JP2000273241A - ゴム組成物、ゴム積層体、ホース及びその製造方法 - Google Patents

ゴム組成物、ゴム積層体、ホース及びその製造方法

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JP2000273241A
JP2000273241A JP7700999A JP7700999A JP2000273241A JP 2000273241 A JP2000273241 A JP 2000273241A JP 7700999 A JP7700999 A JP 7700999A JP 7700999 A JP7700999 A JP 7700999A JP 2000273241 A JP2000273241 A JP 2000273241A
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rubber
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JP7700999A
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Hideto Osada
英仁 長田
Kazutaka Katayama
和孝 片山
Takahiro Nishiyama
高広 西山
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FKM層とNBR・PVC層からなる総ゴム
二重管ホースにおけるNBR・PVC層を構成するゴム
組成物に、FKM層に対する加硫接着性と共に、FKM
層に対する優れた未加硫時粘着性を持たせる。 【解決手段】 ゴム組成物に、加硫剤と、DBU塩等の
接着性付与剤と共に、所定の種類の粘着性付与剤であっ
てホースの低温脆化性を悪化させない低分子量のものを
所定量添加する。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリロニトリル
−ブタジエンゴム(NBR)とポリ塩化ビニル(PV
C)とのブレンド材(NBR・PVC)に所定の組成分
を添加することにより、未加硫時におけるフッ素ゴム
(FKM)層に対する優れた粘着性と加硫時におけるF
KM層に対する優れた接着性との両立を図ったゴム組成
物と、このゴム組成物を利用して接着形成されたFKM
層/NBR・PVC層からなるゴム積層体と、このゴム
積層体からなる燃料系ホース及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の環境規制の強化に伴い、いわゆる
フィラーホース,エバポホース,ブリーザホース等の燃
料系ホースに対しては、低ガソリン透過性がより強く求
められると共に、耐サワーガソリン性の要求も強くなっ
ている。
【0003】そして従来、これらの要求を満たすべく、
一般的にはFKMを内層とし、エピクロロヒドリン(E
CO)を外層とする総ゴム二重管仕様のホースが用いら
れている。このホースは耐サワーガソリン性,低ガソリ
ン透過性,耐オゾン性等の面で良好な性能を示すと共
に、接着技術の改良によりFKM層とECO層の接着性
にも問題がない。
【0004】又、ECOの粘着性が元々良いことから、
例えば大口径のホースをマンドレルを用いずに製造した
り、長尺ホースを曲り管製造のために未加硫状態で短尺
カットしたりする際に、未加硫状態のFKM層とECO
層との剥離を生じ難いと言う利点もあった。
【0005】しかし、高価なFKMの使用もさることな
がら、通常2〜4mm程度の層厚さで用いられるECO
も相当に高価な材料であり、外皮材としてのECOの使
用は過剰品質とも考えられる。
【0006】そこで近年、FKMを内層とし、NBR・
PVCを外層とする総ゴム二重管仕様のホースが検討さ
れている。かかるホースも、耐サワーガソリン性,低ガ
ソリン透過性,耐オゾン性等の品質面で満足できるもの
であり、かつ、例えばPCT/JP95/00078
(WO 95/19880)に係る発明に見られるよう
に、接着処方の改良から、FKM層とNBR・PVC層
間の加硫接着性の面でも満足できるものが得られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NBR
・PVC層において、通常は30重量%程度のPVCが
