JP3837225B2 - 非共沸混合冷媒の充填方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍装置、例えば空気調和装置の冷媒回路中に非共沸混合冷媒を充填(チャージ)する非共沸混合冷媒の充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、空気調和装置等の冷凍装置を据付けるとき、又は冷凍装置の運転中に冷媒回路から冷媒が漏洩したときには、冷媒を収容したボンベから冷媒回路内へ冷媒を充填しなければならない。
【0003】
冷媒が単一冷媒や共沸冷媒の場合には、充填時に、ガス状態或いは液状態のいずれであっても組成変化は生じないため、冷媒は、圧縮機に液圧縮などの不具合を生じさせないように、冷房運転中に圧縮機の吸込側にガス状態で充填される。
【0004】
一方、冷媒が非共沸混合冷媒の場合には、冷媒を組成する成分の沸点が異なるため、冷媒を液状態で充填する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の非共沸混合冷媒の充填時に、冷媒を液状態で多量に冷媒回路内に充填すると、圧縮機が液状態の冷媒を吸込んで液圧縮を起こし、圧縮機が故障する虞れがある。
【0006】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、非共沸混合冷媒を組成変化を生じさせることなく、且つ、圧縮機の故障を生じさせることなく充填できる非共沸混合冷媒の充填方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、吸込側にアキュムレータが配設された圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器が順次接続された冷媒回路を有する冷凍装置に、ボンベに収容された非共沸混合冷媒を液状体で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、上記冷凍装置を運転させて、上記圧縮機の吐出温度が所定温度以上のとき、上記ボンベから上記アキュムレータの入口側へ液状体の非共沸混合冷媒を、上記アキュムレータの容量に応じた所定量ずつ充填することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記冷凍装置の運転開始後または前回の上記所定量の液状体の非共沸混合冷媒の充填終了後、所定時間経過した後に、上記所定量の液状体の非共沸混合冷媒の充填を行うものである。
【0011】
本発明によれば、次の作用がある。
【0012】
圧縮機の吸込側に接続されたアキュムレータの入口側に、液状態の非共沸混合冷媒を充填する際に、液状態の非共沸混合冷媒がアキュムレータから圧縮機側へ流出しないよう管理することから、圧縮機は、液状態の冷媒を吸込むことがなく、従って、圧縮機に液圧縮の発生を防止できるので、圧縮機の故障を回避できる。
【0013】
また、非共沸混合冷媒を液状態で冷凍装置の冷媒回路に充填することから、非共沸混合冷媒に組成変化を生じさせることなく充填を実施できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の一実施の形態を空気調和装置に適用した場合を示す空気調和装置の冷媒回路図である。
【0016】
図1に示すように、冷凍装置としての空気調和装置20は、室外ユニット21及び室内ユニット22を有してなり、室外ユニット21の室外冷媒配管23と室内ユニット22の室内冷媒配管24とが、ユニット間配管18及び19を介して連結されて、冷媒回路が構成される。
【0017】
室外ユニット21は、室外に設置され、室外冷媒配管23に圧縮機25が配設され、この圧縮機25の吸込側にアキュムレータ26が、吐出側に四方弁27が室外冷媒配管23を介してそれぞれ接続され、この四方弁27に室外熱交換器28が室外冷媒配管23を介し接続されて構成される。室外熱交換器28には、この室外熱交換器28へ向かって送風する図示しないファンが隣接して配置されている。
【0018】
一方、室内ユニット22は、室内に設置され、室内冷媒配管24に室内熱交換器30が配設され、室内冷媒配管24において液冷媒が流れる室内熱交換器30近傍に、減圧装置としての電動膨張弁31が配設されて構成される。この電動膨張弁31は、空調負荷に応じて開度が調整される。また、室内熱交換器30には、この室内熱交換器30へ送風するファン(不図示)が隣接して配置されている。
【0019】
上述の空気調和装置20は、四方弁27を切り換えることにより、室外冷媒配管23及び室内冷媒配管24内を流れる冷媒の流れが変更されて、冷房運転又は暖房運転が実施される。
【0020】
