JP2000277386A - 電気二重層キャパシタセパレータおよびその製造方法 - Google Patents

電気二重層キャパシタセパレータおよびその製造方法

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JP2000277386A JP11078417A JP7841799A JP2000277386A JP 2000277386 A JP2000277386 A JP 2000277386A JP 11078417 A JP11078417 A JP 11078417A JP 7841799 A JP7841799 A JP 7841799A JP 2000277386 A JP2000277386 A JP 2000277386A
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layer capacitor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄くても取り扱いが容易となり、内部抵抗の低
減に有効な電気二重層キャパシタセパレータおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】電気二重層キャパシタセパレータは、電気
絶縁性をもつセラミックス粉末粒子が電解液に耐性のあ
るバインダで結合されており、且つ、電気二重層キャパ
シタの正極および/または負極の表面に一体的に接合さ
れており、厚み方向に連通する多孔性である。本明に係
る電気二重層キャパシタセパレータの製造方法は、電気
絶縁性をもつセラミックス粉末粒子と電解液に耐性のあ
るバインダとを含む混合物5を、電気二重層キャパシタ
の正極および/または負極の表面に塗布して固化させて
一体的に接合することによりセパレータ12を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気二重層キャパシ
タセパレータおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気二重層キャパシタが開発され
ている。電気二重層キャパシタは、活性炭などの比表面
積が大きな細孔保有部材に物理的に電荷を蓄積して充電
したり、その電荷を放出して放電を行うものである。電
気二重層キャパシタの概念図を図5(A)(B)に示
す。図5(A)は充電時を示し、図5(B)は放電時を
示す。図5(A)に示すように、電荷を蓄積する充電時
には、細孔100aをもつ正極100に陰イオンが引き
寄せられるとともに、細孔200aをもつ負極200に
陽イオンが引き寄せられる。蓄積した電荷を放出する放
電時には図5(B)に示すように正極100から陰イオ
ンが脱離するとともに、負極200から陽イオンが脱離
する。
【0003】電気二重層キャパシタは、大きな電気容量
をもつとともに、充放電の繰り返しに対する安定性が高
く、車両や電気機器に使用される給電源等の用途に広く
使用されつつある。ところで上記した電気二重層キャパ
シタにはセパレータ300が内蔵されている。セパレー
タ300は、電気二重層キャパシタ内において正極10
0と負極200とが互いに直接接触しないように、つま
り内部ショートしないように正極100と負極200と
を分離している。
【0004】電気二重層キャパシタにおける内部抵抗を
下げるためには、電解質のイオンが効率よく透過できる
経路となる空孔300aがセパレータ300の内部に形
成されている必要があり、従ってセパレータ300を多
孔質にする必要がある。このセパレータ300として一
般的には紙が使用されている。またポリエチレン等の多
孔質樹脂フィルム製のセパレータも使用されることがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】紙製のセパレータ30
0は厚みが薄くなると、電気二重層キャパシタの内部抵
抗が低下するものの、セパレータ300の強度も低下す
るため、取り扱いが不便となる。更に、紙製のセパレー
