JP2000274941A - 含水性被処理物の熱処理装置 - Google Patents

含水性被処理物の熱処理装置

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JP2000274941A
JP2000274941A JP11076395A JP7639599A JP2000274941A JP 2000274941 A JP2000274941 A JP 2000274941A JP 11076395 A JP11076395 A JP 11076395A JP 7639599 A JP7639599 A JP 7639599A JP 2000274941 A JP2000274941 A JP 2000274941A
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JP
Japan
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processing tank
tank
vacuum
processing
carbonization
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JP11076395A
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English (en)
Inventor
Takayasu Inui
孝保 乾
Koki Uchida
幸喜 内田
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Morita Econos Corp
Original Assignee
Morita Econos Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミや廃材等の含水性被処理物を熱処理す
る真空乾燥処理槽や炭化処理槽等の処理槽の多機能化、
稼働率改善。 【解決手段】 1つの処理槽1に真空ポンプ式真空乾燥
系A、バイオ発酵処理系B、バーナ式炭化処理系Cを一
部重複させて接続し、処理槽1に投入される被処理物の
種類、処理目的に応じて真空乾燥系A、バイオ発酵処理
系B、炭化処理系Cのいずれかを管理制御系Dで選択し
て駆動させる多機能化された熱処理装置である。処理槽
1に投入された被処理物の重量変動を検出する重量計9
0の重量信号で各種処理を制御する機能や、処理槽1で
炭化処理された直後の被処理物を大気開放させることな
く冷却槽41で強制冷却する機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品製造工場や生
ゴミ処理工場等で使用される含水性被処理物の真空乾燥
や炭化処理等の熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品製造工場等から廃棄される有機性で
高含水率の廃棄物や、建築資材製造工場等の廃材類の被
処理物を有効利用する熱処理設備として、廃棄物等の被
処理物を炭化処理する炭化処理設備が各種工場で使用さ
れている。高含水率の被処理物を炭化処理する設備とし
ては、高含水率の被処理物を攪拌しながら強制乾燥させ
る真空乾燥方式の乾燥処理槽と、強制乾燥された被処理
物を真空密閉空間でバーナの熱風により炭焼き的に加熱
して炭化させる炭化処理槽と、炭化処理槽内で炭化した
高温の被処理物(炭化物)を、大気に触れると自然発火
するため大気に触れないように真空密閉空間で強制冷却
する冷却槽を備えたものがある。炭化処理設備で炭化処
理された被処理物は、通常の燃料炭や水浄化用活性炭等
として有効利用される。
【0003】上記の真空乾燥方式の乾燥処理槽は、被処
理物を収容した槽内を真空引きして被処理物の水分の沸
点を下げた状態で、被処理物を攪拌しながら加熱して水
分を蒸発させて乾燥させるもので、含水性被処理物を変
質させることなく短時間で乾燥させることから、調理食
品等の乾燥にも適用されている。また、炭化処理設備に
おける炭化処理槽は、高温で被処理物を炭化処理してダ
イオキシン類の有害物質を分解し、有害物質の発生を抑
制することから、一般廃棄物や産業廃棄物等の被処理物
