JP2000272192A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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- JP2000272192A JP2000272192A JP11077303A JP7730399A JP2000272192A JP 2000272192 A JP2000272192 A JP 2000272192A JP 11077303 A JP11077303 A JP 11077303A JP 7730399 A JP7730399 A JP 7730399A JP 2000272192 A JP2000272192 A JP 2000272192A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーマルプリンタに関し、新規記録媒体を片
手操作で容易に挿入できる操作性の改善と、記録媒体排
出方向に関する複数の仕様に対する適応性の向上を目的
とする。 【解決手段】 長さ方向の一側に記録媒体送出口361 が
開口し記録媒体を収容する筒状体36と、記録媒体送出口
361 の一側に沿って配設されたプラテン7と、記録媒体
送出口361 の他側に沿って配設されたサーマルヘッド8
と、プラテン軸71に媒体送り回転を与える駆動手段とを
備えた第1の構成。駆動手段により駆動するプラテン軸
を中心に回動可能かつ所望の回動位置に固定可能なフレ
ームが設けられ、そのフレームにサーマルヘッドを配設
した第2の構成。前記第1および第2の構成の双方を具
えた第3の構成。
手操作で容易に挿入できる操作性の改善と、記録媒体排
出方向に関する複数の仕様に対する適応性の向上を目的
とする。 【解決手段】 長さ方向の一側に記録媒体送出口361 が
開口し記録媒体を収容する筒状体36と、記録媒体送出口
361 の一側に沿って配設されたプラテン7と、記録媒体
送出口361 の他側に沿って配設されたサーマルヘッド8
と、プラテン軸71に媒体送り回転を与える駆動手段とを
備えた第1の構成。駆動手段により駆動するプラテン軸
を中心に回動可能かつ所望の回動位置に固定可能なフレ
ームが設けられ、そのフレームにサーマルヘッドを配設
した第2の構成。前記第1および第2の構成の双方を具
えた第3の構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタ、
特に巻回された記録媒体の繰り出し部に所望の文字等を
印刷するサーマルプリンタの構成に関する。
特に巻回された記録媒体の繰り出し部に所望の文字等を
印刷するサーマルプリンタの構成に関する。
【0002】各種産業分野において、情報を理解し易い
形態で出力する手段としてサーマルプリンタが広く利用
されているが、近年は小型かつ操作性の優れたものが要
求されており、特に新規記録媒体の供給が容易に行える
構成への要求が高まると共に、ユーザから出される多様
な要望のそれぞれに応える必要がある。
形態で出力する手段としてサーマルプリンタが広く利用
されているが、近年は小型かつ操作性の優れたものが要
求されており、特に新規記録媒体の供給が容易に行える
構成への要求が高まると共に、ユーザから出される多様
な要望のそれぞれに応える必要がある。
【0003】
【従来の技術】一般にクラムシェル型と呼ばれるサーマ
ルプリンタは、巻回された記録媒体(記録用紙)の収容
部と記録媒体を搬送させる駆動部およびサーマルヘッド
に電気信号を送る制御部を収容した本体と、記録媒体の
収容等のために開口する本体の開口部を塞ぐ蓋体とで構
成されている。
ルプリンタは、巻回された記録媒体(記録用紙)の収容
部と記録媒体を搬送させる駆動部およびサーマルヘッド
に電気信号を送る制御部を収容した本体と、記録媒体の
収容等のために開口する本体の開口部を塞ぐ蓋体とで構
成されている。
【0004】図20は小型サーマルプリンタの従来例を
示す外観斜視図、図21は図20のサーマルプリンタの
蓋体をあけた斜視図である。
示す外観斜視図、図21は図20のサーマルプリンタの
蓋体をあけた斜視図である。
【0005】図20および図21において、一般にクラ
ムシェル型と呼ばれているサーマルプリンタ1は、図示
しない複数の操作ボタンが配設された操作パネル4と表
示ランプ5および巻回された記録媒体を収容する用紙収
容部6を備えた本体2と、本体2の後端部に連結し開閉
可能な蓋体3にて構成され、記録媒体は横向き、即ち巻
き径方向に用紙収容部6内に挿入されるようになる。
ムシェル型と呼ばれているサーマルプリンタ1は、図示
しない複数の操作ボタンが配設された操作パネル4と表
示ランプ5および巻回された記録媒体を収容する用紙収
容部6を備えた本体2と、本体2の後端部に連結し開閉
可能な蓋体3にて構成され、記録媒体は横向き、即ち巻
き径方向に用紙収容部6内に挿入されるようになる。
【0006】収容部6に挿入された記録媒体は、プラテ
ン7とサーマルヘッド8との間を通って印刷され、印刷
済みの記録媒体9は、プラテン7に沿って搬送され蓋体
3の用紙搬出口10から外部に排出され、記録媒体9の
排出方向はプラテン7とサーマルヘッド8との相対関
係、および用紙搬出口10によって決められている。
ン7とサーマルヘッド8との間を通って印刷され、印刷
済みの記録媒体9は、プラテン7に沿って搬送され蓋体
3の用紙搬出口10から外部に排出され、記録媒体9の
排出方向はプラテン7とサーマルヘッド8との相対関
係、および用紙搬出口10によって決められている。
【0007】なお、図21の符号11はサーマルヘッド
付勢用の板ばねであり、12は記録媒体9を切断するカ
ッターであり、板ばね11は、所定圧力でサーマルヘッ
ド8とプラテン7との間に記録媒体9を挟むようにな
る。
付勢用の板ばねであり、12は記録媒体9を切断するカ
ッターであり、板ばね11は、所定圧力でサーマルヘッ
ド8とプラテン7との間に記録媒体9を挟むようにな
る。
【0008】かかるサーマルプリンタ1において一般に
ゴム製のプラテン7は、蓋体3に回転自在に装着されて
おり、ステッピングモータ13の回転は図示されない歯
車および歯車14を回転させ、プラテン7の一方の軸端
に固着した歯車15は蓋体3を閉じたとき歯車14と噛
み合うようになる。
ゴム製のプラテン7は、蓋体3に回転自在に装着されて
おり、ステッピングモータ13の回転は図示されない歯
車および歯車14を回転させ、プラテン7の一方の軸端
に固着した歯車15は蓋体3を閉じたとき歯車14と噛
み合うようになる。
【0009】従って、蓋体3を閉じた状態でステッピン
グモータ12を回転させると、プラテン7は決められた
速度で回転し、その回転により搬送され印刷された記録
媒体9は、蓋体3の用紙搬出口10から外部に排出され
る。
グモータ12を回転させると、プラテン7は決められた
速度で回転し、その回転により搬送され印刷された記録
媒体9は、蓋体3の用紙搬出口10から外部に排出され
る。
【0010】図22は他の従来例におけるサーマルプリ
ンタの印刷部を示す斜視図、図23は図22の印刷部の
断面図である。
ンタの印刷部を示す斜視図、図23は図22の印刷部の
断面図である。
【0011】前出部分に同一符号を使用した図22およ
び図23の印刷部16において、プラテン7とサーマル
ヘッド8を装着したサーマルヘッド支持板17とは、断
面コ字形状のフレーム18に装着され、フレーム18の
右側壁部材には駆動用ステッピングモータ19とギャボ
ックス20が装着されており、板ばね11は所定圧力で
サーマルヘッド8とプラテン7との間に記録媒体9を挟
み、ステッピングモータ19の回転は、ギャボックス2
0内に収容した歯車機構によって、プラテン7を所定速
度で所定の記録媒体送り方向に回転させる。
び図23の印刷部16において、プラテン7とサーマル
ヘッド8を装着したサーマルヘッド支持板17とは、断
面コ字形状のフレーム18に装着され、フレーム18の
右側壁部材には駆動用ステッピングモータ19とギャボ
ックス20が装着されており、板ばね11は所定圧力で
サーマルヘッド8とプラテン7との間に記録媒体9を挟
み、ステッピングモータ19の回転は、ギャボックス2
0内に収容した歯車機構によって、プラテン7を所定速
度で所定の記録媒体送り方向に回転させる。
【0012】図20のサーマルプリンタ1および図22
の印刷部16において、記録媒体9の排出方向はプラテ
ン7とサーマルヘッド8との相対関係で一定であり、他
のユーザからの要望があっても変更できない、または設
計変更となるためその費用が製品に上乗せされることに
なる。
の印刷部16において、記録媒体9の排出方向はプラテ
ン7とサーマルヘッド8との相対関係で一定であり、他
のユーザからの要望があっても変更できない、または設
計変更となるためその費用が製品に上乗せされることに
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のサーマルプリンタにおいて巻回された記録媒体
は、巻回軸を横向き(水平)にして収容する構成であ
り、携帯用サーマルプリンタにおいて新規記録媒体の挿
入の片手操作が困難である、即ち適当なバンド等にぶら
下げて携帯するサーマルプリンタにおいて新規記録媒体
の挿入は、一方の手でサーマルプリンタを持ち、他方の
手で蓋を開けその手で新規記録媒体挿入してから蓋を閉
めるようになる。
従来のサーマルプリンタにおいて巻回された記録媒体
は、巻回軸を横向き(水平)にして収容する構成であ
り、携帯用サーマルプリンタにおいて新規記録媒体の挿
入の片手操作が困難である、即ち適当なバンド等にぶら
下げて携帯するサーマルプリンタにおいて新規記録媒体
の挿入は、一方の手でサーマルプリンタを持ち、他方の
手で蓋を開けその手で新規記録媒体挿入してから蓋を閉
めるようになる。
【0014】従って、新規記録媒体の挿入には両手が必
要になると共に、印刷済み記録媒体の排出方向は、設計
時に決められたプラテンとサーマルヘッドとの相対関係
で決定し、一部のユーザから新規要望があっても記録媒
体排出方向の変更には設計変更が必要となり、応え難い
という問題点があった。
要になると共に、印刷済み記録媒体の排出方向は、設計
時に決められたプラテンとサーマルヘッドとの相対関係
で決定し、一部のユーザから新規要望があっても記録媒
体排出方向の変更には設計変更が必要となり、応え難い
という問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、サーマ
ルプリンタ特に携帯用の小型サーマルプリンタにおい
て、新規記録媒体の挿入を片手操作で可能にするこ
と、ユーザからの要望等によって印刷済み記録媒体の
排出方向を変えられようにすること、さらには前記と
の双方を満たすことである。