タ300は厚みが薄くなると、イオンが透過し易くなる
ものの、電気二重層キャパシタにおいて正極と負極とが
直接接触して内部ショートが発生するおそれもある。
【0006】そのため紙製のセパレータ300は厚みの
薄肉化には限界があり、従って電気二重層キャパシタの
内部抵抗の低下にも限界がある。また多孔質樹脂フィル
ムで形成したセパレータは、静電気などでまつわりつ
き、取り扱いにくい問題がある。本発明は上記した実情
に鑑みてなされたものであり、薄くても取り扱いが容易
となり、更に、薄くできるため電気二重層キャパシタの
内部抵抗の低減を図るのに有効な電気二重層キャパシタ
セパレータおよびその製造方法を提供することを課題と
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記した課題
を達成すべく電気二重層キャパシタについて鋭意開発を
進めている。そして本発明者は、電気絶縁性をもつセラ
ミックス粉末粒子と電解液に耐性のあるバインダとを含
む混合物を、電気二重層キャパシタの正極および/また
は負極の表面に塗布し固化することにより、正極および
/または負極に一体的に接合された厚み方向に連通する
多孔性をもつセパレータを形成すれば、セパレータの厚
みを薄くしても取り扱いが容易となり、しかもセパレー
タの厚みが薄いため、電気二重層キャパシタにおける内
部抵抗も低減でき、電気二重層キャパシタの出力の向上
に貢献できることを知見し、この知見に基づいて本発明
に係る電気二重層キャパシタセパレータおよびその製造
方法を完成した。
【0008】即ち本明に係る電気二重層キャパシタセパ
レータは、電気絶縁性をもつセラミックス粉末粒子が電
解液に耐性のあるバインダで結合されており、且つ、電
気二重層キャパシタの正極および/または負極の表面に
一体的に接合されており、厚み方向に連通する多孔性で
あることを特徴とするものである。本明に係る電気二重
層キャパシタセパレータの製造方法は、電気絶縁性をも
つセラミックス粉末粒子と電解液に耐性のあるバインダ
とを含む混合物を、電気二重層キャパシタの正極および
/または負極の表面に塗布して固化することにより、正
極および/または負極に一体的に接合された厚み方向に
連通する多孔性をもつセパレータを形成することを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、電気絶縁性を
もつセラミックス粉末粒子が電解液に耐性のあるバイン
ダで結合されてセパレータは形成されている。このセパ
レータは、電気二重層キャパシタの正極および/または
負極の表面に一体的に接合されている。そのためセパレ
ータの厚みを薄くしても、取り扱い性が確保される。
【0010】更にセパレータの厚みが薄くできるため、
電気二重層キャパシタにおける内部抵抗の低減に貢献す
ることができる。正極や負極の表面に微小凹凸が形成さ
れている場合には、アンカー効果により正極や負極に対
するセパレータの接合力の向上を期待できる。本発明に
おいては、セパレータは正極に一体的に接合されていて
も良いし、負極に一体的に接合されていても良いし、場
合によっては、正極および負極の双方に一体的に接合さ
れていても良い。
【0011】本発明においてはセパレータを構成するセ
ラミックス粉末粒子の材質としては、電気絶縁性をもつ
ものであれば特に限定されず、酸化物系、窒化物系、炭
化物系、ホウ化物系のいずれも採用することができる。
例えば、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ムライト、コ
ーディエライトなどを採用することができる。従って一
成分系でも良いし、複数の成分を複合させた複合酸化物
系でも適宜選択できる。
【0012】セパレータを構成するセラミックス粉末粒
子の粒径が大きいと、セパレータの内部に形成される空
孔のサイズが大きくなり、電解質のイオンが透過し易く
なるものの、正極と負極とが直接接触して内部ショート
するおそれが生じる。逆に、セラミックス粉末粒子の粒
径が小さいと、セパレータの内部に形成される空孔のサ
イズが小さくなり、内部ショートのおそれは低くくなる
