JP2000271681A - トランスファ装置 - Google Patents

トランスファ装置

Info

Publication number
JP2000271681A
JP2000271681A JP11086127A JP8612799A JP2000271681A JP 2000271681 A JP2000271681 A JP 2000271681A JP 11086127 A JP11086127 A JP 11086127A JP 8612799 A JP8612799 A JP 8612799A JP 2000271681 A JP2000271681 A JP 2000271681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed bar
motion
spline shaft
ball screw
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11086127A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Shimizu
清水則之
Shozo Imanishi
今西詔三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP11086127A priority Critical patent/JP2000271681A/ja
Publication of JP2000271681A publication Critical patent/JP2000271681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明の目的は、従来と比較して構成部品数
を少なくすることによる製造コストの低減と、構成部品
のクリアランス等による搬送精度への影響を低減するこ
とである。 【解決手段】本願発明では、ラック、ピニオン及びクラ
ンプアンクランプ、リフトダウンの為のガイドを必要と
しない構成とし、更に目的を達成するため、出来るだけ
簡素化した構成とした。本願発明のトランスファ装置の
駆動源は例えばサーボモータでもよく、また、トランス
ファプレス機械の例えばクランク軸などの駆動軸でもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、トランスファプ
レスに用いるトランスファ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構成要素としてボールねじを使用したト
ランスファ装置の先行技術としては、クランプアンクラ
ンプ及びリフトダウン装置に関しては実開平6−668
29、特開平10−180378、フィードバーにアド
バンスリターン運動を行わせるフィード装置に関しては
特開平6−238373、特開平10−180379を
挙げることが出来る。実開平6−66829、特開平6
−238373ではクランプアンクランプ機構でピニオ
ン、ラック及びガイドバー、リフトダウン機構でボール
ねじ、ホルダ、フィード機構でピニオン及びラックを主
な構成要素としている。特開平10−180378、特
開平10−180379ではクランプアンクランプ機
構、リフトダウン機構及びフィード機構の夫々にボール
ねじを用い、夫々の運動を支持するガイドを設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的は、従
来と比較して構成部品数を少なくすることによる製造コ
ストの低減と、構成部品間のクリアランス等による搬送
精度への影響を低減することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明では、フィード
バーのアドバンスリターン運動、クランプアンクランプ
運動及びリフトダウン運動の各運動にボールねじを利用
し、出来るだけ構造を簡素化させた。
【0005】
【発明の実施の形態】トランスファプレス機械は左右側
面に取付けられたクランプリフトユニットケース3と、
右側面または左側面に取付けられたフィードユニットケ
ース4と、左右方向に延びる1対のフィードバー1によ
り構成される。フィードバー1はアドバンスリターン運
動、クランプアンクランプ運動及びリフトダウン運動を
行うことにより、2次元的又は3次元的にワークを搬送
することが出来る。これらのフィードバー1は左右のク
ランプリフトユニットケース3に設けられているフィー
ドバーガイド2でアドバンスリターン方向を摺動自在に
支持されている。また、フィードバー1はフィードユニ
ットケース4に設けられているピン13と、リフトダウ
ン方向を移動自在に嵌合している。
【0006】図1、図2において、フィードユニットケ
ース4にアドバンスリターン用のサーボモータ5が取付
けられている。サーボモータ5の駆動軸にはプーリ6が
取付けられている。一方、フィードユニットケース4に
はボールねじ9が2本設けられている。ボールねじ9は
両端をベアリング10で支持され、端部にプーリ8が固
定されている。前記プーリ6と前記2個のプーリ8には
ベルト7が掛けられている。前記ボールねじ9にはナッ
ト11が夫々螺合されている。該ボールねじ9に螺合さ
れている1対のナット11をレール12で連結し、該レ
ール12上を移動自在にピン13を設けている。該ナッ
ト11を該レール12で連結することにより、該ナット
11はボールねじ9の軸を中心として回転することなく
移動できる。
【0007】図3において、クランプリフトユニットケ
ース3にクランプアンクランプ用のサーボモータ14が
取付けられている。サーボモータ14の駆動軸にはカッ
プリング33が取付けられている。一方、クランプリフ
トユニットケース3には2本のボールねじ18が設けら
