JP2000270121A - 通信装置、通信方法、及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、及び記憶媒体

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JP2000270121A
JP2000270121A JP11071684A JP7168499A JP2000270121A JP 2000270121 A JP2000270121 A JP 2000270121A JP 11071684 A JP11071684 A JP 11071684A JP 7168499 A JP7168499 A JP 7168499A JP 2000270121 A JP2000270121 A JP 2000270121A
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JP11071684A
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Tomoyuki Takeda
智之 武田
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Toru Ikeda
徹 池田
Fumihiko Ito
文彦 伊藤
Naoto Akimoto
直人 秋元
Akiichi Yamaguchi
昭市 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線端末を介しても自動受信を行うことが可
能である通信装置を提供する。 【解決手段】 いずれの通信方式の信号を受信するかに
ついての指定情報を操作者から受け取る受取手段と、受
信信号の中に含まれる特定の周波数を持った識別信号を
検出する検出手段とを備え、前記受取手段が受け取った
指定情報に従い、みなし音声通信モードであるか否かを
判別する(S501)。前記検出手段が検出すべき識別
信号の特定の周波数を決定し(S502,S507)、
前記検出手段が、該決定された周波数を持つ識別信号を
検出したとき(S503,S508)、該検出された識
別信号に対応する通信方式により受信信号の処理を行う
(S505,S506)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、通信方
法、及び記憶媒体に関し、特に、異なる特定の周波数を
有する複数の信号を受信する通信装置、該通信装置に適
用される通信方法、及び該通信方法を実行するプログラ
ムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】例えば本発明は、ファクシミリのCNG信
号及びFC信号を受信するとともに、音声入出力端子に
無線端末を接続して、無線端末からのファクシミリ信号
を受信できるファクシミリ装置に適用される。
【0003】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においてファク
シミリの自動受信を行う方式として、 (1)電話回線あるいはPBXなどからの呼出信号を検
出してファクシミリ受信に移行するもの、 (2)呼出信号検出後に呼設定を行い、送信側ファクシ
ミリ装置からのCNG信号(周波数1100Hzの正弦
波が0.5秒継続後、3秒間遮断される繰り返し)を検
出してファクシミリ受信に移行するもの、 (3)ファクシミリ通信網のFネットに加入している場
合に、Fネットからの周波数1300HzのFC信号を
オンフック状態で検出してファクシミリ受信に移行する
ものなどがあった。また、留守番電話接続が可能なファ
クシミリ装置においては、 (4)呼出信号によって留守番電話が起動された状態に
おいてファクシミリ装置がCNG信号を検出した場合
に、回線をファクシミリ側に切り替えてファクシミリ受
信に移行するものがあった。
【0004】前記方式(2)〜(4)においてはCNG
信号あるいはFC信号を検出するトーン検出器が必要で
ある。
【0005】前記方式(2)では回線を電話側とファク
シミリ側とに切り替えるCMLリレーよりファクシミリ
側にトーン検出器が設けられ、前記方式(3)や(4)
ではCMLリレーより電話側にトーン検出器が設けられ
る。
【0006】ところで、1つのトーン検出器で前記方式
(3)、(4)を可能とするファクシミリ装置が従来存
在する。このファクシミリ装置を以下に説明する。
【0007】図9は、留守番電話接続が可能であり、C
NG信号やFC信号を備えたファクシミリ信号の自動受
信ができる従来のファクシミリ装置におけるネットワー
ク制御装置NCUの構成を示すブロック図である。
【0008】図中、201は回線208を電話側とファ
クシミリ側に切り替えるCMLリレー、202はダイヤ
ルパルスを発生させるパルスリレー(Pリレー)、20
3は直流ループを形成するためのRETコイルあるいは
それと同等の働きをする電気回路、205は回線208
とファクシミリとを分離する600Ω:600Ωトラン
ス、204はこのトランス205に交流成分のみを供給
するための直流カットコンデンサである。206はトラ
ンス205の出力を送信側(TX)と受信側(RX)に
わけるための2線−4線変換回路である。この2線−4
