JP2000271257A - ゴルフボールのティーアップ装置 - Google Patents

ゴルフボールのティーアップ装置

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JP2000271257A
JP2000271257A JP11116987A JP11698799A JP2000271257A JP 2000271257 A JP2000271257 A JP 2000271257A JP 11116987 A JP11116987 A JP 11116987A JP 11698799 A JP11698799 A JP 11698799A JP 2000271257 A JP2000271257 A JP 2000271257A
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JP
Japan
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tee
lifter
golf ball
underground box
belt
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JP11116987A
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English (en)
Inventor
Shinko Kondo
真弘 近藤
Seiji Ishibe
征治 石部
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KONDO HATSUDOKI KK
Original Assignee
KONDO HATSUDOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水気や湿気の多い環境から動力源や精密電気
部品等を隔離し、腐食や錆等の発生を防止して、故障が
少なく、耐久性に優れ、かつメンテナンス性にも優れた
低コストのティーアップ装置を提供する。 【解決手段】 地下ボックス1内でガイド部材2に沿っ
て昇降自在とされたティーリフター4と、該ティーリフ
ターの昇降に伴ってグリーンマット8の上側及び下側に
昇降するティー3と、前記地下ボックス外に設置された
モータと、該モータと前記ティーリフター4を接続して
動力を伝達する柔軟なベルトを備える。動力装置がベル
ト7を巻き取るとティーリフターは上昇してティーアッ
プし(仮想線)、ベルトを巻き戻すとティーリフターは
自重により下降し、次のティーアップに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ練習場など
でドライバーショットの練習に使用されるゴルフボール
のティーアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボールのティーアップ装置とし
て、ゴルフボールの供給からティーアップまで全てを自
動的に行うものと、ゴルフボールの供給をゴルファー自
身が行い、ティーアップのみを自動的に行うものがあ
る。前者の例としては、例えば特開平10−17983
2号公報、特開平9−285584号公報、特開平8−
141128号公報等があり、後者の例としては、例え
ば特開平9−266968号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のティーアップ装
置の場合、ゴルフボールの供給機構、ティーリフター及
びその昇降機構等全てが地下に埋設したボックス内に設
置されるため、そのための施工が大がかりとなり、かつ
装置自体が大型化及び複雑化するという問題がある。さ
らに、地下ボックス内に雨水が入り込むなどして装置が
浸水したり、また、常に湿気が多いため、ゴルフボール
の供給機構、ティーリフターを昇降させるモーターやエ
アシリンダーなどの動力源、各種の精密電気部品等に腐
食、錆等が発生して故障が多く、耐久性が劣り、しかも
全てが地下ボックスに収容されているためメンテナンス
が面倒であり、これらのことがコストアップの原因とな
っている。
【0004】また、後者のティーアップ装置でも、装置
自体は比較的簡素化されるものの、やはりティーリフタ
ーを昇降させるモーターやエアシリンダーなどの動力
源、各種の精密電気部品等が地下ボックス内に収容され
ているため、上記と同様の問題が発生している。本発明
はティーアップ装置の上記問題点に鑑みてなされたもの
で、水気や湿気の多い環境から動力源や精密電気部品等
を隔離し、腐食や錆等の発生を防止して、故障が少な
く、耐久性に優れ、かつメンテナンス性にも優れた低コ
ストのティーアップ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴルフボー
ルのティーアップ装置は、地下ボックス内でガイド部材
に沿って昇降自在とされたティーリフターと、該ティー
リフターの昇降に伴ってグリーンマットの上側及び下側
に昇降するティーと、前記地下ボックス外に設置された
昇降のための動力装置と、該動力装置と前記ティーリフ
ターを接続して動力を伝達する連続体を備え、該連続体
はティーリフターから地下ボックス内上部を経由して動
力装置に接続していることを特徴とする。上記ティーア
ップ装置において、ティーリフターの下降がその自重に
より行われるようにすれば、装置の構造が簡素化され
る。その場合、連続体として柔軟な(経路に沿って自由
に曲がり得る)ベルトを用いるのが望ましい。また、上
記ティーアップ装置において、ガイド部材を筒状とし、
その中をティーリフターが昇降するようにすれば、設置
