JP2000276209A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2000276209A
JP2000276209A JP11085126A JP8512699A JP2000276209A JP 2000276209 A JP2000276209 A JP 2000276209A JP 11085126 A JP11085126 A JP 11085126A JP 8512699 A JP8512699 A JP 8512699A JP 2000276209 A JP2000276209 A JP 2000276209A
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clock signal
circuit
unit
arithmetic processing
processing unit
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Tomohiro Kojima
智浩 小島
Katsutoshi Ito
勝敏 伊藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デバック時のトレース、ステップ実行機能が必
要とする余分なメモリ・ソフトが不必要なPLCを提供
する。 【解決手段】CPUユニット1の動作クロックを分周回
路14にて異なる周波数のクロック信号を発生、異なる
周波数のクロック信号を選択回路14aで選択すること
により任意の動作クロック信号にてCPU1を動作さ
せ、デバック時の演算速度を遅くし、さらにラッチ回路
35を介し液晶表示部40で、I/O50,60のON
/OFF状態を肉眼で認識できると共に、余分なメモリ
・ソフトを不必要とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ(以下、PLCという)に係り、PLCのハ
ード構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5を参照して、従来のPLCを説明す
る。図5は、従来におけるPLCの構成を示すブロック
図である。図5において、PLCは、CPUユニット1
と、拡張ユニット50,60と、これらを接続する外部
バス30とからなっている。上記拡張ユニット50,6
0は、図5では2個であるが、一般には、該拡張ユニッ
トが必要に応じて多数接続されている。この場合、外部
バス30が、該拡張ユニットの用途に応じて近距離のも
のから長距離のものまでが混在することになる。
【0003】該外部バス30の距離が大となると、該バ
スの浮遊容量が増加し、信号の伝送遅れが生じるので、
クロック切換え部14bの周波数を低く設定することに
なる。そこで、上記の如き、拡張ユニットが混在して使
用されるシステムにおいては、近距離の拡張ユニットに
対するアクセスが遠距離の拡張ユニットに対するクロッ
ク切換え部14bの遅いアクセスで制約され、全体とし
て処理速度が低下するということがあった。
【0004】この全体として処理速度が低下する問題に
ついて、下記のような図5、6に示される技術が提案さ
れていた。図5において、該CPUユニット1は、記憶
させているプログラムを定められた順序を取り出し、そ
の命令の内容に従って入力部のデータを取り込み、演
算,出力のためのデータ送出等の処理を行う演算処理部
12と、クロック信号ckを発生するクロック生成回路
13bと、クロック信号ckを分周して演算処理部12
からの指令により異なるクロック信号を出力するクロッ
ク切換え部14bと、処理動作を指示するプログラム等
を格納するROM17と、演算結果等を格納するRAM
16と、外部供給電源を所要電圧に変換してPLC内に
供給する電源部18と、クロック切換え部14からのク
ロック信号を切換えると共に、該CPUユニット1外の
モジュールと接続するための外部バスインターフェイス
15と、該CPUユニット1内のモジュール間を結合す
る内部バス20と、インターフエイス11とを備えてい
る。さらに、該演算処理部12には、該インターフェイ
ス11を介してプログラミングをデバックするプログラ
ミングコンソール2が接続されている。
【0005】また、該外部バスインターフェイス15に
は外部バス30が接続され、該外部バス30には、拡張
ユニット50,60が接続されている。該拡張ユニット
50は、いくつかのI/O、図5ではI/Oユニット5
1、I/Oユニット52の二個が接続されている。該I
/Oは、外部バス30、外部バスインターフェイス15
を介して、演算処理部12と接続されている。これらの
I/Oユニット51、52には図示しない負荷が接続さ
れており、アプリケーションプログラムにしたがい命令