を無公害処理する用途にも使用される。
【0004】また、一般家庭等から大量に出る生ゴミや
屎尿汚泥等を特定の菌(細菌、微生物)を使って堆肥化
させるバイオ発酵処理設備においては、大量の生ゴミを
真空乾燥法で乾燥させて最適水分調整をしてから、菌を
添加してバイオ発酵処理するようにしている。このバイ
オ発酵処理設備は、生ゴミ類を上記真空乾燥方式で乾燥
させる乾燥処理槽と、真空乾燥された生ゴミ類に菌を加
えてバイオ発酵させる発酵処理槽が使用される。
【0005】尚、バイオ処理設備においては、菌で発酵
処理される生ゴミ類の含水率が90%前後であると、こ
れをそのまま菌で発酵処理するのは効率が悪いことか
ら、90%前後の高含水率の生ゴミ類をいったん乾燥処
理槽に入れて、菌が最も活性化するとされている60%
前後の含水率になるまで真空乾燥させている。乾燥処理
槽内で生ゴミ類が含水率60%前後になるまで乾燥され
ると、真空乾燥動作が停止して乾燥済み生ゴミ類が乾燥
処理槽から取り出され、乾燥処理槽の近くに設置されて
いる発酵処理槽に移される。発酵処理槽内に真空乾燥済
みの生ゴミ類が投入されると、生ゴミ類に菌が添加され
て生ゴミ類が攪拌手段で攪拌され、生ゴミ類の菌による
バイオ発酵処理が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】炭化処理設備において
は、工場の床上に乾燥処理槽と炭化処理槽の2つの処理
槽を併設し、2つの処理槽の各々に被処理物の加熱手段
や攪拌手段等の炭化処理に必要な装備を設置しているた
めに、炭化処理だけの機能の割には設備全体が機器類の
多い複雑で設置床面積の大きなものとなっている。ま
た、バイオ発酵処理設備においても、工場の床上に乾燥
処理槽とバイオ発酵処理槽の2つの処理槽を併設してい
るために、バイオ発酵処理だけの機能の割には設備全体
が複雑で設置床面積の大きなものとなっている。
【0007】また、炭化処理設備は、炭化処理に適する
廃棄物等の被処理物が所定量以上あり、この被処理物を
炭化処理するのに適切な作業環境、時間帯のときに乾燥
処理槽や炭化処理槽を順に稼働させているが、このよう
な稼働は一日の内の数時間と短いのが現状であって、炭
化処理設備全体の稼働率を改善することが難しい問題が
あった。また、通常においては、乾燥処理槽が稼働して
いる間は炭化処理槽が非稼働な状態に置かれ、逆に炭化
処理槽が稼働している間は乾燥処理槽が非稼働な状態に
あって、尚更に乾燥処理槽と炭化処理槽の稼働率が悪
く、その改善が難しい。
【0008】また、バイオ発酵処理設備の場合も乾燥処
理槽とバイオ発酵処理槽の一日の稼働時間が短いのが現
状であり、各処理槽の稼働率を上げることが難しい。特
に、バイオ発酵処理設備においては乾燥処理槽から乾燥
済みの含水率60%前後の被処理物をバイオ発酵処理槽
に移すための手間と時間が必要であり、この移し替え時
に被処理物の含水率が変動してバイオ発酵処理槽での発
酵効率が悪くなることもあって、設備全体の管理運営が
面倒である。
【0009】本発明の目的は、一般廃棄物等の真空乾燥
や廃材等の炭化処理、更には生ゴミ等のバイオ発酵処理
も可能な多機能な、多機能ゆえに高稼働率化が容易な含
水性被処理物の熱処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、投入された含水性被処理物を攪拌する攪拌手段を内
蔵した処理槽と、処理槽内を真空ポンプで真空引きする
真空系、及び、処理槽を加熱する加熱系を作動させて処
理槽内の含水性被処理物を真空乾燥させる真空乾燥系
と、処理槽内外に設置された配管による循環経路にバー
ナの熱風を循環させて処理槽内の被処理物を炭化させる
炭化処理系と、真空乾燥系と炭化処理系の各々の駆動と
駆動の切換えを制御する管理制御系を有することを特徴
とする。
【0011】ここで、処理槽は真空乾燥方式の乾燥処理
槽と炭化処理槽を1槽に統合させたもので、この1つの
処理槽に真空乾燥系と炭化処理系が装備されて、処理槽
に真空乾燥させる被処理物が投入されると真空乾燥系が
駆動して炭化処理系は停止状態に置かれ、処理槽に炭化
処理する被処理物が投入されると炭化処理系が駆動して
真空乾燥系が停止状態に置かれ、先に真空乾燥系が駆動
