JPH11270933A - 非共沸混合冷媒の充填方法、冷凍装置及び空気調和装置 - Google Patents

非共沸混合冷媒の充填方法、冷凍装置及び空気調和装置

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JPH11270933A
JPH11270933A JP9537098A JP9537098A JPH11270933A JP H11270933 A JPH11270933 A JP H11270933A JP 9537098 A JP9537098 A JP 9537098A JP 9537098 A JP9537098 A JP 9537098A JP H11270933 A JPH11270933 A JP H11270933A
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refrigerant
compressor
heat exchanger
air conditioner
mixed refrigerant
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JP9537098A
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Takashi Watabe
岳志 渡部
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非共沸混合冷媒を組成変化を生じさせること
なく,且つ圧縮機に故障を生じさせることなく充填でき
るようにすること。 【解決手段】 圧縮機25、室外熱交換器28、電動膨
張弁31及び室内熱交換器30が順次配設された冷媒回
路を有する空気調和装置20に、非共沸混合冷媒39を
液状態で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、
非共沸混合冷媒が充填されたボンベ32を、圧縮機と室
内熱交換器とを連結する冷媒配管に三方弁34を介して
接続し、次に、空気調和装置を冷房運転し、この時電動
膨張弁31を調整して過熱度制御運転とし、その後、ボ
ンベから非共沸混合冷媒を液状態で、圧縮機と室内熱交
換器とを連結する冷媒配管中へ三方弁34を介して充填
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍機、空気調和装
置の冷媒回路内に非共沸混合冷媒を充填(チャージ)す
る非共沸混合冷媒の充填方法、並びにその充填方法に使
用される冷凍装置、空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置等の冷凍装置を据
付けるとき、又は冷凍装置の運転中に冷媒回路から冷媒
が漏洩したときには、冷媒を収容したボンベから冷媒回
路内へ冷媒を充填しなければならない。
【0003】冷媒が単一冷媒や共沸冷媒の場合には、充
填時に、ガス状態或いは液状態のいずれであっても組成
変化が生じないため、冷媒は、圧縮機に液圧縮などの不
具合を生じさせないように、冷房運転中に圧縮機の吸込
側にガス状態で充填される。
【0004】つまり、図3に示す空気調和装置1は、冷
媒配管2に圧縮機3、四方弁4、熱外熱交換器5、電動
膨張弁6及び室内熱交換器7が順次配設されて構成され
た冷媒回路を有し、室内熱交換器7と圧縮機3とを連結
する冷媒配管2に充填用の三方弁10が配設される。こ
の冷媒回路に単一冷媒や共沸冷媒を充填する際には、こ
の冷媒8が収容されたボンベ9を三方弁10に接続さ
せ、四方弁4の切換設定により空気調和装置1を冷房運
転状態とし、上記ボンベ9から三方弁10を介し冷媒配
管2中へガス状態で冷媒を充填している。
【0005】尚、この充填時における電動膨張弁6の開
度は、通常の冷房運転時の開度である。従って、この時
には、室内熱交換器7から飽和ガス状態の冷媒が室内熱
交換器7下流の冷媒配管2中へ流出し、この飽和ガス状
態の冷媒中へ、ボンベ9からガス状態の冷媒が充填さ
れ、アキュムレータ11を介し圧縮機3へ飽和ガス状態
の冷媒が導かれる。
【0006】一方、冷媒が非共沸混合冷媒の場合には、
冷媒を組成する成分の沸点が異なるため、冷媒を液状態
で充填する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の非共
沸混合冷媒の充填時に、冷媒を液状態で多量に冷媒回路
内に充填すると、圧縮機が液状態の冷媒を吸込んで液圧
