JP4777057B2 - 人事管理サーバ - Google Patents

人事管理サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP4777057B2
JP4777057B2 JP2005353470A JP2005353470A JP4777057B2 JP 4777057 B2 JP4777057 B2 JP 4777057B2 JP 2005353470 A JP2005353470 A JP 2005353470A JP 2005353470 A JP2005353470 A JP 2005353470A JP 4777057 B2 JP4777057 B2 JP 4777057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organization
employee
code
user
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005353470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007156966A (ja
Inventor
明 冷水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005353470A priority Critical patent/JP4777057B2/ja
Publication of JP2007156966A publication Critical patent/JP2007156966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4777057B2 publication Critical patent/JP4777057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、複数の利用者が異動案を作成する場合でも、排他的同時作成を可能とする人事管理サーバに関する。
従来の人事管理システムでは、組織の改正を行う場合に現在の組織の情報を基に改正案を作成し、組織構成を変更する。この組織改正案を作成する際には、複数の担当者がそれぞれの担当組織ごとに権限をもち、権限を持つ組織以下の情報を排他的に編集することにより、同一の組織改正案を同時に編集することが可能となっている。
例えば、特許文献1には、人事システムにアクセスする場合は、人事システムと異動個人情報の記憶装置との間でずれが生じないように、人事システムに対して更新処理を行えないように、排他制御を行うのが好ましいことが記載されている。
特開2004−102923号公報
しかし、組織改正案の編集と同時に編集中の組織に所属している社員の異動を行う場合、組織による排他制御のみでは複数の担当者が同時に同じ社員に対して異動案を作成してしまう可能性があり、一人の社員が異なる組織に異動するような異動案が作成され整合性が取れなくなるといった問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、整合性を保持しながら組織改正案の編集と編集中の組織に所属する社員の異動を複数の利用者が同時に行うことができる人事管理サーバを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、人事に関する情報を記憶するデータベースと、複数の端末機器と接続し、この端末機器からの情報により作成された組織改正案と社員の異動案に関する情報を前記データベースに記憶し管理する人事管理サーバであって、利用者IDに対応して利用者が編集可能な組織コードを権限情報として前記データベース記憶して管理する手段と、利用者IDに対応してこの利用者が編集中の組織の組織コードを組織排他情報として前記データベース記憶して管理する手段と、利用者IDに対応してこの利用者が異動案作成中の異動対象の社員コードを社員排他情報として前記データベース記憶して管理する手段と、社員の社員コードに対応してこの社員が所属する組織の組織コードを社員情報として前記データベースに記憶して管理する手段と、前記異動対象となる社員の社員コードに対応してこの社員の異動先の組織の組織コードを異動案情報として前記データベースに記憶して管理する手段を備え、前記端末機器から利用者ID、編集対象となる組織の組織コード、異動案の作成対象となる社員の社員コードを受信する手段と、前記端末機器から受信した当該利用者が指定する編集対象となる組織の組織コードが、当該利用者IDに基づき前記データベースから読み出した権限情報に、あるか否かを判断する手段と、この判断により当該利用者が指定する編集対象とする組織の組織コードが前記権限情報にある場合に、当該利用者の利用者IDに対応して利用者が編集対象とする組織コードを組織排他情報として前記データベースに記憶する手段と、前記端末機器から受信した異動対象とする社員コードが、前記データベースから読み出した社員排他情報に、あるか否かを判断する手段と、この判断により異動対象とする社員コードが前記社員排他情報にない場合に、前記端末機器から受信した利用者IDに対応付けて、当該異動対象とする社員コードを社員排他情報として前記データベースに記憶する手段と前記端末機器から受信した異動対象とする社員の社員コードに対応して