JP2000278512A - 画像形成装置及びその方法 - Google Patents

画像形成装置及びその方法

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JP2000278512A
JP2000278512A JP11084402A JP8440299A JP2000278512A JP 2000278512 A JP2000278512 A JP 2000278512A JP 11084402 A JP11084402 A JP 11084402A JP 8440299 A JP8440299 A JP 8440299A JP 2000278512 A JP2000278512 A JP 2000278512A
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Tetsuya Onishi
哲也 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の全領域に対して視認されにくい色で特
定情報を重畳すると、画質劣化が避けられなかった。 【解決手段】 領域信号発生器401は、画像内のPD
L言語で記述された画像領域とラスタイメージ領域とを
区別する領域信号510を発生する。符号発生回路41
5は領域信号510に基づき、ラスタイメージ領域のみ
について、特定情報を示す符号データ信号418を発生
する。符号データ信号418は、合成回路416におい
て、コンパレータ410から出力されたパルス幅変調後
の画像データ(オン/オフ制御信号417)に合成され
た後、レーザ発振器413に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
その方法に関し、特に、特定情報を付加して画像を形成
する画像形成装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理技術の発達に伴い、カラ
ー複写機やカラープリンタ等のカラー画像を形成可能な
画像形成装置における性能の向上は著しく、例えば先鋭
度や忠実度等、形成画像の高画質化がめざましい。従っ
て、例えばカラー複写機によって原稿を複写することに
より形成された画像を、視認によって原稿と区別するこ
とは困難になりつつある。
【0003】しかしながらこのような画像形成装置の高
性能化に伴い、該画像形成装置を使用して紙幣や有価証
券等を偽造する犯罪が発生することが懸念される。
【0004】このような問題を解決すべく、原稿が有価
証券であることを検知したら複写処理を中止するように
制御する画像形成装置が提案されている。
【0005】また、複写によって形成される全ての画像
に対して、例えばイエロー等の目立たない色を用いて、
該画像形成装置の機体番号や画像形成日時等の特定情報
をモールス符号の様に暗号化して、画像に重畳する技術
も知られている。このようにして特定情報を付与した画
像形成を行なうことによって、例えば不正な印刷が行わ
れた場合でも、該印刷物を解析し、付与されている特定
情報を検出して機体番号等を識別することにより、使用
された画像形成装置を特定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置においては、全ての形成画像に対して無
条件に、上述した特定情報をその全領域に重畳するた
め、たとえ視認されにくい色を用いてたとしても、ある
程度の画質の劣化は避けられなかった。
【0007】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、画質劣化を最小限に抑えつつ、画像
に特定情報を付加する画像形成装置及びその方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成装置は以下の構成を
備える。
【0009】即ち、画像内の特定領域を抽出する抽出手
段と、前記特定領域の画像信号に対して符号を合成する
合成手段と、前記符号が合成された画像信号を含む前記
画像内の全領域の画像信号に基づいて画像を形成する画
像形成手段と、を有することを特徴とする。
【0010】例えば、前記特定領域はラスタイメージ領
域であり、それ以外はPDL言語により記述された画像
であることを特徴とする。
【0011】例えば、前記抽出手段は、前記画像の領域
情報を保持する保持手段を備え、前記領域情報に基づい
て前記特定領域を抽出することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】<第1実施形態>本実施形態においては、
本発明の適用例として、ネットワークカラースキャナ,
ネットワークカラープリンタ、及びそれらを制御するホ
ストコンピュータによって構成されるカラープリントシ
ステムを示すが、本発明はこれに限るものではなく、カ
ラー複写機など他の装置に対しても適用可能である。
【0014】図1は、本実施形態におけるカラープリン
トシステムの全体構成を示すブロック図である。同図に
おいて、101はネットワークカラースキャナ(以下、