縮を起こし、圧縮機が故障する虞れがある。
【0008】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、非共沸混合冷媒を組成変化を生じさ
せることなく、且つ、圧縮機に故障を生じさせることな
く充填できる非共沸混合冷媒の充填方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮機、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器が順次配設され
た冷媒回路を有する冷凍装置に、非共沸混合冷媒を液状
態で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、非共
沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記圧縮機と上記蒸
発器とを連結する冷媒配管に接続し、次に、上記冷凍装
置を運転し、このとき上記減圧装置を調整して過熱度制
御運転とし、その後、上記ボンベから非共沸混合冷媒を
液状態で、上記圧縮機と上記蒸発器とを連結する上記冷
媒配管中へ充填するものである。
【0010】請求項2記載の発明は、圧縮機、室外熱交
換器、減圧装置、及び室内熱交換器が順次配設された冷
媒回路を有する空気調和装置に、非共沸混合冷媒を液状
態で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、非共
沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記圧縮機と上記室
内熱交換器とを連結する冷媒配管に接続し、次に、上記
空気調和装置を冷房運転し、このとき上記減圧装置を調
整して過熱度制御運転とし、その後、上記ボンベから非
共沸混合冷媒を液状態で、上記圧縮機と上記室内熱交換
器とを連結する上記冷媒配管中へ充填するものである。
【0011】請求項3記載の発明は、圧縮機、室外熱交
換器、減圧装置、及び室内熱交換器が順次配設された冷
媒回路を有する空気調和装置に、非共沸混合冷媒を液状
態で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、非共
沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記室外熱交換器と
上記減圧装置とを連結する冷媒配管に接続し、次に、上
記空気調和装置を暖房運転し、このとき上記減圧装置を
調整して過冷却制御運転とし、その後、上記ボンベから
非共沸混合冷媒を液状態で、上記室外熱交換器と上記減
圧装置とを連結する上記冷媒配管中へ充填するものであ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、圧縮機、凝縮器、
減圧装置、及び蒸発器が順次配設された冷媒回路を備
え、上記圧縮機及び上記減圧装置を制御する制御装置を
有する冷凍装置において、上記制御装置は、上記冷凍装
置を運転させ、且つ上記減圧装置を調整して過熱度制御
運転を実施させる冷媒充填モードを有するものである。
【0013】請求項5記載の発明は、圧縮機、室外熱交
換器、減圧装置、及び室内熱交換器が順次配設された冷
媒回路を備え、上記圧縮機及び上記減圧装置を制御する
制御装置を有する空気調和装置において、上記制御装置
は、上記空気調和装置を冷房運転させ、且つ上記減圧装
置を調整して過熱度制御運転を実施させる冷媒充填モー
ドを有するものである。
【0014】請求項6記載の発明は、圧縮機、室外熱交
換器、減圧装置、及び室内熱交換器が順次配設された冷
媒回路を備え、上記圧縮機及び上記減圧装置を制御する
制御装置を有する空気調和装置において、上記制御装置
は、上記空気調和装置を暖房運転させ、且つ上記減圧装
置を調整して過冷却制御運転を実施させる冷媒充填モー
ドを有するものである。
【0015】請求項1又は2に記載の発明には、次の作
用がある。
【0016】冷凍装置を運転し(空気調和装置を冷房運
転し)、この時減圧装置を調整して過熱度制御運転とし
た後に、ボンベから非共沸混合冷媒を液状態で、圧縮機
と蒸発器(室内熱交換器)とを連結する冷媒配管中へ充
填することから、この冷媒配管に充填された液状態の非
共沸混合冷媒は、蒸発器(室内熱交換器)から流れ出た
過熱状態の冷媒中へ充填されるので殆どすべてが気化
し、圧縮機へ流れる冷媒は飽和ガス状態となる。従っ
て、圧縮機が液状態の冷媒を吸い込むことがないので、
圧縮機の液圧縮の発生を防止でき、圧縮機の故障を回避
