JP2000275277A - 電気光学サンプリングプローバ - Google Patents

電気光学サンプリングプローバ

Info

Publication number
JP2000275277A
JP2000275277A JP11080543A JP8054399A JP2000275277A JP 2000275277 A JP2000275277 A JP 2000275277A JP 11080543 A JP11080543 A JP 11080543A JP 8054399 A JP8054399 A JP 8054399A JP 2000275277 A JP2000275277 A JP 2000275277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electro
optical
prober
wiring
optical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11080543A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Akikuni
文夫 秋國
Katsushi Ota
克志 太田
Tadao Nagatsuma
忠夫 永妻
Mitsuru Shinagawa
満 品川
Junzo Yamada
順三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP11080543A priority Critical patent/JP2000275277A/ja
Priority to US09/513,788 priority patent/US6403946B1/en
Priority to GB0004868A priority patent/GB2348282B/en
Priority to DE10012045A priority patent/DE10012045A1/de
Publication of JP2000275277A publication Critical patent/JP2000275277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/07Non contact-making probes
    • G01R1/071Non contact-making probes containing electro-optic elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオードへのノイズの伝達を防止し
て、測定精度の向上を図る。 【解決手段】 フォトダイオード48を、EOS光学系
の本体フレーム側から、セラミクス(絶縁体)によって
形成されたPDステージ取付板52およびPDホルダ5
4を介して保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定信号によっ
て発生する電界を電気光学結晶に結合させ、タイミング
信号に基づき生成された光パルスをこの電気光学結晶に
入射し、入射した光パルスの偏光状態により、被測定信
号の波形を観測する電気光学サンプリングプローバに関
し、特に、プローバのS/N比を向上させるための改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定信号によって発生する電界を電気
光学結晶に結合させ、この電気光学結晶にレーザ光を入
射し、レーザ光の偏光状態により被測定信号の波形を観
測することができる。ここでレーザ光をパルス状にし、
被測定信号をサンプリングすると非常に高い時間分解能
で測定することができる。この現象を利用した電気光学
プローバを用いたのが電気光学サンプリングプローバで
ある。
【0003】この電気光学サンプリング(Electro−Opt
ic Sampling)プローバ(以下「EOSプローバ」と略
記する)は、電気式プローブを用いた従来のプローバと
比較して、 1)信号を測定する際に、グランド線を必要としないた
め、測定が容易 2)電気光学プローバの先端が回路系から絶縁されてい
るので高入力インピーダンスを実現でき、その結果被測
定点の状態をほとんど乱すことがない 3)光パルスを利用することからGHzオーダーの広帯
域測定が可能 4)電気光学結晶をICなどのウエハに接触させ、IC
ウエハ上の配線にレーザ光を集光することによって、金
属ピンを物理的に接触させることができない細い配線で
も測定が可能といった特徴があり注目を集めている。
【0004】以下の説明において、光の波長の単位は
[nm]を用いる。従来技術におけるEOSプローバの
構成を図11により説明する。図11において、符号1
は、ICウエハであり、外部と電源線、信号線によって
接続されている。符号2は、電気光学結晶でできた電気
光学素子である。符号3は、対物レンズであり、電気光
学素子2へ入射する光を集光するためのものである。符
号4は、ダイクロイックミラー4a、ハーフミラー4
b、反射鏡4cを備えたプローバ本体である。符号6
は、フォトダイオードと偏光ビームスプリッタと波長板
などからなるEOS光学系モジュール(以下、EOS光
学系と称する)である。
【0005】符号7は、端部にファイバコリメータ7a