単にスキャナと称する)、102はシステム全体を制御
するホストコンピュータ(以下、単にホストと称す
る)、103はネットワークカラープリンタ(以下、単
にプリンタと称する)であり、それぞれは高速なデータ
転送を可能とするネットワーク104によって接続され
ている。
【0015】スキャナ101はホスト102より発行さ
れるコマンドによって制御され、例えばスキャン領域の
指定、スキャン枚数や解像度の指定、スキャン画像の圧
縮の可否等が制御される。スキャナ101によってスキ
ャンされた画像データは、コマンドによって予め指定さ
れた形式で、高速ネットワーク104を介してホスト1
02に転送される。例えば、実際の画像形成処理に先だ
って画像を確認するためのプリスキャンを行なう場合に
は、ホスト102はスキャナ101に対して低解像度ス
キャン、圧縮処理等を実行するように指示する。
【0016】ホスト102にはデジタイザ等の編集装置
105が接続される。これにより、例えば図2に示す様
に、転送されてきたスキャン画像201に対して説明文
203を加えたり、図形(装飾)202を加える等のレ
イアウト編集処理を行なうことができる。この時、例え
ばスキャン画像のデータ量が多いために編集時間がかか
る場合、もしくはホスト102のメモリ容量が少ない場
合等においては、上述したプリスキャンの様な、よりデ
ータ量の少ないスキャン画像を用いて編集を行なうこと
もできる。
【0017】編集装置105により編集が施された画像
データは、ホスト102において、新たに付加された説
明文203や図形202等についてはPDL言語に変換
され、スキャン画像201についてはレイアウト情報と
ともにネットワーク104を介してプリンタ103に転
送される。ここで、編集処理がプリスキャン画像に基づ
いて行われた場合には、ホスト102はスキャナ101
に対してスキャン領域の指定等を含むコマンドを発行
し、スキャナ101においては該指定領域における高解
像スキャンが行われる。そして、新たにスキャンされた
高解像の画像データは、ホスト102を介さずに、直接
プリンタ103に転送される。
【0018】図3は、プリンタ103の構成を示すブロ
ック図である。同図において、301はネットワークコ
ントローラであり、高速ネットワーク104に接続さ
れ、スキャナ101やホスト102からのデータを受け
るためのプロトコルを制御している。302は画像コン
トローラであり、画像メモリ307に画像を展開し、プ
リンタエンジン308からの同期信号309に基づい
て、展開画像を転送する機能を有している。画像コント
ローラ302はその他に、全体の制御を司るCPU30
3、プログラムROM304、ワークRAM305、画
像展開機能を有するASIC306を備える。
【0019】ネットワークコントローラ301により受
け取った、説明文203,図形202等のPDL言語に
変換された画像データは、CPU303を介してワーク
RAM305に一時格納される。また、同じく転送され
てきた画像データ201は、添付されたレイアウト情報
に基づいて、画像メモリ307の所望の位置にラスタイ
メージとして直接展開される。ここで、画像データ20
1及び画像メモリ307は、RGBの各色成分よりなる
3プレーン構成となっている。尚、上述したレイアウト
情報は、装置番号を合成する際の領域判別にも用いられ
るが、その詳細については後述する。
【0020】画像データ201の画像メモリ307にお
ける所望の位置への展開が終了すると、CPU303は
ワークRAM305に格納してあるPDLデータを参照
してASIC306が利用できる中間言語に変換し、再
びワークRAM305に順次格納していく。PDLデー
タの中間言語への変換が終了すると、CPU303はA
SIC306に対して画像展開開始のコマンドを送る。
すると、ASIC306はワークRAM305に格納さ
れている中間言語を参照しながら、画像メモリ307へ
のカラー画像の展開を高速に行う。
【0021】CPU303は、ASIC306よりカラ
ー画像の展開終了を示す割り込み信号を受けると、プリ
ンタエンジン308に対して起動コマンドを送ることに
より起動をかける。
【0022】図4は、プリンタエンジン308の内部構
成を示す概略ブロック図である。プリンタエンジン30
8に起動がかけられると、感光ドラム400上における
レーザビームの走査を制御するポリゴンミラー402が
回転し、センサ403でビームの検知が行われる。ポリ
ゴンミラー402の回転が安定すると、ビーム検知回路
406から水平同期信号(以下HSYNCと称する)4
04が1ライン毎に発生される。また、図4では示して
いないが、記録用紙が給紙されるタイミングで垂直同期
信号(以下VSYNCと称する)が1ページ毎に発生
し、これらHSYNC,VSYNCが画像同期信号30
9として、ASIC306に送られる。尚、HSYNC
404はCPU303への割り込み信号となり、詳細は
後述するが、CPU303でこの割り込み回数をカウン
トすることにより形成ライン数をカウントすることがで
きる。
【0023】CPU303は、HSYNCの割り込みを