が実行され、該負荷を動作させる。
【0006】演算処理部12が該クロック切換え部14
b,外部バスインターフェイス15を介して拡張ユニッ
ト50,60をアクセスする。拡張ユニット50,6
0、図示では二個であるが、必要に応じて増設できるよ
うになっている。そして、これらのCPUユニット1,
拡張ユニット50および60,電源部18等が、ワンボ
ード型、集合ユニット型等の形態をとり、構成されてい
る。
【0007】次ぎに、図6を参照して、クロック生成回
路13bおよびクロック切換え部14bならびに演算処
理部12によるクロック信号の適宜な切換えを説明す
る。図6は、図5のPLCのクロック信号の切換え部の
説明図である。このクロック信号の切換え部14bは、
いわゆるカウンタを用いた逓降回路で構成されている。
クロック生成回路13bから供給されるクロック信号c
kは、分周回路142によりck1,ck2のクロック信
号に分周される。選択回路141は、これらのクロック
信号ck1,ck2のいずれかを、選択信号SELにより
選択し、外部バスインターフェイス15へ該クロック信
号S5を供給する。
【0008】演算処理部12が外部バスインターフェイ
ス15を介して拡張ユニット50,60をアクセスする
とき、該拡張ユニットのアドレス領域からアクセスする
拡張ユニットを判断してバスクロック信号S5を切り換
えるべきかどうかをきめる。該バスクロック信号S5
切り換えるときは、リード・ライト信号S2とバスクロ
ック信号の切換えを指令するアドレス選択信号S3と、
バスクロック信号の分周信号を決定する制御データS1
を出力する。
【0009】該S2信号とアドレス選択信号S3の両方が
入力すると、AND回路144の出力信号S6が出力
し、外部バスインターフェイス15に対しリセットを行
なうと共に、ラッチ回路143のデータ更新を許可す
る。そして、クロック信号ckの立ち下がりにより制御
データS1が保持される。出力信号S6の出力期間に外部
バスインターフェイス15をリセットすると同時に、バ
スクロック信号S5の切換動作がなされ、バスサイクル
の切り換えが適宜に行なわれる優れたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、PLCにおい
て、プログラムのデバックを行う際、トレース、ステッ
プ実行といった機能が設けられている。該トレースで
は、入力、出力状態を一時的に、CPU内のメモリに記
憶させておき、必要な時間経過後、アプリケーションソ
フトにより該内容を読み出し、表示・プログラムの実行
が行われている。このため、該CPU内のメモリが余分
に必要となり、アプリケーションソフト容量を増大させ
るという問題がある。
【0011】また、ステップ実行では、CPU内に所定
のステップ経過後、実行する命令を記憶させておき、1
命令毎に実行して停止する。すなわち、所定の1行単位
の実行がなされ、1行の実行後STOP状態とし、次ぎ
の1行の実行がおこなわれていた。このため、次のステ
ップのデバックの為に、人手による煩瑣なキー操作が必
要であるといつた問題があった。
【0012】さらに、該遠距離の拡張ユニットに対する
遅いタイミングで制約され、全体として処理速度が低下
するという問題については、上記従来技術に説明した如
く、演算処理部が任意のユニットに対してアクセスした
ときに、アクセス対象の拡張ユニットの機能に応じて、
クロック切換え部により、任意の周波数のバスクロック
信号に切り換えて調整するように提案したものがある。
【0013】しかし、この提案されている技術は、アク
セス対象の拡張ユニットの機能に応じて、常に、バスク
ロック信号の切り換えを行なわねばならず、全体的効率
については配慮が十分でなかった。
【0014】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、デバックの為、特にメモリ
・ソフトの追加および人手による煩瑣なキー操作を必要
とせず、プログラムのデバック時のみ、バスクロック信
号を切り換えを行ない、CPUを低速度で動作させ、I
/OのON/OFF動作を視覚的に把握ができ、通常の
制御時には、デバックシステムをPLCから切離し、一
つのクロック信号によりCPUを高速に制御するように
したPLCを提供することをその目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るプログラマブルコントローラの構成
は、CPUを動作させるクロック信号を可変とし、該C
PUの演算速度を遅くさせることで、I/OのON/O
FF動作を視覚的に把握できる表示手段を設けたことを
特徴とするものである。前項記載のプログラマブルコン
トローラにおいて、クロック信号を発信する発振器と、