線変換回路206にファクシミリ装置(図示せず)が接
続される。
【0009】209は電話接続I/Fであり、この電話
接続I/F209に留守番電話器(図示せず)が接続さ
れる。217は留守番電話器のオフフックを検出するオ
フフック検出回路であり、フォトカプラで構成される。
216は呼出信号を検出する呼出信号検出回路、211
はトランス、212は直流カットのためのコンデンサで
ある。
【0010】207はCNG信号やFC信号を検出する
トーン検出回路であり、その出力ライン210はCPU
等から成る制御装置(図示せず)に接続される。このト
ーン検出回路207はPLL回路で構成されており、外
付けの抵抗213−aとコンデンサ215との時定数に
よって決まる周波数の信号の入力、または外付けの抵抗
213−bとコンデンサ215との時定数によって決ま
る周波数の信号の入力を検出する。具体的には、130
0HzのFC信号または1100HzのCNG信号を検
出するための回路である。抵抗213−a及び抵抗21
3−bのうち一方を選択するスイッチ214がオフフッ
ク検出回路217の出力218によって作動する。すな
わち、スタンバイ状態において留守番電話器がオンフッ
ク状態にあると、オフフック検出回路217はスイッチ
214に抵抗213−aを選択させ、トーン検出回路2
07がFC信号の入力を検出する。留守番電話器が起動
され、オフフック状態になると、オフフック検出回路2
17がスイッチ214に抵抗213−bを選択させ、ト
ーン検出回路207はCNG信号を検出する。
【0011】図10は、こうした従来のファクシミリ装
置のネットワーク制御装置NCUにおける留守番電話接
続モードでのファクシミリ自動受信の処理手順を示すフ
ローチャートである。なお、留守番電話接続モードでは
着信に対してファクシミリ側が直接応答することはな
く、CMLリレー201は、図9に示す端子側に位置づ
けられる。図10では主にファクシミリの受信手順を示
し、通話の受信手順は省略する。
【0012】ステップS1001において、トーン検出
回路207が1300HzのFC信号を検出したか否か
を判別する。スタンバイ状態では、前述のようにスイッ
チ214が抵抗213−aを選択し、1300HzのF
C信号を検出する待機態勢になっている。もし、この状
態で回線208から1300HzのFC信号が入力すれ
ば、トーン検出回路207がFC信号を検出してステッ
プS1006に進み、パルスリレー202をオンにし、
CMLリレー201をファクシミリ側(図9に示す端子
と反対側)に切り替え、ステップS1007のファクシ
ミリの受信処理に移る。
【0013】ステップS1001において1300Hz
のFC信号が検出されなければ、ステップS1002に
おいて、着信があったかどうかを、呼出信号検出回路2
16の出力によって判断する。もし着信がなければステ
ップS1001にもどり、着信があればステップS10
03に進む。ステップS1003ではオフフック検出回
路217が、留守番電話が起動したかどうかをオフフッ
クの検出で行う。もし、検出しなければステップS10
01に戻る。もしオフフックを検出すれば、オフフック
検出回路217の出力218に従いスイッチ214が切
り替わり、トーン検出回路207が1100HzのCN
G信号の検出待機態勢になる。そしてステップS100
4に進み、トーン検出回路207が1100Hzの周波
数の入力を検出したかどうかを判断する。ステップS1
004においてトーン検出回路207が周波数1100
Hzを検出しなければステップS1001に戻り、検出
すればステップS1005に進む。ステップS1005
において、トーン検出回路207の出力ライン210に
接続された制御装置が、トーン検出回路207の出力の
時間変化を基に、CNG信号が着信したかどうかを判断
する。もし、CNG信号が検出されればステップS10
06に進み、CNG信号でなければステップS1001
に戻る。
【0014】このようにして、従来のファクシミリ装置
は1つのトーン検出回路207がFC信号とCNG信号
とを検出できるようにし、留守番電話器がオフフック状
態にあるかオンフック状態にあるかによって、トーン検
出回路207の検出対象を帰るようにしている。これに
よって、留守番電話接続でのファクシミリ自動受信とF
ネットでの無鳴動自動受信を実現していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】とこで、携帯電話やP
HS (Personal Handy phone System)端末を介してファ
クシミリ自動受信を行いたいという要請があるが、従来
この要請に応えることができなかった。
【0016】すなわち、ファクシミリ装置の電話回線を
接続する端子にセルラーケーブルの一端のモジュラージ
ャックを差し込み、他端のミニピンジャックを例えばP
HS端末の音声入出力端子に接続して、PHS端末を介
したファクシミリ通信を行うことが考えられる。
【0017】PHS端末は音声入出力端子から入力され
るファクシミリ信号をみなし音声として扱い、音声信号
と同じように32kADPCMで符号化して基地局に送
信する。受信の場合は、逆方法に復号化してファクシミ
リ装置へファクシミリ信号を送る。この受信において通
