JP2000276536A - 施設予約システム、予約管理サーバ、利用者端末及び記録媒体 - Google Patents

施設予約システム、予約管理サーバ、利用者端末及び記録媒体

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JP2000276536A
JP2000276536A JP11077090A JP7709099A JP2000276536A JP 2000276536 A JP2000276536 A JP 2000276536A JP 11077090 A JP11077090 A JP 11077090A JP 7709099 A JP7709099 A JP 7709099A JP 2000276536 A JP2000276536 A JP 2000276536A
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Japan
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JP11077090A
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English (en)
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Yasushi Shimizu
靖 清水
Kenichiro Noda
謙一郎 野田
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NTT Data Group Corp
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの利用者に当選の機会を与えるとともに
使い勝手を向上させる諸機能を備える施設予約システム
等を提供する。 【解決手段】 予約管理サーバは、各施設について予約
を入れる際、各申込をした利用者に対して、過去の当選
実績等に基づいて順位付けし、各利用者から受け付けた
申込情報について、高順位の利用者の申込情報から順次
予約の対象として選定して予約処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が端末から
各施設の予約を入れることができる施設予約システム、
予約管理サーバ、利用者端末等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の施設等を利用するための予
約の申込を端末から入力し、入力された申込がサーバに
送信され、サーバが、各端末から受信した申込に従って
各施設について予約を入れる予約システムが実現されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、申込が多数あった場合には抽選を行って
いたが、抽選は無作為にされることが一般的であり、例
えば、ある人の申込が複数回当選する一方で、他の人の
申込が全て落選する状況も発生しうる。このため、各人
が当選する機会を同等にして、より広く、多くの人に施
設を利用してもらいたいという要望もある。
【0004】また、上記のようなシステムでは、一般的
に、予約を入れたとき等に、その予約に予約番号が付与
されて利用者に通知される。この予約番号は、以後、各
予約を特定するためのキーとなるため、利用者は、予約
を入れる度に、システムから通知される予約番号を書き
留めておかなければならず、煩雑であった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、広く多くの利用者に当選の機会を与える施設予
約システム等に関する。また、本発明は、予約番号を用
いずに予約が確認できる等の使い勝手を向上させる諸機
能を備える施設予約システム等に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る施設予約システムは、利
用者が施設を予約するための利用者端末と、複数の前記
利用者端末に通信により接続される予約管理サーバと、
を備える施設予約システムであって、前記予約管理サー
バは、各前記利用者端末から受信した、予約対象の施設
と、利用者と、利用日時と、についての情報を含む申込
情報を蓄積記憶する申込情報記憶手段と、各申込をした
利用者に対して、過去の当選実績に基づいて順位付け
し、前記申込情報記憶手段に蓄積記憶されている申込情
報について、高順位の利用者の申込情報から順次予約の
対象として選定して予約処理を行う予約手段と、を備え
る。
【0007】このような構成によれば、例えば各利用者
の過去の当選回数を記憶管理しておき、申込をした各利
用者について、当選回数の少ない人から順にその申込の
予約を入れるようにする。これにより、抽選に各利用者
の過去の当選実績が加味されるため、当選経験の少ない
人を優先して当選させることができ、広く多くの人に施
設を利用させることができる。
【0008】前記予約管理サーバは、各施設についての
予約内容を示す予約情報を記憶する手段を備えてもよ
く、各前記利用者端末は、利用者の識別符号を入力する
手段と、前記予約情報に関する処理の要求を前記入力さ
れた利用者の識別符号とともに送信する手段を備えても
よく、前記予約管理サーバは、各前記利用者端末からの
処理の要求に応じて、該要求とともに受信した利用者の
識別符号により、処理対象の予約情報を特定する手段を
さらに備えてもよい。これにより、予約を特定するため
の予約番号等を用いずに、利用者の識別符号(ユーザI
D)により各予約を特定できるため、利用者が予約番号
を書き留める等の労力を削減できる。
【0009】前記利用者端末は、前記予約管理サーバが
記憶管理する情報のなかで更新頻度の低い所定情報を前
記予約管理サーバから取得して記憶し、前記所定情報へ
アクセスする処理が発生した際には、該利用者端末が記
憶する該所定情報にアクセスするとともに、該利用者端
末が有する前記所定情報が、前記予約管理サーバが記憶
管理する前記所定情報と同一内容であるか否かをチェッ
