JP2000275056A - 車載用通信システム - Google Patents
車載用通信システムInfo
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Abstract
機能とを有効に組み合わせて用いる。 【解決手段】 携帯電話端末18で受信した着信情報を
ディスプレイ12に表示する。携帯電話端末18と相手
通信端末との間で通話を行う場合には、スピーカ16と
マイク14を用いて、ハンズフリー通話を行う。ナビゲ
ーション本体10は、携帯電話端末18による受信情報
により相手通信端末の所在地を認識し、この認識した相
手通信端末の所在地に対応する地図を検索し、この検索
した地図と相手通信端末の所在地とをディスプレイ12
に表示する。相手先管理テーブルに予め登録された相手
先の音声が認識されると、その相手先を検索してディス
プレイ12に表示し、その相手先に発呼する旨の音声が
認識された場合に、当該相手先の発呼情報を用いて発呼
する。
Description
ビゲーション機能とを含む車載用通信システムに関す
る。
ションシステムが普及している。このカーナビゲーショ
ンシステムでは、GPSや自律航法等によって自車の現
在位置を検出し、その現在位置に対応する地図情報や自
車の現在ポイント等を表示装置に表示し、自車の進行に
応じて表示画面をスクロールしたり、目的地等の入力に
よって推奨経路を探索して表示する等の各種機能を実行
する。また、データ通信機能を有する携帯電話端末も急
速に普及しつつあり、その機能についても急速に拡充し
つつある。
携帯電話端末においては、集積化が容易で電力消費が少
ない機能については拡充しつつあるものの、小型軽量化
や省電力化の要請のために、例えばハンズフリーでマイ
クとスピーカによって通話するような機能を設けること
は容易でない。また、大きな表示画面や入力キーを搭載
することも困難でである。したがって、このような携帯
電話端末を自動車の走行中に運転手が操作した場合に、
運転に支障が生じ、事故の原因となる場合がある。な
お、携帯電話端末を車載専用電話として用いる場合には
車載用アダプタを用いる必要があるが、ほとんどの場
合、使用していないのが実情であり、また、車載用アダ
プタを所有していない場合も多い。
目的地等の電話番号をデータベースとして記憶している
が、携帯電話端末では、このデータベースを用いること
ができず、携帯電話端末側で独自にキー操作を行わなけ
ればならなかった。また、カーナビゲーションシステム
のインターネット機能を用いて検索した場所の電話番号
を用いて電話をかける場合にも、携帯電話端末側で独自
にキー操作を行わなければならなかった。また、携帯電
話端末で着信を受けた場合に、その相手先の所在地をカ
ーナビゲーションシステムで探索しようとした場合、地
図情報等が大容量であるため、地図上に表示するのは容
易でない。
能とカーナビゲーションの機能とを有効に組み合わせて
用いることができる車載用通信システムを提供すること
にある。
するため、グラフィック表示機能を有する表示装置と、
地図情報を記憶した地図データベースを具備し、車両の
現在位置を検出して前記地図データベースから読み出し
た地図と前記車両の現在位置を前記表示装置に表示する
ナビゲーション装置と、音声入力手段より入力された音
声の意味を認識する音声認識装置と、データ通信機能を
有する携帯通信端末を接続する接続部と、前記音声認識
装置から入力される音声情報及び前記携帯通信端末から
の受信情報に基づいて、前記表示装置、前記ナビゲーシ
ョン装置、及び前記携帯通信端末を制御し、所定の処理
を実行する制御装置とを有することを特徴とする。
ビゲーション装置は、地図情報を記憶した地図データベ
ースを具備し、車両の現在位置を検出して地図データベ
ースから読み出した地図と車両の現在位置を表示装置に
表示する。また音声認識装置は、音声入力手段より入力
された音声の意味を認識し、接続部にはデータ通信機能
を有する携帯通信端末が接続される。さらに制御装置
は、音声認識装置から入力される音声情報及び前記携帯
通信端末からの受信情報に基づいて、表示装置、ナビゲ
ーション装置、及び携帯通信端末を制御し、所定の処理
を実行する。
例えば携帯通信端末によって受信した回線からの着信情
報を表示装置に表示し、音声認識装置からの指示に基づ
いて前記着信に応答し、前記携帯通信端末と相手通信端
末との回線を接続して通信を行う。ここで、相手通信端
末との通話を行う場合には、音声出力手段と音声入力手
段を用いてハンズフリーにより行う。また、例えば、音
声認識装置からの指示に基づいて、携帯通信端末による
受信情報により相手通信端末の所在地を認識し、この認