常、PHS端末はファクシミリ装置へ送る信号に、直流
を重畳せず、また呼出信号を出力しない。そのため、従
来のファクシミリ装置では自動受信ができない。
【0018】つまり、PHS端末を介した従来のファク
シミリ受信では、PHS端末で着信応答をした後、セル
ラーケーブルをPHS端末とファクシミリ装置との間に
接続する。そして、ファクシミリ装置をオフフック状態
にしてから、ファクシミリ受信操作を行うという一連の
操作が必要であった。
【0019】この操作は面倒な上に、ファクシミリを受
信できるまでに時間がかかり、ファクシミリが受信状態
になった時には送信側のファクシミリ装置がタイムアウ
トしてしまい、リダイヤル状態になってしまうこともあ
った。
【0020】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、無線端末を介しても自動受信を行うこ
とが可能である通信装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、異なる特定の周波数
を有する複数の信号を受信する通信装置において、いず
れの信号を受信するかについての指定情報を操作者から
受け取る受取手段と、受信信号の中に含まれる特定の周
波数を持った信号を検出する検出手段と、前記受取手段
が受け取った指定情報に従い、前記検出手段が検出すべ
き信号の特定の周波数を決定する周波数決定手段と、前
記周波数決定手段により決定された周波数を持つ信号を
前記検出手段が検出したことに応じて受信信号の処理を
行う受信処理手段とを有することを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明によれば、異なる特定
の周波数を有する複数の信号を受信する通信装置におい
て、電話回線の極性状態を検出する極性状態検出手段
と、受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号
を検出する特定周波数信号検出手段と、前記極性状態検
出手段が検出した極性状態に従い、前記特定周波数信号
検出手段が検出すべき信号の特定の周波数を決定する周
波数決定手段と、前記周波数決定手段により決定された
周波数を持つ信号を前記特定周波数信号検出手段が検出
したことに応じて受信信号の処理を行う受信処理手段と
を有することを特徴とする。
【0023】また、請求項9記載の発明によれば、異な
る特定の周波数を有する複数の信号を受信する通信装置
に適用される通信方法において、いずれの信号を受信す
るかについての指定情報を操作者から受け取る受取ステ
ップと、受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った
信号を検出する検出ステップと、前記受取ステップで受
け取った指定情報に従い、前記検出ステップにおいて検
出すべき信号の特定の周波数を決定する周波数決定ステ
ップと、前記周波数決定ステップにより決定された周波
数を持つ信号が前記検出ステップで検出されたことに応
じて受信信号の処理を行う受信処理ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0024】請求項13記載の発明によれば、異なる特
定の周波数を有する複数の信号を受信する通信装置に適
用される通信方法において、電話回線の極性状態を検出
する極性状態検出ステップと、受信信号の中に含まれる
特定の周波数を持った信号を検出する特定周波数信号検
出ステップと、前記極性状態検出ステップにより検出さ
れた極性状態に従い、前記特定周波数信号検出ステップ
において検出すべき信号の特定の周波数を決定する周波
数決定ステップと、前記周波数決定ステップにより決定
された周波数を持つ信号が前記特定周波数信号検出ステ
ップで検出されたことに応じて受信信号の処理を行う受
信処理ステップとを有することを特徴とする。
【0025】さらに、請求項16記載の発明によれば、
異なる特定の周波数を有する複数の信号を受信する通信
装置に適用される通信方法をプログラムとして記憶し
た、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
て、前記通信方法が、いずれの信号を受信するかについ
ての指定情報を操作者から受け取る受取ステップと、受
信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検出
する検出ステップと、前記受取ステップで受け取った指
定情報に従い、前記検出ステップにおいて検出すべき信
号の特定の周波数を決定する周波数決定ステップと、前
記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ信
号が前記検出ステップで検出されたことに応じて受信信
号の処理を行う受信処理ステップとを有することを特徴
とする。
【0026】請求項17記載の発明によれば、異なる特
定の周波数を有する複数の信号を受信する通信装置に適
用される通信方法をプログラムとして記憶した、コンピ
ュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記通
信方法が、電話回線の極性状態を検出する極性状態検出