れている。ボールねじ18の端と中央部はベアリング1
9、20により回転自在に支持されていて、端部にプー
リ15、17が固定されている。即ち、上側のボールね
じ18にはプーリ17が固定され、下側のボールねじ1
8にはプーリ15が固定されている。前記カップリング
33はプーリ15に接続され、プーリ15とプーリ17
にはベルト16が掛けられている。また、該ボールねじ
18のねじ部18a、18bは互いに逆向きにねじ切り
されている。
【0008】前記サーボモータ14とは反対側にリフト
ダウン用のサーボモータ21が取付けられている。サー
ボモータ21の駆動軸にはプーリ22が取付けられてい
る。一方、クランプリフトユニットケース3にはスプラ
イン軸25が設けられ、スプライン軸25の端と中央部
はベアリング19、26により回転自在に支持されてい
て、端部にプーリ24が固定されている。前記プーリ2
2と前記プーリ24にはベルト23が掛けられている。
【0009】図3、図4、図5において、ボールねじ1
8には夫々ナット27が螺合されている。スプライン軸
25にはブッシュ28がクランプアンクランプ方向を移
動自在に嵌合されている。該ナット27及び該ブッシュ
28には夫々アーム29が固設され、該アーム29には
ベアリング31が固設されている。アーム29と立軸3
0はピン32により連結され、ピン32はベアリング3
1により支持されている。立軸30はアーム29により
スプライン軸25の軸を中心として回転することなく昇
降できる。立軸30の上端にはフィードバー1を支持す
るフィードバーガイド2が設けられている。
【0010】アドバンスリターン用のサーボモータ5の
駆動軸が正逆回転すると、駆動軸に取付けられたプーリ
6が正逆回転し、ベルト7を介して2つのプーリ8が同
期して正逆回転する。2つのプーリ8が同期して正逆回
転すると、ボールねじ9が同期して正逆回転し、該ボー
ルねじ9に螺合されているナット11はアドバンスリタ
ーン運動を行う。該ナット11のアドバンスリターン運
動によりレール12、ピン13がアドバンスリターン運
動を行い、最終的に該ピン13に嵌合されているフィー
ドバー1のアドバンスリターン運動となる。
【0011】クランプアンクランプ用のサーボモータ1
4の駆動軸が正逆回転すると、ベルト16を介して、プ
ーリ15及びプーリ17が同期して正逆回転する。プー
リ15とプーリ17が同期して正逆回転すると、ボール
ねじ18が同期して正逆回転し、該ボールねじ18に螺
合された1対のナット27がクランプアンクランプ運動
を行い、最終的にフィードバーガイド2に支持されてい
るフィードバー1のクランプアンクランプ運動となる。
【0012】リフトダウン用のサーボモータ21の駆動
軸が正逆回転すると、駆動軸に取付けられたプーリ22
が正逆回転し、ベルト23を介してプーリ24が正逆回
転される。該プーリ24が正逆回転すると、スプライン
軸25及びブッシュ28が正逆回転される。ブッシュ2
8が正逆回転されることによりアーム29がスプライン
軸25を中心に揺動運動を行い、このアーム29の揺動
運動により立軸30はリフトダウン運動を行う。該立軸
30のリフトダウン運動により、フィードバーガイド2
及びフィードバー1がリフトダウン運動を行う。
【0013】リフトダウン運動では、ナット27に固設
されたアーム29も揺動運動を行うため、ナット27は
回転する。そこでボールねじ18を回転させることによ
り、ナット27の回転によるクランプアンクランプ方向
への移動を補正する。
【0014】フィードユニットケース4のアドバンスリ
ターン方向の寸法及びクランプリフトユニットケース3
のクランプアンクランプ方向の寸法は、ボールねじ9及
びボールねじ18の長さと取付寸法を確保すれば良く、
各ユニットケースの内寸法を有効に利用することが出来
るので、フィードユニットケース4及びクランプリフト
ユニットケース3を小型化できる。
【0015】以上の実施例において、トランスファ装置
の駆動源は、トランスファプレス機械のクランク軸から
の駆動軸でもよい。
【0016】
【発明の効果】本願発明によれば、クランプアンクラン
プ運動、リフトダウン運動及びアドバンスリターン運動
夫々を支持するガイドをボールねじで兼用することによ
って、構成部品数及び製造コストを低減することが出来
る。また、構成部品数の低減により部品間のクリアラン
スを低減することが出来るので、精度の高い搬送を行う
ことに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスファ装置の縦断面図
【図2】フィードユニットケースの横断面図
【図3】クランプリフトユニットケースの縦断面図
【図4】図3のI−I線に沿う縦断面図
【図5】図3のII−II線に沿う横断面図
【符号の説明】
1はフィードバー、2はフィードバーガイド、3はクラ
ンプリフトユニットケース、4はフィードユニットケー
ス、5はアドバンスリターン運動の駆動源であるサーボ
モータ、6はプーリ、7はベルト、8はプーリ、9はボ
ールねじ、10はベアリング、11はナット、12はレ
ール、13はピン、14はクランプアンクランプ運動の
駆動源であるサーボモータ、15はプーリ、16はベル
ト、17はプーリ、18はボールねじ、18aはホール
ねじのねじ部、18bはボールねじのねじ部、19はベ
アリング、20はベアリング、21はリフトダウン運動
の駆動源であるサーボモータ、22はプーリ、23はベ
ルト、24はプーリ、25はスプライン軸、26はベア
リング、27はナット、28はブッシュ、29はアー
ム、30は立軸、31はベアリング、32はピン、33
はカップリングである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスファプレスのフィードバーにアド
