膜Ec上ではレーザ光の
持つ拡散特性(ダイバージェンス)等の理由によって不
均一になる(図3参照)。従って、図4(a)に示すよ
うに、第1スキャン完了時の切除深度は中心部に比べて
周辺部が浅くなってしまい、角膜Ecも一方向(走査方
向に直交する方向)で遠視化してしまう(図5(a)参
照)。また、図4(b)〜(f)に示すように、レーザ
光の走査方向を所定角度(図5では120°)毎に回転
させて第2,第3,第4スキャンと重ねていっても、中
心部に比べて周辺部全体が浅くなってしまい、角膜Ec
も全方向で遠視化してしまう(図5(b)参照)。
【0041】そこで、本発明の装置では、1スキャンに
おけるミラー4の移動速度を変化させ、且つ走査方向を
所定角度毎に回転させることによって周辺部が浅くなる
ことを防いでいる。すなわち、設定された繰返し周波数
に基づいて一定間隔で出射されるレーザパルス(図6
(a)参照)に対し、1スキャンにおける走査開始後と
走査終了前のミラー4の移動速度を遅くし(図6(b)
参照)、そこでのレーザ光の照射数を多くする(照射間
隔を密にする)。第1スキャン完了時の切除深度は中心
部と周辺部とでは一定にはならないが(図7(a)参
照)、走査方向を所定角度(図7では133°)毎に回
転させて第2,第3,第4スキャンと重ねていくことに
より(図7(b)〜(d)参照)、中心部と周辺部の切
除深度を略一定にすることができる(図7(e)参
照)。なお、レーザ光がパルス発振でなく連続発振する
ものの場合でも、1スキャンにおけるミラー4の移動速
度を変化させ、1スキャンにおける走査開始後と走査終
了前のレーザ光の照射時間を長く(照射量を多く)すれ
ばよい。この場合は、1スキャン終了毎にイメージロー
テータ5を回転させ、回転の間はシャッタ等でレーザ光
を遮断する(レーザ光源自体を制御してもよい)。
【0042】なお、本実施形態の装置では、レーザ光の
走査方向は1スキャン毎に133°(イメージローテー
タ5の回転は1スキャン毎に66.5°)ずつ一定方向
に回転されている。これにより、走査数が多くなっても
同じ走査方向(走査軌跡)になることがないので、より
均一な切除が可能となる(図8参照)。もちろん、走査
方向の回転は133°毎でなくてもよく、入力装置25
の図示なきスイッチによって設定変更できるようにして
もよい。この走査方向の回転角度については、走査数が
多くなっても同じ走査方向(走査軌跡)になることがな
いような角度で、且つ少ない走査方向変更回数で角度の
分散を大きくできる角度にすることが好ましい。また、
単に、走査を多数回行った場合に重なり合う回数が少な
い角度であればよい。なお、走査方向を所定角度回転す
るためには、前述したようにレーザ出射のタイミングを
ずらす方法の他、イメージローテータ5の回転速度を変
化させるようにしてもよい。
【0043】さらに、図9に示すように、レーザ光の走
査方向がほぼ逆の場合において、切除領域内でのレーザ
照射位置がずれるようにすると、さらに均一な切除が可
能となる(図9はレーザ光の走査方向の回転が120°
毎で走査速度が一定の場合の1スキャン目でのレーザ照
射位置50と4スキャン目でのレーザ照射位置51とを
示している)。例えば、図9のようにレーザ照射位置を
ずらす場合には、図10に示すように1スキャン目と4
スキャン目のミラー4の移動を変えればよい。なお、レ
ーザ光の走査方向の回転が133°毎の場合は、1スキ
ャン目と5スキャン目とでレーザ照射位置がずれるよう
にする。また、同一方向に走査を重ね合わせる場合も照
射位置をずらすようにしてもよい。
【0044】決定された走査数でのレーザ照射が完了す
ると、フットスイッチ26を押し続けてもレーザ照射は
行われないので、術者は患者眼Eの切除状態を確認した
後、手術を終了する。
【0045】なお、本実施形態では、1スキャンにおけ
るミラー4の移動速度を変化させ、レーザ光の走査方向
を所定角度毎に回転させることによって周辺部が浅くな
ることを防いだが、1スキャンにおけるレーザパルス間
隔を変化させ、走査方向を所定角度毎に回転させること
によって周辺部が浅くなることを防ぐこともできる。こ
の場合は、一定速度で移動されるミラー4(図11
(b)参照)に対し、1スキャンにおける走査開始後と
走査終了前のレーザパルスの間隔を速く(短く)し(図
11(a)参照)、そこでのレーザ光の照射数を多くす
る(照射間隔を密にする)。これを前述したように走査
方向を回転させて第2,第3,第4スキャンと重ねてい
くことにより、中心部と周辺部との切除深度を略一定に
することができる。