ステップと、受信信号の中に含まれる特定の周波数を持
った信号を検出する特定周波数信号検出ステップと、前
記極性状態検出ステップにより検出された極性状態に従
い、前記特定周波数信号検出ステップにおいて検出すべ
き信号の特定の周波数を決定する周波数決定ステップ
と、前記周波数決定ステップにより決定された周波数を
持つ信号が前記特定周波数信号検出ステップで検出され
たことに応じて受信信号の処理を行う受信処理ステップ
とを有することを特徴とする。
【0027】さらに、請求項18記載の発明によれば、
通信装置が、電話回線に接続されているか否かを検出す
る接続検出手段と、トーン信号を検出するトーン信号検
出手段と、前記接続検出手段が検出した結果に従い、前
記トーン信号検出手段が検出すべきトーン信号の周波数
を決定する周波数決定手段と、前記周波数決定手段によ
り決定された周波数を持つトーン信号を、前記トーン信
号検出手段が検出したことに応じて受信処理を行う受信
処理手段とを有することを特徴とする。
【0028】請求項22記載の発明によれば、通信方法
が、電話回線に接続されているか否かを検出する接続検
出ステップと、トーン信号を検出するトーン信号検出ス
テップと、前記接続検出ステップにより検出された結果
に従い、前記トーン信号検出ステップにおいて検出すべ
きトーン信号の周波数を決定する周波数決定ステップ
と、前記周波数決定ステップにより決定された周波数を
持つトーン信号を前記トーン信号検出ステップで検出さ
れたことに応じて受信処理を行う受信処理ステップとを
有することを特徴とする。
【0029】請求項23記載の発明によれば、通信装置
に適用される通信方法をプログラムとして記憶した、コ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前
記通信方法が、電話回線に接続されているか否かを検出
する接続検出ステップと、トーン信号を検出するトーン
信号検出ステップと、前記接続検出ステップにより検出
された結果に従い、前記トーン信号検出ステップにおい
て検出すべきトーン信号の周波数を決定する周波数決定
ステップと、前記周波数決定ステップにより決定された
周波数を持つトーン信号を前記トーン信号検出ステップ
で検出されたことに応じて受信処理を行う受信処理ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0031】(第1の実施の形態)図2は、本発明の第
1の実施形態に係るファクシミリ装置の接続構成を示す
ブロック図である。
【0032】図中、1はファクシミリ装置、2はファク
シミリ装置1に接続されるPHS端末である。ファクシ
ミリ装置1とPHS端末2とはセルラーケーブル5によ
って接続される。セルラーケーブル5の一端のモジュラ
ージャックがファクシミリ装置1の電話回線を接続すべ
き端子に接続され、他端のミニピンジャックがPHS端
末2の音声入出力端子に接続される。
【0033】11−1〜nはキーであり、これらには、
ファクシミリ装置1がセルラーケーブル5によりPHS
端末2の音声入出力端子に接続された状態であるか、あ
るいは通常の電話回線に接続された状態であるかを操作
者が入力するためのキーが含まれる。12はLCDから
なる表示部である。
【0034】図3は、PHS端末を用いてファクシミリ
信号をみなし音声として送受信するシステム構成を示す
図である。
【0035】図2で示したように、本実施の形態のファ
クシミリ装置1はセルラーケーブル5でPHS端末2に
接続されている。PHS端末2は音声入出力端子から入
力されるファクシミリ信号をみなし音声として扱い、符
号化方式32kADPCMで符号化して、PHS端末2
のデジタルデータ信号としてPHS基地局3に送る。ま
た逆に、PHS端末2は、PHS基地局3から受信した
デジタルデータ信号を符号化方式32kADPCMで復
号化して、みなし音声として音声入出力端子からセルラ
ーケーブル5を介してファクシミリ装置1へ出力する。
【0036】通常、PHS基地局3はISDN (Integr
ated Services Digital Network)に接続されている。フ
ァクシミリ信号はPHS端末2でデジタルデータ信号に
変換され、PHS基地局3を介してISDNに送られ
る。そして、PSTN (PublicSwitched Telephone Net
work)とISDNとの変換ポイントで再びアナログのフ
ァクシミリ信号に戻され、PSTNに接続された相手フ
ァクシミリ装置4へ送られる。
【0037】相手ファクシミリ装置4からPHS端末2
へのファクシミリ送信では、ファクシミリ装置4は、通
常のファクシミリ送信と全く同じ処理を行う。PHS端
末2は、PHS基地局3からデジタルデータを受信し、
アナログ変換後、みなし音声として音声入出力端子から
セルラーケーブル5を通してファクシミリ装置1へ送
る。
【0038】音声入出力端子からファクシミリ装置1へ
は、着信に応答して送信側との間でコネクションが張ら
れた後、音声信号(みなし音声信号)のみを送ることが
できる。そして、通常の電話回線やPBXの回線、また
TA (Terminal Adaptor) のアナログポートには直流が
重畳されるが、PHS端末2の音声入出力端子からセル