空気調和装置20が冷房側に切り換えられたときには、冷媒が室外冷媒配管23及び室内冷媒配管24内を図2の実線矢印の如く流れ、室外熱交換器28が凝縮器に、室内熱交換器30が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内熱交換器30が室内を冷房する。
【0021】
また、四方弁27が暖房側に切り換えられたときには、冷媒が室外冷媒配管23及び室内冷媒配管24内を図1の破線矢印の如く流れ、室内熱交換器30が凝縮器に、室外熱交換器28が蒸発器となって暖房運転状態となり、室内熱交換器30が室内を暖房する。
【0022】
さて、上述のような空気調和装置20においては、冷媒回路中に、沸点の異なる成分が混合されて構成された非共沸混合冷媒39が充填(チャージ)される。この非共沸混合冷媒39は、例えば、HFC32/125/134a;23/25/52w%の組成からなるR−407Cである。そして、室外ユニット21には、上記非共沸混合冷媒39が充填(チャージ)されて出荷されることから、空気調和装置20の据付時に、ユニット間配管18及び19内並びに室内ユニット22内に、室外ユニット21内にチャージされたと同一組成の非共沸混合冷媒39を追加チャージする必要がある。または、空気調和装置20の据付後のメンテナンス時には、空気調和装置20の運転中に配管等から漏洩した非共沸混合冷媒39と同一組成の非共沸混合冷媒39を追加チャージする必要がある。この非共沸混合冷媒39の追加チャージは、追加チャージされる非共沸混合冷媒39が組成変化を生じないように液状態で実施される。
【0023】
以下、非共沸混合冷媒39の追加チャージの手順(ステップ1〜ステップ11)を、主に図2を参照して説明する。
【0024】
(1)非共沸混合冷媒39の追加チャージは、図2及び図1に示すように、まず、非共沸混合冷媒39が収容されたボンベ32を、耐圧ホース33を用いて、冷媒回路における三方弁34のポート34Aに接続する(ステップ1)ことから開始する。
【0025】
ここで、ボンベ32は圧力容器であり、非共沸混合冷媒39を液状態でチャージできるように、内部にサイフォン管が(不図示)が延びている。このボンベ32内には、空気調和装置20の室外ユニット21内における冷媒回路に既にチャージされている非共沸混合冷媒39と同一組成の非共沸混合冷媒39が収容されている。また、上記耐圧ホース33は、開閉弁42を備え、三方弁34のポート34Aに接続される。この三方弁34は、室外ユニット21における室外冷媒配管23の一端部に配設されてユニット間配管18を連結する。
【0026】
尚、このステップ1のボンベ32の接続は、後述のステップ5における空気調和装置20の冷房運転の開始前であればいつでもよく、従って、後述のステップ2、3、4に相前後して実施してもよい。また、図1中において、室外ユニット21には、室外冷媒配管23の他端部に、ユニット間配管19を連結するための三方弁35が開設されている。
【0027】
(2)次に、ボンベ32からの非共沸混合冷媒39の追加チャージ総量を算出する(ステップ2)。この追加チャージ総量は、空気調和装置20の据付時には、室内ユニット22の室内冷媒配管24とユニット間配管18及び19との配管長さを基準に計算される値であり、空気調和装置20のメンテナンス時には、この空気調和装置20から漏洩したであろうと推定される非共沸混合冷媒39の量である。
【0028】
(3)上記ステップ2と相前後、又は平行して、アキュムレータ26の容量(内容積)を求める(ステップ3)。
【0029】
(4)そして、このステップ3の後に、ボンベ32から空気調和装置20の冷媒回路内へ一度にチャージできる液体状態の非共沸混合冷媒39の所定量、つまり1回の追加チャージ量を算出する(ステップ4)。この1回の追加チャージ量は、非共沸混合冷媒39の比重を1として、アキュムレータ26の容量の1/2の値として算出される。
【0030】
ここで、アキュムレータ26は、液状態の非共沸混合冷媒39を分離するものであり、図3に示すように、密閉の容器36内に流入配管37と流出配管38とが差し込まれた状態で配設されたものである。流出配管38の容器36内に開口する端部開口38Aは、容器36内に貯溜される液状態の非共沸混合冷媒39の液面Hよりも上方に位置するよう一般に構成されている。アキュムレータ26の容器36内に貯溜される非共沸混合冷媒39の液面Hが流出配管38の端部開口38Aのレベルまで上昇すると、アキュムレータ26から圧縮機25へ液状態の非共沸混合冷媒39が流出するので、流出配管38の端部開口38Aのレベルを、本実施形態では規定レベルNと称する。
【0031】
このステップ4で算出された非共沸混合冷媒39の1回の追加チャージ量は、後述のステップ10において、この1回の追加チャージ量の液状態の非共沸混合冷媒39がアキュムレータ26の入口側の室外冷媒配管23内に一度にチャージされたとき、液状態の非共沸混合冷媒39が、アキュムレータ26内で規定レベルNを超えない値として決定されたものである。
【0032】