【0046】また、1スキャンにおけるミラー4の移動
速度とレーザパルス間隔との両方を変化させ、周辺部が
浅くなることを防ぐこともできる。
【0047】なお、本実施形態では、治療的角膜表層切
除術(PTK)における装置の動作について説明した
が、レーザ照射によって角膜を切除して角膜曲率を変化
させる屈折矯正手術(PRK:photorefractive kerate
ctomy )についても本発明が適用できることはいうまで
もない。
【0048】また、本実施形態では、説明を容易にする
ために、切除領域の中心部から周辺部にいくに従ってレ
ーザ照射を密にしていったが、本発明はこれに限るもの
ではなく、同様のものはこれに含まれるものとする。例
えば、摘出豚眼を使用しての本発明者の実験によると、
切除領域の中心部に対して周辺部のレーザ照射は密であ
るが、最も周辺の部分はそこよりも少し中心に近い部分
に比べレーザ照射を粗くすると、切除領域全体を最も均
一に切除することができる。
【0049】また、本実施形態では、走査方式によるレ
ーザ照射について説明したが、フライングスポット方式
の場合でもレーザ照射を切除領域の中心部に比べて周辺
部で密にすればよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ特性,レーザ照射方法,角膜形状等によって生じ
る切除領域周辺部の切除深度不足を補い、切除後に起こ
る角膜の遠視化を防止することができる。また、レーザ
光のエネルギ強度分布が設計上とは大きく異なった場合
などでも切除面を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である角膜手術装置の光学系
及び制御系概略図である。
【図2】レーザ光の出射時のエネルギ強度分布を説明す
る図である。
【図3】レーザ光の角膜上でのエネルギ強度分布を説明
する図である。
【図4】従来の走査・回転方式について説明する図であ
る。
【図5】従来の走査方式及び走査・回転方式によって起
こり得る角膜の遠視化について説明する図である。
【図6】本発明における走査・回転方式について説明す
る図である。
【図7】本発明における走査・回転方式について説明す
る図である。
【図8】レーザ光の走査方向の回転について説明する図
である。
【図9】レーザ光の照射位置のずれについて説明する図
である。
【図10】レーザ光の照射位置をずらす方法について説
明する図である。
【図11】本発明における走査・回転方式の変容例につ
いて説明する図である。
【符号の説明】
1 照射光学系 2 レーザ光源 4 平面ミラー 5 イメージローテータ 6 アパーチャ 20 制御部 21 移動装置 22 回転装置 25 入力装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光によって角膜をアブレーション
    する角膜手術装置において、レーザ光源からのレーザ光
    を患者眼角膜に導光して照射するレーザ照射光学系を持
    つレーザ照射手段と、レーザ光によるアブレーション後
    の角膜形状を定めるために必要な手術条件を入力する入
    力手段と、角膜上に照射されるレーザ光の拡散特性に起
    因するエネルギ強度の不均一性と角膜上の照射位置の違
    いに起因するアブレーション量の不均一性との少なくと
    も一方を補償するために、前記入力手段によって入力さ
    れた手術条件に基づきアブレーション領域内のレーザ照
    射密度を変化させる照射密度可変手段と、を有すること
    を特徴とする角膜手術装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の角膜手術装置は、さらに、レ
    ーザ光を一定の方向に走査する走査手段と、該走査手段
    による走査方向を変更する走査方向変更手段と、前記走
    査手段によって一定方向のアブレーションをした後に走
    査方向を変更するように前記走査方向変更手段を制御す
    ることによってアブレーションの重ね合わせを行う重ね
    合わせ手段と、を有することを特徴とする角膜手術装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2の角膜手術装置において、前記
    照射密度可変手段はレーザ光の走査速度がアブレーショ
    ン領域の中心部に比べて周辺部で遅くなるように前記走
