JP2000270441A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2000270441A
JP2000270441A JP11069032A JP6903299A JP2000270441A JP 2000270441 A JP2000270441 A JP 2000270441A JP 11069032 A JP11069032 A JP 11069032A JP 6903299 A JP6903299 A JP 6903299A JP 2000270441 A JP2000270441 A JP 2000270441A
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JP
Japan
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ecu
junction box
main body
electric
connection box
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JP11069032A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Saito
友紀貴 齋藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けにおける不良品の低減を図ることが
できる電気接続箱を提供する。 【解決手段】電気接続箱10を構成するJ/Bロアケー
ス13の底板部24の上には、ガイド壁28〜31が突
出形成されている。ガイド壁30,31は、底板部24
の略中間位置に連結板33より連結されて一体に形成さ
れている。ECU40を構成するECUアッパケース4
2の左右両外側面のうち1つの外側面には、2つの棒状
突起42aが設けられている。そして、一体となったE
CU40を、突起42aがガイド壁28とガイド壁29
間に来るようにガイド壁28〜31に沿ってJ/B本体
11の外部電装品収納部25内に嵌合させる。このと
き、ECU40は、貫通孔26を貫通したタブ端子22
群を貫通孔44,43a及びコネクタハウジング48か
ら貫挿するようにJ/B本体11に組み付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装品を収容する
とともに、ECU等の外部電装品を接続できる構造を持
つ電気接続箱及び箱状体の組付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】種々の電装回路や電子部品を納めるとと
もに、ワイヤハーネス等の配線類の接続分岐点として、
電気接続箱が用いられている。
【0003】例えば、自動車の車室内に取付けられた電
気接続箱に、外部電装品を組付けする場合には、外部電
装品は、電気接続箱本体に設けられたガイド壁に案内さ
れて、所定位置まで押し込まれる。所定位置まで外部電
装品が案内されると、電気接続箱本体の係合部に、外部
電装品の係合部が係合する。
【0004】図5は、従来の電気接続箱に外部電装品を
組付ける場合の分解斜視図である。図6は組付け後の係
合構造を説明する要部断面拡大図である。従来の電気接
続箱(例えばジャンクションボックスJ/B)50の電
気接続箱本体(以下J/B本体という)11は、図5及
び図6に示すように、J/Bアッパケース12とJ/B
ロアケース13、及び、該J/Bアッパケース12とJ
/Bロアケース13とにより挟持収納される電装品とし
てのIPバスバー14とから構成されている。
【0005】前記J/Bアッパケース12には、箱状の
収納凹部15が形成されている。その収納凹部15の各
内側面には、6つの係合凹部16が設けられている。各
係合凹部16の先端には、係合突部17が形成されてい
る。また、その収納凹部15の底面には、円筒状の位置
決め案内部20が突出形成されている。
【0006】前記IPバスバー14の基板21には、図
5に示すように、複数本のタブ端子22よりなるタブ端
子22群が3列固着されている。各タブ端子22又は各
タブ端子22群同士間は図示しない電気回路より接続さ
れている。また、基板21の所定位置には、前記J/B
アッパケース12の位置決め案内部20と対応する位置
に貫通孔23が設けられている。
【0007】前記J/Bロアケース13の底板部24の
上面には、図5に示すように、外部電装品収納部25
と、前記タブ端子22群を貫挿する貫通孔26と5個の
コネクタハウジング27が設けられている。外部電装品
収納部25は、前記底板部24の上に突出形成されたガ
イド壁28,29,30,31より構成されている。前
記貫通孔26の近傍には、前記位置決め案内部20を貫
挿する案内孔32が設けられている。前記ガイド壁2
