JP2000270283A - 画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理方法

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JP2000270283A
JP2000270283A JP11071104A JP7110499A JP2000270283A JP 2000270283 A JP2000270283 A JP 2000270283A JP 11071104 A JP11071104 A JP 11071104A JP 7110499 A JP7110499 A JP 7110499A JP 2000270283 A JP2000270283 A JP 2000270283A
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JP11071104A
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Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部ディスプレイに所定の映像信号を出力し
た際の視野率に対して、画像表示部に同じ映像信号を出
力した際の視野率を同等にすると共に、安価で簡素な回
路構成とすること。 【解決手段】 画像表示装置の外部モニターディスプレ
イに所定の画像出力方式の映像信号を出力した際の表示
視野率が最適な値(最大)となるように、記憶手段から
の画像読み出しに関する設定をした状態で、画像処理装
置100の画像表示部28に同じ画像出力方式の映像信
号を出力した際の表示視野率が、外部モニターディスプ
レイの表示視野率と同等な最適な値(最大)となるよう
に、画像表示部28に対して画像表示に関する設定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
を、撮像,記録,再生,表示することが可能な画像処理
システムおよび画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生、
表示する電子カメラ等の画像処理装置及び画像処理シス
テムは既に市販されており、カラー液晶パネル等の電子
ファインダーを備える電子カメラを用いた画像処理シス
テムも販売されている。
【0003】また、電子ファインダーを備えると共に、
外部モニターディスプレイに映像信号を出力する機能を
備える画像処理システムも知られている。
【0004】これらの画像処理システムによれば、撮
影、再生した画像をカラー液晶パネル等の電子ファイン
ダーに表示すると共に、外部モニターディスプレイにも
表示して画像の確認をすることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラ等の画像処理装置及び画像処理システムにおいて
は、内蔵するカラー液晶パネル等の電子ファインダー
と、外部モニターディスプレイとの表示可能範囲が異な
る。
【0006】このため、内蔵するカラー液晶パネル等の
電子ファインダーにほぼ100%の視野率を得るように
映像出力信号の水平表示期間及び垂直ライン数を設定す
ると、同じ映像出力信号を供給する外部モニターディス
プレイにおいて、水平表示期間が短く表示垂直ライン数
が少ない、いわゆるアンダースキャン状態の小さい表示
になってしまったり、また、水平表示期間が長く表示垂
直ライン数が多い、いわゆるオーバースキャン状態の大
きい表示になってしまったりするという問題がある。
【0007】逆に、外部モニターディスプレイにほぼ1
00%の視野率を得るように映像出力信号の水平表示期
間及び垂直ライン数を設定すると、同じ映像出力信号を
供給する内蔵するカラー液晶パネル等の電子ファインダ
ーにおいて、水平表示期間が長く表示垂直ライン数が多
い、いわゆるオーバースキャン状態の大きい表示になっ
てしまったり、水平表示期間が短く表示垂直ライン数が
少ない、いわゆるアンダースキャン状態の小さい表示に
なってしまったりするという問題がある。
【0008】さらに、内蔵するカラー液晶パネル等の電
子ファインダーと外部モニターディスプレイとに同じ映
像出力信号を供給するため、水平方向の中央位置が合わ
ないという問題がある。
【0009】また、内蔵するカラー液晶パネル等の電子
ファインダーと外部モニターディスプレイとに個別の映
像出力信号を供給することも考えられるが、この場合、
メモリ制御回路が複雑になると共に、デュアルポートメ
モリ等のメモリを用いた画像メモリを構成する必要があ
り、電子カメラ等の画像処理装置及び画像処理システム
が高価になるという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、外部ディスプレ
イに映像信号を出力した際の視野率と画像表示部に同じ
映像信号を出力した際の視野率とを同等にすることが可
能な、安価で簡素な回路構成とされた画像処理システム
および画像処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理シ
ステムにおいては、第1に、撮像手段と、撮像した画像
を記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出
しを制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像
を表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示し
た画像を出力する画像出力手段とを有する画像処理装置
と、前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入力手
段と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有する
画像表示装置とからなる画像処理システムであって、前
記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表
示手段の表示視野率とは独立した値となるように第1の
表示手段に対して表示方法に関する設定を行うことを特
徴とする。
【0012】第2に、前記第1の表示手段に対して行う
表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドット
クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0013】第3に、前記第1の表示手段は表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを用
いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0014】第4に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0015】ここで、前記第1の表示手段に前記画像出
力方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2
の表示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1
の表示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画
像出力方式に対応して行うことができる。
【0016】また、本発明に係る画像処理装置において
は、第5に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記憶
手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する制
御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示する第1
の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を第2の
表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出力手段
とを有する画像処理装置であって、前記制御手段は、第
1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視野
率とは独立した値となるように第1の表示手段に対して
表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0017】第6に、前記第1の表示手段に対して行う
表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドット
クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0018】第7に、前記第1の表示手段は表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを用
いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0019】第8に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0020】また、本発明に係る表示ユニットにおいて
は、第9に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記憶
手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する制
御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出力手段
とを有する画像処理装置において、前記制御手段が記憶
手段から読み出した画像を表示する表示ユニットであっ
て、前記制御手段によって表示ユニットの表示視野率を
外部の画像表示装置の表示視野率とは独立した値となる
ように表示方法に関する設定が行われることを特徴とす
る。
【0021】第10に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0022】第11に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0023】第12に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0024】また、本発明に係る画像処理システムの制
御方法においては、第13に、撮像手段と、撮像した画
像を記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み
出しを制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画
像を表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示
した画像を出力する画像出力手段とを有する画像処理装
置と、前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入力
手段と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有す
る画像表示装置とからなる画像処理システムであって、
前記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の
表示手段の表示視野率とは独立した値となるように第1
の表示手段に対して表示方法に関する設定を行うことを
特徴とする。
【0025】第14に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0026】第15に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0027】第16に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0028】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法においては、第17に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を
表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した
画像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
画像出力手段とを有する画像処理装置であって、前記制
御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手
段の表示視野率とは独立した値となるように第1の表示
手段に対して表示方法に関する設定を行うことを特徴と
する。
【0029】第18に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0030】第19に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0031】第20に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0032】また、本発明に係る表示ユニットの制御方
法においては、第21に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する
画像出力手段とを有する画像処理装置において、前記制
御手段が記憶手段から読み出した画像を表示する表示ユ
ニットであって、前記制御手段によって表示ユニットの
表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率とは独立
した値となるように表示方法に関する設定が行われるこ
とを特徴とする。
【0033】第22に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0034】第23に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0035】第24に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0036】また、本発明に係る記憶媒体においては、
第25に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記憶手
段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する制御
手段と、記憶手段から読み出した画像を表示する第1の
表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を出力する
画像出力手段とを有する画像処理装置と、前記画像処理
装置の出力画像を入力する画像入力手段と、入力した画
像を表示する第2の表示手段を有する画像表示装置とか
らなる画像処理システムを制御するプログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記制御手段は、第1の表示手段
の表示視野率が第2の表示手段の表示視野率とは独立し
た値となるように第1の表示手段に対して表示方法に関
する設定を行う工程のコードを具備することを特徴とす
る。
【0037】第26に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0038】第27に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0039】第28に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0040】第29に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表
示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画
像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する画
像出力手段とを有する画像処理装置を制御するプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記制御手段は、第1
の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視野率
とは独立した値となるように第1の表示手段に対して表
示方法に関する設定を行う工程のコードを具備すること
を特徴とする。
【0041】第30に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0042】第31に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0043】第32に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0044】第33に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画
像出力手段とを有する画像処理装置において、前記制御
手段が記憶手段から読み出した画像を表示する表示ユニ
ットを制御するプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記制御手段によって表示ユニットの表示視野率を
外部の画像表示装置の表示視野率とは独立した値となる
ように表示方法に関する設定が行われる工程のコードを
具備することを特徴とする。
【0045】第34に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0046】第35に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0047】第36に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0048】また、本発明に係る画像処理システムにお
いては、第37に、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
出力する画像出力手段と、警告手段とを有する画像処理
装置と、前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入
力手段と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有
する画像表示装置とからなる画像処理システムであっ
て、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第
2の表示手段の表示視野率とは独立した値となるように
第1の表示手段に対して表示方法に関する設定を行い、
前記第1の表示手段に対する表示方法に関する設定が失
敗したならば、警告手段により警告を行うことを特徴と
する。
【0049】第38に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0050】第39に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0051】第40に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0052】また、本発明に係る画像処理装置において
は、第41に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記
憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する
制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示する第
1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を第2
の表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出力手
段と、警告手段とを有する画像処理装置であって、前記
制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示
手段の表示視野率とは独立した値となるように第1の表
示手段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1
の表示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したな
らば、警告手段により警告を行うことを特徴とする。
【0053】第42に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0054】第43に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0055】第44に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0056】また、本発明に係る表示ユニットにおいて
は、第45に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記
憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する
制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出力手
段と、警告手段とを有する画像処理装置において、前記
制御手段が記憶手段から読み出した画像を表示する表示
ユニットであって、前記制御手段によって表示ユニット
の表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率とは独
立した値となるように表示方法に関する設定が行われ、
前記表示方法に関する設定が失敗したならば、前記制御
手段に対して警告を通知することを特徴とする。
【0057】第46に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0058】第47に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0059】第48に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0060】また、本発明に係る画像処理システムにお
いては、第49に、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
出力する画像出力手段と、禁止手段とを有する画像処理
装置と、前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入
力手段と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有
する画像表示装置とからなる画像処理システムであっ
て、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第
2の表示手段の表示視野率とは独立した値となるように
第1の表示手段に対して表示方法に関する設定を行い、
前記第1の表示手段に対する表示方法に関する設定が失
敗したならば、禁止手段により第1の表示手段への画像
表示を禁止することを特徴とする。
【0061】第50に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0062】第51に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0063】第52に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0064】また、本発明に係る画像処理装置において
は、第53に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記
憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する
制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示する第
1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を第2
の表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出力手
段と、禁止手段とを有する画像処理装置であって、前記
制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示
手段の表示視野率とは独立した値となるように第1の表
示手段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1
の表示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したな
らば、禁止手段により第1の表示手段への画像表示を禁
止することを特徴とする。
【0065】第54に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0066】第55に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0067】第56に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0068】また、本発明に係る表示ユニットにおいて
は、第57に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記
憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する