を備えた光ファイバであり、符号8は、EOS光学系に
光を供給するレーザ光源であり、出射する光の最大強度
の波長は1550[nm]である。符号9は、測定する
ICウエハ1を照明するためのハロゲンランプである。
このハロゲンランプ9は、必ずハロゲンランプである必
要はなく、キセノンランプやタングステンランプ等であ
ってもよい。
【0006】符号10は、ICウエハ1上の配線に光を
集光させる位置決めの確認を行う赤外線カメラ(以下I
Rカメラと称する)であり、撮像された映像はモニタ1
0aに表示される。このIRカメラ10は、500〜1
800[nm]の波長域において受光感度を有してい
る。符号11は、ICウエハ1を吸着して固定する吸着
ステージであり、直交したx軸、y軸、z軸の方向に微
動が可能である。
【0007】また、図12は、EOS光学系6の構成を
模式的に示す図である。EOS光学系6の基本要素は偏
光ビームスプリッタと波長板とフォトダイオードである
が、雑音を低減し、感度を増加することのできる図12
に示す構成の光学系が実用的である。図12に示すよう
に、EOS光学系6は、本体フレーム12の内部に光路
13が形成された構成となっており、光路13上に、1/
2波長板14,15、1/4波長板16、偏光ビームスプリ
ッタ17,18、および、ファラディー素子19が配列
された構成となっている。
【0008】また、光路13の側方の偏光ビームスプリ
ッタ17,18に対向する位置には、フォトダイオード
22,23が配置されている。これらフォトダイオード
22,23は、本体フレーム12側から保持されてい
る。
【0009】次に、図11を参照して、レーザ光源8か
ら発せられたレーザ光の光路について説明する。図11
において、プローバ本体4内のレーザ光の光路を符号
A、B、Cで表す。
【0010】先ず、レーザ光源8から出射したレーザ光
は光ファイバ7を通り、ファイバコリメータ7aによっ
て平行光に変換される。この平行光は、さらにEOS光
学系6内の光路13(図12参照)を通り、プローバ本
体4内に入射し(図11に示す光路A)、反射鏡4cに
よって90度折り返される(図11に示す光路B)。こ
こで用いられる反射鏡4cは、ガラスの表面にアルミ等
を蒸着した全反射の表面ミラーである。
【0011】次に、反射鏡4cによって折り返されたレ
ーザ光は、ダイクロイックミラー4aによってさらに9
0度折り返されて(図11に示す光路C)、対物レンズ
3によってICウエハ1の配線上に配置された電気光学
素子2のICウエハ1と対向する側の面に集光される。
ここで用いられるダイクロイックミラー4aの特性を図
13に示す。図13において、x軸は波長、y軸は透過
率を表している。図13に示すように波長1550[n
m]の光を5%透過し、95%反射する特性を有してい
る。したがって、レーザ光源から発せられた光の95%
は反射して90度折り返される。
【0012】電気光学素子2のICウエハ1と対向する
側の表面には誘電体ミラー(反射膜)2aが蒸着されて
おり、そこで反射したレーザ光は、対物レンズ3によっ
て再び平行光にされて、光路C、B、Aの順でEOS光
学系6へ戻る。さらにこの反射光は、光アイソレータ2
0により分離されて、フォトダイオード22,23に入
射し、電気信号に変換される。
【0013】このような構成のEOSプローバを用い
て、被測定信号を測定する動作は、以下のようになる。
ICウエハ1上の配線に電圧を加えると、電気光学素子
2では、その電界が電気光学素子2へ加わり、ポッケル
ス効果により屈折率が変化する現象が起きる。これによ
り、レーザ光源8から発せられたレーザ光が電気光学素
子2へ入射し、誘電体ミラー2aにおいて反射され、再
び同じ経路を戻り、電気光学素子2から出射するときに
光の偏光状態が変化する。そして、この偏光状態が変化
したレーザ光は、光路C、B、Aを通ってEOS光学系
6に入射する。
【0014】EOS光学系6へ入射した光は、EOS光
学系6内において、上記偏光状態の変化が光強度の変化
に変換される。この光強度変化をフォトダイオード2
2,23によって受光して電気信号に変換するととも
に、この電気信号を信号処理部(図示せず)において信
号処理することによって、ICウエハ1上の配線に加わ
る電気信号を測定することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
EOSプローバにおいては、光強度変化を電気信号とし
て検出するフォトダイオード22,23が、EOS光学
系6の本体フレーム12により保持された構成となって
いるために、ICウエハ1における電磁界の変化、ある
いは、EOSプローバの周囲の電磁界の変化等が、本体
フレーム12を介してフォトダイオード22,23に伝
達して、ノイズとして検出されてしまい、S/N比の低
下が生ずるという問題点があった。
【0016】このような問題点に鑑み、本発明において
は、フォトダイオードへのノイズの伝達を防止して、測
定精度の向上を図ること課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載の電気光学サンプリングプローバは、電気
光学サンプリングプローバ本体の制御信号に基づいてレ
ーザ光を発するレーザ光源と、測定対象のICウエハ上
の配線に接した状態で配置されて、前記配線に印加され