クし、異なる場合には該利用者端末が有する該所定情報
を更新して、前記予約管理サーバが記憶管理する前記所
定情報と同一の内容を保持してもよい。これにより、利
用者端末の予約管理サーバへのアクセス回数を減らし、
レスポンスの向上を図ることができる。
【0010】前記予約管理サーバは、各施設についての
予約倍率を示す倍率情報を記憶する手段を備えてもよ
く、前記利用者端末は、利用者による施設の予約の申込
の指示を受けて、前記予約管理サーバから前記倍率情報
を取得して表示し、前記倍率情報の表示後に予約内容を
入力させる倍率表示手段を備えてもよい。これにより、
利用者は、時間帯別の予約の混み具合を参考にして予約
を入れることができるため、申込の分散化を図ることが
できる。また、前記利用者端末における前記倍率表示手
段は、前記倍率情報の表示に際して、倍率の数値に応じ
て表示色を変えてもよい。これにより、利用者は各倍率
の表示色によって、一目で混雑の度合いを知ることがで
きる。
【0011】前記利用者端末は、各処理で表示される画
面に対して該画面が属する処理を示す処理符号を付与す
る手段と、表示中の画面に付与されている処理符号を参
照して処理の遷移を判別し、処理の遷移状況を画面に表
示する手段と、を備えてもよい。これにより、利用者
は、階層的な構造を有する入力処理においても混乱する
ことなく、一連の処理における現時点の処理の階層内の
位置を知ることができる。
【0012】また、本発明の第2の観点に係る予約管理
サーバは、利用者が施設を予約するための複数の利用者
端末に通信により接続される予約管理サーバであって、
各前記利用者端末から、予約対象の施設と、利用者と、
利用日時と、についての情報を含む申込情報を受信して
蓄積記憶する申込情報記憶手段と、各申込をした利用者
に対して、過去の当選実績に基づいて順位付けし、前記
申込情報記憶手段に蓄積記憶されている申込情報につい
て、高順位の利用者の申込情報から順次予約の対象とし
て選定して予約処理を行う予約手段と、を備える。
【0013】このような構成によれば、例えば各利用者
の過去の当選回数を記憶管理しておき、申込をした各利
用者について、当選回数の少ない人から順にその申込の
予約を入れるようにする。これにより、抽選に各利用者
の過去の当選実績が加味されるため、当選経験の少ない
人を優先して当選させることができ、広く多くの人に施
設を利用させることができる。
【0014】また、本発明の第3の観点に係る利用者端
末は、利用者が施設を予約するための利用者端末と、複
数の前記利用者端末に通信により接続される予約管理サ
ーバと、を備える施設予約システムにおける前記利用者
端末であって、前記予約管理サーバが記憶管理する情報
のなかで更新頻度の低い所定情報を前記予約管理サーバ
から取得して記憶し、前記所定情報へアクセスする処理
が発生した際には、該利用者端末が記憶する該所定情報
にアクセスするとともに、該利用者端末が有する前記所
定情報が、前記予約管理サーバが記憶管理する前記所定
情報と同一内容であるか否かをチェックし、異なる場合
には該利用者端末が有する該所定情報を更新して、前記
予約管理サーバが記憶管理する前記所定情報と同一の内
容を保持する。これにより、利用者端末の予約管理サー
バへのアクセス回数を減らし、レスポンスの向上を図る
ことができる。
【0015】前記利用者端末は、利用者による施設の予
約の申込の指示を受けて、前記予約管理サーバから、該
当する施設についての予約倍率を示す倍率情報を取得し
て表示し、前記倍率情報の表示後に予約内容を入力させ
る倍率表示手段を備えてもよい。これにより、利用者
は、時間帯別の予約の混み具合を参考にして予約を入れ
ることができるため、申込の分散化を図ることができ
る。また、前記倍率表示手段は、前記倍率情報の表示に
際して、倍率の数値に応じて表示色を変えてもよい。こ
れにより、利用者は各倍率の表示色によって、一目で混
雑の度合いを知ることができる。
【0016】該利用者端末は、各処理で表示される画面
に対して該画面が属する処理を示す処理符号を付与する
手段と、表示中の画面に付与されている処理符号を参照
して処理の遷移を判別し、処理の遷移状況を画面に表示
する手段と、を備えてもよい。
【0017】また、本発明の第4の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、利用者が施設を予約するための複
数の利用者端末に通信により接続される予約管理サーバ
として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、該コンピュータ
を、各前記利用者端末から、予約対象の施設と、利用者
と、利用日時と、についての情報を含む申込情報を受信
して蓄積記憶する申込情報記憶手段、各申込をした利用
者に対して、過去の当選実績に基づいて順位付けし、前
記申込情報記憶手段に蓄積記憶されている申込情報につ
いて、高順位の利用者の申込情報から順次予約の対象と
して選定して予約処理を行う予約手段、として機能させ
るためのプログラムを記録する。
【0018】また、本発明の第5の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、利用者が施設を予約するための利
用者端末と、複数の前記利用者端末に通信により接続さ
れる予約管理サーバと、を備える施設予約システムにお
ける前記利用者端末として機能させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、該コンピュータを、前記予約管理サーバが記憶管理
する情報のなかで更新頻度の低い所定情報を前記予約管
理サーバから取得して記憶し、前記所定情報へアクセス
する処理が発生した際には、該利用者端末が記憶する該
所定情報にアクセスするとともに、該利用者端末が有す
る前記所定情報が、前記予約管理サーバが記憶管理する
前記所定情報と同一内容であるか否かをチェックし、異
なる場合には該利用者端末が有する該所定情報を更新し
て、前記予約管理サーバが記憶管理する前記所定情報と