当該社員が現在所属している組織の組織コードを前記データベースの前記社員情報から読み出し、前記端末機器から受信した当該利用者IDに対応して編集可能な組織コードを前記データベースの前記権限情報から読み出し、当該利用者の異動対象とする社員の所属する組織の組織コードが前記読み出した編集可能な組織コードにあるか否かを判断する手段と、異動対象とする社員が当該利用者が編集権限を有する組織に所属している社員である場合に、前記データベースの前記異動案情報に記憶されている対象社員の社員コードに対応する異動先の組織コードに全組織を異動先として指定可能なことを示す特定のコードを記憶する手段と、前記端末機器から受信した異動対象とする社員コードが前記データベースの前記異動案情報に既に記憶されているか否かを判断する手段と、前記異動対象とする社員コードが前記データベースの前記異動案情報に既に記憶され、当該社員コードに対応づけられた異動先の組織の組織コードが、利用者が利用権限を有する組織の組織コードである場合、前記データベースの前記異動案情報に記憶されている対象社員の社員コードに対応するさらなる異動先の組織コードに、利用者が利用権限を有する組織の組織コードを指定できるように制限する手段とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、編集対象となる組織および異動対象となる社員ごとに排他処理を行うことでき、複数の端末機器と接続し、組織改正案の作成と社員の異動案の作成とを整合性を保持しながら管理することができる。この結果、整合性を保持しながら組織改正案の編集と編集中の組織に所属する社員の異動を複数の利用者が同時に行うことができる。
また、異動先の選択の自由度を保持しつつ、他の利用者が異動させた社員を不当に他組織へ異動させることを制限でき、多人数による円滑な異動案作成を実現することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係る人事管理システム11の構成を示す図である。
この人事管理システム11は、人事に関する複数種類のデータを記憶する人事データベース13と、利用者のユーザ端末からのアクセスに応じて人事情報を作成しながらこの人事情報を人事データベース13に記憶して管理する人事管理サーバ15と、LANを介して人事管理サーバ15と接続されている複数の利用者のユーザ端末17−1〜17−nとから構成されている。
人事データベース13は、図2(a)〜(d)に示すように、利用者の利用者IDとこれに対応する名称等の利用者に関する利用者情報を記憶する利用者情報データベース13−1と、利用者の利用者IDとこれに対応する利用者が編集可能な組織等の権限範囲を権限情報として記憶する権限情報データベース13−2と、利用者の利用者IDとこれに対応する利用者が処理中の社員の社員コードを社員排他情報として記憶する社員排他情報データベース13−3−1と、利用者の利用者IDとこれに対応する利用者が処理中の組織の組織コードと組織通番を組織排他情報として記憶する組織排他情報データベース13−3−2とから構成されている。
また、人事データベース13は、図3(a)〜(c)に示すように、法人コードと組織通番と組織の改正年月日と組織コードと組織正式名称等の組織情報を記憶する組織情報データベース13−4と、社員コードとこれに対応する社員の名前と所属している組織の組織コード等の社員に関する社員情報を記憶する社員情報データベース13−5と、利用者により作成された組織図から抽出した組織改正案情報を記憶する組織改正案情報データベース13−6とから構成されている。
なお、図9に他の人事データベースの一つとして、利用者により作成された異動案情報を記憶する異動案情報データベース13−7が示されている。
人事管理サーバ15は、利用者情報データベース13−1に記憶する利用者情報を管理する利用者管理部15−1と、組織改正案および異動案の作成時に権限情報データベース13−2に記憶する各利用者の権限情報から編集可能な組織を判断しながら管理する権限管理部15−2と、排他情報データベース13−3に記憶する社員排他情報及び組織排他情報に基づいて異動案の作成対象となる社員に対してロックをかける処理を行うロック処理部15−3と、組織情報データベース13−4に記憶する組織情報を管理する組織管理部15−4と、社員情報データベース13−5に記憶する社員情報を管理する社員管理部15−5と、組織情報データベース13−4および社員情報データベース13−5に保存された組織情報および社員情報に基づいて組織改正案の作成を処理するとともに作成した組織改正案を組織改正案情報データベース13−6に記憶する組織改正案作成処理部15−6と、組織情報データベース13−4および社員情報データベース13−5に保存された組織情報および社員情報に基づいて異動案の作成を処理するとともに作成した異動案を異動案情報データベース13−7に記憶する異動案作成処理部15−7と、利用者のユーザ端末17−1〜17−nとの間でLANを介して情報を通信するLAN制御部15−8とから構成されている。
次に、図4を参照して人事管理サーバ15の具体的なハードウェア構成について説明する。
