JP2000272325A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JP2000272325A
JP2000272325A JP11078922A JP7892299A JP2000272325A JP 2000272325 A JP2000272325 A JP 2000272325A JP 11078922 A JP11078922 A JP 11078922A JP 7892299 A JP7892299 A JP 7892299A JP 2000272325 A JP2000272325 A JP 2000272325A
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air
outside air
duct
heat exchanger
vehicle
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Tatsuo Haraguchi
達夫 原口
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Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体を高内気循環型とすることによ
り熱負荷を低減でき、且つ車内に炭酸ガス等が蓄積する
ことを防止できる自動車用空調装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 内気取入口8、外気取入口9が形成さ
れ、また第1のファン3、冷却用熱交換器4、加熱用熱
交換器5、エアミックスドア6が内部に設置された第1
のダクト2を有すると共に、第2の外気取入口15、デ
フ吹出口13が形成され、また第2のファン16、外気
と第1のダクト内の内気とを熱交換させる内外気熱交換
器17が内部に設置された第2のダクト12を有し、ま
た外気を前記第1のダクト2及び前記第2のダクト12
に選択的に導く外気取入口切替手段20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に用いられ
る空調装置に関し、特に熱負荷を低減させるために内気
循環率を高く保つように構成された自動車用空調装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置においては、送風
機の駆動によりダクト内に取り込まれた内気及び外気の
混合気が、ダクト内に設置された冷却用熱交換器及び加
熱用熱交換器へ導かれ、所望の温度に調整された後、車
内に吹き出される構成となっている。また、前記加熱用
熱交換器の熱源としては、主にエンジンによる発熱が利
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、最近の車両にお
いては、ハイブリット車や直噴型エンジン搭載車等にみ
られる様に、エンジンの高効率化が進められており、エ
ンジンの発熱量が低くなってきているため、暖房を行う
ための熱源を確保することが困難となってきている。こ
のことから、少ない熱源を有効に利用するために、空気
の温度調整が行われるダクト内での熱負荷を低減させ、
空調装置を省動力化したいという要請が強い。
【0004】熱負荷を低減させるには内気循環率を高め
ればよいが、常に内気を循環させていたのでは、乗員の
呼気に含まれる炭酸ガスや水分等が車内に蓄積してしま
い、乗員が中毒症状を起こしたり、フロントガラスやサ
イドガラス等に結露が生じたりする。
【0005】従って、適度に外気を取り入れることが必
要となるが、外気は内気との温度差が大きいため、多く
取り入れるとダクト内での熱負荷が大きくなり、特に暖
房に利用できる熱源が乏しい車両においては、十分な暖
房性能を確保することが難しいという不具合が生じる。
【0006】そこで、この発明は、システム全体を高内
気循環型とすることにより熱負荷を低減でき、且つ車内
に炭酸ガス等が蓄積することを防止できる自動車用空調
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、車内を循環する内気を取り入れる内気
取入口と、外気を取り入れる第1の外気取入口と、空気
を車室内へ吹き出させる車室内吹出口とが形成され、ま
た空気を取り込むと共に送出するための第1のファン
と、前記第1のファンの駆動により取り込まれた空気を
冷却する冷却用熱交換器と、前記冷却用熱交換器により
冷却された空気を再加熱する加熱用熱交換器と、前記冷
却用熱交換器からの冷風が前記加熱用熱交換器へ流入す