同一の内容を保持する手段、利用者による施設の予約の
申込の指示を受けて、前記予約管理サーバから、該当す
る施設についての予約倍率を示す倍率情報を取得し、倍
率の数値に応じて表示色を変えて表示した後、予約内容
を入力させる倍率表示手段、各処理で表示される画面に
対して該画面が属する処理を示す処理符号を付与し、表
示中の画面に付与されている処理符号を参照して処理の
遷移を判別し、処理の遷移状況を画面に表示する手段、
として機能させるためのプログラムを記録する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
施設予約システムについて図面を参照して説明する。本
発明の実施の形態に係る施設予約システムの構成図を図
1に示す。本システムは、図1に示すように、利用者が
施設の予約等を行うための利用者端末1と、各利用者端
末1にネットワークにより接続される予約管理サーバ3
と、を備える。
【0020】利用者端末1は、表示部11と、入力部1
3と、記憶部15と、制御部17と、通信制御部19
と、を備える。表示部11は、制御部17からの指示に
従って、施設を予約するためのメニュー画面、入力画面
等を表示する。入力部13は、利用者によるメニューの
選択指示、ユーザID、パスワード等の入力等を受け付
けるためのものであり、例えば、キーボード、タッチパ
ネル等を含む。
【0021】記憶部15は、例えば図2に示すような、
施設コード、施設名、利用時間、所在地等のデータを含
む施設情報を各施設について記憶するDB(データベー
ス)15Aを有する。DB15Aに記憶される施設情報
は、後述する予約管理サーバ3の施設情報DB31Aが
有する施設情報と実質上同一のデータである。これは、
利用者端末1が予約管理サーバ3においてアクセスする
データのうち、更新頻度が比較的少ない情報である施設
情報を利用者端末1に保持させることにより、利用者端
末1と予約管理サーバ3との間の通信時間の短縮を図る
ためである。これにより、システムのレスポンスを向上
させることができる。
【0022】制御部17は、利用者による利用者端末1
の使用に際して、例えば図3に示すような、「施設案
内」、「予約申込」、「抽選結果確認」等の選択ボタン
を含むメニュー画面を表示して、利用者に所望の処理を
選択させる。
【0023】このメニュー画面において、「施設案内」
が選択された場合、制御部17は、まず、利用者にユー
ザID、パスワード等を入力させ、それらを予約管理サ
ーバ3にチェック要求として送信する等して、ユーザI
D及びパスワードが適正か否かをチェックする。ユーザ
ID及びパスワードが適正である場合、制御部17は、
利用者が参照したい施設を特定させるための入力画面を
表示部11に表示して、入力部13を介して利用者に入
力させる。この入力画面は、例えば、「施設名」を入力
させるものでもよく、また、「所在地」等を入力させる
ものでもよい。制御部17は、入力により指示された施
設の施設情報を、記憶部15のDB15Aから読み出
し、表示部11に表示する。
【0024】また、メニュー画面において、「予約申
込」が選択された場合、制御部17は、上記と同様のユ
ーザID及びパスワードのチェックを行った後、予約対
象の「施設名」(又は、「施設コード」)及び「利用
日」等の入力画面を表示部11に表示して、入力部13
を介して利用者に入力させる。そして、入力された「施
設名」及び「利用日」等を含む予約参照要求を、通信制
御部19を介して予約管理サーバ3に送信する。予約参
照要求の送信後、制御部17は、予約管理サーバ3か
ら、要求した施設の予約倍率を示す倍率情報を受信して
表示部11に表示する。この倍率情報は、例えば、所定
施設の所定日における予約倍率を時間帯別に示したもの
である。
【0025】制御部17は、この倍率情報を表示する
際、各倍率の値に応じて、その表示色を変えることによ
り、色によって混雑度合いを表すようにする。例えば、
各倍率に応じた表示色について、倍率が1〜3倍のとき
は青色、4〜9倍のときは黄色、10倍以上のときは赤
色、と設定されており、表示対象の倍率情報が、体育館
の10月10日における午前・午後・夜間の予約の倍率
であり、午前が「10倍」で、午後と夜間がそれぞれ
「2倍」である場合、制御部17は、図4に示すよう
に、10月10日の午前の予約の倍率を赤色で「10
倍」と表示し、また、10月10日の午後と夜間の予約
の倍率を青色で「2倍」と表示する。これにより、利用
者は各倍率の表示色によって、一目で混雑の度合いを知
ることができる。
【0026】倍率情報の表示後、制御部17は、例え
ば、倍率情報を確認した利用者による画面上の「OKボ
タン」の押下等に応じて、予約の日時の入力画面を表示
部11に表示して、予約対象の「利用日」と「利用時
間」を利用者に入力させる。入力が完了すると、制御部
17は、予約内容を表示して利用者に確認させ、先に入
力されていた「施設名」及び「ユーザID」と、「利用
日」と、「利用時間」と、を含む予約要求を、通信制御
部19を介して予約管理サーバ3に送信して予約を登録
する。
【0027】なお、上記「施設案内」、「予約申込」等
が選択された場合における施設の特定方法として、例え
ば、施設の利用目的等を選択させる入力画面を表示し、
利用者により選択された目的に適合する施設をピックア
ップし、それらの中から、「施設名」等に基づいて選択
させるようにしてもよい。
【0028】また、表示部11に表示される各画面のデ
ータには、例えば、その画面が属する処理を示す処理コ
ード等が予め付与されている。制御部17は、画面を表
示する際に、その画面の処理コードを参照して、処理の
遷移を判別し、例えば一連の入力処理における現在の処
理の位置を、画面の一部(上部等)に表示する等して、
処理の遷移状況を利用者に通知する。例えば、一連の入
力処理が、「施設の目的の入力」、「施設名の入力」、
「利用日時の入力」、「入力内容の確認」の処理の順に
遷移する場合、制御部17は、例えば図5に示すよう
な、各処理を表すイメージを表示画面の一部に表示し、
各処理にて順次表示される画面の処理コードを参照し
