JP2000214231A - 電気光学サンプリングプロ―バ - Google Patents

電気光学サンプリングプロ―バ

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JP2000214231A
JP2000214231A JP11019138A JP1913899A JP2000214231A JP 2000214231 A JP2000214231 A JP 2000214231A JP 11019138 A JP11019138 A JP 11019138A JP 1913899 A JP1913899 A JP 1913899A JP 2000214231 A JP2000214231 A JP 2000214231A
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light
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Fumio Akikuni
文夫 秋國
Katsushi Ota
克志 太田
Tadao Nagatsuma
忠夫 永妻
Mitsuru Shinagawa
満 品川
Junzo Yamada
順三 山田
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Ando Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Ando Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/308Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation
    • G01R31/311Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation of integrated circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/07Non contact-making probes
    • G01R1/071Non contact-making probes containing electro-optic elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】電気光学サンプリング光学系へ入射する光量を
調整して、常に正確な測定を行うことができる電気光学
サンプリングプローバを提供する。 【解決手段】 測定対象のICウエハ表面上の配線に接
し、この配線を介して電界が印加されて光学特性が変化
する電気光学素子と、内部に偏光ビームスプリッタと波
長板とフォトダイオードを有し、外部から発せられたレ
ーザ光が電気光学素子内を透過してさらに配線に対向す
る電気光学素子の表面において反射された光を分離して
電気信号に変換する電気光学サンプリング光学系モジュ
ールとを備えた電気光学サンプリングプローバにおい
て、外部から発せられたレーザ光が該電気光学サンプリ
ング光学系モジュールへ入射する光量を調節する入射光
量調節部を、該電気光学サンプリング光学系モジュール
よりレーザ光を発光する光源側に備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定信号によっ
て発生する電界を電気光学結晶に結合させ、タイミング
信号に基づき生成された光パルスをこの電気光学結晶に
入射し、入射した光パルスの偏光状態により、被測定信
号の波形を観測する電気光学サンプリングプローバであ
って、特に、プローバの光学系を改良した電気光学サン
プリングプローバに関する。
【0002】
【従来の技術】被測定信号によって発生する電界を電気
光学結晶に結合させ、この電気光学結晶にレーザ光を入
射し、レーザ光の偏光状態により被測定信号の波形を観
測することができる。ここでレーザ光をパルス状にし、
被測定信号をサンプリングすると非常に高い時間分解能
で測定することができる。この現象を利用した電気光学
プローバを用いたのが電気光学サンプリングプローバで
ある。
【0003】この電気光学サンプリング(Electro−Opt
ic Sampling)プローバ(以下、EOSプローバと称す
る)は電気式プローブを用いた従来のプローバと比較し
て、 1)信号を測定する際に、グランド線を必要としないた
め、測定が容易 2)電気光学プローバの先端が回路系から絶縁されてい
るので高入力インピーダンスを実現でき、その結果被測
定点の状態をほとんど乱すことがない 3)光パルスを利用することからGHzオーダーの広帯
域測定が可能 4)電気光学結晶をICなどのウエハに接触させ、IC
ウエハ上の配線にレーザ光を集光することによって、金
