JP2000277255A - El用駆動回路 - Google Patents

El用駆動回路

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JP2000277255A
JP2000277255A JP8504999A JP8504999A JP2000277255A JP 2000277255 A JP2000277255 A JP 2000277255A JP 8504999 A JP8504999 A JP 8504999A JP 8504999 A JP8504999 A JP 8504999A JP 2000277255 A JP2000277255 A JP 2000277255A
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JP
Japan
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panel
thermistor
temperature
drive circuit
driving circuit
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JP8504999A
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English (en)
Inventor
Akio Fujita
暁夫 藤田
Shigeru Watanabe
茂 渡辺
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明用ELパネルの寿命が高温になると短縮
する現象を防止するようなEL用駆動回路の回路構成を
提供すること。 【解決手段】 電子機器等の照明用ELパネルの駆動回
路の一部に正の抵抗値温度特性を有するサーミスタを用
いることによって、前記ELパネルの輝度あるいは印加
電圧が環境温度と共に上昇することを防止した。そして
好ましくは前記サーミスタを前記ELパネルに密着さ
せ、あるいは前記サーミスタの端子と前記ELパネルの
端子とを実質的に直接接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器等の照明等
に用いられるELパネルの駆動回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】EL照明装置は腕時計、携帯電話、オー
ディオ機器、車載計器等の電子機器の表示装置のバック
ライトとしてよく利用されている。EL照明装置はEL
パネルとインバータと呼ばれる駆動回路と電源より構成
される。ELパネルは透明電極、発光体層、誘電体層、
背面電極が積層され防湿部材で封止された構造を有す
る。またインバータは電源の直流電圧を交流に変換する
と共に所要の高電圧に昇圧する電子回路である。昇圧さ
れた交流電圧はELパネルの透明電極と背面電極とに印
加され、ELパネルを発光させる。
【0003】従来の駆動回路の1例を図4に示す。1は
ELパネル(内部構造は図示を省略した)で2つの駆動
入力端子を持つ。2の点線内はインバータとも呼ばれる
駆動回路、3は電源電池である。駆動回路2の内部は発
振用のトランジスタ21、抵抗22、23、コンデンサ
24、25、昇圧トランス26より成っており、電源3
の電池電圧が数十倍に昇圧され、昇圧出力がELパネル
1の2つの端子に印加される。
【0004】図5に従来のEL照明装置の特性を示す。
(a)はELパネルの発光輝度の温度特性であって、E
Lパネルへの印加電圧が約100V、400Hzの場合
である。常温(約25℃)での輝度に対して、パネルの
温度が80〜100℃程度になると数%かそれ以上に発
光輝度が上昇することを示している。80°C以上の環
境温度の上昇は自動車搭載の装置の場合には十分あり得
ることである。
【0005】図5(b)はELパネルの輝度が動作時間
とともに低下する様子を示したグラフであり、初期輝度
を100%とし、温度別に描かれている。ELパネルの
寿命を輝度が初期値の50%となる迄の時間であると定
義すると、図より高温になるに従い急激に寿命が短くな
ることが示される。T20、T50、T100はそれぞ
れ20°C、50°C、100°CにおけるELパネル
の寿命である。高温で短寿命となる理由については必ず
しも明らかではないが、高温においては回路的に印加電
圧が上昇し、またELパネルの発光体の電子移動(振
動)が活発化して輝度を高めることに伴って寿命を短縮
するもののようである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、従来のE
L応用技術においては、高温においてELパネルの寿命
が大幅に短くなってしまうことであり、高温環境に置か
れ易い車載機器等においては極めて好ましくない現象で
ある。本発明の目的は、駆動回路の改良によって、高温
下でも比較的低温の場合と遜色のない長い寿命を維持す
ることができるELパネルの駆動回路の構成を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のEL用駆動回路は以下の特徴を備える。 (1)電子機器等の照明用ELパネルの駆動回路の一部
に正の抵抗値温度特性を有するサーミスタを用いること
によって、前記ELパネルの輝度が環境温度と共に上昇
することを防止したこと。
【0008】また本発明のEL用駆動回路は、更に次の
特徴を備えることがある。 (2)電子機器等の照明用ELパネルの駆動回路の一部
に正の抵抗値温度特性を有するサーミスタを用いること
によって、前記ELパネルの印加電圧が環境温度と共に
上昇することを防止したこと。
【0009】(3)前記サーミスタを前記ELパネルに
接触させた構造を有すること。
【0010】(4)前記サーミスタの1端子を前記EL
パネルの1端子と実質的に直接接続したこと。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
であるEL用駆動回路の回路図である。図4に示した従
来例と基本的には同じ昇圧動作をする。共通な構成要素
には同じ記号を付し、かつ説明を省略する。この回路の
動作上の特徴は、高温になるとLEパネルに印加される
駆動電圧を低下させ、発光輝度を抑制していることであ
る。そのために回路中の要所にPTCサーミスタ(正の
抵抗値温度特性を有するサーミスタ)27a、27b、
27c、27dが従来の抵抗と置換されるかあるいは線
路に挿入されている。
【0012】置換あるいは挿入の場所は27a〜27d
の4箇所のうち任意の1箇所でよいが、複数箇所を用い
てもよい。各箇所は、回路のその部分の抵抗値が増せば
ELパネル1に対する印加電圧が減少するように作用す
る場所である。そのために各場所のいずれかに配置した
PTCサーミスタの抵抗値が高温時に上昇し、ELパネ
ル1に対する印加電圧が減少し、例えば図3のグラフに
示したように高温時のELパネルの発光輝度を下げ、そ
の結果としてELパネルの寿命を延長する。
