JP2000274847A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2000274847A
JP2000274847A JP11082903A JP8290399A JP2000274847A JP 2000274847 A JP2000274847 A JP 2000274847A JP 11082903 A JP11082903 A JP 11082903A JP 8290399 A JP8290399 A JP 8290399A JP 2000274847 A JP2000274847 A JP 2000274847A
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JP
Japan
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refrigerant
compressor
heat exchanger
pipe
valve
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Pending
Application number
JP11082903A
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English (en)
Inventor
Manabu Takenaka
学 竹中
Takeshi Higuchi
剛 樋口
Koji Kobayashi
浩二 小林
Kanako Hoshi
嘉奈子 星
Akihiro Suda
章博 須田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HC系の冷媒を用いた冷凍装置で、配管等に
ピンホールが存在しても、そこから冷媒が漏洩して爆発
等しないようにする。 【解決手段】 室内機10と室外機20とを接続する配
管途中に、この配管を開閉する開閉弁30(31,3
2)を設ける。また、圧縮機11の駆動を制御すると共
に、圧縮機11を停止させる際には、冷媒吐出口側の開
閉弁30(冷房運転時には開閉弁31、暖房運転時には
開閉弁32)のみを閉弁して、配管中の冷媒を圧縮機1
1に回収した後、冷媒吸込口側の開閉弁30(冷房運転
時には開閉弁32、暖房運転時には開閉弁31)を閉弁
するように開閉弁30(31,32)を制御する制御器
を設ける。これにより、冷凍装置が停止している際に配
管中に冷媒が残留し、これが漏洩して爆発等することが
ないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HC冷媒等の可燃
性冷媒が配管から漏洩して爆発する危険性を回避した冷
凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍装置は種々の分野で用いられ
ている。図2はかかる冷凍装置を空気調和機に適用した
場合の回路図である。この空気調和機は、室外に配設さ
れる室外機110と室内に配設される室内機120とを
有し、室外機110は冷媒を圧縮する圧縮機111、冷
媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器112、冷媒を
減圧する減圧器113等を備え、また室内機120は冷
媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器121等を
備えている。
【0003】これにより冷房運転時には、圧縮機111
からの冷媒は室外熱交換器112に供給され、この室外
熱交換器112で外気と熱交換することにより凝縮す
る。凝縮した冷媒は室内機120の減圧器113に供給
され、この減圧器113で減圧されて室内熱交換器12
1を通り圧縮機111に戻る。この室内熱交換器121
で冷媒は室内空気と熱交換して蒸発し、これにより室内
空気が冷されて冷房が行われる。
【0004】一方、暖房運転時には、圧縮機111から
の冷媒は室内熱交換器121に供給され、この室内熱交
換器121で室内空気と熱交換して凝縮する。これによ
り室内空気が暖められて暖房が行われる。そして室内熱
交換器121で凝縮した冷媒は減圧器113で減圧さ
れ、その後室外熱交換器112を通り圧縮機111に戻
る。この室外熱交換器112では冷媒は外気と熱交換し
て蒸発する。
【0005】そして、空気調和機を運転するときは、制
御器が圧縮機111を起動させることにより行われ、逆
に空気調和機を停止させるときは圧縮機111を停止さ
せることにより行われる。
【0006】従来は、かかる冷凍装置にR−22等の塩
素を含むいわゆる特定フロンガスが冷媒として用いられ
ていたが、この特定のフロンガスがオゾン層破壊の原因
となることが判明し規制対象となった。
【0007】このため特定フロンガスに代わる冷媒とし
てHFC32やHFC125等が提案されたが、この冷
媒の地球温暖化係数は特定フロンガスと大差がないた
め、近年は温暖化係数の小さなHC290等の可燃性冷
媒の採用が検討されている。なお、本明細書では、特に
断りをしない限り冷媒は上記可燃性冷媒を指すものとす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷媒は
強燃性であると共に、上記構成の空気調和機は、動作を
圧縮機111の運転と同時に行うため、配管内に多量、
かつ、外気より圧力の高い冷媒が残留してしまい、この
冷媒が配管接続部等に存在するピンホール等のリークパ
