JP2000275250A - 自動分析装置、試料の分析方法、ドットコード付き容器、及びドットコード付き検査結果報告書 - Google Patents

自動分析装置、試料の分析方法、ドットコード付き容器、及びドットコード付き検査結果報告書

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JP2000275250A
JP2000275250A JP11080035A JP8003599A JP2000275250A JP 2000275250 A JP2000275250 A JP 2000275250A JP 11080035 A JP11080035 A JP 11080035A JP 8003599 A JP8003599 A JP 8003599A JP 2000275250 A JP2000275250 A JP 2000275250A
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reagent
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Mayo Kubota
麿誉 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作者にとって操作の煩雑さを無くし、また、
入力ミスや検査結果の取り違えのおそれを無くすと共に
データ管理も簡単に行えるようにすること。 【解決手段】試料中の成分項目を分析する自動分析装置
は、試薬容器14、試料容器16、及び試薬添付文書1
8に付されたドットコード情報をペン型リーダ24又は
ドットコードスキャナ26で読み取って再生し、その再
生されたドットコード情報に対応する情報をモニタ28
に表示する。また、分析情報または任意に作成した情報
を、リールシール印刷機12によりドットコード20と
して出力し、印刷機30で印刷した検査結果報告書60
に貼付可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の分析を行う
自動分析装置、試料の分析方法、ドットコード付き容
器、及びドットコード付き検査結果報告書に関し、特
に、ドットコード用いた各種情報の管理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、試料の分析を自動的に行う自
動分析装置が各種知られており、その一つに、それに用
いられる各種情報をバーコードを読み取ることで入力で
きるようにしたものがある。
【0003】即ち、このような自動分析装置に用いられ
るバーコードは、分析される試料の容器と分析に用いら
れる試薬の容器に設けられ、試料の個別認識番号,試薬
のロット,有効期限,分析項目名といった、自動分析装
置管理用の情報を含んでいる。なお、このバーコードに
収められない情報は、操作者が手入力により分析装置に
登録している。そして、検査結果は報告書として紙に印
刷されるか、分析装置あるいはネットワーク上のハード
ディスク等の記録装置に保存される。
【0004】このようなバーコードを利用した自動分析
装置としては、例えば、特開平7−151766号公
報、特開平8−94626号公報、特開平8−2620
29号公報、等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動分析装
置に試料を受付するには、当該試料の分析するべき分析
項目を自動分析装置に登録する必要があるり、これらの
分析項目は一般に手入力で行われている。また、バーコ
ードで記録される情報量は少なく、試料または試薬を収
める容器の小型化が進んでいることから、従来の技術で
は試料または試薬の詳細な情報の全てをバーコード情報
として容器に付与するには記録不足であるので、試料や
試薬の詳細な情報は別に手入力する必要がある。これら
のことは、操作者にとって操作を煩雑化するものであ
る。さらに、バーコードの読み取りは、読み取りの向き
を一定にしなければエラーを発生し、分析が進まなくな
ることもある。
【0006】また、検査結果は、報告書として紙に印刷
されるか、分析装置あるいはネットワーク上の記録装置
に保存され、カルテとは別の資料として保管しなければ
ならないものであった。この検査結果を別のコンピュー
タにおいて2次利用する場合には、紙に印刷された検査
結果を手入力するか、検査結果が保存されている記録装
置から情報を取り出す手段が必要であり、入力ミスや検
査結果の取り違えが生じたり、データ管理上において複
雑化するものである。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、操作者にとって操作の煩雑さを無くし、また、入力
ミスや検査結果の取り違えのおそれを無くすと共にデー
タ管理も簡単に行える自動分析装置、試料の分析方法、
ドットコード付き試料、及びドットコード付き検査結果