できる。
【0017】また、非共沸混合冷媒を液状態で冷凍装置
(空気調和装置)の冷媒回路に充填することから、非共
沸混合冷媒に組成変化を生じさせることなく充填でき
る。
【0018】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0019】空気調和装置を暖房運転し、この時減圧装
置を調整して過冷却制御運転とした後に、ボンベから非
共沸混合冷媒を液状態で、室外熱交換器と減圧装置とを
連結する冷媒配管中へ充填することから、減圧装置と室
外熱交換器とを連結する冷媒配管へ上記減圧装置から流
れ込む液状態の冷媒量が少量であるので、この減圧装置
と室外熱交換器とを連結する冷媒配管中へ充填された液
状態の非共沸混合冷媒は、この冷媒配管中を流れる上記
少量の液状態の非共沸混合冷媒と共に、室外熱交換器に
て殆どすべて蒸発(気化)して圧縮機へ流れる。従っ
て、圧縮機が液状態の冷媒を吸い込むことがないので、
圧縮機の液圧縮の発生を防止でき、圧縮機の故障を回避
できる。
【0020】また、非共沸混合冷媒を液状態で空気調和
装置の冷媒回路に充填することから、非共沸混合冷媒に
組成変化を生じさせることなく充填できる。
【0021】請求項4又は5に記載の発明には、次の作
用がある。
【0022】制御装置には、冷凍装置を運転させ(空気
調和装置を冷房運転させ)、減圧装置を調整して過熱度
制御運転を実施させる冷媒充填モードが設けられたこと
から、冷媒回路に冷媒を充填させる際には、上記冷媒充
填モードを選択する操作のみによって冷凍装置(空気調
和装置)を、冷媒充填用の仕様に変更することができる
ので、充填作業を容易化できる。
【0023】請求項6に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0024】制御装置には、空気調和装置を暖房運転さ
せ、減圧装置を調整して過冷却制御運転を実施させる冷
媒充填モードが設けられたことから、冷媒回路に冷媒を
充填させる際には、上記冷媒充填モードを選択する操作
のみによって、空気調和装置を冷媒充填用の仕様に変更
することができるので、充填作業を容易化できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】[A]第1の実施の形態 図1は、本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の第1
の実施の形態を、空気調和装置に適用した場合を示す空
気調和装置の冷媒回路図である。
【0027】図1に示すように、冷凍装置としての空気
調和装置20は、室外ユニット21、室内ユニット22
及び制御装置29を有してなり、室外ユニット21の室
外冷媒配管23と室内ユニット22の室内冷媒配管24
とが、ユニット間配管18及び19を介して連結され
て、冷媒回路が構成される。
【0028】室外ユニット21は、室外に設置され、室
外冷媒配管23に圧縮機25が配設され、この圧縮機2
5の吸込側にアキュムレータ26が、吐出側に四方弁2
7が室外冷媒配管23を介してそれぞれ接続され、この
四方弁27に室外熱交換器28が室外冷媒配管23を介
し接続されて構成される。室外熱交換器28には、この
室外熱交換器28へ向かって送風する図示しない室外フ
ァンが隣接して配置されている。
【0029】一方、室内ユニット22は、室内に設置さ
れ、室内冷媒配管24に室内熱交換器30が配設され、
室内冷媒配管24において室内熱交換器30近傍に、減
圧装置としての電動膨張弁31が配設されて構成され
る。また、室内熱交換器30には、この室内熱交換器3
0へ送風する室内ファン(不図示)が隣接して配置されて
いる。
【0030】また、上記制御装置29は、冷房運転モー
ド、暖房運転モード及び後述の冷媒充填モードなどの各
種運転モードを有し、各運転モードに応じて室外ユニッ
ト21及び室内ユニット22の運転を制御する。具体的
には、制御装置29は、各種運転モードに応じて、室外
ユニット21における圧縮機25、四方弁27及び室外
ファン、並びに室内ユニット22における電動膨張弁3
1及び室内ファンをそれぞれ制御する。
【0031】制御装置29が冷房運転モードに設定され
た時には、この制御装置29は、圧縮機25を起動させ
ると共に四方弁27を冷房側に切り換える。四方弁27
が冷房側に切り換えられたときには、冷媒が室外冷媒配
管23及び室内冷媒配管24内を図2の実線矢印の如く
流れ、室外熱交換器28が凝縮器に、室内熱交換器30