ものの、電解質のイオンが透過しにくくなり、電気二重
層キャパシタの内部抵抗が増加する傾向となる。従っ
て、セラミックス粉末粒子の平均粒径としては、上記し
た要因を考慮して適宜選択することができるが、活物質
(例えば活性炭)を構成する粒子よりも相対的に小さい
ものが好ましい。その主たる理由は、セパレータを構成
しているセラミックス粉末粒子間に存在する空孔部分
を、活物質(例えば活性炭)を構成する粒子が透過する
ことを効果的に抑えるためである。従ってセラミックス
粉末粒子の平均粒径としては0.2〜6μm、好ましく
は0.4〜3μm、更に好ましくは0.7〜2μmにす
ることができる。但しこれに限定されるものではない。
【0013】セパレータを構成するセラミックス粉末粒
子の形状としては、真球度が高いものでも、低いもので
も良い。充填効率を高めるためには、セラミックス粉末
粒子の真球度が高いものが好ましい。場合によってはセ
ラミックス粉末粒子の形状としては、粉砕片状のもので
も良い。セパレータにおけるバインダはセラミックス粉
末粒子を結合するためのものであり、電解液に対して耐
性をもつ必要があり、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシエチル
セルロースなどの少なくとも1種を採用することができ
る。
【0014】セパレータの厚みとしてはセラミックス粉
末の材質、形状、平均粒径、電気二重層キャパシタの種
類、要請される内部抵抗の低減性などの要因に応じて適
宜選択することができる。一般的に、セパレータの厚み
が過剰に薄いと、電解質のイオンがセパレータの内部を
通り易くなり、電気二重層キャパシタにおける内部抵抗
の低減を期待できるが、その反面、電気二重層キャパシ
タを構成する正極と負極とが直接接触して内部ショート
が発生しやすくなる傾向がある。またセパレータの厚み
が過剰に厚いと、内部ショートのおそれを低減できるも
のの、内部抵抗が増加する傾向がある。
【0015】上記した事情を考慮してセパレータの厚み
の下限値としては例えば5μm、10μm、15μm、
20μm等を選択することができ、上限値としては例え
ば30μm、40μm等を選択することができる。但し
これに限定されるものではない。本発明に係る電気二重
層キャパシタにおいて、正極は、一般的には、細孔を備
えた活物質と、導電性を確保するための導電化材と、こ
れらを結合するバインダとを主要成分としている。負極
も同様に、細孔を備えた活物質と、導電性を確保するた
めの導電化材と、これらを結合するバインダとを主要成
分としている。
【0016】代表的な活物質としては、多数の細孔をも
ち比表面積が大きな活性炭がある。活性炭としては、粉
末状、粒状でも良いし、繊維状でも良く、従ってヤシガ
ラ活性炭、木質系活性炭、石炭系活性炭、樹脂を原料と
する活性炭等の公知の活性炭から適宜選択することがで
きる。活性炭の1グラム重あたりの比表面積としては、
電気二重層キャパシタの種類に応じて適宜選択できる
が、窒素吸着によるBET法(Brunauer-Emmett-Telle
r)によれば、例えば、1500〜2500m2/g、殊
に2000〜2500m2/gを採用できるが、これら
に限定されるものではない。正極または負極の活物質層
を構成する活物質材の粒子の平均粒径としては、3〜1
0μm、特に5〜8μmにすることができ、セパレータ
の基材であるセラミックス粉末粒子の平均粒径よりも相
対的に大きいことが好ましい。
【0017】前記した導電化材としてはカーボンブラッ
ク、金属粉末などを採用することができる。正極または
負極におけるバインダとしては電解液に対して耐性をも
つ必要があり、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、エチルセルロース、カルボキシエチルセルロ
ースなどの少なくとも1種を採用することができる。正
極または負極におけるバインダは、セパレータにおける
バインダと同種または同系のものを採用することができ
る。この場合にはセパレータの接合強度を確保するのに
有利となる。