8,29は、それぞれ底板部24の両角部に形成されて
いる。前記ガイド壁30,31は、底板部24の略中間
位置に連結板33より連結されて一体に形成されてい
る。ガイド壁28とガイド壁31との間及びガイド壁2
9とガイド壁30との間には、それぞれ2つのJ/B側
係合連結部34が底板部24の上面から突出形成されて
いる。そのJ/B側係合連結部34の先端には、係合突
部34aが形成されている。また、底板部24の前後側
面には、それぞれ2つの係合突部35が形成され、底板
部24の左右両側面には、それぞれ1つの同じく係合突
部35が形成されている。
【0008】そして、前記位置決め案内部20を貫通孔
23及び案内孔32に貫挿案内するとともに、各タブ端
子22群を貫通孔26及びコネクタハウジング27に貫
挿しながら、各J/Bロアケース13の各係合突部35
をJ/Bアッパケース12の各係合凹部16に係合させ
る。すると、J/B本体11は、各係合突部35が各係
合突部17により引っかかってIPバスバー14がJ/
Bアッパケース12とJ/Bロアケース13より挟持さ
れるように一体に組み付けられる。
【0009】外部電装品としてのECU40は、図5に
示すように、ECUロアケース41とECUアッパケー
ス42、及び、該ECUロアケース41とECUアッパ
ケース42とにより挟持収納されるプリント基板43と
から構成されている。ECUロアケース41とECUア
ッパケース42は、前記J/Bロアケース13に形成さ
れた外部電装品収納部25より収納可能な形状及びサイ
ズにて形成されている。
【0010】前記ECUロアケース41の底面には、前
記貫通孔26と対応してコネクタ挿入孔としての貫通孔
44が設けられている。該ECUロアケース41の前後
両外側面には、係合凹部45が形成されている。
【0011】また、ECUアッパケース42の前後両外
側面には、前記J/Bアッパケース12に設けられたJ
/B側係合連結部34と対応して係合凹部46aを有す
るECU側係合連結部46がそれぞれ2つ設けられてい
る。ECUアッパケース42の前後両内側面には、図6
に示すように、前記ECUロアケース41の係合凹部4
5と対応して係合突部47が形成されている。
【0012】前記プリント基板43には、前記貫通孔2
6及び貫通孔44と対応して貫通孔43aが設けられて
いる。その貫通孔43aの長手方向における両側近傍に
は、螺孔43bが設けられている。そして、プリント基
板43の上面には、貫通孔43aに対応してコネクタハ
ウジング48がボルト49にて固着されている。
【0013】そして、貫通孔43aが貫通孔44の上に
来るようにプリント基板43をECUロアケース41内
に配置収納してから、ECUロアケース41をECUア
ッパケース42にてカバーする。そして、図6に示すよ
うに、ECUアッパケース42に設けられた係合突部4
7をECUロアケース41に設けられた係合凹部45に
係合することによってECU40はプリント基板43が
ECUロアケース41とECUアッパケース42とによ
り挟持収容されるように一体に組み付けられる。
【0014】そして、一体となったECU40を、前記
貫通孔26を貫挿したタブ端子22群を前記貫通孔4
4,43a及びコネクタハウジング48から貫挿するよ
うに前記ガイド壁28〜31に沿って電気接続箱本体1
1の外部電装品収納部25内に嵌合させる。このとき、
図6に示すように、ECU40は、ECU側係合連結部
46の係合凹部46aをJ/B側係合連結部34の係合
突部34aと係合することによって電気接続箱本体11
に組み付けられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したE
CU40の外郭が左右対称且つ前後対称に形成されてい
るため、ECU40を電気接続箱本体11に嵌合させて
組み付けるとき、タブ端子22群を貫通孔44から貫挿
するように貫通孔44の位置を確認しながら組み付ける
作業を行う必要がある。これは、電気接続箱50の組み
付ける作業の高効率化を図る上の問題点となった。
【0016】一方、ECU40を電気接続箱本体11に
嵌合させる際、確認などの誤りによってECU40を反
転(180度回転)方向にて電気接続箱本体11に組み
付けると、前記ECU40を構成するECUロアケース
41の底面は、前記貫通孔26を貫通し電気接続箱本体
11を構成するJ/Bロアケース13の底板部24から
露出したタブ端子22群を湾曲変形させ、タブ端子22
群は潰され破損してしまうおそれがあった。これは、電
気接続箱50の組み付ける不良品の低減を図る上の問題
点となった。
【0017】本発明は、上記のような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、組み付けにおける不良品の低減を図るこ