て、処理が遷移したか否かを判別し、処理の遷移を検出
した場合には、遷移後の処理に対応するイメージを特定
する表示(例えば、該当するイメージを四角で囲む等)
を行う。これにより、利用者は、階層的な入力処理にお
いても混乱することなく、一連の処理における現時点の
処理の位置を知ることができる。
【0029】また、メニュー画面において、「抽選結果
確認」が選択された場合、制御部17は、上記と同様の
ユーザID及びパスワードのチェックを行った後、利用
者のユーザIDを含む抽選結果要求を、通信制御部19
を介して予約管理サーバ3に送信する。そして、予約管
理サーバ3から抽選結果情報を受信し、表示部11に表
示する。
【0030】また、DB15Aには、施設情報のバージ
ョン情報が記憶されており、また、各データ項目には、
その登録更新日等を示す「登録日」等のデータも含まれ
る。制御部17は、所定のタイミングで(例えば、1回
/1日の初期起動時等)、予約管理サーバ3が有する施
設情報のバージョン情報を取得して、DB15Aに記憶
されているバージョン情報と照合する。
【0031】この照合において、比較したバージョン情
報が一致しない場合、すなわち、予約管理サーバ3の施
設情報が更新され、これに伴いバージョン情報が更新さ
れている場合、制御部17は、新しいバージョンの施設
情報を予約管理サーバ3から取得する。そして、各デー
タの「登録日」等を比較して、その「登録日」が古い施
設情報のみを更新する。また、この際、制御部17は、
DB15Aにおけるバージョン情報も併せて更新する。
また、この場合、制御部17が、DB15Aにおける各
データの「登録日」を予約管理サーバ3に送信し、「登
録日」の異なるデータのみを予約管理サーバ3から取得
してDB15Aの施設情報に反映するようにしてもよ
い。
【0032】通信制御部19は、利用者端末1と予約管
理サーバ3との間の通信を制御する。
【0033】予約管理サーバ3は、記憶部31と、制御
部33と、通信制御部35と、を備える。記憶部31
は、施設情報DB31Aと、利用者情報DB31Bと、
申込情報DB31Cと、抽選DB31Dと、を備える。
施設情報DB31Aは、例えば図2に示す施設情報と同
様のデータ項目を有する施設情報を記憶する。利用者情
報DB31Bは、例えば図6に示すような、「ユーザI
D」、「氏名」、「パスワード」等のデータを含む利用
者情報を、各利用者について記憶する。
【0034】申込情報DB31Cは、利用者から受け付
けた予約の申込内容を示す申込情報を蓄積して記憶す
る。この申込情報は、例えば図7に示すように、「利用
日」、「利用時間」、「施設名」、「ユーザID」等の
データを含む。例えば図7の申込情報は、「10月10
日」の「午後」に「体育館」の利用の予約申込がユーザ
ID「0001」と「0002」の利用者からなされた
ことを示している。
【0035】また、申込情報DB31Cは、利用者から
受け付けた予約の申込について、施設毎、利用時間毎の
倍率を示す倍率情報を記憶する。この倍率情報は、例え
ば図8に示すように、「利用日」、「利用時間」、「施
設名」、「申込数(倍率)」等のデータを含む。このう
ち、「申込数」は、その申込枠への申込数、すなわち、
上述した申込情報のうち、「利用日」と「利用時間」と
「施設名」が同一の申込情報の数である。例えば図8に
おける倍率情報は、「10月10日」の「午後」の「体
育館」の予約申込の倍率が「2倍」であることを示して
いる。
【0036】抽選DB31Dは、抽選の結果を示す抽選
結果情報(例えば、当選した申込についての所定情報)
を記憶する。この抽選結果情報は、例えば、図9に示す
ように、「ユーザID」と「利用日」と「利用時間」と
「施設名」等のデータを含む。
【0037】制御部33は、各利用者端末1から通信制
御部35を介して種々の要求を受信し、各要求に応じた
処理を行う。利用者端末1から受信した要求がチェック
要求である場合、制御部33は、該要求に含まれるユー
ザIDとパスワードが、記憶部31の利用者情報DB3
1Bに適正に登録されているか否かを判別し、その判別
結果を要求元に利用者端末1に送信する。
【0038】また、利用者端末1から予約参照要求を受
信した場合、制御部33は、該要求に含まれる「施設
名」(又は、施設コード)と「利用日」に基づき、申込
情報DB31Cから該当する倍率情報を読み出し、通信
制御部35を介して要求元の利用者端末1に送信する。
【0039】また、利用者端末1から予約要求を受信し
た場合、制御部33は、申込情報DB31Cにおいて、
該要求に含まれる「利用日」、「利用時間」、「施設
名」、「ユーザID」等から申込情報を生成して記憶す
るとともに、申込情報DB31Cに記憶されている倍率
情報のうち、受信した予約要求に該当する倍率情報を検
出し、その「申込数」の値に1だけ加算する。該当する
倍率情報が無い場合には、受信した予約要求に含まれる
「利用日」、「利用時間」、「施設名」等から倍率情報
を新たに生成して申込情報DB31Cに記憶する。な
お、新たに生成された倍率情報の「申込数」の値には
「1」を設定する。
【0040】また、利用者端末1から抽選結果要求を受
信した場合、制御部33は、該要求に含まれる「ユーザ
ID」に基づき、抽選DB31Dから該当する抽選結果
情報を読み出し、通信制御部35を介して要求元の利用
者端末1に送信する。
【0041】また、制御部33は、各利用者端末1から
受け付けた申込の抽選処理を行う。制御部33は、この
抽選処理において、まず、申込情報に基づいて、申込を
した全利用者に対して所定方法による順位付けを行う。
そして、最高位の利用者の申込情報から順次取り出して
予約を行う。
【0042】この利用者の順位付けは、以下の方法のい
ずれかにより行う。 (1)各利用者について過去の当選回数を記憶管理して
おき、この当選回数の少ない順に順位付けを行う。この
方法では、例えば、利用者情報DB31Bの利用者情報
の一項目して、「利用者の過去の当選回数」を記憶して
おき、各利用者の申込が当選する毎に、該当する利用者