制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出力手
段と、禁止手段とを有する画像処理装置において、前記
制御手段が記憶手段から読み出した画像を表示する表示
ユニットであって、前記制御手段によって表示ユニット
の表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率とは独
立した値となるように表示方法に関する設定が行われ、
前記表示方法に関する設定が失敗したならば、禁止手段
により画像表示を禁止されることを特徴とする。
【0069】第58に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0070】第59に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0071】第60に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0072】また、本発明に係る画像処理システムの制
御方法においては、第61に、撮像手段と、撮像した画
像を記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み
出しを制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画
像を表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示
した画像を出力する画像出力手段と、警告手段とを有す
る画像処理装置と、前記画像処理装置の出力画像を入力
する画像入力手段と、入力した画像を表示する第2の表
示手段を有する画像表示装置とからなる画像処理システ
ムであって、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視
野率が第2の表示手段の表示視野率とは独立した値とな
るように第1の表示手段に対して表示方法に関する設定
を行い、前記第1の表示手段に対する表示方法に関する
設定が失敗したならば、警告手段により警告を行うこと
を特徴とする。
【0073】第62に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0074】第63に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0075】第64に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0076】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法においては、第65に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を
表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した
画像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
画像出力手段と、警告手段とを有する画像処理装置であ
って、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が
第2の表示手段の表示視野率とは独立した値となるよう
に第1の表示手段に対して表示方法に関する設定を行
い、前記第1の表示手段に対する表示方法に関する設定
が失敗したならば、警告手段により警告を行うことを特
徴とする。
【0077】第66に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0078】第67に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0079】第68に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0080】また、本発明に係る表示ユニットの制御方
法においては、第69に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する
画像出力手段と、警告手段とを有する画像処理装置にお
いて、前記制御手段が記憶手段から読み出した画像を表
示する表示ユニットであって、前記制御手段によって表
示ユニットの表示視野率を外部の画像表示装置の表示視
野率とは独立した値となるように表示方法に関する設定
が行われ、前記表示方法に関する設定が失敗したなら
ば、前記制御手段に対して警告を通知することを特徴と
する。
【0081】第70に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0082】第71に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0083】第72に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0084】また、本発明に係る画像処理システムの制
御方法においては、第73に、撮像手段と、撮像した画
像を記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み
出しを制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画
像を表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示
した画像を出力する画像出力手段と、禁止手段とを有す
る画像処理装置と、前記画像処理装置の出力画像を入力
する画像入力手段と、入力した画像を表示する第2の表
示手段を有する画像表示装置とからなる画像処理システ
ムであって、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視
野率が第2の表示手段の表示視野率とは独立した値とな
るように第1の表示手段に対して表示方法に関する設定
を行い、前記第1の表示手段に対する表示方法に関する
設定が失敗したならば、禁止手段により第1の表示手段
への画像表示を禁止することを特徴とする。
【0085】第74に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0086】第75に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0087】第76に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0088】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法においては、第77に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を
表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した
画像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
画像出力手段と、禁止手段とを有する画像処理装置であ
って、前記制御手段は、第1の表示手段の表示視野率が
第2の表示手段とは独立した値になるように第1の表示
手段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1の
表示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したなら
ば、禁止手段により第1の表示手段への画像表示を禁止
することを特徴とする。
【0089】第78に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0090】第79に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0091】第80に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0092】また、本発明に係る表示ユニット制御方法
においては、第81に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画
像出力手段と、禁止手段とを有する画像処理装置におい
て、前記制御手段が記憶手段から読み出した画像を表示
する表示ユニットであって、前記制御手段によって表示
ユニットの表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野
率とは独立した値となるように表示方法に関する設定が
行われ、前記表示方法に関する設定が失敗したならば、
禁止手段により画像表示を禁止されることを特徴とす
る。
【0093】第82に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0094】第83に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0095】第84に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0096】また、本発明に係る記憶媒体においては、
第85に、撮像手段と、撮像した画像を記憶する記憶手
段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御する制御
手段と、記憶手段から読み出した画像を表示する第1の
表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を出力する
画像出力手段と、警告手段とを有する画像処理装置と、
前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入力手段
と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有する画
像表示装置とからなる画像処理システムを制御するプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、前記制御手段は、
第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視
野率とは独立した値となるように第1の表示手段に対し
て表示方法に関する設定を行い、前記第1の表示手段に
対する表示方法に関する設定が失敗したならば、警告手
段により警告を行う工程のコードを具備することを特徴
とする。
【0097】第86に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0098】第87に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0099】第88に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0100】第89に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表
示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画
像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する画
像出力手段と、警告手段とを有する画像処理装置を制御
するプログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御
手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段
の表示視野率とは独立した値となるように第1の表示手
段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1の表
示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したなら
ば、警告手段により警告を行う工程のコードを具備する
ことを特徴とする。
【0101】第90に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0102】第91に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0103】第92に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0104】第93に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画
像出力手段と、警告手段とを有する画像処理装置におい
て、前記制御手段が記憶手段から読み出した画像を表示
する表示ユニットを制御するプログラムを格納した記憶
媒体であって、前記制御手段によって表示ユニットの表
示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率とは独立し
た値となるように表示方法に関する設定が行われ、前記
表示方法に関する設定が失敗したならば、前記制御手段
に対して警告を通知する工程のコードを具備することを
特徴とする。
【0105】第94に、前記表示方法に関する設定が、
表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定であることを特徴とする。
【0106】第95に、前記表示ユニットは表示方法に
関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを備
え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴と
する。
【0107】第96に、前記単数或いは複数のレジスタ
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに
関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに
関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジス
タであることを特徴とする。
【0108】第97に、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表
示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画
像を出力する画像出力手段と、禁止手段とを有する画像
処理装置と、前記画像処理装置の出力画像を入力する画
像入力手段と、入力した画像を表示する第2の表示手段
を有する画像表示装置とからなる画像処理システムを制
御するプログラムを格納した記憶媒体であって、前記制
御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手
段の表示視野率とは独立した値となるように第1の表示
手段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1の
表示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したなら
ば、禁止手段により第1の表示手段への画像表示を禁止
する工程のコードを具備することを特徴とする。
【0109】第98に、前記第1の表示手段に対して行
う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ドッ
トクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位
置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関す
る設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とす
る。
【0110】第99に、前記第1の表示手段は表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタを
用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とする。
【0111】第100に、前記単数或いは複数のレジス
タが、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関
する設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わ
せに関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引
きに関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレ
ジスタであることを特徴とする。
【0112】第101に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を
表示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した
画像を第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
画像出力手段と、禁止手段とを有する画像処理装置を制
御するプログラムを格納した記憶媒体であって、前記制
御手段は、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手
段の表示視野率とは独立した値となるように第1の表示
手段に対して表示方法に関する設定を行い、前記第1の
表示手段に対する表示方法に関する設定が失敗したなら
ば、禁止手段により第1の表示手段への画像表示を禁止
する工程のコードを具備することを特徴とする。
【0113】第102に、前記第1の表示手段に対して
行う表示方法に関する設定が、第1の表示手段の水平ド
ットクロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央
位置合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関
する設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴と
する。
【0114】第103に、前記第1の表示手段は表示方
法に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタ
を備え、前記制御手段は前記単数或いは複数のレジスタ
を用いて表示方法に関する設定を行うことを特徴とす
る。
【0115】第104に、前記単数或いは複数のレジス
タが、第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関
する設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わ
せに関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引
きに関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレ
ジスタであることを特徴とする。
【0116】第105に、撮像手段と、撮像した画像を
記憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出し
を制御する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する
画像出力手段と、禁止手段とを有する画像処理装置にお
いて、前記制御手段が記憶手段から読み出した画像を表
示する表示ユニットを制御するプログラムを格納した記
憶媒体であって、前記制御手段によって表示ユニットの
表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率とは独立
した値となるように表示方法に関する設定が行われ、前
記表示方法に関する設定が失敗したならば、禁止手段に
より画像表示を禁止される工程のコードを具備すること
を特徴とする。
【0117】第106に、前記表示方法に関する設定
が、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する
設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
の設定であることを特徴とする。
【0118】第107に、前記表示ユニットは表示方法
に関する設定を行うための単数或いは複数のレジスタを
備え、前記制御手段により前記単数或いは複数のレジス
タを用いて表示方法に関する設定を行われることを特徴
とする。
【0119】第108に、前記単数或いは複数のレジス
タが、表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関す
る設定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせ
に関する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引き
に関する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジ
スタであることを特徴とする。
【0120】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0121】[概要]まず、本発明の概要について説明
する。
【0122】本発明は、撮像手段と、撮像した画像を記
憶する記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを
制御する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表
示する第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画
像を出力する画像出力手段とを有する画像処理装置と、
前記画像処理装置の出力画像を入力する画像入力手段
と、入力した画像を表示する第2の表示手段を有する画
像表示装置とからなる画像処理システムであって、前記
制御手段は、第2の表示手段の表示視野率が「最適」、
すなわちここでは最大(以下、同様な意味とする)、に
なるように前記記憶手段からの画像読み出し方法を設定
した状態で、第1の表示手段の表示視野率が「最適」、
すなわちここでは第2の表示手段の表示視野率と同等な
最大(以下、同様な意味とする)、になるように第1の
表示手段に対して表示方法に関する設定を行う。
【0123】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置であって、前記制御手段
は、第2の表示手段の表示視野率が最大になるように前
記記憶手段からの画像読み出し方法を設定した状態で、
第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視
野率と同等な最大になるように第1の表示手段に対して
表示方法に関する設定を行う。
【0124】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置において、前記制御手段
が記憶手段から読み出した画像を表示する表示ユニット
であって、前記制御手段によって外部の画像表示装置の
表示視野率が最大になるように前記記憶手段からの画像
読み出し方法が設定された状態で、前記制御手段によっ
て表示ユニットの表示視野率を外部の画像表示装置の表
示視野率に合わせるように表示方法に関する設定を行
う。
【0125】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
出力する画像出力手段とを有する画像処理装置と、前記
画像処理装置の出力画像を入力する画像入力手段と、入
力した画像を表示する第2の表示手段を有する画像表示
装置とからなる画像処理システムであって、前記制御手
段は、第2の表示手段の表示視野率が最大になるように
前記記憶手段からの画像読み出し方法を設定した状態
で、第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表
示視野率と同等な最大になるように第1の表示手段に対
して表示方法に関する設定を行う。
【0126】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置であって、前記制御手段
は、第2の表示手段の表示視野率が最大になるように前
記記憶手段からの画像読み出し方法を設定した状態で、
第1の表示手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視
野率と同等な最大になるように第1の表示手段に対して
表示方法に関する設定を行う。
【0127】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置において、前記制御手段
が記憶手段から読み出した画像を表示する表示ユニット
であって、前記制御手段によって外部の画像表示装置の
表示視野率が最大になるように前記記憶手段からの画像
読み出し方法が設定された状態で、前記制御手段によっ
て表示ユニットの表示視野率を外部の画像表示装置の表
示視野率に合わせるように表示方法に関する設定を行
う。
【0128】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
出力する画像出力手段とを有する画像処理装置と、前記
画像処理装置の出力画像を入力する画像入力手段と、入
力した画像を表示する第2の表示手段を有する画像表示
装置とからなる画像処理システムを制御するプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記制御手段は、第2の
表示手段の表示視野率が最大になるように前記記憶手段