ブレンドされることから、NBR・PVC層が樹脂に類
似した硬さ(低い粘着性)を示す材質となり、そのため
に、製造工程上、次の,に示すような制約ないしは
不具合を生じ、ひいては、NBR・PVC使用による上
記のコストメリットが薄れたり、廃棄物の増大やその処
理コストを生じたりしていた。
【0008】大口径のホースを押出すとき、FKM層
とNBR・PVC層の層間剥離を生じやすい。この場
合、加硫工程において当該剥離部分では層間が加硫接着
しないことは言うまでもなく、不良品となる。
【0009】大口径のホースに加えて小口径のホース
においても、曲り管を製造する場合には、未加硫状態
で、短尺にカットして曲げ成形マンドレルに差して加硫
処理を行う場合等があるが、上記の短尺カット時に短尺
ホースの端部で層間剥離を生ずるため、曲り管の完成後
にその両端部が剥離した状態で仕上がるため、その両端
部の切除を余儀無くされる。短尺カット前に半加硫すれ
ば、かかる不具合を避け得るが、製造コストが増大す
る。
【0010】そこで本発明は、NBR・PVCを基材と
し、未加硫時におけるFKMに対する優れた粘着性と、
加硫時におけるFKM層に対する優れた接着性とを示す
ゴム組成物を提供すること、このゴム組成物を利用して
有利に接着形成されたFKM層/NBR・PVC層から
なるゴム積層体とこのゴム積層体からなる燃料系ホース
とを提供すること、及び、上記ゴム組成物を用いて、コ
ストメリットがあり、かつ不良品や廃棄物を生じないF
KM/NBR・PVC総ゴム二重管ホースの製造方法を
提供することを、解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(第1発明の構成)上記
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
(NBR)とポリ塩化ビニル(PVC)とのブレンド材
(NBR・PVC)100重量部に対し、以下(1)〜
(3)の組成分が添加されている、ゴム組成物である。 (1)有機過酸化物:0.5〜10重量部。 (2)1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウン
デセン−7塩(DBU塩)、その弱酸塩、及び有機ホス
ホニウム塩から選ばれる接着性付与剤:0.1〜4重量
部。 (3)クマロン樹脂,テルペン樹脂,フェノールテルペ
ン樹脂,石油系炭化水素,ロジン誘導体から選ばれる粘
着性付与剤であって、平均分子量が1000以下である
もの:3〜15重量部。
【0012】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係るゴム組成物に対し、以下(4)〜
(6)の組成分の少なくとも一種が前記ブレンド材10
0重量部に対する以下の比率で添加されている、ゴム組
成物である。 (4)炭酸カルシウム,タルク,クレー及び硫酸バリウ
ムから選ばれる白色充填剤:10〜50重量部。 (5)アクリル系のモノマー又はオリゴマー:1〜15
重量部。 (6)可塑剤:30重量部以下の可塑剤が配合され、か
つ、その可塑剤のうちの少なくとも一種が、請求項2に
記載した前記「化1」に示すエーテルエステル系可塑剤
である。
【0013】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は第2発明に係るゴム組成物に対し、以
下(7)〜(9)の組成分の少なくとも一種が前記ブレ
ンド材100重量部に対する以下の比率で添加されてい
る、ゴム組成物である。 (7)エポキシ樹脂:3〜15重量部。 (8)ケイ酸(SiO2)充填剤:5〜30重量部。 (9)硫黄又は加硫促進剤:0.1〜5重量部。
【0014】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明に係るゴム組成物のフッ素ゴム
層に対する未加硫時粘着性(所要剥離力)が、所定の試
験条件において0.60kgf/inch以上である、
組成物である。
【0015】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
フッ素ゴム層(FKM層)と、第1発明〜第4発明のい
ずれかに係るゴム組成物からなるゴム組成物層(NBR
・PVC層)とが加硫接着されてなる、ゴム積層体であ
る。