(5)その後、図2に示すように、空気調和装置20において、四方弁27を冷房側に切り換え設定し、圧縮機25を起動させて冷房運転を実施する(ステップ5)。この冷房運転時には、電動膨張弁31の開度が小さく設定されて、過熱度運転がなされる。
【0033】
(6)空気調和装置20の冷房運転中に、圧縮機25の吐出側の室外冷媒配管23に配設された温度センサ40(図1)により、圧縮機25の吐出側の非共沸混合冷媒39の温度(以下、圧縮機25の吐出温度と称する)が、例えば10秒毎に計測される。そして、この圧縮機25の吐出温度が所定温度Xを超えているか否かを判定する(ステップ6)。圧縮機25の吐出温度が所定温度Xを超えている場合には、後述のステップ8へ進む。
【0034】
ここで、圧縮機25の吐出温度は、例えば80℃〜90℃であり、図4に示すように、アキュームレータ26内に液状態の非共沸混合冷媒39が殆ど貯溜していないときに所定温度Xに至る。これは次の理由による。
【0035】
つまり、図3に示すように、アキュムレータ26内に液状態の非共沸混合冷媒39が貯溜されていると、アキュムレータ26の流出配管38に形成された小孔41から、液粒状の非共沸混合冷媒39が圧縮機25の吸込側の室外冷媒配管23内に流入し、この液粒状の非共沸混合冷媒39が蒸発して圧縮機25内へ吸込まれる。そのため、圧縮機25から吐出される非共沸混合冷媒39の温度(圧縮機25の吐出温度)が蒸発潜熱により低下する。アキュムレータ26内に貯溜される液状態の非共沸混合冷媒39の貯溜量が減少するに従い、圧縮機25の吸込側の室外冷媒配管23内へ至る液粒状の非共沸混合冷媒39の量も減少し、これに伴い、圧縮機25の吐出温度が図4に示すように漸次上昇する。そして、アキュムレータ26内に液状態の非共沸混合冷媒39が殆ど貯溜されていない場合には、圧縮機25の吸込側に液粒状の非共沸混合冷媒39が存在しない状態となるので、圧縮機25の吐出温度が一定の所定温度Xとなるのである。
【0036】
(7)ステップ6において、圧縮機25の吐出温度が所定温度X以下である場合には、空気調和装置20の冷房運転開始後、所定時間Y、又は空気調和装置20の冷房運転中において前回の非共沸混合冷媒39の追加チャージ後所定時間Y経過しているか否かを判定する(ステップ7)。この所定時間Yは例えば5分である。
【0037】
このステップ7の判定を実行するのは、空気調和装置20の冷房運転が前述の如く過熱度運転であることから、冷房運転開始から(又は冷房運転中に前回の非共沸混合冷媒39の追加チャージが実行されてから)所定時間Y分経過していれば、冷房運転開始前にアキュムレータ26内に貯溜されていた液状態の非共沸混合冷媒39が、(又は前回の追加チャージによってアキュムレータ26内に貯溜された液状態の非共沸混合冷媒39が)アキュムレータ26内に若干貯溜するものの、大部分が蒸発されてしまうからである。
【0038】
空気調和装置20の冷房運転開始後、又は空気調和装置20の冷房運転中において前回の非共沸混合冷媒39の追加チャージ後所定時間Y経過していない場合には、前記ステップ6とこのステップ7とをくり返し実行し、又所定時間Y経過している場合には、ステップ6で圧縮機25の吐出温度が所定温度Xを超えている場合と同様に、次のステップ8へ進む。
【0039】
(8)ステップ8では、ステップ2で算出した追加チャージ総量と、既に追加チャージがなされた既チャージ量との差が、ステップ4で算出した1回の追加チャージ量よりも少ないか否かを判定する。従って、今回の追加チャージ作業中において未だ非共沸混合冷媒39のチャージがなされていない場合には、追加チャージ総量が1回の追加チャージ量よりも少ないか否かの判定となる。
【0040】
(9)追加チャージ総量と既チャージ総量との差が1回の追加チャージ量以下の場合には、空気調和装置20の冷房運転中に、図1に示す開閉弁42を開き、ボンベ32からアキュムレータ26の入口側の室外冷媒配管23内へ、追加チャージ総量と既チャージ量との差相等分の液状態の非共沸混合冷媒39を追加チャージして(ステップ9)、非共沸混合冷媒39のチャージ作業を終了し、開閉弁42を閉じ、空気調和装置20の冷房運転を停止する。この場合、今回の追加チャージ作業中において、未だ非共沸混合冷媒39のチャージがなされていない場合には、追加チャージ総量の非共沸混合冷媒39を液状態でチャージする。
【0041】
(10)追加チャージ総量と既チャージ量との差が1回の追加チャージ量よりも多い場合には、空気調和装置20の冷房運転中に、開閉弁42(図1)を開き、ボンベ32から室外冷媒配管23内へ、1回の追加チャージ量分の液状態の非共沸混合冷媒39を追加チャージする(ステップ10)。
【0042】