からの画像読み出し方法を設定した状態で、第1の表示
手段の表示視野率が第2の表示手段の表示視野率と同等
な最大になるように第1の表示手段に対して表示方法に
関する設定を行う。
【0129】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、記憶手段から読み出した画像を表示す
る第1の表示手段と、第1の表示手段に表示した画像を
第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置を制御するプログラムを
格納した記憶媒体であって、前記制御手段は、第2の表
示手段の表示視野率が最大になるように前記記憶手段か
らの画像読み出し方法を設定した状態で、第1の表示手
段の表示視野率が第2の表示手段の表示視野率と同等な
最大になるように第1の表示手段に対して表示方法に関
する設定を行う。
【0130】また、撮像手段と、撮像した画像を記憶す
る記憶手段と、撮像した画像の記憶及び読み出しを制御
する制御手段と、外部の画像表示装置に出力する画像出
力手段とを有する画像処理装置において、前記制御手段
が記憶手段から読み出した画像を表示する表示ユニット
を制御するプログラムを格納した記憶媒体であって、前
記制御手段によって外部の画像表示装置の表示視野率が
最大になるように前記記憶手段からの画像読み出し方法
が設定された状態で、前記制御手段によって表示ユニッ
トの表示視野率を外部の画像表示装置の表示視野率に合
わせるように表示方法に関する設定を行う。
【0131】そして、前記表示方法に関する設定が失敗
したならば、警告を通知を行うか、または、第1の表示
手段への画像表示を禁止するようにしてもよい。
【0132】ここで、前記表示方法に関する設定は、第
1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
定としてもよい。
【0133】また、前記表示方法に関する設定を行うた
めの単数或いは複数のレジスタを備え、前記制御手段は
前記単数或いは複数のレジスタを用いて表示方法に関す
る設定を行ってもよい。
【0134】また、前記単数或いは複数のレジスタは、
第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
としてもよい。
【0135】以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0136】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図9に基づいて説明する。
【0137】(システム構成)まず、本システムの全体
構成を、図1〜図3に基づいて説明する。
【0138】図1は、本システムの全体構成を示す。
【0139】100は電子カメラ等の画像処理装置であ
る。
【0140】400はモニターディスプレイ、500は
画像処理装置100のコネクタ132から出力された映
像信号をモニターディスプレイ400に供給するケーブ
ルである。
【0141】図2は、本発明の画像処理装置100の構
成を示す。
【0142】10は撮影レンズ、12は絞り機能を備え
るシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像
素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジ
タル信号に変換するA/D変換器である。
【0143】18は撮像素子14、 A/D変換器1
6、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供
給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22
及びシステム制御回路50により制御される。
【0144】20は画像処理回路であり、 A/D変換
器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0145】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御
部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL
(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理を行っている。
【0146】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得ら
れた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホ
ワイトバランス)処理も行っている。
【0147】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。
【0148】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0149】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であ
り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像デ
ータはD/A変換器26を介して画像表示部28により
表示される。
【0150】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。
【0151】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすること
が可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装
置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0152】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
【0153】これにより、複数枚の静止画像を連続して
撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ
大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可
能となる。
【0154】また、メモリ30はシステム制御回路50
の作業領域としても使用することが可能である。
【0155】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0156】40は絞り機能を備えるシャッター12を
制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携する
ことによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0157】42は撮影レンズ10のフォーカシングを
制御する測距制御部、44は撮影レンズ10のズーミン
グを制御するズーム制御部、46はバリアである保護手
段102の動作を制御するバリア制御部である。
【0158】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0159】露光制御部40、測距制御部42はTTL
方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画
像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、シ
ステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42
に対して制御を行う。
【0160】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0161】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。
【0162】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダー104内に設置されている。
【0163】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・
時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、
等がある。
【0164】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示、等がある。
【0165】さらに、表示部54の表示内容のうち、L
ED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体
書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池
充電状態表示、等がある。
【0166】そして、表示部54の表示内容のうち、ラ
ンプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ
ー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラン
プは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0167】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0168】60、62、64、66、68、及び70
は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力する
ための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパ
ネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等
の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0169】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0170】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ
ー速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュア
ル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポ
ートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モー
ド、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮
影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、
PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するこ
とができる。
【0171】62はシャッタースイッチSW1で、不図
示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0172】64はシャッタースイッチSW2で、不図
示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素
子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ
制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込
む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22で
の演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを
読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体
200或いは210に画像データを書き込む記録処理と
いう一連の処理の動作開始を指示する。
【0173】66は画像表示ON/OFFスイッチで、
画像表示部28のON/OFFを設定する。
【0174】68はNTSC/PAL切り替えスイッチ
で、画像表示部28及びビデオアンプ130に出力する
映像信号を、NTSC規格に準拠した信号とするかPA
L規格に準拠した信号とするかを設定する。
【0175】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、
メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マ
イナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再
生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露
出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、撮影直後に撮影
した画像データを画像表示部28で自動再生するクイッ
クレビュー機能を設定するクイックレビューON/OF
Fボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する
際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り
替えスイッチ、パノラマモード等の撮影及び再生を実行
する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行
スイッチ等がある。
【0176】操作部70は、JPEG圧縮の圧縮率を選
択するため、或いは撮像素子の信号をそのままディジタ
ル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択
するための圧縮モードスイッチも備えている。
【0177】JPEG圧縮のモードは、例えばノーマル
モードとファインモードが用意されている。
【0178】JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素
子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32
により設定した圧縮率に圧縮を行った後、記録媒体20
0或いは210に記録を行う。
【0179】CCDRAWモードでは、撮像素子14の
色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画
像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出し、記録媒体200或いは210に記録を行
う。
【0180】80は電源制御部で、電池ユニット検出回
路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替
えるスイッチ回路等により構成されており、電池ユニッ
ト300の装着の有無、電池ユニット300の種類、電
池ユニット300の電池残量の検出を行い、検出結果及
びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコ
ンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体
を含む各部へ供給する。
【0181】82は電池ユニット300を画像処理装置
100に機械的及び電気的に結合するコネクタである。
【0182】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96は
メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行
うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録
媒体200或いは210が装着されているか否かを検知
する記録媒体着脱検知手段である。記録媒体着脱検知手
段98は、コネクタ92及び或いは96に、記録媒体2
00或いは210以外の、例えば後述する各種通信カー
ド等が装着されているか否かも検知することができる。
【0183】なお、本例では、記録媒体を取り付けるイ
ンターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説
明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインター
フェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系
統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格
のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える
構成としても構わない。
【0184】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わな
い。
【0185】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等
の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュ
ータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像
データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0186】102は、画像処理装置100のレンズ1
0を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を
防止するバリアである保護手段である。
【0187】104は光学ファインダであり、画像表示
部28による電子ファインダー機能を使用すること無し
に、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能
である。また、光学ファインダー104内には、表示部
54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表
示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞
り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0188】110は通信手段で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0189】112は通信手段110により画像処理装
置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信
の場合はアンテナである。
【0190】130はD/A変換器26が出力した映像
信号を増幅するビデオアンプ、132はビデオアンプ1
30によって増幅した映像信号を外部に出力するコネク
タである。
【0191】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。
【0192】記録媒体200は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部202、画像処理装置1
00とのインタフェース204、画像処理装置100と
接続を行うコネクタ206を備えている。
【0193】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。
【0194】記録媒体210は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部212、画像処理装置1
00とのインタフェース214、画像処理装置100と
接続を行うコネクタ216を備えている。
【0195】300はアルカリ電池やリチウム電池等の
一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion
電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電池ユニ
ットである。
【0196】302は電池ユニット300の全体を制御
する電池制御部である。
【0197】304はNiCd電池やNiMH電池、L
i−ion電池等の二次電池からなる電池である。
【0198】310は電池ユニット300を画像処理装
置100に機械的及び電気的に結合するコネクタであ
る。
【0199】図3は、画像処理装置100における画像
処理部28の詳細な構成を示す。
【0200】画像表示部28は、LCDコントローラー
140及びLCDユニット180から構成されている。
【0201】D/A変換器26から出力された映像信号
は、Y/C分離回路142で輝度(Y)信号と色(C)
信号に分離され、Y信号は同期分離回路150及びクロ
マ処理回路144に出力される。
【0202】C信号はY信号と共にクロマ処理回路14
4に入力されて、R、G、B信号に復調される。
【0203】そして、復調されたR、G、B信号は、ビ
デオI/F回路146でガンマ変換等の処理を行い、色
切り替え回路148でLCDユニット180のカラーフ
ィルタ構造に合わせた色順次信号、例えばRGB順次信
号に変換されて、ソースドライバ184に出力される。
【0204】色切り替え回路148からRGB順次信号
を出力する際に、LCDパネル182の液晶を交流駆動
するために、間引き回路158からの極性反転信号に応
じて、ライン毎にRGB順次信号の極性を反転してソー
スドライバ184に出力する。
【0205】同期分離回路150は、入力されたY信号
から水平同期信号(HSync)、垂直同期信号(VS
ync)を分離し、それぞれPLL回路152、Vカウ
ンタ156に出力する。
【0206】PLL回路152は、分周比レジスタ16
2の設定値に基づき、入力されたHSyncに同期して
水平ドットクロックをHカウンタ154に出力する。
【0207】Hカウンタは、H中央位置合わせレジスタ
164の設定値に基づき、入力された水平ドットクロッ
クを計数して、Vカウンタ156にHD信号を、ソース
ドライバ184にソースドライバ用クロック及びHスタ
ートパルスを出力する。
【0208】Vカウンタ156は、入力されたVSyn
c及びHD信号に基づき、間引き回路158にVクロッ
クを出力する。
【0209】間引き回路158は、間引き設定レジスタ
166の設定値に基づき、V方向のライン数調整を行う
ために水平ラインの間引きを行いながら、入力されたV
クロックを計数してゲートドライバ用クロックをゲート
ドライバ186に出力する。
【0210】ソースドライバ184は、色切り替え回路
148から入力された1ライン分のRGB順次信号を、
Hカウンタ154から入力されたHスタートパルス及び
ソースドライバ用クロックに応じて、LCDパネル18
2のソースラインに供給する。
【0211】ゲートドライバ186は、間引き回路15
8から入力された間引き処理を行ったゲートドライバ用
クロックに応じて、LCDパネル182のゲートライン
を導通させる。
【0212】LCDパネル182は、ソースドライバ1
84から供給された1ライン分のRGB順次信号をゲー
トドライバ186からの制御により各液晶画素に供給す
る処理をライン毎に繰り返し行い、入力された画像の表
示を行う。
【0213】シリアルI/F160は、メモリ制御回路
22が備えるシリアルI/Fとの間で、各種の通信を相
互に行うことができる。
【0214】メモリ制御回路22から、シリアルI/F
160を介して、分周比レジスタ162、H中央位置合
わせレジスタ164、間引き設定レジスタ166に所定
の値を設定することが可能である。
【0215】分周比レジスタ162は、PLL回路15
2の水平ドットクロック周波数を決める分周比カウンタ
設定を変えるレジスタである。
【0216】分周比レジスタ162を、水平ドットクロ
ックが高くなるように設定すればLCDユニット180
の表示画像はズームイン(拡大)され、水平ドットクロ
ックが低くなるように設定すればLCDユニット180
の表示画像はズームアウト(縮小)される。
【0217】H中央位置合わせレジスタ164は、Hカ
ウンタ154の出力するHスタートパルスの位相を調整
するレジスタで、LCDユニット180の表示画像の水
平方向の中央位置合わせを行うことができる。
【0218】間引き設定レジスタ166は、間引き回路
158の水平ラインの間引きを設定するレジスタで、間
引き率を調整することにより、任意の倍率の垂直方向の
拡大縮小を行うことができる。
【0219】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図4〜図9に基づいて説明する。
【0220】図4〜図6は本実施例の画像処理装置10
0の主ルーチンのフローチャートを示す。
【0221】まず、図4〜図6を用いて、画像処理装置
100の動作を説明する。
【0222】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像制御装置100各部の初期化処理を行う(S10
1)。
【0223】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(S102)、各表示部の
表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉
じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56
に記録し、電源制御部80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(S103)、S102に戻
る。
【0224】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S102)、システム制御回路5