【0016】(第6発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
前記フッ素ゴム層を内周側、前記ゴム組成物層を外周側
とする、第5発明に係るゴム積層体からなる、ホースで
ある。
【0017】(第7発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第7発明(請求項7に記載の発明)の構成は、
少なくとも、内周側の前記フッ素ゴム層と外周側の前記
ゴム組成物層とをマンドレルを用いずに同軸状に押出し
て未加硫状態の積層ホースを構成する工程、及び/又
は、未加硫状態の積層ホースを加硫前に切断する工程、
を含む、ホース製造方法である。
【0018】
【発明の作用・効果】(第1発明の作用・効果)第1発
明のゴム組成物は、NBR・PVC100重量部に対
し、有機過酸化物0.5〜10重量部と、DBU塩,そ
の弱酸塩,有機ホスホニウム塩から選ばれる接着性付与
剤0.1〜4重量部とが添加されているので、FKM層
に対して過酸化物加硫による良好な加硫接着性を示す。
【0019】有機過酸化物の添加量が0.5重量部未満
であったり、上記接着性付与剤の添加量が0.1重量部
未満であったりすると、加硫接着性が不足する。一方、
有機過酸化物の添加量が10重量部を超えたり、上記接
着性付与剤の添加量が4重量部を超えたりすると、未加
硫ゴムの貯蔵安定性,耐オゾン性,低温脆化性の低下を
招くと言う不具合がある。
【0020】又、第1発明のゴム組成物は、NBR・P
VC100重量部に対し、クマロン樹脂,テルペン樹
脂,フェノールテルペン樹脂,石油系炭化水素,ロジン
誘導体から選ばれる粘着性付与剤3〜15重量部が添加
されているので、FKM層に対し、未加硫時における優
れた粘着性をも示す。
【0021】そしてこれらの粘着性付与剤を3〜15重
量部添加するにも関わらず、平均分子量が1000以下
である低分子量の粘着性付与剤を選択して用いるので、
FKM層とNBR・PVC層とで自動車用燃料ホース等
の積層体を構成したとき、その低温脆化性の悪化度合い
が少ない。即ち、寒冷地での使用において、例えばエン
ジンスタート時の振動や、自動車走行時の小石等の衝突
に対してもホースの亀裂や割れを生じ難い。
【0022】上記粘着性付与剤の添加量が3重量部未満
であると、FKM層に対する未加硫時の粘着性が不十分
となる。一方、粘着性付与剤の添加量が15重量部を超
えると、低分子量の粘着性付与剤を選択して用いていて
も上記の低温脆化性の悪化を有効に防止できない。
【0023】(第2発明の作用・効果)第2発明におい
て、ゴム組成物に更に添加する白色充填剤とアクリル系
のモノマー又はオリゴマーとは、FKM層に対する未加
硫時の粘着性を更に向上させる。従ってこれらの組成分
の添加は、第1発明に係る粘着性付与剤の過剰添加を避
けつつ粘着性を更に向上させたい場合に好適である。
【0024】上記白色充填剤の添加量が10重量部未満
であったり、アクリル系のモノマー又はオリゴマーの添
加量が1重量部未満であったりすると、粘着性の向上効
果が不足する。一方、白色充填剤の添加量が50重量部
を超える場合には低温脆化性の低下を招くと言う不具合
が、アクリル系のモノマー又はオリゴマーの添加量が1
5重量部を超える場合には、未加硫ゴムの貯蔵安定性の
低下を招くのに加え、未加硫ゴムのムーニー粘度が著し
く低下してしまい、練り加工性,押出し加工性の悪化を
招くと言う不具合が、それぞれ生じ得る。
【0025】又、第2発明においてゴム組成物に更に添
加する、少なくとも「化1」に示すエーテルエステル系
可塑剤を含む可塑剤は、低温においてもゴム組成物に対
する有効な可塑化作用もしくは軟化作用を示す。従って
FKM層とNBR・PVC層とでホース等の積層体を構
成したとき、その低温脆化性が一層改良される。
【0026】なお、これらの可塑剤の添加量が30重量
部を超えると、FKM層との加硫接着性が不十分になる
と言う不具合がある。
【0027】第2発明において、上記した各種の添加剤
を添加量の制限内において全て添加することが最も好ま
しいが、上記各種の添加剤を1種類だけ添加しても良い
し、選択的に2種以上添加しても良い。
【0028】(第3発明の作用・効果)第3発明におい
てゴム組成物に更に添加するエポキシ樹脂、ケイ酸充填
剤、及び、硫黄又は加硫促進剤は、FKM層に対するゴ