検知すると領域信号発生回路401に対する詳細設定を
開始する。領域信号発生回路401は、PDL言語で記
述された画像領域(以下、PDL領域と称する)と、ス
キャナ等によって読み込まれたラスタイメージ領域(以
下、ラスタ領域と称する)とを、上述したレイアウト情
報に基づいて区別し、その領域信号510を発生する。
本実施形態においては、この領域信号510に基づいて
PDL領域とラスタ領域とを区別し、ラスタ領域のみに
対して、例えばY色により特定情報を付加することを特
徴とする。
【0024】図5は、領域信号発生回路401の詳細構
成を示すブロック図である。領域信号発生回路401
は、タイミングRAM501,502を備えるダブルバ
ッファ構成となっている。レジスタ503は、タイミン
グRAM501,502を切り替えるコマンドレジスタ
であり、CPU303のデータバス、データライトコン
トロール信号WEn、チップセレクト信号CSRnによ
ってコマンドが設定される。
【0025】例えば、レジスタ503にコマンド「0」
が設定された場合、水平同期信号HSYNCに同期し
て、フリップフロップ504のQ出力は「0」、Qn出
力は「1」となり、セレクタ505はA端子側を、セレ
クタ506はB端子側を選択し、またセレクタ507は
A端子側を選択する。この時、HSYNCでリセットさ
れ、CLKによって順次カウントアップしていくアドレ
スカウンタ508のアドレス信号は、タイミングRAM
501のアドレスとして入力される。従ってタイミング
RAM501からはCLKに同期して順次タイミングデ
ータが読み出され、セレクタ507を介してJ−Kフリ
ップフロップ509に入力されることにより、領域信号
510が生成される。
【0026】このときタイミングRAM502は、CP
U303のアドレスバス及びデータバスと接続されてお
り、データライトコントロール信号WEn及びチップセ
レクト信号CSMnによって任意に設定可能である。
【0027】以上、コマンドレジスタ503にコマンド
「0」が設定された場合について説明した。一方、コマ
ンドレジスタ503に「1」が設定されると、領域信号
510の発生タイミング制御にタイミングRAM502
が使用され、逆にタイミングRAM501が任意に設定
可能となる。
【0028】図6は、タイミングRAM502のデータ
と領域信号510との関係を示す図である。また図7
は、図2に示した編集画像における領域信号510の具
体例を示す図である。尚、タイミングRAM501につ
いても同様である。
【0029】予めタイミングRAM502は、全ての領
域にデータ「0」を書き込むことによりクリアされてい
る。ここで、図7に示すラインAを形成する場合につい
て考える。ラインAは、ラスタイメージであるスキャン
画像201の描画の開始ラインである。この場合、タイ
ミングRAM502には、PDL領域とラスタ領域との
境界であるN画素目(アドレスN)に変化点としてデー
タ「1」をセットし、同様にU画素目(アドレスU)も
変化点であるためデータ「1」をセットする。そしてア
ドレスカウンタ508からのアドレス入力によって、タ
イミングRAM502のデータが順次読み出されてい
き、N画素目で変化点データ「1」が読み出される。該
変化点データはJ−Kフリップフロップ509にクロッ
クとして入力され、ラスタ領域であることを示す領域信
号510の出力が開始される。さらにU画素目で変化点
データ「1」が読み出されると、J−Kフリップフロッ
プ509はトグル動作により領域信号510の出力を終
了する。
【0030】本実施形態では、このようにタイミングR
AM502(501)において変化点データを設定する
のみで領域信号510を発生を制御することができるた
め、領域信号510の発生にかかるCPU303の負荷
が軽減される。
【0031】CPU303においては、上述したように
HSYNCの割り込みによってライン数をカウントして
いるため、現在形成されているラインに応じた制御を行
なうことが可能である。従って、プリントが開始されて
からラインAまでの区間においては、領域信号510の
生成タイミングとして例えば、クリアされているタイミ
ングRAM501を使用するように制御し、ラインA−
1まで形成された時点で、予め図6に示す様にセットさ
れているタイミングRAM502を使用するためにコマ
ンドレジスタ503にコマンド「1」をセットすること
により、次のHSYNCに同期してタイミングRAMが
切り替わる。そしてさらに、ラインBまで形成された時
点では、再度タイミングRAM501に切り替えること
で、任意の指定領域に応じて領域信号510を発生する
ことができる。
【0032】以上説明したように、プリンタエンジン3
08における領域信号発生回路401の設定が終了する
と、CPU303はASIC306に対してコマンドを
送出してビデオ出力モードとし、プリンタエンジン30
8からの垂直同期信号VSYNC待ち状態とする。AS
IC306はVSYNCが入力されると、画像メモリ3
07に展開されている画像を順次プリンタエンジン30
8側に転送する。
【0033】ASIC306において画像メモリ307