ルプリンタ特に携帯用の小型サーマルプリンタにおい
て、新規記録媒体の挿入を片手操作で可能にするこ
と、ユーザからの要望等によって印刷済み記録媒体の
排出方向を変えられようにすること、さらには前記と
の双方を満たすことである。
【0016】前記の目的を達成する本発明の第1のサ
ーマルプリンタは、複数の発熱素子が形成されたサーマ
ルヘッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素
子の選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって
該記録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、巻回
された記録媒体を収容し、かつ長さ方向の一側に記録媒
体送出口が開口する筒状体と、該記録媒体送出口の一側
に沿って配設され、かつプラテン軸を中心に媒体送り回
転するプラテンと、該記録媒体送出口の他側に沿って配
設されたサーマルヘッドと、該プラテン軸に媒体送り回
転を与える駆動手段とを備えたことである。
ーマルプリンタは、複数の発熱素子が形成されたサーマ
ルヘッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素
子の選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって
該記録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、巻回
された記録媒体を収容し、かつ長さ方向の一側に記録媒
体送出口が開口する筒状体と、該記録媒体送出口の一側
に沿って配設され、かつプラテン軸を中心に媒体送り回
転するプラテンと、該記録媒体送出口の他側に沿って配
設されたサーマルヘッドと、該プラテン軸に媒体送り回
転を与える駆動手段とを備えたことである。
【0017】前記の目的を達成する本発明の第2のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第1のサーマルプリン
タにおいて、前記記録媒体送出口の他側に沿って配設さ
れて前記サーマルヘッドを支持し、かつ該サーマルヘッ
ドを前記プラテンに向けて揺動させる回動可能な支持軸
と、該支持軸を中心に回動し該サーマルヘッドを覆うこ
とのできるヘッドカバーとを備え、該サーマルヘッドを
覆った該ヘッドカバーと前記筒状体との間に解放可能な
係止手段が設けられ、該サーマルヘッドを該プラテンに
向けて押し付ける付勢手段が、該ヘッドカバーに設けら
れたことである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第1のサーマルプリン
タにおいて、前記記録媒体送出口の他側に沿って配設さ
れて前記サーマルヘッドを支持し、かつ該サーマルヘッ
ドを前記プラテンに向けて揺動させる回動可能な支持軸
と、該支持軸を中心に回動し該サーマルヘッドを覆うこ
とのできるヘッドカバーとを備え、該サーマルヘッドを
覆った該ヘッドカバーと前記筒状体との間に解放可能な
係止手段が設けられ、該サーマルヘッドを該プラテンに
向けて押し付ける付勢手段が、該ヘッドカバーに設けら
れたことである。
【0018】前記の目的を達成する本発明の第3のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第1のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前記
記録媒体の挿入時に開閉可能な蓋体が設けられ、該筒状
体と該蓋体との間に解放可能な係止手段が設けられたこ
とである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第1のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前記
記録媒体の挿入時に開閉可能な蓋体が設けられ、該筒状
体と該蓋体との間に解放可能な係止手段が設けられたこ
とである。
【0019】前記の目的を達成する本発明の第4のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記蓋体に前記筒状体内を目視可能にする
窓が設けられたことである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記蓋体に前記筒状体内を目視可能にする
窓が設けられたことである。
【0020】前記の目的を達成する本発明の第5のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体とヘッドカバーとの間に、該ヘ
ッドカバーの開閉を検知するスイッチが設けられている
ことである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体とヘッドカバーとの間に、該ヘ
ッドカバーの開閉を検知するスイッチが設けられている
ことである。
【0021】前記の目的を達成する本発明の第6のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体と蓋体との間に、該蓋体を押し
上げる方向に付勢するばねを備えたことである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第3のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体と蓋体との間に、該蓋体を押し
上げる方向に付勢するばねを備えたことである。
【0022】前記の目的を達成する本発明の第7のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第2のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前記
記録媒体の挿入時に開閉可能、かつ該筒状体の筒状面の
所定部に設けた係止孔に係止されるフックを有する蓋体
と、該フックを該係止孔に係止させたとき該筒状体の筒
状面と該フックとの間に挟持される突片を有する前記ヘ
ッドカバーとが設けられていることである。
ーマルプリンタは、前記本発明の第2のサーマルプリン
タにおいて、前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前記
記録媒体の挿入時に開閉可能、かつ該筒状体の筒状面の
所定部に設けた係止孔に係止されるフックを有する蓋体
と、該フックを該係止孔に係止させたとき該筒状体の筒
状面と該フックとの間に挟持される突片を有する前記ヘ
ッドカバーとが設けられていることである。
【0023】前記の目的を達成する本発明の第8のサ
ーマルプリンタは、複数の発熱素子が形成されたサーマ
ルヘッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素
子の選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって
該記録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、プラ
テン軸を中心に回動可能かつ所望の回動位置に固定可能
なフレームが設けられ、サーマルヘッドと該サーマルヘ
ッドをプラテンに向けて付勢する付勢手段とが該フレー
ムに設けられていることである。
ーマルプリンタは、複数の発熱素子が形成されたサーマ
ルヘッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素
子の選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって
該記録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、プラ
テン軸を中心に回動可能かつ所望の回動位置に固定可能
なフレームが設けられ、サーマルヘッドと該サーマルヘ
ッドをプラテンに向けて付勢する付勢手段とが該フレー
ムに設けられていることである。
【0024】前記の目的を達成する本発明の第9のサ
ーマルプリンタは、前記本発明の第8のサーマルプリン
タにおいて、前記フレームが、前記プラテン軸の一方の
軸首を中心に回動自在な第1のアームと、該プラテン軸
の他方の軸首を中心に回動自在な第2のアームと、該第
1のアームと第2のアームとに連結する連結部材からな
り、該連結部材の外面と該フレームの回動を案内するガ
イドのガイド面とが、該プラテン軸と同軸の円筒面の一
部で構成され、該連結部材とガイドとに、該連結部材を
所望位置で固定する固定手段が設けられていることであ
る。
ーマルプリンタは、前記本発明の第8のサーマルプリン
タにおいて、前記フレームが、前記プラテン軸の一方の
軸首を中心に回動自在な第1のアームと、該プラテン軸
の他方の軸首を中心に回動自在な第2のアームと、該第
1のアームと第2のアームとに連結する連結部材からな
り、該連結部材の外面と該フレームの回動を案内するガ
イドのガイド面とが、該プラテン軸と同軸の円筒面の一
部で構成され、該連結部材とガイドとに、該連結部材を
所望位置で固定する固定手段が設けられていることであ
る。
【0025】前記の目的を達成する本発明の第10の
サーマルプリンタは、前記本発明の第9のサーマルプリ
ンタにおいて、前記ガイドのガイド面構成部材に前記連
結部材の回動方向に延在する長孔が設けられ、該長孔の
縁を該連結部材との間に挟持する固定手段が該連結部材
に設けていることである。
サーマルプリンタは、前記本発明の第9のサーマルプリ
ンタにおいて、前記ガイドのガイド面構成部材に前記連
結部材の回動方向に延在する長孔が設けられ、該長孔の
縁を該連結部材との間に挟持する固定手段が該連結部材
に設けていることである。
【0026】前記の目的を達成する本発明の第11の
サーマルプリンタは、前記本発明の第8のサーマルプリ
ンタにおいて、前記フレームが、前記プラテン軸の長さ
方向の一端部の軸首を中心に回動自在な第1のアーム
と、該プラテン軸の他端部の軸首を中心に回動自在な第
2のアームと、該第1のアームと第2のアームとに連結
する連結部材からなり、該第1および第2のアームの外
側に該プラテン軸の回動方向に延在する長孔を設けたガ
イドが設けられ、該長孔の縁を該第1または第2のアー
ムとの間に挟持する固定手段が該第1および第2のアー
ムに設けられていることである。
サーマルプリンタは、前記本発明の第8のサーマルプリ
ンタにおいて、前記フレームが、前記プラテン軸の長さ
方向の一端部の軸首を中心に回動自在な第1のアーム
と、該プラテン軸の他端部の軸首を中心に回動自在な第
2のアームと、該第1のアームと第2のアームとに連結