ラーケーブル5を介してファクシミリ装置1への信号ラ
インには直流が重畳されることはない。このため、従来
のファクシミリ装置では、PHS端末を経由したファク
シミリ信号の自動受信ができなかったが、本発明ではそ
れを可能にする。
【0039】図1、本発明の第1の実施形態におけるフ
ァクシミリ装置1の構成を示すブロック図である。
【0040】101はCPUであり、ROM102に格
納されているプログラムにしたがって、ファクシミリ装
置1全体の制御を行う。103はRAMであり、CPU
101のワークエリア103a、登録データエリア10
3b、及び画像メモリエリア103cから構成される。
登録データエリア103bはSRAMで構成され、ワン
タッチダイヤルや短縮ダイヤルの電話番号、各種ステー
タス情報が登録される。各種ステータス情報のなかに
は、ファクシミリ装置1が電話回線に接続されている
か、あるいはPHS端末2の音声入出力端子に接続され
ているかを示す操作者によって登録される情報も含まれ
る。画像メモリエリア103cはDRAMで構成され、
画像データが格納される。
【0041】104は原稿を読み取る読取部、107は
受信した画像や読取部104で読み取った画像を記録す
る記録部である。105は操作部であり、各種オペレー
ションのためのキー(図2のキー11−1〜nに相当)
や表示部(図2の表示部12に相当)を含む。
【0042】108は読取部104で読み取った画像デ
ータ、または画像メモリエリア103cから読み出した
画像データを、MH,MR,MMRのうちのいずれかの
符号化方式でエンコードしたり、また受信したファクシ
ミリイメージデータや画像メモリ103cの符号化され
た画像データをMH,MR,MMRのうちのいずれかの
符号化方式でデコードしたりするエンコード/デコード
部である。
【0043】109はファクシミリ送信/受信をおこな
うためのモデムであり、110は回線111との接続制
御を行うネットワーク制御装置(NCU)である。NC
U110に関しては、図4を参照して詳しく後述する。
なお、ファクシミリ装置1が図2に示すように、PHS
端末2の音声入出力端子に接続される場合は、回線11
1はセルラーケーブルである。
【0044】図4は、第1の実施形態におけるネットワ
ーク制御装置NCU110の内部構成を示す回路図であ
る。
【0045】図中、201は回線208を電話側とファ
クシミリ側に切り替えるCMLリレー、202はダイヤ
ルパルスを発生させるパルスリレー、203は直流ルー
プを形成するためのRETコイルあるいはそれと同等の
働きをする電気回路、205は回線208とファクシミ
リとを分離する600Ω:600Ωトランス、204は
このトランス205に交流成分のみを供給するための直
流カットコンデンサである。206はトランス205の
出力を送信側(TX)と受信側(RX)にわけるための
2線−4線変換回路である。この2線−4線変換回路2
06にファクシミリ装置本体(図示せず)が接続され
る。216は呼出信号を検出する呼出信号検出回路、2
11はトランス、212は直流カットのためのコンデン
サである。
【0046】207はトーン信号であるCNG信号やF
C信号を検出するトーン検出回路であり、その出力ライ
ン210はCPU101(図1)にバスを介して接続さ
れる。このトーン検出回路207はPLL回路で構成さ
れており、外付けの抵抗213−aとコンデンサ215
との時定数によって決まる周波数の信号の入力、または
外付けの抵抗213−bとコンデンサ215との時定数
によって決まる周波数の信号の入力を検出する。本実施
の形態では、コンデンサ215は0.056μFのフィ
ルムコンデンサであり、抵抗213−aの抵抗値は1
3.7kΩ、抵抗213−bの抵抗値は16.2kΩで
ある。
【0047】抵抗213−a及び抵抗213−bのうち
一方を選択するスイッチ214がCPU101(図1)
の制御によって作動する。すなわち、回線208にPS
TNやPBXなどの通常の回線が接続されている場合
は、CPU101がスイッチ214に抵抗213−aを
選択させ、トーン検出回路207が1300HzのFC
信号の着信を検出する。一方、回線208にPHS端末
2(図2)の音声入出力端子がセルラーケーブル5によ
って接続されている場合は、CPU101がスイッチ2
14に抵抗213‐bを選択させ、トーン検出回路20
7は1100HzのCNG信号の着信を検出する。
【0048】ファクシミリ装置1が通常の回線に接続さ
れているか、PHS端末2の音声入出力端子に接続され
ているかを示す情報は、操作部105のキーを使って操
作者より入力される。このキーは専用のキーを割り当て
てもいいし、ファンクションキーの操作によって、ユー
ザデータを切り替えてもよい。
【0049】図5は、第1の実施の形態におけるファク
シミリ装置のネットワーク制御装置NCUにおけるファ
クシミリ自動受信の処理手順を示すフローチャートであ
る。なお、図5では主にファクシミリの受信手順を示
し、通話の受信手順は省略する。
【0050】ステップS501において、みなし音声通
信モードであるか否かを判別する。みなし音声通信モー
ドは、回線208がPHS端末2の音声入出力端子に接
続されているときのモードである。みなし音声通信モー
ドであるか否かの情報は、操作部105から操作者によ