図4において、プロセッサ101、メインメモリ103は、バス105を介して相互に接続されている。また、このバス105には、I/Oバス107も接続されている。プロセッサ101は、メインメモリ103に記憶されているプログラム、または記憶部115からメインメモリ103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。また、メインメモリ103には、プロセッサ101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
I/Oバス107には、入出力コントローラを介して、記憶装置115、入力部117、表示部119、ネットワークI/F121が接続されている。
記憶部115は、半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、オペレーティングシステムなどのプログラムの他に、人事データベース13が記憶されている。
入力部117には、当該サーバの管理者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、例えば管理者の操作に応じて入力された操作情報が、入出力コントローラ111、I/Oバス107及びメモリバス105を介してプロセッサ101に送信される。表示部119は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、プロセッサ101からメモリバス105、I/Oバス107、入出力コントローラ111を介して表示部119に表示させる出力信号を受信し、例えば社員排他情報や組織排他情報などを表示する。ネットワークI/F121は上記のLAN制御部15−8であり、これにより人事管理サーバ11をネットワークに接続し、パーソナルコンピュータなどからなるユーザ端末17−1〜17−nとの通信処理を行うことができる。
次に、図5乃至図7を参照して人事管理サーバ11の処理を説明する。図5は人事管理サーバ11の処理フローを示しており、図6には、組織案作成開始画面を、図7(a)〜(c)にはそれぞれ組織図の具体例を示している。
まず、例えばユーザ端末17−1のブラウザソフトウエアが起動され人事管理サーバ11のIPアドレスが指定されると、ユーザ端末17−1と人事管理サーバ11との間でLANを介しての通信が可能になり、人事管理サーバ11からユーザ端末17−1に画面表示用のデータが配信され、この結果、図6に示すように、ユーザ端末17−1のモニタ画面に組織案作成開始画面21が表示される。
まず、ステップS10では、LAN制御部15−8は、ユーザ端末17−1のモニタ画面に表示させている組織案作成開始画面21に対応して「開始組織コード」が入力された場合に、指定された対象組織の組織コードや利用者ID(画面では社員コードに相当する)がユーザ端末17−1から人事管理サーバ11に送信されるのでこれらの情報をメインメモリ103に記憶する。
次いで、ステップS20では、権限管理部15−2は、ステップS10で取得した対象組織の組織コードや利用者IDに基づいて、まず、権限情報データベース13−2に記憶されているこの利用者IDに対応する権限情報の権限範囲を読み込み、この権限範囲で示される組織コードの中に当該利用者により指定された組織コードがあるか否かを判断する。この権限範囲に編集操作が許可された組織コードがある場合にはステップS30に進む一方、これがない場合にはステップS10に戻り処理を繰り返す。このように、対象組織の選択時に、当該組織に対する利用者の利用権限チェックを行うことで、利用権限がある組織のみを対象組織として指定することが可能となる。
次いで、ステップS30では、ロック処理部15−3は、排他情報データベース13−3に記憶されている組織排他情報13−3−2から組織コードを順次に読み出し、ステップS20で操作が許可された組織コードと同じ組織コードが組織排他情報13−3−2に既に記憶され他の利用者が対象組織を編集中であるか否かを判断する。他の利用者が対象組織を編集中である場合にはステップS40に進みエラー処理を行う一方、対象組織が編集中でない場合にはステップS50に進む。
次いで、ステップS50では、ロック処理部15−3は、ステップS10でメインメモリ103に記憶しておいた利用者IDを読み出し、編集の対象となる組織コードにこの利用者IDを対応させ最新の組織通番を付加して排他情報データベース13−3に記憶されている組織排他情報13−3−2を更新する。この結果、この利用者が現在編集中の組織に対して、他の利用者が参照、追加、削除などの編集操作を禁止することができる。
次いで、ステップS60では、組織改正案作成処理部15−6は、編集の対象となる組織コードを組織管理部15−4に出力し、組織情報データベース13−4に記憶されている当該組織コードに対応する組織情報を読み出させ、組織改正案作成処理部15−6に返送させる。この結果得られた当該組織コードに対応する組織情報が、組織改正案作成処理部15−6からLAN制御部13−8を介してユーザ端末13−7に送信され、利用者は自端末のモニタ画面に表示されている組織図を参照しながら組織改正案の編集を開始する。図7(a)は、最初に編集画面に表示される改正前の組織構成を示す組織図である。