属ピンを物理的に接触させることができない細い配線で
も測定が可能 といった特徴があり注目を集めている。
【0004】従来技術におけるEOSプローバの構成を
図3を参照して説明する。図3において、符号1は、I
Cウエハであり、外部と電源線、信号線によって接続さ
れている。符号2は、電気光学結晶でできた電気光学素
子である。符号31は、対物レンズであり、電気光学素
子2へ入射する光を集光するためのものである。符号4
1は、ダイクロイックミラー41a、ハーフミラー41
bを備えたプローバ本体である。符号6aは、フォトダ
イオードと偏光ビームスプリッタと波長板などからなる
EOS光学系モジュール(以下、EOS光学系と称す
る)であり、符号69は、EOS光学系の一方の端部に
取り付けられたファイバコリメータである。
【0005】符号7は、測定するICウエハ1を照明す
るためのハロゲンランプである。符号8は、ICウエハ
1上の配線に光を集光させる位置決めの確認を行う赤外
線カメラ(以下IRカメラと称する)である。符号9
は、ICウエハ1を吸着して固定する吸着ステージであ
り、直交したx軸、y軸、z軸方向に微動が可能であ
る。符号10は、吸着ステージ9が取り付けられた定盤
(一部省略)である。符号11は、外部から発せられた
レーザ光を伝播する光ファイバである。
【0006】次に、図3を参照して、外部から発せられ
たレーザ光の光路について説明する。図3において、プ
ローバ本体41内のレーザ光の光路を符号Aで表す。
【0007】先ず、光ファイバ11を介してEOS光学
系6aへ入射したレーザ光は、ファイバコリメータ69
によって平行光にされ、このEOS光学系6a内を直進
して、プローバ本体41内に入射する。さらにプローバ
本体41内を直進して、ダイクロイックミラー41aに
よって90度折り返され、対物レンズ31によってIC
ウエハ1上の配線上に配置された電気光学素子2の、I
Cウエハ1と対向する側の面に集光される。
【0008】ここで、光ファイバ11を介してEOS光
学系6aへ入射するレーザ光の波長は1550[nm]
である。一方、ここで用いられるダイクロイックミラー
41aの特性は、波長が1550[nm]の光を5%透
過し、95%反射する特性を有している。したがって、
レーザ光源から発せられた光の95%は反射して90度
折り返される。
【0009】電気光学素子2のICウエハ1と対向する
側の表面には誘電体ミラーが蒸着されており、そこで反
射したレーザ光は、対物レンズ31によって再び平行光
にされて、同じ光路を通ってEOS光学系6aへ戻り、
EOS光学系6a内のフォトダイオードへ入射する。こ
のEOS光学系6aの構成は後で詳述する。
【0010】次に、ハロゲンランプ7とIRカメラ8を
使用してICウエハ1の位置決めを行う場合のハロゲン
ランプ9が発する光の光路とICウエハ1の位置決め動
作について説明する。図3において、ハロゲンランプ7
が発する光の光路を符号Bで示す。
【0011】ここで用いられるハロゲンランプ7は、4
00[nm]〜1650[nm]の範囲の波長の光を発
する。ハロゲンランプ7から発せられた光は、ハーフミ
ラー41bによって90度折り返され、ダイクロイック
ミラー41aを直進して、ICウエハ1を照明する。こ
こで用いられるハーフミラー41bは、反射光と透過光
の強度が等しくなるハーフミラーである。
【0012】一方、IRカメラ8は、対物レンズ31視
野内のハロゲンランプ7によって照明されたICウエハ
1の一部を撮像して、この赤外線画像をモニタ8aに表
示する。作業者は、モニタ8aに表示された画像を見な
がら吸着ステージ9を微動させて、ICウエハ1上の測
定対象となる配線が視野内に入るように調整する。
【0013】さらに作業者は、光ファイバ11を介して
EOS光学系6aへ入射したレーザ光がICウエハ1の
配線上の電気光学素子2の表面において反射し、さらに
ダイクロイックミラー41aを透過した光を、IRカメ
ラ8の画像によって確認することによって、このレーザ
光が測定しようとする配線上の電気光学素子2の表面の
一点に集光するように吸着ステージ9あるいはプローバ
本体41を調整する。このとき、ダイクロイックミラー
41aは、レーザ光の波長域を5%透過する特性を有し
ているためにIRカメラ8によって、このレーザ光を確
認することができる。
【0014】次に、図3に示したEOSプローバを用い
て、被測定信号を測定する動作について説明する。IC
ウエハ1上の配線に電圧を加えると、その電界が電気光
学素子2へ加わり、電気光学素子2ではポッケルス効果
により屈折率が変化する現象が起きる。これにより、レ
ーザ光が電気光学素子2へ入射し、ICウエハ1と対向
する側の表面において反射され、再び同じ経路を戻り、
電気光学素子2から出射するときに光の偏光状態が変化
する。そして、この偏光状態が変化したレーザ光は、再
びEOS光学系6aに入射する。