ム組成物の加硫接着性を更に向上させる。
【0029】エポキシ樹脂の添加量が3重量部未満であ
る場合には、粘着性の向上効果が不足する恐れがあり、
15重量部を超える場合には、未加硫ゴムのムーニー粘
度の低下により練り加工性,押出し加工性が不十分とな
る恐れがある。
【0030】硫黄又は加硫促進剤の添加量が0.1重量
部未満である場合には、加硫接着性の向上効果が不足す
る恐れがあり、5重量部を超える場合には、未加硫ゴム
の貯蔵安定性が不十分となる恐れがある。
【0031】ケイ酸充填剤の添加量が5重量部未満であ
る場合には、加硫接着性の向上効果が不足する恐れがあ
り、30重量部を超える場合には好ましくない低温脆化
性を招く恐れがある。
【0032】第3発明において、上記した各種の添加剤
を添加量の制限内において全て添加することが最も好ま
しいが、上記各種の添加剤を1種類だけ添加しても良い
し、選択的に2種以上添加しても良い。
【0033】(第4発明の作用・効果)前記従来技術に
おける〜の如き不具合を回避するために、ゴム組成
物に要求される実用的に有効なFKM層への未加硫時粘
着性(所要剥離力)が、所定の試験条件において0.6
0kgf/inch以上であることが判明した。
【0034】従って、第4発明に係るゴム組成物をNB
R・PVCとして用い、FKM層とNBR・PVC層と
からなる総ゴム二重管仕様のホースを製造する場合、例
えば大口径のホースを押出すときにもFKM層とNBR
・PVC層の層間剥離を回避でき、大口径及び小口径の
曲り管ホース製造において未加硫状態での短尺カット時
のホース端部での層間剥離を防止でき、マンドレル無し
での大口径及び小口径ホースの押出し成形において加硫
前カット時のホースの端部での層間剥離を防止できる。
【0035】なお、第1発明〜第3発明に係るゴム組成
物は、その作用・効果を阻害するような他の組成分を多
量に含んだりしない限りにおいて、基本的にFKM層に
対する上記の未加硫時粘着性(所要剥離力)を満足す
る。
【0036】(第5発明及び第6発明の作用・効果)第
5発明のゴム積層体及び第6発明のホースは、FKM層
と第1発明〜第4発明に係るゴム組成物を用いたNBR
・PVC層とが加硫接着されてなるので、耐サワーガソ
リン性,低ガソリン透過性,耐オゾン性等の品質面で満
足でき、FKM層とNBR・PVC層間の加硫接着性の
面でも満足でき、かつ、FKM層/ECO層の総ゴム二
重管ホースに対して材料上のコストメリットがある。
【0037】しかも、後述のように不良品や廃棄物を生
じることなく第7発明のホース製造方法を利用して製造
できるので、製造プロセス上の制約ないしは不具合によ
って上記のコストメリットが薄められない。
【0038】(第7発明の作用・効果)第7発明のホー
ス製造方法は、内周側のFKM層と外周側の第1発明〜
第4発明に係るゴム組成物を用いたNBR・PVC層と
をマンドレルを用いずに同軸状に押出して未加硫状態の
積層ホースを構成する工程(以下、「A工程」とも言
う)、及び/又は、未加硫状態の該積層ホースを加硫前
に切断する工程(以下、「B工程」とも言う)を含む。
【0039】上記積層ホースが大口径のホースである場
合、通常はA工程が行われるが、NBR・PVC層がF
KM層に対して優れた粘着性を示すため、ホースを押出
す際にFKM層とNBR・PVC層の層間剥離を生じな
い。従って、加硫工程において剥離部分が加硫接着して
いないような不良品ができない。
【0040】上記積層ホースが大口径及び小口径の曲り
管ホースである場合、曲げ成形前の短尺カット時にB工
程が行われるが、その際、短尺ホースの端部で層間剥離
を生じないため、曲り管の完成後にその両端部の切除を
行うと言う材料及び工程上の無駄を回避することができ
る。その他の必要から未加硫状態のホースを短尺にカッ
トする場合にも、同様のメリットがある。
【0041】以上の理由から、第7発明によって、コス
トメリットがあり、かつ不良品や廃棄物を生じないFK
M/NBR・PVC総ゴム二重管ホースの製造方法を提
供することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、第1発明〜第7発明の実施
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第7発明を一括して指してい
る。