る電圧の変化に伴い発生した電界の変化に対応して、そ
の光学特性が変化する電気光学素子とを備え、前記電気
光学素子における前記配線に対向する表面には、反射膜
が形成され、前記レーザ光源から前記電気光学素子に照
射されたレーザ光が、前記電気光学素子内を透過すると
ともに、前記反射膜において反射され、さらに、この反
射光が光学系モジュールにおいて分離されて電気信号に
変換される構成の電気光学サンプリングプローバにおい
て、前記光学系モジュールは、本体フレーム内に前記反
射光が通過する光路が形成されるとともに、前記光路上
に波長板および偏光ビームスプリッタが配列された構成
とされ、前記光路の側方の前記偏光ビームスプリッタに
対向する位置にフォトダイオードが配置され、前記フォ
トダイオードは、前記本体フレーム側から絶縁体を介し
て保持されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項2記載の電気光学サンプリン
グプローバは、請求項1記載の電気光学サンプリングプ
ローバであって、前記フォトダイオードのリード端子が
保持される配線部および前記リード端子が接続されたコ
ネクタが、前記本体フレーム側から絶縁されていること
を特徴としている。
【0019】このような構成としたために、これらの電
気光学サンプリングプローバにおいては、フォトダイオ
ードあるいは、フォトダイオードのリード端子やコネク
タに、ICウエハやEOSプローバの周囲の電磁界の変
化の影響がおよぶことを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、この実施の形態における
EOSプローバの基本的構成は、上述の従来のEOSプ
ローバと同一であるために、ここでは、これらの相違点
を中心に説明するとともに、上記従来の技術と共通する
構成については、同一符号を付し、説明を省略する。
【0021】図2に示すように、本実施の形態における
EOSプローバ31は、レーザ光源8と、測定対象のI
Cウエハ1上の配線に接した状態で配置されて、この配
線に印加される電圧の変化に伴い発生した電界の変化に
対応して、その光学特性が変化する電気光学素子2とを
備えた構成となっている。
【0022】また、電気光学素子2における前記配線に
対向する表面には、誘電体ミラー(反射膜)2aが形成
されており、レーザ光源8から電気光学素子2に照射さ
れたレーザ光が、電気光学素子2内を透過するととも
に、誘電体ミラー2aにおいて反射され、さらに、この
反射光がEOS光学系32において分離されて電気信号
に変換される構成となっている。
【0023】図3,4,5は、EOS光学系32の構成
の詳細を示す立断面図、側断面図、および、平面図であ
る。このEOS光学系32は、本体フレーム33内に、
レーザ光源8からの入射光および電気光学素子2からの
反射光が通過する光路34が形成された構成となってお
り、この光路34上に、1/2波長板35,36、1/4波長
板37、偏光ビームスプリッタ38,39、および、フ
ァラディー素子40が配列されて、これらにより、光ア
イソレータ41が形成された構成となっている。
【0024】また、図中に示すように、光路34の側方
の偏光ビームスプリッタ38,39に対向する位置に
は、フォトダイオード保持部43,44が形成されてい
る。これらフォトダイオード保持部43,44は、EO
S光学系32の本体フレーム33に対して固定されてお
り、X軸ステージ45,Y軸ステージ46,PDステー
ジ取付部47,および、フォトダイオード48を備えて
構成されている。
【0025】X軸ステージ45およびY軸ステージ46
は調整ネジ50,51を回転させることにより、偏光ビ
ームスプリッタ38,39からフォトダイオード48,
48に至る方向をZ軸とした場合に、X軸およびY軸方
向のPDステージ取付部47の位置を微調整させる構成
となっている。
【0026】また図1に、PDステージ取付部47の構
成を示す。図中に示すように、PDステージ取付部47
は、X軸ステージ45に取り付けられたPDステージ取
付板52と、PDステージ取付板52に取り付けられた
レンズ53と、レンズ53に対応した位置にフォトダイ
オード48を取り付けるためのPDホルダ54とを備え
て構成されている。
【0027】PDステージ取付板52は、図6,7,8
に示すような断面視コ字状の部材であり、偏光ビームス
プリッタ38,39(図1参照)に対向する位置に、レ
ンズ取付孔55が形成され、このレンズ取付孔55に、
レンズ53が取り付けられるようになっている。また、
PDホルダ54は、図1に示すように、レンズ53の偏
光ビームスプリッタ38,39(図1参照)と反対側の
位置に取り付けられるとともに、図9,10に示すよう
に、円筒状に形成され、その内部にフォトダイオード4
8を保持することが可能な構成となっている。さらに、
これらPDステージ取付板52およびPDホルダ54
は、絶縁体であるセラミクスにより形成されている。
【0028】また、図4に示すように、フォトダイオー
ド48から延出する同軸ケーブル56には、リード端子
57が接続されており、これらリード端子57は、配線
部58により保持されるとともに、コネクタ部59に接
続されている。配線部58は、本体フレーム33に取り
付けられたガラスエポキシ、セラミック等よりなる絶縁
板60により構成されている。また、コネクタ部59
