JP2000273819A - 路面液体散布装置用表示装置 - Google Patents

路面液体散布装置用表示装置

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JP2000273819A
JP2000273819A JP11082271A JP8227199A JP2000273819A JP 2000273819 A JP2000273819 A JP 2000273819A JP 11082271 A JP11082271 A JP 11082271A JP 8227199 A JP8227199 A JP 8227199A JP 2000273819 A JP2000273819 A JP 2000273819A
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Norio Meshida
紀雄 召田
Masaaki Kobashi
昌明 小橋
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Nichireki Co Ltd
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Nichireki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アスファルトやアスファルト乳剤などの瀝青
材料や、その他の舗装用液体材料の散布状況を直接の目
視に頼ることなく、一括して把握することができる路面
液体散布装置用表示装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数個のスプレーノズルからなる少なく
とも1本のスプレーノズル列を備えた路面液体散布装置
を搭載した作業車に使用される表示装置であって、複数
個のスプレーノズルに対応して直線状に配置された複数
個の表示区域からなる少なくとも1列の表示区域列を有
する表示パネルと、その複数個の表示区域の表示状態
を、対応するそれぞれのスプレーノズルからの液体材料
の噴射状況に応じて変化させる制御手段とを備えた路面
液体散布装置用表示装置することによって上記課題を解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面液体散布装置
用表示装置に関し、詳しくは、結合材などの舗装用液体
材料の散布状況を一括して把握することができる路面液
体散布装置用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路舗装を行うに際しては、アスファル
トやアスファルト乳剤などの瀝青材料をプライマーや結
合材などとして路面上に散布する場合があるが、従来、
これらの液体材料を路面上に散布するに当たっては、例
えば、アスファルトディストリビューターなどの作業車
を用いて、路面上に散布することが行われている。アス
ファルトディストリビューターには、通常、進行方向と
直交する方向に直線状に配置された複数のスプレーノズ
ルが備えられており、それらのスプレーノズルから液体
材料が噴射され、路面上に散布されるのであるが、従
来、複数のスプレーノズルからの液体材料の散布状況の
把握は作業員の目視によって行われるのが常であった。
即ち、予定している個々のスプレーノズルから液体材料
が適正に噴射されているか否か、また、路面上に散布さ
れた液体材料の均一性の良否などは、全て目視によって
行われていたのである。
【0003】しかしながら、アスファルトディストリビ
ューターのような作業車ならば、備え付けられた複数の
スプレーノズルを外部から直接見ることができるので、
予定している個々のスプレーノズルから液体材料が適正
に噴射されているか否かの判断は外部からの目視で可能
であるし、また、アスファルトディストリビューターの
通過後、他の作業車が通過するまでには時間があるの
で、路面上に散布された液体材料の均一性の良否なども
目視によって判断することが可能であるが、例えば、同
じ出願人が特願平10−158664号明細書、特願平
10−158665号明細書、特願平10−17210
7号明細書、特願平10−172119号明細書、及
び、特願平10−177986号明細書に開示したよう
な散布式表面処理工法用の作業車にあっては、結合材な
どの液体材料の散布装置と骨材の散布装置とが近接して
単一の作業車に搭載されており、結合材などの液体材料
の散布直後に、骨材が散布されるので、結合材などの液
体材料の散布状況を目視によって判断することは極めて
困難である。
【0004】例えば、同じ出願人による特願平10−1
58664号明細書に開示した作業車の一例を図9に示
すが、図9において符号1で示される作業車のように、