する連結部材からなり、該第1および第2のアームの外
側に該プラテン軸の回動方向に延在する長孔を設けたガ
イドが設けられ、該長孔の縁を該第1または第2のアー
ムとの間に挟持する固定手段が該第1および第2のアー
ムに設けられていることである。
【0027】前記およびの目的の双方を達成する本
発明の第12のサーマルプリンタは、複数の発熱素子が
形成されたサーマルヘッドとプラテンとの間に記録媒体
を挟み、該発熱素子の選択的な発熱と該プラテンの媒体
送り回転によって該記録媒体に印刷するサーマルプリン
タにおいて、巻回された記録媒体を収容し、かつ長さ方
向の一側に記録媒体送出口が開口する筒状体と、該記録
媒体送出口の一側に沿って該筒状体に配設され、プラテ
ン軸を中心に媒体送り回転するプラテンと、該記録媒体
送出口の他側に沿って配設され、該プラテン軸の軸回り
に回動可能かつ所望の回動位置に固定する固定手段を具
えたフレームと、該フレームに配設されたサーマルヘッ
ドおよび該サーマルヘッドを該プラテンに向けて付勢す
る付勢手段と、該プラテンに媒体送り回転を与える駆動
手段とを備えたことである。
発明の第12のサーマルプリンタは、複数の発熱素子が
形成されたサーマルヘッドとプラテンとの間に記録媒体
を挟み、該発熱素子の選択的な発熱と該プラテンの媒体
送り回転によって該記録媒体に印刷するサーマルプリン
タにおいて、巻回された記録媒体を収容し、かつ長さ方
向の一側に記録媒体送出口が開口する筒状体と、該記録
媒体送出口の一側に沿って該筒状体に配設され、プラテ
ン軸を中心に媒体送り回転するプラテンと、該記録媒体
送出口の他側に沿って配設され、該プラテン軸の軸回り
に回動可能かつ所望の回動位置に固定する固定手段を具
えたフレームと、該フレームに配設されたサーマルヘッ
ドおよび該サーマルヘッドを該プラテンに向けて付勢す
る付勢手段と、該プラテンに媒体送り回転を与える駆動
手段とを備えたことである。
【0028】前記本発明の第1のサーマルプリンタは、
携帯用として例えば首等からぶら下げその状態で使用で
きる方式を可能とし、そのサーマルプリンタにおいて新
規記録媒体の補給は、記録媒体収容部となる筒状体に巻
き軸方向に落とし込むようになり、そのことは片手操作
で新規記録媒体の補給が可能になって、使用上の操作性
が改善される。
携帯用として例えば首等からぶら下げその状態で使用で
きる方式を可能とし、そのサーマルプリンタにおいて新
規記録媒体の補給は、記録媒体収容部となる筒状体に巻
き軸方向に落とし込むようになり、そのことは片手操作
で新規記録媒体の補給が可能になって、使用上の操作性
が改善される。
【0029】前記本発明の第2のサーマルプリンタは、
前記本発明の第1のサーマルプリンタにおいて、サーマ
ルヘッドを保護するカバーと、サーマルヘッドをプラテ
ンに向けて付勢する手段を提案したものである。
前記本発明の第1のサーマルプリンタにおいて、サーマ
ルヘッドを保護するカバーと、サーマルヘッドをプラテ
ンに向けて付勢する手段を提案したものである。
【0030】前記本発明の第3のサーマルプリンタは、
前記本発明の第1のサーマルプリンタにおいて、記録媒
体収容部となる筒状体の記録媒体挿入口の蓋体を提案し
たものであり、筒状体を横に倒すまたは横置きしても、
蓋体を設けたことで筒状体から記録媒体が抜け出すこと
がないようにしたものである。
前記本発明の第1のサーマルプリンタにおいて、記録媒
体収容部となる筒状体の記録媒体挿入口の蓋体を提案し
たものであり、筒状体を横に倒すまたは横置きしても、
蓋体を設けたことで筒状体から記録媒体が抜け出すこと
がないようにしたものである。
【0031】前記本発明の第4のサーマルプリンタは、
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体を
通して記録媒体の残量を目視によって確認可能にしたも
のである。
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体を
通して記録媒体の残量を目視によって確認可能にしたも
のである。
【0032】前記本発明の第5のサーマルプリンタは、
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体の
閉状態を確認可能とし、さらにスイッチをサーマルプリ
ンタの駆動回路に接続することにより、蓋体が開いた不
安定状態におけるサーマルプリンタの駆動を防止するこ
とができる。
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体の
閉状態を確認可能とし、さらにスイッチをサーマルプリ
ンタの駆動回路に接続することにより、蓋体が開いた不
安定状態におけるサーマルプリンタの駆動を防止するこ
とができる。
【0033】前記本発明の第6のサーマルプリンタは、
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体の
開操作を容易ならしめると共に、蓋体係止手段の係止力
を強める効果をもたらすものである。
前記本発明の第3のサーマルプリンタにおいて、蓋体の
開操作を容易ならしめると共に、蓋体係止手段の係止力
を強める効果をもたらすものである。
【0034】前記本発明の第7のサーマルプリンタは、
前記本発明の第2のサーマルプリンタにおいて、筒状体
に蓋体を係止させると同時に、筒状体にヘッドカバーが
係止できるため、筒状体に対するヘッドカバーの係止手
段の構成および操作を容易にしたものである。
前記本発明の第2のサーマルプリンタにおいて、筒状体
に蓋体を係止させると同時に、筒状体にヘッドカバーが
係止できるため、筒状体に対するヘッドカバーの係止手
段の構成および操作を容易にしたものである。
【0035】前記本発明の第8のサーマルプリンタは、
プラテンとサーマルヘッドとの相対関係が、プラテン軸
の軸回りにサーマルヘッドの位置を変更可能とし、印刷
済み記録媒体の排出方向を変えられるようにし、記録媒
体排出方向に対する複数ユーザの要望および、サーマル
プリンタを組み込む装置における他の構成部材等に対す
るサーマルプリンタ組み込みの自由度を高めたものであ
る。
プラテンとサーマルヘッドとの相対関係が、プラテン軸
の軸回りにサーマルヘッドの位置を変更可能とし、印刷
済み記録媒体の排出方向を変えられるようにし、記録媒
体排出方向に対する複数ユーザの要望および、サーマル
プリンタを組み込む装置における他の構成部材等に対す
るサーマルプリンタ組み込みの自由度を高めたものであ
る。
【0036】前記本発明の第9のサーマルプリンタは、
前記本発明の第8のサーマルプリンタにおいて、プラテ
ン軸を中心にサーマルヘッドを回動させる一手段を提案
したものである。
前記本発明の第8のサーマルプリンタにおいて、プラテ
ン軸を中心にサーマルヘッドを回動させる一手段を提案
したものである。
【0037】前記本発明の第10のサーマルプリンタ
は、前記本発明の第9のサーマルプリンタにおいて、ガ
イドにフレームを固定させる一手段を提案したものであ
る。
は、前記本発明の第9のサーマルプリンタにおいて、ガ
イドにフレームを固定させる一手段を提案したものであ
る。
【0038】前記本発明の第11のサーマルプリンタ
は、前記本発明の第8のサーマルプリンタにおいて、プ
ラテン軸を中心にサーマルヘッドを回動させる手段と
し、前記本発明の第9のサーマルプリンタと異なる手段
を提案したものである。
は、前記本発明の第8のサーマルプリンタにおいて、プ
ラテン軸を中心にサーマルヘッドを回動させる手段と
し、前記本発明の第9のサーマルプリンタと異なる手段
を提案したものである。
【0039】前記本発明の第12のサーマルプリンタ
は、携帯用として例えば首等からぶら下げその状態で使
用できる方式を可能とし、そのサーマルプリンタにおい
て新規記録媒体の補給は、記録媒体収容部となる筒状体
に巻き軸方向に落とし込むようになり、そのことは片手
操作で新規記録媒体の補給が可能になって、使用上の操
作性が良くなると共に、記録媒体排出方向に対する複数
ユーザの要望および、サーマルプリンタを組み込む装置
における他の構成部材等に対するサーマルプリンタ組み
込みの自由度を高めたものである。
は、携帯用として例えば首等からぶら下げその状態で使
用できる方式を可能とし、そのサーマルプリンタにおい
て新規記録媒体の補給は、記録媒体収容部となる筒状体
に巻き軸方向に落とし込むようになり、そのことは片手
操作で新規記録媒体の補給が可能になって、使用上の操
作性が良くなると共に、記録媒体排出方向に対する複数
ユーザの要望および、サーマルプリンタを組み込む装置
における他の構成部材等に対するサーマルプリンタ組み
込みの自由度を高めたものである。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例におけるサ
ーマルプリンタの外観斜視図、図2は本発明の実施例に
おけるサーマルプリンタ主要部の側面図、図3は図2の
サーマルプリンタ主要部の分解斜視図、図4は図2のサ
ーマルプリンタ主要部のギヤカバー取付け方法の説明図
である。
ーマルプリンタの外観斜視図、図2は本発明の実施例に
おけるサーマルプリンタ主要部の側面図、図3は図2の
サーマルプリンタ主要部の分解斜視図、図4は図2のサ
ーマルプリンタ主要部のギヤカバー取付け方法の説明図
である。
【0041】図1において、巻回された記録媒体を立て
た状態で収容し、首等からぶら下げた状態で使用可能な
小型携帯用サーマルプリンタ21は、複数の操作ボタン
24,表示灯25,表示パネル26等が配設された操作
パネル23を上面に有する本体部22と、一側(図は左
端側)が本体部22に蝶番28で連結され他側(図は右
端側)が開閉可能な蓋体27と、一側(図は奥端側)が
本体部22に蝶番30で連結され他側(図は手前端側)
が開閉可能な蓋体29等にて構成され、印刷済みの記録
媒体9は、本体部22と蓋体27との間に設けた記録媒
体排出口271から排出される。
た状態で収容し、首等からぶら下げた状態で使用可能な
小型携帯用サーマルプリンタ21は、複数の操作ボタン
24,表示灯25,表示パネル26等が配設された操作
パネル23を上面に有する本体部22と、一側(図は左
端側)が本体部22に蝶番28で連結され他側(図は右
端側)が開閉可能な蓋体27と、一側(図は奥端側)が
本体部22に蝶番30で連結され他側(図は手前端側)
が開閉可能な蓋体29等にて構成され、印刷済みの記録
媒体9は、本体部22と蓋体27との間に設けた記録媒
体排出口271から排出される。
【0042】本体部22には、記録媒体を立てた状態で
収容する円筒状の記録媒体収容部を具え、該記録媒体収
容部の一側に設けた記録媒体送出口を挟むように配設し
たプラテンとサーマルヘッドは、蓋体27に覆われい
る。なお、図中の符号31は図の上下方向に慴動するス