情報の当選回数を更新する。 (2)各利用者について前回の当選日を記憶管理してお
き、この当選日の古い順に順位付けを行う。この方法で
は、例えば、利用者情報DB31Bの利用者情報の一項
目として、「前回の当選日」を記憶しておき、各利用者
の申込が当選する毎に、該当する利用者情報の当選日を
更新する。
【0043】(3)各利用者について過去数ヶ月の当選
回数を記憶管理しておき、この当選回数の少ない順に順
位付けを行う。この方法では、例えば、利用者情報DB
31Bの利用者情報の一項目として、「利用者の過去数
ヶ月の当選回数」を記憶しておき、過去数ヶ月の期間に
当選した回数を格納する。 (4)乱数を用いて無作為に順位付けする。上記のう
ち、(1)〜(3)の方法によれば、抽選に、各利用者
の過去の当選実績が加味されて、当選経験の少ない人を
優先して当選させることができる。
【0044】なお、制御部33は、例えば、各施設のタ
イムテーブル等を管理しており、処理対象の申込情報の
「利用日」と「利用時間」と「施設名」により特定され
る予約枠が空いている場合には予約を入れて「当選」と
する。また、予約枠が空いていない場合には予約を入れ
ることができず「落選」とする。申込情報が抽選処理さ
れた利用者については、その利用者に未抽選の他の申込
情報がある場合、再度抽選対象に含める。このようにし
て、制御部33は、各利用者について、未処理の申込情
報がなくなるまで抽選対象として処理し、未処理の申込
情報がなくなったならば、その利用者を抽選対象から外
し、抽選対象の利用者が無くなるまで、抽選処理を続け
る。
【0045】なお、制御部33は、予約を入れた件につ
いて、「ユーザID」と「利用日」と「利用時間」と
「施設名」等のデータを含む抽選結果情報を生成し、抽
選DB31Dに記憶する。利用者は、この抽選DB31
Dに記憶される抽選結果情報にアクセスして、抽選の結
果を知ることができる。
【0046】通信制御部35は、利用者端末1と予約管
理サーバ3との間の通信を制御する。
【0047】本システムでは、利用者端末1から予約管
理サーバ3にアクセスして施設の予約を入れる際に、予
約状況を倍率等で利用者端末1に通知して、申し込みの
分散化を図り、また、過去の当選状況等を考慮して当選
回数の少ない利用者を優先することができる抽選処理を
行う。また、予約を特定するための番号等を用いずに、
利用者のユーザIDにより予約内容等を確認可能とし、
また、利用者端末1に比較的更新頻度の低い施設情報を
保持させて、利用者端末1による予約管理サーバ3への
アクセス回数を減少させ、レスポンスの向上を図ってい
る。
【0048】以下、本システムの主な動作を具体的に説
明する。まず、利用者端末1が利用者からの予約を受け
付ける予約処理について図10のフローチャートを参照
して説明する。なお、本処理は、メニュー画面における
「予約申込」が利用者により選択された場合に実行され
る。
【0049】まず、利用者端末1の制御部17は、ユー
ザIDとパスワードの入力画面を表示部11に表示し
て、利用者に、入力部13から自己のユーザIDとパス
ワードを入力させる(ステップS11)。これに応じ
て、制御部17は、入力されたユーザIDとパスワード
を予約管理サーバ3に送信し、ユーザID及びパスワー
ドが適正か否かをチェックする(ステップS12)。こ
のチェックにおいて、ユーザID及びパスワードが適正
であると判別された場合(ステップS13)、予約対象
の「施設名」(又は、「施設コード」)及び「利用日」
等についての入力画面を表示部11に表示し、利用者
に、「施設名」(又は、「施設コード」)及び「利用
日」を入力させる(ステップS14)。
【0050】制御部17は、ステップS14において入
力された「施設名」及び「利用日」等を含む予約参照要
求を予約管理サーバ3に送信し、該要求に対応する倍率
情報を予約管理サーバ3から取得して、表示部11に表
示する(ステップS15)。この際、制御部17は、各
倍率の表示色をその値に応じて変える。
【0051】次に、制御部17は、予約対象の「利用
日」と「利用時間」の入力画面を表示部11に表示し、
利用者に「利用日」と「利用時間」を入力させる(ステ
ップS16)。この際、利用者は、ステップS15で表
示された倍率を参考にして「利用日」と「利用時間」を
入力することができる。
【0052】制御部17は、ステップS11で入力され
た「ユーザID」と、ステップS14で入力された「施
設名」と、ステップS16で入力された「利用日」及び
「利用時間」等を画面表示して予約内容を利用者に確認
させる(ステップS17)。利用者は、予約内容を確認
した場合には、例えば画面上の「OKボタン」等を選択
し、予約内容を取り消したい場合には、例えば画面上の
「取消ボタン」等を選択する。
【0053】利用者により「OKボタン」が選択された
場合、制御部17は、ステップS17で表示した「ユー
ザID」、「施設名」、「利用日」、「利用時間」等を
含む予約要求を予約管理サーバ3に送信して予約の申し
込みを行う(ステップS18)。また、「取消ボタン」
が選択された場合には、例えばステップS14に戻っ
て、施設名、利用日を再入力する。このとき、例えばス
テップS16に戻って、利用日、利用時間を再入力する
ようにしてもよい。
【0054】このようにして、利用者は、利用者端末1
を介して施設の予約申込を行うことができる。本処理で
は、予約を受け付ける前に、予約対象の施設の時間帯別
の予約倍率を表示する。これにより、利用者は、時間帯
別の予約の混み具合を参考にして予約を入れることがで
きるため、申込の分散化を図ることができる。
【0055】次に、予約管理サーバ3が利用者端末1か
らの予約要求を受信して処理する予約受付処理について
図11のフローチャートを参照して説明する。予約管理
サーバ3の制御部33は、利用者端末1からの予約要求
を受信すると(ステップS20)、その予約要求に基づ
いて、申込情報を生成し、申込情報DB31Cに記憶す
る(ステップS21)。
【0056】また、制御部33は、申込情報DB31C
において、受信した予約要求における「利用日」と「利