とができる電気接続箱を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電気接続箱本体と、そ
の電気接続箱本体に設けたガイド壁に沿って嵌合して組
み付けられる外部電装品とを備えた電気接続箱におい
て、前記電気接続箱本体に上方へ延出するように第1の
嵌合規制部を設け、前記外部電装品に側方へ突出するよ
うに第2の嵌合規制部を設け、その第2の嵌合規制部が
第1の嵌合規制部を避けるように外部電装品を電気接続
箱本体に組み付けたことを要旨とする。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、前記電気接続箱本体に外部電装
品と接続する電装品のタブ端子を設け、前記外部電装品
に該電装品のタブ端子と接続するコネクタ挿入孔を設け
たことを要旨とする。
【0020】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
電気接続箱本体に設けた第1の嵌合規制部と外部電装品
に設けた第2の嵌合規制部を目印とすることだけで外部
電装品を迅速且つ確実に電気接続箱本体に嵌合して組み
付けることができることから、電気接続箱の組み付ける
作業の高効率化を図ることができる。
【0021】一方、万が一誤って外部電装品を、第2の
嵌合規制部が第1の嵌合規制部と当接するように電気接
続箱本体に嵌合させようとするとき、第2の嵌合規制部
が第1の嵌合規制部と当接することによって外部電装品
はそれ以上電気接続箱本体内に嵌入されないようにな
る。従って、組付けの方向の間違いによる外部電装品と
電気接続箱本体間の電気部品の変形又は破損が未然に防
止される。その結果、電気接続箱の組み付ける作業にお
ける不良品の低減を図ることができる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、外部電装品に設けたコネ
クタ挿入孔を、確実に電気接続箱本体に設けた電装品の
タブ端子より貫挿することができる。万が一誤って外部
電装品に設けたコネクタ挿入孔を電気接続箱本体に設け
た電装品のタブ端子と対応しないよう外部電装品を、電
気接続箱本体に嵌合させようとするとき、第2の嵌合規
制部が第1の嵌合規制部と当接することによって外部電
装品はそれ以上電気接続箱本体内に嵌入されないように
なる。従って、電装品のタブ端子は外部電装品の底面で
押し付けられて変形又は破損することが未然に防止され
る。その結果、電気接続箱の組み付ける作業における不
良品の低減を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一の実
施形態を図1に従って説明する。なお、本実施形態は、
図5で示した従来の電気接続箱50に具体化した。そし
て、本実施形態は、前記したJ/B本体11のJ/Bロ
アケース13とECU40のECUアッパケース42に
特徴があり、従来とその構成が相違している。従って、
説明の便宜上、相違する部分について説明し、同じ構成
の部分は同じ符号を付して説明を省略する。
【0024】本実施形態の電気接続箱10を構成するE
CU40のECUアッパケース42は、その左右両外側
面のうち1つの外側面(例えば、図1に示すように右外
側面)に第2の嵌合規制部としての2つの棒状突起42
aが設けられている。
【0025】そして、貫通孔43aが貫通孔44の上に
来るようにプリント基板43をECUロアケース41内
に配置収納してから、突起42aを貫通孔43aと反対
側に位置するようにECUアッパケース42をECUロ
アケース41にてカバーすることによってECU40は
一体に組み付けられる。
【0026】次に、一体となったECU40を、前記突
起42aがガイド壁28とガイド壁29間に来るように
ガイド壁28〜31に沿ってJ/B本体11の外部電装
品収納部25内に嵌合させる。すると、J/Bロアケー
ス13の底板部24から露出したタブ端子22群が前記
貫通孔44,43a及びコネクタハウジング48を貫挿
するように、ECU40はJ/B本体11に組み付けら
れる。
【0027】一方、J/Bロアケース13のガイド壁3
0とガイド壁31との間に設けた第1の嵌合規制部とし
ての連結板33は、所定高さにて形成されている。その
高さは、万が一誤って、突起42aがJ/B本体11側
のガイド壁30とガイド壁31間に来るようにECU4
0をJ/B本体11に嵌合させようとしたとき、突起4
2aが連結板33に当接しECUロアケース41の底面
がJ/Bロアケース13の底板部24から露出したタブ
端子22群と接触しない高さに設定されている。
【0028】次に、本実施形態の電気接続箱10の特徴
を記載する。 (1)本実施形態では、ECUアッパケース42の左右
両外側面のうち1つの外側面(例えば、図1に示すよう
に右外側面)には、2つの棒状突起42aが設けられて
いる。突起42aを貫通孔43aと反対側に位置するよ