【0043】〔ゴム組成物〕本発明に係るゴム組成物
は、基本的には、NBRとPVCとのブレンド材である
NBR・PVC100重量部に対し、有機過酸化物を
0.5〜10重量部と、接着性付与剤を0.1〜4重量
部と、粘着性付与剤であって平均分子量が1000以下
であるものを3〜15重量部含む。
【0044】NBR・PVCにおけるNBRとPVCと
のブレンド比率は限定されないが、例えばNBR・PV
C全量に対してPVCを15〜45重量%程度とするこ
とができる。
【0045】上記の有機過酸化物としては、いわゆる過
酸化物加硫に用いられるものを限定なく使用することが
できる。例えば、ジクミルパーオキシド(DCP)や
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン等を例示でき、商品名としては
日本油脂(株)製の「パーヘキサ25B」等を例示する
ことができる。
【0046】上記の接着性付与剤としては、DBU塩,
その弱酸塩及び有機ホスホニウム塩から選ばれる1種又
は2種以上を使用できる。DBU塩の弱酸塩としては任
意の種類の弱酸塩を使用すれば良いが、例えばカルボン
酸DBU塩,ナフトエ酸DBU塩,フェノールDBU塩
等を例示できる。又、これらの接着性付与剤の商品名と
しては、ダイソー(株)製の「DA−500」,「P−
152」、日本ゼオン(株)製の「ゼオネットPB」等
を例示することができる。
【0047】上記の粘着性付与剤としては、クマロン樹
脂,テルペン樹脂,フェノールテルペン樹脂,石油系炭
化水素,ロジン誘導体から選ばれる1種又は2種以上を
使用できるが、その平均分子量が1000以下であるこ
とを条件とする。これらの粘着性付与剤の商品名として
は、ヤスハラケミカル(株)製の「TCR−L」,「ダ
イマロン」,「YSレジン50」又は「ハイロジン」、
住友化学(株)製の「タッキロール101」等を例示す
ることができる。
【0048】〔粘着性向上のための添加物〕上記本発明
のゴム組成物に対しては、そのFKMに対する未加硫時
粘着性の向上のために、白色充填剤を10〜50重量
部、又はアクリル系のモノマー又はオリゴマーを1〜1
5重量部、又は可塑剤を30重量部以下添加すること、
あるいはこれらの2種以上を添加することが、より好ま
しい。
【0049】白色充填剤は炭酸カルシウム,タルク,ク
レー及び硫酸バリウムから選ばれる1種又は2種以上を
使用でき、その商品名としては、白石工業(株)製の
「白艶華CCR」,ソブエクレー(株)製の「ユニオン
クレー」,日本ミストロン(株)製の「ミストロンベー
パー」等を例示することができる。
【0050】アクリル系のモノマー又はオリゴマーの種
類は限定されないが、例えば、フェノールEO変性アク
リレート,ポリエチレングリコールジアクリレート,ト
リメチロールプロパンPO変性トリアクリレート等を使
用することができ、その商品名としては、いずれも東亜
合成(株)製の「アロニックスM−102」,「アロニ
ックスM−260」,「アロニックスM−310」等を
例示することができる。又、メタクリレート系であって
も構わない。
【0051】可塑剤は、低温でも有効な可塑化作用又は
軟化作用を示すものであれば限定なく使用できるが、特
に好適なものは前記「化1」に示す、例えば旭電化
(株)製の商品名「アデカサイザーRS107」等のエ
ーテルエステル系可塑剤であり、その他DOP等のフタ
ル酸エステル系可塑剤も好ましく用いることができる。
【0052】〔接着性向上のための添加物〕上記本発明
のゴム組成物に対しては、そのFKMに対する加硫時接
着性の向上のために、エポキシ樹脂を3〜15重量部、
又はケイ酸(SiO2)充填剤を5〜30重量部、又は硫黄
又は加硫促進剤を0.1〜5重量部添加すること、ある
いはこれらの2種以上を添加することが、より好まし
い。
【0053】エポキシ樹脂としては、例えば油化シェル
エポキシ(株)製の「エピコート828」等の任意の種
類のエポキシ樹脂を使用することができる。
【0054】ケイ酸充填剤は、前記白色充填剤とは異な
り、いわゆるシリカ、即ち塩の形態を取らないケイ酸を
用いる。ケイ酸充填剤としては酸性シリカ,中性シリカ
又は塩基性シリカを任意に使用することができ、商品名
としては日本シリカ(株)製の「ニプシールER」や
「ニプシールVN−3」、塩野義製薬(株)製の「カー