単一の車両に液体材料の散布装置であるスプレーノズル
列2と、骨材の散布装置である骨材ビン3とが、互いに
近接して配置されている場合には、骨材ビン3が邪魔を
して、スプレーノズル列2の全体を外部から直接に観察
することは極めて困難である。従って、スプレーノズル
列2の中央に位置するスプレーノズルが何らかの原因で
結合材の噴射を停止したとしても、外部からは窺い知る
ことができず、路面上に一部結合材が存在しないままに
骨材が散布されてしまうこととなる。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来技術の欠点を解決するために為されたもので、ア
スファルトやアスファルト乳剤などの瀝青材料や、その
他の舗装用液体材料の散布状況を直接の目視に頼ること
なく、一括して把握することができる路面液体散布装置
用表示装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を、
複数個のスプレーノズルからなる少なくとも1本のスプ
レーノズル列を備えた路面液体散布装置を搭載した作業
車に使用される表示装置であって、複数個のスプレーノ
ズルに対応して直線状に配置された複数個の表示区域か
らなる少なくとも1列の表示区域列を有する表示パネル
と、その複数個の表示区域の表示状態を、対応するそれ
ぞれのスプレーノズルからの液体材料の噴射状況に応じ
て変化させる制御手段とを備えた路面液体散布装置用表
示装置を提供することによって解決するものである。
【0007】本発明の表示装置によれば、作業車に搭載
される複数個のスプレーノズルに対応した複数個の表示
区域が、それぞれの対応するスプレーノズルからの液体
材料の噴射状況に応じて、その表示状態を変えるので、
個々のスプレーノズルからの液体材料の噴射状況は一目
瞭然に把握される。個々のスプレーノズルからの液体材
料の噴射状況としては、詰まりによる噴射量の不足や噴
射自体の停止、噴射温度、噴射量、被噴射液体材料の種
類などの情報が含まれ、これらの情報は、個々のスプレ
ーノズル近傍に配置されたセンサーによって検知され、
制御手段を通じて、表示パネル上の表示区域の表示状態
を変化させる。
【0008】表示区域の表示状態の変化としては、明る
さの変化、色の変化、表示符号の変化、大きさの変化、
形態の変化、或いは、これら変化の組み合わせなどが挙
げられるが、人間及び/又は機械が判別できる変化なら
ばどのようなものの変化であっても良く、表示状態の変
化は表示区域全体の変化であっても良いし、例えば表示
区域枠部分とか、表示区域内の特定部分とかいった表示
区域の部分の変化であっても良い。また、これらの変化
には音響、振動、ないしは光を伴っても良い。表示状態
を変化させる具体的手段としては、液晶表示装置、半導
体発光素子、CRT、EL素子を利用した表示装置など
種々のものが挙げられる。
【0009】個々の表示区域には、それぞれ対応するス
プレーノズルに割り当てられる符号を表示することがで
きるのが望ましく、例えば、1番の番号が割り当てられ
たスプレーノズルに対応する表示区域には「1」という
番号を表示するようにするのが良い。このようにするこ
とによって、スプレーノズルと表示区域との対応関係が
明確になり、散布状況を把握するのに便利である。スプ
レーノズルに割り当てられる符号が数字に限られないこ
とは勿論であり、A、B、Cというアルファベットで
も、イロハ文字や、その他の記号であっても良い。ま
た、スプレーノズルへの符号の割り当ては、作業車に対
する相対的な位置関係に基づいて行い、作業車に対する
相対的な位置が変われば割り当てられる符号が変化する
ようにしても良いし、個々のスプレーノズルを基準に割
り当てて、同じスプレーノズルであれば作業車に対する
相対的な位置関係に関わらず常に同じ符号としても良
い。
【0010】本発明の表示装置においては、複数個の表
示区域を、作業車の有効幅員内に位置するスプレーノズ
ル群に対応する基本表示区域と、作業車の有効幅員外に
位置するスプレーノズル群に対応する補助表示区域とに
分割するのが望ましく、かつ、基本表示区域と補助表示
区域との境界を明示する手段を表示パネルに設けるのが
好ましい。このようにすることによって、液体材料の散
布作業が、作業車の有効幅員内で行われているのか否
か、また、有効幅員に対してどの程度の幅で行われてい
るのかを直感的に把握することが可能となる。
【0011】作業車の有効幅員外に位置するスプレーノ
ズルに対応する補助表示区域は、作業車の有効幅員外に
位置するスプレーノズルが稼働状態になる場合に、有効
化されるようにするのが望ましい。補助表示区域の有効
化は、例えば、有効化された補助表示区域の色を変える
などして表示するのが望ましく、そのようにすることに