が蒸発器になって、空気調和装置20は冷房運転状態と
なり、室内熱交換器30が室内を冷房する。
【0032】また、制御装置29が暖房運転モードに設
定された時には、この制御装置29は、圧縮機25を起
動させると共に四方弁27を暖房側に切り換える。四方
弁27が暖房側に切り換えられたときには、冷媒が室外
冷媒配管23及び室内冷媒配管24内を図1の破線矢印
の如く流れ、室内熱交換器30が凝縮器に、室外熱交換
器28が蒸発器となって、空気調和装置20は暖房運転
状態となり、室内熱交換器30が室内を暖房する。
【0033】また、制御装置29は、空気調和装置20
の冷房又は暖房運転中に、室内ユニット22における空
調負荷に応じたパルス信号を電動膨張弁31へ送信し、
この電動膨張弁31を空調負荷に応じた開度に設定す
る。電動膨張弁31は、制御装置29が例えば480パ
ルスのパルス信号を送信した時に全開操作され、制御装
置29が70パルスのパルス信号を送信した時に全閉操
作されるので、70〜480パルスのパルス信号により
その開度が調整される。また、室内ユニット22におけ
る室内ファンの回転数についても、制御装置29が、室
内ユニット22の空調負荷に応じて制御する。
【0034】ここで、室内冷媒配管24には、室内熱交
換器30を挟む両側近傍に、冷媒温度を検出する第1温
度センサ36と第3温度センサ38とが配設され、更に
室内熱交換器30の冷媒流路に、冷媒温度を検出する第
2温度センサ37が配設されている。室内ユニット22
の空調負荷は、これらの第1温度センサ36、第2温度
センサ37、第3温度センサ38にて検出された冷媒温
度の偏差によって検出される。
【0035】さて、上述のような空気調和装置20にお
いては、冷媒回路中に、沸点の異なる成分が混合されて
構成された非共沸混合冷媒39が充填(チャージ)され
る。この非共沸混合冷媒39は、例えば、HFC32/
125/134a;23/25/52w%の組成からな
るR−407Cである。そして、室外ユニット21に
は、上記非共沸混合冷媒39が充填(チャージ)されて出
荷されることから、空気調和装置20の据付時に、ユニ
ット間配管18及び19内並びに室内ユニット22内
に、室外ユニット21内にチャージされたと同一組成の
非共沸混合冷媒39を追加チャージする必要がある。ま
たは、空気調和装置20の据付後のメンテナンス時に
は、空気調和装置20の運転中に配管等から漏洩した非
共沸混合冷媒39と同一組成の非共沸混合冷媒39を追
加チャージする必要がある。この非共沸混合冷媒39の
追加チャージは、制御装置29を冷媒充填モードに設定
して、追加チャージされる非共沸混合冷媒39が組成変
化を生じないように液状態で実施する。
【0036】以下、非共沸混合冷媒39の追加チャージ
の手順(1)〜(4)を説明する。
【0037】(1)非共沸混合冷媒39の追加チャージ
は、図1に示すように、まず、非共沸混合冷媒39が収
容されたボンベ32を、耐圧ホース33を用いて、冷媒
回路における三方弁34のポート34Aに作業者が接続
することから開始する。
【0038】ここで、ボンベ32は圧力容器であり、非
共沸混合冷媒39を液状態でチャージできるように、内
部にサイフォン管が(不図示)が延びている。このボンベ
32内には、空気調和装置20の室外ユニット21内に
おける冷媒回路に既にチャージされている非共沸混合冷
媒39と同一組成の非共沸混合冷媒39が収容されてい
る。また、上記耐圧ホース33は、開閉弁40を備え、
三方弁34のポート34Aに接続される。この三方弁3
4は、室外ユニット21における室外冷媒配管23の一
端部に配設されてユニット間配管18を連結する。
【0039】尚、図1中において、室外ユニット21に
は、室外冷媒配管23の他端部に、ユニット間配管19
を連結するための三方弁35が配設されている。
【0040】(2)次に、制御装置29の運転モードを
冷媒充填モードに設定する。
【0041】この冷媒充填モード時に、制御装置29
は、圧縮機25を起動させると共に四方弁27を冷房側
に切り換えて空気調和装置20を冷房運転させ、更に、
電動膨張弁31へ75〜85パルスのパルス信号を送信
して、この電動膨張弁31の開度を全閉に極めて近い開
度に設定し、空気調和装置20を過熱度制御運転とす
る。この空気調和装置20の過熱度制御運転により、室
内熱交換器30から、この室内熱交換器30と圧縮機2
5とを連結する冷媒配管(室外冷媒配管23と室内冷媒
配管24との一部及びユニット間配管18)内へ過熱ガ
ス状態の非共沸混合冷媒39が流れ出る。