る空気量を調節するエアミックスドアとが内部に設置さ
れた第1のダクトと、外気を取り入れる第2の外気取入
口と、空気を車室内へ吹き出させる車室内吹出口とが形
成され、また外気を取り込むと共に送出するための第2
のファンと、この第2のファンの駆動により取り込まれ
た外気と前記第1のファンの駆動により前記第1のダク
ト内に取り込まれた内気とを熱交換させる内外気熱交換
器とが内部に設置された第2のダクトと、前記第1のダ
クトの第1の外気取入口及び前記第2のダクトの第2の
外気取入口のどちらかを選択的に開閉する外気取入口切
替手段を備えるものである(請求項1)。
【0008】上記構成によれば、外気は、外気取入口切
替手段により第1及び第2のダクト内に選択的に導入さ
れ、車室内に吹き出される。第1のダクト内に外気を導
いた場合には、内気と混合され、冷却用熱交換器及び加
熱用熱交換器により熱交換された後、車室内へ吹き出さ
れる。外気を第2のダクト内に導いた場合には、外気は
冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器が設置された第1の
ダクト内には取り込まれず、第1のダクト内に流入する
空気の内気率は100%となるので、第1のダクト内で
の空気の温度調節にかかる熱負荷が低減され、冷暖房能
力が向上すると共に空調装置の省動力化が可能となる。
【0009】また、第2のダクト内に導かれた外気は、
第1のダクト内に流入してきた内気と内外気熱交換器に
おいて熱交換するので、新鮮な外気を内気温度(車内温
度)に近い状態にして車室内に取り込むことができる。
【0010】また、前記第2のダクトの吹出側を、デフ
ロスト吹出口、サイドベント吹出口の一方又は双方と接
続してもよい(請求項2)。
【0011】上記構成によれば、冬場において第2のダ
クトの使用すれば、乾燥した外気が内外気熱交換器によ
り暖められて更に湿度が相対的に低下した後、デフロス
ト、又はデフロストとサイドベントとから送風されるこ
とになる。これにより、効果的にガラスの曇りを除去で
きると共に新鮮な外気を車内に取り入れることができ
る。また、第1のダクト内で正確に温度調節された空気
と温度差がある外気が、乗員に直接当たることがないの
で、乗員に不快感を与えることがない。
【0012】また、前記外気取入口切替手段は、デフロ
スト吹出口から送風するデフモード、デフロスト吹出口
及び乗員の足元へ向けて送風するデフ/フットモード、
乗員の足元へ向けて送風するフットモード時に、外気を
前記第2の外気取入口へ導くものであってもよい(請求
項3)。
【0013】上記構成によれば、主に緊急にフロントガ
ラスやサイドガラスの曇りを除去したい時や、暖房運転
時に使用されるデフモード、デフ/フットモード、及び
フットモード時には、外気は第2のダクト内に導かれ
る。これにより、冬場の乾燥した外気が、内外気熱交換
器により車内温度に近い温度まで暖められて車室内に吹
き出されるので、車室内を快適に換気することができる
と共に、ガラスの曇りを効果的に除去することができ
る。
【0014】また、この発明の自動車用空調装置は、常
に23〜30m3 /hの外気が車室内に取り込まれるよ
うになされていてもよい(請求項4)。
【0015】図6に示されるグラフは、アイドリング中
の乗用車(車室内容積:約3m3 )に成人4人が乗った
場合における外気導入量と60分後の車内のCO2 濃度
との関係を示すものである。車内のCO2 濃度が0.3
5%以下であれば、乗員が中毒症状を引き起こす可能性
はなく安全であるが、そのためには、図6のグラフに示
されるように、外気導入量をおよそ23m3 /h以上と
すればよい。
【0016】ここで、通常の車両用空調装置における車
内送風量は、Lo状態で約200m 3 /h、Hi状態で
約450m3 /h程である。従って、上記構成のよう
に、外気導入量を23〜30m3 /hの範囲とすれば、
第1のダクト内に内気及び外気の両方を取り込む場合
に、外気導入率は約5%(Hi状態)〜15%(Lo状
態)となり、常に85〜95%の高い内気循環率を維持
することができると共に、車室内へ新鮮で快適な外気を
適量に取り込むことができる。
【0017】また、前記内外気熱交換器は、互いに湿度
を伝導させない顕熱交換器であることが望ましい(請求
項5)。
【0018】これによれば、冬場の暖房時には、第2の
ダクト内に取り込まれる乾燥した外気が、内気の高い湿
度に影響されることがないので、曇りの除去性をより向
上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1に示されるこの実施の形態に係る車両