【0015】EOS光学系6aへ入射した光は、EOS
光学系6a内において、上記偏光状態の変化を光強度の
変化に変換し、この光強度変化をフォトダイオードによ
って受光して電気信号に変換して、この電気信号を信号
処理部(図示せず)において信号処理することによっ
て、ICウエハ1上の配線に加わる電気信号を測定する
ことができる。
【0016】次に、図3に示すEOS光学系6aの構成
を説明する。図4は、EOS光学系6aの詳細な構成を
示した図である。図4において、符号61、64は、1
/2波長板であり、符号62は1/4波長板である。符
号63、66は偏光ビームスプリッタであり、符号65
は、ファラディー素子である。この1/2波長板61、
64と、1/4波長板62と、偏光ビームスプリッタ6
3、66と、ファラディー素子65によって構成される
光学系を光アイソレータ60という。符号67、68
は、集光レンズ68a、67aによって集光された光を
受光するフォトダイオードである。1/2波長板61及
び1/4波長板62は、2つのフォトダイオード67、
68へ入射する光のバランスを調整するものである。
【0017】次に、EOS光学系6aによって、ICウ
エハ1上の配線の電気信号を測定する動作を説明する。
EOS光学系6aは、光ファイバ11によって、外部の
光源からレーザ光が供給される。このレーザ光は、ファ
イバコリメータ69によって平行光に変換される。次
に、この平行光はプローバ本体41内のダイクロイック
ミラー41aによって90度折り返されて、対物レンズ
31によって集光される。集光されたレーザ光は、電気
光学素子2を透過してICウエハ1上の配線と対向する
電気光学素子2の表面に到達する。
【0018】このとき配線に加わる電圧によって、その
電界が電気光学素子2へ加わり、電気光学素子2では、
ポッケルス効果により屈折率が変化する現象が起きる。
これにより、電気光学素子2へ入射したレーザ光が電気
光学素子2を伝搬するときに光の偏光状態が変化する。
そして、この偏光状態が変化したレーザ光は、ICウエ
ハ1の配線上の電気光学素子2の表面のミラーによって
反射され、電気光学素子2へ入射したときと同じ光路を
逆に進み、EOS光学系6aへ入射する。このレーザ光
は、光アイソレータ60によって分離され、さらに集光
レンズ67a、68aによって集光されてフォトダイオ
ード67、68へ入射し、電気信号に変換される。
【0019】測定点(ICウエハ1上の配線)の電圧の
変化にともなって、電気光学素子2による偏光状態の変
化がフォトダイオード67とフォトダイオード68の出
力差になり、この出力差を検出することによって、IC
ウエハ1上の配線に伝わる電気信号を測定することがで
きる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファイバコ
リメータ69から発せられるレーザ光は、外部に設けら
れたレーザダイオード等の光源(図示せず)から発せら
れたレーザ光であり、このレーザ光が光ファイバ11を
通り、ファイバコリメータ69によって平行光にされ、
電気信号の測定に用いられているものである。したがっ
て、2つのフォトダイオードへ入射するレーザ光は、常
に一定であることが望ましい。
【0021】しかしながら、レーザ光を発光するレーザ
ダイオードは、環境温度の変化によって、発光する光量
が変化してしまう。この光量の変化は、そのまま測定誤
差として表れるため、正確な測定ができないという問題
がある。
【0022】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、EOS光学系へ入射する光量を調整して、校
正作業を容易にすることによって、常に正確な測定を行
うことができる電気光学サンプリングプローバを提供す
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、測定対象のICウエハ表面上の配線に接し、この配
線を介して電界が印加されて光学特性が変化する電気光
学素子と、内部に偏光ビームスプリッタと波長板とフォ
トダイオードを有し、外部から発せられたレーザ光が前
記電気光学素子内を透過してさらに前記配線に対向する
前記電気光学素子の表面において反射された光を分離し
て電気信号に変換する電気光学サンプリング光学系モジ
ュールとを備えた電気光学サンプリングプローバにおい
て、前記電気光学サンプリング光学系モジュールは、外
部から発せられた前記レーザ光が該電気光学サンプリン
グ光学系モジュールへ入射する光量を調節する入射光量
調節部を、該電気光学サンプリング光学系モジュールよ
り前記レーザ光を発光する光源側に備えたことを特徴と
する。
【0024】請求項2に記載の発明は、前記入射光量調
節部は、1/2波長板と偏光ビームスプリッタから構成
されることを特徴とする。
【0025】請求項3に記載の発明は、前記入射光量調