【0042】また、上述のような制御装置29の冷媒充
填モードへの設定は、例えば、作業者が制御装置29の
基板(不図示)に図示しない冷媒充填モードピンを差し
込むことにより実施する。
【0043】(3)その後、作業者が開閉弁40を開操
作させて、ボンベ32から三方弁34を経て、室内熱交
換器30と圧縮機25とを連結する冷媒配管(室外冷媒
配管23と室内冷媒配管24との一部及びユニット間配
管18)中へ液状態の非共沸混合冷媒39を追加チャー
ジする。
【0044】ただし、この開閉弁40の開操作前に、三
方弁34のポート34A側の弁開度を、全開に対し1/
2以下の開度、好ましくは約1/4の開度に予め設定し
ておき、ボンベ32から液状態の非共沸混合冷媒39を
少量ずつ追加チャージさせる。
【0045】このようにして三方弁34を介しボンベ3
2から少量ずつチャージされた液状態の非共沸混合冷媒
39は、室内熱交換器30から流れ出た過熱ガス状態の
非共沸混合冷媒39の熱によって気化され、この室内熱
交換器30から流れ出た非共沸混合冷媒39に混合し、
この室内熱交換器30から流れ出た非共沸混合冷媒39
と共に飽和ガスとなり、アキュムレータ26を経て圧縮
機25へ導かれる。
【0046】この非共沸混合冷媒39の追加チャージ中
においては、制御装置29は、非共沸混合冷媒39の追
加チャージの当初、電動膨張弁31へ例えば85パルス
のパルス信号を送信して電動膨張弁31の開度を設定
し、空気調和装置20に過熱度運転を実施させる。しか
し、その後の非共沸混合冷媒39の追加チャージによっ
て、第1温度センサ36により検出された冷媒温度E1
と、第3温度センサ38により検出された冷媒温度E3
(E3>E1)との偏差が例えば7℃以下となった場合に
は、制御装置29は、電動膨張弁31へ送信させるパル
ス信号のパルスを徐々に減少させて(最小75パル
ス)、電動膨張弁31の開度を漸次減少させる。これに
より、冷媒温度E1と冷媒温度E3との偏差が例えば約7
℃に維持されて、空気調和装置20は所望の過熱度制御
運転を継続する。
【0047】(4)ボンベ32から所定量の非共沸混合
冷媒39が追加チャージされた時に、作業者は開閉弁4
0を閉操作し、制御装置29の基盤から冷媒充填モード
ピンを抜き取って空気調和装置20の冷媒充填モード運
転を終了させ、非共沸混合冷媒39のチャージ作業を終
了させる。
【0048】非共沸混合冷媒39の追加チャージ量は、
空気調和装置20の据付時には、室内ユニット22の室
内冷媒配管24とユニット間配管18及び19との配管
長さを基準に計算された値であり、空気調和装置20の
メンテナンス時には、この空気調和装置20から漏洩し
た非共沸混合冷媒39の漏洩量である。空気調和装置2
0のメンテナンス時には、非共沸混合冷媒39の追加チ
ャージ中に、例えば圧縮機25から吐出された冷媒の温
度を監視し、この冷媒温度が適正温度まで低下した時点
(又は、圧縮機25へ吸い込まれる冷媒圧力が適正圧力
まで上昇した時点)で非共沸混合冷媒39の追加チャー
ジを終了すれば、非共沸混合冷媒39の漏洩量がチャー
ジされたことになる。
【0049】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果、及びを奏する。
【0050】空気調和装置20を冷房運転し、この時
電動膨張弁31を調整して過熱度制御運転とした後に、
ボンベ32から非共沸混合冷媒39を液状態で、圧縮機
25と室内熱交換器30とを連結する冷媒配管(室外冷
媒配管23と室内冷媒配管24との一部及びユニット間
配管18)中へ三方弁34を介して充填させることか
ら、この冷媒配管に充填された液状態の非共沸混合冷媒
39は、室内熱交換器30から流れ出た過熱ガス状態の
非共沸混合冷媒39中へ充填されるので殆どすべてが気
化し、圧縮機25へ流れる非共沸混合冷媒39は飽和ガ
ス状態となる。従って、圧縮機25が液状態の冷媒を吸
い込むことがないので、圧縮機25の液圧縮の発生を防
止でき、圧縮機25の故障を回避できる。
【0051】また、非共沸混合冷媒39を液状態で空
気調和装置20の冷媒回路に充填することから、非共沸
混合冷媒39に組成変化を生じさせることなく充填でき
る。
【0052】制御装置29は、空気調和装置20を冷
房運転させ、且つ電動膨張弁31を調整して過熱度制御
運転させる冷媒充填モードを有するので、冷媒回路に非
共沸混合冷媒39を充填させる際には、上記冷媒充填モ
ードを選択する操作(制御装置29の基板に冷媒充填モ