ライダであり、蓋体29の開閉に際して蓋体29と本体
部22との間の係止手段を、手指操作によって解放す
る。
収容する円筒状の記録媒体収容部を具え、該記録媒体収
容部の一側に設けた記録媒体送出口を挟むように配設し
たプラテンとサーマルヘッドは、蓋体27に覆われい
る。なお、図中の符号31は図の上下方向に慴動するス
ライダであり、蓋体29の開閉に際して蓋体29と本体
部22との間の係止手段を、手指操作によって解放す
る。
【0043】図2および図3において、巻回された記録
媒体を収容する筒状体36は、長さ方向の一側(図は手
前側)には、筒状体36の長さ方向に延在し上端部で開
口する記録媒体送出口361が設けられ、記録媒体送出
口361の一側(図は右側)に沿ってプラテン7が配設
され、記録媒体送出口361の他側(図は左側)に沿っ
てサーマルヘッド8が配設されている。なお、本実施例
において有底の筒状体36は合成樹脂をモールド形成し
てなり、図1のサーマルプリンタ21において筒状体3
6は、本体部22の一部として形成される。
媒体を収容する筒状体36は、長さ方向の一側(図は手
前側)には、筒状体36の長さ方向に延在し上端部で開
口する記録媒体送出口361が設けられ、記録媒体送出
口361の一側(図は右側)に沿ってプラテン7が配設
され、記録媒体送出口361の他側(図は左側)に沿っ
てサーマルヘッド8が配設されている。なお、本実施例
において有底の筒状体36は合成樹脂をモールド形成し
てなり、図1のサーマルプリンタ21において筒状体3
6は、本体部22の一部として形成される。
【0044】媒体送り回転するプラテン7のプラテン軸
71は、筒状体36の上端部から側方に突出するフラン
ジ362と、筒状体36の下端部から側方に突出するフ
ランジ363とのそれぞれに圧入した一対の軸受37-1
と37-2に嵌合し、軸受37 -1と37-2に対しプラテン
軸71は回動自在である。
71は、筒状体36の上端部から側方に突出するフラン
ジ362と、筒状体36の下端部から側方に突出するフ
ランジ363とのそれぞれに圧入した一対の軸受37-1
と37-2に嵌合し、軸受37 -1と37-2に対しプラテン
軸71は回動自在である。
【0045】サーマルヘッド8はサーマルヘッド支持板
17に固着され、サーマルヘッド支持板17の一側に貫
通する支持軸38は、筒状体36の上端部から側方に突
出するフランジ364と、筒状体36の下端部から側方
に突出するフランジ365とのそれぞれに圧入した一対
の軸受39-1と39-2に嵌合し、軸受39-1と39-2に
対し支持軸38は回動自在であり、サーマルヘッド支持
板17は支持軸38に固着されている。
17に固着され、サーマルヘッド支持板17の一側に貫
通する支持軸38は、筒状体36の上端部から側方に突
出するフランジ364と、筒状体36の下端部から側方
に突出するフランジ365とのそれぞれに圧入した一対
の軸受39-1と39-2に嵌合し、軸受39-1と39-2に
対し支持軸38は回動自在であり、サーマルヘッド支持
板17は支持軸38に固着されている。
【0046】開口する筒状体36の上面には蓋体40が
設けられ、一端が筒状体36に連結されその連結部を軸
に開閉自在な蓋体40には、断面コ字形かつ蓋体40の
外方向に向けて突出し弾性変形可能なフック401が設
けられ、筒状体36の円筒壁には、フック401を係止
させる係止孔366が形成されており、図2に示す如く
蓋体40を筒状体36の上面に密着させたとき、フック
401は係止孔366に係止される。
設けられ、一端が筒状体36に連結されその連結部を軸
に開閉自在な蓋体40には、断面コ字形かつ蓋体40の
外方向に向けて突出し弾性変形可能なフック401が設
けられ、筒状体36の円筒壁には、フック401を係止
させる係止孔366が形成されており、図2に示す如く
蓋体40を筒状体36の上面に密着させたとき、フック
401は係止孔366に係止される。
【0047】図1のサーマルプリンタ21の蓋体29に
相当する、または蓋体29内の内蓋として設けられる蓋
体40は、本実施例においては合成樹脂をモールド形成
してなり、筒状体36の上面に形成した突起を蓋体40
に形成した一対の突起が挟み、それらの突起をピン41
が貫通し、蓋体40はピン41を中心に回動し筒状体3
6の上面を開閉する。
相当する、または蓋体29内の内蓋として設けられる蓋
体40は、本実施例においては合成樹脂をモールド形成
してなり、筒状体36の上面に形成した突起を蓋体40
に形成した一対の突起が挟み、それらの突起をピン41
が貫通し、蓋体40はピン41を中心に回動し筒状体3
6の上面を開閉する。
【0048】図1のサーマルプリンタ21の蓋体27に
相当し、プラテン7とサーマルヘッド支持板17とを覆
うヘッドカバー42は、上下方向に延在する板状部42
1の上端部と下端部のそれぞれから突出して対向する側
板部422を有し、一対の側板部422と板状部421
とでほぼコ字形を構成し、板状部421の内面にはサー
マルヘッド8に付勢する板ばね43が固着されている。
なお、本実施例においてヘッドカバー42は合成樹脂を
モールド形成し、板状部421内面の複数箇所には、板
ばね43固着用突起が設けられている。
相当し、プラテン7とサーマルヘッド支持板17とを覆
うヘッドカバー42は、上下方向に延在する板状部42
1の上端部と下端部のそれぞれから突出して対向する側
板部422を有し、一対の側板部422と板状部421
とでほぼコ字形を構成し、板状部421の内面にはサー
マルヘッド8に付勢する板ばね43が固着されている。
なお、本実施例においてヘッドカバー42は合成樹脂を
モールド形成し、板状部421内面の複数箇所には、板
ばね43固着用突起が設けられている。
【0049】一対の側板部422には、支持軸38の軸
首に嵌合させる溝423と、プラテン軸71の軸首に嵌
合させる溝424と、筒状体36に係止させるためのフ
ック425が形成されている。ただし、溝423と42
4は深さ方向が約90度異なるように、即ち図3におい
て溝423は側板部422の奥端辺に開口する反面、溝
424は側板部422の右端辺に開口し、フック425
は側板部422の前端辺から手前に突出するように形成
され、筒状体36にはフック425に対応しフック42
5を係止させる係止孔367が形成されている。
首に嵌合させる溝423と、プラテン軸71の軸首に嵌
合させる溝424と、筒状体36に係止させるためのフ
ック425が形成されている。ただし、溝423と42
4は深さ方向が約90度異なるように、即ち図3におい
て溝423は側板部422の奥端辺に開口する反面、溝
424は側板部422の右端辺に開口し、フック425
は側板部422の前端辺から手前に突出するように形成
され、筒状体36にはフック425に対応しフック42
5を係止させる係止孔367が形成されている。
【0050】かかるヘッドカバー42は、溝423を支
持軸38に挿入したのち、約90度回転させ溝424を
プラテン軸71に挿入させると共に、フック425を係
止孔367に係止させることで筒状体36に挿着され、
その挿着状態でプラテン7とヘッドカバー42との間
に、印刷済み記録媒体が排出される排出口が形成される
ようになっている。
持軸38に挿入したのち、約90度回転させ溝424を
プラテン軸71に挿入させると共に、フック425を係
止孔367に係止させることで筒状体36に挿着され、
その挿着状態でプラテン7とヘッドカバー42との間
に、印刷済み記録媒体が排出される排出口が形成される
ようになっている。
【0051】筒状体36のフランジ363は、フランジ
362より大形であり、プラテン7を駆動させる駆動
部、即ちステッピングモータ19とそのステッピングモ
ータ19の駆動軸に装着した駆動歯車(図示されず)と
その駆動歯車に噛み合う中間歯車14とが装着され、中
間歯車14はプラテン軸71の歯車15と噛み合ってい
る。
362より大形であり、プラテン7を駆動させる駆動
部、即ちステッピングモータ19とそのステッピングモ
ータ19の駆動軸に装着した駆動歯車(図示されず)と
その駆動歯車に噛み合う中間歯車14とが装着され、中
間歯車14はプラテン軸71の歯車15と噛み合ってい
る。
【0052】符号44は駆動部の歯車機構を覆うギヤカ
バーであり、本実施例において合成樹脂をモールド形成
してなりほぼ瓢箪形のギヤカバー44は、前記駆動部の
歯車機構を覆って筒状体36の下面に装着する。その装
着のため、ギヤカバー44の内面には一対の座付き突起
441が突出し、筒状体36の下面には突起441に対
応して図4に示す如くねじ孔突起368が設けられ、突
起441の貫通孔を貫通し頭部が突起441の座内に収
まるねじ部品45のおねじ部は、ねじ孔突起368のめ
ねじにねじ込むことになる。
バーであり、本実施例において合成樹脂をモールド形成
してなりほぼ瓢箪形のギヤカバー44は、前記駆動部の
歯車機構を覆って筒状体36の下面に装着する。その装
着のため、ギヤカバー44の内面には一対の座付き突起
441が突出し、筒状体36の下面には突起441に対
応して図4に示す如くねじ孔突起368が設けられ、突
起441の貫通孔を貫通し頭部が突起441の座内に収
まるねじ部品45のおねじ部は、ねじ孔突起368のめ
ねじにねじ込むことになる。
【0053】図5は本発明の他の実施例におけるサーマ
ルプリンタ主要部の側面図、図6は図5のサーマルプリ
ンタ主要部のヘッドカバーの説明図、図7は図5のサー
マルプリンタ主要部のヘッドカバー固定方法の説明図で
ある。
ルプリンタ主要部の側面図、図6は図5のサーマルプリ
ンタ主要部のヘッドカバーの説明図、図7は図5のサー
マルプリンタ主要部のヘッドカバー固定方法の説明図で
ある。
【0054】図3のサーマルプリンタ主要部に相当し、
共通部分に同一符号を使用した図5のサーマルプリンタ
主要部において、記録媒体を収容する筒状体46は前出
の筒状体36に相当し、筒状体46の上面開口部覆う蓋
体47は前出の蓋体40に相当し、ヘッドカバー48は
前出のヘッドカバー42に相当し、筒状体46の記録媒
体送出口461に沿って配設したプラテンとサーマルヘ
ッドは、ヘッドカバー48に覆われて図示されない。
共通部分に同一符号を使用した図5のサーマルプリンタ
主要部において、記録媒体を収容する筒状体46は前出
の筒状体36に相当し、筒状体46の上面開口部覆う蓋
体47は前出の蓋体40に相当し、ヘッドカバー48は
前出のヘッドカバー42に相当し、筒状体46の記録媒
体送出口461に沿って配設したプラテンとサーマルヘ
ッドは、ヘッドカバー48に覆われて図示されない。
【0055】図5および6において、内面にサーマルヘ
ッド付勢用の板ばね43を固着したヘッドカバー48に
は、ヘッドカバー42と同じくプラテン軸71および支