該クロック信号を多種類の周波数のクロック信号に分周
する分周回路と、該多種類の周波数のクロック信号のい
ずれかを選択する選択回路と、該選択されたクロック信
号で動作する演算処理部と、プログラミングコンソール
と接続されると共に、該演算処理部に接続されるインタ
ーフェイスと、該演算処理部と内部バスで接続される外
部バスインターフェイスと、該外部バスインターフェイ
スに接続される外部バスと、該外部バスにそれぞれ並列
に接続され、各I/Oを有する複数の拡張ユニットと、
該外部バスに接続されるラッチ回路と液晶表示手段とか
らなり、該プログラミングコンソールでデバックすると
きには、該選択回路で低周波数のクロック信号を選択
し、該低周波数のクロック信号で演算処理部を低速度で
動作させ、該I/OのON/OFF動作を該液晶表示手
段で視覚的に把握するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るPLCの実施
形態を図1ないし図3を参照しながら説明する。図1
は、本発明に係るPLCの一実施形態のブロック図、図
2は、図1のPLCの部分回路図、図3は、図1のPL
Cの他の部分回路図およびそのタイムチャート、図4
は、図1のPLCのさらに他の部分回路図である。
【0017】本発明に係るPLCの特徴は、CPUの動
作クロックを分周回路にて数パターンに構成し、この分
周回路を選択することにより任意の動作クロック信号に
てCPUを動作させ、演算速度を遅くすることで、I/
OのON/OFF状態を肉眼で認識可能とするものであ
る。
【0018】図1を参照して、PLCの基本構成につい
て説明する。図1において、CPUユニット1には、記
憶させているプログラムを定められた順序を取り出し、
その命令の内容に従って入力部のデータを取り込み、演
算,出力部へのデータ送出等の処理を行う演算処理部1
2と、クロック信号ckを発生する発振器13と、クロ
ック信号ckを分周して異なる周波数のクロック信号を
出力する分周回路14と、演算処理部12からの指示に
より異なる周波数のクロック信号を選択する選択回路1
4aと、演算結果等を格納するRAM16と、処理動作
を指示するプログラム等を格納するROM17と、外部
供給電源を所要電圧に変換してPLC内に供給する電源
部18と、該CPUユニット1外のモジュールと接続す
るための外部バスインターフェイス15と、該CPUユ
ニット1内の各モジュール間を結合する内部バス20
と、インターフエイス11とを備えている。さらに、該
演算処理部12には、該インターフェイス11を介して
プログラミングをデバックするプログラミングコンソー
ル2が接続されている。
【0019】該外部バスインターフェイス15には外部
バス30が接続され、さらに、該外部バス30には、拡
張ユニット50,60が接続されている。該拡張ユニッ
ト50,60は、それぞれいくつかのI/O、すなわ
ち、図1ではI/Oユニット51、I/Oユニット52
の二個が接続されている。このI/Oは、外部バス3
0、外部バスインターフェイス15を介してCPUユニ
ット1の演算処理部12と接続されている。これらのI
/Oユニット51、52には、図示しない負荷が接続さ
れている。そして、アプリケーションプログラムにした
がい命令が実行され、該負荷を動作させる。
【0020】該演算処理部12が外部バスインターフェ
イス15を介して拡張ユニット50,60をアクセスす
る。図示では、拡張ユニット50,60の二個である
が、必要に応じて増設できるようになっている。そし
て、これらのCPUユニット1,拡張ユニット50およ
び60,電源部18等が、ワンボード型、集合ユニット
型等の形態をとり構成される。さらに、外部バス30に
は、低速度信号を肉眼で表示するためラッチ回路35
と、液晶表示部40が接続されている。
【0021】ここで、上記構成の各部を順次、詳細に説
明する。発振器13からクロック信号ckの出力につい
て説明する。該発振器13は、図示を省略するが、水晶
振動子とLとCとの直列および並列の両共振回路で構成
される。この共振回路は回路定数を適切に選んでおけ
ば、無調整で発振するので、演算処理部12からの電源
ONの指示信号で正弦波信号を出力する。該正弦波出力
を波形成形回路(図1においては図示せず、発振器13
内に含まれるものとする)でパルス出力に成形する。
【0022】上記波形成形回路の一例を図2を参照して
説明する。入力信号ei(ここではクロック信号ck)
の立上りを高レベル検出回路で検出し、R−Sフリップ
フリップをセットして高レベルの出力とする。また、入
力信号eiの立下がりを低レベル検出回路で検出し、R
−Sフリップフリップをリセットして低レベル出力とす
る。このようにして、高レベル値および低レベル値を閾