ードピンを差し込む操作)のみによって、空気調和装置
20を冷媒充填用の仕様(冷房運転への切換えと過熱度
制御運転)に変更できるので、非共沸混合冷媒39の追
加チャージ作業を容易化できる。
【0053】[B]第2の実施の形態 図2は、本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の第2
の実施の形態を、空気調和装置に適用した場合を示す空
気調和装置の冷媒回路図である。この第2の実施の形態
において、前記第1の実施の形態と同様な部分は、同一
の符号を付すことにより説明を省略する。
【0054】この第2の実施の形態の空気調和装置50
においても、制御装置29は冷房運転モード及び暖房運
転モード等の他、冷媒充填モードを有する。
【0055】制御装置29を冷房運転モードに設定する
と、空気調和装置20の場合と同様に、空気調和装置5
0の冷媒回路を冷媒が実線矢印の如く流れ、室内熱交換
器30が室内ユニット22を冷房する。また、制御装置
29を暖房運転モードに設定すると、空気調和装置20
の場合と同様に、空気調和装置50の冷媒回路を冷媒が
破線矢印の如く流れ、室内熱交換器30が室内ユニット
22を暖房する。
【0056】更に、冷媒充填モードの設定時には、制御
装置29は、圧縮機25を起動させると共に四方弁27
を暖房側に切り換えて空気調和装置50を暖房運転状態
とし、更に、電動膨張弁31へ80〜100パルスのパ
ルス信号を送信して、電動膨張弁31の開度を全閉付近
に設定し、空気調和装置50を過冷却制御運転とする。
【0057】以下、非共沸混合冷媒39の追加チャージ
の手順(11)〜(14)を説明する。
【0058】(11)非共沸混合冷媒39の追加チャー
ジは、まず非共沸混合冷媒39が収容されたボンベ32
を、耐圧ホース33を用いて冷媒回路における三方弁3
5のポート35Aに作業者が接続することから開始す
る。
【0059】(12)次に、制御装置29の運転モード
を冷媒充填モードに設定し、空気調和装置50を暖房運
転とし、電動膨張弁31の開度を全閉付近に設定して、
空気調和装置50を過冷却制御運転とする。この空気調
和装置50の過冷却制御運転により、室内熱交換器30
から電動膨張弁31を経て、この電動膨張弁31と室外
熱交換器28とを連結する冷媒配管(室外冷媒配管23
と室内冷媒配管24との一部及びユニット間配管19)
へ少量の液状態の非共沸混合冷媒39が流れる。
【0060】また、上述のような制御装置29の冷媒充
填モードへの設定は、例えば、作業者が制御装置29の
基板(不図示)に図示しない冷媒充填モードピンを差し
込むことにより実施する。
【0061】(13)その後、作業者が開閉弁40を開
操作させて、ボンベ32から三方弁35を経て、電動膨
張弁31と室外熱交換器28とを連結する冷媒配管(室
外冷媒配管23と室内冷媒配管24との一部及びユニッ
ト間配管19)中へ液状態の非共沸混合冷媒39を追加
チャージする。
【0062】ただし、この開閉弁40の開操作の前に、
三方弁35のポート35A側の弁開度を、全開に対し1
/2以下の開度、好ましくは約1/4の開度に予め設定
しておき、ボンベ32から液状態の非共沸混合冷媒39
を少量ずつチャージさせる。
【0063】このようにして、三方弁35を介しボンベ
32から少量ずつチャージされた液状態の非共沸混合冷
媒39は、室内熱交換器30から電動膨張弁31を経て
冷媒配管(室外冷媒配管23と室内冷媒配管24との一
部及びユニット間配管19)中を流れる少量の液状態の
非共沸混合冷媒39と混合し、これら混合された非共沸
混合冷媒39は室外熱交換器28にて殆どすべて蒸発
(気化)し、アキュムレータ26を経て圧縮機25へ導
かれる。
【0064】この非共沸混合冷媒39の追加チャージ中
においては、制御装置29は、非共沸混合冷媒39の追
加チャージ当初、電動膨張弁31へ例えば100パルス
のパルス信号を送信して電動膨張弁31の開度を設定
し、空気調和装置50に過冷却制御運転を実施させる。
しかし、その後の非共沸混合冷媒39の追加チャージに
よって、第1温度センサ36により検出された冷媒温度
E1と、第2温度センサ37により検出された冷媒温度
2(E2>E1)との偏差が例えば12℃以上となった
場合に、制御装置29は、電動膨張弁31へ送信される
パルス信号のパルスを徐々に減少させて(最小80パル
ス)、電動膨張弁31の開度を漸次減少させる。これに
より、冷媒温度E1と冷媒温度E2との偏差が例えば約1
2℃に維持されて、空気調和装置50は、所望の過冷却