識した相手通信端末の所在地に対応する地図をナビゲー
ション装置により検索し、この検索した地図と前記相手
通信端末の所在地とを表示装置に表示する。
定する音声情報に対応する発呼情報を管理する相手先管
理手段を有し、前記相手先管理手段に登録された音声情
報と、その相手先に発呼する旨の音声情報が前記音声認
識装置によって認識された場合に当該音声情報に対応す
る発呼情報を用いて発呼する。また、例えば、ナビゲー
ション装置によって表示装置に表示される地図上の目的
物に対応する発呼情報を管理する目的物管理手段を有
し、前記地図上の目的物を特定する音声情報と、その目
的物に発呼する旨の音声情報が前記音声認識装置によっ
て認識された場合に当該目的物に対応する発呼情報を用
いて発呼する。また、例えば、ナビゲーション装置によ
って表示装置に表示される地図上の目的物に対応する特
定電話サービスを得るための発呼情報を管理する電話サ
ービス管理手段を有し、前記地図上の目的物を特定する
音声情報と、前記特定電話サービスを要求する旨の音声
情報が前記音声認識装置によって認識された場合に当該
目的物に対応する特定電話サービスを得るための発呼情
報を用いて発呼する。
ステムの実施の形態について説明する。この車載用通信
システムは、データ通信機能を有する携帯電話端末(携
帯通信端末)と、音声認識機能を有するカーナビゲーシ
ョン装置とを組み合わせたものである。ここで、携帯電
話端末としては、本システムを採用する地域等に応じ
て、W−CDMA、CDMA−ONE、PDC、GS
M、PHS等の各種方式のものを用いる。一方、カーナ
ビゲーション装置としては、例えばハンディ型のものを
用いる。
の構成例を示す説明図である。図示のように、この車載
用通信システムは、ナビゲーション本体(ナビゲーショ
ン装置)10と、ディスプレイ(表示装置)12と、音
声認識マイク(音声入力手段)14と、スピーカ(音声
出力手段)16と、携帯電話端末18とを有する。ナビ
ゲーション本体10は、音声認識マイク14より入力さ
れた音声の意味を認識する音声認識装置を内蔵するとと
もに、この車載用通信システム全体を制御する制御装置
を内蔵するものである。また、ナビゲーション本体10
には、携帯電話端末18をケーブルを介して接続する通
信コネクタ(接続部)が設けられている。
種キー入力を行うためのキー入力操作部が設けられてい
るが、本実施の形態は、主に音声入力によってシステム
の各種機能を実行させることを特徴とするものであるの
で、キー入力操作部からのキー入力による動作ついて
は、従来のシステムとほぼ同様であるものとし、詳細は
省略する。ナビゲーション本体10は、本来の機能とし
て、地図情報を記憶した地図データベースを具備し、G
PSや自律航法を用いて車両の現在位置を検出し、この
現在位置に基づいて地図データベースから読み出した地
図と、車両の現在位置を指示するマークをディスプレイ
12に表示するものである。
的地や経由地を入力することによって推奨経路を探索し
て表示する機能や、前方に存在する右折点や左折点を音
声で報知する機能や、インターネット機能等が設けられ
ている。また、ディスプレイ12は、CRTやLCD等
よりなり、各種のグラフィック表示を行うものである。
また、携帯電話端末18は、上述したW−CDMA、C
DMA−ONE、PDC、GSM、PHS等の方式を用
いて相手通信端末と無線データ通信を行うものであり、
小型のLCD18Aやキー操作部18B等を有し、ま
た、相手先の電話番号を登録するデータベース機能を有
している。
に音声認識装置を内蔵しているが、ナビゲーション本体
10とは別体の音声認識装置であってもよいし、また、
スピーカ16は、ナビゲーション本体10に接続した
が、ディスプレイ12に内蔵されるスピーカを用いるよ
うにしてもよい。また、携帯電話端末18にGPS機能
が搭載されている場合には、そのGPS機能を用いて、
ナビゲーションのための位置検出を行うようにしてもよ
い。
て、ナビゲーション本体10に設けた制御装置は、以下
のような動作を実行する。
をディスプレイ12に表示する。ディスプレイ12に表
示する着信情報は、例えば、公衆回線のナンバーディス
プレイサービスによる相手通信端末のダイヤルナンバー
情報である。また、ディスプレイ12に着信情報を表示
した後、マイク14からの音声による指示に基づいて着
信に応答し、携帯電話端末18と相手通信端末との回線
を接続して通信を行う。ここで、携帯電話端末18と相
手通信端末との間で通話を行う場合には、スピーカ16
とマイク14を用いて、ハンズフリー通話(拡声通話)
を行う。このようにして、携帯電話端末18による着信
に対してハンズフリー動作で容易に対応でき、必要に応