スから漏洩して爆発等を起す危険性が指摘されている。
【0009】従って、リークパスが存在しないことが要
求され、リークテスト等によりリークパスの検出するこ
とが行われているが、如何なる検出方法でも、その検出
精度以下のリークパスは検出されないため、検出されな
かったリークパスから漏洩した冷媒が、貯まり電気機器
の接点等で生じるスパークにより発火して爆発を起す恐
れがある。
【0010】無論、漏洩した冷媒が貯まることがなけれ
ば、上述した爆発等の危険性は無くなるが、近年におけ
るように空気調和機の小型化に伴う装置の機密性及び家
屋の機密性が高くなっている現状においては漏洩した冷
媒が貯まらないようにすることが困難で別の方面からの
対応手段が求められている。
【0011】そこで、本発明は、検出精度以下のリーク
パスの存在はさけられず、また装置や家屋の機密性を害
することなく、漏洩した冷媒が貯留して爆発等を起す危
険性を回避できる冷凍装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、冷媒を圧縮する圧縮機及
び冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器を備えた室
外機と、冷媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器
を備えた室内機とを有して、冷媒が室外機と室内機とを
循環するようにこれらが配管により接続された冷凍装置
において、室外熱交換器の入口側及び出口側配管に設け
られた開閉弁と、圧縮機の駆動を制御すると共に、圧縮
機を停止させる際には、出口側配管に設けた開閉弁のみ
を閉弁して、配管中の冷媒を室外熱交換器に回収した
後、入口側配管の開閉弁を閉弁するように開閉弁を制御
する制御器とを有することを特徴とする。
【0013】請求項2にかかる発明は、制御器が、圧縮
機を停止させる際に、ユーザによる所定の設定がなされ
たときにのみ出口側配管の開閉弁のみを閉弁して、配管
中の冷媒を室外熱交換器に回収した後、入口側配管の開
閉弁を閉弁することを特徴とする。
【0014】請求項3にかかる発明は、冷媒が、可燃性
冷媒であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は、本実施の形態にかかる空気調和機
を例にした冷凍装置の回路図である。
【0016】この冷凍装置は、室外に配設される室外機
10及び室内に配設される室内機20等を有している。
室外機10は、冷媒を圧縮する圧縮機11、冷媒と外気
との熱交換を行う室外熱交換器12、冷媒を減圧又は絞
る減圧器13等を備え、また室内機20は冷媒と室内空
気との熱交換を行う室内熱交換器21等を備えて、室外
機10と室内機20とを結ぶ配管には開閉弁30(3
1、32)が設けられ、HC290等の可燃性冷媒が循
環している。
【0017】そして、圧縮機11の駆動、減圧器13の
減圧量及び開閉弁30の開閉は制御器40により制御さ
れる構成となっている。
【0018】このような構成で冷房運転を行うときは、
制御器40が四方弁14を切換て冷媒が圧縮機11、室
外熱交換器12、減圧器13、室内熱交換器21を順次
循環して冷凍サイクルを形成(実線矢印)させ、暖房運
転を行うときは制御器40が四方弁14を切換て冷媒が
圧縮機11、室内熱交換器21、減圧器13、室外熱交
換器12を順次循環してヒートポンプサイクルを形成さ
せる(点線矢印)。
【0019】そして、冷凍装置を動作させるときは、制
御器40が圧縮機11を起動させると共に開閉弁31、
32を開く。
【0020】一方、冷凍装置を停止させるときは、制御
器40が室内機20に冷媒を供給する方向の開閉弁30
(冷房運転時には開閉弁31、暖房運転時には開閉弁3
2)のみを閉じ、室内機20側の配管に残留している冷
媒を室外熱交換器12に回収し、その後残る開閉弁30
(冷房運転時には開閉弁32、暖房運転時には開閉弁3
1)を閉じて室外機10と室内機20とを接続する全て
の配管を閉じるように制御する。
【0021】従って、冷凍装置が停止しているときに
は、少なくとも室内機20の配管内には冷媒が残留して
いないか、または残留していても量が少なく、かつ、大
気圧より低圧状態(略真空状態)となっている。
【0022】これにより室内機20の配管に例えピンホ
ール等のリークパスが存在していても、冷媒がリークし
て貯留することが無くなり、爆発等の危険を防止するこ
とができるようになる。
【0023】このような制御により冷房運転時には、圧
縮機11で圧縮されて高温高圧になった冷媒は、室外熱
交換器12に供給されて外気と熱交換する。このとき室
外熱交換器12は凝縮器として作用し、そのときの熱交
換により冷媒は凝縮する。
【0024】そして、冷媒は減圧器13で減圧されるこ
とにより液化され、室内熱交換器21に供給されて室内
空気と熱交換する。このとき室内熱交換器21は蒸発器
として作用し、冷媒は蒸発して空気から蒸発熱を奪うの
で、室内空気が冷されて室内が冷房される。その後、冷
媒は圧縮機11に戻り、冷凍サイクルを一巡する。
【0025】一方、暖房運転時には、圧縮機11で圧縮
されて高温高圧になった冷媒は、室内熱交換器21に供
給される。このときの室内熱交換器21は凝縮器として
作用し、これにより冷媒は室内空気と熱交換して、その
ときの凝縮熱を室内空気に与えて暖房が行われる。
【0026】凝縮した冷媒は、減圧器13で減圧されて
室外熱交換器12に供給される。このときの室外熱交換