して被処理物を真空乾燥した後で炭化処理系が駆動して
真空乾燥した被処理物が炭化処理される。このように1
つの処理槽に真空乾燥と炭化処理の両機能を持たせるこ
とで、設備の小型化が可能となり、処理槽の用途が広が
って稼働率が向上する。
【0012】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明にバイオ発酵処理の機能を付加したもので、投入され
た含水性被処理物を攪拌する攪拌手段を内蔵した処理槽
と、処理槽内を真空引きする真空系、及び、処理槽を加
熱する加熱系を作動させて処理槽内の含水性被処理物を
真空乾燥させる真空乾燥系と、処理槽内を大気開放して
真空乾燥された被処理物を菌で発酵処理するバイオ発酵
処理系と、処理槽内外に設置された配管による循環経路
にバーナの熱風を循環させて処理槽内の被処理物を炭化
させる炭化処理系と、真空乾燥系、バイオ発酵処理系及
び炭化処理系の各々の駆動と駆動の切換えを制御する管
理制御系を有することを特徴とする。
【0013】ここでの処理槽は、真空乾燥方式の乾燥処
理槽、バイオ発酵処理槽及び炭化処理槽の3槽を統合し
たもので、1つの処理槽で被処理物の真空乾燥、真空乾
燥後のバイオ発酵処理、単独の炭化処理、或いは、真空
乾燥後の炭化処理が選択的に行われる。このように1つ
の処理槽に真空乾燥、バイオ発酵処理及び炭化処理の3
機能を持たせることで、設備の小型化、稼働率改善が可
能となる。
【0014】本発明の請求項3の発明は、処理槽内を真
空引きする真空引き配管の内の処理槽側の排気配管と、
処理槽内外にバーナからの熱風を循環させる循環配管の
内の処理槽側の排気配管を共通化させた共通配管の先端
部に、この共通配管と真空ポンプに連通する分岐配管
と、共通配管とバーナに連通する分岐配管とを2方向切
換弁を介して連結したことを特徴とする。つまり、処理
槽に連結される真空乾燥系の配管と炭化処理系の配管の
一部を共通化させることで、処理槽に装備される配管の
数を減らす。
【0015】本発明の請求項4の発明は、処理槽の下部
に設けた被処理物用排出口に、処理槽内で熱処理されて
排出口から排出される被処理物を真空密閉空間で一時収
容して強制冷却する冷却槽を直結したことを特徴とす
る。ここでの冷却槽は、処理槽を炭化処理槽として使用
したときの被処理物の排出時に有効使用される。
【0016】本発明の請求項5の発明は、処理槽で含水
性被処理物を真空乾燥系で真空乾燥させてから炭化処理
系で炭化処理して、炭化した被処理物を処理槽から冷却
槽に移送して常温に冷却することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項6の発明は、処理槽内の被
処理物の重量変動を検出する重量計を設置し、この重量
計からの重量信号に基づいて管理制御系で処理槽内での
被処理物の真空乾燥と炭化処理の各制御を行うことを特
徴とする。
【0018】更に、請求項7の発明は、処理槽内の被処
理物の重量変動を検出する重量計を設置し、この重量計
からの重量信号に基づいて管理制御系で処理槽内での被
処理物の真空乾燥、バイオ処理及び炭化処理の各制御を
行うことを特徴とする。
【0019】この請求項6,7の発明における重量計
は、処理槽全体の重量変動から処理槽内の被処理物の重
量変動を検出するもの、或いは、処理槽内の被処理物か
ら蒸発する水分等の重量変動から処理槽内の被処理物の
重量変動を検出するもので、この重量計の重量信号から
処理槽内での被処理物の真空乾燥等の各種処理状況が検
知できて、各種処理が正確にできるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図7を参照して説明する。
【0021】図1は処理槽1を主体とし、図2は配管経
路を主体とする熱処理装置全体の概要を示すフローチャ
ートである。図1には処理槽1と冷却槽41の断面と、
真空乾燥系Aとバイオ発酵処理系Bと炭化処理系Cの概
要と、設備全体の駆動を制御する管理制御系Dの回路が
示される。バイオ発酵処理系Bは真空乾燥系Aに必要に
応じて付随される。
【0022】処理槽1は高耐熱、高耐圧の密閉容器で、
例えば横長の円筒容器の両端開口を蓋板2,3で密閉し
た横型槽であり、その具体例が図3に示される。図3の