制御運転を継続する。
【0065】(14)三方弁34から所定量の非共沸混
合冷媒39が追加チャージされた時に、作業者は開閉弁
40を閉操作し、制御装置29の基板から冷媒充填モー
ドピンを抜き取って、空気調和装置50の冷媒充填モー
ド運転を終了させ、非共沸混合冷媒39のチャージ作業
を終了させる。尚、非共沸混合冷媒39の追加チャージ
量は、前記空気調和装置20の場合と同様である。
【0066】従って、上記実施の形態によれば、前記第
1の実施の形態の効果と同様な効果の他、次の効果
及びを奏する。
【0067】空気調和装置50を暖房運転し、この時
電動膨張弁31を調整して過冷却制御運転とした後に、
ボンベ32から非共沸混合冷媒39を液状態で、室外熱
交換器28と電動膨張弁31とを連結する冷媒配管(室
外冷媒配管23と室内冷媒配管24との一部及びユニッ
ト間配管19)中へ三方弁35を介し充填することか
ら、電動膨張弁31から、この電動膨張弁31と室外熱
交換器28とを連結する冷媒配管(室外冷媒配管23と
室内冷媒配管24との一部及びユニット間配管19)へ
流れ込む液状態の冷媒量が少量であるので、この電動膨
張弁31と室外熱交換器28とを連結する冷媒配管中へ
充填される液状態の非共沸混合冷媒39は、この冷媒配
管中を流れる上記少量の液状態の非共沸混合冷媒39と
共に、室外熱交換器28にて殆どすべて蒸発(気化)し
て、アキュムレータ26を介し圧縮機25へ流れる。従
って、圧縮機25が液状態の非共沸混合冷媒39を吸い
込むことがないので、圧縮機25の液圧縮の発生を防止
でき、圧縮機25の故障を回避できる。
【0068】制御装置29は、空気調和装置50を暖
房運転させ、且つ電動膨張弁31を調整して過冷却制御
運転を実行させる冷媒充填モードを有するので、冷媒回
路に非共沸混合冷媒39を充填させる際には、上記冷媒
充填モードを選択する操作(制御装置29の基板に冷媒
充填モードピンを差し込む操作)のみによって、空気調
和装置50を冷媒充填用の仕様(暖房運転への切換えと
過冷却制御運転)に変更できるので、非共沸混合冷媒3
9の追加チャージ作業を容易化できる。
【0069】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器が順次接続
された冷媒回路を有する冷凍装置に、本発明を適用して
もよい。
【0070】また、冷媒充填モードが、第1の実施の形
態の空気調和装置20では冷房運転かつ過熱度制御運転
であり、第2の実施の形態の空気調和装置50では暖房
運転かつ過冷却制御運転である場合を述べたが、いずれ
の空気調和装置20又は50においても上述の2種類の
冷媒充填モードを備え、これらの冷媒充填モードのいず
れかを適宜選択、例えば夏季には冷房運転かつ過熱度制
御運転を、冬季には暖房運転かつ過冷却制御運転を選択
して、非共沸混合冷媒39を追加チャージできるように
してもよい。
【0071】また、上記各実施の形態では、開閉弁40
の開閉操作を手動で実施する場合を述べたが、この開閉
弁40の開閉操作を制御装置29にて実施してもよい。
【0072】更に、各実施の形態において、制御装置2
9が冷媒充填モードを有せず、非共沸混合冷媒39の追
加チャージをする際に、作業者が空気調和装置20又は
空気調和装置50に、冷房運転かつ過熱度制御運転、又
は暖房運転かつ過冷却制御運転をそれぞれ実施させるよ
うにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る非共沸混合
冷媒の充填方法によれば、非共沸混合冷媒が充填された
ボンベを、圧縮機と蒸発器とを連結する冷媒配管に接続
し、次に、冷凍装置を運転し、この時減圧装置を調整し
て過熱度制御運転とし、その後、上記ボンベから非共沸
混合冷媒を液状態で、上記圧縮機と上記蒸発器とを連結
する上記冷媒配管中へ充填することから、充填された液
状態の非共沸混合冷媒が蒸発器から流れ出た過熱ガス状
態の冷媒中に充填されて気化するので、圧縮機が液状態
の冷媒を吸い込むことがなく、圧縮機の液圧縮による故
障を回避できる。また、非共沸混合冷媒を液状態で充填
することから、非共沸混合冷媒に組成変化を生じさせる
ことなく充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の第1
の実施の形態を、空気調和装置に適用した場合を示す空
気調和装置の冷媒回路図である。
【図2】本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の第2