持軸38に嵌合する溝423と424と、筒状体46に
係止させるため図の右端上方部から外方に向けて突出す
るフック481とを具え、蓋体47には前出のフック4
01に相当するフック471を具え、筒状体36と同様
に記録媒体を収容する筒状体46には、フック471を
係止する係止孔462が形成されている。
ッド付勢用の板ばね43を固着したヘッドカバー48に
は、ヘッドカバー42と同じくプラテン軸71および支
持軸38に嵌合する溝423と424と、筒状体46に
係止させるため図の右端上方部から外方に向けて突出す
るフック481とを具え、蓋体47には前出のフック4
01に相当するフック471を具え、筒状体36と同様
に記録媒体を収容する筒状体46には、フック471を
係止する係止孔462が形成されている。
【0056】そして、図5および図7に示す如くフック
471を係止孔462に係止させたとき、フック481
の先端部は、筒状体46の外壁面とフック471との間
に挟持されるようになる。従って、筒状体46に対する
ヘッドカバー48の係止手段とその取扱いは、筒状体3
6に対するヘッドカバー42のそれらより簡易化される
ことになる。
471を係止孔462に係止させたとき、フック481
の先端部は、筒状体46の外壁面とフック471との間
に挟持されるようになる。従って、筒状体46に対する
ヘッドカバー48の係止手段とその取扱いは、筒状体3
6に対するヘッドカバー42のそれらより簡易化される
ことになる。
【0057】図8は本発明の他の実施例における筒状部
蓋体の説明図、図9は本発明の他の実施例における筒状
部の説明図、図10は本発明の他の実施例におけるギヤ
カバーの説明図、図11は本発明の他の実施例における
筒状部蓋体検出手段の説明図である。
蓋体の説明図、図9は本発明の他の実施例における筒状
部の説明図、図10は本発明の他の実施例におけるギヤ
カバーの説明図、図11は本発明の他の実施例における
筒状部蓋体検出手段の説明図である。
【0058】図8において、前出の蓋体40または47
に相当する蓋体50は、透視可能な円板501と、図示
しない筒状体36または46に開閉可能に連結するため
の一対の突起502と、筒状体36または46に係止さ
せるためのフック503とを具え、突起502には筒状
体36または46に連結するピン41(図3参照)の貫
通孔504が形成されている。
に相当する蓋体50は、透視可能な円板501と、図示
しない筒状体36または46に開閉可能に連結するため
の一対の突起502と、筒状体36または46に係止さ
せるためのフック503とを具え、突起502には筒状
体36または46に連結するピン41(図3参照)の貫
通孔504が形成されている。
【0059】かかる蓋体50、例えば接着によって円板
501を取着した蓋体50は、蓋体40または47に変
えて筒状体36または46に装着したとき、円板501
を通して筒状体36または46内が目視可能となり、筒
状体36または46に収容した記録媒体の残量を目視に
よって確認可能となる。
501を取着した蓋体50は、蓋体40または47に変
えて筒状体36または46に装着したとき、円板501
を通して筒状体36または46内が目視可能となり、筒
状体36または46に収容した記録媒体の残量を目視に
よって確認可能となる。
【0060】図9において、蓋体51は前出の蓋体40
または47または50に相当し、筒状体52は前出の筒
状体36または46に相当し、蓋体50には前出のフッ
ク401または503に相当するフック511を設け、
筒状体52にはフック511を係止する係止孔521が
設けられている。
または47または50に相当し、筒状体52は前出の筒
状体36または46に相当し、蓋体50には前出のフッ
ク401または503に相当するフック511を設け、
筒状体52にはフック511を係止する係止孔521が
設けられている。
【0061】筒状体52の上部には、係止孔521と共
に上端面に開口する凹所522が形成され、凹所522
の底面には上方に向けて突出する突起523が設けら
れ、突起523には圧縮コイルばね53が嵌合されてい
る。そして、蓋体51にはフック511と共に凹所52
2に嵌合し挿抜自在な突起512が設けられ、圧縮コイ
ルばね53は、筒状体52の上端面に蓋体51を密着さ
せた状態、即ち蓋体51を閉じた状態で突起512を押
し上げる力が生じるように構成されている。
に上端面に開口する凹所522が形成され、凹所522
の底面には上方に向けて突出する突起523が設けら
れ、突起523には圧縮コイルばね53が嵌合されてい
る。そして、蓋体51にはフック511と共に凹所52
2に嵌合し挿抜自在な突起512が設けられ、圧縮コイ
ルばね53は、筒状体52の上端面に蓋体51を密着さ
せた状態、即ち蓋体51を閉じた状態で突起512を押
し上げる力が生じるように構成されている。
【0062】かかる圧縮コイルばね53は、蓋体51を
開くためフック511を係止孔521から外したとき、
蓋体51を押し上げ、蓋体51を大きく開ける操作を容
易にすると共に、蓋体51を閉じた状態でフック511
と係止孔521との係止力を増すように作用する。
開くためフック511を係止孔521から外したとき、
蓋体51を押し上げ、蓋体51を大きく開ける操作を容
易にすると共に、蓋体51を閉じた状態でフック511
と係止孔521との係止力を増すように作用する。
【0063】図10において、裏返して図示したギヤカ
バー44の底面(図の上面)には、一対のゴム板55が
貼着されており、かかるゴム板55を貼着したギヤカバ
ー44を装着した筒状体36は、机上等に置かれたとき
机上等に対する滑り止めになると共に緩衝材として作用
し、プラテンを駆動させて行う印刷の安定性が増すよう
になる。
バー44の底面(図の上面)には、一対のゴム板55が
貼着されており、かかるゴム板55を貼着したギヤカバ
ー44を装着した筒状体36は、机上等に置かれたとき
机上等に対する滑り止めになると共に緩衝材として作用
し、プラテンを駆動させて行う印刷の安定性が増すよう
になる。
【0064】図11において、筒状体36(または46
または52)の外側所定部にマイクロスイッチ56を設
け、前出の蓋体40または47または50または51に
相当する蓋体57には、マイクロスイッチ56に対応す
る突片571を設け、マイクロスイッチ56によって蓋
体57の開閉状態を検出する、即ち筒状体36の上端面
に蓋体57を接触させた状態でマイクロスイッチ56が
ON/OFFするように構成されている。
または52)の外側所定部にマイクロスイッチ56を設
け、前出の蓋体40または47または50または51に
相当する蓋体57には、マイクロスイッチ56に対応す
る突片571を設け、マイクロスイッチ56によって蓋
体57の開閉状態を検出する、即ち筒状体36の上端面
に蓋体57を接触させた状態でマイクロスイッチ56が
ON/OFFするように構成されている。
【0065】かかるマイクロスイッチ56を例えばサー
マルプリンタの駆動回路に接続したとき、そのサーマル
プリンタは、蓋体57が確実に閉じた状態でのみ駆動さ
せることができるようになる。
マルプリンタの駆動回路に接続したとき、そのサーマル
プリンタは、蓋体57が確実に閉じた状態でのみ駆動さ
せることができるようになる。
【0066】図12は本発明による印刷部の基本構成の
斜視図、図13は図12のプリンタヘッドユニットの説
明図、図14は図12のサーマルヘッド支持板の説明
図、図15は図12のプリンタヘッドユニット回動手段
の実施例の説明図、図16は図12のプリンタヘッドユ
ニット回動手段の他の実施例の説明図、図17はサーマ
ルヘッド支持板の挿着構成の実施例の説明図である。
斜視図、図13は図12のプリンタヘッドユニットの説
明図、図14は図12のサーマルヘッド支持板の説明
図、図15は図12のプリンタヘッドユニット回動手段
の実施例の説明図、図16は図12のプリンタヘッドユ
ニット回動手段の他の実施例の説明図、図17はサーマ
ルヘッド支持板の挿着構成の実施例の説明図である。
【0067】図12の印刷部61において、プラテン軸
71の長さ方向両端部の軸首を支持する印刷部基体62
には、プラテン軸71を所定速度で所定方向に回転させ
る駆動機構63と、駆動機構63の駆動源となるモータ
64とが装着され、プラテン軸71の長さ方向両端部か
つ印刷部基体62に支持された部分の内側には、軸受6
5を介してプリンタヘッドユニット66が回動自在に挿
着されている。
71の長さ方向両端部の軸首を支持する印刷部基体62
には、プラテン軸71を所定速度で所定方向に回転させ
る駆動機構63と、駆動機構63の駆動源となるモータ
64とが装着され、プラテン軸71の長さ方向両端部か
つ印刷部基体62に支持された部分の内側には、軸受6
5を介してプリンタヘッドユニット66が回動自在に挿
着されている。
【0068】プリンタヘッドユニット66は、ほぼコ字
状のフレーム661にサーマルヘッド支持板17と、サ
ーマルヘッド8をプラテン7に向けて付勢する板ばね1
1が設けられ、図14に示す如くサーマルヘッド8を固
着したサーマルヘッド支持板17は、その長さ方向の一
側に支持軸621が貫通しており、支持軸621の両端
部の軸首は、フレーム661の一対の側板部661aと
661bに圧入した軸受孔662に、回動自在に嵌合し
ている。
状のフレーム661にサーマルヘッド支持板17と、サ
ーマルヘッド8をプラテン7に向けて付勢する板ばね1
1が設けられ、図14に示す如くサーマルヘッド8を固
着したサーマルヘッド支持板17は、その長さ方向の一
側に支持軸621が貫通しており、支持軸621の両端
部の軸首は、フレーム661の一対の側板部661aと
661bに圧入した軸受孔662に、回動自在に嵌合し
ている。
【0069】従って、フレーム661即ちプリンタヘッ
ドユニット66は、プラテン7に対し回動自在であり、
図13(a)および(b)に示す如く、プラテン7に対
してフレーム661の位置を変化させると、プラテン7
とサーマルヘッド8との接触位置が変化し、図13に矢
印で示す如く、印刷済み記録媒体9の排出方向が変化す
るようになる。
ドユニット66は、プラテン7に対し回動自在であり、
図13(a)および(b)に示す如く、プラテン7に対
してフレーム661の位置を変化させると、プラテン7
とサーマルヘッド8との接触位置が変化し、図13に矢
印で示す如く、印刷済み記録媒体9の排出方向が変化す
るようになる。
【0070】図15において、前出のフレーム661に
相当するフレーム671は、一対の側板部671aおよ
び671bを連結部671cで連結してなり、側板部6
71aおよび671bのそれぞれには、プラテン軸71
(図12参照)を支持する軸受65の圧入孔672と、
支持軸621(図14参照)が回動自在に嵌合する貫通