よって、現在稼働可能状態にあるスプレーノズルが作業
車の有効幅員に対してどのように分布しているかを直感
的に把握することが可能となる。補助表示区域の有効化
は、作業車の有効幅員外に位置するスプレーノズルが稼
働可能状態になったことを検知して自動的に行われるの
が望ましい。
【0012】また、対象とする作業車が2本以上のスプ
レーノズル列を備えている場合を想定して、本発明の表
示装置には、複数列の表示区域を設けるのが望ましい。
作業車が1本しかスプレーノズル列を備えていない場
合、或いは、2本以上のスプレーノズル列を備えていて
も、そのうちの何本かが稼働可能状態にない場合には、
存在しないスプレーノズル列や稼働可能状態にないスプ
レーノズル列に対応する表示区域列は、上述の補助表示
区域と同様に有効化せず、特定の表示区域列が有効化状
態にあるか否かは、例えば、表示区域列の色を変えるな
どして表示するのが望ましい。表示区域列の有効化は、
対応するスプレーノズル列が稼働可能状態になったこと
を検知して自動的に行われるのが望ましい。
【0013】本発明の表示装置には、個々のスプレーノ
ズルに対して与えられる噴射・停止命令の状況を表示す
る表示区域を、対応する個々のスプレーノズルからの液
体材料の噴射状況を表示する表示区域に対応して設ける
のが好ましい。この噴射・停止命令の状況を表示する表
示区域は、対応する個々のスプレーノズルに対する噴射
・停止命令の入力装置を兼ねることができ、本発明の表
示装置を通じて、液体材料の噴射状況の把握のみなら
ず、液体材料の噴射・停止のコントロールも行うことが
できる。個々のスプレーノズルに対する噴射・停止命令
の入力装置は、噴射・停止命令の状況を表示する表示区
域とは別に設けても良いことは勿論である。
【0014】本発明の路面液体散布装置用表示装置は、
作業車に搭載されるのが好ましく、運転席に設けられる
のが最も好ましい。また、適宜の遮光板を設けて、屋外
でも表示装置が見易くなるようにするのが好ましい。本
発明の路面液体散布装置用表示装置を作業車の運転席に
設けることによって、一人のオペレーターが作業車の運
転と、液体材料の散布状況の把握とを同時に、しかも簡
便に行うことが可能となる。本発明の路面液体散布装置
用表示装置が搭載される作業車としては、道路舗装工事
用の作業車に限られず、路面に凍結防止用の液体を散布
したり、未舗装道路に防塵処理用の液体を散布する液体
散布車も含まれる。また、必要であれば、農業用の肥料
や田畑へのアスファルト乳剤の散布などにも使用でき
る。しかしながら、本発明の路面液体散布装置用表示装
置は、スプレーノズルからの液体材料の噴射状況を簡単
には外部から目視観察できない場合に特に有効であるの
で、上述したように結合材などの液体材料の散布装置と
例えば骨材の散布装置などの他の装置とが近接して単一
の作業車に搭載されている作業車に搭載するのが効果的
である。本発明の路面液体散布装置用表示装置は、その
ような作業車に搭載され、散布式表面処理工法用作業車
として構成される。
【0015】本発明の表示装置が対象とする路面液体散
布装置が散布する液体材料に特に制限はなく、アスファ
ルトやアスファルト乳剤などの瀝青材料、水、樹脂、そ
の他エマルジョン、化学薬品、液体肥料、凍結防止剤、
乾燥防止液等、通常路面に散布されることのある液体材
料ならばいずれにも適用可能である。また、本発明でい
う路面とは、必ずしも舗装道路表面、未舗装道路表面に
限られず、広場、駐車場、荷役場、運動場、田畑、海
岸、荒野、緑地等、散水や液体材料の散布作業が行われ
る場所の全てを含むものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明につい
て詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の路面液体散布装置用表示
装置の一例を示す図である。図1において、4は本発明
の路面液体散布装置用表示装置であって、5で表される
表示パネルと、6で表される制御装置とから構成されて
いる。制御装置6には、各スプレーノズルの噴射状況を
表す情報を得るためのセンサー7−1〜7−23が接続
されている。表示パネル5には、複数の表示区域8−1
〜8−23が設けられている。9は、作業車の有効幅員
内に位置するスプレーノズルに対応する基本表示区域
と、作業車の有効幅員外に位置するスプレーノズルに対
応する補助表示区域との境界を示す表示であって、図示
の例ではMで示される範囲が基本表示区域であり、SL
及びSRで示される範囲が、補助表示区域であって、そ
れぞれ左補助表示区域、右補助表示区域である。
【0018】図2に図1の表示装置に対応する作業車1
の例を示す。図2の作業車1には、1本の主スプレーバ