処理槽1は、軸方向水平にして支柱4等で定位置に設置
される。処理槽1の外周は円筒状の加熱用蒸気ジャケッ
ト5で構成され、処理槽1の中心線に沿って筒状の回転
シャフト6が設置される。回転シャフト6の複数箇所
に、図示しない被処理物の攪拌と槽内移送を兼ねる攪拌
手段20が固定される。処理槽1の片端側の頂部に投入
口7が開口され、投入口7上に投入バルブ8,破砕機
9,貯留ホッパ10が段積み的に連結される。回転シャ
フト6の両端部が処理槽1の両端の蓋板2,3に軸受1
1,12で回転可能に支持される。回転シャフト6の軸
受11から突出した端部がモータ13の回転軸とチェー
ン14で連結される。モータ13は処理槽1の外に支持
されて、回転軸を往復回転させることで回転シャフト6
を往復回転させる。
【0023】回転シャフト6の攪拌手段20は、例えば
円板状の回転ディスク21の外周の複数箇所に三角板形
状の羽根板22を固定したものである。回転シャフト6
の等間隔の複数箇所に回転ディスク21が同軸に固定さ
れ、回転シャフト6で回転ディスク21を往復回転させ
ると、その往路回転時に羽根板22が処理槽1の内周面
に沿って回転して処理槽1の下部に投入された被処理物
を下から上に持ち上げては落下させて攪拌し、また、回
転ディスク21が逆の復路方向に回転すると羽根板22
が処理槽1の下部にある被処理物を図3の右方向へと移
送する。更に、羽根板22は処理槽1内で往復回転する
ことで、処理槽1の内周面にこびり付いた被処理物を掻
き取って攪拌し、移送する。
【0024】尚、処理槽1は横型構造に限らず、円筒容
器を縦置きした縦型構造のものであってもよい。縦型処
理槽においては、その内部に設置される攪拌手段は、下
から上に螺旋状に延在する螺旋羽根が適当である。
【0025】横型処理槽1の投入口7と反対側の端部の
蓋板3に被処理物を排出するための取出室31と移送コ
ンベア33が連結され、移送コンベア33に冷却槽41
が連結される。取出室31は密閉容器で、蓋板3に設け
た排出口30を開閉する栓部材32を有する。取出室3
1の底に連通させて移送コンベア33が設置される。移
送コンベア33は、水平な密閉通路34に移送スクリュ
ー35を収容した構造で、移送スクリュー35を定方向
に回転させると、取出室31の被処理物が密閉通路34
を通って冷却槽41へと移送される。
【0026】冷却槽41は、処理槽1で被処理物を炭化
処理したときに必要とされる。冷却槽41の構造例を図
4に示すと、これは処理槽1を小型化した構造で、横型
円筒容器の冷却槽41の外周は冷却用ジャケット42で
構成され、槽内に回転シャフト43と攪拌手段44が設
置される。回転シャフト43が槽外のモータ45,チェ
ーン46で往復回転制御される。ジャケット42は、図
2に示すクーリングタワー47と2本の配管48,49
で接続され、クーリングタワー47で冷却された冷却水
が配管48を通ってジャケット42に送られて冷却槽4
1内の被処理物を冷却し、ジャケット42で昇温した水
は配管49を通ってクーリングタワー47へと循環す
る。また、冷却槽41の先端側に開閉式の排出室50が
連結され、排出室50から冷却槽41で冷却処理等の全
ての処理が終了した被処理物が外部に排出される。
【0027】図1及び図2に示す処理槽1に配設される
真空乾燥系Aは、処理槽1内で生ゴミ等の含水性被処理
物を真空乾燥させ、脱水させるときに駆動するもので、
処理槽1内を真空引きする真空系A1と、処理槽1自体
を加熱して処理槽内の被処理物を加熱する加熱系A2を
備える。真空系A1は、処理槽1の頂部中央に設置され
た排気ダクト60から処理槽1内を真空引きする真空ポ
ンプ61を有する。加熱系A2は、処理槽1の蒸気ジャ
ケット5と回転シャフト6内に蒸気を送って加熱するボ
イラ62を有する。
【0028】処理槽1と真空ポンプ61の間に、図5に
示すようなサイクロン63と除湿用コンデンサ64が配
置される。真空ポンプ61の駆動で処理槽1の排気ダク
ト60から排気された水蒸気類を含む空気が、後述する
2方向切換弁80を介してサイクロン63と除湿用コン
デンサ64に送られる。サイクロン63で処理槽1から
送られてきた空気中の粉塵類が捕捉され、水蒸気の一部
が捕水タンク65から排水される。サイクロン63を通