孔673が形成されている。
相当するフレーム671は、一対の側板部671aおよ
び671bを連結部671cで連結してなり、側板部6
71aおよび671bのそれぞれには、プラテン軸71
(図12参照)を支持する軸受65の圧入孔672と、
支持軸621(図14参照)が回動自在に嵌合する貫通
孔673が形成されている。
【0071】内面に板ばね11の一方の端部を固着した
連結部671cの外側の面671dは、側板部671a
と671bのそれぞれに設けた圧入孔672の中心軸と
同軸の円筒面で形成されている。従って、フレーム67
1を回動させるとサーマルヘッド8(図13参照)もプ
ラテン軸71を中心に回動し、サーマルヘッド8の所定
部(発熱部)はプラテン7表面に沿って移動し、その移
動によって印刷済み記録媒体の排出方向が変化すること
になる。
連結部671cの外側の面671dは、側板部671a
と671bのそれぞれに設けた圧入孔672の中心軸と
同軸の円筒面で形成されている。従って、フレーム67
1を回動させるとサーマルヘッド8(図13参照)もプ
ラテン軸71を中心に回動し、サーマルヘッド8の所定
部(発熱部)はプラテン7表面に沿って移動し、その移
動によって印刷済み記録媒体の排出方向が変化すること
になる。
【0072】フレーム671をプラテン7に対する所定
位置に固定するためのガイド部材675には、連結部6
71cの外面671dが慴接する曲面675bが形成さ
れた曲板部675aを有し、曲板部675aにはその曲
げ方向に延在する一対の長孔675cが形成され、フレ
ーム671の連結部671cには、一対の長孔675c
のそれぞれに対応する一対のねじ孔674が形成されて
いる。
位置に固定するためのガイド部材675には、連結部6
71cの外面671dが慴接する曲面675bが形成さ
れた曲板部675aを有し、曲板部675aにはその曲
げ方向に延在する一対の長孔675cが形成され、フレ
ーム671の連結部671cには、一対の長孔675c
のそれぞれに対応する一対のねじ孔674が形成されて
いる。
【0073】従って、曲板部675aの外側から一対の
ねじ孔674のそれぞれに摘みねじ676をねじ込み、
予め装着されたガイド部材675とフレーム671とを
結合させると、フレーム671は、長孔675cの長さ
方向に選択した所定位置でガイド部材675に固定され
る。
ねじ孔674のそれぞれに摘みねじ676をねじ込み、
予め装着されたガイド部材675とフレーム671とを
結合させると、フレーム671は、長孔675cの長さ
方向に選択した所定位置でガイド部材675に固定され
る。
【0074】そこで、板ばね11を装着したフレーム6
71の貫通孔673に支持軸621を挿入することで、
フレーム671にサーマルヘッド8を取着し、圧入孔6
72にプラテン軸71の軸首部を挿入したのち、プラテ
ン軸71が嵌合する一対の軸受65を、側板部671a
と671bの圧入孔672に圧入させ、そのフレーム6
71がガイド部材675の曲板部675aに案内されて
回動するようにし、ガイド部材675の所望位置にフレ
ーム671を固定させる。
71の貫通孔673に支持軸621を挿入することで、
フレーム671にサーマルヘッド8を取着し、圧入孔6
72にプラテン軸71の軸首部を挿入したのち、プラテ
ン軸71が嵌合する一対の軸受65を、側板部671a
と671bの圧入孔672に圧入させ、そのフレーム6
71がガイド部材675の曲板部675aに案内されて
回動するようにし、ガイド部材675の所望位置にフレ
ーム671を固定させる。
【0075】その結果、プラテン7とサーマルヘッド8
との間を通過し印刷された記録媒体の排出方向は、ガイ
ド部材675のに対するフレーム671の固定位置によ
って変えることができる。
との間を通過し印刷された記録媒体の排出方向は、ガイ
ド部材675のに対するフレーム671の固定位置によ
って変えることができる。
【0076】図16において、前出のフレーム661に
相当するフレーム681は、一対の側板部681aおよ
び681bを連結部681cで連結してなり、側板部6
81aおよび681bのそれぞれには、プラテン軸71
(図12参照)を支持する軸受65の圧入孔682と、
支持軸621(図14参照)が回動自在に嵌合する貫通
孔683が形成されている。
相当するフレーム681は、一対の側板部681aおよ
び681bを連結部681cで連結してなり、側板部6
81aおよび681bのそれぞれには、プラテン軸71
(図12参照)を支持する軸受65の圧入孔682と、
支持軸621(図14参照)が回動自在に嵌合する貫通
孔683が形成されている。
【0077】連結部681cの内面には板ばね11の一
方の端部を固着し、側板部681aと681bのそれぞ
れには、圧入孔682から離れ外方に向けて突出するね
じ684が設けられている。
方の端部を固着し、側板部681aと681bのそれぞ
れには、圧入孔682から離れ外方に向けて突出するね
じ684が設けられている。
【0078】従って、フレーム681はプラテン軸71
を中心に回動可能であり、プラテン7とフレーム681
に設けたサーマルヘッド8(図13参照)の所定部(発
熱部)との当接の位置関係は、フレーム681を回動さ
せても変わることがなく一定である。
を中心に回動可能であり、プラテン7とフレーム681
に設けたサーマルヘッド8(図13参照)の所定部(発
熱部)との当接の位置関係は、フレーム681を回動さ
せても変わることがなく一定である。
【0079】従って、フレーム681はプラテン軸71
を中心に回動可能であり、フレーム681を回動させる
とサーマルヘッド8(図13参照)の所定部(発熱部)
は、プラテン7表面に沿って移動し、その移動によって
印刷済み記録媒体の排出方向が変化することになる。
を中心に回動可能であり、フレーム681を回動させる
とサーマルヘッド8(図13参照)の所定部(発熱部)
は、プラテン7表面に沿って移動し、その移動によって
印刷済み記録媒体の排出方向が変化することになる。
【0080】プラテン7に対する所定位置にフレーム6
81を固定するためのガイド部材685は、一対の側板
部685aと685bを一対の連結部685cと685
dで連結してなり、側板部685aと685bには軸受
65が貫通する貫通孔686と、貫通孔686に対して
同心に円弧状の長孔687が形成され、長孔687を貫
通したねじ684にねじ込まれる摘みねじ689を有す
る。
81を固定するためのガイド部材685は、一対の側板
部685aと685bを一対の連結部685cと685
dで連結してなり、側板部685aと685bには軸受
65が貫通する貫通孔686と、貫通孔686に対して
同心に円弧状の長孔687が形成され、長孔687を貫
通したねじ684にねじ込まれる摘みねじ689を有す
る。
【0081】摘みねじ689の頭部689aから延在し
ねじ孔が形成された筒状部689bの外径は、摘みねじ
689をねじ684にねじ込んだとき、筒状部689b
が長孔687内を慴動可能な寸法であり、ねじ684に
摘みねじ689を強くねじ込んだとき、長孔687の縁
を側板部685aまたは685bと摘みねじ689とで
挟持し、予め装着されたガイド部材685にフレーム6
81が固定される。
ねじ孔が形成された筒状部689bの外径は、摘みねじ
689をねじ684にねじ込んだとき、筒状部689b
が長孔687内を慴動可能な寸法であり、ねじ684に
摘みねじ689を強くねじ込んだとき、長孔687の縁
を側板部685aまたは685bと摘みねじ689とで
挟持し、予め装着されたガイド部材685にフレーム6
81が固定される。
【0082】そこで、板ばね11を装着したフレーム6
81の貫通孔683に支持軸621を挿入することで、
フレーム681にサーマルヘッド8を取着し、ねじ68
4が長孔687から突出するようにフレーム681をガ
イド部材685内に収納し、圧入孔682と貫通孔68
6とを同心に位置合わせさせたのち、圧入孔682と貫
通孔686とにプラテン軸71の軸首部を挿入したの
ち、プラテン軸71が嵌合する一対の軸受65を圧入孔
672に圧入させる。
81の貫通孔683に支持軸621を挿入することで、
フレーム681にサーマルヘッド8を取着し、ねじ68
4が長孔687から突出するようにフレーム681をガ
イド部材685内に収納し、圧入孔682と貫通孔68
6とを同心に位置合わせさせたのち、圧入孔682と貫
通孔686とにプラテン軸71の軸首部を挿入したの
ち、プラテン軸71が嵌合する一対の軸受65を圧入孔
672に圧入させる。
【0083】すると、そのフレーム681はプラテン軸
71を中心に、長孔687の長さ範囲で回動可能可能と
なり、摘みねじ689を強くねじ684にねじ込むこと
で、ガイド部材685の所望位置にフレーム681を固
定できることになり、プラテン7とサーマルヘッド8と
の間を通過し印刷された記録媒体の排出方向は、ガイド
部材685のに対するフレーム681の固定位置によっ
て変えることができる。
71を中心に、長孔687の長さ範囲で回動可能可能と
なり、摘みねじ689を強くねじ684にねじ込むこと
で、ガイド部材685の所望位置にフレーム681を固
定できることになり、プラテン7とサーマルヘッド8と
の間を通過し印刷された記録媒体の排出方向は、ガイド
部材685のに対するフレーム681の固定位置によっ
て変えることができる。
【0084】図17において、691は前出のフレーム
661または671または681に相当するフレームで
あり、全体がほぼコ字形状のフレーム691の一対の側
板部691aおよび691bには、前出の軸受65に相
当する軸受695が嵌合される貫通孔692aまたは6
92bが形成され、側板部691aには貫通孔692a
から後方に向けて開口する溝693aが形成され、側板
部691bには貫通孔692bから上方に向けて開口す
る溝693bが形成されている。
661または671または681に相当するフレームで
あり、全体がほぼコ字形状のフレーム691の一対の側
板部691aおよび691bには、前出の軸受65に相
当する軸受695が嵌合される貫通孔692aまたは6
92bが形成され、側板部691aには貫通孔692a
から後方に向けて開口する溝693aが形成され、側板
部691bには貫通孔692bから上方に向けて開口す
る溝693bが形成されている。
【0085】幅寸法をプラテン軸71の外径と同等また
はやや小とした溝693aおよび693bは、プラテン
7を取着済みのプラテン軸71を、貫通孔692aおよ
び692bに挿入容易にするためのものであり、例え
ば、プラテン軸71の右端部は後方から貫通孔692a
にすると、プラテン軸71の左端部は上方から貫通孔6
92bに挿入させたのち、側板部691aの右方および
側板部691bの左方から、貫通孔692aおよび69