0は、電源制御部80により電池等により構成される電
源86の残容量や動作情況が画像処理装置100の動作
に問題があるか否かを判断し(S104)、問題がある
ならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告
表示を行った後に(S105)、S102に戻る。
【0225】電源86に問題が無いならば(S10
4)、S106に進む。
【0226】モードダイアル60が再生モードに設定さ
れていたならば(S106)、S161に進む。
【0227】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S106)、システム制御回路5
0は選択されたモードに応じた処理を実行し(S10
7)、処理を終えたならばS102に戻る。
【0228】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(S106)、システム制御回路50は
表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置10
0の各種設定状態の表示を行い(S108)、S109
に進む。なお、画像表示部28の画像表示がONであっ
たならば、画像表示部28も用いて画像や音声により画
像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0229】システム制御回路50は、NTSC/PA
L出力設定スイッチ68の設定状態を調べ(S10
9)、NTSC出力に設定されていたならばNTSCフ
ラグを設定し(S110)、PAL出力に設定されてい
たならばPALフラグを設定して(S111)、S11
2に進む。
【0230】なお、NTSC/PAL出力設定フラグの
状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモ
リ52に記憶する。
【0231】続いて、システム制御回路50は、画像表
示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S11
2)、画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示O
FFに設定されていたならば(S112)、画像表示フ
ラグを解除すると共に(S113)、画像表示部28の
画像表示をOFF状態に設定して(S114)、S13
1に進む。
【0232】画像表示OFFの場合は、画像表示部28
及びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像
出力による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファ
インダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消
費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消
費電力を削減することが可能となる。
【0233】画像表示ONに設定されていたならば、シ
ステム制御回路50は画像表示フラグを設定して(S1
15)、S116に進む。
【0234】システム制御回路50は、画像表示部28
及びビデオアンプ130、コネクタ132に映像信号を
出力するためにメモリ制御回路22の各種初期設定を行
うと共に、メモリ制御回路22の備えるシリアルI/F
を介して画像表示部28の各種レジスタを初期設定する
画像表示初期化処理を行う(S116)。
【0235】画像表示初期化処理によれば、画像表示部
28の視野率とビデオアンプ130、コネクタ132を
介した映像出力の視野率をほぼ同じ割合に設定すること
が可能である。
【0236】また、システム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶されたNTSC/PAL出力設
定フラグの設定に応じて、ビデオアンプ130、コネク
タ132を介した映像出力がNTSC出力、PAL出
力、何れの出力であっても、画像表示部28の視野率と
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
の視野率をほぼ同じ割合に設定することが可能である。
【0237】この画像表示初期化処理S116の詳細は
図7を用いて後述する。
【0238】画像表示初期化処理S116を終えたなら
ば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に記憶されたエラーフラグの
設定状態を調べ(S117)、エラーフラグが設定され
ていたならば、表示部54を用いて画像や音声により所
定の警告表示を行った後に(S118)、画像表示フラ
グを解除すると共に(S113)、画像表示部28及び
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
への画像表示をOFF状態に設定して(S114)、S
131に進む。
【0239】このように、画像表示部28の初期設定に
不具合があった場合は、意図しない画像表示が画像表示
部28により行われないように、画像表示部28及びビ
デオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力の
表示をOFF状態に設定する。
【0240】エラーフラグが解除されていたならば(S
117)、システム制御回路50は画像表示部28及び
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
への画像表示をON状態に設定し(S119)、さらに
撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設
定して(S120)、S131に進む。
【0241】スルー表示状態においては、撮像素子1
2、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26
を介して画像表示部28及びビデオアンプ130、コネ
クタ132を介した映像出力により逐次表示することに
より、電子ファインダー機能を実現している。
【0242】なお、画像表示フラグの状態は、システム
制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶す
る。
【0243】シャッタースイッチSW1が解除されたな
らば(S131)、S102に戻る。
【0244】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(S131)、S132に進む。
【0245】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S132)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をフリーズ表示状態に設定して(S133)、S13
4に進む。
【0246】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
2、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28及びビデオアンプ130、コネクタ132を介した
映像出力により表示することにより、フリーズした映像
を電子ファインダーに表示している。
【0247】画像表示フラグが解除されていたならば
(S132)、S134に進む。
【0248】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S13
4)。
【0249】なお、測光処理において、必要であればフ
ラッシュの設定も行う。
【0250】この測距・測光処理S134の詳細につい
て、後述する図8を用いて説明する。
【0251】測距・測光処理S134を終えたならば、
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状
態を判断し(S135)、画像表示フラグが設定されて
いたならば画像表示部28及びビデオアンプ130、コ
ネクタ132を介した映像出力の表示状態をスルー表示
状態に設定して(S136)、S137に進む。なお、
S136でのスルー表示状態は、S120でのスルー状
態と同じ動作状態である。
【0252】シャッタースイッチSW2が押されずに
(S137)、さらにシャッタースイッチSW1も解除
されたならば(S138)、S102に戻る。
【0253】シャッタースイッチSW1が押されたまま
だったならば(S138)、S132に戻る。
【0254】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(S137)、システム制御回路50は、撮影した画
像データを記憶可能な画像記憶バッファ領域がメモリ3
0にあるかどうかを判断し(S139)、メモリ30の
画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記憶可能
な領域が無いならば、表示部54を用いて画像や音声に
より所定の警告表示を行った後に(S140)、S10
2に戻る。
【0255】例えば、メモリ30の画像記憶バッファ領
域内に記憶可能な最大枚数の連写撮影を行った直後で、
メモリ30から読み出して記憶媒体200或いは210
に書き込むべき最初の画像がまだ記録媒体200或いは
210に未記録な状態であり、まだ1枚の空き領域もメ
モリ30の画像記憶バッファ領域上に確保できない状態
である場合等が、この状態の一例である。
【0256】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをS139
において判断することになる。
【0257】メモリ30に撮影した画像データを記憶可
能な画像記憶バッファ領域があるならば(S139)、
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状
態を判断し(S141)、画像表示フラグが設定されて
いたならば画像表示部28及びビデオアンプ130、コ
ネクタ132を介した映像出力の表示状態を固定色表示
状態に設定して(S142)、S143に進む。
【0258】固定色表示状態に於いては、撮像素子1
2、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28及びビデオアンプ130、コネクタ13
2を介した映像出力により表示することにより、固定色
の映像を電子ファインダーに表示している。
【0259】画像表示フラグが解除されていたならば
(S141)、S143に進む。
【0260】システム制御回路50は、撮像して所定時
間蓄積した撮像信号を撮像素子12から読み出して、A
/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路2
2を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回
路22を介して、メモリ30の所定領域に撮影した画像
データを書き込む撮影処理を実行する(S143)。
【0261】この撮影処理S143の詳細については、
後述する図9を用いて説明する。
【0262】システム制御回路50は、撮影処理S14
3によってメモリ30に書き込まれた画像データを読み
出して、必要に応じて垂直加算処理や色処理を行った
後、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に
表示画像を転送する(S144)。
【0263】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S145)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をクイックレビュー表示に設定して(S146)、S
147に進む。
【0264】クイックレビュー状態に於いては、表示画
像処理S144によって画像表示メモリ24に転送され
た画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器2
6を介して、画像表示部28及びビデオアンプ130、
コネクタ132を介した映像出力に表示することによ
り、撮影画像の自動再生を行う電子ファインダー機能を
実現している。
【0265】画像表示フラグが解除されていたならば
(S145)、S147に進む。
【0266】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、必要に応じて画素正方化処理を行
い、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じ
た画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(S14
7)、インタフェース90或いは94、コネクタ92或
いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシ
ュカード等の記録媒体200或いは210へ画像データ
の書き込みを行う記録処理を実行して(S148)、S
149に進む。
【0267】なお、画像表示部28及びビデオアンプ1
30、コネクタ132を介した映像出力がONの場合
は、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込
みを行っている間、書き込み動作中であることを明示す
る例えば「BUSY」のような表示を画像表示部28及
びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出
力に対して行う。
【0268】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0269】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S149)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をスルー表示状態に設定して(S150)、S151
に進む。なお、S150でのスルー表示状態は、S12
0でのスルー状態と同じ動作状態である。
【0270】シャッタースイッチSW1が押されていた
ならば(S151)、S132に戻る。
【0271】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(S151)、S102に戻る。
【0272】システム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し
(S161)、画像表示フラグが設定されていたなら
ば、S168に進む。
【0273】画像表示フラグが設定されていなかったな
らば(S161)、システム制御回路50は、画像表示
部28及びビデオアンプ130、コネクタ132に映像
信号を出力するためにメモリ制御回路22の各種初期設
定を行うと共に、メモリ制御回路22の備えるシリアル
I/Fを介して画像表示部28の各種レジスタを初期設
定する画像表示初期化処理を行う(S162)。
【0274】画像表示初期化処理によれば、画像表示部
28の視野率とビデオアンプ130、コネクタ132を
介した映像出力の視野率をほぼ同じ割合に設定すること
が可能である。
【0275】また、システム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶されたNTSC/PAL出力設
定フラグの設定に応じて、ビデオアンプ130、コネク
タ132を介した映像出力がNTSC出力、PAL出
力、何れの出力であっても、画像表示部28の視野率と
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
の視野率をほぼ同じ割合に設定することが可能である。
【0276】この画像表示初期化処理S162の詳細に
ついては、後述する図7を用いて説明する。
【0277】画像表示初期化処理S162を終えたなら
ば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に記憶されたエラーフラグの
設定状態を調べ(S163)、エラーフラグが設定され
ていたならば、表示部54を用いて画像や音声により所
定の警告表示を行った後に(S164)、画像表示フラ
グを解除すると共に(S165)、画像表示部28及び
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
への画像表示をOFF状態に設定して(S166)、画
像再生を行わずにS102に戻る。
【0278】このように、画像表示部28の初期設定に
不具合があった場合は、意図しない画像表示が画像表示
部28により行われないように、画像表示部28及びビ
デオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力の
表示をOFF状態に設定する。
【0279】エラーフラグが解除されていたならば(S
163)、システム制御回路50は画像表示部28及び
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
への画像表示をON状態に設定し(S167)、S16
8に進む。
【0280】システム制御回路50は、操作部70への
指示入力等により再生画像の選択を行った後に(S16
8)、メモリカードやコンパクトフラッシュカード等の
記録媒体200或いは210から、コネクタ92或いは
96、インタフェース90或いは94を介して、選択し
た再生画像データを読み出し、メモリ30に記憶する、
記録媒体読み出し処理を実行する(S169)。
【0281】システム制御回路50は、読み出した画像
データに対する画像伸長処理を画像圧縮・伸長回路32
により行い(S170)、必要に応じて垂直加算処理や
色処理を行った後、メモリ制御回路22を介して画像表
示メモリ24に表示画像を転送する(S171)。
【0282】システム制御回路50は、S171におい
て転送した表示画像データを、画像表示メモリ24から
読み出してメモリ制御回路22、D/A変換器26を介
して画像表示部28及びビデオアンプ130、コネクタ
132を介した映像出力により表示する(S172)。
【0283】再生動作を継続するのならば(S17
3)、S168に戻る。
【0284】再生動作を終了するのならば(S17
3)、システム制御回路50はシステム制御回路50の
内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラ
グの状態を判断し(S174)、画像表示フラグが設定
されていたならば、そのままS102に戻る。
【0285】画像表示フラグが設定されていないならば
(S174)、画像表示部28及びビデオアンプ13
0、コネクタ132を介した映像出力への画像表示をO
FF状態に設定して(S175)、S102に戻る。
【0286】以上、説明したように、第1の例において
は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ5
2に記憶されたNTSC/PAL出力設定フラグの設定
に応じて、ビデオアンプ130、コネクタ132を介し
た映像出力がNTSC出力、PAL出力、何れの出力で
あっても、画像表示部28の視野率とビデオアンプ13
0、コネクタ132を介した映像出力の視野率をほぼ同
じ割合に設定することを可能とすると共に、画像表示部
28の初期設定に不具合があった場合は、意図しない画
像表示が画像表示部28により行われないように、画像
表示部28及びビデオアンプ130、コネクタ132を
介した映像出力の表示を停止することが可能となる。
【0287】以下、各処理の詳細について説明する。
【0288】(画像表示初期化処理)図7は、図4のS
116、及び、図6のS162における画像表示初期化
処理の詳細なフローチャートを示す。
【0289】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたNT
SC/PAL出力設定フラグの設定状態を調べ(S20
1)、NTSCフラグが設定されていたならば、メモリ
制御回路22の各種初期設定にNTSC映像出力用パラ
メータを設定して(S202)、S204に進む。
【0290】ここで、NTSC映像出力用パラメータの
一例を示す。
【0291】通常のNTSC方式モニターディスプレイ
であれば、フィールドあたりの垂直有効映像ライン数2
45本のうち、95%程度の垂直映像ライン数232本
を表示することとなる。
【0292】また、水平有効映像信号期間52.7マイ
クロ秒のうち、95%程度の50.1マイクロ秒を表示
することとなる。
【0293】この表示ライン数及び表示信号期間におい
て、視野率がほぼ100%となるように、メモリ制御回
路22の画像出力を設定する。
【0294】一方、PALフラグが設定されていたなら
ば(S201)、システム制御回路50はメモリ制御回
路22の各種初期設定にPAL映像出力用パラメータを
設定して(S203)、S204に進む。
【0295】PAL映像出力用パラメータにおいても、
NTSC映像出力用パラメータと同じように、 PAL
方式モニターディスプレイの表示ライン数及び表示信号
期間において、視野率がほぼ100%となるように、メ
モリ制御回路22の画像出力を設定する。
【0296】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22の備えるシリアルI/Fを介して画像表示部28の
シリアルI/F160に対する通信初期化処理を行った
後(S204)、システム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶されたNTSC/PAL出力設定
フラグの設定状態を調べ(S205)、NTSCフラグ
が設定されていたならばS206に、PALフラグが設
定されていたならばS209に、それぞれ進む。
【0297】S205においてNTSCフラグが設定さ
れていたならば、システム制御回路50は、メモリ制御
回路22、画像表示部28のシリアルI/F160を介
して、PLLドットクロック分周比レジスタ162をN
TSC用に設定し(S206)、H中央位置合わせレジ
スタ164をNTSC用に設定し(S207)、そして
間引き設定レジスタ166をNTSC用に設定して(S
208)、S212に進む。
【0298】ここで、NTSC映像出力用の上記各レジ
スタ設定の一例を示す。
【0299】NTSC映像出力信号をメモリ制御回路2
2からD/A変換器26を介して画像表示部28に出力
する場合であれば、前述したように、フィールドあたり
の表示ライン数245本及び表示信号期間50.1マイ
クロ秒において視野率がほぼ100%となるようにメモ
リ制御回路22の画像出力を設定した状態で、画像表示
部28の視野率がほぼ100%となるように、画像表示
部28のPLLドットクロック分周比レジスタ162を
通常の約93.7%に設定し、間引き設定レジスタ16
6を垂直映像ライン数232本からLCDパネル182
の表示ライン数218本に約94%間引きに設定する。
【0300】これにより、通常のNTSC方式モニター
ディスプレイに映像信号を出力した際の視野率と画像表
示部28に映像信号を出力した際の視野率をほぼ同じに
することが可能となる。
【0301】また、H中央位置合わせレジスタ164を
所定の値に設定することにより、NTSC方式モニター
ディスプレイに合わせて出力した映像信号を入力した画
像表示部28において、表示画像の中央位置を合わせる
ことが可能となる。
【0302】一方、S205においてPALフラグが設
定されていたならば、システム制御回路50は、メモリ
制御回路22、シリアルI/F160を介して、PLL
ドットクロック分周比レジスタ162をPAL用に設定
し(S209)、H中央位置合わせレジスタ164をP
AL用に設定し(S210)、間引き設定レジスタ16
6をPAL用に設定して(S211)、S212に進
む。
【0303】PAL映像出力用の上記各レジスタ設定
も、NTSC映像出力用の上記各レジスタ設定と同じよ
うに、通常のPAL方式モニターディスプレイに映像信
号を出力した際の視野率と画像表示部28に映像信号を
出力した際の視野率をほぼ同じにすることが可能とな
る。
【0304】また、H中央位置合わせレジスタ164を
所定の値に設定することにより、PAL方式モニターデ
ィスプレイに合わせて出力した映像信号を入力した画像
表示部28において、表示画像の中央位置を合わせるこ
とが可能となる。
【0305】なお、画像表示部28は、一般的にNTS
C用のLCDパネル182を備えており、PAL映像信
号を入力して表示する場合は、垂直ライン数を間引き、
水平ドットクロックを変更して対応することができる。
【0306】これに加えて、本発明によれば、通常のP
AL方式モニターディスプレイにPAL方式映像信号を
出力した際の視野率と、NTSC用のLCDパネル18
2を備える画像表示部28にPAL方式映像信号を出力
した際の視野率をほぼ同じにすることが可能となる。
【0307】PLLドットクロック分周比レジスタ16
2、 H中央位置合わせレジスタ164、間引き設定レ
ジスタ166に対する設定が正常に行われたならば(S
212)、システム制御回路50はエラーフラグを解除
した後に(S213)、画像表示初期化処理ルーチンS
116及びS162を終了する。
【0308】PLLドットクロック分周比レジスタ16
2、 H中央位置合わせレジスタ164、間引き設定レ
ジスタ166に対する設定が正常に行われなかったなら
ば(S212)、システム制御回路50はエラーフラグ
を設定した後に(S214)、画像表示初期化処理ルー
チンS116及びS162を終了する。
【0309】なお、 エラーフラグの状態は、システム
制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶す