は、その中心に図示しないコネクタを保持するものであ
り、セラミック、プラスチック等よりなる絶縁体により
形成されている。これにより、これら配線部58および
コネクタについても、本体フレーム33側から絶縁され
ることとなる。
【0029】次に、ICウエハ1上の被測定信号を測定
する動作について説明する。先ず、レーザ光源8から出
射したレーザ光は、光ファイバ7を通り、ファイバコリ
メータ7aによって平行に変換され、さらに、光アイソ
レータ41を直進して、EOS光学系32より出射し、
プローバ本体4内に入射する。
【0030】プローブ本体4内に入射したレーザ光は、
反射鏡4cによって90度折り返され、さらにダイクロ
イックミラー4aによって90度折り返されて、対物レ
ンズ3によってICウエハ1上の配線の表面に集光され
て入射する。
【0031】このとき配線に加わる電圧によって、その
電界が電気光学素子2へ加わり、電気光学素子2では、
ポッケルス効果により屈折率が変化する現象が起きる。
これにより、電気光学素子2へ入射したレーザ光が電気
光学素子2を伝搬するときに光の偏光状態が変化する。
そして、この偏光状態が変化したレーザ光は、ICウエ
ハ1の配線上の電気光学素子2の表面の反射膜2aによ
って反射され、電気光学素子2へ入射したときと同じ光
路を逆に進み、EOS光学系32へ入射する。この入射
されたレーザ光は、光アイソレータ41によって分離さ
れ、レンズ53,53を通過して、フォトダイオード4
8,48へ入射し、フォトダイオード48,48におい
て電気信号に変換されるとともに、同軸ケーブル56,
リード端子57,コネクタ部59に保持された図示略の
コネクタを通じて図示略の信号処理部に出力される。
【0032】測定点(ICウエハ1上の配線)の電圧の
変化にともなって、電気光学素子2による偏光状態の変
化がフォトダイオード48,48間の出力差として検出
され、これにより、ICウエハ1上の配線に伝わる電気
信号を測定することができる。
【0033】この場合、上述のように、フォトダイオー
ド48およびレンズ53を保持するPDステージ取付板
52およびPDホルダ54をセラミクスにより形成した
ため、ICウエハ1における電磁界の変化やEOSプロ
ーバ31周囲の電磁界の変化がEOS光学系32の本体
フレーム33を介してフォトダイオード48に伝達して
ノイズとして検出されることを防止することができる。
これにより、測定精度の向上を図ることができる。
【0034】また、配線部58およびコネクタ部59に
ついても、絶縁材が用いられることにより、本体フレー
ム33を介したリード端子57およびコネクタへの電磁
界の変化の伝達が遮断されることとなり、フォトダイオ
ード48からの測定結果にノイズが混入することを防止
することができ、これにより、より一層の測定精度の向
上を図ることができる。
【0035】なお、上記実施の形態において、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用してもよい。
例えば、上記実施の形態において、フォトダイオード4
8およびレンズ53を保持するためのPDホルダ54お
よびPDステージ取付板52は、セラミクスにより形成
されていたが、これに代えて、フェノール樹脂、ポリア
セタール樹脂等の樹脂材を用いるようにしても良い。こ
れにより、PDホルダ54およびPDステージ取付板5
2の加工の容易化を図ることができる。また、この他に
も、PDホルダ54およびPDステージ取付板52に他
の絶縁体を使用するようにしても構わない。さらに、配
線部58を構成する絶縁板60およびコネクタ部59の
材料に他の絶縁材を使用するようにしても構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、フォトダイオードを光学系モジュールを構成する本
体フレーム側から絶縁体を介して保持するようにしたた
め、ICウエハにおける電磁界の変化や電気光学サンプ
リングプローバ周囲の電磁界の変化がフォトダイオード
に伝達してノイズとして検出されることを防止すること
ができ、これにより、従来に比較して、測定精度の向上
を図ることができる。また、フォトダイオードのリード
端子の配線部およびリード端子に接続されたコネクタに
ついても、本体側から絶縁されているために、この部分
への電磁界の変化を防止して、測定精度のより一層の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を模式的に示す図であ
って、EOSプローバのEOS光学系におけるPDステ
ージ取付部の拡大立断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態であるEOSプローバ
の概略構成図である。
【図3】 図2に示したEOSプローバにおけるEOS
光学系の平面図である。
【図4】 同、立断面図である。
【図5】 同、側断面図である。
【図6】 図1に示したPDステージ取付部におけるP
Dステージ取付板の側面図である。
【図7】 同、立断面図である。
【図8】 同、図6と反対方向から見た際の側面図であ
る。
【図9】 図1に示したPDステージ取付部におけるP
Dホルダの立断面図である。
【図10】 同、図9中S方向から見た際の側面図であ
る。
【図11】 本発明の従来の技術を示すEOSプローバ