【0018】本発明に係る電気二重層キャパシタセパレ
ータは、電気絶縁性をもつセラミックス粉末粒子が電解
液に耐性のあるバインダで結合されており、且つ、電気
二重層キャパシタの正極および/または負極の表面に一
体的に接合されており、厚み方向に連通する多孔性をも
つ。セパレータは一般的には層状をなしている。本発明
に係る製造方法は、電気絶縁性をもつセラミックス粉末
粒子と電解液に耐性のあるバインダとを含む混合物を、
電気二重層キャパシタの正極および/または負極の表面
に塗布して固化することにより、正極および/または負
極に一体的に接合された多孔性をもつセパレータを形成
する。塗布方法としては印刷を採用することができ、ド
クターブレード法、スクリーン印刷法などを採用するこ
とができる。
【0019】本発明に係る製造方法で用いるセラミック
ス粉末粒子やバインダとしては、前記した同様のものを
採用することができる。従ってセラミックス粉末粒子の
材質、粒径、形状としては、前記した同様のものを採用
することができる。本発明においては、バインダとセラ
ミックス粉末粒子との配合割合においては、電気二重層
キャパシタにおける内部抵抗の低減のため、バインダは
必要最小限とすることが好ましい。バインダとセラミッ
クス粉末粒子との配合割合としては、例えば、バインダ
が約1〜10重量%殊に2〜7重量%、セラミックス粉
末粒子が約99〜90重量%、殊に98〜93重量%で
ある割合を採用することができる。但しこの割合に限定
されるものではない。
【0020】本発明に係る電気二重層キャパシタにおい
て、電解液としては溶媒に電解質を溶かしたものを採用
できる。溶媒としては特に限定されず公知のものを採用
することができ、プロピレンカーボネート、エチレンカ
ーボネート、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタンな
どを採用することができる。電解質としては特に限定さ
れず公知のものを採用することができ、陽イオンと陰イ
オンとの塩をあげることができる。陽イオンと陰イオン
との大きさの関係としては、陽イオンの直径≒陰イオン
の直径、陽イオンの直径<陰イオンの直径、陽イオンの
直径>陰イオンの直径にすることができる。
【0021】電気二重層キャパシタで用いる電解質とし
ては、例えば、LiBF4、LiPF6、LiClO4
(C254NBF4、(CH34NBF4、CH3(C2
5 3NBF4等があげられる。これらの陽イオンの直
径および陰イオンの直径は極微小であり、セパレータを
構成するセラミックス粉末粒子間の空孔よりもかなり小
さいため、これらのイオンは、セパレータを構成するセ
ラミックス粉末粒子間の空孔を通ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を試験例に基づいて説
明する。 セラミックス粉末粒子としては、人工的に製造した球
状のシリカ粉末粒子Aを用いる。球状のシリカ粉末粒子
Aは、大きさがほぼ揃った空孔を確保しつつ、シリカ粉
末粒子Aの充填効率を高めるのに有利となる。シリカ粉
末粒子Aの平均粒径としては0.5μmとする。本明細
書において平均粒径とは、粒径分布において50%累積
確率径を意味する。
【0023】バインダとしては有機バインダとし、水溶
性のメチルセルロースとする。そして上記したシリカ粉
末粒子Aとバインダとを溶媒(水)と均一に混合したス
ラリー状の混合物を形成する。バインダとシリカ粉末粒
子Aとの配合割合としては、バインダは混合物をペース
ト状とするための必要最小限とし、バインダを約5重量
%とし、シリカ粉末粒子Aを約95重量%とする。
【0024】製造設備を図1に示す。図1に示すよう
に、製造設備1は、乾燥後の活物質層2を積層した箔状
をなす集電体3(アルミ箔)を連続して巻き出す巻き出
しローラ4と、集電体3上の活物質層2に上記したセパ
レータとなる混合物5を塗布して積層する塗布装置6
と、活物質層2上の余分の混合物5を先端7cで掻き取
って混合物5の厚みの均等化を図るブレード7と、混合
物5を乾燥する乾燥炉8(乾燥温度:100〜130