節部は、前記1/2波長板を入射光軸周りに任意の角度
で回転することができる波長板回転部に固定したことを
特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
電気光学サンプリングプローバを図面を参照して説明す
る。図1は同実施形態の構成を示した図である。図1に
おいて、図3に示す従来のプローバと同一の部分には同
一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示すプ
ローバが従来技術と異なる点は、電気光学サンプリング
光学系6aの光アイソレータ60とファイバコリメータ
69の間に入射光量調節部5を設けた点である。
【0027】図2は、図1に示すEOS光学系6aの詳
細な構成を示した図である。図2において、図4に示す
従来のEOS光学系と同一の部分には同一の符号を付
し、その説明を省略する。図2に示す符号51は、1/
2波長板であり、符号52は、偏光ビームスプリッタで
ある。また、符号5aは、1/2波長板51を光軸A周
りに回転する波長板回転部であり、符号5bは、偏光ビ
ームスプリッタ52を固定する偏光フィルタ保持部であ
る。なお、入射光量調節部5に用いられる偏光ビームス
プリッタ52は、偏光フィルタに置き換えてもよい。ま
た、光ファイバ11は偏波保持ファイバであり、レーザ
ダイオード等の光源から発せられた光が直線偏光とし
て、この光ファイバ11の適当な軸に合わせて入射され
ている。
【0028】次に、入射光量調節部5におけるレーザ光
の入射光量を調節する原理を説明する。まず、1/2波
長板を透過する光の偏光状態が変化しないように、1/
2波長板51を配置しておく。これによって、ファイバ
コリメータ69から発せられた直線偏光の光はすべて偏
光ビームスプリッタ52を透過する。
【0029】これに対して、1/2波長板を光軸周りに
22.5度回転すると、1/2波長板に入射した直線偏
光の光は45度回転する。これによって、偏光ビームス
プリッタにおいて、直進してこの偏光ビームスプリッタ
を透過するP偏光と入射光軸に対して90度の方向へ反
射するS偏光とに二分される。この結果、偏光ビームス
プリッタ52を透過する光量は、入射光量の半分の量と
なる。
【0030】1/2波長板51をさらに回転することに
よって、偏光ビームスプリッタ52を透過する光の量を
さらに少なくすることができる。
【0031】すなわち、1/2波長板51を22.5度
回転させた状態を初期状態として、この初期状態から回
転する角度を増減させることによって、偏光ビームスプ
リッタ52を透過する光の光量を増加させたり、減少さ
せたりすることが可能になる。図2に示す入射光量調節
部5はこの原理を用いて、EOS光学系6aへ入射する
光の量を調整することができる。
【0032】図1、2を参照して、入射光量調節部5を
用いてEOS光学系6aの校正を行う動作を説明する。
まず、フォトダイオード67、68の出力電流を電流計
等によって測定する。そして、予め決められた校正値の
電流値になるように、1/2波長板51を回転させてフ
ァイバコリメータ69から発せられたレーザ光の光量を
増減させる。
【0033】図1に示すEOSプローバを用いて測定を
行う度にこの校正動作を実行することによって、フォト
ダイオード67、68へ入射するレーザ光の光量を常に
一定にすることができるため、正確な測定を行うことが
できる。
【0034】さらに、この入射光量調節部5は、この電
気光学サンプリングプローバへのレーザ光の入り口であ
るファイバコリメータ69と光アイソレータ60との間
に設けられ、レーザ光の出口であるフォトダイオード6
7、68の出力値によって、校正を行うようにしたた
め、レーザ光の入り口と出口の間を構成する光学部品を
全て含んだ校正を行うことができる。すなわち、光学部
品の経年劣化による透過率、反射率の低下や光軸の多少
のずれによってフォトダイオードへ入射する光量低下等
を校正することができる。
【0035】なお、偏光ビームスプリッタ52を省略し
て、偏光面が変化した光の分離を偏光ビームスプリッタ
66によって行うようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、外部から発せられたレーザ光が電気光学
サンプリング光学系モジュールへ入射する光量を調節す
る入射光量調節部を、電気光学サンプリング光学系モジ
ュールよりレーザ光を発光する光源側に設けたため、フ
ォトダイオードへ入射するレーザ光の光量を常に一定に
することができる。このため、レーザ光の発光源である
レーザダイオードの光量が変化しても測定誤差を少なく
することができ、常に安定した測定が可能になるという
効果が得られる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、入
射光量調節部を1/2波長板と偏光ビームスプリッタに