の概略構成図である。
【図12】 図11に示したEOSプローバにおけるE
OS光学系の概略構成図である。
【図13】 図11に示したEOSプローバにおいて用
いられるダイクロイックミラーにおける入射光の波長
(x軸)−透過率(y軸)の関係を示す特性曲線図であ
る。
【符号の説明】
1 ICウエハ 2 電気光学素子 2a 反射膜 31 EOSプローバ(電気光学サンプリングプロー
バ) 32 EOS光学系(光学系モジュール) 33 本体フレーム 34 光路 35,36 1/2波長板 37 1/4波長板 38,39 偏光ビームスプリッタ 43,44 フォトダイオード保持部 47 PDステージ取付部 48 フォトダイオード 52 PDステージ取付板 54 PDホルダ 57 リード端子 58 配線部 59 コネクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 克志 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内 (72)発明者 永妻 忠夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 品川 満 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 順三 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学サンプリングプローバ本体の制
    御信号に基づいてレーザ光を発するレーザ光源と、 測定対象のICウエハ上の配線に接した状態で配置され
    て、前記配線に印加される電圧の変化に伴い発生した電
    界の変化に対応して、その光学特性が変化する電気光学
    素子とを備え、 前記電気光学素子における前記配線に対向する表面に
    は、反射膜が形成され、 前記レーザ光源から前記電気光学素子に照射されたレー
    ザ光が、前記電気光学素子内を透過するとともに、前記
    反射膜において反射され、さらに、この反射光が光学系
    モジュールにおいて分離されて電気信号に変換される構
    成の電気光学サンプリングプローバにおいて、 前記光学系モジュールは、本体フレーム内に前記反射光
    が通過する光路が形成されるとともに、前記光路上に波
    長板および偏光ビームスプリッタが配列された構成とさ
    れ、 前記光路の側方の前記偏光ビームスプリッタに対向する
    位置にフォトダイオードが配置され、 前記フォトダイオードは、前記本体フレーム側から絶縁
    体を介して保持されていることを特徴とする電気光学サ
    ンプリングプローバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気光学サンプリングプ
    ローバであって、 前記フォトダイオードのリード端子が保持される配線部
    および前記リード端子が接続されたコネクタが、前記本
    体フレーム側から絶縁されていることを特徴とする電気
    光学サンプリングプローバ。
JP11080543A 1999-03-24 1999-03-24 電気光学サンプリングプローバ Pending JP2000275277A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11080543A JP2000275277A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 電気光学サンプリングプローバ
US09/513,788 US6403946B1 (en) 1999-03-24 2000-02-25 Electro-optic sampling probe comprising photodiodes insulated from main frame of EOS optical system
GB0004868A GB2348282B (en) 1999-03-24 2000-02-29 Electro-optic sampling probe comprising photodiodes insulated from main frame of EOS optical system
DE10012045A DE10012045A1 (de) 1999-03-24 2000-03-14 Elektrooptische Abtastsonde mit Photodioden, die bezüglich des Main Frames eines optischen EOS-Systems isoliert sind

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11080543A JP2000275277A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 電気光学サンプリングプローバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000275277A true JP2000275277A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13721273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11080543A Pending JP2000275277A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 電気光学サンプリングプローバ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6403946B1 (ja)