プレックス1120」等を例示することができる。
【0055】硫黄又は加硫促進剤に関しては、その両者
を添加しても構わないし、いずれか一方だけを添加して
も構わない。加硫促進剤としては、硫黄加硫系又は過酸
化物加硫系に使用されるものを中心として任意に使用で
きるが、それらの商品名としては、いずれも大内新興化
学工業(株)製の「ノクセラーCZ」,「ノクセラーT
ET」,「ノクセラーD」や、三菱モンサント化成
(株)製の「サントガードPVI」等を例示することが
できる。
【0056】〔その他の添加物〕本発明のゴム組成物
は、上記各種の添加物以外にも、本発明の作用・効果を
損なわない限りにおいて、ゴム組成物に添加されること
がある他種の添加物、例えばカーボンブラック,プロセ
スオイル,加工助剤,老化防止剤等を任意に添加するこ
とができる。
【0057】〔ゴム組成物の粘着性〕本発明に係るゴム
組成物は、そのFKM層に対する未加硫時の粘着性から
見た場合、所定の試験条件における剥離力が0.60k
gf/inch以上のものである。ここに「所定の試験
条件」とは、1.2mm厚の未加硫FKMシートと、
2.2mm厚の未加硫NBR・PVC(ゴム組成物層)
シートとを互いに重ね、100°Cにおいて面圧20k
gf/cm2 で5分間予備プレスした後、これを25m
m幅に切り、JIS K 6256に準じてT型剥離試
験を行う、と言う条件である。
【0058】〔ゴム積層体及びホース〕本発明において
ゴム積層体とは、FKM層と本発明に係るゴム組成物か
らなるNBR・PVC層とが加硫接着されてなるもので
あり、必ずしもホースの形態を取る必要はない。本発明
においてホースとは、FKM層を内周側、NBR・PV
C層を外周側とするゴム積層体により管壁部が構成され
たホースである。ホースの用途は限定されないが、自動
車用のフィラーホース,エバポホース,ブリーザホース
等の燃料系ホースに特に好ましく用いられる。
【0059】ゴム積層体及びホースにおけるFKM層の
構成は限定されず、必要に応じて任意の各種添加剤を含
むことができる。
【0060】〔ホース製造方法〕第7発明のホース製造
方法は、少なくとも前記A工程(内周側のFKM層と外
周側のNBR・PVC層とをマンドレルを用いずに同軸
状に押出して未加硫状態の積層ホースを構成する工
程)、及び/又は、B工程(未加硫状態の積層ホースを
加硫前に切断する工程)を含むものである。
【0061】これらの工程を含むホース製造方法におい
て、ホースの不良品を生成しない点、曲り管ホース完成
後や工程上の都合でホースカットした際に、その端部切
除と言う材料及び工程上の無駄を回避できる点、等のメ
リットが発現される。
【0062】第7発明のホース製造方法の代表的な実施
形態としては、FKM層とNBR・PVC層とを同軸状
に押出し成形する方法であって、次の(a),(b)に
係る方法を挙げることができる。
【0063】(a)マンドレル無しで大口径又は小口径
(特に、大口径)の本発明ホースを押出し成形する場
合。
【0064】(b)押出し成形した大口径又は小口径の
本発明ホースを、曲げ成形その他の必要のために未加硫
状態で短尺に切断する場合。
【0065】
【実施例】(FKMの配合)まず、FKMを末尾の表1
中のA,B,Cの配合処方(表中の数値は、いずれも重
量部表記)に従って、オープンロールによって混練りし
た。表1中、「FKM−1」とはフッ化ビニリデン−6
フッ化プロピレン−4フッ化エチレン三元共重合体であ
って、フッ素含有量が69wt%、ポリオール加硫剤含有
タイプで、過酸化物との併用加硫も可能なものを指す。
又、「FKM−2」とはフッ化ビニリデン−6フッ化プ
ロピレン−4フッ化エチレン三元共重合体であって、フ
ッ素含有量が69wt%、過酸化物加硫タイプのものを、
「TAIC」とはトリアリルイソシアヌレートを、「パ
ーヘキサ25B」とは日本油脂社製の有機過酸化物
〔2,5−ジメチル−2,6−(第三ブチルペルオキ
シ)ヘキサン〕を、それぞれ指す。
【0066】(NBR・PVCの配合)次に、NBR・
PVCを末尾の表2〜5中の「No.1」〜「No.3
6」の配合処方(表中の数値は、いずれも重量部表記)
に従って、バンバリーミキサー及びオープンロールによ
って混練りした。これらの表に掲げた商品名の内容は、
いずれも既述の通りである。
【0067】(NBR・PVCの材料性能)上記No.