面積の削減に有効である。その場合、例えばガイド部材
を円筒状としティーリフターの外形を多角形状として、
両者の間にごみが落下する隙間を形成してもよい。
【0006】さらに、ティーの上昇及び下降を自動的に
行うためには、ティーが出入りするセット穴上に置かれ
たボールを検知する検知装置、上昇したティー上のボー
ルを検知する検知装置、及びその検知信号に基づいて動
力装置を作動させる制御装置を備えることが望ましい。
これにより、ティーが出入りするセット穴上にボールを
置くと自動的にティーが上昇し、続いてティー上のボー
ルを打つと自動的にティーが下降するようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、本
発明に係るティーアップ装置を具体的に説明する。ま
ず、図1及び図2に示すように、このティーアップ装置
では、例えばステンレス鋼製の地下ボックス1が地中に
埋設され、その中に円筒状のガイド部材2が設置され、
その中にゴム製のティー3を取り付けたティーリフター
4が昇降自在に遊嵌されている。
【0008】ティー3は円筒状の本体3aと底部フラン
ジ3bからなる。ティーリフター4は逆カップ状の円筒
部材5と、その内部に螺合する栓部材6からなり、円筒
部材5は、その上壁5aの中央に開口5bが形成され、
その側壁には突起5cが形成されている。ティーリフタ
ー4にティー3を取り付ける際は、円筒部材5の開口5
bからティー3の本体3aを突出させ、栓部材6を螺合
してその上面と円筒部材5の上壁5aの間で底部フラン
ジ3bを挟持する。また、突起5cにはベルト7の一端
が取り付けられている。ガイド部材2は地下ボックス1
の底面に固定され、その側壁に前記突起5cが遊嵌する
切欠き2aが形成され、前記突起5cがその切欠き2a
を通って突出し、かつ切欠き2aに沿って自由に昇降し
得るようになっている。
【0009】地下ボックス1はフランジ付きの円筒状
で、側面上部にベルト7が出入り可能な開口1aが形成
され、その開口1aの内側にベルト7を下方及び水平に
ガイドするガイドローラ1bが設けられている。なお、
図1において、8はグリーンマット、8aはそのグリー
ンマットに形成されたゴルフボールGのセット穴、9は
地表に形成されたベルト7の通路(溝)、10はそのカ
バーである。
【0010】図3はこのティーアップ装置の全体図であ
り、ベルト7は地下ボックス1を出てから複数のガイド
ローラ11に案内され、モータ12のプーリー12aに
端部が取り付けられている。モータ12は、セット穴8
a上に置かれたボールを検知する検知装置13、上昇し
たティー上のボールを検知する検知装置14、モータ1
2の回転限界位置を検知する検知装置15、16等の信
号に基づいて、制御装置17により作動を制御される。
【0011】次に、このティーアップ装置の作動を説明
する。はじめにティーリフター4が下降位置にあり、テ
ィー3の先端がセット穴8aの下に位置しているとする
(図1の実線)。ゴルフボールGをゴルフクラブで転が
してセット穴8aに置くと、検知装置13がそれを検知
して信号を制御装置17に送り、制御装置17はその信
号に基づいてモータ12を作動させ、プーリー12aを
回転させる。このプーリー12aの回転によりベルト7
が巻き取られ、ティーリフター4はティー3の頂点にゴ
ルフボールGを載せて上昇する。プーリー12aが回転
し、該プーリー12aに取り付けられた検知用のロッド
12bが検知装置15のスイッチに接触すると、制御装
置17はその信号に基づいてモータ12を停止させる。
このとき、ティーリフター4はちょうど上昇位置(図1
の仮想線)に到達し、ティーアップしている。
【0012】続いて、ゴルファーがティー3上のゴルフ
ボールGを打ち、ティー3上にゴルフボールGがなくな
ると、検知装置14がそれを検知して信号を制御装置1
7に送り、制御装置17はその信号に基づいてモータ1
2を作動させ、プーリー12aを先ほどとは逆に回転さ
せる。このプーリー12aの回転によりベルト7が巻き
戻され、ティーリフター4は自重により降下する。プー
リー12aに取り付けられたロッド12bが検知装置1
6のスイッチに接触すると、制御装置17はその信号に
基づいてモータ12を停止させる。このとき、ティーリ
フター4はちょうど下降位置(図1の実線)に到達し、
次のティーアップに備える。
【0013】上記ティーアップ装置では、モータや制御
装置、その他の精密電気部品などを地下ボックス外の適
所(例えば地上の乾燥した箇所)に設置し、モータの動
力はベルトにより地下ボックス内に伝達するようになっ
ているので、仮に地下ボックス内に浸水したり、湿気が
充満していても、地下ボックス内には故障しやすい精密
な電気部品等や複雑な機構がなく、また、ティーリフタ
ー4やガイド部材2、ガイドローラ1bなど、地下ボッ
クス内の機構も例えばステンレス鋼で製作しておけば、
これらに腐食、錆等が発生することもない。そのためテ
ィーアップ装置全体が耐久性に優れ、メンテナンスも容
易である。
【0014】さらに、ティーリフター4の上昇時のみモ
ータの動力を用い、下降は自重で行われるようにしたの
で、動力の伝達形態が引張のみでよく、また地下ボック
ス内の構造が簡素化される。そして、モータの動力を伝
達する連続体として柔軟なベルトを用いたので、地下ボ
ックス内から外に出るところ(ガイドローラ1bのとこ
ろ)で小さい曲率で曲げることができ、ここで余分なス
ペースを必要とせず、全体の施工スペースを小さくする
ことができる。また、モータと地下ボックスの間の動力
伝達経路も自由に選択できる。ベルトの材質としては、
布をゴムでパッキングしたコンベアベルトと同様の材質
のものが使用できる。なお、上記ティーアップ装置では