JP (1) JP2000275277A (ja)
DE (1) DE10012045A1 (ja)
GB (1) GB2348282B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7002224B2 (en) * 2004-02-03 2006-02-21 Infineon Technologies Ag Transistor with doped gate dielectric

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155273A (en) 1974-11-09 1976-05-14 Eto Goro Hikarihenseigatakendenki
JPH079441B2 (ja) 1991-03-20 1995-02-01 日本碍子株式会社 光応用センサおよびその製造方法
JPH06102295A (ja) 1992-07-28 1994-04-15 Hewlett Packard Co <Hp> 非接触型プローブおよび非接触電圧測定装置
JPH0798329A (ja) 1993-09-28 1995-04-11 Hamamatsu Photonics Kk E−oプローブ
US5808473A (en) 1994-08-04 1998-09-15 Nippon Telegraph & Telephone Corp. Electric signal measurement apparatus using electro-optic sampling by one point contact
JP3436009B2 (ja) * 1996-07-31 2003-08-11 住友電気工業株式会社 光半導体素子

Also Published As

Publication number Publication date
US6403946B1 (en) 2002-06-11
GB2348282B (en) 2001-02-21
GB2348282A8 (en) 2000-10-04
GB0004868D0 (en) 2000-04-19
GB2348282A (en) 2000-09-27
DE10012045A1 (de) 2000-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7049843B2 (en) Signal acquisition probing system using a micro-cavity laser capable of sensing DC voltages
JP2002022775A (ja) 電気光学プローブおよび磁気光学プローブ
JPH11337589A (ja) 電気光学サンプリングオシロスコープ用プローブ
JP2000275277A (ja) 電気光学サンプリングプローバ
US6388454B1 (en) Electro-optic sampling prober
JP2000164653A (ja) 電気光学サンプリングプローバ及び測定方法
JP2000292451A (ja) 電気光学サンプリングプローバ及び調整方法
JP2000214231A (ja) 電気光学サンプリングプロ―バ
JP3382560B2 (ja) 電気光学サンプリングプローバ及び測定方法
US20020017913A1 (en) Electro-optic sampling probe
US6410906B1 (en) Electro-optic probe
US6369562B2 (en) Electro-optical probe for oscilloscope measuring signal waveform
US6297650B1 (en) Electrooptic probe
JP3593477B2 (ja) 電気光学プローブ
US6342783B1 (en) Electrooptic probe
JP3418577B2 (ja) 電気光学プローブ
JP2000171488A (ja) 電気光学プロ―ブ
JP3406523B2 (ja) 電気光学サンプリングオシロスコープ
JP2001099871A (ja) 電気光学プローブ
JP2000131346A (ja) 電気光学プロ―ブ
US20010022340A1 (en) Electro-optic probe
Shinagawa et al. A real-time electro-optic handy probe using a CW laser
JPH11108962A (ja) 電気光学サンプリング装置
JP2000338140A (ja) 電気光学プローブ
JPH11142486A (ja) 電気光学プローブ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021029