ー10と、左右それぞれ1本の補助スプレーバー11
L、11Rとが設けられており、各スプレーバーにはス
プレーノズル2、2、2、・・・が取り付けられてい
る。左右の補助スプレーバー11L、11Rは、使用時
には、矢印方向に回転して点線位置まで移動し、主スプ
レーバー10と一体になって液体材料の散布を行う。な
お、hは作業車1の有効幅員である。
【0019】図2から明らかなように、作業車1には主
スプレーバー10に11個のスプレーノズルが取り付け
られており、左右の補助スプレーバー11L、11Rに
は、それぞれ6個のスプレーノズルが取り付けられてい
るが、図1に示す本発明の表示装置の表示パネル5に
は、これらのスプレーノズルに対応して、合計23個の
表示区域8−1〜8−23がもうけられている。即ち、
符号1〜6の付された表示区域8−1〜8−6が右補助
スプレーバー11Rに取り付けられている6個のスプレ
ーノズルに対応し、符号7〜17の付された表示区域8
−7〜8−17が主スプレーバー10に取り付けられた
11個のスプレーノズルに対応し、そして、符号18〜
23の付された表示区域8−18〜8−23が左補助ス
プレーバー11Lに取り付けられたスプレーノズルに対
応している。また、図1に示すセンサー7−1〜7−2
3が、それぞれのスプレーノズルに対応し、各スプレー
ノズルからの噴射状況についての情報を検知して制御装
置6に送出していることは言うまでもない。
【0020】スプレーノズルからの液体材料の噴射状況
を検知するセンサー7−1〜7−23としては、例え
ば、スプレーノズル先端の噴射圧を検知して詰まりの発
生を検知する圧力センサーや、スプレーノズルからの噴
射の有無や量を直接検知する光センサーや、散布される
液体材料が有色である場合には路面の色を検知する色セ
ンサーや、スプレーノズル先端でのpHを検知すること
によって液体材用の噴射の種類や有無や量を検知するp
Hセンサーや、スプレーノズル先端部の振動を検知して
異常の発生を検知する振動センサーや、スプレーノズル
からの液体材料の噴射に伴う摩擦音を検知する音響セン
サーや、スプレーノズル先端近傍の電気抵抗の変化を検
知して液体材料の噴射の種類や有無や量を検知する電流
計や、加熱した液体材料を噴射する場合には赤外線セン
サーや、スプレーノズル内部における乱流の発生を検知
する乱流センサーなどが挙げられるが、これらの各種セ
ンサーは単独で使用し、或いは適宜組み合わせて使用す
ることによって信頼性を上げることが可能である。ま
た、これらのセンサーとは別に、噴射状況を映像的に把
握するビデオカメラなどを使用し、スプレーノズルから
の噴射状況を表示装置上若しくは表示装置近傍に映し出
すようにしても良い。
【0021】表示区域8−1〜8−23には、それぞれ
の対応するスプレーノズルに割り当てられた番号が付さ
れており、この番号によって、各々の表示区域がそれぞ
れどのスプレーノズルに対応するかが一目で分かるよう
になっている。なお、スプレーノズルに割り当てる符号
は、数字に限るものではなく、アルファベットやイロハ
文字、ローマ数字、ギリシャ文字、その他の記号等、ど
のような符号を用いても良い。
【0022】図2に示す作業車1の状態では、左右の補
助スプレーバー11L及び11Rは主スプレーバー10
に接続されておらず、稼働可能な状態にはない。このよ
うな状態で、図1に示す本発明の表示装置4において
は、左右の補助スプレーバー11L及び11Rに取り付
けられているスプレーノズルに対応する1〜6番の表示
区域8−1〜8−6、及び、18〜23番の表示区域8
−18〜8−23は有効化されておらず、有効化されて
いない表示区域には、図1に示すように単に割り当てら
れた符号のみを表示するようにしても良いし、全く何ら
の表示も行わないようにしても良い。
【0023】一方、噴射可能状態にある主スプレーバー
10に取り付けられたスプレーノズルに対応する表示区
域8−1〜8−23は、対応するスプレーノズルからの
液体材料の噴射がない場合には、例えば、図1の1〜6
番及び18〜23番の表示区域のように、単に番号を表
示するだけであるが、対応するスプレーノズルが液体材
料を噴射している場合には、例えば、図1の7〜17番
の表示区域のように、表示状態を変えることによって、
対応するスプレーノズルが液体材料を噴射していること
を示すようになっている。このような表示区域の表示状
態の変更は、センサー7−1〜7−23からの信号に基
づいて制御装置6によって行われる。
【0024】図1においては、表示区域の表示状態の変
更を表示区域にハッチングを付すことによって表してい
るが、実際には、表示区域の表示状態の変更は、表示区
域の明るさ、色、形態、大きさ、表示符号、或いはこれ
らの組み合わせを変化させることによって行われる。な