1〜No.36に係るNBR・PVC配合物につき、未
加硫状態の2mm厚のシートを作製して、100°C、
面圧20kgf/cm2で5分間予備プレス成形した
後、スチーム加硫缶にて160°C/45分のスチーム
加硫を行って試験片を作製した。
【0068】そしてこれらの試験片について、常態時
及び湿熱処理(50°C×95%RH×48時間)後の
ムーニー粘度〔ML121°C1+3( point)〕及びス
コーチタイム〔St.5p(分)〕、JIS K 6
251に準じた初期(常態)物性試験〔TB(MP
a),EB(%),HS( point)〕、JIS K
6261に準じて測定した常態時における低温脆化温度
(°C)、JIS K6259に準じた静的オゾン性
試験(40°C,オゾン濃度50pphm,伸長率40
%)を、それぞれ行った。
【0069】これらの結果を表6及び表7の「NBR・
PVCの材料性能」の欄に示すが、表作製の都合上、表
6における「実施例−1」〜「実施例−31」の欄、及
び表7における「比較例−1」〜「比較例5」の欄中の
それぞれ該当する「NBR・PVC」の項のNo.にお
いて示した。
【0070】これらの結果において、全体的には特段の
不具合は見られないが、No.8においてはスコーチタ
イムが短過ぎ、低温脆化性も悪く、静的オゾン性も劣る
点、No.20においては未加硫ゴムのムーニー粘度の
低下,初期物性及び低温脆化性が見劣る点が目立ってい
た。
【0071】(未加硫ゴム積層体の作製及び剥離試験
上記A〜Cに係るFKMの配合物を用いてなる1.2m
m厚の未加硫FKMシートと、上記No.1〜No.3
6に係るNBR・PVC配合物を用いてなる2.2mm
厚の未加硫NBR・PVCシートとを作製して、これら
の各シートを、表6及び表7の「実施例−1」〜「実施
例−53」,「比較例−1」〜「比較例−5」に示す組
合せで互いに重ね、100°Cにおいて面圧20kgf
/cm2で5分間予備プレスした後、これを25mm幅
に切り、未加硫ゴム積層体を作製した。
【0072】そしてこれらの未加硫ゴム積層体につい
て、JIS K 6256に準じたT型剥離試験によ
り、未加硫時の剥離強度を測定した。それらの結果を表
6及び表7の「未加硫時」の欄に示した。これらの結果
において、各実施例はいずれも0.6kgf/inch
以上の剥離強度を示し、特に実施例−24〜実施例−2
8,実施例−31,実施例−38〜実施例−42は1k
gf/inch以上の高い剥離強度を示したが、比較例
1及び比較例4の剥離強度の低さが目立った。
【0073】(加硫ゴム積層体の作製及び剥離試験)上
記のように作製した各未加硫ゴム積層体に対して、更に
スチーム加硫缶にて160°C/45分のスチーム加硫
を行った後、これを25mm幅に切り、加硫ゴム積層体
を作製した。そしてこれらの加硫ゴム積層体についてJ
IS K 6256に準じたT型剥離試験により、加硫
後の剥離強度を測定した。
【0074】又、剥離させた界面の状態を目視観察し
て、剥離強度の弱いものから順に、界面が損傷なく剥離
したものを「界面ハクリ」,界面に部分的なゴム層の破
壊が認められるものを「部分ゴム破壊」,界面全体にゴ
ム層の破壊が認められるものを「ゴム破壊」,界面が剥
離されずにゴム層が切れてしまったものを「ゴム切れ」
とそれぞれ評価した。
【0075】これらの結果を表6及び表7の「加硫後」
の欄に示すが、各実施例が概ね高い剥離強度を示す一方
で、比較例−2の剥離強度が著しく弱く、「界面ハク
リ」の状態を呈していた。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/06 C08K 3/06 3/26 3/26 3/36 3/36 5/09 5/09 5/10 5/10 5/14 5/14 5/3465 5/3465 F16L 11/04 F16L 11/04 //(C08L 9/02 27:06 45:00 57:02 93:04 63:00) (72)発明者 西山 高広 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA12 BA13 BA31 BA34 CB03 DA09 DB08 EA04 EA12 EA19 4F070 AA19 AA40 AC05 AC16 AC22 AC43 AC45 AC55 AC56 AC74 AC86 AC87 AC96 AE01 AE02 AE08 AE11 GA05 