(11)ステップ10の後、非共沸混合冷媒39が室外冷媒配管23内へ追加チャージ総量分チャージされたか否かを判定する(ステップ11)。非共沸混合冷媒39がアキュムレータ26の入口側の室外冷媒配管23内へ追加チャージ総量分チャージされていれば、この時点で非共沸混合冷媒39のチャージ作業を終了し、開閉弁42を閉じ、空気調和装置20の冷房運転を停止する。また、非共沸混合冷媒39が室外冷媒配管23内へ追加チャージ総量分チャージされていない場合には、ステップ6からステップ11までの手順を繰り返す。
【0043】
従って、上記実施の形態における非共沸混合冷媒39の追加チャージ方法によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0044】
▲1▼圧縮機25の吸込側に接続されたアキュムレータ26の入口側に、液状態の非共沸混合冷媒39を充填する際に、非共沸混合冷媒39の1回の追加チャージ量をアキュムレータ26の容量の1/2とし、更に、圧縮機25の吐出温度が所定温度Xを超えているか、又はアキュムレータ26の冷房運転開始後(或いは冷房運転中において前回のチャージ終了後)所定時間Yを経過しているかの少なくとも一方が実現されている場合に限り、液状態の非共沸混合冷媒39の1回の追加チャージを実施するようにして、この非共沸混合冷媒39の1回の追加チャージによっても、アキュムレータ26内に貯溜される液状態の非共沸混合冷媒39が、アキュムレータ26の規定レベルNを超えないよう管理する。
【0045】
この結果、液状態の非共沸混合冷媒39がアキュムレータ26から圧縮機25側へ流出しないので、室外ユニット21は液状態の非共沸混合冷媒39を吸込むことがなく、従って、圧縮機25に液圧縮の発生を防止できるので、圧縮機25の故障を回避できる。
【0046】
▲2▼非共沸混合冷媒39を液状態で空気調和装置20の冷媒回路に充填することから、非共沸混合冷媒39に組成変化を生じさせることなく追加チャージを実施できる。
【0047】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器が順次接続された冷媒回路を有する冷凍装置に、本発明を適用してもよい。
【0048】
また、本発明は、作業者が温度センサ40の表示と、空気調和装置20の冷房運転開始時間(冷房運転中において前回のチャージ終了後の経過時間)とを認識して、空気調和装置20の冷房運転中に、開閉弁42を手動で開閉操作し、非共沸混合冷媒39を追加チャージしてもよく、又は、温度センサ40の計測データと空気調和装置20の冷房運転開始時間(又は冷房運転中において前回のチャージ終了後の経過時間)とを制御装置に入力し、この制御装置が開閉弁42を開閉操作し、空気調和装置20を冷房運転して、非共沸混合冷媒39を追加チャージしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法によれば、非共沸混合冷媒が収容されたボンベを、圧縮機の吸込側に配設されたアキュムレータの入口側に接続し、冷凍装置を運転させながら、ボンベから冷凍装置の冷媒回路内へ液状態の非共沸混合冷媒を、アキュムレータの容量に応じた所定量ずつ充填することから、非共沸混合冷媒を組成変化を生じさせることなく、且つ、圧縮機の故障を生じさせることなく充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非共沸混合冷媒の充填方法の一実施の形態を空気調和装置に適用した場合を示す空気調和装置の冷媒回路図である。
【図2】図1の非共沸混合冷媒の充填方法の手順を示すフローチャートである。
【図3】図1のアキュムレータの内部を示す概略断面図である。
【図4】圧縮機の吐出温度の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
20 空気調和装置(冷凍装置)
25 圧縮機
26 アキュムレータ
28 室外熱交換器(凝縮器)
30 電動膨張弁(減圧装置)
31 室内熱交換器(蒸発器)
32 ボンベ
34 三方弁
39 非共沸混合冷媒
40 温度センサ
42 開閉弁
N 規定レベル
X 所定温度
Y 所定時間
Claims (2)
- 吸込側にアキュムレータが配設された圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器が順次接続された冷媒回路を有する冷凍装置に、ボンベに収容された非共沸混合冷媒を液状体で充填する非共沸混合冷媒の充填方法において、
上記冷凍装置を運転させて、上記圧縮機の吐出温度が所定温度以上のとき、上記ボンベから上記アキュムレータの入口側へ液状体の非共沸混合冷媒を、上記アキュムレータの容量に応じた所定量ずつ充填することを特徴とする非共沸混合冷媒の充填方法。 - 上記冷凍装置の運転開始後または前回の上記所定量の液状体の非共沸混合冷媒の充填終了後、所定時間経過した後に、上記所定量の液状体の非共沸混合冷媒の充填を行うことを特徴とする請求項1に記載の非共沸混合冷媒の充填方法。
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