うにECUアッパケース42をECUロアケース41に
てカバーすることによってECU40は一体に組み付け
られる。
【0029】従って、一体となったECU40をJ/B
本体11に組み付けるとき、突起42aがJ/B本体1
1側のガイド壁28とガイド壁29間に来るようにガイ
ド壁28〜31に沿ってJ/B本体11の外部電装品収
納部25内に嵌合させれば、ECU40は、前記貫通孔
26を貫通したタブ端子22群を前記貫通孔44,43
a及びコネクタハウジング48から貫挿するようにJ/
B本体11に組み付けることができる。
【0030】その結果、ECU40の外郭における突起
42aを目印とすることだけでECU40を迅速且つ確
実にJ/B本体11に組み付けることができることか
ら、電気接続箱10の組み付ける作業の高効率化を図る
ことができる。
【0031】一方、J/Bロアケース13のガイド壁3
0とガイド壁31との間に設けた第1の嵌合規制部とし
ての連結板33は、所定高さにて形成されている。その
高さは、万が一誤って、突起42aがJ/B本体11側
のガイド壁30とガイド壁31間に来るようにECU4
0をJ/B本体11に嵌合させたとき、突起42aが連
結板33に当接しECUロアケース41の底面がJ/B
ロアケース13の底板部24から露出したタブ端子22
群と接触しない高さに設定されている。
【0032】従って、万が一誤って突起42aがJ/B
本体11側のガイド壁30とガイド壁31間に来るよう
につまり反転(180度回転)してECU40をJ/B
本体11に嵌合させようとしても、タブ端子22はEC
U40の底面で押し付けられて変形又は破損することが
未然に防止される。その結果、電気接続箱10の組み付
ける作業における不良品の低減を図ることができる。
【0033】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態のJ/B本体11とECU40との係合
連結構造を次のように変更してもよい。同様の部分につ
いて同じの符号を付して異なる部分について詳述する
と、図2に示すように、J/Bアッパケース12の収納
凹部15の長手方向の両外側面には、上方へ延出したJ
/B側係合連結部18がそれぞれ2つ設けられている。
各J/B側係合連結部18の先端には、係合突部19が
形成されている。上記実施形態においてガイド壁28と
ガイド壁31との間及びガイド壁29とガイド壁30と
の間に突出形成されたJ/B側係合連結部34をなくす
ようにしている。
【0034】この場合、一体となったECU40を、前
記突起42aがガイド壁28とガイド壁29間に来るよ
うにガイド壁28〜31に沿ってJ/B本体11の外部
電装品収納部25内に嵌合させる。このとき、ECU4
0は、前記貫通孔26を貫通したタブ端子22群を前記
貫通孔44,43a及びコネクタハウジング48から貫
挿するとともに、ECU側係合連結部46の係合凹部4
6aをJ/B側係合連結部18の係合突部19と係合す
ることによってJ/B本体11に組み付けられる。
【0035】従って、上記実施形態の特徴(1)に記載
の効果を得ることができるとともに、ECU40は直接
にJ/Bアッパケース12と係合することから、電気接
続箱10のガタツキを低減することができる。
【0036】○上記実施形態のJ/B本体11とECU
40との係合連結構造を次のように変更してもよい。同
様の部分について同じの符号を付して説明を省略し異な
る部分について詳述すると、図3に示すように、ECU
アッパケース42の前後両側面には、上記したECU側
係合連結部46の替わりに係合突部46bがそれぞれ2
つ設けられている。
【0037】一方、J/Bアッパケース12の長手方向
両外側面の所定位置には、第1の嵌合規制部を兼ねるJ
/B側係合連結部18aがそれぞれ2つ上方に延出して
設けられている。そのJ/B側係合連結部18aは、横
断面コ字状に形成され、同一側面にある両J/B側係合
連結部18aの中心線間距離t2は前記ECU40の両
突起42aの中心軸線間距離t1とほぼ一致するように
設定されている。J/B側係合連結部18aは、所定高
さにて形成されている。その高さは、万が一誤って、突
起42aがJ/B本体11側のガイド壁28とガイド壁
31間又はガイド壁29とガイド壁30間に来るように
ECU40をJ/B本体11に嵌合させようとすると
き、突起42aがJ/B側係合連結部18aと当接して
ECUロアケース41の底面がJ/Bロアケース13の
底板部24から露出したタブ端子22群と接触しないよ
うに設定されている。また、J/B側係合連結部18a
の高さ方向略中間位置には係合突部18cが形成されて
いる。
【0038】この場合、上記実施形態の特徴(1)に記
載の効果を得ることができるとともに、万が一誤って、
突起42aがJ/B本体11側のガイド壁28とガイド
壁31間又はガイド壁29とガイド壁30間に来るよう