器12は、蒸発器として作用するので、冷媒は外気から
蒸発熱を奪って蒸発する。その後、冷媒は圧縮機11に
戻りヒートポンプサイクルを1巡する。
【0027】なお、上記説明では、空気調和機は室内機
20と室内機20とに分離した分離型空気調和機を例に
説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、一
体型空気調和機であってもよい。
【0028】また、上記説明では、冷凍装置を停止させ
るときは、自動的に制御器40が回路中の冷媒を室外熱
交換器12に回収する場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなくユーザの指示により冷
媒を回収するようにしても良い。
【0029】即ち、例えばリモコン等の図示しない制御
端末からユーザが冷媒を室外熱交換器12側に回収する
ように設定すると、四方弁14が冷房運転の時と同じ状
態であればこのままの状態とし、四方弁14が暖房運転
の時と同じ状態であれば冷房運転の時と同じ状態に変更
する。
【0030】そして、開閉弁31,32の開閉が制御さ
れ、室外熱交換器12に冷媒を回収する。
【0031】このように制御されると、冷凍装置が春
期、秋期等の中間期に使わない場合でも、冷媒は室内熱
交換器21側に殆ど存在しない状態となるので、冷媒が
室内に漏れる恐れが極めて少なくなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、圧縮機の冷媒吐出口側及び冷媒吸入口側の
配管にこの配管を開閉する開閉弁を設け、また圧縮機の
駆動を制御すると共に、圧縮機を停止させる際には、冷
媒吐出口側の開閉弁のみを閉弁して、配管中の冷媒を凝
縮器に回収した後、冷媒吸込口側の開閉弁を閉弁するよ
うに開閉弁を制御する制御器を設けたので、冷凍装置が
停止している際に配管中に冷媒が残留し、これが漏洩し
て爆発等することがなくなる。
【0033】請求項2にかかる発明によれば、室内機と
室外機とを接続する配管途中にこの配管を開閉する開閉
弁を設け、また圧縮機の駆動を制御すると共に、圧縮機
を停止させる際には、冷媒吐出口側の開閉弁のみを閉弁
して、配管中の冷媒を凝縮器に回収した後、冷媒吸込口
側の開閉弁を閉弁するように開閉弁を制御する制御器を
設けたので、冷凍装置が停止している際に配管中に冷媒
が残留し、これが漏洩して爆発等することがなくなる。
【0034】請求項3にかかる発明によれば、冷媒とし
て可燃性冷媒を用いた場合でも、冷凍装置が停止してい
る際に配管中に冷媒が残留し、これが漏洩して爆発等す
ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の回路図である。
【図2】従来の冷凍装置の回路図である。
【符号の説明】
10 室外機 11 圧縮機 12 室外熱交換器 13 減圧器 20 室内機 21 室内熱交換器 30(31,32) 開閉弁 40 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 浩二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 星 嘉奈子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 須田 章博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒と外気と
    を熱交換させる室外熱交換器を備えた室外機と、冷媒と
    室内空気とを熱交換させる室内熱交換器を備えた室内機
    とを有して、冷媒が前記室外機と室内機とを循環するよ
    うにこれらが配管により接続された冷凍装置において、 前記室外熱交換器の入口側及び出口側配管に設けられた
    開閉弁と、 前記圧縮機の駆動を制御すると共に、前記圧縮機を停止
    させる際には、前記出口側配管に設けた開閉弁のみを閉
    弁して、配管中の冷媒を前記室外熱交換器に回収した
    後、前記入口側配管の開閉弁を閉弁するように前記開閉
    弁を制御する制御器とを有することを特徴とする冷凍装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御器が、前記圧縮機を停止させる
    際に、ユーザによる所定の設定がなされたときにのみ前
    記出口側配管の開閉弁のみを閉弁して、配管中の冷媒を
    前記室外熱交換器に回収した後、前記入口側配管の開閉
    弁を閉弁することを特徴とする請求項1記載の冷凍装
    置。
  3. 【請求項3】 前記冷媒が、可燃性冷媒であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の冷凍装置。
JP11082903A 1999-03-26 1999-03-26 冷凍装置 Pending JP2000274847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015083529A1 (ja) 2013-12-02 2015-06-11 三菱重工業株式会社 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015083529A1 (ja) 2013-12-02 2015-06-11 三菱重工業株式会社 空気調和機

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