用空調装置1は、内部に取り込んだ空気を熱交換により
所望の温度に調整して車内に吹き出させるための第1の
ダクト2と、この第1のダクト2とは独立して設けられ
た第2のダクト12とを有して構成される。
【0021】前記第1のダクト2は、車内を循環する内
気を取り込むための内気取入口8、及び外気を取り込む
ための第1の外気取入口9とを有し、また内気取入口8
及び第1の外気取入口9から空気を取り込むと共にこの
空気を車室内に通ずるベント吹出口、フット吹出口、デ
フロスト吹出口等(これらは図示せず)から送出させ、
約200m3 /h〜450m3 /hの送風力を有する第
1のファン3と、第1のファン3の駆動により取り込ま
れた空気を冷却する蒸発器4と、蒸発器4により冷却さ
れた空気を再加熱する加熱器5と、蒸発器4により冷却
された空気が加熱器5へ流入する風量を調節するエアミ
ックスドア6と、蒸発器4で発生する凝縮水を外部に排
出するための第1の排水口7とが内部に設けられてい
る。また、前記第1の外気取入口9は、内気取入口8及
び第1の外気取入口9から取り込まれる全混合気に対し
て、外気が5〜15%となるような開口面積又は通気抵
抗となっている。
【0022】前記第2のダクト12は、前記第1のダク
ト2の第1の外気取入口9の近傍に形成され外気を取り
入れるための第2の外気取入口15と、取り込んだ外気
を車内のフロントガラスへ向けて吹き出させるためのデ
フロスト吹出口13と、取り込んだ外気を車室内へ吹き
出させるためのサイドベント吹出口14とを有し、また
内部には、約25m3 /hの送風量で外気を取り込むと
共に車室内に送出させる第2のファン16と、第2のフ
ァン16の駆動により取り込まれた外気と前記第1のフ
ァン3の駆動により前記第1のダクト2内に取り込まれ
た内気とを熱交換させる内外気熱交換器17と、内外気
熱交換器17で発生する凝縮水を外部に排出するための
第2の排水口18とが設けられている。
【0023】前記第1の外気取入口9と前記第2の外気
取入口15との間には、プレート部20aと軸部20b
とからなる(図3参照)切替ドア20が設けられてい
る。この切替ドア20は、図1、図2、及び図3に示さ
れるように、外気を第1の外気取入口9又は第2の外気
取入口15のどちらへ導くかを切り替えるためのもので
あり、モータ等の駆動力により、軸部20bを中心にし
てプレート部20aが第1の外気取入口9の開口部に接
した状態である位置Aか、又は第2の外気取入口15の
開口部に接した状態である位置Bかのどちらかに回動移
動できるようになっている。
【0024】前記プレート部20aが位置Aにある時に
は、図1に示されるように、第1の外気取入口9は閉鎖
され、第2の外気取入口15が開放される。これによ
り、外気(矢印C)は、第2のファン16の駆動により
約25m3 /hで第2のダクト12内に取り込まれると
共にデフロスト吹出口13及びサイドベント吹出口14
から車室内へ吹き出され、また第1のダクト2内には第
1のファン3の駆動により内気取入口8から内気(矢印
D)だけが取り込まれることとなる。尚、前記第2のフ
ァン16の回転速度を、前記第1のファン3の回転速度
に応じて、吸気(吹出)量が約23〜30m3 /hの範
囲内で制御するようにしてもよい。一方、プレート部2
0aが位置Bにある時には、図2に示されるように、第
2の外気取入口15は閉鎖され、第1の外気取入口9が
開放される。これにより、第1のダクト2内には、第1
の外気取入口9からの外気と内気取入口8からの内気と
が、略5〜15:95〜85の割合で、即ち外気が約2
3〜30m3 /hの吸気量をもって取り込まれることと
なる。
【0025】図4に示される前記内外気熱交換器17
は、アルミ等の熱伝導性の高い材料から形成された熱伝
導プレート17aと、熱交換を促進させるために蛇行状
に形成されたコルゲートフィン17bとを、このコルゲ
ートフィン17bが一段おきに蛇行方向が互いに直角と
なるように積層して構成されている。これにより、内外
気熱交換器17内部には、コルゲートフィン17bの蛇
行形状により画成される複数の空気通路22が、一段お
きに直交するように形成される。そして、これら空気通
路22内を流通し直交する2種類の空気は、熱伝導プレ
ート17aを介して互いに熱交換する。また、この実施
の形態における内外気熱交換器17は、前記熱伝導プレ
ート17aとして、孔の空いていないプレート部材を用
いていることにより、湿度を通さず熱だけを伝える顕熱
交換器となっている。
【0026】上記構成の内外気熱交換器17は、図3に
示されるように、第2のダクト12内に配されており、
第2の外気取入口15から流入した外気は、矢印Cに示