報告書を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による自動分析装置は、試料中の成分項目
を分析する自動分析装置であって、ドットコード情報を
再生する再生手段と、この再生手段により再生された上
記ドットコード情報に対応する情報を表示する表示手段
と、分析情報または任意に作成した情報をドットコード
出力する出力手段と、の内の少なくとも一つを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明による試料の分析方法は、試
料及び/又は試薬を含む容器に配置されているドットコ
ードからの情報を読み込み、分析の制御に寄与する読み
込み情報を使用した分析を実施することを特徴とする。
【0010】なおここで、上記読み込み情報は、分析装
置の較正を制御する情報である。
【0011】また、本発明によるドットコード付き容器
は、試料及び/又は試薬を含む容器と、その試料及び/
又は試薬に添付される情報の一部に情報をコード化した
ドットコードのコードパターンと、を備えることを特徴
とする。
【0012】また、本発明によるドットコード付き検査
結果報告書は、検査結果をコード化したドットコードの
コードパターンを備えることを特徴とする。
【0013】即ち、本発明の自動分析装置、試料の分析
方法、ドットコード付き容器、及びドットコード付き検
査結果報告書によれば、大量のデータをドットコードに
収めることができるため、試薬等の情報をドットコード
で管理すれば、キー入力なしにこれらの登録が行え、検
体の受付もでき、さらに報告書に分析結果をドットコー
ドで付記することや任意にドットコードの作成もでき、
それを読取装置で容易に復元できることにより、正確で
迅速な分析環境を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態を示すもので、ドットコードを用いた分
析装置の概略構成図である。
【0016】同図に於いて、コンピュータ10には、リ
ールシール印刷機12が接続されている。また、試薬容
器14や試料容器16あるいはその試薬についての試薬
添付文書18には、それらの詳細情報を含んだドットコ
ード20が付与されている。上記コンピュータ10に
は、情報再生装置22を介して、これらのドットコード
20を読み取るペン型リーダ24とドットコードスキャ
ナ26とが接続されると共に、表示手段としてのモニタ
28、印刷手段としての印刷機30、入力手段としての
入力装置32、及び記録手段としての記録装置34が接
続されている。
【0017】一方、分析機36の試薬テーブル38に
は、ドットコード20が付与された試薬容器14が並べ
られており、試料テーブル40には、ドットコード20
が付与された試料容器16が並べられている。これらの
試薬を用いて試料を分析する分析機36は、上記コンピ
ュータ10に接続されている。
【0018】なお、上記情報再生装置22、リールシー
ル印刷機12及びペン型リーダ24の詳細は、本発明の
出願人による特開平6−231466号公報に開示され
ているので、ここでは説明を省略する。
【0019】また、ドットコード20は、例えば本発明
の出願人による特開平6−231466号公報や特開平
9−81711号公報に開示されたようなドットコード
を使用することができる。
【0020】即ち、図2に示すように、このドットコー
ド20のデータフォーマットでは、1つのブロック42
は、マーカ44、ブロックアドレス46、及びアドレス
のエラー検出データ48、及び実際に分析情報や検査結
果等のデータが入るデータエリア50から成る。
【0021】ここで、マーカ44は、通常は記録変調で
出てこないようなパターンを用いている。また、ブロッ
クアドレス46は、当該ブロック42の位置を表すデー
タであり、エラー検出データ48は、これらアドレスの
誤り判定に用いられる。
【0022】このようなフォーマットの記録データは、
「1」,「0」のデータを、例えばバーコードと同様
に、「1」を黒ドット有り、「0」を黒ドット無しとい
うようにして印刷される。以下、このような記録データ
をデータコードと称する。
【0023】また、ドットコード20は、図3の(A)
及び(B)に示されるようなものであっても良い。この
ドットコード20は、データの内容に応じて配列された
複数のドットから構成されるブロック42を複数配置し
た構成となっている。即ち、所定単位毎のデータである
ブロック42が集合して配置されている。1つのブロッ
ク42は、マーカ44、ブロックアドレス46、及びデ
ータエリア50から成っている。
【0024】ドットコード20を構成する各ブロック4
2は二次元に配列されており、それぞれブロックアドレ
ス46が付加されている。そして、そのブロックアドレ
ス46は、Xアドレス,Yアドレスに対応したアドレス
がついている。
【0025】例えば、図3の(A)に於いて、一番左上
のブロックを(Xアドレス,Yアドレス)=(1,1)
とする。それに対して、その右のブロックのブロックア
ドレスは(2,1)とし、以下、同様にして右にいくに