お、表示区域の表示状態の変更は表示区域全体を変化さ
せても良いし、一部のみ、例えば、表示区域の外枠のみ
や表示区域内の一部分のみ、更にはその双方を変化させ
るようにしても良い。表示区域には数字や文字や記号を
表示するようにしても良く、それによって、各スプレー
ノズルから噴射されている液体材料の種類や量について
の情報も知ることが可能となる。以上のもののほか、表
示区域の表示状態の変更は、その変化を人間及び/又は
機械が判別できるものであればどのようなものの変化で
あっても良いが、通常は、明るさ或いは色、或いはそれ
らの双方を変えることによって行うのが好ましい。例え
ば、スプレーノズルからの噴射がない状態では、暗い黒
色状態としておき、スプレーノズルが噴射を開始したこ
とを検知すると、対応する表示区域内、又はその外枠、
或いはその双方を、緑色、赤色、オレンジ色等に明るく
輝かせると良い。なお、その際、数字等の符号の部分
は、色を違えるか輝度を変えるなどして、はっきりと認
識できるようにしておくのが望ましい。
【0025】表示区域8−1〜8−23は、表示状態を
変更できるものであればどのようなものを用いて構成さ
れても良いが、通常は、明るさや色を変えることができ
る表示手段を用いて構成されるのが望ましい。そのよう
な表示手段としては、半導体発光素子やEL素子、液晶
素子、CRTなどが挙げられる。表示区域の部分だけを
そのような表示手段を用いて構成しても良いし、表示区
域を含む一定の部分、或いは、表示パネル全体をそのよ
うな表示手段で構成しても良い。また、基本表示区域M
と補助表示区域SL及びSRとの境界を示す表示9も、
表示パネル5に固定的に表示された表示であっても良い
が、その表示位置を変更することができるものである方
が汎用性があって好ましい。なお、表示9は周囲とは異
なる色彩による表示であるのが好ましい。
【0026】図3は、図2の作業車1において、左右の
補助スプレーバー11Lと11Rとを主スプレーバー1
0に接続した場合の表示装置の例であって、図1と同じ
ものには同じ符号を付してあるが、制御装置6及びセン
サー7−1〜7−23は省略してある。図3において、
12で示される表示は、その補助表示区域が有効化され
ていることを示す表示であって、この表示12の付され
た補助表示区域は、対応するスプレーノズルの噴射状況
に応じて表示状態を変更する状態になったことを表して
いる。換言すれば、対応するスプレーノズルが液体材料
の噴射可能状態になった場合に、補助表示区域が有効化
され、有効化表示12が付されるのである。特定の補助
表示区域の有効化は、作業者が補助スプレーバー11
L、11Rの取付状況を見て手動で行っても良いが、補
助スプレーバー11L、11Rの主スプレーバー10へ
の接続の有無を判別して、制御装置6が自動的に行うよ
うにするのが望ましい。補助スプレーバー11L、11
Rの主スプレーバー10への接続に伴って対応する補助
表示区域が有効化されると同時に、対応するセンサー7
−1〜7−6及び7−18〜7−23も有効化されるこ
とは言うまでもない。
【0027】なお、補助表示区域が有効化されているこ
とを示す表示としては、図3においては各補助表示区域
下部の下線で示してあるが、実際の表示はこのような下
線表示に限らず、補助表示区域内又はその外枠等の表示
状態を変化させるようにしても良い。例えば、噴射可能
状態にないスプレーノズルに対応する補助表示区域に
は、対応するスプレーノズルに割り当てられた符号を表
示せず、噴射可能状態になって初めて符号を表示するよ
うにしても良い。
【0028】図3においては、4〜20番までの表示区
域8−4〜8−20が、その表示状態を液体材料の噴射
があることを表す状態に変えており、図3においてはそ
のことをハッチングで示してある。即ち、図3に示され
る表示装置の状態においては、作業車の有効幅員を越え
て、左右にそれぞれスプレーノズル3個分だけ幅広い範
囲に液体材料が散布されている状態であることが分か
る。液体材料の散布幅は、施工区間によって変化し、ま
た、同じ施工区間内であっても場所によって変動するの
で、そのような場合には、センサー7−1〜7−23か
らの信号が表示装置4にリアルタイムに反映されて、表
示区域8−1〜8−23の表示状態がその時々のスプレ
ーノズルからの噴射状況に応じて変化することとなる。
【0029】また、9番及び15番の表示区域は二重の
ハッチングが引かれ、他の表示区域とは表示状態が異な
ることを表しているが、これは本来液体材料を噴射すべ
きスプレーノズルであるにもかかわらず、故障かノズル
の詰まりなどの何らかの原因によって対応するスプレー
ノズルからの噴射に異常があることを示している表示で
ある。この場合の表示区域の表示としては、噴射可能状
態にない場合の表示や、噴射が正常に行われている場合