    バンスリターン運動を行わせる機構において、ナットを
    螺合したボールねじ2本を搬送方向に平行に設け、前記
    ナット2個をレールにて連結し、前記レール上を移動自
    在のピンを立設したことを特徴とするトランスファ装
    置。
  2. 【請求項2】トランスファプレスのフィードバーにクラ
    ンプアンクランプ又はリフトダウン運動を行わせる機構
    において、1対のナットが接離自在に螺合したボールね
    じを搬送方向に直交して設け、前記ボールねじと平行に
    スプライン軸を設け、前記スプライン軸には、スプライ
    ン軸と平行する方向を移動自在で、前記スプライン軸と
    同位相で回転するブッシュ2個が嵌合し、前記ナット及
    び前記ブッシュに夫々固設されるアームを回転自在に連
    結する立軸の上端に、フィードバーを搬送方向に移動自
    在に支持したフィードバーガイドを設けたことを特徴と
    するトランスファ装置。
JP11086127A 1999-03-29 1999-03-29 トランスファ装置 Pending JP2000271681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11086127A JP2000271681A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 トランスファ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11086127A JP2000271681A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 トランスファ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000271681A true JP2000271681A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13878051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11086127A Pending JP2000271681A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 トランスファ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000271681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102172728A (zh) * 2011-01-27 2011-09-07 深圳松维电子股份有限公司 一种铝基电路板冲压设备自动送料机构
CN112298940A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 上海微电子装备(集团)股份有限公司 柔性传动机构、往复运动机构及升降装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102172728A (zh) * 2011-01-27 2011-09-07 深圳松维电子股份有限公司 一种铝基电路板冲压设备自动送料机构
CN112298940A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 上海微电子装备(集团)股份有限公司 柔性传动机构、往复运动机构及升降装置
CN112298940B (zh) * 2019-07-31 2021-09-17 上海微电子装备(集团)股份有限公司 柔性传动机构、往复运动机构及升降装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106315177A (zh) 用于自动化生产线的上料装置
CN111996357B (zh) 一种全自动的齿轮热处理生产线
CN113043192A (zh) 一种自动化机械的加工用翻转工装及其使用方法
CN216503388U (zh) 车铣复合式加工机床
CN212683148U (zh) 一种工作台上下垂直运动的卧式五轴翻板加工中心
CN218461100U (zh) 一种用于五金制品加工的线切割机
CN219617000U (zh) 一种汽车零部件加工用多点焊接设备
JP2000271681A (ja) トランスファ装置
CN215509767U (zh) 一种汽车前地板总成夹具
CN212945999U (zh) 一种点焊机
JPS6031621B2 (ja) 二軸研削盤
CN113607223A (zh) 用于电机轴的检测装置
CN206622843U (zh) 一种双y轴加工设备
CN111546082A (zh) 一种工作台上下垂直运动的卧式五轴翻板加工中心
CN112935685A (zh) 一种汽车零部件熔融焊接用定位装置
JPH01310831A (ja) 歯車加工機のテーブル送り装置
CN216176784U (zh) 一种长导轨打孔用夹具
CN213496935U (zh) 一种链条链板倒角装置
CN220278880U (zh) 可调节的钻床模具
CN217513382U (zh) 一种用于转向轴承套圈加工的倒角装置
CN220561006U (zh) 一种具有工件自动转运功能的加工设备
CN218254145U (zh) 一种多轴加工装置
CN220659575U (zh) 一种激光打标机
CN219616544U (zh) 一种用于折弯机的折弯定位架
CN216462919U (zh) 一种高精度自动螺丝机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050516