につまり90度回転してECU40をJ/B本体11に
嵌合させようとしても、タブ端子22はECU40の底
面で押し付けられて変形又は破損することが未然に防止
される。その結果、電気接続箱10の組み付ける作業に
おける不良品の低減を図ることができる。
【0039】○上記実施形態のJ/B本体11とECU
40とを次のように変更してもよい。同様の部分につい
て同じの符号を付して異なる部分について詳述すると、
図4に示すように、J/Bアッパケース12の長手方向
両外側面の所定位置には、J/B側係合連結部18aが
それぞれ2つ上方に延出して設けられている。そのJ/
B側係合連結部18aは、横断面コ字状に形成され、J
/B側係合連結部18aの先端には、係合突部18bが
形成されている。また、連結板33に近い側の両J/B
側係合連結部18aとガイド壁30,31との間には、
第1の嵌合規制部としての規制板30a,31aがそれ
ぞれ設けられている。規制板30aとガイド壁30間に
は、ガイド溝30bが形成され、規制板31aとガイド
壁31間には、ガイド溝31bが形成されている。
【0040】一方、ECUアッパケース42の前後両側
面には、上記実施形態のECU側係合連結部46の替わ
りに前記J/B側係合連結部18aと対応する位置に係
合突部46bがそれぞれ2つ設けられているとともに、
第2の嵌合規制部としての突起46cがそれぞれ2つ設
けられている。その突起46cはECUアッパケース4
2の左右両外側面に対して非対称に形成されている。E
CU40内のコネクタハウジング48に近い側の突起4
6cは、ECU40をJ/B本体11に組み付けた際、
前記ガイド溝30b,31b内に嵌入できる位置に形成
されている。また、ECUアッパケース42の右外側面
の下端には、第2の嵌合規制部としての突起46cが1
つ設けられている。
【0041】この場合、上記実施形態の特徴(1)に記
載の効果を得ることができるとともに、万が一誤って、
ECUアッパケース42の右外側面に設けられた突起4
6cがJ/B本体11側のガイド壁30とガイド壁31
間に来るようにつまり反転(180度回転)してECU
40をJ/B本体11に嵌合させようとしても、ECU
40は、ECUアッパケース42の右外側面に設けられ
た突起46cが連結板33より規制されるとともに、E
CUアッパケース42の左右両外側面に設けられたコネ
クタハウジング48に遠い側の突起46cが前記規制板
30a,31aより規制されることによってそれ以上
に、J/B本体11内に嵌合することができなくなる。
【0042】従って、タブ端子22はECU40の底面
で押し付けられて変形又は破損することが未然に防止さ
れる。その結果、電気接続箱10の組み付ける作業にお
ける不良品の低減を図ることができる。
【0043】○上記実施形態及び別例のECU40を構
成するECUロアケース41を省略して実施してもよ
い。この場合、プリント基板43をECUアッパケース
42内にビス等にて固着すれば、上記実施形態と同様な
効果を得ることができるとともに、電気接続箱の部品点
数及び製造工数の低減を図ることができる。
【0044】○上記実施形態では、突起42aを1つに
してもよい。また、突起42aを棒状以外の形状にて実
施してもよい。更に、突起42aの長さが特に限定され
ず、電気接続箱10の組み付け又は他部材への取付に支
障のない長さにて形成すればよい。これらの場合、上記
実施形態の特徴(1)に記載の効果を得ることができ
る。
【0045】○上記実施形態では、ECUアッパケース
42に設けられた突起42aの位置が限定されなかった
が、突起42aをなるべくECU40の底面に近い位置
に来るようにECUアッパケース42に設けた方がよ
い。また、突起42aをECUロアケース41に設けて
実施してもよい。これらの場合、上記実施形態の特徴
(1)に記載の効果を得ることができるとともに、連結
板33をより低く設けることができるので、電気接続箱
10の製造における材料の節約を図ることができる。
【0046】○上記実施形態では、次のように実施して
もよい。詳述すると、ガイド壁30とガイド壁31を連
結する連結板33を省略して、その連結板33をガイド
壁28とガイド壁29の間に形成させる。そして、貫通
孔43aが貫通孔44の上に来るようにプリント基板4
3をECUロアケース41内に配置収納してから、突起
42aを貫通孔43a側に位置するようにECUアッパ
ケース42をECUロアケース41にてカバーすること
によって、ECU40はプリント基板43がECUロア
ケース41とECUアッパケース42とにより挟持収容
されるように一体に組み付けられる。
【0047】そして、一体となったECU40を、前記
突起42aがガイド壁30とガイド壁31間に来るよう
にガイド壁28〜31に沿ってJ/B本体11の外部電
装品収納部25内に嵌合させる。この場合、上記実施形