過した空気が除湿用コンデンサ64を通過する間に冷却
凝縮されて除湿され、空気中の水分が捕水タンク66に
捕水されて排水される。除湿用コンデンサ64は、クー
リングタワー47に配管48,49で接続されて冷却さ
れる。
【0029】処理槽1を蒸気加熱するボイラ62に、図
2に示すように軟水装置67と薬注装置68が設置され
る。水道水等の水を軟水装置67で軟水にし、この軟水
に薬注装置68で薬注入してボイラ62に給水し、ボイ
ラ62から70〜80℃の蒸気を処理槽1の蒸気ジャケ
ット5と回転シャフト6に送って、処理槽1内で真空乾
燥される被処理物を加熱し、或いは、処理槽1内で被処
理物を炭化処理する場合は回転シャフト6を蒸気加熱す
ることで炭化加熱時の高温から回転シャフト6側を保護
する。
【0030】図1に示されるバイオ発酵処理系Bは、処
理槽1内で真空乾燥させられた生ゴミ等の被処理物に菌
を加えてバイオ発酵させるときに駆動するもので、図示
しない菌の投入手段や真空乾燥系Aの配管を利用して処
理槽1内にバイオ発酵に必要な空気を供給するエアーブ
ロー等を装備する。
【0031】図1及び図2に示される炭化処理系Cは、
処理槽1内で被処理物を炭焼き的に加熱して炭化させる
ときに駆動するもので、処理槽1の内外にバーナ熱風を
循環させる配管による循環経路にバーナ70と熱交換用
コンデンサ71,循環ファン72、切換弁80が配置さ
れる。熱風の循環経路は配管101,102,103,
104,105で形成される。処理槽1の排気ダクト6
0に連結された配管101は真空乾燥系Aの真空引き配
管兼用の共通配管で、この共通配管101の先端に2方
向切換弁80を介して2本の分岐配管102,106が
連結される。一方の分岐配管106は、真空乾燥系Aの
ものでサイクロン63へと延びる。他方の分岐配管10
2が熱風循環用で、これの先端に循環ファン72と配管
103、熱交換用コンデンサ71が接続される。図6に
示すような熱交換用コンデンサ71の出口が配管104
でバーナ70に連結され、バーナ70と処理槽1が配管
105で連結される。また、処理槽1の後方部に配管1
07が連結され、この配管107の先端に循環ファン7
3と配管108が連結され、配管108の先端が熱交換
用コンデンサ71に連結されて、処理槽1とバーナ70
の間に別の槽内脱臭等の用途の循環経路が形成される。
【0032】以上の真空乾燥系A、バイオ発酵処理系
B、炭化処理系Cの駆動を制御する管理制御系Dは、例
えば図1に示すような重量計90,温度センサ91,圧
力センサ92等の各種センサ類を装備する。重量計90
は、処理槽1内の被処理物の重量変動を検出するもの
で、例えば処理槽1の全体の重量を検出して、処理槽1
内の被処理物の重量変動を検出する。この場合、処理槽
1から延びる各種配管の一部をフレキシブル管にして、
配管による処理槽1に掛かる荷重を小さくしておくこと
が、被処理物の重量変動検出を高精度で行う上で望まし
い。
【0033】次に、処理槽1による被処理物の真空乾
燥、バイオ発酵処理、炭化処理の各熱処理動作を説明す
る。
【0034】処理槽1に投入される被処理物が例えば高
含水性の廃棄物類で、これを真空乾燥させて脱水処理す
る場合、まず、廃棄物類の高含水性被処理物を貯留ホッ
パ10に定量或いは任意量投入し、必要に応じて破砕機
9で細かく破砕して投入バルブ8から処理槽1の中に投
入する。このときの処理槽1は密閉容器の状態に維持さ
れ、切換弁80が共通配管101を真空系の分岐配管1
06に連通する方向に切り換えられている。
【0035】処理槽1に高含水性の被処理物が投入され
ると、回転シャフト5と攪拌手段20を回転させて被処
理物を処理槽1内に平均的に分布させ、攪拌する。これ
と前後して真空乾燥系Aを駆動させ、真空ポンプ61で
処理槽1内を所望の真空度まで脱気し、ボイラ62で処
理槽1を蒸気加熱する。処理槽1内の真空度が上がるほ
ど、被加熱物の水分の沸点が下がって蒸発し易くなっ
て、真空乾燥が促進される。また、処理槽1内で被処理
物を加熱することで、更に水分が蒸発し易くなって真空
乾燥が促進される。また、処理槽1内の真空度が上がる
ほど、処理槽1からの輻射熱で被処理物を加熱すること
が難しくなるが、被処理物を攪拌手段20で攪拌するこ