℃)と、巻き取りローラ9とを備えている。
【0025】集電体3上には予め活物質層2が積層され
ている。上記した製造設備1によれば、矢印X1方向に
移動する集電体3上の活物質層2の上に、混合物5が塗
布装置6により塗布される。塗布された混合物5はブレ
ード7の先端7cで均厚化される。この混合物5は乾燥
炉8により乾燥されてセパレータ12となる。これによ
り集電体3上の活物質層2の上にセパレータ12が印刷
で一体的に、積層されたシート材10が積層される。即
ち本実施例ではシート材10のセパレータ12は、所望
の厚みとなるように、ドクターブレード法により一体的
に集電体2の活物質層2の上に接合される。セパレータ
12には厚み方向に連通する空孔が形成されており、多
孔質とされている。
【0026】ブレード7の先端7cを昇降すれば、セパ
レータ12の厚みは調整可能である。活物質層2は前述
したように活性炭を主要成分としているため、セパレー
タ12を接合する前の状態における活物質層2の表面に
は微小な凹凸が形成されている。そのため、凹凸による
係合効果を期待でき、アンカー効果によるセパレータ1
2の接合強度の向上も期待できる。
【0027】上記したように製造したシート材10は、
ロール巻きの状態で電気二重層キャパシタのケースに収
容しても良いし、あるいは、所定長さに切断した状態で
多数枚積層して電気二重層キャパシタのケースに収容し
ても良い。シート材10は、電気二重層キャパシタにお
いて正極として使用しても良いし、負極として使用して
も良い。
【0028】図2に示すようにシート材10において
は、集電体3と活物質層2とセパレータ12とが一体的
に接合されている。集電体3の厚みT1は10〜20μ
m、活物質層2の厚みT2は30〜100μm、セパレ
ータ12の厚みT3は10〜40μmである。上記した
活物質層2は、比表面積が約2200m2/g程度の活
性炭(約80重量部)と、導電化材としてのカーボンブ
ラック(約10重量部)とバインダ(メチルセルロー
ス、約10重量部)と水を含むスラリーを用い、このス
ラリーを集電体3の表面の上に塗布し、乾燥することに
より作製されている。活物質層の主要原料である活性炭
の粒子Mの平均粒径は、セパレータ12を構成するセラ
ミックス粉末粒子であるシリカ粉末粒子Aの平均粒径よ
りも相対的に大きく設定されており、3〜10μmであ
る。そのためセパレータ12の厚みが薄い場合であって
も、図2に示す拡大図からも理解できるように、セパレ
ータ12の内部のセラミックス粉末粒子A間の空孔を活
性炭の粒子Mが透過することを効果的に抑えることがで
きる。即ち、活性炭の粒子Mがセパレータ12を透過す
ることを効果的に抑えることができる。
【0029】上記した同様な条件に基づいて、セパレ
ータ12の厚みを適宜変更して各種のシート材10を作
製する。そして厚みが異なるセパレータ12をもつシー
ト材10を、電解液と共に電気二重層キャパシタのテス
トピースにそれぞれ個別に組み込んだ。テストピースに
おける電解液は、プロピレンカーボネート(PC)から
なる溶媒に電解質を溶かしたものを用い、濃度は約1m
ol/リットルとする。電解質としては(C254
BF4を用いる。従って陽イオンは(C254+であ
り、陰イオンはBF4 -である。これらのイオンであれ
ば、イオン直径が小さく、電気二重層キャパシタの静電
容量を大きくするのに有利となる。
【0030】これらのイオンがセパレータ12の内部に
形成されている空孔を透過できるように、セパレータ1
2の空孔の平均径はイオン直径よりも相対的にかなり大
きく設定されている。なおセパレータ12の内部に形成
されているイオン経路となる空孔の平均直径は、電子顕
微鏡による測定によれば、0.1〜3μmであった。上
記したテストピースの内部抵抗を測定した。測定結果を
表1に示す。
【0031】更に平均粒径を1.5μmとしたシリカ粉
末粒子Bについても、同様な方法でシート材10を形成
し、これを電気二重層キャパシタのテストピースに組み
込み、テストピースの内部抵抗を測定した。この測定結
果も表1に示した。また紙製のセパレータを用いた従来