つれてXアドレスをインクリメントしたものが、下にい
くにつれてYアドレスがインクリメントしたものが、そ
れぞれ付加されるという形で、全ブロック42にブロッ
クアドレス46が付加される。
【0026】ここで、最下段のマーカと最右段のマーカ
については、ダミーのマーカ52とする。つまり、ある
マーカ44に対するブロック42は、それを含む4つの
マーカ44で囲まれるその右斜め下のデータであり、最
下段及び最右段のマーカは下から2段目及び右から2段
目のマーカに対するブロックを定義するために配置され
た補助的なマーカ、即ちダミーのマーカ52である。
【0027】次に、上記ブロック42の中身を説明す
る。図3の(B)に示されるように、当該ブロック42
のマーカ44に対し、下のマーカとの問に、ブロックア
ドレス46とそのブロックアドレスのエラー検出データ
48が付加される。また、当該マーカ44と右のマーカ
との間に、同様にブロックアドレス46とそのエラー検
出データ48が付加される。このように、ブロックアド
レス46をデータエリア50の左側と上側に配置し、マ
ーカ44をその左上角に配置した形としている。このよ
うに、ブロックアドレス46を2箇所に記録することに
よって、一方のブロックアドレスにノイズが重畳してエ
ラーを起こした場合にでも、他方のアドレスを検出する
ことによって確実に検出することができる。
【0028】なお、このブロックアドレス46は、1ブ
ロック内に2箇所に記録した例を示してあるが、これは
1箇所であっても構わない。そして、もう1箇所には、
全てのブロックで同一の予め決められたパターンドット
を配することで、データドットの読み取り基準点となる
マーカの中心の検出を容易にすることが考えられる。
【0029】上記のような二次元ブロック分割方式を採
用することにより、ペン型リーダ24側で隣接する4つ
のマーカを検出して、それらマーカの中心間をドット数
分だけ等分割することでノーマライズを行って各データ
ドット54の読み取り点を決定しているため、拡大,縮
小,変形等に強く、また、手ぶれ等に強いという利点が
ある。特に、容器へのドットコードの転写又は印刷シー
ル貼付の向きが多少ずれていても、向きを一定にする必
要がなく、常に正確に情報を読み取る点で好ましい。
【0030】なお、データエリア50に於けるデータド
ット54については、例えば1ドットが数十μmの大き
さである。これは、アプリケーション、用途によっては
数μmレベルまで可能であるが、一般的には40μmや
20μm、或いは80μmとする。データエリア50
は、例えば、64×64ドットの大きさである。
【0031】これらは、上記等分割による誤差が吸収で
きる範囲まで、自由に拡大或いは縮小することが可能で
ある。また、上記マーカ44は、ポジション指標として
の機能を有するものであり、変調されたデータにない大
きさ、例えば円形状で、データドット54に対して例え
ば7ドット以上や、7×7ドット位の直径を有する円形
黒マーカとしている。さらに、ブロックアドレス46及
びそのエラー検出データ48も、データドット54と同
様のドットによりそれぞれ構成される。
【0032】次に、リールシール56について説明す
る。
【0033】上述したようにしてマーカ44が付加され
たデータは、リールシール印刷機12に送出されて、図
4の(A)及び(B)に示されるように、リールシール
56上に印刷される。この場合、リールシール56に
は、ドットコード20の印刷以外にも文字等が書込み可
能なように、余白部分58の形成も可能である。したが
って、このリールシール56が付与されるべき対象物の
人物名や次回来院日,日時等を、この余白部分58に書
込むことができる。このように、ドットコードを利用す
れば、人が書込みできるスペースを増やすことができる
ので、使い勝手が向上する。
【0034】このような構成に於いて、リールシール印
刷機12によって、コンピュータ10に入力した情報や
処理された情報をドットコード化してリールシール上に
任意に印刷することができ、あらたに、検査結果報告書
60や試薬容器14や試料容器16等に添付することが
できる。そして、これら全てのドットコード20は、ペ
ン型リーダ24で読み込むことが可能である。また、ペ
ン型リーダ24は、試薬等に添付されている試薬添付文
書18に付与されているドットコード20を読み込むこ
とが可能である。
【0035】一方、試料を分析するために、試薬容器1
4や試料容器16に付与されたドットコード20は、ド
ットコードスキャナ26により自動的に読み取られる。
【0036】以上のような構成の自動分析装置において
は、図5に示すような手順で、分析動作が行われる。
【0037】即ち、まず、試薬容器14を分析機36の
試薬テーブル38にセットすると共に(ステップS
1)、試料容器16を分析機36の試料テーブル40に
セットする(ステップS2)。そして、ドットコードス
キャナ26により、上記試薬容器14及び試料容器16
に付されたドットコードを自動的に読み取る(ステップ