用時間」と「施設名」に該当する倍率情報を検索し(ス
テップS22)、該当する倍率情報が検出された場合に
は(ステップS23)、その「申込数」の値に1を加算
する(ステップS24)。また、該当する倍率情報が検
出されなかった場合には(ステップS23)、受信した
予約要求における「利用日」及び「利用時間」及び「施
設名」と、1の値が設定された「申込数」と、を含む倍
率情報を生成し、既存の倍率情報に追加する(ステップ
S25)。このようにして、利用者端末1から予約管理
サーバ3に送信された予約要求が、予約管理サーバ3に
おいて受け付けられ、申込情報DB31Cにおける申込
情報及び倍率情報に反映される。
【0057】次に、予約管理サーバ3が申込情報DB3
1Cに蓄積された申込情報について抽選を行う抽選処理
を図12のフローチャートを参照して説明する。予約管
理サーバ3の制御部33は、申込情報DB31Cに記憶
されている申込情報における各利用者の「ユーザID」
に対して順位付けを行う(ステップS30)。次に、制
御部33は、この順位付けに従って、「ユーザID」を
取り出す(ステップS31)。このとき、取出対象とな
る「ユーザID」がない場合には(ステップS32)、
そのまま処理を終了する。
【0058】また、取出対象のユーザIDがある場合に
は(ステップS31)、制御部33は「ユーザID」を
取り出す(ステップS32)。そして、取り出した「ユ
ーザID」を含む申込情報を取り出す(ステップS3
3)。このとき、その「ユーザID」について取り出す
べき申込情報がない場合(ステップS34)、制御部3
3は、その「ユーザID」をステップS31における取
出対象の「ユーザID」から除外する(ステップS3
5)。そして、フローはステップS31に戻り、次の順
位の「ユーザID」を取り出す。
【0059】また、ステップS33で申込情報を取り出
した場合(ステップS34)、取出元の申込情報におけ
る今回取り出した申込情報について、処理済みを示すフ
ラグをたてるか又は削除する等して、この申込情報を次
回以降の取出対象から除外する(ステップS36)。そ
して、制御部33は、この取り出した申込情報について
予約を行い(ステップS37)、予約がとれたか否かを
判別する(ステップS38)。
【0060】ステップS38において、予約がとれた場
合、フローはステップS31に戻り、順位付けに従って
次の「ユーザID」を取り出す。また、既に予約が入っ
ていたために予約が取れなかった場合、フローはステッ
プS33に戻る。
【0061】制御部33は、ステップS32において、
取出対象の「ユーザID」がなくなるまで上記処理を繰
り返す。
【0062】なお、ステップS30におけるユーザID
の順位付けの方法は、上述した(1)〜(4)の方法等
により行う。このうち、少なくとも(1)〜(3)の方
法により順位付けを行えば、抽選に各利用者の過去の当
選実績が加味されて、当選経験の少ない人を優先して当
選させることができるため、広く多くの人に施設を利用
させることができる。
【0063】上記抽選処理によれば、例えば、利用者A
(過去の当選回数:1回)が3回分、利用者B(過去の
当選回数:3回)が1回分、利用者C(過去の当選回
数:0回)が2回分の予約の申込をしていた場合、図1
3(A)に示すように、各利用者の当選回数から利用者
C、利用者A、利用者Bの順番で順位付けされる。そし
て、1周目の処理では、この順位付けに従って、利用者
Cが処理対象として選択され、その申込情報の1つが取
り出されて予約される。次に、順位付けに従って、利用
者Aが処理対象として選択され、その申込情報の1つが
取り出されて予約される。次に、順位付けに従って、利
用者Bが処理対象として選択され、その申込情報の1つ
が取り出されて予約される。これにより、利用者Bの申
込情報はなくなる。
【0064】次に、2周目の処理では、図13(B)に
示すように、順位付けに従って、利用者Cについて予約
がなされ、次に、利用者Aについて予約がなされる。次
に、処理の対象が利用者Bに移るが、利用者Bには、申
込情報がないため、以後、利用者Bは処理対象から除外
される。
【0065】次に、3周目の処理では、図13(C)に
示すように、順位付けに従って、利用者Cが処理対象と
なるが、利用者Cには申込情報がないため、以後、利用
者Cは処理対象から除外される。次に、処理の対象が利
用者Aに移り、予約がなされる。
【0066】次に、4周目の処理では、図13(D)に
示すように、順位付けに従って、利用者Aが処理対象と
なるが、利用者Aについても申込情報がないため、利用
者Aも処理対象から除外され、処理対象の利用者がいな
くなったので、抽選処理が終了する。
【0067】なお、上記抽選処理では、各利用者につい
て、未処理の申込情報がなくなるまで抽選対象として処
理し、未処理の申込情報がなくなったならば、その利用
者を抽選対象から外すようにしているが、これに限定さ
れず、例えば、1回当選した利用者を抽選対象から外す
ようにしてもよい。
【0068】また、上記説明では、予約管理サーバ3が
記憶管理する情報のうち、他の情報と比較してアクセス
頻度の低い施設情報を利用者端末1に保持させて、利用
者端末1において施設情報へのアクセス要求が発生した
場合には、その利用者端末1が記憶する施設情報にアク
セスさせて、レスポンスの向上を図っている。従って、
利用者端末1が保持する情報は、アクセス頻度が比較的
低い情報であれば上記施設情報に限定されず任意であ
る。
【0069】また、上記説明では、予約の申込を利用者
端末1を用いて行うようにしているがこれに限定され
ず、例えば電話機等から入力するようにしてもよい。こ
の場合、音声案内に応じて、利用者が電話機の所定の番
号をプッシュ(ダイヤル)して、メニュー選択等を行う
ようにしてもよい。
【0070】なお、この発明の施設予約システムは、専
用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを
用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の