の表示などとは明瞭に区別のつく表示とするのが望まし
く、色を変えるとか明るさを変えるとか、或いはその双
方を変えるなどして、はっきりと分かるようにするのが
望ましい。また、この場合の表示状態の変化には音響や
振動や、ないしは光の点滅を伴って、作業者の注意を喚
起するようにしても良い。このように、本発明の表示装
置においては、スプレーノズルからの液体材料の噴射異
常が直ちに表示されるので、散布作業の停止など必要な
処置を直ちに取ることが可能となる。
【0030】図4は、本発明の路面液体散布装置用表示
装置の他の例を示す図であって、対象とする作業車が、
2本の主スプレーバーを有している場合のものである。
図4から明らかなように、この例における表示装置は、
第1の表示区域列8に加えて、第2の表示区域列8’を
備えており、それぞれが、対象とする作業車に搭載され
た第1の主スプレーバー及び左右の補助スプレーバーに
取り付けられたスプレーノズルから構成される第1のス
プレーノズル列、及び、第2の主スプレーバー及び左右
の補助スプレーバーに取り付けられたスプレーノズルか
ら構成される第2のスプレーノズル列に対応している。
図4においては、第2の表示区域列8’の基本表示区域
Mに相当する表示区域のみに有効化表示12が付されて
おり、第1、第2のスプレーノズル列の双方において、
補助スプレーバーに取り付けられたスプレーノズルは液
体材料を噴射可能な状態にはないことが分かる。なお、
第1の表示区域8の基本表示区域Mに相当する表示区域
には有効化表示が付されていないが、必要ならば、第1
の表示区域8の基本表示区域Mに相当する表示区域にも
有効化表示を付すようにしても良いことは勿論である。
図4の表示装置の状態からは、第1及び第2のスプレー
ノズル列の作業車有効幅員内にあるスプレーノズルから
正常に液体材料の噴射が行われていることが分かる。
【0031】図5は、本発明の表示装置の更に他の例を
示す図であって、平行に配置された2本のスプレーバー
が互いに相反する水平方向に移動することによって、散
布幅の調節が可能な作業車を対象とするものである。即
ち、図5において、符号8で示される第1の表示区域列
は、1〜11番の番号表示を有する実線かつハッチング
でしめされた表示区域8−6〜8−16と、番号表示が
なく、かつ破線で示された表示区域8−1〜8−5から
なっており、表示区域8−6〜8−16は、実線で示さ
れ、かつ番号表示を有していることによって有効化状態
にあり、しかも、ハッチングを付されていることによっ
て、対応するスプレーノズルからは液体材料が正常に噴
射されていることを示している。また、破線で示され、
かつ番号表示のない表示区域8−1〜8−5は、有効化
されておらず、対応する位置にはスプレーノズルが存在
しないことを表している。なお、破線、実線の表示やハ
ッチング表示は図示のためのものであって、実際の表示
状態は、色や明るさなどを変えることによって適宜見や
すいように行われるものであることは勿論である。
【0032】同様に、第2の表示区域列8’は、1番の
番号表示を有する実線かつハッチングでしめされた表示
区域8’−6と、2〜11番の番号表示を有し、破線で
示された表示区域8’−7〜8’−16と、番号表示が
なく、かつ破線で示された表示区域8’−1〜8’−5
とからなっており、表示区域8’−6は、実線で示さ
れ、かつ番号表示を有していることによって有効化状態
にあり、しかも、ハッチングを付されていることによっ
て、対応するスプレーノズルからは液体材料が正常に噴
射されていることを示している。また、表示区域8’−
7〜8’−16は、2〜11番の番号表示を有している
ので対応するスプレーノズルは存在し有効化はされてい
るが、液体材料の噴射は行われていないことを示してい
る。また、番号表示がなく、かつ破線で示された表示区
域8’−1〜8’−5は有効化されておらず、対応する
位置にはスプレーノズルが存在しないことを表してい
る。
【0033】図5に示された表示状態からは、第1及び
第2の表示区域列8、8’に対応する第1及び第2のス
プレーバーは、それぞれ11個のスプレーノズルを有し
ており、現在、作業車内に最も畳み込まれた状態にあ
り、第1のスプレーバーにおいては11個全てのスプレ
ーノズルから液体材料の噴射が正常に行われており、ま
た、第2のスプレーバーにおいては、最も左側に位置す
るスプレーノズルのみから液体材料の噴射が正常に行わ
れており、結果として、作業車の有効幅員の幅で正常な
散布が行われていることが分かる。
【0034】なお、図5において、13は、それぞれそ
の直上にある表示区域に対応するスプレーノズルの噴射
・停止命令ボタンを示し、ハッチングを付された噴射・
停止命令ボタン13は、噴射命令状態に、また、ハッチ