の実施の形態を、空気調和装置に適用した場合を示す空
気調和装置の冷媒回路図である。
【図3】従来の非共沸混合冷媒の充填方法を空気調和装
置に適用した空気調和装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
18、19 ユニット配管 20 空気調和装置 23 室外冷媒配管 24 室内冷媒配管 25 圧縮機 28 室外熱交換器(凝縮器) 29 制御装置 30 室内熱交換器(蒸発器) 31 電動膨張弁(減圧装置) 32 ボンベ 34、35 三方弁 39 非共沸混合冷媒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器
    が順次配設された冷媒回路を有する冷凍装置に、非共沸
    混合冷媒を液状態で充填する非共沸混合冷媒の充填方法
    において、 非共沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記圧縮機と上
    記蒸発器とを連結する冷媒配管に接続し、 次に、上記冷凍装置を運転し、このとき上記減圧装置を
    調整して過熱度制御運転とし、 その後、上記ボンベから非共沸混合冷媒を液状態で、上
    記圧縮機と上記蒸発器とを連結する上記冷媒配管中へ充
    填することを特徴とする非共沸混合冷媒の充填方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、及び
    室内熱交換器が順次配設された冷媒回路を有する空気調
    和装置に、非共沸混合冷媒を液状態で充填する非共沸混
    合冷媒の充填方法において、 非共沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記圧縮機と上
    記室内熱交換器とを連結する冷媒配管に接続し、 次に、上記空気調和装置を冷房運転し、このとき上記減
    圧装置を調整して過熱度制御運転とし、 その後、上記ボンベから非共沸混合冷媒を液状態で、上
    記圧縮機と上記室内熱交換器とを連結する上記冷媒配管
    中へ充填することを特徴とする非共沸混合冷媒の充填方
    法。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、及び
    室内熱交換器が順次配設された冷媒回路を有する空気調
    和装置に、非共沸混合冷媒を液状態で充填する非共沸混
    合冷媒の充填方法において、 非共沸混合冷媒が充填されたボンベを、上記室外熱交換
    器と上記減圧装置とを連結する冷媒配管に接続し、 次に、上記空気調和装置を暖房運転し、このとき上記減
    圧装置を調整して過冷却制御運転とし、 その後、上記ボンベから非共沸混合冷媒を液状態で、上
    記室外熱交換器と上記減圧装置とを連結する上記冷媒配
    管中へ充填することを特徴とする非共沸混合冷媒の充填
    方法。
  4. 【請求項4】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器
    が順次配設された冷媒回路を備え、上記圧縮機及び上記
    減圧装置を制御する制御装置を有する冷凍装置におい
    て、 上記制御装置は、上記冷凍装置を運転させ、且つ上記減
    圧装置を調整して過熱度制御運転を実施させる冷媒充填
    モードを有することを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、及び
    室内熱交換器が順次配設された冷媒回路を備え、上記圧
    縮機及び上記減圧装置を制御する制御装置を有する空気
    調和装置において、 上記制御装置は、上記空気調和装置を冷房運転させ、且
    つ上記減圧装置を調整して過熱度制御運転を実施させる
    冷媒充填モードを有することを特徴とする空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、及び
    室内熱交換器が順次配設された冷媒回路を備え、上記圧
    縮機及び上記減圧装置を制御する制御装置を有する空気
    調和装置において、 上記制御装置は、上記空気調和装置を暖房運転させ、且
    つ上記減圧装置を調整して過冷却制御運転を実施させる
    冷媒充填モードを有することを特徴とする空気調和装
    置。
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