動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロ
ッピーディスク、CD−ROM等)から該プログラムを
インストールすることにより、上述の処理を実行する利
用者端末1、予約管理サーバ3を構成することができ
る。なお、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリ
ケーションの共同により実現する場合等には、OS以外
の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0071】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的にプログラムを保持
する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワークの掲示
板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワ
ークを介して配信してもよい。そして、このプログラム
を起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプロ
グラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行
することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各利用者の過去の当選回数等に基づいて、申込をした各
利用者について、当選回数の少ない人から順にその申込
の予約を入れるようにする。これにより、抽選に各利用
者の過去の当選実績が加味されるため、当選経験の少な
い人を優先して当選させることができ、広く多くの人に
施設を利用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る施設予約システムの
構成を模式的に示す図である。
【図2】施設情報のデータ構成の一例を説明するための
図である。
【図3】利用者端末に表示されるメニュー画面の一例を
示す図である。
【図4】利用者端末による倍率情報の表示例を示す図で
ある。
【図5】利用者端末における処理の遷移状況を利用者に
知らせるための画面表示の一例を説明するための図であ
る。
【図6】利用者情報のデータ構成の一例を説明するため
の図である。
【図7】申込情報のデータ構成の一例を説明するための
図である。
【図8】倍率情報のデータ構成の一例を説明するための
図である。
【図9】抽選結果情報のデータ構成の一例を説明するた
めの図である。
【図10】利用者端末による予約処理を説明するための
フローチャートである。
【図11】予約管理サーバによる予約受付処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図12】予約管理サーバによる抽選処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図13】図12の抽選処理の具体例を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 利用者端末 3 予約管理サーバ 11 表示部 13 入力部 15 記憶部 15A DB 17 制御部 19 通信制御部 31 記憶部 31A 施設情報DB 31B 利用者情報DB 31C 申込情報DB 31D 抽選DB 33 制御部 35 通信制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が施設を予約するための利用者端末
    と、複数の前記利用者端末に通信により接続される予約
    管理サーバと、を備える施設予約システムであって、 前記予約管理サーバは、 各前記利用者端末から、予約対象の施設と、利用者と、
    利用日時と、についての情報を含む申込情報を受信して
    蓄積記憶する申込情報記憶手段と、 各申込をした利用者に対して、過去の当選実績に基づい
    て順位付けし、前記申込情報記憶手段に蓄積記憶されて
    いる申込情報について、高順位の利用者の申込情報から
    順次予約の対象として選定して予約処理を行う予約手段
    と、 を備えることを特徴とする施設予約システム。
  2. 【請求項2】前記予約管理サーバは、各施設についての
    予約内容を示す予約情報を記憶する手段を備え、 各前記利用者端末は、利用者の識別符号を入力する手段
    と、前記予約情報に関する処理の要求を前記入力された
    利用者の識別符号とともに送信する手段を備え、 前記予約管理サーバは、各前記利用者端末からの処理の
    要求に応じて、該要求とともに受信した利用者の識別符
    号により、処理対象の予約情報を特定する手段をさらに
    備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の施設予約システム。
  3. 【請求項3】前記利用者端末は、 前記予約管理サーバが記憶管理する情報のなかで更新頻
    度の低い所定情報を前記予約管理サーバから取得して記
    憶し、前記所定情報へアクセスする処理が発生した際に
    は、該利用者端末が記憶する該所定情報にアクセスする
    とともに、 該利用者端末が有する前記所定情報が、前記予約管理サ
    ーバが記憶管理する前記所定情報と同一内容であるか否
    かをチェックし、異なる場合には該利用者端末が有する
    該所定情報を更新して、前記予約管理サーバが記憶管理
    する前記所定情報と同一の内容を保持する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の施設予約シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記予約管理サーバは、各施設についての
    予約倍率を示す倍率情報を記憶する手段を備え、 前記利用者端末は、利用者による施設の予約の申込の指