されるように、外気流入部17aから内外気熱交換器1
7の内部に入り、外気流出部17bから流出する。ま
た、第1のダクト2内に取り込まれた内気は、矢印Dに
示されるように、第2のダクト12の一方の側面を貫通
するように形成された内気入口21aから内外気熱交換
器17の内気流入部17cへ導かれ、内外気熱交換器1
7内部を通り、内気流出部17dから流出し、第2のダ
クト12の他方の側面を貫通するように形成された内気
出口21bから第1のダクト2内に流出する。
【0027】このように、内外気熱交換器17の内部に
おいて、外気と内気との間で熱交換が行われることによ
り、第2のダクト12に取り込まれた外気は、内気温度
(車内温度)に近くなった状態で、前記デフロスト吹出
口13及びサイドベント吹出口14から吹き出される。
【0028】そして、前記切替ドア20は、図5に示さ
れるような外気取入口切替制御により制御される。この
外気取入口切替制御は、空調制御を司るメインルーチン
から定期的に実行され、先ずステップ100において、
温度調節された空気の吹出モードが、デフロスト吹出口
から吹き出すデフモードか、デフロスト吹出口及びフッ
ト吹出口から吹き出すデフ/フットモードか、又はフッ
ト吹出口から吹き出すフットモードであるか否かを判定
し、吹出モードが、デフモード、デフ/フットモード、
又はフットモードであると判定された場合には、ステッ
プ102において、前記切替ドア20を前記位置Aに回
動移動させ、外気を第2のダクト12内に導いた後、メ
イン制御ルーチンへリターンする。
【0029】一方、前記ステップ100において、吹出
モードが、デフモード、デフ/フットモード、及びフッ
トモードにいずれでもない(例えば、主に乗員の上半身
へ向けて送風するベントモードや、上半身及び足元へ向
けて送風するバイレベルモード等)と判定された場合に
は、ステップ104において、前記切替ドア20を前記
位置Bに回動移動させ、外気を第1のダクト2内に導い
た後、メイン制御ルーチンへリターンする。
【0030】尚、上記吹出モードの選択は、利用者の車
載コントロールパネルの操作によるものであってもよい
し、空調装置の自動運転に伴うものであってもよい。
【0031】上記デフモード、デフ/フットモード、そ
してフットモードは、主に緊急にフロントガラスやサイ
ドガラス等の曇りを除去したい時や、暖房運転時に使用
されるモードである。従って、上記制御により、冬場の
暖房使用時には、乾燥した冷たい外気は第2のダクト1
2内に取り込まれ、内外気熱交換器17により車内温度
近くまで暖められる。この時、内外気熱交換器17が顕
熱交換器であることから、取り込まれた外気に含まれる
水分量は変わらずに温度だけが上昇するため、外気の湿
度は相対的に更に低下することとなる。そして、この乾
燥し且つ暖かい外気が、第2のファン16の駆動により
約25m3 /hの送風量でデフロスト吹出口13及びサ
イドベント吹出口14から車内に吹き出されることによ
り、車内に新鮮で且つ快適な外気を適度に取り入れるこ
とができると共に、フロントガラス等の曇りを効果的に
除去することができる。更に、第1のダクト2内で温度
調節された空気とは温度差がある第2のダクト12内の
外気が乗員に直接当たることがないので、乗員に不快感
を与えない。
【0032】また、この時、車内吹出風の温度調節が行
われる第1のダクト2内には外気は流入しないため、内
気循環率は100%となる。これにより、蒸発器4及び
加熱器5にかかる熱負荷が低減され、ハイブリット車や
直噴型エンジン搭載車等のように、エンジン発熱量が少
なく加熱器5を加熱するための熱源が乏しい車両におい
ても十分な暖房性能を確保することができ、また通常の
車両においても空調装置1の省動力化を実現することが
できる。
【0033】また、デフモード、デフ/フットモード、
フットモードが選択されていない場合、即ち主に冷房運
転時に使用され乗員の上半身や下半身へ向けて送風する
ベントモードやバイレベルモード等が選択されている場
合には、外気は前記第1の外気取入口9から第1のダク
ト2内に取り込まれる。
【0034】この時、第1の外気取入口9は、上述のよ
うに、第1のダクト2内への外気導入率が5〜15%
(吸気量が約23〜30m3 /h)となるような開口面
積又は通気抵抗で形成されていることから、第1のダク
ト2内は内気率85〜95%の高内気循環状態が維持さ
れ、車内には新鮮な外気を適度に取り入れることができ
る。
【0035】
【発明の効果】上記構成によれば、外気は車内温度に近
い温度まで暖められ、若しくは冷やされた後、車室内に
取り込まれるので、車内換気が快適に行える。また、特