2bのそれぞれ軸受695を挿入させる。
はやや小とした溝693aおよび693bは、プラテン
7を取着済みのプラテン軸71を、貫通孔692aおよ
び692bに挿入容易にするためのものであり、例え
ば、プラテン軸71の右端部は後方から貫通孔692a
にすると、プラテン軸71の左端部は上方から貫通孔6
92bに挿入させたのち、側板部691aの右方および
側板部691bの左方から、貫通孔692aおよび69
2bのそれぞれ軸受695を挿入させる。
【0086】かかる軸受695の支持構造、即ち一対の
側板部691aおよび691bに開口溝693aまたは
693bを有する貫通孔692aおよび692bを設
け、その貫通孔692aおよび692bに軸受695を
嵌合させる軸受695支持構造において、溝693aお
よび693bはプラテン軸71の挿入を容易にする反
面、溝693aおよび693bの形成方向に軸受支持力
が低下し、貫通孔692aおよび692bが広がる恐れ
があり、その広がりによってプラテン7の軸心移動の生
じる恐れがある。
側板部691aおよび691bに開口溝693aまたは
693bを有する貫通孔692aおよび692bを設
け、その貫通孔692aおよび692bに軸受695を
嵌合させる軸受695支持構造において、溝693aお
よび693bはプラテン軸71の挿入を容易にする反
面、溝693aおよび693bの形成方向に軸受支持力
が低下し、貫通孔692aおよび692bが広がる恐れ
があり、その広がりによってプラテン7の軸心移動の生
じる恐れがある。
【0087】そこで、本実施例では溝693aと693
bの開口方向を違える、即ち側板部691aおよび69
1bに溝693aおよび693bを形成させたことで発
生する軸受695の可動方向を違えることで、プラテン
7の軸心移動を低減させている。
bの開口方向を違える、即ち側板部691aおよび69
1bに溝693aおよび693bを形成させたことで発
生する軸受695の可動方向を違えることで、プラテン
7の軸心移動を低減させている。
【0088】なお、図において696は止め輪であり、
軸受695の長さ方向の中央部の環状溝695aに挿着
した止め輪696は、側板部691aおよび691bの
内側に位置しており、軸受695が側板部691aおよ
び691bから抜去されないようにする。
軸受695の長さ方向の中央部の環状溝695aに挿着
した止め輪696は、側板部691aおよび691bの
内側に位置しており、軸受695が側板部691aおよ
び691bから抜去されないようにする。
【0089】図18は本発明のさらに他の実施例におけ
るサーマルプリンタ主要部の平面図、図19は図18に
おけるプリンタヘッドユニット回動手段の説明図であ
る。
るサーマルプリンタ主要部の平面図、図19は図18に
おけるプリンタヘッドユニット回動手段の説明図であ
る。
【0090】図18において、前出の筒状体36または
46または52に相当する筒状体81の一側には、前出
の記録媒体送出口361に相当する記録媒体送出口81
1が開口し、記録媒体送出口811の一側に沿ってプラ
テン7が配設され、記録媒体送出口811の他側に沿っ
てプリンタヘッドユニット82が配設されており、プリ
ンタヘッドユニット82は、プラテン軸71を中心に或
る角度だけ回動自在になっている。
46または52に相当する筒状体81の一側には、前出
の記録媒体送出口361に相当する記録媒体送出口81
1が開口し、記録媒体送出口811の一側に沿ってプラ
テン7が配設され、記録媒体送出口811の他側に沿っ
てプリンタヘッドユニット82が配設されており、プリ
ンタヘッドユニット82は、プラテン軸71を中心に或
る角度だけ回動自在になっている。
【0091】合成樹脂をモールド形成してなる筒状体8
1の上部には、プラテン軸71の上部軸首を支持するフ
ランジ812と、プリンタヘッドユニット82の上部を
支持するフランジ813と、図示しない蓋体を連結する
とめの突起814が形成され、筒状体81の下部には、
プラテン軸71の下部軸首を支持すると共に、上面にス
テッピングモータ19を装着し下面にそのステッピング
モータ19によってプラテン軸71に記録媒体送り回転
を与える駆動部(歯車機構)を装着したフランジ815
と、プリンタヘッドユニット82の下部を支持するフラ
ンジ(フランジ813に重なって図示されない)が形成
されている。
1の上部には、プラテン軸71の上部軸首を支持するフ
ランジ812と、プリンタヘッドユニット82の上部を
支持するフランジ813と、図示しない蓋体を連結する
とめの突起814が形成され、筒状体81の下部には、
プラテン軸71の下部軸首を支持すると共に、上面にス
テッピングモータ19を装着し下面にそのステッピング
モータ19によってプラテン軸71に記録媒体送り回転
を与える駆動部(歯車機構)を装着したフランジ815
と、プリンタヘッドユニット82の下部を支持するフラ
ンジ(フランジ813に重なって図示されない)が形成
されている。
【0092】フランジ813およびフランジ813に重
なって図示されない前記フランジには、プラテン軸71
の軸心と同心の円弧状の長孔813aが形成されてい
る。
なって図示されない前記フランジには、プラテン軸71
の軸心と同心の円弧状の長孔813aが形成されてい
る。
【0093】図18および19において、プリンタヘッ
ドユニット82は、一対の側板部821aと821bを
連結部821cで連結し全体としてほぼコ字状のフレー
ム821と、連結部821cの内側に一端を固着した板
ばね11と、サーマルヘッド8を固着したサーマルヘッ
ド支持板17(図14参照)と、支持板17を長さ方向
の一側に沿って貫通し支持板17に固着された支持軸6
21(図14参照)と、フレーム821の側板部821
aと821bをフランジ813と816とに固定する一
対の摘みねじ83からなる。
ドユニット82は、一対の側板部821aと821bを
連結部821cで連結し全体としてほぼコ字状のフレー
ム821と、連結部821cの内側に一端を固着した板
ばね11と、サーマルヘッド8を固着したサーマルヘッ
ド支持板17(図14参照)と、支持板17を長さ方向
の一側に沿って貫通し支持板17に固着された支持軸6
21(図14参照)と、フレーム821の側板部821
aと821bをフランジ813と816とに固定する一
対の摘みねじ83からなる。
【0094】側板部821aおよび821bには、プラ
テン軸71を支持する軸受65(図16参照)に対し回
動自在に嵌合する貫通孔822と、支持軸621の軸首
部が回動自在に嵌合する貫通孔823と、側板部821
aおよび821bの外方に突出するおねじ824とを設
け、一対のおねじ824は、フランジ813に設けた円
弧状の長孔813a、およびフランジ813に重なって
図示されない前記フランジに設けられ長孔813aに重
なって図示されない円弧状の長孔を貫通して突出し、そ
の突出部に摘みねじ83がねじ込まれ、摘みねじ83を
強くねじ込むことでプリンタヘッドユニット82は、筒
状体81に固定されることになる。
テン軸71を支持する軸受65(図16参照)に対し回
動自在に嵌合する貫通孔822と、支持軸621の軸首
部が回動自在に嵌合する貫通孔823と、側板部821
aおよび821bの外方に突出するおねじ824とを設
け、一対のおねじ824は、フランジ813に設けた円
弧状の長孔813a、およびフランジ813に重なって
図示されない前記フランジに設けられ長孔813aに重
なって図示されない円弧状の長孔を貫通して突出し、そ
の突出部に摘みねじ83がねじ込まれ、摘みねじ83を
強くねじ込むことでプリンタヘッドユニット82は、筒
状体81に固定されることになる。
【0095】そして、プラテン7に対するサーマルヘッ
ド8の位置は、長孔813aおよび図示されない前記長
孔に対するフレーム821の固定位置によって変わり、
例えば図18に実線で示す位置におけるフレーム821
のサーマルヘッド8と、一点鎖線で示すようにフレーム
821を回動させたときのサーマルヘッド8′とでは、
プラテン7に対し約90度異なり、そのことによって記
録済み記録媒体の排出方向も、図中に矢印で示す如く約
90度の範囲内で異なる設定を可能にする。
ド8の位置は、長孔813aおよび図示されない前記長
孔に対するフレーム821の固定位置によって変わり、
例えば図18に実線で示す位置におけるフレーム821
のサーマルヘッド8と、一点鎖線で示すようにフレーム
821を回動させたときのサーマルヘッド8′とでは、
プラテン7に対し約90度異なり、そのことによって記
録済み記録媒体の排出方向も、図中に矢印で示す如く約
90度の範囲内で異なる設定を可能にする。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サーマル
プリンタ特に携帯用の小型サーマルプリンタにおいて、
首等からぶら下げその状態での使用および新規記録媒体
の片手挿入を容易ならしめたことで操作性に優れたもの
とし、またはユーザの要望等によって必要となる印刷済
み記録媒体の排出方向の変更を容易にし、さらには前記
操作性の改善と記録媒体排出方向の変更の双方に対応で
きるようにする。
プリンタ特に携帯用の小型サーマルプリンタにおいて、
首等からぶら下げその状態での使用および新規記録媒体
の片手挿入を容易ならしめたことで操作性に優れたもの
とし、またはユーザの要望等によって必要となる印刷済
み記録媒体の排出方向の変更を容易にし、さらには前記
操作性の改善と記録媒体排出方向の変更の双方に対応で
きるようにする。
【図1】本発明の実施例におけるサーマルプリンタの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】本発明の実施例におけるサーマルプリンタ主要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図3】図2のサーマルプリンタ主要部の分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】図2のサーマルプリンタ主要部のギヤカバー取
付け方法の説明図である。
付け方法の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるサーマルプリンタ
主要部の側面図である。
主要部の側面図である。
【図6】図5のサーマルプリンタ主要部のヘッドカバー
の説明図である。
の説明図である。
【図7】図5のサーマルプリンタ主要部のヘッドカバー
固定方法の説明図である。
固定方法の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例における筒状部蓋の説明図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施例における筒状部の説明図で