技術に係るテストピースの内部抵抗についても測定し、
これも表1に示した。
【0032】
【表1】 表1から理解できるように、紙製のセパレータを用いて
いる従来技術の場合と同様に、セパレータ12の厚みを
厚くすれば、テストピースにおける内部抵抗が次第に増
加する。
【0033】シリカ粉末粒子A(平均粒径:0.5μ
m)を用いて正極または負極と一体的に接合したセパレ
ータ12を採用している本実施例によれば、セパレータ
12の厚みが薄い場合であっても、セパレータ12の取
り扱い性が容易となる。更にセパレータ12の膜厚が1
0μmと、従来技術に係る紙製のセパレータに比較して
かなり薄い場合であっても、正極と負極とが直接接触し
て導通することを防止できる。つまり内部ショートを防
止でき、電気二重層キャパシタにおけるセパレータ12
として機能することができる。
【0034】シリカ粉末粒子B(平均粒径:1.5μ
m)を用いて正極または負極と一体的に接合したセパレ
ータ12を採用したときにおいても、セパレータ12の
膜厚は10μmと薄い場合であっても、正極と負極とが
直接接触して導通することを防止でき、つまり、内部シ
ョートを防止できる。このように本実施例においては、
正極と負極との内部ショートを防止しつつセパレータ1
2の厚みを薄くできるため、電気二重層キャパシタのテ
ストピースにおける内部抵抗は2[Ω・cm2 ]とかな
り小さくなった。即ち、紙製のセパレータを採用してい
る従来技術に係るテストピースの内部抵抗が8[Ω・c
2 ]であったのに対して、シリカ粉末粒子A(平均粒
径:0.5μm)またはシリカ粉末粒子B(平均粒径:
1.5μm)を用いたセパレータ12を採用している本
実施例によれば、厚みを10μm付近とすれば、テスト
ピースにおける内部抵抗は約1/4(=2/8)と大幅
に低減される。
【0035】なお前記した表1によれば、シリカ粉末粒
子の平均粒径をDaveとし、セパレータの厚みをTxとす
ると、シリカ粉末粒子Aの場合には、(Tx/Dave)は
(10μm/0.5μm)〜(60μm/0.5μm)
=20〜120とされている。またシリカ粉末粒子Bの
場合には、(Tx/Dave)は(10μm/1.5μm)
〜(60μm/1.5μm)=6.6〜40とされてい
る。
【0036】また球状のシリカ粉末粒子A,Bに代え
て、平均粒径が0.5μmの粉砕片状の片状のシリカ粉
末粒子Cを用いてセパレータ12を正極または負極と一
体的に接合して形成した場合についても、同様に試験を
行った。このシリカ粉末粒子Cは粉砕により得られたも
のである。この場合には、シリカ粉末粒子Cとバインダ
とを基材とする混合物を用い、この混合物を集電体3上
の活物質層2に同様に塗布して積層し、シート材10を
形成した。このシート材10においてセパレータ12の
厚みは10μmとした。このセパレータ12をもつシー
ト材10を用いて、電気二重層キャパシタのテストピー
スを作製し、これについても同様に、テストピースにお
ける内部抵抗を測定した。
【0037】測定結果を表2に示す。表2は、球状のシ
リカ粉末粒子Aに係る測定値も併せて示す。表2に示す
ように、粉砕片状のシリカ粉末粒子Cを用いた場合に
は、球状のシリカ粉末粒子Aを用いた場合に比較して、
テストピースの内部抵抗が大きくなりかちである。粉砕
片状のシリカ粉末粒子Cを用いた場合であっても、セパ
レータ12の厚みが薄いときには、テストピースにおけ
る内部抵抗が5Ω・cm2と比較的小さめに確保される
が、内部ショート率のおそれがあった。しかしながら粉
砕で形成したシリカ粉末粒子Cを用いた場合であって
も、セパレータ12の厚みを厚くすれば、例えばセパレ
ータ12の厚みを20μm以上とすれば、球状のシリカ
粉末粒子を用いた場合と同様に、内部ショートの不具合
を解消できる。
【0038】
【表2】 更に別の実施例においては、レーザ回折式粒度分布計
によりシリカ粉末粒子の粒径分布を測定した。図3は測
定したシリカ粉末粒子の粒径分布を示す。図3の横軸は
シリカ粉末粒子の粒径、縦軸は頻度を示す。図3の特性
線XAに示すように、平均粒径はdaveであったが、粒