じて通話等を行うことが可能となる。
る指示に基づいて、携帯電話端末18による受信情報に
より相手通信端末の所在地を認識し、この認識した相手
通信端末の所在地に対応する地図をナビゲーション機能
により検索し、この検索した地図と相手通信端末の所在
地とをディスプレイ12に表示する。ここで、相手通信
端末の所在地は、相手通信端末が固定機である場合に
は、相手通信端末のダイヤルナンバーに基づいて認識す
る。また、相手通信端末が移動機である場合には、相手
通信端末から送信されてくる位置情報に基づいて認識す
る。
報を相手端末に通知する機能が設けられており、この機
能によって受信した位置情報を用いる。さらに、GPS
機能を搭載した相手通信端末である場合には、そのGP
S機能を用いて位置検出を行い、この検出した位置情報
を携帯電話端末18で受信することにより、さらに正確
な位置情報を受信することができる。このようにして、
着信した相手通信端末の所在地の周辺地図を、ハンズフ
リー動作でナビゲーション機能により容易に検索でき
る。
発信動作 ナビゲーション本体10は、予め相手先を特定するため
の音声情報と、その発呼情報を登録する相手先管理テー
ブル(相手先管理手段)を有している。そして、この相
手先管理テーブルに登録された相手先を特定する音声情
報が認識された場合、相手先管理テーブルで対応する相
手先を検索してディスプレイ12に表示し、その相手先
に発呼する旨の音声情報が認識された場合に、相手先管
理テーブルに登録された当該相手先の発呼情報を用いて
発呼する。このようにして、予め登録した相手先にハン
ズフリー動作で容易に発信し、通話等を行うことが可能
となる。
よる発信動作 ナビゲーション本体10は、ディスプレイ12に表示さ
れる地図上の目的物に対応する発呼情報を管理する目的
物管理テーブル(目的物管理手段)を有している。すな
わち、ナビゲーションによって表示される地図上には、
主要なホテルや公共施設等の名称や略称が表示されてお
り、目的物管理テーブルでは、地図上に表示される名称
や略称の音声情報に対応して、その住所や発呼情報(電
話番号)を記憶している。
声情報が認識された場合、目的物管理テーブルで対応す
る目的物を検索してディスプレイ12に表示し、その目
的物に発呼する旨の音声情報が認識された場合に、目的
物管理テーブルに登録された当該目的物の発呼情報を用
いて発呼する。このようにして、ナビゲーションによっ
て表示される地図上の目的物にハンズフリー動作で容易
に発信し、通話等を行うことが可能となり、例えばホテ
ルや施設を利用する予約等をとることができる。
スを得るための携帯電話端末による発信動作 ナビゲーション本体10は、ディスプレイ12に表示さ
れる地図上の目的物に対応する特定電話サービス(例え
ば天気予報サービスや道路情報サービス)を得るための
発呼情報を管理する電話サービス管理テーブル(電話サ
ービス管理手段)を有している。すなわち、電話サービ
ス管理テーブルでは、地図上に表示される名称の音声情
報に対応して、その地域の天気予報サービスや道路情報
サービスを得るためのサービス内容や発呼情報(電話番
号)を記憶している。
報が認識された場合、電話サービス管理テーブルで対応
する目的物を検索し、その目的物とサービス内容をディ
スプレイ12に表示する。そして、その目的物に対応す
るサービス内容を指定する音声情報が認識された場合
に、電話サービス管理テーブルに登録された当該電話サ
ービスを得るための発呼情報を用いて発呼する。このよ
うにして、ナビゲーションによって表示される地図上の
目的物にハンズフリー動作で容易に発信し、通話等を行
うことが可能となる。このようにして、ナビゲーション
によって表示される地図上の目的物に対応する電話サー
ビスをハンズフリー動作で容易に得ることができる。
物管理テーブル、及び電話サービス管理テーブルは、互
いに孤立して設けられるものではなく、相手先や目的物
の名称を検索子として例えば50音順に並べて結合され
たものである。したがって、音声入力によって相手先や
目的物の名称を任意に入力することで、共通の検索軸に
より、相手先や目的物を例えば50音順に検索して判定
するものとする。
各機能による動作例を示すフローチャートである。以
下、このフローチャートを用いて説明する。図2は、上
述した(1)携帯電話端末による着信動作の例を示して
いる。まず、ステップS1において、相手通信端末から
着信(呼び出し)があると、携帯電話端末18によるリ
ンガの鳴動(ステップS2)とともに、その相手通信端
末の電話番号をナビゲーション本体10側に入力し、デ
ィスプレイ12に表示する(ステップS3)。
旨の音声入力(例えば「オウトウ」等)をマイク14か