って入力され、該情報はRAM103の登録データエリ
ア103−bに記憶されている。
【0051】みなし音声通信モードである場合ステップ
S502に進み、CPU101がスイッチ214を制御
し、スイッチ214を抵抗213−b側に切り替え、ト
ーン検出回路207の検出周波数を1100Hzにす
る。そしてトーン検出回路が1100Hzを検出してか
どうかをチェックする(ステップS503)。検出すれ
ばステップS504に進み、検出しなければステップS
501に戻る。ステップS504において、CPU10
1が、トーン検出回路207の出力の時間変化を基に、
CNG信号が着信したかどうかを判断する。CNG信号
は、周波数1100Hzの正弦波が0.5秒継続後、3
秒間遮断される信号の繰り返しであるので、トーン検出
回路207の出力の時間変化を利用してCNG信号の着
信を判断できる。CNG信号の着信を検出すればステッ
プS505に進み、パルスリレー202をオンにしてC
MLリレー201をファクシミリ側(図4に示すCML
リレー201のスイッチ位置ではなく、もう一方のスイ
ッチ位置)に切り替え、ファクシミリの受信処理を行う
(ステップS506)。ステップS504で1100H
zの信号がCNG信号でない場合ステップS501に戻
る。
【0052】ステップS501において、みなし音声モ
ードでなければ、ステップS507に進み、CPU10
1がスイッチ214を抵抗213−a側に切り替え、ト
ーン検出回路207の検出周波数を1300Hzにす
る。そしてトーン検出回路207が1300Hzの周波
数の入力を検出してか否かをチェックする(ステップS
508)。1300Hzの周波数の入力を検出すれば、
すなわち、Fネットからの呼び出し信号であるFC信号
を検出すれば、ステップS505に進んでファクシミリ
の自動受信を行い、検出しなければステップS509に
進む。ステップS509で、着信があるか否かを呼出信
号検出回路216によってチェックして(ステップS5
09)、着信があればステップS505に進んでファク
シミリ自動受信を行い、着信がなければステップS50
1に戻る。
【0053】図6は、ステップS506の受信処理の詳
しい内容を示すフローチャートである。この受信処理
は、ITU (International Telecommunication Union)
の勧告T.30に基づいている。
【0054】まず、CED,DISメッセージを送出す
る(ステップS601)。次にDCSメッセージの検出
を行う(ステップS602)。DCSメッセージを検出
するとステップS603に進み、トレーニングの結果が
OKかどうかを判断し、OKならばCFRメッセージを
返し(ステップS604)、画像受信を開始する(ステ
ップS606)。NGならばFFTメッセージを返して
(ステップS605)、ステップS603に戻る。
【0055】画像受信中は、画像受信が終了したかどう
かをチェックして(ステップS607)、終了していな
ければ画像受信を続け、終了すれば受信処理を終了す
る。
【0056】なお、図5に示すフローチャートは、ファ
クシミリ装置1が通常の回線に接続されていて、呼出信
号を検出した場合はすぐにファクシミリ受信に移行する
状態にある場合のものであるが、もちろん、呼出信号検
出後にCNG信号の入力チェックを行い、いわゆるF/
T切り替えを行うようにしてもよい。
【0057】また、本実施の形態では、PHS端末2の
音声入出力端子が回線208に接続された場合、送信側
からのCNG信号を検出してファクシミリの自動受信を
行うようにしているが、もし、PHS端末側が、みなし
音声によるファクシミリ受信であることを示す何らかの
トーン信号を、音声入出力端子からファクシミリ装置へ
送出するような場合は、このトーン信号の周波数にトー
ン検出回路の検出周波数を合わせ、このトーン信号の入
力を検出することにより、ファクシミリ装置は、みなし
音声によるファクシミリ受信であることを知り、ファク
シミリの自動受信を行うようにしてもよい。
【0058】(第2の実施の形態)第2の実施形態の構
成は、基本的に第1の実施形態の構成と同じであるの
で、同一構成部分には同一の参照符号を付して、その説
明を省略する。
【0059】図7は、第2の実施形態におけるネットワ
ーク制御装置NCUの構成を示す回路図である。
【0060】第2の実施形態では、極性検出回路301
が回線208に追加され、ネットワーク制御装置NCU
の処理内容が異なる。極性検出回路は、ダイヤルインサ
ービスに対応する場合に必要なものであり、電話回線の
極性の反転をこれによって検出する。
【0061】極性検出回路301はフォトカプラで構成
されており、回線208の極性を検出する。302は抵
抗であり、本実施の形態では1.1MΩである。303
−a,303−bは極性検出回路301の出力端子であ
り、CPU101にバスを介して接続される。
【0062】回線208にPSTNやPBXなどの通常
の回線が接続され、回線208のラインL1の極性が
正、ラインL2の極性が負の場合は、出力端子303‐
aがLレベル、出力端子303‐bがHレベルとなり、
回線208のラインL1の極性が負、ラインL2の極性
が正の場合は、出力端子303−aがHレベル、出力端