とで被処理物と処理槽側との接触面積が増え、接触によ
る伝導熱で被処理物が効率よく加熱される。
【0036】処理槽1内で被処理物の真空乾燥が進行す
ると、水分が蒸発して被処理物の含水率が低下する。そ
こで、真空乾燥動作は、被処理物の含水率の変動(低
下)に応じて槽内真空度、槽内温度、攪拌速度を相互に
可変制御して行うことが望ましい。この制御は管理制御
系Dが槽内真空度、槽内温度、攪拌速度を監視して、真
空乾燥設備全体の消費電力等のランニングコストを低く
抑制するように行う。例えば、真空乾燥の初期段階にお
いては被処理物の含水率が高くて槽内温度を高くしなく
ても、また、攪拌速度を遅くしても全体が処理槽1から
の熱で均一に加熱され易く、更には、処理槽1内の真空
度を高くしなくても被処理物から水分が蒸発し易いの
で、低い適度な槽内温度と真空度、遅い攪拌速度で真空
乾燥を行うようにしてランニングコストを抑える。
【0037】また、真空乾燥時の被処理物の含水率変動
は、重量計90からの重量信号で検出すればよい。すな
わち、処理槽1内で被処理物の真空乾燥が進行するほ
ど、被処理物からの水分の蒸発量が多くなり、蒸発した
水分の量だけ処理槽内での被処理物の重量が減り、含水
率が低下する。この被処理物の重量変動を重量計90で
検出すれば、含水率の変動が検出できて、上記の真空乾
燥制御が高信頼度で行える。
【0038】処理槽1内で被処理物が予め設定された含
水率まで真空乾燥されると、真空乾燥の上記動作が停止
する。この動作停止は、重量計90からの重量信号に基
づいて自動的に行えばよい。真空乾燥が終了した被処理
物をそのまま処理槽1から取り出す場合は、冷却槽41
を駆動させることなく取出室31から移送コンベア3
3、冷却槽41を通して行われる。また、処理槽1で真
空乾燥された被処理物を常温に戻して、或いは、常温以
下に冷却して取り出す場合は、冷却槽41を駆動させて
被処理物を冷却槽41で冷却して行われる。
【0039】処理槽1で廃材等の被処理物を炭化処理す
る場合を説明する。被処理物が低含水率で強制乾燥させ
る必要がない場合、この被処理物を破砕等して処理槽1
内に投入する。このときの処理槽1は密閉容器の状態に
維持され、切換弁80が共通配管101を炭化処理系C
の分岐配管102に連通する方向に切り換えられてい
る。
【0040】処理槽1に被処理物が投入されると、回転
シャフト5と攪拌手段20を回転させて被処理物を処理
槽1内に平均的に分布させ、攪拌する。この状態でバー
ナ70を着火し、循環ファン72、73を回転させ、バ
ーナの熱気を処理槽1に送って被処理物を蒸し焼き的に
加熱する。処理槽1内で被処理物の燃焼で発生する可燃
ガス、煙り、水蒸気等が熱風となって排気ダクト60か
ら共通配管101、分岐配管102、循環ファン72,
配管103を経て熱交換用コンデンサ71に送られ、こ
こで脱煙、脱水、脱臭等が行われ、さらにバーナ70で
焼かれて処理槽1へと循環する。この熱風循環で処理槽
1内で被処理物が無酸素供給状態で炭化処理されて、高
温の炭となる。かかる炭化処理時は、ボイラ62で処理
槽1側を蒸気加熱しておいて、処理槽1側を炭化処理時
の高熱から保護する。
【0041】処理槽1内での被処理物の炭化処理が進行
するにつれて槽内での被処理物の重量が低下する。この
重量変動を重量計90で検出して、槽内の被処理物重量
が予め設定された重量値になると、炭化処理系Cの駆動
を停止させる。この直後、処理槽1内を大気開放すると
高温状態にある被処理物(炭)が自然発火することがあ
るので、真空密閉状態にある処理槽1から取出室31,
移送コンベア33,冷却槽41へと移動させ、冷却槽4
1を駆動させて冷却槽41に移された炭化処理済み被処
理物を常温まで強制冷却してから外部に取り出すように
する。
【0042】尚、処理槽1内で被処理物を炭化処理した
後、処理槽1内で自然冷却させて外部に取り出すように
することも可能であるが、このような被処理物の冷却に
は長時間を要して、結果的に処理槽1の稼働率が悪くな
る。処理槽1で炭化処理された被処理物を冷却槽41に
移して強制冷却するようにすれば、この強制冷却時に処
理槽1に別の被処理物を投入して炭化処理することなど
ができて、処理槽1の稼働率が良くなる。
【0043】以上は低含水率の被処理物の炭化処理であ