ベルトを突起5cに取り付けたが、ティーリフターの側
壁でなく上壁5aの適所に取り付けることもできる。ま
た、動力を伝達する連続体としてチェーンやワイヤを使
用することも可能である。
【0015】また、上記ティーアップ装置では、ガイド
部材を円筒状とし、その内壁面をガイド面としてティー
リフターが昇降するようにしたので、ガイド部材+ティ
ーリフターの設置面積を小さくでき、かつ構造的にも簡
単となる。なお、従来のガイド部材は、前記公報にも記
載されているように、ほとんどがティーリフターの昇降
ガイドを左右一対のガイドロッドにより行っているが、
そのため左右の幅が大きくなり、設置面積を本発明のも
のに比べて小さくするのが難しく、構造的にも複雑とな
る。
【0016】図4及び図5に示すティーアップ装置で
は、ティーリフター24を構成する筒部材25の外形が
多角形状で、かつその上壁25aの上面が傾斜している
(外周に向かって下がっている)点で、図1及び図2に
記載されたティーアップ装置と異なる。筒部材25の内
部は円形で雌ねじが形成され、栓部材26が螺合してテ
ィー3の底部フランジを挟持している。このようにティ
ーリフター(筒部材)の外形を多角形状としたことによ
り、ガイド部材の内面との間に隙間27が形成され、そ
こからごみが落下するようになるため、ティーリフター
とガイド部材の間にごみがつまって、ティーリフターの
昇降が妨害されるということが少なくなる。また、ティ
ーリフターの上面が傾斜しているため、ごみがティーリ
フターの上面に溜りにくく、それが上記の隙間を通って
落下する。さらに、円筒状のガイド部材の内面との接触
が点接触となるため、接触面にごみ等の付着が少なく、
ティーリフターのスムースな昇降が妨害されないという
利点がある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、水気や湿気の多い地下
ボックスから動力源や精密電気部品等を隔離し、地下ボ
ックス内は単純な機構としたので、故障が少なく耐久性
に優れ、かつメンテナンス性にも優れた低コストのティ
ーアップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るティーアップ装置の地下構造を
示す断面図である。
【図2】 グリーンマットを除いたときの平面図であ
る。
【図3】 本発明に係るティーアップ装置の全体模式図
である。
【図4】 本発明に係る別のティーアップ装置の地下構
造を示す断面図である。
【図5】 その平面図である。
【符号の説明】
1 地下ボックス 2 ガイド部材 3 ティー 4、24 ティーリフター 7 ベルト 8a ゴルフボールのセット穴 12 モータ 13〜16 検知装置 17 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下ボックス内でガイド部材に沿って昇
    降自在とされたティーリフターと、該ティーリフターの
    昇降に伴ってグリーンマットの上側及び下側に昇降する
    ティーと、前記地下ボックス外に設置された昇降のため
    の動力装置と、該動力装置と前記ティーリフターを接続
    して動力を伝達する連続体を備え、該連続体はティーリ
    フターから地下ボックス内上部を経由して動力装置に接
    続していることを特徴とするゴルフボールのティーアッ
    プ装置。
  2. 【請求項2】 ティーリフターはその自重により下降す
    ることを特徴とする請求項1に記載されたゴルフボール
    のティーアップ装置。
  3. 【請求項3】 上記連続体が柔軟なベルトであることを
    特徴とする請求項2に記載されたゴルフボールのティー
    アップ装置。
  4. 【請求項4】 ガイド部材が筒状をなし、その中をティ
    ーリフターが昇降することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載されたゴルフボールのティーアップ装
    置。
  5. 【請求項5】 ティーが出入りするセット穴上に置かれ
    たボールを検知する検知装置、上昇したティー上のボー
    ルを検知する検知装置、及びその検知信号に基づいて動
    力装置を作動させる制御装置を備えることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載されたゴルフボールのテ
    ィーアップ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100623914B1 (ko) 2005-10-24 2006-09-13 김홍기 골프 티 높이 조절장치
KR200451028Y1 (ko) 2008-08-14 2010-11-18 박상원 골프공 공급 장치
KR20200009981A (ko) * 2018-07-20 2020-01-30 이종찬 골프공 티업장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100623914B1 (ko) 2005-10-24 2006-09-13 김홍기 골프 티 높이 조절장치
KR200451028Y1 (ko) 2008-08-14 2010-11-18 박상원 골프공 공급 장치
KR20200009981A (ko) * 2018-07-20 2020-01-30 이종찬 골프공 티업장치
KR102082432B1 (ko) * 2018-07-20 2020-02-27 이재완 골프공 티업장치

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