子303−bがLレベルとなる。一方、回線208にP
HS端末2の音声入出力端子が接続された場合、回線2
08に供給される信号には直流成分がなく極性がないの
で、出力端子303−aも出力端子303−bもHレベ
ルとなる。
【0063】したがって、出力端子303−a,303
−bのレベルを監視することによって、回線208にP
STNやPBXなどの通常の回線が接続されている状態
か、PHS端末2の音声入出力端子が接続されている状
態かを判別することができる。
【0064】なお第2の実施形態では、第1の実施形態
のような、ファクシミリ装置1がセルラーケーブル5に
よりPHS端末2の音声入出力端子に接続された状態で
あるか、あるいは通常の電話回線に接続された状態であ
るかを操作者が入力する構成を備えない。
【0065】図8は、第2の実施の形態におけるファク
シミリ装置のネットワーク制御装置NCUにおけるファ
クシミリ自動受信の処理手順を示すフローチャートであ
る。なお、図8では主にファクシミリの受信手順を示
し、通話の受信手順は省略する。
【0066】スタンバイ状態では、CPU101が極性
検出回路301の出力端子303−a,303−bを監
視している(ステップS801)。回線208が通常回
線に接続されていれば極性が検出でき、一方、回線20
8がPHS端末2の音声入出力端子に接続された「みな
し音声通信モード」であれば極性は検出できない。極性
を検出できなければステップS802に進み、スイッチ
214を抵抗213−b側に切り替え、トーン検出回路
207の検出周波数を1100Hzにする。そしてトー
ン検出回路207が周波数1100Hzを検出したか否
かをチェックする(ステップS803)。検出すればス
テップS804に進み、検出しなければステップS80
1に戻る。ステップS804ではトーン出力回路207
の出力ライン210の状態の時間変化からCNG信号か
否かをチェックする。CNG信号を検出すればステップ
S805に進み、パルスリレー202をオンにし、CM
Lリレー201をファクシミリ側に切り替え、ファクシ
ミリ受信処理を行う(ステップS806)。もし、ステ
ップS804で1100Hzの信号がCNG信号でない
と判断すればステップS801に戻る。
【0067】ステップS801において極性を検出すれ
ば、ステップS807に進み、スイッチ214を抵抗2
13−a側に切り替え、トーン検出回路207の検出周
波数を1300Hzにする。そしてトーン検出回路20
7が周波数1300Hzを検出してかどうかをチェック
する(ステップS808)。検出すればステップS80
5に進みファクシミリを自動受信し、検出しなければス
テップS809に進む。ステップS809で、着信があ
るかどうかを呼出信号検出回路216によってチェック
して(ステップS809)、着信があればステップS8
05に進んでファクシミリを自動受信し、着信がなけれ
ばステップS801に戻る。
【0068】ステップ806の受信処理は図6に示す処
理と全く同じである。
【0069】なお、このフロ一チャートも、ファクシミ
リ装置1が通常の回線に接続されていて、呼出信号を検
出した場合はすぐにファクシミリ受信に移行する場合の
ものであるが、もちろん、呼出信号検出後にCNG信号
のチェックを行い、いわゆるF/T切り替えを行っても
よい。
【0070】以上の各実施の形態では、ファクシミリ装
置にPHS端末が接続された場合を例にとって説明した
が、ファクシミリ装置に携帯電話等の他の無線端末が接
続された場合でも本発明は適用可能であり、さらに、着
信を示すトーン信号を検出する機能を有する、ファクシ
ミリ装置以外の通信装置に無線端末が接続された場合で
も本発明は適用可能である。
【0071】また、前述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0072】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0073】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0074】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した各実施形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0075】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、P
HS端末や携帯電話の音声入出力端子と接続したファク
シミリ装置において、音声入出力端子からのみなし音声
信号に着信を示すトーン信号を検出することによってフ
ァクシミリの自動受信することが可能となる。
【0077】また、ユーザーが、ファクシミリ装置に、
セルラーケーブルでPHS端末や携帯電話の音声入出力
端子を接続して使用するか、通常の回線を接続して使用
するかを選択して、それをファクシミリ装置の操作部か
ら入力することにより、ファクシミリの自動受信が可能
となり、これによって、誤動作なく、より確実に自動受
信することが可能となる。
【0078】また、極性検出回路が回線の極性を検出で
きたか、できなかったかの情報に基づいて、ファクシミ
リ装置が通常の回線に接続しているか、セルラーケーブ