次いで、ステップS70では、異動案作成処理部15−7は、ユーザ端末13−7に送信してモニタ画面に表示させた組織図(図7(a))に対して、社員コードが入力されるのを待ち受ける。利用者により社員異動案が作成されると、その社員に関する社員コードがユーザ端末13−7からLANを介して異動案作成処理部15−7に返送される。ここで、図7(b)は、本社総務人事部の総務課に在席している「Aさん」に対して、異動案の作成を開始したときの組織図である。このとき、ユーザ端末13−7から異動案作成処理部15−7に社員コード“00001”と組織コード“1120000000”が返送される。異動案作成処理部15−7は、ユーザ端末13−7から受信した対象となる社員の社員コードと組織コードとをメインメモリ103に記憶する。
次いで、ステップS80では、ロック処理部15−3は、排他情報データベース13−3に記憶されている社員排他情報13−3−1から社員コードを順次に読み出し、ステップS70でユーザ端末13−7から受信した社員コードと同じ社員コードが社員排他情報13−3−1に既に記憶され他の利用者がこの対象社員を編集中であるか否かを判断する。他の利用者が対象社員を編集中である場合にはステップS90に進みエラー処理を行う一方、対象社員が編集中でない場合にはステップS100に進む。
次いで、ステップS100では、ロック処理部15−3は、ステップS80でメインメモリ103に記憶しておいた社員コードを読み出し、編集の対象となる社員コードにこの利用者IDを対応させ排他情報データベース13−3に記憶されている社員排他情報13−3−1を更新する。この結果、この利用者が現在編集中の社員は、他の利用者が参照、追加、削除などの編集操作を禁止することができる。
次いで、ステップS110では、異動案作成処理部15−7は、ユーザ端末13−7に送信してモニタ画面に表示させた組織図(図7(b))に対して、異動先の入力エリアに社員コードが入力されるのを待ち受ける。利用者により社員異動案が作成されると、その社員に関する社員コードがユーザ端末13−7からLANを介して異動案作成処理部15−7に返送される。ここで、図7(c)は、本社総務人事部の総務課に在席している「Aさん」に対して、本社経理部の経理課に兼務して在席させるという異動案を作成したときの組織図である。このとき、ユーザ端末13−7から異動案作成処理部15−7に社員コード“00001”と組織コード“1120000001”が返送される。異動案作成処理部15−7は、ユーザ端末13−7から受信した社員コードと組織コードとをメインメモリ103に記憶する。さらに、異動案作成処理部15−7は、メインメモリ103に記憶させた社員コードと組織コードとを読み出して異動案情報データベース13−7に記憶する。この結果、図9に示すように、異動案の編集対象となる社員の社員コードと異動先の組織コードとこの社員が有する資格名が異動案情報として異動案情報データベース13−7に記憶される。
次いで、ステップS120では、ロック処理部15−3は、ステップS110でメインメモリ103に記憶しておいた社員コードを読み出し、編集の対象となっていた社員コードと利用者IDに対応する社員排他情報13−3−1を指定して排他情報データベース13−3から削除する。この結果、この利用者が現在編集中の社員は、他の利用者が参照、追加、削除などの編集操作ができるようになる。
次いで、ステップS130では、異動案作成処理部15−7は、ユーザ端末13−7から異動案作成処理部15−7に異動案の編集を終了することを示す異動案編集終了が受信され、異動案の編集を終了するか否かを判断する。異動案の編集を終了する場合にはステップS140に進む一方、異動案の編集を継続する場合にはステップS70に戻り、上述した処理を繰り返す。
次いで、ステップS140では、組織改正案作成処理部15−6は、ユーザ端末13−7のモニタに表示されている組織改正案作成開始画面21の組織改正案編集終了キー31がクリックされ当該ユーザ端末13−7から組織改正案作成処理部15−6に組織改正案の編集を終了することを示す組織改正案編集終了が受信され、組織改正案の編集を終了するか否かを判断する。組織改正案の編集を終了する場合にはステップS150に進む一方、組織改正案の編集を継続する場合にはステップS60に戻り、上述した処理を繰り返す。
次いで、ステップS150では、ロック処理部15−3は、ステップS10でメインメモリ103に記憶しておいた利用者IDを読み出し、排他情報データベース13−3に記憶されている組織排他情報13−3−2に対して、この利用者IDを有するレコードを削除してロックを解除する。この結果、この利用者が編集していた組織は、他の利用者が参照、追加、削除などの編集操作を行えるようになる。
このように、複数の端末機器と接続し、利用者の編集対象とする組織の組織コードが権限情報データベースにある場合に、利用者IDに対応して利用者が編集対象とする組織コードを組織排他情報データベースに記憶するので、当該利用者IDに対応してこの利用者のみが組織の編集を行え、当該利用者の異動対象とする社員の社員コードが社員排他情報データベースにない場合に、利用者IDに対応して利用者が異動対象とする社員コードを社員排他情報データベースに記憶するので、当該利用者IDに対応してこの利用者のみが社員の異動を行えるので、編集対象となる組織および異動対象となる社員ごとに排他処理を行うことでき、複数の端末機器と接続し、組織改正案の作成と社員の異動案の作成とを整合性を保持しながら管理することができる。この結果、整合性を保持しながら組織改正案の編集と編集中の組織に所属する社員の異動を複数の利用者が同時に行うことができる。