径d0未満から粒径d3を越えた領域まで、分級処理前の
シリカ粉末粒子の粒径は分布している。
【0039】この実施例においては、上記した粒径分布
をもつシリカ粉末粒子を湿式の分級装置を用いて分級処
理し、d2を越える粒径をもつ過大なシリカ粉末粒子を
取り除くと共に、d1未満の粒径を過小なシリカ粉末粒
子を取り除く操作を行なう。これによりd1以上でd2
下の粒径を大きさをもつシリカ粉末粒子を選択する。こ
の分級処理したシリカ粉末粒子をバインダと共に混合し
て混合物を形成し、この混合物を集電体3上の活物質層
2に、図1に示すドクターブレード法により塗布し、乾
燥し、一体的に接合する。これにより集電体3、活物質
層2、セパレータ12が一体的に接合されたシート材1
0を形成する。
【0040】この例では、セパレータ12を構成するシ
リカ粉末粒子は、目標粒子径範囲となるように分級処理
されているため、過大粒径をもつ粒子、過小粒径をもつ
粒子が共に取り除かれている。故にセパレータ12の内
部に形成されている空孔の過大化、過小化を抑制するの
に有利である。従って活性炭がセパレータ12を透過す
ることを効果的に防止できるとともに、電解質のイオン
がセパレータ12を効率よく透過することを確保でき
る。
【0041】本例においては、d0<d1<dave<d2
3の関係となる。d0=0.1μm、d1=1.2μm、
ave=2μm、d2=10μm、d3=140μmである。
但しこれに限られるものではない。 (適用例)図4は適用例の概念図を示す。3eは正極用
の集電体、3fは負極用の集電体、14は正極、15は
負極、12は正極14と負極15とを分離するセパレー
タ、17は電解質を含む電解液、18はこれらを密閉状
態で収容するケースである。正極14及び負極15はそ
れぞれ多数枚積層されている。この電気二重層キャパシ
タにおいて、セパレータ12は正極14および/または
負極15に対して一体的に接合されている。なお本発明
に係る電気二重層キャパシタは、図4に示す構造、形態
に限られるものではないことは勿論である。
【0042】(その他)その他、本発明は上記し且つ図
面に示した実施例のみに限定されるものではなく、例え
ばセラミックス粉末の平均粒径としては0.5μm、
1.5μmに限定されるものではないことは勿論であ
り、必要に応じて適宜変更して実施できるものである。
【0043】(付記)上記した記載から次の技術的思想
も把握できる。 ・活物質層の主要原料は粉末状または粒状の活性炭であ
り、活性炭の平均粒径は、セパレータを構成するセラミ
ックス粉末粒子の平均粒径よりも相対的に大きく設定さ
れていることを特徴とする各請求項に記載の電気二重層
キャパシタセパレータ及びその製造方法。この場合に
は、活性炭がセパレータの内部を透過することを抑制す
ることができる。
【0044】・活物質層におけるバインダとセパレータ
におけるバインダとは同種または同系であることを特徴
とする各請求項に記載の電気二重層キャパシタセパレー
タ及びその製造方法。この場合にはセパレータの接合強
度の確保に貢献できる。 ・セパレータを構成するセラミックス粉末粒子間の空孔
の平均径は、電解質のイオンの直径よりも相対的に大き
くされていることを特徴とする各請求項に記載の電気二
重層キャパシタセパレータ及びその製造方法。この場合
には電解質のイオンの透過性を確保するのに貢献でき
る。
【0045】・セラミックス粉末粒子の平均粒径の下限
値としては0.2μm、0.4μm、0.6μmのいず
れかであり、上限値としては7μm、4μm、2μmの
いずれかである各請求項に記載の電気二重層キャパシタ
セパレータ及びその製造方法。この場合には電気二重層
キャパシタにおいて、内部抵抗の低減と内部ショートの
低減とを図るのに有利となる。
【0046】・セラミックス粉末粒子の目標粒径範囲
(例えば、粒径分布における平均粒径の前後の範囲)よ
りも過大な粒径をもつ粒子、過小な粒径をもつ粒子を取
り除く工程を行い、その後に請求項2に記載の方法を実
施することを特徴とする電気二重層キャパシタセパレー