S3、ステップS4)。もちろん、分析機36にセット
する前に、ペン型リーダ24を用いて操作者が手動で読
み取っておいても良い。こうして読み取られたドットコ
ード情報は、情報再生装置22にて処理され、試薬情報
や試料情報、例えば較正情報のような分析情報等や付加
情報といった、予め入力しておきたい全ての情報がコン
ピュータ10に送られ処理される。
【0038】これらの情報と操作者により入力装置32
を用いて入力された検査指示情報に基づいて、コンピュ
ータ10は、分析機36の動作を制御し、ピペッティン
グ装置62により試薬と試料が反応容器64に分注され
分析が実施される(ステップS5)。この分析機36か
ら得られた分析データは、コンピュータ10に送られ処
理され、検査結果として得られる(ステップS6)。
【0039】そして、この検査結果は、モニタ28上に
示され(ステップS7)、印刷機30によって検査結果
報告書60として印刷される(ステップS8)。また、
この印刷機30は、検査結果報告書60に、検査結果や
付加情報を含むドットコード20を同時に印刷すること
も可能である。なお、コンピュータ10によって処理さ
れた情報や検査結果は、記録装置34に保存され(ステ
ップS9)、次回の検査で参照することが可能である。
【0040】以上のように、本実施の形態によれば、単
に照合のためのID情報やロットの種別を示す条件式に
限らず、個別の精度管理の生データや試薬,キャリブレ
ータ,洗剤,検体等の個別情報を、省スペースで大容量
情報を保持・管理できるドットコードで保持・管理し、
該ドットコードを読み取ることができる機能により、試
料分析条件や検体受付等のキー入力を無くし、正確な分
析環境が得られる。従って、試料/及び又は試薬容器を
多数搬送しながら分析等を行う装置においては、容器毎
に精度管理情報を持たせることによって、容器から直接
的に装置内のコンピュータに働きかけて分析等に必要な
精度管理を実行させるように指示することができるの
で、人による精度管理の負担を著しく軽減することがで
きる。さらに、任意のドットコードを出力して使用でき
るだけでなく、分析結果もドットコードで出力できる機
能により、検査結果の保管または2次利用を容易にし、
信頼性の高い自動分析を可能にしている。ここにおい
て、分析の制御や精度管理に必要な全ての情報をドット
コード化してコード付与された試料及び/又は試薬容器
は、もはや従来の補助的情報提供手段としての役割をこ
えて、分析の指令の主役として機能する。
【0041】[第2の実施の形態]次に、図6を参照し
て、本発明の第2の実施の形態を説明する。同図は、ド
ットコード再生及び任意の情報をドットコードにする例
を示したものである。
【0042】即ち、検査結果報告書60等に付与されて
いるドットコード20は、ペン型リーダを介して情報再
生装置22に取り込まれ、得られた情報は、コンピュー
タ10に送られ処理され、モニタ28に表示できる。な
お、コンピュータ10によって処理された情報や検査結
果は記録装置34に保存され、次回の検査で参照するこ
とが可能である。そして、リールシール印刷機12によ
って、コンピュータ10に入力した情報や処理された情
報をドットコード化してリールシール上に任意に印刷す
ることもでき、あらたに、検査結果報告書60や試薬容
器14や試料容器16等に添付することができる。場合
によっては、試料又は試薬同士での情報交換や試料と試
薬間の情報の受渡しを行うようにして、取り違えを極力
防止し且つ逐次情報を追加又は更新するようにしても良
い。
【0043】なお、本第2の実施の形態では、ドットコ
ード再生装置及び任意の情報をドットコードにする例に
ついて述べたが、これに限られるものではない。例え
ば、上述の構成からリールシール印刷機12やペン型リ
ーダ24のどちらか一方を除外した構成も適用される。
この構成により、前述の第1の実施形態に述べた構成と
は別の場所に於いて、ドットコードを再生して利用する
ことや任意のドットコードを作成することが可能であ
る。
【0044】ドットコードは大量のデータを納めること
ができるので、テキスト情報に限らず映像や音声情報等
のデータ形式も扱え、検量線のグラフ、精度管理図、音
声入力によるコメント情報もドットコードで管理でき
る。
【0045】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0046】(1) 試料中の成分項目を分析する自動
分析装置であって、ドットコード情報を再生する再生手
段と、この再生手段により再生された上記ドットコード
情報に対応する情報を表示する表示手段と、分析情報ま
たは任意に作成した情報をドットコード出力する出力手
段と、の内の少なくとも一つを具備することを特徴とす
る自動分析装置。
【0047】(2) 試料を含む容器に配置されている
ドットコードからの情報を読み込み、分析の制御に寄与
する読み込み情報を使用した分析を実施することを特徴
とする試料の分析方法。
【0048】(3) 試薬を含む容器に配置されている