値とする波形成形されたクロック信号ckが得られる。
【0023】図3を参照して、クロック信号ckを分周
する分周回路14を説明する。図3分図(a)に示す如
く、演算処理部12は、設定回路10に任意の分周比を
設定する。図示する如く、加算器Iと一個のフリップフ
リップで一段目の分周回路を構成する。設定回路10か
らの出力により、AND1のみを開き、他を閉じると、
入力パルスckは加算器IのA端子に印加される。い
ま、フリップフリップのQ端子が、”0”であるとする
と、A端子に1番目の入力パルスckが印加されると、
S端子に、”1”、Cn+1端子に、”0”が現われ
る。1番目の入力パルスckの立ち下がりでフリップフ
リップが反転し、Q端子が、”1”になる。
【0024】2番目の入力パルスckが加算器IのA端
子に印加されると、B端子が、”1”でS端子に、”
0”、Cn+1端子に、”1”が現われる。2番目の入力
パルスckの立ち下がりでフリップフリップが反転し、
Q端子が、”0”になり、最初の状態に戻る。Cn+1
子から出力をとれば、入力パルスckが二個入るたびに
一個の出力パルス、すなわち、1/2に分周したパルス
が得られることになる。
【0025】同様にして、設定回路10の出力によりA
ND2のみを開くと、加算器IIのCn+1端子に1/2に
分周したパルスが得られることになる。加算器IIのC
n+1端子の1/2に分周した出力を加算器IIIのCn+1
子に加えると、1/4に分周したことになる。
【0026】同様にして、AND3、AND4を開く
と、それぞれ1/8、1/16となる。さらに、任意の
AND1ないしAND4を開くことにより、1/16な
いし5/16迄、分周比を任意に設定しうる。図3分図
(b)には、任意に設定した分周比のタイムチヤートを
示している。
【0027】この任意に設定した分周比のパルス信号
を、演算処理部12により選択回路14aのスイッチを
分周回路のAND1ないしAND4と同期して切り換え
選択し、所望の周波数のパルスが供給される。選択回路
14aのスイッチは、ディジタルICゲート回路で、ゲ
ートパルスを演算処理部12で制御することにより容易
に具現化することができる。このようにして、プロミン
グコンソール2からの入力を受けた該演算処理部12の
指示により、デバック時のみ、必要な低周波の分周クロ
ック信号に切り換えて供給される。そして演算処理部1
2が低周波の分周クロック信号で動作する。
【0028】デバックは、プログラミングコンソールよ
りインターフェイス11を介して演算処理部12に対し
てなされる。その際、演算処理部12は低速度で動作
し、デバック信号は、内部バス20を介して外部インタ
ーフェイス15、外部バス30に伝送される。外部バス
30は、デバック時の低速信号をさらに低速にするラッ
チ回路35と、該ラッチ回路35で低速化した信号を液
晶表示部40で視覚的に把握することができるようにな
っている。このため、デバック時のI/O動作を視覚で
確認することができる。演算処理部12は、通常動作時
には、高速クロック信号が供給され、各I/Oユニット
を高速度でアクセスする。
【0029】この分周回路14は、通常動作1MHzで
1命令1μSで動作する場合、図1の構成のPLCにお
いては、例えば、1/16の分周回路を使用すれば、1
命令が1/16μSとなり、1/1600の分周回路を
使用すれば、1命令が1/1.6mSとなる。分周の定
数にさらに遅くすることも可能である。
【0030】次ぎに、図4を参照して、ラッチ回路35
と、液晶表示部40を説明する。図4分図(a)に示す
如く、ラッチ回路35は、D形フリップフロップを構成
要素として、クロック信号eiが与えられることによ
り、その時点で入力側に存在していたデータを取り込
み、このデータを次ぎのクロック信号eiが与えられる
まで、出力側に保持しつづける。このようにして、二個
のクロック信号に対して一個の出力が生ずることにな
り、図2分図(b)に示す如く、ei信号が、図4分図
(b)に図示するY0,Y1に示す出力となる。
【0031】次ぎに、液晶表示部40を説明する。液体
表示部40の詳細な図示を省略するが、演算処理部12
によりドライバ回路が制御される液体表示部40は、L
CD表示部と、該LCD表示部に接続されたLSI部
と、該LSI部に接続されたクロック信号抵抗と、該L
SI部をON,OFFするスイッチ部とからなり、該ス
イッチ部には、電源部18から低電圧、低電流の電源が
供給されている。該LCD表示部は、該LSI部には上
記プログラミングコンソルよりキーインすることにより
デバック時の低周波入力が表示される。通常の高速制御
の際は、該スイッチ部をオフにすることにより、LCD
表示部は遮断される。
【0032】上記説明では、分周回路にカウンタ形分周
回路を用いた場合を説明したが、同期発振形、電荷蓄積