また、組織毎の排他処理に加え、対象社員ごとの排他処理を行えるので、複数の利用者が同時進行で編集作業を行っている状況下でも、データベースの整合性を保持しながらその担当組織ごとに同時に異動案を作成することが可能となる。また、組織改正案と同時に異動案を作成することが可能となるので、最終的な組織の状態を把握することが容易になる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係る人事管理システムの構成は、図1に示す人事管理システム11の構成と同様であり、その説明を省略する。
図8を参照して人事管理サーバ11の処理を説明する。図8は人事管理サーバ11の処理フローを示しており、図5に示す処理フローと同様のステップは同じ符号を付加しており、その説明を省略する。
図8において、ステップS210では、異動の対象となる社員は、元々利用者が編集対象としての利用権限を持つ組織に所属している社員であるかチェックする。すなわち、その対象社員の所属している組織の組織コードに対して元々利用者が利用権限を持つ組織コードを有しているかチェックする。ステップS210では、権限管理部15−2は、社員情報管理部15−5に対象社員の社員コードを指定し、社員情報データベース13−5から対象社員コードに対応する現在所属している組織の組織コードを読み出させる。そして、権限管理部15−2は、社員情報管理部15−5から返送された対象社員が現在所属している組織の組織コードをメインメモリ103に記憶しておく。この利用者IDが編集対象にしている組織は、既に、ステップS20で編集権限があることが確認されているので、ステップS10で取得した対象組織の組織コードが、メインメモリ103に記憶しておいた対象社員が現在所属している組織の組織コードと一致するか否かを判断すればよい。
次いで、ステップS220では、この対象となる社員が他の組織から新たに改正された組織改正案の中に異動してきた社員か否かを判断する。ここで、図9に示すように、異動案情報データベース13−7には異動案情報として、既に、異動案の編集対象となる社員の社員コードと異動先の組織コードが記憶されているので、この対象となる社員の社員コードが異動案情報の中に記憶されているか否かを判断すればよい。すなわち、ステップS220では、異動案作成処理部15−7は、この対象となる社員の社員コードが異動案情報データベース13−7の異動案情報として既に記憶されているか否かを判断する。
次いで、ステップS230では、異動案作成処理部15−7は、ステップS210で、その対象社員が元々利用者が利用権限を持つ組織に所属している社員である場合に、対象社員に対してその異動先に全組織を指定することを可能とし、異動案情報13−7に記憶されている対象社員の社員コード“00003”に対応する異動先コードに異動先に全組織を指定可能なコードとして例えば“9999999999”を記憶する。(図9参照)
一方、ステップS230では、異動案作成処理部15−7は、ステップS220で、この対象となる社員が他の組織から新たに改正された組織改正案の中に異動してきた社員の場合には、利用者が利用権限を持つ組織のみを異動先に指定できるように制限するため、異動案情報13−7に記憶されている対象社員の社員コード“00001”に対応する異動先コード“1120000001”を指定して記憶する。
このように、異動対象とする社員が当該利用者が編集権限を有する組織に所属している社員である場合に、異動案情報データベースに記憶されている対象社員の社員コードに対応する異動先の組織コードに全組織を異動先として指定可能なことを示す特定のコードを記憶し、異動対象とする社員が他の組織から新たに改正された組織改正案の中に異動してきた社員である場合に、異動案情報に記憶されている対象社員の社員コードに対応する異動先の組織コードに利用者が利用権限を有する組織の組織コードを指定して記憶するので、異動先の選択の自由度を保持しつつ、他の利用者が異動させた社員を不当に他組織へ異動させることを制限でき、多人数による円滑な異動案作成を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る人事管理システム11の構成を示す図。 (a)は利用者情報データベースの構造を示す図、(b)は権限情報データベースの構造を示す図、(c)は排他情報データベースの構造を示す図、(d)は排他情報データベースの構造を示す図。 (a)は組織情報データベースの構造を示す図、(b)は社員情報データベースの構造を示す図、(c)は組織改正案情報を示す組織図。 人事管理サーバの具体的なハードウェア構成を示すブロック図。 第1の実施の形態に係る人事管理サーバの処理フローを示すフローチャート。 端末機器のモニタに表示される組織案作成開始画面を示す図。 (a)〜(c)はそれぞれ組織図の具体例を示す図。 第2の実施の形態に係る人事管理サーバの処理フローを示すフローチャート。 異動案情報データベースの構造を示す図。
符号の説明
13 人事データベース
15 人事管理サーバ
17−1〜17−n ユーザ端末
13−1 利用者情報データベース
13−2 権限情報データベース
13−3−1 社員排他情報データベース
13−3−2 組織排他情報データベース
13−4 組織情報データベース
13−5 社員情報データベース
13−6 組織改正案情報データベース
13−7 異動案情報データベース
15−1 利用者管理部
15−2 権限管理部
15−3 ロック処理部
15−4 組織管理部