る。
【0310】(測距・測光処理)図8は、図5のS13
4における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示
す。
【0311】システム制御回路50は、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像
処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S10
01)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画
像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式の
AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処
理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算
を行っている。
【0312】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いている。これにより、 TTL
方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中
央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の
異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0313】画像処理回路20での演算結果を用いて、
システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断され
るまで(S1002)、露光制御部40を用いてAE制
御を行う(S1003)。
【0314】AE制御で得られた測定データを用いて、
システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断
し(S1004)、フラッシュが必要ならばフラッシュ
フラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S10
05)。
【0315】露出(AE)が適正と判断したならば(S
1002)、測定データ及び或いは設定パラメータをシ
ステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記
憶する。
【0316】画像処理回路20での演算結果及びAE制
御で得られた測定データを用いて、システム制御回路5
0はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるま
で(S1006)、画像処理回路20を用いて色処理の
パラメータを調節してAWB制御を行う(S100
7)。
【0317】ホワイトバランス(AWB)が適正と判断
したならば(S1006)、測定データ及び或いは設定
パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶する。
【0318】AE制御及びAWB制御で得られた測定デ
ータを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が
合焦と判断されるまで(S1008)、測距制御部42
を用いてAF制御を行う(S1009)。
【0319】測距(AF)が合焦と判断したならば(S
1008)、測定データ及び或いは設定パラメータをシ
ステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記
憶し、測距・測光処理ルーチンS134を終了する。
【0320】(撮影処理)図9は、図5のS143にお
ける撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
【0321】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光
データに従い、露光制御部40によって、絞り機能を有
するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子
10を露光する(S1101、S1102)。
【0322】フラッシュ・フラグによりフラッシュ48
が必要か否かを判断し(S1103)、必要な場合はフ
ラッシュを発光させる(S1104)。
【0323】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子14の露光終了を待ち(S1105)、シ
ャッター12を閉じて(S1106)、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変
換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ
30に撮影画像のデータを書き込む(S1107)。
【0324】一連の処理を終えたならば、撮影処理ルー
チンS143を終了する。
【0325】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図10〜図13に基づいて説明する。なお、第
1の例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符
号を付す。
【0326】(システム構成)図10は、画像処理装置
100の構成を示す。
【0327】本例は、画像表示処理に関する設定が失敗
した場合、警告を通知したり、画像表示部28への画像
表示を禁止するような処理の例である。
【0328】画像表示部28への画像表示を禁止するた
めに、画像処理装置100のD/A変換器26と画像表
示部28との間に画像表示部停止手段134が設けられ
ている。ここでの画像表示部停止手段134は、スイッ
チ回路等の開閉手段によって構成されているが、これに
限定されるものではなく、画像表示部28への画像出力
を停止させるような手段であればよい。
【0329】なお、その他の構成については、図2と同
等であるため、各ブロックの詳細な説明については省略
する。
【0330】(システム動作)以下、本例の動作を、図
7〜図9及び図11〜図13を参照して説明する。
【0331】図11〜図13は、画像処理装置100の
主ルーチンのフローチャートを示す。
【0332】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像制御装置100各部の初期化処理を行う(S30
1)。
【0333】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(S302)、各表示部の
表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉
じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56
に記録し、電源制御部80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(S303)、S302に戻
る。
【0334】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S302)、システム制御回路5
0は、電源制御部80により電池304等により構成さ
れる電源、すなわち電池ユニット300の残容量や動作
情況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを
判断し(S304)、問題があるならば表示部54を用
いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S
305)、S302に戻る。
【0335】電源に問題が無いならば(S304)、S
306に進む。
【0336】モードダイアル60が再生モードに設定さ
れていたならば(S306)、S361に進む。
【0337】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S306)、システム制御回路5
0は選択されたモードに応じた処理を実行し(S30
7)、処理を終えたならばS302に戻る。
【0338】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(S306)、システム制御回路50は
表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置10
0の各種設定状態の表示を行い(S308)、S309
に進む。なお、画像表示部28の画像表示がONであっ
たならば、画像表示部28も用いて画像や音声により画
像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0339】システム制御回路50は、NTSC/PA
L出力設定スイッチ68の設定状態を調べ(S30
9)、NTSC出力に設定されていたならばNTSCフ
ラグを設定し(S310)、PAL出力に設定されてい
たならばPALフラグを設定して(S311)、S31
2に進む。
【0340】なお、 NTSC/PAL出力設定フラグ
の状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメ
モリ52に記憶する。
【0341】続いて、システム制御回路50は、画像表
示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S31
2)、画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示O
FFに設定されていたならば(S312)、画像表示フ
ラグを解除すると共に(S313)、画像表示部28の
画像表示をOFF状態に設定して(S314)、S33
1に進む。
【0342】画像表示OFFの場合は、画像表示部28
及びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像
出力による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファ
インダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消
費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消
費電力を削減することが可能となる。
【0343】画像表示ONに設定されていたならば、シ
ステム制御回路50は画像表示フラグを設定して(S3
15)、S316に進む。
【0344】システム制御回路50は、画像表示部28
及びビデオアンプ130、コネクタ132に映像信号を
出力するためにメモリ制御回路22の各種初期設定を行
うと共に、メモリ制御回路22の備えるシリアルI/F
を介して画像表示部28の各種レジスタを初期設定する
画像表示初期化処理を行う(S316)。
【0345】画像表示初期化処理によれば、画像表示部
28の視野率とビデオアンプ130、コネクタ132を
介した映像出力の視野率をほぼ同じ割合に設定すること
が可能である。
【0346】また、システム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶されたNTSC/PAL出力設
定フラグの設定に応じて、ビデオアンプ130、コネク
タ132を介した映像出力がNTSC出力、PAL出
力、何れの出力であっても、画像表示部28の視野率と
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
の視野率をほぼ同じ割合に設定することが可能である。
【0347】この画像表示初期化処理S316の詳細は
図7を用いて前述した通りである。
【0348】画像表示初期化処理S316を終えたなら
ば、システム制御回路50は、システム制御回路50の
内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたエラーフラグ
の設定状態を調べ(S317)、エラーフラグが設定さ
れていたならば、表示部54を用いて画像や音声により
所定の警告表示を行った後に(S318)、メモリ制御
回路22を介して、画像表示部停止手段134により画
像表示部28への画像出力を停止した後に(S31
9)、ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映
像出力への画像表示をON状態に設定し(S320)、
さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状
態に設定して(S321)、S331に進む。
【0349】このように、画像表示部28の初期設定に
不具合があった場合は、意図しない画像表示が画像表示
部28により行われないように、画像表示部28の表示
を停止する。
【0350】エラーフラグが解除されていたならば(S
317)、システム制御回路50は、画像表示部28及
びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出
力への画像表示をON状態に設定し(S320)、さら
に撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に
設定して(S321)、S331に進む。
【0351】このように、画像表示部28の初期設定が
正常に終了した場合は、画像表示部28の表示をビデオ
アンプ130、コネクタ132を介した映像出力と共に
実行する。
【0352】なお、スルー表示状態に於いては、撮像素
子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ
制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き
込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器
26を介して画像表示部28及びビデオアンプ130、
コネクタ132を介した映像出力により逐次表示するこ
とにより、電子ファインダー機能を実現している。
【0353】なお、画像表示フラグの状態は、システム
制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶す
る。
【0354】シャッタースイッチSW1が解除されたな
らば(S331)、S302に戻る。
【0355】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(S331)、S332に進む。
【0356】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S332)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をフリーズ表示状態に設定して(S333)、S33
4に進む。
【0357】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
2、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28及びビデオアンプ130、コネクタ132を介した
映像出力により表示することにより、フリーズした映像
を電子ファインダーに表示している。
【0358】画像表示フラグが解除されていたならば
(S332)、S334に進む。
【0359】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S33
4)。
【0360】なお、測光処理において、必要であればフ
ラッシュの設定も行う。
【0361】この測距・測光処理S334の詳細は、前
述した図8の説明と同様である。
【0362】測距・測光処理S334を終えたならば、
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状
態を判断し(S335)、画像表示フラグが設定されて
いたならば画像表示部28及びビデオアンプ130、コ
ネクタ132を介した映像出力の表示状態をスルー表示
状態に設定して(S336)、S337に進む。なお、
S336でのスルー表示状態は、S321でのスルー状
態と同じ動作状態である。
【0363】シャッタースイッチSW2が押されずに
(S337)、さらにシャッタースイッチSW1も解除
されたならば(S338)、S302に戻る。
【0364】シャッタースイッチSW1が押されたまま
だったならば(S338)、S332に戻る。
【0365】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(S337)、システム制御回路50は、撮影した画
像データを記憶可能な画像記憶バッファ領域がメモリ3
0にあるかどうかを判断し(S339)、メモリ30の
画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記憶可能
な領域が無いならば、表示部54を用いて画像や音声に
より所定の警告表示を行った後に(S340)、S30
2に戻る。
【0366】例えば、メモリ30の画像記憶バッファ領
域内に記憶可能な最大枚数の連写撮影を行った直後で、
メモリ30から読み出して記憶媒体200或いは210
に書き込むべき最初の画像がまだ記録媒体200或いは
210に未記録な状態であり、まだ1枚の空き領域もメ
モリ30の画像記憶バッファ領域上に確保できない状態
である場合等が、この状態の一例である。
【0367】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをS339
において判断することになる。
【0368】メモリ30に撮影した画像データを記憶可
能な画像記憶バッファ領域があるならば(S339)、
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状
態を判断し(S341)、画像表示フラグが設定されて
いたならば画像表示部28及びビデオアンプ130、コ
ネクタ132を介した映像出力の表示状態を固定色表示
状態に設定して(S342)、S343に進む。
【0369】固定色表示状態においては、撮像素子1
2、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28及びビデオアンプ130、コネクタ13
2を介した映像出力により表示することにより、固定色
の映像を電子ファインダーに表示している。
【0370】画像表示フラグが解除されていたならば
(S341)、S343に進む。
【0371】システム制御回路50は、撮像して所定時
間蓄積した撮像信号を撮像素子12から読み出して、A
/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路2
2を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回
路22を介して、メモリ30の所定領域に撮影した画像
データを書き込む撮影処理を実行する(S343)。
【0372】この撮影処理S343の詳細は、図9を用
いて前述した通りである。
【0373】システム制御回路50は、撮影処理S34
3によってメモリ30に書き込まれた画像データを読み
出して、必要に応じて垂直加算処理や色処理を行った
後、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に
表示画像を転送する(S344)。
【0374】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S345)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をクイックレビュー表示に設定して(S346)、S
347に進む。
【0375】クイックレビュー状態においては、表示画
像処理S344によって画像表示メモリ24に転送され
た画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器2
6を介して、画像表示部28及びビデオアンプ130、
コネクタ132を介した映像出力に表示することによ
り、撮影画像の自動再生を行う電子ファインダー機能を
実現している。
【0376】画像表示フラグが解除されていたならば
(S345)、S347に進む。
【0377】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、必要に応じて画素正方化処理を行
い、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じ
た画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(S34
7)、インタフェース90或いは94、コネクタ92或
いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシ
ュカード等の記録媒体200或いは210へ画像データ
の書き込みを行う記録処理を実行して(S348)、S
349に進む。
【0378】なお、画像表示部28及びビデオアンプ1
30、コネクタ132を介した映像出力がONの場合
は、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込
みを行っている間、書き込み動作中であることを明示す
る例えば「BUSY」のような表示を画像表示部28及
びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出
力に対して行う。
【0379】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0380】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S349)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28及びビデオア
ンプ130、コネクタ132を介した映像出力の表示状
態をスルー表示状態に設定して(S350)、S351
に進む。なお、S350でのスルー表示状態は、S32
1でのスルー状態と同じ動作状態である。
【0381】シャッタースイッチSW1が押されていた
ならば(S351)、S332に戻る。
【0382】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(S351)、S302に戻る。
【0383】システム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し
(S361)、画像表示フラグが設定されていたなら
ば、S367に進む。
【0384】画像表示フラグが設定されていなかったな
らば(S361)、システム制御回路50は、画像表示
部28及びビデオアンプ130、コネクタ132に映像
信号を出力するためにメモリ制御回路22の各種初期設
定を行うと共に、メモリ制御回路22の備えるシリアル
I/Fを介して画像表示部28の各種レジスタを初期設
定する画像表示初期化処理を行う(S362)。
【0385】画像表示初期化処理によれば、画像表示部
28の視野率とビデオアンプ130、コネクタ132を
介した映像出力の視野率をほぼ同じ割合に設定すること
が可能である。
【0386】また、システム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶されたNTSC/PAL出力設
定フラグの設定に応じて、ビデオアンプ130、コネク
タ132を介した映像出力がNTSC出力、PAL出
力、何れの出力であっても、画像表示部28の視野率と
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
の視野率をほぼ同じ割合に設定することが可能である。
【0387】この画像表示初期化処理S362の詳細
は、前述した図7の説明と同様である。
【0388】画像表示初期化処理S362を終えたなら
ば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に記憶されたエラーフラグの
設定状態を調べ(S363)、エラーフラグが設定され
ていたならば、表示部54を用いて画像や音声により所
定の警告表示を行った後に(S364)、メモリ制御回
路22を介して、画像表示部停止手段134により画像
表示部28への画像出力を停止した後に(S365)、
ビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出力
への画像表示をON状態に設定し(S366)、S36
7に進む。
【0389】このように、画像表示部28の初期設定に
不具合があった場合は、意図しない画像表示が画像表示
部28により行われないように、画像表示部28の表示
を停止する。
【0390】エラーフラグが解除されていたならば(S
363)、システム制御回路50は、画像表示部28及
びビデオアンプ130、コネクタ132を介した映像出
力への画像表示をON状態に設定し(S366)、S3
67に進む。
【0391】このように、画像表示部28の初期設定が
正常に終了した場合は、画像表示部28の表示をビデオ
アンプ130、コネクタ132を介した映像出力と共に
実行する。
【0392】システム制御回路50は、操作部70への
指示入力等により再生画像の選択を行った後に(S36
7)、メモリカードやコンパクトフラッシュカード等の
記録媒体200或いは210から、コネクタ92或いは
96、インタフェース90或いは94を介して、選択し
た再生画像データを読み出し、メモリ30に記憶する、
記録媒体読み出し処理を実行する(S368)。
【0393】システム制御回路50は、読み出した画像
データに対する画像伸長処理を画像圧縮・伸長回路32
により行い(S369)、必要に応じて垂直加算処理や
色処理を行った後、メモリ制御回路22を介して画像表