    示を受けて、前記予約管理サーバから前記倍率情報を取
    得して表示し、前記倍率情報の表示後に予約内容を入力
    させる倍率表示手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の施設予約システム。
  5. 【請求項5】前記利用者端末における前記倍率表示手段
    は、前記倍率情報の表示に際して、倍率の数値に応じて
    表示色を変える、 ことを特徴とする請求項4に記載の施設予約システム。
  6. 【請求項6】前記利用者端末は、 各処理で表示される画面に対して該画面が属する処理を
    示す処理符号を付与する手段と、 表示中の画面に付与されている処理符号を参照して処理
    の遷移を判別し、処理の遷移状況を画面に表示する手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載の施設予約システム。
  7. 【請求項7】利用者が施設を予約するための複数の利用
    者端末に通信により接続される予約管理サーバであっ
    て、 各前記利用者端末から、予約対象の施設と、利用者と、
    利用日時と、についての情報を含む申込情報を受信して
    蓄積記憶する申込情報記憶手段と、 各申込をした利用者に対して、過去の当選実績に基づい
    て順位付けし、前記申込情報記憶手段に蓄積記憶されて
    いる申込情報について、高順位の利用者の申込情報から
    順次予約の対象として選定して予約処理を行う予約手段
    と、 を備えることを特徴とする予約管理サーバ。
  8. 【請求項8】利用者が施設を予約するための利用者端末
    と、複数の前記利用者端末に通信により接続される予約
    管理サーバと、を備える施設予約システムにおける前記
    利用者端末であって、 前記予約管理サーバが記憶管理する情報のなかで更新頻
    度の低い所定情報を前記予約管理サーバから取得して記
    憶し、前記所定情報へアクセスする処理が発生した際に
    は、該利用者端末が記憶する該所定情報にアクセスする
    とともに、 該利用者端末が有する前記所定情報が、前記予約管理サ
    ーバが記憶管理する前記所定情報と同一内容であるか否
    かをチェックし、異なる場合には該利用者端末が有する
    該所定情報を更新して、前記予約管理サーバが記憶管理
    する前記所定情報と同一の内容を保持する、 ことを特徴とする利用者端末。
  9. 【請求項9】前記利用者端末は、利用者による施設の予
    約の申込の指示を受けて、前記予約管理サーバから、該
    当する施設についての予約倍率を示す倍率情報を取得し
    て表示し、前記倍率情報の表示後に予約内容を入力させ
    る倍率表示手段を備える、 ことを特徴とする請求項8に記載の利用者端末。
  10. 【請求項10】前記倍率表示手段は、前記倍率情報の表
    示に際して、倍率の数値に応じて表示色を変える、 ことを特徴とする請求項9に記載の利用者端末。
  11. 【請求項11】該利用者端末は、 各処理で表示される画面に対して該画面が属する処理を
    示す処理符号を付与する手段と、 表示中の画面に付与されている処理符号を参照して処理
    の遷移を判別し、処理の遷移状況を画面に表示する手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか
    1項に記載の利用者端末。
  12. 【請求項12】コンピュータを、利用者が施設を予約す
    るための複数の利用者端末に通信により接続される予約
    管理サーバとして機能させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 該コンピュータを、 各前記利用者端末から、予約対象の施設と、利用者と、
    利用日時と、についての情報を含む申込情報を受信して
    蓄積記憶する申込情報記憶手段、 各申込をした利用者に対して、過去の当選実績に基づい
    て順位付けし、前記申込情報記憶手段に蓄積記憶されて
    いる申込情報について、高順位の利用者の申込情報から
    順次予約の対象として選定して予約処理を行う予約手
    段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】コンピュータを、利用者が施設を予約す
    るための利用者端末と、複数の前記利用者端末に通信に
    より接続される予約管理サーバと、を備える施設予約シ
    ステムにおける前記利用者端末として機能させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 該コンピュータを、 前記予約管理サーバが記憶管理する情報のなかで更新頻
    度の低い所定情報を前記予約管理サーバから取得して記
    憶し、前記所定情報へアクセスする処理が発生した際に
    は、該利用者端末が記憶する該所定情報にアクセスする
    とともに、該利用者端末が有する前記所定情報が、前記
    予約管理サーバが記憶管理する前記所定情報と同一内容
    であるか否かをチェックし、異なる場合には該利用者端
    末が有する該所定情報を更新して、前記予約管理サーバ
    が記憶管理する前記所定情報と同一の内容を保持する手
    段、 利用者による施設の予約の申込の指示を受けて、前記予
    約管理サーバから、該当する施設についての予約倍率を
    示す倍率情報を取得し、倍率の数値に応じて表示色を変
    えて表示した後、予約内容を入力させる倍率表示手段、 各処理で表示される画面に対して該画面が属する処理を
    示す処理符号を付与し、表示中の画面に付与されている
    処理符号を参照して処理の遷移を判別し、処理の遷移状
    況を画面に表示する手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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