ら行うことにより(ステップS4)、これを音声認識し
てオフフックする(ステップS5)。これにより、通話
を開始する(ステップS6)。この通話は上述したよう
にハンズフリー通話により行う(ステップS7)。この
後、マイク14に通話の終了を指示する音声入力(例え
ば「オワリ」等)を行うことにより(ステップS8)、
これを音声認識してオンフックする(ステップS9)。
在地を探索する動作の例を示している。まず、上述した
ハンズフリー通話中において(ステップS10)、マイ
ク14に相手通信端末の所在地探索を指定する音声入力
(例えば「イチジョウホウ」等)を行う(ステップS1
1)。この音声入力を認識すると、ナビゲーション本体
10は、携帯電話端末18に記憶している通話相手先の
位置情報を入力し(ステップS12)、この位置情報に
基づいて相手通信端末の所在地を含む地図を検索し、こ
の地図と相手通信端末の所在地をディスプレイ12に表
示する(ステップS13)。
帯電話端末による発信動作の例を示している。まず、マ
イク14から予め登録されている相手先の名前を音声入
力する(ステップS20)。これを音声認識すると、ナ
ビゲーション本体10は相手先管理テーブルを検索し
(ステップS21)、相手先の名前とその電話番号をデ
ィスプレイ12に表示する(ステップS22)。ここで
ユーザが相手先に発呼する場合には、その旨を指示する
音声入力(例えば「オフフック」等)を入力する(ステ
ップS23)。この音声入力を認識すると、ナビゲーシ
ョン本体10は、携帯電話端末18に電話番号を送って
発呼を指示し、携帯電話端末18はナビゲーション本体
10から受け取った電話番号を用いて相手先に発呼する
(ステップS24)。
の携帯電話端末による発信動作と(5)地図上の目的物
に対する電話サービスを得るための携帯電話端末による
発信動作の例を示している。まず、音声入力によって目
的地(ホテルや公共施設等)の名称を入力することによ
り、ナビゲーション本体10が地図データベースで目的
地を検索し(ステップS30)、検索が終了すると(ス
テップS31)、その目的地を含む地図をディスプレイ
12に表示する(ステップS32)。
る場合には、その旨を指示する音声入力(例えば「デン
ワ」等)をマイク14から入力する(ステップS3
3)。この音声入力を認識すると、ナビゲーション本体
10は、携帯電話端末18に目的地の電話番号を送って
発呼を指示し、携帯電話端末18はナビゲーション本体
10から受け取った電話番号を用いて相手先に発呼する
(ステップS35)。これにより、目的地と通話でき、
利用予約等を行うことができる。この通話もハンズフリ
ーにより行う。
天気予報を知りたい場合には、その旨を指示する音声入
力(例えば「テンキ」等)をマイク14から入力する
(ステップS33)。この音声入力を認識すると、ナビ
ゲーション本体10は、携帯電話端末18に目的地に対
応する天気予報サービスを得るための電話番号を送って
発呼を指示し、携帯電話端末18はナビゲーション本体
10から受け取った電話番号を用いて相手先に発呼する
(ステップS35)。これにより、目的地の天気予報を
聞くことができる。この天気予報もハンズフリーでスピ
ーカ16で聞くものとする。なお、ステップS33にお
いて、天気予報でなく、道路情報サービスを利用したい
場合には、その音声入力(例えば「ドウロ」等)を行え
ばよい。
専用電話でなくても、各種の携帯電話を使って手軽にハ
ンズフリーで通話、名称検索、目的地検索、目的地地図
表示、電話予約、天候確認等の動作を行うことができ
る。また、音声入力によって携帯電話を操作でき、ま
た、携帯電話の小さい表示器でなく、ナビゲーションシ
ステムの大型のディスプレイ12を用いて各種の表示を
行うことができる。したがって、運転に支障のないユー
ザインタフェースを提供できる。
能と音声認識機能を有するナビゲーション装置の機能と
を結合した場合の特徴となる動作を列挙して説明したも
のであるが、上述した動作以外であっても、携帯電話端
末やナビゲーション装置で通常行われている、例えば自
車の地図検索や名称等の登録作業、あるいは未登録の相
手先に発呼する場合の電話番号入力等、全般的な機能を
音声入力を用いて選択し、実行させることができるもの
とする。
システムでは、携帯通信端末の機能とナビゲーションシ
ステムの機能とを結合し、特定の音声入力を音声認識装
置によって認識することにより、携帯通信端末とナビゲ
ーションシステムの各種処理を実行させるようにした。
このため、車載専用電話でなくても、各種の携帯電話
(携帯通信端末)を使って手軽にハンズフリーで通話等
の動作を行うことができる。また、音声入力によって各