示メモリ24に表示画像を転送する(S370)。
【0394】システム制御回路50は、S370におい
て転送した表示画像データを、画像表示メモリ24から
読み出してメモリ制御回路22、D/A変換器26を介
して画像表示部28及びビデオアンプ130、コネクタ
132を介した映像出力により表示する(S371)。
【0395】再生動作を継続するのならば(S37
2)、S367に戻る。
【0396】再生動作を終了するのならば(S37
2)、システム制御回路50はシステム制御回路50の
内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラ
グの状態を判断し(S373)、画像表示フラグが設定
されていたならば、そのままS302に戻る。
【0397】画像表示フラグが設定されていないならば
(S373)、画像表示部28及びビデオアンプ13
0、コネクタ132を介した映像出力への画像表示をO
FF状態に設定して(S374)、S302に戻る。
【0398】以上、説明したように、第2の例において
は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ5
2に記憶されたNTSC/PAL出力設定フラグの設定
に応じて、ビデオアンプ130、コネクタ132を介し
た映像出力がNTSC出力、PAL出力、何れの出力で
あっても、画像表示部28の視野率とビデオアンプ13
0、コネクタ132を介した映像出力の視野率をほぼ同
じ割合に設定することを可能とすると共に、画像表示部
28の初期設定に不具合があった場合は、意図しない画
像表示が画像表示部28により行われないように、画像
表示部28の表示を停止してビデオアンプ130、コネ
クタ132を介した映像出力のみ表示することが可能と
なる。
【0399】以上、図1〜図13を用いて本発明に係る
具体的な例について説明した。
【0400】なお、各例の説明においては、システム制
御回路50はメモリ制御回路22が備えるシリアルI/
Fを介して画像表示部28のシリアルI/F160と相
互に通信するとして説明したが、システム制御回路50
が備えるシリアルI/Fを用いて画像表示部28のシリ
アルI/F160と直接通信する構成としても問題な
い。
【0401】また、画像表示部28との通信は、シリア
ルI/Fに限らず、パラレルI/F、USB、IEEE
1394等、何れの通信方式を用いて行っても問題な
い。
【0402】そして、画像表示部28が備える設定用レ
ジスタは、PLLドットクロック分周比レジスタ16
2、H位置中央合わせレジスタ164、間引き設定レジ
スタ166に限らず、他のレジスタを備える構成として
も構わない。
【0403】また、NTSC/PAL出力切り替えスイ
ッチ68は、NTSC方式やPAL方式に限らず、SE
CAM方式、ワイド放送方式、ディジタル放送方式であ
る720P方式、1028I方式等、何れの方式を切り
替えて設定する構成としても問題ない。
【0404】何れの映像信号方式においても、ビデオア
ンプ130、コネクタ132の映像信号出力の視野率と
画像表示部28の視野率とをほぼ同じにすることが可能
である。
【0405】そして、画像表示部28は、単数及び或い
は複数の何れの組み合わせから構成されていても構わな
い。
【0406】また、ビデオアンプ130、コネクタ13
2は、単数及び或いは複数の何れの組み合わせから構成
されていても構わない。
【0407】そして、記録媒体200及び210は、P
CMCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカ
ード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、
光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディス
ク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていて
も勿論問題無い。
【0408】また、記録媒体200及び210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
っても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が
着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0409】そして、各例の説明においては、記録媒体
200及び210は画像処理装置100と分離していて
任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或い
は全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したまま
となっていても勿論問題無い。
【0410】また、画像処理装置100に記録媒体20
0或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可
能な構成であっても構わない。
【0411】そして、画像処理装置100に記録媒体2
00及び210が装着する構成として説明したが、記録
媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっ
ても、勿論問題無い。
【0412】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0413】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0414】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0415】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0416】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0417】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0418】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像表示装置の外部モニターディスプレイに所定の画像
出力方式の映像信号を出力した際の表示視野率が最適す
なわち最大となるように、記憶手段からの画像読み出し
に関する設定をした状態で、画像処理装置の画像表示部
に前記画像出力方式の映像信号を出力した際の表示視野
率が外部モニターディスプレイの表示視野率と同等な最
大となるように、画像表示部に対して画像表示に関する
設定を行うようにしたので、画像表示装置の外部モニタ
ーディスプレイに対して画像処理装置に内蔵されるカラ
ー液晶パネル等の電子ファインダーの表示可能範囲が異
なっても、実際の表示内容を同一にすることができる。
【0419】従って、本発明の制御処理により、内蔵す
るカラー液晶パネル等の電子ファインダーにほぼ100
%の視野率を得るように映像出力信号の水平表示期間及
び垂直ライン数を設定すると、同じ映像出力信号を供給
する外部モニターディスプレイにおいては、水平表示期
間が短く表示垂直ライン数が少ない、いわゆるアンダー
スキャン状態の小さい表示になってしまったり、水平表
示期間が長く表示垂直ライン数が多い、いわゆるオーバ
ースキャン状態の大きい表示になってしまったりすると
いう問題が解消された、電子ファインダーと同等なほぼ
100%の視野率を得ることが可能な画像処理システ
ム、画像処理方法及び記憶媒体を作製することができ
る。
【0420】また、本発明の制御処理により、外部モニ
ターディスプレイにほぼ100%の視野率を得るように
映像出力信号の水平表示期間及び垂直ライン数を設定す
ると、同じ映像出力信号を供給する内蔵するカラー液晶
パネル等の電子ファインダーにおいては、水平表示期間
が長く表示垂直ライン数が多い、いわゆるオーバースキ
ャン状態の大きい表示になってしまったり、水平表示期
間が短く表示垂直ライン数が少ない、いわゆるアンダー
スキャン状態の小さい表示になってしまったりするとい
う問題が解消された、外部モニターディスプレイと同等
なほぼ100%の視野率を得ることが可能な画像処理シ
ステム、画像処理方法及び記憶媒体を作製することがで
きる。
【0421】また、本発明によれば、内蔵するカラー液
晶パネル等の電子ファインダーと外部モニターディスプ
レイとに同じ映像出力信号を供給するため、水平方向の
中央位置が合わないという問題が解消された画像処理シ
ステム、画像処理方法及び記憶媒体を作製することがで
きる。
【0422】さらに、本発明によれば、内蔵するカラー
液晶パネル等の電子ファインダーと外部モニターディス
プレイとに個別の映像出力信号を供給するような場合で
も、メモリ制御回路が簡素化されると共に、デュアルポ
ートメモリ等のメモリを用いた画像メモリを構成する必
要がなくなり、電子カメラ等の画像処理装置及び画像処
理システムが安価な画像処理システム、画像処理方法及
び記憶媒体を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像処理シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本システムの画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】画像処理装置の画像表示部の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図4】本システムの主ルーチンを示すフローチャート
である。
【図5】図4の主ルーチンの続きを示すフローチャート
である。
【図6】図4の主ルーチンの続きを示すフローチャート
である。
【図7】画像表示初期化処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図8】測距・測光処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図9】撮影処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態である画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図11】図10のシステムに対応した主ルーチンを示
すフローチャートである。
【図12】図11の主ルーチンの続きを示すフローチャ
ートである。
【図13】図11の主ルーチンの続きを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 画像処理装置 10 撮影レンズ 12 シャッター 14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 40 露光制御部 42 測距制御部 44 ズーム制御部 46 バリア制御部 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 画像表示ON/OFFスイッチ 68 NTSC/PAL切り替えスイッチ 70 操作部 80 電源制御部 82 コネクタ 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知手段 102 保護手段 104 光学ファインダ 110 通信手段 112 コネクタ(又はアンテナ) 130 ビデオアンプ 132 コネクタ 134 画像表示部停止手段 140 LCDコントローラー 142 Y/C分離回路 144 クロマ処理回路 146 ビデオI/F回路 148 色切替回路 150 同期分離回路 152 PLL回路 154 Hカウンタ 156 Vカウンタ 158 間引き回路 160 シリアルI/F 162 分周比レジスタ 164 H中央合わせレジスタ 166 間引き設定レジスタ 180 LCDユニット 182 LCDパネル 184 ソースドライバ 186 ゲートドライバ 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ 300 電池ユニット 302 電池制御部 304 電池 310 コネクタ 400 モニターディスプレイ 500 ケーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB51 AB68 AC00 AC01 AC02 AC03 AC18 AC34 AC73 5C058 AA07 AA08 BA17 BA31 BB08 BB10 BB11 BB19 BB25 5C076 AA17 AA21 AA22 BB06 BB22 5C082 AA27 AA34 BA20 BA41 CA32 CA52 CA81 CA84 CB06 DA76 DA87 MM05 MM07 MM10

Claims (135)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置の第1の表示手段、およ
    び、画像表示装置の第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理システムであって、 前記画像処理装置は、 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する前記第1の
    表示手段と、 前記第1の表示手段に表示した画像を出力する画像出力
    手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段とを具え、 前記画像表示装置は、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、 前記入力された画像を表示する前記第2の表示手段とを
    具えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の画像表示制御手段における前
    記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示手段は画像表示に関する
    設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項1記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記単数或いは複数のレジスタは、第1
    の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定を
    行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関する
    設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関する
    設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタであ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像表示制御手段は、前記第
    1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力した
    際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と同
    等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表示
    に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する第1の表示
    手段と、 前記第1の表示手段に表示した画像を、第2の表示手段
    を有する画像表示装置に出力する画像出力手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段とを具えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の画像表示制御手段における前
    記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項6記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の表示手段は画像表示に関する
    設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記単数或いは複数のレジスタは、第1
    の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定を
    行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関する
    設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関する
    設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタであ
    ることを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力される
    画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段と
    を有する画像処理装置に内蔵され、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出された画
    像が表示される表示ユニットであって、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示制御
    手段を具えたことを特徴とする表示ユニット。
  12. 【請求項12】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項11記載の表示ユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 前記画像表示に関する設定を行うため
    の単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項11記載の表示ユニット。
  14. 【請求項14】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項11記載の表示ユニット。
  15. 【請求項15】 前記画像表示制御手段は、当該表示ユ
    ニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した際の表
    示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率と同等
    の値になるように、画像表示に関する設定処理を前記画
    像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求項11
    記載の表示ユニット。
  16. 【請求項16】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示し
    た画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に
    出力する画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設
    定手段とを有する画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 前記画像処理装置の前記第1の表示手段、および、前記
    画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理方法であって、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程とを具えたことを特徴
    とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項16記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項16記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の画像表示制御工程は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項16記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した画
    像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
    画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信号
    の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有する
    画像処理装置を用い、 前記画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画
    像に対応して、前記画像処理装置の前記第1の表示手段
    に表示される画像の表示制御を行う画像処理方法であっ
    て、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程とを具えたことを特徴
    とする画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項21記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項21記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項23記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 第2の画像表示制御工程は、前記第1
    の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力した際
    の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と同等
    な値になるように、第1の表示手段に対して画像表示に
    関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行うこと
    を特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画
    像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを
    有する画像処理装置に内蔵された表示ユニットを用い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行う画像処
    理方法であって、 前記当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を
    出力した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表
    示視野率とは独立した値になるように、画像表示に関す
    る設定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示
    制御工程を具えたことを特徴とする画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項26記載の画像処理方
    法。
  28. 【請求項28】 前記画像表示に関する設定を行うため
    の単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項26記載の画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項28記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 画像表示制御工程は、前記当該表示ユ
    ニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した際の表
    示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率とは独
    立した値になるように、画像表示に関する設定処理を前
    記画像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求項
    26記載の画像処理装置。
  31. 【請求項31】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示し
    た画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に
    出力する画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設
    定手段とを有する画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 コンピュータによって、前記画像処理装置の前記第1の
    表示手段、および、前記画像表示装置の前記第2の表示
    手段に表示される画像の表示制御を行うためのプログラ
    ムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせることを特徴とする画像表示制御プログラム
    を記録した媒体。
  32. 【請求項32】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項31記載の画像表示制御プログラムを記録した媒