GB02 GB03 GC02 GC08 4F071 AA12X AA24 AA34X AA39 AA42 AA69 AA74 AA81 AB04 AB21 AB26 AB30 AC08 AC10 AC12 AC15 AE02 AE03 AE04 AE17 AE20 AF58 AH07 AH17 BB06 BC05 4F100 AA07A AA08A AC10A AH02A AH03A AH07A AK02A AK15A AK17B AK27A AK27J AK28A AK28J AL01A AN02B BA02 BA15 CA04A CA16A CA23A DA11 EC032 EH172 EJ062 EJ322 GB90 JA07A JK06 JL13A YY00A 4J002 AC07W AF02Y BA01Y BD04X BG07Z BK00Y CD00U CE00Y DE238 DG048 DJ038 DJ048 EH099 EK006 EK036 EK066 EU137 FD029 FD347 GF00 GT00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリロニトリル−ブタジエンゴムとポ
    リ塩化ビニルとのブレンド材100重量部に対し、以下
    (1)〜(3)の組成分が添加されていることを特徴と
    するゴム組成物。 (1)有機過酸化物:0.5〜10重量部。 (2)1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウン
    デセン−7塩、その弱酸塩、及び有機ホスホニウム塩か
    ら選ばれる接着性付与剤:0.1〜4重量部。 (3)クマロン樹脂,テルペン樹脂,フェノールテルペ
    ン樹脂,石油系炭化水素,ロジン誘導体から選ばれる粘
    着性付与剤であって、平均分子量が1000以下である
    もの:3〜15重量部。
  2. 【請求項2】 前記ゴム組成物に対し、以下(4)〜
    (6)の組成分の少なくとも一種が前記ブレンド材10
    0重量部に対する以下の比率で添加されていることを特
    徴とする請求項1に記載のゴム組成物。 (4)炭酸カルシウム,タルク,クレー及び硫酸バリウ
    ムから選ばれる白色充填剤:10〜50重量部。 (5)アクリル系のモノマー又はオリゴマー:1〜15
    重量部。 (6)可塑剤:30重量部以下の可塑剤が配合され、か
    つ、その可塑剤のうちの少なくとも一種が、次の「化
    1」に示すエーテルエステル系可塑剤である。 【化1】 (「化1」において、Rはアルキル基、R’はアルキレ
    ン基を示す。)
  3. 【請求項3】 前記ゴム組成物に対し、以下(7)〜
    (9)の組成分の少なくとも一種が前記ブレンド材10
    0重量部に対する以下の比率で添加されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のゴム
    組成物。 (7)エポキシ樹脂:3〜15重量部。 (8)ケイ酸(SiO2)充填剤:5〜30重量部。 (9)硫黄又は加硫促進剤:0.1〜5重量部。
  4. 【請求項4】 前記ゴム組成物のフッ素ゴム層に対する
    未加硫時粘着性(所要剥離力)が、所定の試験条件にお
    いて0.60kgf/inch以上であることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載のゴム組成
    物。
  5. 【請求項5】 フッ素ゴム層と、請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載のゴム組成物からなるゴム組成物層とが
    加硫接着されてなることを特徴とするゴム積層体。
  6. 【請求項6】 前記フッ素ゴム層を内周側、前記ゴム組
    成物層を外周側とする、請求項5に記載のゴム積層体か
    らなることを特徴とするホース。
  7. 【請求項7】 少なくとも、内周側の前記フッ素ゴム層
    と外周側の前記ゴム組成物層とをマンドレルを用いずに
    同軸状に押出して未加硫状態の積層ホースを構成する工
    程、及び/又は、未加硫状態の積層ホースを加硫前に切
    断する工程、を含むことを特徴とするホース製造方法。
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