から順次読み出された画像データは、プリンタエンジン
308の色処理回路405に入力され、各種色処理が行
われる。例えば、画像データを人間の視覚特性に合わせ
るための対数変換、即ちRGB成分からなる画像データ
のマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各
色成分へ変換や、そしてプリンタ103の色再現特性に
応じたマスキング、UCR演算処理等、画像を忠実に再
現するための画像処理が行われる。従って、色処理回路
405に入力されたRGBデータは、MCYBkデータ
として出力される。尚、これら色処理に関する演算係数
は、CPU303によって設定可能であり、微妙な色味
をホスト102からのコマンドによって調整することが
できる。
【0034】尚、図4では示されないが、感光ドラム4
00上へのビーム照射による静電潜像の形成及び現像
は、M→C→Y→Bkの順に面順次で行われるため、各
色の現像に伴って、画像メモリ307から画像データが
計4回読み出されることになる。
【0035】色処理回路405から出力されたMCYB
kの画像データは、階調制御回路407に入力され、後
述する階調制御を行なった後、多値画像信号411とし
て出力される。408は三角波発生回路であり、発振器
409より出力された基本クロック信号CLKに基づい
て三角波信号412を発生する。410はコンパレータ
回路であり、階調制御回路407から出力された多値画
像信号411と、三角波発生回路408から出力された
三角波信号412とを比較することにより2値信号を発
生し、レーザ発振器413のオン/オフ制御信号417
として出力する。オン/オフ制御信号417は、合成回
路416において後述する符号発生回路から出力された
符号データ418を付加された後、レーザ発振器413
に供給される。
【0036】図8は、コンパレータ回路410において
オン/オフ制御信号417を発生するタイミングチャー
トである。階調制御回路407からの多値画像信号41
1と三角波信号412を比較し、三角波信号412の方
が大きい期間をレーザオン(点灯)として、オン/オフ
制御信号417を発生する。本実施形態においては、上
述したようにしてレーザの点灯時間を制御する、所謂パ
ルス幅変調(PWM)を行なうことにより、最終的に2
値信号によりレーザ駆動を行なうにも関わらず、高階調
性を実現することができる。
【0037】一方、領域信号発生回路401から出力さ
れた領域信号510は、符号発生回路415に入力され
る。符号発生回路415は、領域信号510をトリガと
して、プリンタ103の機体番号やプリント日時等の特
定情報を示す2値の符号データ信号418を発生する。
この特定情報は、CPU303によってプログラムRO
M304に予め格納されている。符号データ信号418
は、合成回路416において、コンパレータ410から
出力されたオン/オフ制御信号417に合成された後、
レーザ発振器413に送られる。
【0038】図9は、領域信号510に基づいて符号デ
ータが付加される様子を示す図である。符号発生回路4
15においては、領域信号510の立ち上がりエッジ9
01によって符号データの付加領域の開始を検知し、符
号データ信号418を発生する。さらに、領域信号51
0の立ち下がりエッジ902によって符号データの付加
領域の終了を検知し、符号データ信号418の出力を停
止する。従って、図9に示すように、領域信号510の
立ち上がり及び立ち下がりに応じて、画像内に特定情報
を示す符号データがドットとして付与される。
【0039】尚、本実施形態における符号データは、図
9に示す様に、実際の画像データとは関係なく、所定の
規則に従ってドットを並べたものである。例えば、本実
施例では該ドットの2点間の距離aによって、特定情報
を示すとする。尚、符号データは、M,C,Y,Bkの
うち、人間の目で最も視認されにくいY色成分の画像形
成時に付加されるように、CPU303で制御される。
【0040】尚、本実施形態で示した符号データの付加
制御は、画像の全領域に対して行ってもよく、また、所
定の間隔を持って繰り返し行なうようにしても良い。も
ちろん、特定領域に対してのみ行ってもよい。
【0041】また、本発明は、偽造防止の目的に限定さ
れるものではない。即ち、画像に付与する特定情報とし
てはプリンタの機体番号に限らず、例えば著作権番号
等、その他の任意の情報でも良いことは言うまでもな
い。
【0042】以上説明したように本実施形態によれば、
画像内において、PDL言語で記述された画像領域と、
スキャナなどから読み込まれたカラーラスタイメージ領
域を区別し、カラーラスタイメージの領域のみに対して
特定情報を付与することができる。従って、PDL画像
領域における画質劣化を回避しつつ、形成画像内に特定
情報を埋めこむことができるため、画像全体としての画
質劣化を最小限に抑制することができる。
【0043】従って、例えばスキャナ101で有価証券
を読取ってホスト102に取り込み、高精細なプリンタ
103で出力することによって偽造がなされた場合で