    体。
  33. 【請求項33】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを具
    え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項31記載の画
    像表示制御プログラムを記録した媒体。
  34. 【請求項34】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項33記載の画像表示制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  35. 【請求項35】 前記第1の表示手段に前記画像出力方
    式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の表
    示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の表
    示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像出
    力方式に対応して行うことを特徴とする請求項31記載
    の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  36. 【請求項36】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した画
    像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
    画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信号
    の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有する
    画像処理装置を用い、 前記画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画
    像に対応して、前記画像処理装置の前記第1の表示手段
    に表示される画像の表示制御を行うためのプログラムを
    記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせることを特徴とする画像表示制御プログラム
    を記録した媒体。
  37. 【請求項37】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項36記載の画像表示制御プログラムを記録した媒
    体。
  38. 【請求項38】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを具
    え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項36記載の画
    像表示制御プログラムを記録した媒体。
  39. 【請求項39】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項38記載の画像表示制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  40. 【請求項40】 前記第1の表示手段に前記画像出力方
    式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の表
    示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の表
    示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像出
    力方式に対応して行うことを特徴とする請求項36記載
    の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  41. 【請求項41】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段の画像出力方
    式を設定する出力方式設定手段とを有する画像処理装置
    に内蔵された表示ユニットを用い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行うための
    プログラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行わせることを特
    徴とする画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  42. 【請求項42】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項41記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  43. 【請求項43】 前記画像表示に関する設定を行わせる
    ための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行わせることを特徴と
    する請求項41記載の画像表示制御プログラムを記録し
    た媒体。
  44. 【請求項44】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項43記載の画像表示制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  45. 【請求項45】 前記当該表示ユニットに前記画像出力
    方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記外部の
    画像表示装置の表示視野率と同等な値になるように、画
    像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して
    行わせることを特徴とする請求項41記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  46. 【請求項46】 画像処理装置の第1の表示手段、およ
    び、該画像処理装置に接続された画像表示装置の第2の
    表示手段に同一の画像を表示する画像処理システムであ
    って、 前記画像処理装置は、 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する前記第1の
    表示手段と、 前記第1の表示手段に表示した画像を出力する画像出力
    手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行う警告手段とを具え、 前記画像表示装置は、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、 前記入力された画像を表示する前記第2の表示手段とを
    具えたことを特徴とする画像処理システム。
  47. 【請求項47】 前記第2の画像表示制御手段における
    前記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項46記載の画像処
    理システム。
  48. 【請求項48】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項46記載の画像処理システム。
  49. 【請求項49】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項48記載の画像処理システ
    ム。
  50. 【請求項50】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項46記載の画像処理システム。
  51. 【請求項51】 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する第1の表示
    手段と、 前記第1の表示手段に表示した画像を、第2の表示手段
    を有する画像表示装置に出力する画像出力手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行う警告手段とを具えたこと
    を特徴とする画像処理装置。
  52. 【請求項52】 前記第2の画像表示制御手段における
    前記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項51記載の画像処
    理装置。
  53. 【請求項53】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項51記載の画像処理装置。
  54. 【請求項54】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項53記載の画像処理装置。
  55. 【請求項55】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項51記載の画像処理装置。
  56. 【請求項56】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画
    像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを
    有する画像処理装置に内蔵され、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出された画
    像が表示される表示ユニットであって、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示制御
    手段と、 前記画像表示に関する設定処理が失敗したならば、前記
    制御手段に対して警告を行う警告手段とを具えたことを
    特徴とする表示ユニット。
  57. 【請求項57】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項56記載の表示ユニッ
    ト。
  58. 【請求項58】 前記画像表示に関する設定を行うため
    の単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項56記載の表示ユニット。
  59. 【請求項59】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項58記載の表示ユニット。
  60. 【請求項60】 前記画像表示制御手段は、当該表示ユ
    ニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した際の表
    示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率と同等
    な値になるように、画像表示に関する設定処理を前記画
    像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求項56
    記載の表示ユニット。
  61. 【請求項61】 画像処理装置の第1の表示手段、およ
    び、画像表示装置の第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理システムであって、 前記画像処理装置は、 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する前記第1の
    表示手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁
    止する禁止手段とを具え、 前記画像表示装置は、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、 前記入力された画像を表示する前記第2の表示手段とを
    具えたことを特徴とする画像処理システム。
  62. 【請求項62】 前記第2の画像表示制御手段における
    前記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項61記載の画像処
    理システム。
  63. 【請求項63】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項61記載の画像処理システム。
  64. 【請求項64】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項63記載の画像処理システ
    ム。
  65. 【請求項65】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項61記載の画像表示装置。
  66. 【請求項66】 撮像手段と、 撮像した画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出した画像を表示する第1の表示
    手段と、 前記第1の表示手段に表示した画像を、第2の表示手段
    を有する画像表示装置に出力する画像出力手段と、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    手段と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御手段と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁
    止する禁止手段とを具えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  67. 【請求項67】 前記第2の画像表示制御手段における
    前記第1の表示手段に対して行う画像表示に関する設定
    は、 該第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する
    設定と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、
    垂直ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れか
    の設定であることを特徴とする請求項66記載の画像処
    理装置。
  68. 【請求項68】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項66記載の画像処理装置。
  69. 【請求項69】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項68記載の画像処理装置。
  70. 【請求項70】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項66記載の画像表示装置。
  71. 【請求項71】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画
    像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを
    有する画像処理装置に内蔵され、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出された画
    像が表示される表示ユニットであって、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示制御
    手段と、 前記画像表示に関する設定処理が失敗したならば、該画
    像表示を禁止する禁止手段とを具えたことを特徴とする
    表示ユニット。
  72. 【請求項72】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項71記載の表示ユニッ
    ト。
  73. 【請求項73】 前記画像表示に関する設定を行うため
    の単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御手段は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項71記載の表示ユニット。
  74. 【請求項74】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項73記載の表示ユニット。
  75. 【請求項75】 前記画像表示制御手段は、当該表示ユ
    ニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した際の表
    示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率と同等
    な値になるように、画像表示に関する設定処理を前記画
    像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求項71
    記載の表示ユニット。
  76. 【請求項76】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示し
    た画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に
    出力する画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設
    定手段とを有する画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 前記画像処理装置の前記第1の表示手段、および、前記
    画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理方法であって、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行う警告工程とを具えたこと
    を特徴とする画像処理方法。
  77. 【請求項77】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項76記載の画像処理方法。
  78. 【請求項78】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項76記載の画像処理方法。
  79. 【請求項79】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項78記載の画像処理方法。
  80. 【請求項80】 前記第2の画像表示制御手段は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項76記載の画像処理方法。
  81. 【請求項81】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した画
    像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
    画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信号
    の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有する
    画像処理装置を用い、 前記画像処理装置の前記第1の表示手段、および、前記
    画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理方法であって、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行う警告工程とを具えたこと
    を特徴とする画像処理方法。
  82. 【請求項82】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項81記載の画像処理方法。
  83. 【請求項83】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項81記載の画像処理方法。
  84. 【請求項84】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項83記載の画像処理方法。
  85. 【請求項85】 前記第2の画像表示制御工程は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項81記載の画像処理方法。
  86. 【請求項86】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御す
    る制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に出
    力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画
    像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを
    有する画像処理装置に内蔵された表示ユニットを用い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行う画像処
    理方法であって、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示制御
    工程と、 前記画像表示に関する設定処理が失敗したならば、前記
    制御手段に対して警告を行う警告工程とを具えたことを
    特徴とする画像処理方法。
  87. 【請求項87】 前記画像表示に関する設定は、当該表
    示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項86記載の画像処理方
    法。
  88. 【請求項88】 前記画像表示に関する設定を行うため
    の単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項86記載の画像処理方法。
  89. 【請求項89】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項88記載の画像処理方法。
  90. 【請求項90】 前記第2の画像表示制御工程は、当該
    表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した
    際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率
    と同等な値になるように、画像表示に関する設定処理を
    前記画像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求
    項86記載の画像処理方法。
  91. 【請求項91】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示し
    た画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に
    出力する画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを
    有する画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 前記画像処理装置の前記第1の表示手段、および、前記
    画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画像の
    表示制御を行う画像処理方法であって、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁
    止する禁止工程とを具えたことを特徴とする画像処理方
    法。
  92. 【請求項92】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項91記載の画像処理方法。
  93. 【請求項93】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項91記載の画像処理方法。
  94. 【請求項94】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項93記載の画像処理方法。
  95. 【請求項95】 前記第2の画像表示制御工程は、前記
    第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力し
    た際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率と
    同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像表
    示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行う
    ことを特徴とする請求項91記載の画像処理方法。
  96. 【請求項96】 撮像手段と、撮像した画像を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示す
    る第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した画
    像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力する
    画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信号
    の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有する