【0013】図6は本発明で使用するPTCサーミスタ
(Positive Temperature Coefficient Thermistor) の特
性の一例を示すグラフである。図示のように、PTCサ
ーミスタは温度と共に抵抗値が増加する温度範囲を有
し、その範囲が使用温度範囲と全部または一部が重なる
ように作られた感温抵抗素子である。
【0014】図2はPCTサーミスタとELパネルとの
構造的な関係を示す、本発明の実施の形態の一例であ
る。PCTサーミスタとELパネルとは物理的に距離が
近く、熱的にも一体化されている方がELパネルとPC
Tサーミスタの抵抗値とが温度が変化する場合にもよく
対応し得るので望ましい。本実施の形態の構造において
は、PCTサーミスタ27dを金属製のリード板4に対
してハンダ材等で接続し、これを更にELパネル1上の
駆動用の端子パッド1aに対して接続し、重要部分(E
LパネルとPTCサーミスタ)相互の熱伝導性を良くし
ている。(a)はその状態の部分平面図、(b)は部分
側面図である。
【0015】また図2(c)、(d)はリード板の加工
とPCTサーミスタとの接続の方法を示す。(c)と
(d)ではリード板のくびれ部の形状が異なる例であ
る。リード板4はあらかじめくびれ部4aで連結された
形で打抜かれており、チップ型のPCTサーミスタ27
d(2点鎖線で示す)を載せて接続した後くびれ部4a
を切断除去することにより、PCTサーミスタに対する
リード板接続を容易にしている。(d)ではくびれ部の
一部がPCTサーミスタの輪郭の外にあるので切断除去
が容易である。PCTサーミスタは図1の27d位置に
あるものを使用するとして説明したが、図1の27c位
置にあるものを用いてもよい。
【0016】なお本発明における実施の形態の、可能な
変形例について述べておく。駆動回路の構成は図1に示
す通りのものには限られず、如何なる構成のものでもよ
い。またPTCサーミスタも種々の特性のものを選択可
能であり、PTCサーミスタを使用する場所も、ELパ
ネルに印加される駆動電圧が抵抗値とともに減少する場
所の内から、PTCサーミスタの特性あるいは場所によ
る温度差などを勘案して最適な場所を採用できる。また
他の抵抗体をPTCサーミスタと直列あるいは並列に接
続して同時に用いて特性を調整してもよい。また等温化
するための構造も図2の例に限定されない。例えば図1
の27aや27b位置にあるPTCサーミスタを、その
リード線を延長してELパネルの近傍に配置してもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明においてはEL用駆動回路の一部
にPCTサーミスタを用いてELパネルに対する高温時
の印加電圧を低下させるようにしたので、高温における
ELパネルの輝度を抑え寿命を比較的に延長させる効果
を有する。
【0018】またPCTサーミスタとELパネルとの間
の熱伝導性を良くする構造を採用した場合は、温度のム
ラのある条件で使用しても温度と発光輝度との関係が不
適当となることがなく、設計値通りの条件とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるEL用駆動回
路の回路図である。
【図2】本発明の実施の形態において用いられる具体的
構造の一例を示し、(a)はELパネルの端子部の部分
平面図、(b)はその部分側面図、(c)は端子板の一
例の平面図、(d)は端子板の他の例の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における、温度−輝
度特性を示すグラフである。
【図4】EL用駆動回路の従来例の回路図である。
【図5】(a)は従来例における温度−輝度特性を示す
グラフ、(b)はEL装置における輝度の時間的変化を
示すグラフである。
【図6】本発明に用いられる、正の抵抗値温度特性を有
するサーミスタの抵抗値の温度特性の一例のグラフであ
る。
【符号の説明】
1 ELパネル 1a EL端子パッド 2 駆動回路 21 トランジスタ 22、23 抵抗 24、25 コンデンサ 26 昇圧トランス 27a、27b、27c、27d PTCサーミスタ 3 電源 4 リード板 4a くびれ部
フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB02 AB14 CA01 CB01 DA05 EA02 GA03 GA04 3K073 AA44 AA51 AA72 BA31 CF01 CF22 CG16 CG46 CJ19 CJ24 CL10 CM01 CM08 5C080 AA06 BB09 DD18 DD20 DD29 EE28 FF03 JJ03 JJ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器等の照明用ELパネルの駆動回
    路の一部に正の抵抗値温度特性を有するサーミスタを用
    いることによって、前記ELパネルの輝度が環境温度と
    共に上昇することを防止したことを特徴とするEL用駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 電子機器等の照明用ELパネルの駆動回
    路の一部に正の抵抗値温度特性を有するサーミスタを用
    いることによって、前記ELパネルの印加電圧が環境温
    度と共に上昇することを防止したことを特徴とするEL
    用駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記サーミスタを前記ELパネルに接触
    させた構造を有することを特徴とする請求項1あるいは
    2のEL用駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記サーミスタの1端子を前記ELパネ
    ルの1端子と実質的に直接接続したことを特徴とする請
    求項1あるいは2のEL用駆動回路。
JP8504999A 1999-03-29 1999-03-29 El用駆動回路 Pending JP2000277255A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269284A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Tohoku Pioneer Corp 自発光表示パネル及びその製造方法
JP2017010693A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置及びソケット
JP2017010694A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置
JP2017010695A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 アイリスオーヤマ株式会社 照明器具

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