15−5 社員管理部
15−6 組織改正案情報データベース
13−7 異動案情報データベース
15−8 LAN制御部

Claims (1)

  1. 人事に関する情報を記憶するデータベースと、複数の端末機器と接続し、この端末機器からの情報により作成された組織改正案と社員の異動案に関する情報を前記データベースに記憶し管理する人事管理サーバであって、
    利用者IDに対応して利用者が編集可能な組織コードを権限情報として前記データベース記憶して管理する手段と、
    利用者IDに対応してこの利用者が編集中の組織の組織コードを組織排他情報として前記データベース記憶して管理する手段と、
    利用者IDに対応してこの利用者が異動案作成中の異動対象の社員コードを社員排他情報として前記データベース記憶して管理する手段と
    社員の社員コードに対応してこの社員が所属する組織の組織コードを社員情報として前記データベースに記憶して管理する手段と、
    前記異動対象となる社員の社員コードに対応してこの社員の異動先の組織の組織コードを異動案情報として前記データベースに記憶して管理する手段を備え、
    前記端末機器から利用者ID、編集対象となる組織の組織コード、異動案の作成対象となる社員の社員コードを受信する手段と、
    前記端末機器から受信した当該利用者が指定する編集対象となる組織の組織コードが、当該利用者IDに基づき前記データベースから読み出した権限情報に、あるか否かを判断する手段と、
    この判断により当該利用者が指定する編集対象とする組織の組織コードが前記権限情報にある場合に、当該利用者の利用者IDに対応して利用者が編集対象とする組織コードを組織排他情報として前記データベースに記憶する手段と、
    前記端末機器から受信した異動対象とする社員コードが、前記データベースから読み出した社員排他情報に、あるか否かを判断する手段と、
    この判断により異動対象とする社員コードが前記社員排他情報にない場合に、前記端末機器から受信した利用者IDに対応付けて、当該異動対象とする社員コードを社員排他情報として前記データベースに記憶する手段と
    前記端末機器から受信した異動対象とする社員の社員コードに対応して当該社員が現在所属している組織の組織コードを前記データベースの前記社員情報から読み出し、前記端末機器から受信した当該利用者IDに対応して編集可能な組織コードを前記データベースの前記権限情報から読み出し、当該利用者の異動対象とする社員の所属する組織の組織コードが前記読み出した編集可能な組織コードにあるか否かを判断する手段と、
    異動対象とする社員が当該利用者が編集権限を有する組織に所属している社員である場合に、前記データベースの前記異動案情報に記憶されている対象社員の社員コードに対応する異動先の組織コードに全組織を異動先として指定可能なことを示す特定のコードを記憶する手段と、
    前記端末機器から受信した異動対象とする社員コードが前記データベースの前記異動案情報に既に記憶されているか否かを判断する手段と、
    前記異動対象とする社員コードが前記データベースの前記異動案情報に既に記憶され、当該社員コードに対応づけられた異動先の組織の組織コードが、利用者が利用権限を有する組織の組織コードである場合、前記データベースの前記異動案情報に記憶されている対象社員の社員コードに対応するさらなる異動先の組織コードに、利用者が利用権限を有する組織の組織コードを指定できるように制限する手段と
    を備えることを特徴とする人事管理サーバ。
JP2005353470A 2005-12-07 2005-12-07 人事管理サーバ Active JP4777057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353470A JP4777057B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 人事管理サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353470A JP4777057B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 人事管理サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007156966A JP2007156966A (ja) 2007-06-21
JP4777057B2 true JP4777057B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38241231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005353470A Active JP4777057B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 人事管理サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4777057B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5806894B2 (ja) * 2011-09-16 2015-11-10 株式会社日立ソリューションズ東日本 アクセス管理装置およびアクセス管理プログラム