    画像処理装置を用い、 前記画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画
    像に対応して、前記画像処理装置の前記第1の表示手段
    に表示される画像の表示制御を行う画像処理方法であっ
    て、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行う第1の画像表示制御
    工程と、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行う第2の画像表示制御工程と、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁
    止する禁止工程とを具えたことを特徴とする画像処理方
    法。
  97. 【請求項97】 前記第1の表示手段に対して行う画像
    表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドットク
    ロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置合
    わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する設
    定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする請
    求項96記載の画像処理方法。
  98. 【請求項98】 前記第1の表示手段は画像表示に関す
    る設定を行うための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記第2の画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレ
    ジスタを用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴
    とする請求項96記載の画像処理方法。
  99. 【請求項99】 前記単数或いは複数のレジスタは、第
    1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設定
    を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関す
    る設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関す
    る設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタで
    あることを特徴とする請求項98記載の画像処理方法。
  100. 【請求項100】 前記第2の画像表示制御工程は、前
    記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野率
    と同等な値になるように、第1の表示手段に対して画像
    表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行
    うことを特徴とする請求項96記載の画像処理方法。
  101. 【請求項101】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御
    する制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に
    出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する
    画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段と
    を有する画像処理装置に内蔵された表示ユニットを用
    い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行う画像処
    理方法であって、 前記当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を
    出力した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表
    示視野率とは独立した値になるように、画像表示に関す
    る設定処理を前記画像出力方式に対応して行う画像表示
    制御工程と、 前記画像表示に関する設定処理が失敗したならば、該画
    像表示を禁止する禁止工程とを具えたことを特徴とする
    画像処理方法。
  102. 【請求項102】 前記画像表示に関する設定は、当該
    表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項101記載の画像処理
    方法。
  103. 【請求項103】 前記画像表示に関する設定を行うた
    めの単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行うことを特徴とする
    請求項101記載の画像処理方法。
  104. 【請求項104】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項103記載の画像処理方
    法。
  105. 【請求項105】 前記画像表示制御工程は、当該表示
    ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力した際の
    表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視野率と同
    等な値になるように、画像表示に関する設定処理を前記
    画像出力方式に対応して行うことを特徴とする請求項1
    01記載の画像処理方法。
  106. 【請求項106】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示
    する前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示
    した画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段
    の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有する
    画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 コンピュータによって、前記画像処理装置の前記第1の
    表示手段、および、前記画像表示装置の前記第2の表示
    手段に表示される画像の表示制御を行うためのプログラ
    ムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記画像出力手段に出力する画像信号の画像出力方式を
    設定する出力方式設定手段と、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせ、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行わせることを特徴とする画
    像表示制御プログラムを記録した媒体。
  107. 【請求項107】 前記第1の表示手段に対して行う画
    像表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドット
    クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
    合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
    設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする
    請求項106記載の画像表示制御プログラムを記録した
    媒体。
  108. 【請求項108】 前記第1の表示手段は画像表示に関
    する設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを
    具え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項106記載の
    画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  109. 【請求項109】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項108記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  110. 【請求項110】 前記第1の表示手段に前記画像出力
    方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の
    表示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の
    表示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像
    出力方式に対応して行わせることを特徴とする請求項1
    06記載の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  111. 【請求項111】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示
    する第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した
    画像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力す
    る画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信
    号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有す
    る画像処理装置を用い、 前記画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画
    像に対応して、前記画像処理装置の前記第1の表示手段
    に表示される画像の表示制御を行うためのプログラムを
    記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせ、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、警告を行わせることを特徴とする画
    像表示制御プログラムを記録した媒体。
  112. 【請求項112】 前記第1の表示手段に対して行う画
    像表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドット
    クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
    合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
    設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする
    請求項111記載の画像表示制御プログラムを記録した
    媒体。
  113. 【請求項113】 前記第1の表示手段は画像表示に関
    する設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを
    具え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項111記載の
    画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  114. 【請求項114】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項113記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  115. 【請求項115】 前記第1の表示手段に前記画像出力
    方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の
    表示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の
    表示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像
    出力方式に対応して行わせることを特徴とする請求項1
    11記載の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  116. 【請求項116】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御
    する制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に
    出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する
    画像信号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段と
    を有する画像処理装置に内蔵された表示ユニットを用
    い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行うための
    プログラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、前記制御手段に対して警告を行わせ
    ることを特徴とする画像表示制御プログラムを記録した
    媒体。
  117. 【請求項117】 前記画像表示に関する設定は、当該
    表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項116記載の画像表示
    制御プログラムを記録した媒体。
  118. 【請求項118】 前記画像表示に関する設定を行わせ
    るための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行わせることを特徴と
    する請求項116記載の画像表示制御プログラムを記録
    した媒体。
  119. 【請求項119】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項118記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  120. 【請求項120】 当該表示ユニットに前記画像出力方
    式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記外部の画
    像表示装置の表示視野率と同等の値になるように、画像
    表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行
    わせることを特徴とする請求項116記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  121. 【請求項121】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示
    する前記第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示
    した画像を出力する画像出力手段と、前記画像出力手段
    に出力する画像信号の画像出力方式を設定する出力方式
    設定手段とを有する画像処理装置と、 前記画像処理装置の前記画像出力手段により出力される
    出力画像が入力される画像入力手段と、前記入力された
    画像を表示する前記第2の表示手段とを有する画像表示
    装置とからなる画像処理システムを用い、 コンピュータによって、前記画像処理装置の前記第1の
    表示手段、および、前記画像表示装置の前記第2の表示
    手段に表示される画像の表示制御を行うためのプログラ
    ムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせ、 記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理が
    失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁止
    させることを特徴とする画像表示制御プログラムを記録
    した媒体。
  122. 【請求項122】 前記第1の表示手段に対して行う画
    像表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドット
    クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
    合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
    設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする
    請求項121記載の画像表示制御プログラムを記録した
    媒体。
  123. 【請求項123】 前記第1の表示手段は画像表示に関
    する設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを
    具え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項122記載の
    画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  124. 【請求項124】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項123記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  125. 【請求項125】 前記第1の表示手段に前記画像出力
    方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の
    表示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の
    表示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像
    出力方式に対応して行わせることを特徴とする請求項1
    21記載の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  126. 【請求項126】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から読み出した画像を表示
    する第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示した
    画像を、第2の表示手段を有する画像表示装置に出力す
    る画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する画像信
    号の画像出力方式を設定する出力方式設定手段とを有す
    る画像処理装置を用い、 前記画像表示装置の前記第2の表示手段に表示される画
    像に対応して、前記画像処理装置の前記第1の表示手段
    に表示される画像の表示制御を行うためのプログラムを
    記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記第2の表示手段に前記設定された画像出力方式の画
    像信号を出力した際の表示視野率が所定の値になるよう
    に、前記記憶手段からの画像読み出しに関する設定処理
    を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記第1の表示手段に前記画像出力方式の画像信号を出
    力した際の表示視野率が前記第2の表示手段の表示視野
    率とは独立した値になるように、第1の表示手段に対し
    て画像表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応
    して行わせ、 前記第1の表示手段に対して画像表示に関する設定処理
    が失敗したならば、該第1の表示手段への画像表示を禁
    止させることを特徴とする画像表示制御プログラムを記
    録した媒体。
  127. 【請求項127】 前記第1の表示手段に対して行う画
    像表示に関する設定は、該第1の表示手段の水平ドット
    クロック周波数に関する設定と、水平ラインの中央位置
    合わせに関する設定と、垂直ライン数の間引きに関する
    設定の全て或いは何れかの設定であることを特徴とする
    請求項126記載の画像表示制御プログラムを記録した
    媒体。
  128. 【請求項128】 前記第1の表示手段は画像表示に関
    する設定を行わせるための単数或いは複数のレジスタを
    具え、 前記単数或いは複数のレジスタを用いて画像表示に関す
    る設定を行わせることを特徴とする請求項126記載の
    画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  129. 【請求項129】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項128記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  130. 【請求項130】 前記第1の表示手段に前記画像出力
    方式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記第2の
    表示手段の表示視野率と同等な値になるように、第1の
    表示手段に対して画像表示に関する設定処理を前記画像
    出力方式に対応して行わせることを特徴とする請求項1
    26記載の画像表示制御プログラムを記録した媒体。
  131. 【請求項131】 撮像手段と、撮像した画像を記憶す
    る記憶手段と、撮像した画像の記憶および読出しを制御
    する制御手段と、撮像した画像を外部の画像表示装置に
    出力する画像出力手段と、前記画像出力手段の画像出力
    方式を設定する出力方式設定手段とを有する画像処理装
    置に内蔵された表示ユニットを用い、 前記制御手段によって前記記憶手段から読み出され前記
    表示ユニットに表示される画像の表示制御を行うための
    プログラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 当該表示ユニットに前記画像出力方式の画像信号を出力
    した際の表示視野率が前記外部の画像表示装置の表示視
    野率とは独立した値になるように、画像表示に関する設
    定処理を前記画像出力方式に対応して行わせ、 前記画像表示に関する設定処理が失敗したならば、該画
    像表示を禁止させることを特徴とする画像表示制御プロ
    グラムを記録した媒体。
  132. 【請求項132】 前記画像表示に関する設定は、当該
    表示ユニットの水平ドットクロック周波数に関する設定
    と、水平ラインの中央位置合わせに関する設定と、垂直
    ライン数の間引きに関する設定の全て或いは何れかの設
    定であることを特徴とする請求項131記載の画像表示
    制御プログラムを記録した媒体。
  133. 【請求項133】 前記画像表示に関する設定を行わせ
    るための単数或いは複数のレジスタを具え、 前記画像表示制御工程は前記単数或いは複数のレジスタ
    を用いて画像表示に関する設定を行わせることを特徴と
    する請求項131記載の画像表示制御プログラムを記録
    した媒体。
  134. 【請求項134】 前記単数或いは複数のレジスタは、
    第1の表示手段の水平ドットクロック周波数に関する設
    定を行うレジスタと、水平ラインの中央位置合わせに関
    する設定を行うレジスタと、垂直ライン数の間引きに関
    する設定を行うレジスタの全て或いは何れかのレジスタ
    であることを特徴とする請求項133記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
  135. 【請求項135】 当該表示ユニットに前記画像出力方
    式の画像信号を出力した際の表示視野率が前記外部の画
    像表示装置の表示視野率と同等な値になるように、画像
    表示に関する設定処理を前記画像出力方式に対応して行
    わせることを特徴とする請求項130記載の画像表示制
    御プログラムを記録した媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008051884A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nikon Corp 電子機器
JP2011114349A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Masahide Tanaka 画像情報出力装置
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