種の処理を実行させることができ、携帯電話を操作する
煩雑さを解消できる。また、携帯電話の小さい表示器で
なく、ナビゲーションシステムの大型の表示装置を用い
て各種の表示を行うことができる。したがって、運転に
支障のないユーザインタフェースを具備した便利なシス
テムを提供できる。
す説明図である。
による着信動作例を示すフローチャートである。
の所在地を探索する動作例を示すフローチャートであ
る。
の携帯電話端末による発信動作例を示すフローチャート
である。
の目的物への携帯電話端末による発信動作と地図上の目
的物に対する電話サービスを得るための携帯電話端末に
よる発信動作の例を示すフローチャートである。
12……ディスプレイ(表示装置)、14……音声認識
マイク(音声入力手段)、15……スピーカ(音声出力
手段)、18……携帯電話端末。
Claims (18)
- 【請求項1】 グラフィック表示機能を有する表示装置
と、 地図情報を記憶した地図データベースを具備し、車両の
現在位置を検出して前記地図データベースから読み出し
た地図と前記車両の現在位置を前記表示装置に表示する
ナビゲーション装置と、 音声入力手段より入力された音声の意味を認識する音声
認識装置と、 データ通信機能を有する携帯通信端末を接続する接続部
と、 前記音声認識装置から入力される音声情報及び前記携帯
通信端末からの受信情報に基づいて、前記表示装置、前
記ナビゲーション装置、及び前記携帯通信端末を制御
し、所定の処理を実行する制御装置と、 を有することを特徴とする車載用通信システム。 - 【請求項2】 前記制御装置は前記携帯通信端末によっ
て受信した回線からの着信情報を前記表示装置に表示す
ることを特徴とする請求項1記載の車載用通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記表示装置に表示する着信情報は、公
衆回線のナンバーディスプレイサービスによる相手通信
端末のダイヤルナンバー情報であることを特徴とする請
求項2記載の車載用通信システム。 - 【請求項4】 前記制御装置は前記表示装置に着信情報
を表示した後、前記音声認識装置からの指示に基づいて
前記着信に応答し、前記携帯通信端末と相手通信端末と
の回線を接続して通信を行うことを特徴とする請求項2
記載の車載用通信システム。 - 【請求項5】 前記携帯通信端末と相手通信端末との間
で通話を行う場合に、相手通信端末から受信した音声を
出力する音声出力手段を有するとともに、前記音声入力
手段より入力した音声を相手通信端末に送信することを
特徴とする請求項1記載の車載用通信システム。 - 【請求項6】 前記音声入力手段、前記音声出力手段、
及び音声認識装置は、前記ナビゲーション装置に搭載さ
れていることを特徴とする請求項5記載の車載用通信シ
ステム。 - 【請求項7】 前記制御装置は前記音声認識装置からの
指示に基づいて、前記携帯通信端末による受信情報によ
り前記相手通信端末の所在地を認識し、この認識した相
手通信端末の所在地に対応する地図を前記ナビゲーショ
ン装置により検索し、この検索した地図と前記相手通信
端末の所在地とを前記表示装置に表示することを特徴と
する請求項1記載の車載用通信システム。 - 【請求項8】 前記相手通信端末の所在地は、前記相手
通信端末が固定機である場合には、前記相手通信端末の
ダイヤルナンバーに基づいて認識することを特徴とする
請求項7記載の車載用通信システム。 - 【請求項9】 前記相手通信端末の所在地は、前記相手
通信端末が移動機である場合には、前記相手通信端末か
ら送信されてくる位置情報に基づいて認識することを特
徴とする請求項7記載の車載用通信システム。 - 【請求項10】 前記制御装置は予め登録された相手先
を特定する音声情報に対応する発呼情報を管理する相手
先管理手段を有し、前記相手先管理手段に登録された音
声情報と、その相手先に発呼する旨の音声情報が前記音
声認識装置によって認識された場合に、当該音声情報に
対応する発呼情報を用いて発呼することを特徴とする請
求項1記載の車載用通信システム。 - 【請求項11】 前記制御装置は前記相手先管理手段に
登録された相手先を特定する音声情報が前記音声認識装
置によって認識された場合に、その相手先に関する情報
を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項10
記載の車載用通信システム。 - 【請求項12】 前記制御装置は前記ナビゲーション装
置によって表示装置に表示される地図上の目的物に対応
する発呼情報を管理する目的物管理手段を有し、前記地
図上の目的物を特定する音声情報と、その目的物に発呼
する旨の音声情報が前記音声認識装置によって認識され