形の分周回路等を用いても差し支えない。クロック信号
の雑音等の誤動作に対しては、演算処理部12の前段
に、積分回路、微分回路等の雑音除去回路を設けること
が好ましい。
【0033】本発明によれば、従来のトレース、ステッ
プ実行といった機能を使用しなくても肉眼でも認識可能
なレベルまで、CPUの動作を遅くさせ、容易にデバッ
クが可能となる。また、本発明によりデバックのため、
特にメモリ・ソフトの追加を必要とせず、人手による煩
瑣なキー操作を必要とせず、デバック時のみ、バスクロ
ック信号の切り換えを行ない、通常時はデバックシステ
ムをPLCから切離し、一つのクロック信号で高速に制
御することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明の構成
によれば、デバック時、CPUの動作クロック信号を下
げることにより、メモリ・ソフトを余分に必要とせず、
I/OのON/OFF動作が肉眼で確認できるデバック
機能を有するPLCを提供することができる。また、C
PUの動作速度を下げることにより、低消費電力化も図
ったPLCを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPLCの一実施形態のブロック図
である。
【図2】図1のPLCの部分回路図である。
【図3】図1のPLCの他の部分回路図である。
【図4】図1のPLCのさらに他の部分回路図である。
【図5】従来におけるPLCの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5のPLCのクロック信号の切換え部の説明
図である。
【符号の説明】
1…CPUユニット 2…プログラミングコンソール 11…インターフェイス 12…演算処理部 13…発振器 13b…クロック生成回路 14…分周回路 14a…選択回路 14b…クロック切り換え部 15…外部バスインターフェイス 16…RAM 17…ROM 20…内部バス 30…外部バス 35…ラッチ回路 40…液体表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを動作させるクロック信号を可変
    とし、該CPUの演算速度を遅くさせることで、I/O
    のON/OFF動作を視覚的に把握できる表示手段を設
    けたことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラマブルコントロ
    ーラにおいて、クロック信号を発信する発振器と、該ク
    ロック信号を多種類の周波数のクロック信号に分周する
    分周回路と、該多種類の周波数のクロック信号のいずれ
    かを選択する選択回路と、該選択されたクロック信号で
    動作する演算処理部と、プログラミングコンソールと接
    続されると共に、該演算処理部に接続されるインターフ
    ェイスと、該演算処理部と内部バスで接続される外部バ
    スインターフェイスと、該外部バスインターフェイスに
    接続される外部バスと、該外部バスにそれぞれ並列に接
    続され、各I/Oを有する複数の拡張ユニットと、該外
    部バスに接続されるラッチ回路と液晶表示手段とからな
    り、該プログラミングコンソールでデバックするときに
    は、該選択回路で低周波数のクロック信号を選択し、該
    低周波数クロック信号で演算処理部を低速度で動作さ
    せ、該I/OのON/OFF動作を該液晶表示手段で視
    覚的に把握するように構成したことを特徴とするプログ
    ラマブルコントローラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003039A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Koyo Electronics Ind Co Ltd Cpu動作クロック同調式plcバスシステム
JP2010003041A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Koyo Electronics Ind Co Ltd プログラマブルコントローラシステム

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JP2010003039A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Koyo Electronics Ind Co Ltd Cpu動作クロック同調式plcバスシステム
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