タの製造方法。この場合には、セパレータの内部に形成
されている空孔部分が過剰な大きさとなったり、過小な
大きさとなったりすることを抑制することができる。
【0047】・セラミックス粉末粒子は、目標粒径範囲
(例えば、粒径分布における平均粒径の前後の範囲)よ
りも過大な粒径をもつ粒子、過小な粒径をもつ粒子を取
り除く工程が実行されていることを特徴とする請求項1
に記載の電気二重層キャパシタセパレータ。この場合に
は、セパレータの内部に形成されている空孔部分が過剰
な大きさとなったり、過小な大きさとなったりすること
を抑制することができる。
【0048】・セラミックス粉末粒子の平均粒径をD
aveとし、セパレータの厚みをTxとすると、(Tx/D
ave)の下限値は6〜20のうちの任意値に設定されて
おり、(Tx/Dave)の上限値は40〜120のうちの
任意値に設定されていることを特徴とする各請求項に記
載の電気二重層キャパシタセパレータ及びその製造方
法。この場合には、セパレータの厚みを薄くして電気二
重層キャパシタにおける内部抵抗の増大を抑制しつつ、
内部ショートを抑制するのに貢献できる。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る電気二重層キャパシタセパ
レータによれば、セパレータが正極および/または負極
と一体的に接合されているため、セパレータの厚みを薄
くしても、取り扱いが容易となる。しかもセパレータの
厚みを薄くできるため、電気二重層キャパシタにおける
内部抵抗の低減に貢献でき、電気二重層キャパシタの出
力向上に貢献てぎる。またセパレータの厚みを薄くでき
るため、電気二重層キャパシタの小型化にも貢献でき
る。
【0050】球状のセラミックス粉末粒子を用いた場合
には、粒子形状がほぼ揃っているため、粉砕片状のセラ
ミックス粉末粒子を用いる場合に比較して、セパレータ
の内部における過大な空孔を減らすのに有利となり、従
ってセパレータの膜密度を高めるのに有利となり、電気
二重層キャパシタにおける内部ショートを防止するのに
貢献できる。
【0051】本発明に係る電気二重層キャパシタセパレ
ータの製造方法によれば、上記した効果を奏する電気二
重層キャパシタを提供することができる。即ち、セパレ
ータの厚みを薄くしても、取り扱いが容易となり、しか
もセパレータの厚みを薄くできるため、電気二重層キャ
パシタにおける内部抵抗の低減に貢献でき、電気二重層
キャパシタの出力向上に貢献できる。またセパレータの
厚みを薄くできるため、電気二重層キャパシタの小型化
にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造過程を模式的に示す構成図である。
【図2】電気二重層キャパシタセパレータの断面図であ
る。
【図3】セラミックス粉末粒子の粒径分布と共に分級形
態を示すグラフである。
【図4】適用例に係る断面図である。
【図5】電気二重層キャパシタの概念図であり、(A)
は充電時を示し、(B)は放電時を示す。
【符号の説明】
図中、1は製造設備、2は活物質層、3は集電体、12
はセパレータを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性をもつセラミックス粉末粒子が
    電解液に耐性のあるバインダで結合されており、且つ、
    電気二重層キャパシタの正極および/または負極の表面
    に一体的に接合されており、 厚み方向に連通する多孔性であることを特徴とする電気
    二重層キャパシタセパレータ。
  2. 【請求項2】電気絶縁性をもつセラミックス粉末粒子と
    電解液に耐性のあるバインダとを含む混合物を、電気二
    重層キャパシタの正極および/または負極の表面に塗布
    し固化することにより、正極および/または負極に一体
    的に接合された厚み方向に連通する多孔性をもつセパレ
    ータを形成することを特徴とする電気二重層キャパシタ
    セパレータの製造方法。
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