JP6169882B2 (ja) * 2013-04-30 2017-07-26 株式会社オービックビジネスコンサルタント サーバ装置、会計端末、会計処理方法、およびプログラム
JP7419713B2 (ja) * 2019-09-12 2024-01-23 カシオ計算機株式会社 組織情報管理システム及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073912A (ja) * 2000-08-24 2002-03-12 Recruit Co Ltd 人事管理方法、人事管理システム及び人事管理プログラム記憶媒体
JP2003323528A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Toshiba Corp 人事管理システムおよびその方法
JP2004102923A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Toshiba Solutions Corp ワークフロー引継システム及びワークフロー引継方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007156966A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100310264B1 (ko) 스케줄관리시스템
US7958146B2 (en) Using a calculation expression to define and control access rights for records in a database
US5990892A (en) Administrative interface for a database in a distributed computer environment
JP2004252862A (ja) ログイン装置とその制御方法並びにデータ処理装置及び方法
JP2010129028A (ja) ゲートウェイサーバ、ファイル管理システム、ファイル管理方法とプログラム
JP2006099751A (ja) プロジェクトを構成するタスクに人員を割当てるための方法、プログラムおよびコンピュータ
JP4777057B2 (ja) 人事管理サーバ
US20040006496A1 (en) Electronic waiting room
US7702999B1 (en) Network-based, information management system and method
US7584115B2 (en) System for automated control and reporting of sales processes
US20040098289A1 (en) Operations management policy distributing method, operations management policy distributing apparatus, and operations management policy distributing program
CN109725973B (zh) 一种数据处理方法和数据处理装置
JP2002202956A (ja) セキュリティ管理システム、セキュリティ管理方法及びセキュリティ管理プログラム
US6799183B2 (en) Operation assistance method and system and recording medium for storing operation assistance method
JPH0997156A (ja) ネットワーク環境下でのメニュー情報作成装置
JP5907292B2 (ja) 設備備品予約システム、情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2012128533A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP5052053B2 (ja) リスト登録対象情報取得装置、システム、方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003022351A (ja) 人事情報管理システム、プログラムおよび人事情報管理方法
JP4628048B2 (ja) ワークフローサーバおよびワークフロー制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP4348770B2 (ja) 設計図面の編集履歴管理システム
JP5026926B2 (ja) プロジェクト管理システムおよびプロジェクト管理方法
JP2006085705A (ja) データ処理装置及び記憶媒体
JP4400254B2 (ja) ファイル管理装置およびファイル管理プログラム
JP2004013533A (ja) アカウント管理方法、アカウント管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4777057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350