    査手段を制御することを特徴とする角膜手術装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の角膜手術装置において、前記
    レーザ光源から出射されるレーザ光は不均一なエネルギ
    強度分布を持つレーザ光であり、前記走査手段は前記レ
    ーザ光が持つ不均一なエネルギ強度分布の方向にレーザ
    光を並進走査する手段であることを特徴とする角膜手術
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2の角膜手術装置において、前記
    走査方向変更手段はレーザ照射光軸回りに走査方向を回
    転させる回転手段であり、前記重ね合わせ手段は1スキ
    ャン終了毎に所定角度ずつ走査方向が回転するようにレ
    ーザ照射を制御し、重ね合わせの走査方向を放射状に分
    散させることを特徴とする角膜手術装置。
  6. 【請求項6】 請求項2の角膜手術装置において、前記
    レーザ光源はレーザ光をパルス発振するレーザ光源であ
    り、前記重ね合わせ手段はアブレーションの重ね合わせ
    によって走査方向が略同一方向と略逆方向との少なくと
    も一方になるときは、角膜上に照射するレーザ光の照射
    位置をずらすようにレーザ照射を制御することを特徴と
    する角膜手術装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の角膜手術装置において、前記
    レーザ光源はレーザ光をパルス発振するレーザ光源であ
    り、前記照射密度可変手段はレーザ光の照射間隔がアブ
    レーション領域の中心部に比べて周辺部で密になるよう
    にレーザ出射を制御することを特徴とする角膜手術装
    置。
  8. 【請求項8】 レーザ光によって角膜をアブレーション
    する角膜手術装置において、レーザ光源からのレーザ光
    を患者眼角膜に導光して照射するレーザ照射光学系を持
    つレーザ照射手段と、レーザ光を一定の方向に走査する
    走査手段と、該走査手段による走査方向をレーザ照射光
    軸回りに回転させる回転手段と、1スキャン終了毎に所
    定角度ずつ走査方向が回転するようにレーザ照射を制御
    し、走査方向を放射状に分散させて重ね合わせる重ね合
    わせ手段と、を有することを特徴とする角膜手術装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の角膜手術装置において、前記
    重ね合わせ手段は1スキャン終了毎に所定角度ずつ走査
    方向が回転するようにレーザ出射のタイミングを制御す
    ることを特徴とする角膜手術装置。
  10. 【請求項10】 請求項8の角膜手術装置において、前
    記所定角度とは該所定角度と360°との最大公約数が
    1となる1°以外の角度であることを特徴とする角膜手
    術装置。
  11. 【請求項11】 請求項8または10の角膜手術装置に
    おいて、前記所定角度とは少ない走査方向変更回数で角
    度の分散を大きくできる角度であることを特徴とする角
    膜手術装置。
  12. 【請求項12】 請求項8の角膜手術装置において、前
    記重ね合わせ手段は1スキャン終了毎に所定角度ずつ走
    査方向が回転するように前記回転手段の回転を制御する
    ことを特徴とする角膜手術装置。
  13. 【請求項13】 レーザ光によって角膜をアブレーショ
    ンする角膜手術装置において、レーザ光源からのパルス
    レーザ光を患者眼角膜に導光して照射するレーザ照射光
    学系を持つレーザ照射手段と、レーザ光を一定の方向に
    走査する走査手段と、走査方向が略同一と略逆方向との
    少なくとも一方になるときは角膜上に照射するレーザ光
    の照射位置をずらすように重ね合わせる重ね合わせ手段
    と、を有することを特徴とする角膜手術装置。
  14. 【請求項14】 請求項13の角膜手術装置において、
    前記重ね合わせ手段は角膜上に照射するレーザ光の照射
    位置をずらすように前記走査手段を制御することを特徴
    とする角膜手術装置。
  15. 【請求項15】 請求項13の角膜手術装置は、さら
    に、前記走査手段による走査方向をレーザ照射光軸回り
    に回転させる回転手段を有することを特徴とする角膜手
    術装置。
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