た場合に、当該目的物に対応する発呼情報を用いて発呼
することを特徴とする請求項1記載の車載用通信システ
ム。 - 【請求項13】 前記制御装置は前記目的物管理手段に
登録された目的物を特定する音声情報が前記音声認識装
置によって認識された場合に、その目的物に関する情報
を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項12
記載の車載用通信システム。 - 【請求項14】 前記制御装置は前記ナビゲーション装
置によって表示装置に表示される地図上の目的物に対応
する特定電話サービスを得るための発呼情報を管理する
電話サービス管理手段を有し、前記地図上の目的物を特
定する音声情報と、前記特定電話サービスを要求する旨
の音声情報が前記音声認識装置によって認識された場合
に、当該目的物に対応する特定電話サービスを得るため
の発呼情報を用いて発呼することを特徴とする請求項1
記載の車載用通信システム。 - 【請求項15】 前記特定電話サービスは前記目的物が
含まれる地域の天気予報サービスであることを特徴とす
る請求項14記載の車載用通信システム。 - 【請求項16】 前記表示装置、前記ナビゲーション装
置、前記音声認識装置、前記接続部、及び前記制御装置
が携帯可能なユニットに構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の車載用通信システム - 【請求項17】 前記ナビゲーション装置において車両
の現在位置を検出する手段が前記携帯通信端末の内部に
設けられていることを特徴とする請求項1記載の車載用
通信システム。 - 【請求項18】 前記車両の現在位置を検出する手段
は、GPSによる手段であることを特徴とする請求項1
7記載の車載用通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077974A JP2000275056A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 車載用通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077974A JP2000275056A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 車載用通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000275056A true JP2000275056A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13648883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11077974A Pending JP2000275056A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 車載用通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000275056A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2003008767A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Nippon Seiki Co Ltd | アバータ |
KR100414927B1 (ko) * | 2001-05-03 | 2004-01-13 | 삼성전자주식회사 | 핸즈프리킷을 통해 부가 단말기와 통신할 수 있는 휴대용전화기 및 그 프로토콜 |
DE102005008285B3 (de) * | 2005-02-23 | 2006-09-28 | Bury Sp.Z.O.O | Navigationseinrichtung für Fahrzeuge |
US8610550B2 (en) | 2007-11-14 | 2013-12-17 | Fujitsu Ten Limited | In-vehicle device and display control system |
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1999
- 1999-03-23 JP JP11077974A patent/JP2000275056A/ja active Pending
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