態の特徴(1)に記載の効果を得ることができる。
【0048】○上記実施形態では、外部電装品をECU
にて実施したが、外部電装品をECU以外のものにて実
施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)に
記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0049】○上記実施形態では、本発明をジャンクシ
ョンボックスJ/Bに具体化して実施したが、本発明を
ジャンクションボックスJ/B以外の電気接続箱に具体
化して実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴
(1)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0050】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項2に記載の電気接続箱において、前記第1
の嵌合規制部は、所定高さにて形成され、その高さは、
第2の嵌合規制部が第1の嵌合規制部に当接した時外部
電装品の底面が電気接続箱本体から露出したタブ端子と
接触しない高さに設定されていることを特徴とする電気
接続箱。
【0051】従って、電気接続箱の組み付ける作業にお
ける不良品の低減を図ることができる。 (2)請求項1又は2に記載の電気接続箱において、前
記第2の嵌合規制部は、外部電装品の底面に最も近い位
置に設けられていることを特徴とする電気接続箱。
【0052】従って、請求項1又は2に記載の電気接続
箱の効果に加えて、電気接続箱の製造における材料の節
約を図ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2に
記載の発明によれば、電気接続箱の組み付ける作業にお
ける不良品の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電気接続箱の組み付け分解斜視
図。
【図2】別例の電気接続箱の組み付け分解斜視図。
【図3】別例の電気接続箱の組み付け分解斜視図。
【図4】別例の電気接続箱の組み付け分解斜視図。
【図5】従来技術の電気接続箱の組み付け分解斜視図。
【図6】従来技術の組み付け後の電気接続箱の要部断面
拡大図。
【符号の説明】
10…電気接続箱としてのジャンクションボックスJ/
B、11…電気接続箱本体としてのJ/B本体、14…
電装品としてのIPバスバー、18a…J/B側係合連
結部、22…タブ端子、28〜31…ガイド壁、30
a,31a…第1の嵌合規制部としての規制板、33…
第1の嵌合規制部としての連結板、40…外部電装品と
してのECU、42a,46c…第2の嵌合規制部とし
ての突起、44…コネクタ挿入孔としての貫通孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱本体と、その電気接続箱本体
    に設けたガイド壁に沿って嵌合して組み付けられる外部
    電装品とを備えた電気接続箱において、 前記電気接続箱本体に上方へ延出するように第1の嵌合
    規制部を設け、前記外部電装品に側方へ突出するように
    第2の嵌合規制部を設け、その第2の嵌合規制部が第1
    の嵌合規制部を避けるように外部電装品を電気接続箱本
    体に組み付けたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱において、 前記電気接続箱本体に外部電装品と接続する電装品のタ
    ブ端子を設け、前記外部電装品に該電装品のタブ端子と
    接続するコネクタ挿入孔を設けたことを特徴とする電気
    接続箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004066852A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車両用ユニットの取付構造
JP2008099392A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Yazaki Corp 電気接続箱
WO2009075298A1 (ja) * 2007-12-12 2009-06-18 The Furukawa Electric Co., Ltd. 車両搭載用電気接続箱並びに車両搭載用電気接続箱における電気接続箱ユニットと電子制御ユニットとの接続構造
CN106028733A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 丰田自动车株式会社 电路基板相对于壳体的姿势维持构造

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