ドットコードからの情報を読み込み、分析の制御に寄与
する読み込み情報を使用した分析を実施することを特徴
とする試料の分析方法。
【0049】(4) 上記読み込み情報が、分析装置の
較正を制御する情報であることを特徴とする上記(2)
又は(3)に記載の試料の分析方法。
【0050】(5) 試料を含む容器と、その試料に添
付される情報の一部に情報をコード化したドットコード
のコードパターンと、を具備することを特徴とするドッ
トコード付き試料。
【0051】(6) 試薬を含む容器と、その試薬に添
付される情報の一部に情報をコード化したドットコード
のコードパターンと、を具備することを特徴とするドッ
トコード付き試薬。
【0052】(7) 検査結果をコード化したドットコ
ードのコードパターンを具備することを特徴とするドッ
トコード付き検査結果報告書。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
大量のデータをドットコードに収めることができるた
め、試薬等の情報をドットコードで管理すれば、キー入
力なしにこれらの登録が行え、検体の受付もでき、さら
に報告書に分析結果をドットコードで付記することや任
意にドットコードの作成もでき、それを読取装置で容易
に復元できることにより、正確で迅速な分析環境を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すもので、ドッ
トコードを用いた分析装置の概略構成図である。
【図2】ドットコードの概念を説明するための図であ
る。
【図3】ドットコード概念を説明するためのもので、
(A)はブロックアドレスの説明図、(B)はブロック
の構成を示す図である。
【図4】(A)及び(B)はリールシールへの印字例を
示す図である。
【図5】第1の実施の形態において試料分析を行う場合
の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態で、ドットコード再
生及び任意の情報をドットコードにする例を示した図で
ある。
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 リールシール印刷機 14 試薬容器 16 試料容器 18 試薬添付文書 20 ドットコード 22 情報再生装置 24 ペン型リーダ 26 ドットコードスキャナ 28 モニタ 30 印刷機 32 入力装置 34 記録装置 36 分析機 38 試薬テーブル 40 試料テーブル 56 リールシール 58 余白部分 60 検査結果報告書 62 ピペッティング装置 64 反応容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料中の成分項目を分析する自動分析装
    置であって、 ドットコード情報を再生する再生手段と、 この再生手段により再生された上記ドットコード情報に
    対応する情報を表示する表示手段と、 分析情報または任意に作成した情報をドットコード出力
    する出力手段と、 の内の少なくとも一つを具備することを特徴とする自動
    分析装置。
  2. 【請求項2】 試料及び/又は試薬を含む容器に配置さ
    れているドットコードからの情報を読み込み、分析の制
    御に寄与する読み込み情報を使用した分析を実施するこ
    とを特徴とする試料の分析方法。
  3. 【請求項3】 上記読み込み情報が、分析装置の較正を
    制御する情報であることを特徴とする請求項2に記載の
    試料の分析方法。
  4. 【請求項4】 試料及び/又は試薬を含む容器と、 その試料及び/又は試薬に添付される情報の一部に情報
    をコード化したドットコードのコードパターンと、 を具備することを特徴とするドットコード付き容器。
  5. 【請求項5】 検査結果をコード化したドットコードの
    コードパターンを具備することを特徴とするドットコー
    ド付き検査結果報告書。
JP11080035A 1999-03-24 1999-03-24 自動分析装置、試料の分析方法、ドットコード付き容器、及びドットコード付き検査結果報告書 Pending JP2000275250A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315871A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Olympus Corp 自動分析装置
JP2016162259A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 株式会社島津製作所 分析システム及びこれに用いられる情報端末
WO2023171092A1 (ja) * 2022-03-07 2023-09-14 株式会社日立ハイテク 自動分析装置

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