よって構成したため、簡単な構造であっても光量の調節
が可能になるという効果も得られる。
【0038】また、請求項3に記載の発明によれば、1
/2波長板を回転可能としたため、初期状態において偏
光ビームスプリッタを透過する光量を、1/2波長板へ
入射した光量の半分になるようにこの1/2波長板を配
置しておけば、1/2の回転角度を増減することによっ
て、電気光学サンプリング光学系へ入射するレーザ光の
光量を増減させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示した構成図であ
る。
【図2】図1に示すEOS光学系モジュール6aの構成
を示す図である。
【図3】従来技術の電気光学サンプリングプローバの構
成を示す図である。
【図4】図3に示すEOS光学系モジュール6aの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ICウエハ、 2・・・電気光学素子、 31・・・対物レンズ、 41・・・プローバ本体、 41a・・・ダイクロイックミラー、 41b・・・ハーフミラー、 5・・・入射光量調節部、 5a・・・波長板回転部、 5b・・・偏光フィルタ保持部、 51・・・1/2波長板、 52・・・偏光ビームスプリッタ、 6a・・・EOS光学系モジュール、 69・・・ファイバコリメータ、 7・・・ハロゲンランプ、 8・・・赤外線カメラ、 8a・・・モニタ、 9・・・吸着ステージ、 10・・・定盤、 11・・・光ファイバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 克志 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内 (72)発明者 永妻 忠夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 品川 満 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 順三 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AB19 AD07 AE04 AE09 AF05 AF07 AG07 AH02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象のICウエハ表面上の配線に接
    し、この配線を介して電界が印加されて光学特性が変化
    する電気光学素子と、 内部に偏光ビームスプリッタと波長板とフォトダイオー
    ドを有し、外部から発せられたレーザ光が前記電気光学
    素子内を透過してさらに前記配線に対向する前記電気光
    学素子の表面において反射された光を分離して電気信号
    に変換する電気光学サンプリング光学系モジュールと、 を備えた電気光学サンプリングプローバにおいて、 前記電気光学サンプリング光学系モジュールは、 外部から発せられた前記レーザ光が該電気光学サンプリ
    ング光学系モジュールへ入射する光量を調節する入射光
    量調節部を、該電気光学サンプリング光学系モジュール
    より前記レーザ光を発光する光源側に備えたことを特徴
    とする電気光学サンプリングプローバ。
  2. 【請求項2】 前記入射光量調節部は、1/2波長板と
    偏光ビームスプリッタから構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の電気光学サンプリングプローバ。
  3. 【請求項3】 前記入射光量調節部は、前記1/2波長
    板を入射光軸周りに任意の角度で回転することができる
    波長板回転部に固定したことを特徴とする請求項2に記
    載の電気光学サンプリングプローバ。
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GB0001792A GB2346212B (en) 1999-01-27 2000-01-26 Electro-optic sampling probe having unit for adjusting quantity of light incident on electro-optic sampling optical system module
US09/491,337 US6297651B1 (en) 1999-01-27 2000-01-26 Electro-optic sampling probe having unit for adjusting quantity of light incident on electro-optic sampling optical system module

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