ングを付されていない噴射・停止命令ボタン13は停止
命令状態にあることを示している。図5の表示状態にお
いては、噴射・停止命令ボタン13が噴射命令状態にあ
る表示区域は全てハッチングが付されており、液体材料
の噴射が命令通りに行われていることを示している。噴
射・停止命令ボタン13が噴射命令状態にあるにもかか
わらず、対応する表示区域が噴射状態になかったり、噴
射・停止命令ボタン13が停止命令状態にあるにもかか
わらず、対応する表示区域が噴射状態にあったりすれ
ば、異常であることが分かる。また、噴射・停止命令ボ
タン13を別途設ける変わりに、表示区域自体を噴射・
停止命令ボタンとすることも可能である。その場合に
は、噴射命令状態にある表示区域は、例えば、その外枠
を破線から実線に変えることによって、噴射命令状態に
あることが分かる。なお、破線、実線の表示は図示のた
めのものであって、実際の表示状態は、色や明るさなど
を変えることによって適宜見やすいように行われるもの
であることは前述の場合と同様である。また、噴射・停
止命令ボタンは、個々のスプレーノズル毎に設けても良
いし、予め選択された複数個のスプレーノズル毎に設け
るようにしても良い。更には、噴射・停止命令ボタンは
人間が操作できることは勿論であるが、施工現場の状況
等に応じて予め決められたプログラムに従って自動的に
機械によって操作されるようにしても良い。
【0035】図6は、図5と同じ表示装置であるが、図
5で表される状態よりも、第1の表示区域列8に対応す
る第1のスプレーバーが右にスプレーノズル3個分移動
し、第2の表示区域列8’に対応する第2のスプレーバ
ーが左にスプレーノズル3個分移動した状態を示してい
る。図6から明らかなように、第1のスプレーバーが右
にスプレーノズル3個分移動した結果、表示区域8−1
4〜8−16に対応する位置にはスプレーノズルが存在
しなくなり、表示区域8−14〜8−16は有効化状態
ではなくなっている。また、第2のスプレーバーが左に
スプレーノズル3個分移動した結果、表示区域8’−1
4〜8’−16に対応する位置にはスプレーノズルが存
在しなくなり、表示区域8’−14〜8’−16は有効
化状態ではなくなっている。液体材料の噴射は、作業車
の有効幅員よりも左右にそれぞれスプレーノズル3個分
ずつ広い表示区域8−3〜8’−3の範囲で正常に行わ
れていることが分かる。
【0036】図7は、図6の状態よりも更に第1及び第
2のスプレーバーが左右に移動し、最長施工幅にまで伸
び切った状態を示し、図7から明らかなように、表示区
域8−1〜8’−1の範囲で正常に行われていることが
分かる。
【0037】図8は、図5〜図7と同じ表示装置である
が、作業車の有効幅員よりも狭い範囲で液体材料の噴射
が行われている状態を示すものである。即ち、表示区域
8−6〜8−11に対応するスプレーノズルの範囲で液
体材料の噴射が正常に行われていることを示している。
なお、以上の例において、もしも特定のスプレーノズル
からの液体材料の噴射に異常があれば、対応する表示区
域の表示状態が変化して作業者に察知せしめるものであ
ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の路面液体散布装
置用表示装置によれば、対応するスプレーノズルからの
液体材料の噴射状況に応じて表示区域の表示状態が変化
するので、スプレーノズルからの液体材料の噴射状況を
直ちに把握することができる。従って、スプレーノズル
が作業車の死角に入って外部から直接観察することがで
きないような場合でも、常にスプレーノズルからの液体
材料の噴射状況を把握することが可能となる。また、本
発明の路面液体散布装置用表示装置を作業車の運転席に
設備した場合には、一人のオペレーターによって、作業
車の進行と、液体材料の散布の管理とを行うことが可能
となり、省力化が達成されると共に、実際の散布状況を
リアルタイムに反映した作業車の進行管理が可能とな
る。本発明の路面液体散布装置用表示装置は、複数のス
プレーバーや補助スプレーバーを備えた作業車にも対応
可能であって、極めて有用性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の路面液体散布装置用表示装置の一例
を示す図である。
【図2】 本発明の路面液体散布装置用表示装置が対象
とする作業車の一例を示す図である。
【図3】 本発明の路面液体散布装置用表示装置の他の
例を示す図である。
【図4】 本発明の路面液体散布装置用表示装置の他の
例を示す図である。
【図5】 本発明の路面液体散布装置用表示装置の更に
他の例を示す図である。
【図6】 図5の表示装置の表示状態の一例を示す図で
ある。
【図7】 図5の表示装置の表示状態の一例を示す図で
ある。
【図8】 図5の表示装置の表示状態の一例を示す図で