に暖房使用時においては、高内気循環状態が維持される
ため、熱負荷を低減することができ、熱源が不足しがち
なハイブリット車両等においても十分な暖房機能を確保
することができる。更に、特に冬場においては、乾燥し
た外気が暖められた後車内に取り込まれるため、フロン
ドガラスやサイドガラス等の曇りを効果的に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施の形態に係る空調装置
の第1のダクト及び第2のダクトの構造を示す概略図で
ある。
【図2】図2は、この発明の実施の形態に係る空調装置
の第1のダクト及び第2のダクトの構造を示す概略図で
ある。
【図3】図3は、この発明の実施の形態に係る第2のダ
クトの内部構造を示す斜視図である。
【図4】図4は、この発明の実施の形態に係る内外気熱
交換器の構造を示す斜視図である。
【図5】図5は、この発明の実施の形態に係る切替ドア
の外気取入口切替制御を示すフローチャートである。
【図6】図6は、車内への外気導入量と車内のCO2
度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 空調装置 2 第2のダクト 3 第1のファン 4 蒸発器 5 加熱器 6 エアミックスドア 7 第1の排水口 8 内気取入口 9 第1の外気取入口 12 第2のダクト 13 デフロスト吹出口 14 サイドベント吹出口 15 第2の外気取入口 16 第2のファン 17 内外気熱交換器 18 第2の排水口 20 切替ドア C 外気 D 内気

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内を循環する内気を取り入れる内気取
    入口と、外気を取り入れる第1の外気取入口と、空気を
    車室内へ吹き出させる車室内吹出口とが形成され、また
    空気を取り込むと共に送出するための第1のファンと、
    前記第1のファンの駆動により取り込まれた空気を冷却
    する冷却用熱交換器と、前記冷却用熱交換器により冷却
    された空気を再加熱する加熱用熱交換器と、前記冷却用
    熱交換器からの冷風が前記加熱用熱交換器へ流入する空
    気量を調節するエアミックスドアとが内部に設置された
    第1のダクトと、 外気を取り入れる第2の外気取入口と、空気を車室内へ
    吹き出させる車室内吹出口とが形成され、また外気を取
    り込むと共に送出するための第2のファンと、この第2
    のファンの駆動により取り込まれた外気と前記第1のフ
    ァンの駆動により前記第1のダクト内に取り込まれた内
    気とを熱交換させる内外気熱交換器とが内部に設置され
    た第2のダクトと、 前記第1のダクトの第1の外気取入口及び前記第2のダ
    クトの第2の外気取入口のどちらかを選択的に開閉する
    外気取入口切替手段を備えることを特徴とする自動車用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のダクトの吹出側は、デフロス
    ト吹出口、サイドベント吹出口の一方又は双方と接続し
    ていることを特徴とする請求項1記載の自動車用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 前記外気取入口切替手段は、デフロスト
    吹出口から送風するデフモード、デフロスト吹出口から
    及び乗員の足元へ向けて送風するデフ/フットモード、
    乗員の足元へ向けて送風するフットモード時に、外気を
    前記第2の外気取入口へ導くことを特徴とする請求項2
    記載の自動車用空調装置。
  4. 【請求項4】 常に23〜30m3 /hの外気が車室内
    に取り込まれるようになされていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の自動車用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記内外気熱交換器は、互いに湿度を伝
    達させない顕熱交換器であることを特徴とする請求項1
    記載の自動車用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013116714A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Panasonic Corp 車両用空調装置

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