るが、生ゴミ類の高含水率の被処理物を炭化処理する場
合は、一旦強制乾燥させて水分調整してから炭化処理す
ることが効率的である場合がある。このような場合は、
処理槽1に被処理物を投入して真空乾燥系Aで真空乾燥
させた後、炭化処理系Cに駆動を切り換えて炭化処理す
ればよい。このようにすれば処理槽1が真空乾燥から炭
化処理へと連続稼働して、更に稼働率が良くなる。
【0044】また、処理槽1で生ゴミ等の被処理物をバ
イオ発酵処理する場合は、次のように行われる。
【0045】処理槽1内に生ゴミ類を破砕等して投入
し、攪拌手段20で攪拌しながら真空乾燥系Aを駆動さ
せて生ゴミ等の被処理物を含水率60%前後の定値にな
るまで強制的に真空乾燥させる。この後、バイオ発酵処
理系Bの駆動に切り換えて処理槽1内にバイオ発酵に必
要な空気や菌を供給する。このバイオ発酵時は処理槽1
内が大気開放され、槽内温度がバイオ発酵に適切な温度
に保たれる。また、菌の供給は投入口7等から自動、或
いは、手動で行われる。尚、1つの処理槽で被処理物の
真空乾燥とバイオ発酵処理を行うようにすると、バイオ
発酵処理後に処理槽内に残った菌が次の真空乾燥時に低
温乾燥のために生き残って、次のバイオ発酵に利用でき
ることから、菌投入の手段は簡単なものでよい。
【0046】処理槽1内でバイオ発酵処理された被処理
物は、処理槽1から冷却槽41を経て外部に取り出され
る。処理槽1で被処理物の定量ずつを連続的にバイオ発
酵処理する場合、前回のバイオ発酵処理時の菌が処理槽
内に生き残って次回のバイオ発酵処理に有効菌として使
用されるので、槽内への新しい菌の供給は補充的に行え
ばよくなり、このようにすることでバイオ発酵処理時の
ランニングコストの低減化が可能となる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1つの処理槽
が真空乾燥槽と炭化処理槽の両機能を備えるので、被処
理物を乾燥させて炭化処理する炭化処理設備に適用した
場合には設備の縮小化、設備費の低減化が可能となり、
また、1つの処理槽が被処理物の種類に応じて真空乾燥
と炭化処理のいずれかに選択使用できて、処理槽の汎用
性が良くなり、稼働率が向上する。
【0048】請求項2の発明によれば、1つの処理槽が
真空乾燥槽と炭化処理槽の両機能に加えてバイオ発酵処
理槽の機能も備えるので、1つの処理槽が被処理物の種
類に応じて真空乾燥、炭化処理及びバイオ発酵処理のい
ずれかに選択使用できて、尚更に多機能化されて処理槽
の汎用性が良くなり、稼働率が向上する請求項3の発明
によれば、処理槽に接続される真空乾燥系と炭化処理系
の配管の共通化ができて、処理槽周辺の配管の簡略化、
設計が容易になる。
【0049】請求項4と5の発明によれば、処理槽から
炭化処理された被処理物を冷却槽に移して冷却してから
取り出すようにすることで、炭化処理直後の被処理物の
自然発火が防止され、また、処理槽を冷却することなく
次の被処理物の炭化処理が可能となって処理槽の連続稼
働、稼働率改善が可能となる。
【0050】請求項6と7の発明によれば、処理槽内の
被処理物の重量変動を検出する重量計の重量信号で処理
槽内で真空乾燥や炭化処理等の熱処理される被処理物の
含水率等の処理状況が分かり、この重量信号に基づいて
真空乾燥や炭化処理の進行を制御することで、各種熱処
理が正確、容易に制御されて、信頼性の良い熱処理装置
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施形態の概要を示す全体の配置
正面図。
【図2】図1装置の具体的な配置正面図。
【図3】図2装置における処理槽の拡大正面図。
【図4】図2装置における冷却槽の拡大正面図。
【図5】図2装置における真空乾燥系の一部であるサイ
クロンと除湿用コンデンサの拡大正面図。
【図6】図2装置における炭化処理系の一部であるバー
ナと熱交換用コンデンサの拡大正面図。
【符号の説明】