ある。
ある。
【図10】本発明の他の実施例におけるギヤカバーの説
明図である。
明図である。
【図11】本発明の他の実施例における筒状部蓋体検出
手段の説明図である。
手段の説明図である。
【図12】本発明による印刷部の基本構成の斜視図であ
る。
る。
【図13】図12のプリンタヘッドユニットの説明図で
ある。
ある。
【図14】図12のサーマルヘッド支持板の説明図であ
る。
る。
【図15】図12のプリンタヘッドユニット回動手段の
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
【図16】図12のプリンタヘッドユニット回動手段の
他の実施例の説明図である。
他の実施例の説明図である。
【図17】サーマルヘッド支持板の挿着構成の実施例の
説明図である。
説明図である。
【図18】本発明のさらに他の実施例におけるサーマル
プリンタ主要部の平面図である。
プリンタ主要部の平面図である。
【図19】図18におけるプリンタヘッドユニット回動
手段の説明図である。
手段の説明図である。
【図20】小型サーマルプリンタの従来例を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図21】図20のサーマルプリンタの蓋体をあけた斜
視図である。
視図である。
【図22】他の従来例におけるサーマルプリンタの印刷
部の説明図である。
部の説明図である。
【図23】図22の印刷部の断面図である。
7 プラテン 8 サーマルヘッド 9 印刷済み記録媒体 11,43 板ばね 14,15 プラテン駆動用の歯車 17 サーマルヘッド支持板 19 ステッピングモータ(駆動源) 21 サーマルプリンタ 36,46,52,81 筒状体 40,47,51,57 筒状体の蓋体 42,48 ヘッドカバー 53 蓋体押し上げ用の圧縮コイルばね 56 スイッチ 66,82 プリンタヘッドユニット 71 プラテン軸 361,461,811 記録媒体送出口 367 筒状体のヘッドカバー係止用の係止孔 401,471,503,511 筒状体蓋体の係止用
フック 425,481 ヘッドカバーの係止用フック 501 透視可能な円板 661,671,681,691 サーマルヘッド等を
支持するフレーム 675,685 ガイド部材 675c,687 フレーム固定用の長孔
フック 425,481 ヘッドカバーの係止用フック 501 透視可能な円板 661,671,681,691 サーマルヘッド等を
支持するフレーム 675,685 ガイド部材 675c,687 フレーム固定用の長孔
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の発熱素子が形成されたサーマルヘ
ッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素子の
選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって該記
録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、 巻回された記録媒体を収容し、かつ長さ方向の一側に記
録媒体送出口が開口する筒状体と、 該記録媒体送出口の一側に沿って配設されたプラテン
と、 該記録媒体送出口の他側に沿って配設されたサーマルヘ
ッドと、 該プラテン軸に媒体送り回転を与える駆動手段とを備え
たことを特徴とするサーマルプリンタ。 - 【請求項2】 前記記録媒体送出口の他側に沿って配設
されて前記サーマルヘッドを支持し、かつ該サーマルヘ
ッドを前記プラテンに向けて揺動させる回動可能な支持
軸と、 該支持軸を中心に回動し該サーマルヘッドを覆うことの
できるヘッドカバーとを備え、 該サーマルヘッドを覆った該ヘッドカバーと前記筒状体
との間に解放可能な係止手段が設けられ、該サーマルヘ
ッドを該プラテンに向けて押し付ける付勢手段が該ヘッ
ドカバーに設けられていること特徴とする請求項1記載
のサーマルプリンタ。 - 【請求項3】 前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前
記記録媒体の挿入時に開閉可能な蓋体が設けられ、該筒
状体と該蓋体との間に解放可能な係止手段が設けられて
いることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリン
タ。 - 【請求項4】 前記蓋体に前記筒状体内を目視可能にす
る窓が設けられていることを特徴とする請求項3記載の
サーマルプリンタ。 - 【請求項5】 前記筒状体とヘッドカバーとの間に、該
ヘッドカバーの開閉を検知するスイッチが設けられてい
ることを特徴とする請求項3記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項6】 前記筒状体と蓋体との間に、該蓋体を押
し上げる方向に付勢するばねを備えたことを特徴とする
請求項3記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項7】 前記筒状体の長さ方向の一方の端面に前
記記録媒体の挿入時に開閉可能、かつ該筒状体の筒状面
の所定部に設けた係止孔に係止されるフックを有する蓋
体と、 該フックを該係止孔に係止させたとき該筒状体の筒状面
と該フックとの間に挟持される突片を有する前記ヘッド
カバーとが設けられていることを特徴とする請求項2記
載のサーマルプリンタ。 - 【請求項8】 複数の発熱素子が形成されたサーマルヘ
ッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素子の
選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって該記
録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、 プラテン軸を中心に回動可能かつ所望の回動位置に固定
可能なフレームが設けられ、サーマルヘッドと該サーマ
ルヘッドをプラテンに向けて付勢する付勢手段とが該フ
レームに設けられていることを特徴とするサーマルプリ
ンタ。 - 【請求項9】 前記フレームが、前記プラテン軸の一方
の軸首を中心に回動自在な第1のアームと、該プラテン
軸の他方の軸首を中心に回動自在な第2のアームと、該
第1のアームと第2のアームとに連結する連結部材から
なり、 該連結部材の外面と該フレームの回動を案内するガイド
のガイド面とが、該プラテン軸と同軸の円筒面の一部で
構成され、該連結部材とガイドとに、該連結部材を所望
位置に固定する固定手段が設けられていることを特徴と
する請求項8記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項10】 前記ガイドのガイド面構成部材に前記
連結部材の回動方向に延在する長孔が設けられ、該長孔
の縁を該連結部材との間に挟持する固定手段が該連結部
材に設けていることを特徴とする請求項9記載のサーマ
ルプリンタ。 - 【請求項11】 前記フレームが、前記プラテン軸の長
さの一端部の軸首を中心に回動自在な第1のアームと、
該プラテン軸の他端部の軸首を中心に回動自在な第2の
アームと、該第1のアームと第2のアームとに連結する
連結部材からなり、 該第1および第2のアームの外側に該プラテン軸の回動
方向に延在する長孔を設けたガイドが設けられ、 該長孔の縁を該第1または第2のアームとの間に挟持す
る固定手段が該第1および第2のアームに設けられてい
ることを特徴とする請求項9記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項12】 複数の発熱素子が形成されたサーマル
ヘッドとプラテンとの間に記録媒体を挟み、該発熱素子
の選択的な発熱と該プラテンの媒体送り回転によって該
記録媒体に印刷するサーマルプリンタにおいて、 巻回された記録媒体を収容し、かつ長さ方向の一側に記
録媒体送出口が開口する筒状体と、 該記録媒体送出口の一側に沿って該筒状体に配設され、
プラテン軸を中心に媒体送り回転するプラテンと、 該記録媒体送出口の他側に沿って配設され、該プラテン
軸の軸回りに回動可能かつ所望の回動位置に固定する固
定手段を具えたフレームと、 該フレームに配設されたサーマルヘッドおよび該サーマ
ルヘッドを該プラテンに向けて付勢する付勢手段と、 該プラテンに媒体送り回転を与える駆動手段とを備えた
ことを特徴とするサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077303A JP2000272192A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077303A JP2000272192A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000272192A true JP2000272192A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13630153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11077303A Pending JP2000272192A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000272192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049177A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 印刷装置 |
JP2017114078A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 東芝テック株式会社 | プリンタ |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11077303A patent/JP2000272192A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049177A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 印刷装置 |
JP2017114078A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 東芝テック株式会社 | プリンタ |
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