ある。
【図9】 本発明の路面液体散布装置用表示装置が対象
とする作業車の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 作業車 2 スプレーノズル列 3 骨材ビン 4 路面液体散布装置用表示装置 5 表示パネル 6 制御装置 7 センサー 8 表示区域 9 境界表示 10 主スプレーバー 11 補助スプレーバー 12 有効化表示 13 噴射・停止命令ボタン h 有効幅員 M 基本表示区域 S 補助表示区域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のスプレーノズルからなる少なく
    とも1本のスプレーノズル列を備えた路面液体散布装置
    を搭載した作業車に使用される表示装置であって、複数
    個のスプレーノズルに対応して直線状に配置された複数
    個の表示区域からなる少なくとも1列の表示区域列を有
    する表示パネルと、その複数個の表示区域の表示状態
    を、対応するそれぞれのスプレーノズルからの液体材料
    の噴射状況に応じて変化させる制御手段とを備えた路面
    液体散布装置用表示装置。
  2. 【請求項2】 複数個の表示区域が、それぞれ対応する
    スプレーノズルに割り当てられる符号を表示することが
    できる請求項1記載の路面液体散布装置用表示装置。
  3. 【請求項3】 複数個の表示区域が、作業車の有効幅員
    内に位置するスプレーノズル群に対応する基本表示区域
    と、作業車の有効幅員外に位置するスプレーノズル群に
    対応する補助表示区域とに分割されており、基本表示区
    域と補助表示区域との境界を明示する手段を表示パネル
    に備えている請求項1又は2記載の路面液体散布装置用
    表示装置。
  4. 【請求項4】 作業車の有効幅員外に位置するスプレー
    ノズルが稼働可能状態になる場合に、それぞれ対応する
    補助表示区域を有効化する手段を備えている請求項3記
    載の路面液体散布装置用表示装置。
  5. 【請求項5】 補助表示区域を有効化する手段が、作業
    車の有効幅員外に位置するスプレーノズルが稼働可能状
    になったことを検知して自動的に有効化を行うものであ
    る請求項4記載の路面液体散布装置用表示装置。
  6. 【請求項6】 複数本のスプレーノズル列に対応すべく
    複数本の表示区域列を有している請求項1、2、3、4
    又は5記載の路面液体散布装置用表示装置。
  7. 【請求項7】 対応するスプレーノズル列が稼働状態に
    ある場合に、そのスプレーノズル列に対応する表示区域
    列を有効化する手段を備えている請求項6記載の路面液
    体散布装置用表示装置。
  8. 【請求項8】 個々のスプレーノズルに対して与えられ
    る噴射・停止命令の状況を表示する表示区域を、対応す
    る個々のスプレーノズルからの液体材料の噴射状況を表
    示する表示区域に対応して有している請求項1、2、
    3、4、5、6又は7記載の路面液体散布装置用表示装
    置。
  9. 【請求項9】 個々のスプレーノズルに対して与えられ
    る噴射・停止命令の状況を表示する表示区域が、対応す
    る個々のスプレーノズルに対する噴射・停止命令の入力
    装置を兼ねている請求項8記載の路面液体散布装置用表
    示装置。
  10. 【請求項10】 個々のスプレーノズルからの液体材料
    の噴射状況を表示する表示区域が、対応する個々のスプ
    レーノズルに対して与えられる噴射・停止命令の状況を
    表示する表示区域を兼ねている請求項8又は9記載の路
    面液体散布装置用表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10のいずれかに記載の路面液体散布装置用
    表示装置を備えている作業車。
  12. 【請求項12】 骨材の散布装置を備えている請求項1
    1記載の作業車。
  13. 【請求項13】 散布式表面処理工法用作業車である請
    求項11又は12記載の作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104532724A (zh) * 2014-11-21 2015-04-22 安徽省库仑动力自动化科技有限公司 一种利用视觉循迹的道路铺砖机
CN110820482A (zh) * 2018-08-08 2020-02-21 卡特彼勒Sarl 用于喷射机的校准系统及方法

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