1 処理槽 20 攪拌手段 41 冷却槽 A 真空乾燥系 A1 真空系 A2 加熱系 61 真空ポンプ B バイオ発酵処理系 C 炭化処理系 D 管理制御系 70 バーナ 80 2方向切換弁 90 重量計 101 共通配管 102 分岐配管 106 分岐配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 9/06 B09B 3/00 D 11/14 ZAB 303M Fターム(参考) 3L113 AA06 AB03 AC04 AC21 AC24 AC40 AC51 AC58 AC59 AC68 AC90 BA01 CA03 CB03 CB16 CB29 DA04 DA06 DA13 DA14 4D004 AA03 AA04 AA31 AB01 BA03 BA06 CA04 CA15 CA19 CA26 CA32 CA42 CA50 CB04 CB28 CB31 CB34 CB36 CB45 DA01 DA02 DA11 4H012 HA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された含水性被処理物を攪拌する攪
    拌手段を内蔵した処理槽と、処理槽内を真空ポンプで真
    空引きする真空系、及び、処理槽を加熱する加熱系を作
    動させて処理槽内の含水性被処理物を真空乾燥させる真
    空乾燥系と、 処理槽内外に設置された配管による循環経路にバーナの
    熱風を循環させて処理槽内の被処理物を炭化させる炭化
    処理系と、 真空乾燥系と炭化処理系の各々の駆動と各駆動の切換え
    を制御する管理制御系を有することを特徴とする含水性
    被処理物の熱処理装置。
  2. 【請求項2】 投入された含水性被処理物を攪拌する攪
    拌手段を内蔵した処理槽と、処理槽内を真空引きする真
    空系、及び、処理槽を加熱する加熱系を作動させて処理
    槽内の含水性被処理物を真空乾燥させる真空乾燥系と、 処理槽内を大気開放して真空乾燥された被処理物を菌で
    発酵処理するバイオ発酵処理系と、 処理槽内外に設置された配管による循環経路にバーナの
    熱風を循環させて処理槽内の被処理物を炭化させる炭化
    処理系と、 真空乾燥系とバイオ発酵処理系と炭化処理系の各々の駆
    動と各駆動の切換えを制御する管理制御系を有すること
    を特徴とする含水性被処理物の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 処理槽内を真空引きする真空引き配管の
    内の処理槽側の排気配管と、処理槽内外にバーナからの
    熱風を循環させる循環配管の内の処理槽側の排気配管を
    共通化させた共通配管の先端部に、この共通配管と真空
    ポンプに連通する分岐配管と、共通配管とバーナに連通
    する分岐配管とを2方向切換弁を介して連結したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の含水性被処理物の熱処
    理装置。
  4. 【請求項4】 処理槽の下部に設けた被処理物用排出口
    に、処理槽内で熱処理されて排出口から排出される被処
    理物を真空密閉空間で一時収容して強制冷却する冷却槽
    を直結したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    の含水性被処理物の熱処理装置。
  5. 【請求項5】 処理槽で含水性被処理物を真空乾燥系で
    真空乾燥させてから炭化処理系で炭化処理して、炭化し
    た被処理物を処理槽から冷却槽に移送して常温に冷却す
    ることを特徴とする請求項4記載の含水性被処理物の熱
    処理装置。
  6. 【請求項6】 処理槽内の被処理物の重量変動を検出す
    る重量計を設置し、この重量計からの重量信号に基づい
    て管理制御系で処理槽内での被処理物の真空乾燥と炭化
    処理の各制御を行うことを特徴とする請求項1記載の含
    水性被処理物の熱処理装置。
  7. 【請求項7】 処理槽内の被処理物の重量変動を検出す
    る重量計を設置し、この重量計からの重量信号に基づい
    て管理制御系で処理槽内での被処理物の真空乾燥、バイ
    オ処理及び炭化処理の各制御を行うことを特徴とする請
    求項2記載の含水性被処理物の熱処理装置。
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