も、該偽造証券を解析分析することによりプリンタ10
3を特定することができる。
【0044】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本実施形態によれ
ば、画質劣化を最小限に抑えつつ、画像に特定情報を付
加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカラープリン
トシステムの全体構成を示すブロック図、
【図2】本実施形態における画像編集例を示す図、
【図3】プリンタの構成を示すブロック図、
【図4】プリンタエンジンの構成を示すブロック図、
【図5】領域信号発生回路の詳細構成を示すブロック
図、
【図6】タイミングRAMのデータと領域信号との関係
を示す図、
【図7】画像における領域信号の具体例を示す図、
【図8】コンパレータ回路におけるタイミングチャー
ト、
【図9】領域信号と符号データの関係を示す図、であ
る。
【符号の説明】
101 ネットワークカラースキャナ 102 ホストコンピュータ 103 ネットワークカラープリンタ 104 ネットワーク 308 プリンタエンジン 401 領域信号発生回路 415 符号発生回路 405 色処理回路 407 階調制御回路 408 三角波発生回路 409 発振器 410 コンパレータ 416 合成回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像内の特定領域を抽出する抽出手段
    と、 前記特定領域の画像信号に対して符号を合成する合成手
    段と、 前記符号が合成された画像信号を含む前記画像内の全領
    域の画像信号に基づいて画像を形成する画像形成手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記特定領域はラスタイメージ領域であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像内の特定領域以外は、PDL言
    語により記述された画像であることを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記抽出手段は、 前記画像の領域情報を保持する保持手段を備え、 前記領域情報に基づいて前記特定領域を抽出することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、領域の変化点を示す情
    報を保持することを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記保持手段に対して前記領域情
    報を設定する制御手段を備えることを特徴とする請求項
    4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記抽出手段は、前記特定領域を示す領
    域信号を出力することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記符号は、所定の情報を示すことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記符号は、画素間隔により所定情報を
    示すことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の情報は、自装置を特定する
    情報であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記合成手段は、イエロー成分の画像
    信号に対して前記符号を合成することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成手段は、画像信号に対し
    てパルス幅変調を施すことにより画像を形成することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像内の特定領域を抽出する抽出工程
    と、 前記特定領域の画像信号に対して符号を合成する合成工
    程と、 前記符号が合成された画像信号を含む前記画像内の全領
    域の画像信号に基づいて画像を形成する画像形成工程
    と、を有することを特徴とする画像形成方法。
  14. 【請求項14】 画像処理のプログラムコードが記録さ
    れた記録媒体であって、該プログラムコードは少なくと
    も、 画像内の特定領域を抽出する抽出工程のコードと、 前記特定領域の画像信号に対して符号を合成する合成工
    程のコードと、 前記符号が合成された画像信号を含む前記画像内の全領
    域の画像信号に基づいて画像を形成する画像形成工程の
    コードと、を有することを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007007957A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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