ルでPHS端末や携帯電話の音声入出力端子に接続して
いるかを自動的に選択することが可能となる。
【0079】さらに、ファクシミリ装置をセルラーケー
ブルでPHS端末や携帯電話の音声入出力端子に接続し
た状態でファクシミリの自動受信を行うためにトーン信
号としてCNG信号を採用する。これにより、無線端末
から特別な信号を出さなくてもファクシミリ自動受信が
でき、加えて通常回線に接続した場合にはFネットの無
鳴動受信を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係るファクシミリ装置の接続
構成を示すブロック図である。
【図3】PHS端末を用いてファクシミリ信号をみなし
音声として送受信するシステム構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるネットワーク制御装置
NCUの内部構成を示す回路図である。
【図5】第1の実施の形態におけるファクシミリ装置の
ネットワーク制御装置NCUにおけるファクシミリ自動
受信の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ステップS506の受信処理の詳しい内容を示
すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態におけるネットワーク制御装置
NCUの構成を示す回路図である。
【図8】第2の実施の形態におけるファクシミリ装置の
ネットワーク制御装置NCUにおけるファクシミリ自動
受信の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】留守番電話接続が可能であり、CNG信号やF
C信号を備えたファクシミリ信号の自動受信ができる従
来のファクシミリ装置におけるネットワーク制御装置N
CUの構成を示すブロック図である。
【図10】従来のファクシミリ装置のネットワーク制御
装置NCUにおける留守番電話接続モードでのファクシ
ミリ自動受信の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 PHS端末 3 PHS基地局 4 ファクシミリ装置 5 セルラーケーブル 101 CPU(周波数決定手段、受信処理手段) 102 ROM 103 RAM 104 読取部 105 操作部(受取手段) 107 記録部 108 エンコード/デコード部 109 モデム 110 ネットワーク制御装置(NCU) 201 CMLリレー 207 トーン検出回路(検出手段) 208 回線 214 スイッチ(受信処理手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 文彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋元 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山口 昭市 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C075 AB03 AB06 CA01 CD07 CD25 5K101 KK01 LL12 UU01 UU06 UU20

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる特定の周波数を有する複数の信号
    を受信する通信装置において、 いずれの信号を受信するかについての指定情報を操作者
    から受け取る受取手段と、 受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検
    出する検出手段と、前記受取手段が受け取った指定情報
    に従い、前記検出手段が検出すべき信号の特定の周波数
    を決定する周波数決定手段と、 前記周波数決定手段により決定された周波数を持つ信号
    を前記検出手段が検出したことに応じて受信信号の処理
    を行う受信処理手段とを有することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記通信装置はファクシミリ装置であ
    り、前記異なる特定の周波数からなる信号は、CNG信
    号及びFC信号であることを特徴とする請求項1記載の
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記指定情報は、前記ファクシミリ装置
    に設けられた音声入出力端子に無線端末が接続されてい
    るか否かを示す情報であることを特徴とする請求項2記
    載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記無線端末は、携帯電話またはPHS
    端末であることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、受信信号の中に含まれ
    る特定の周波数を検出するPLL回路を含むことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信装
    置。
  6. 【請求項6】 異なる特定の周波数を有する複数の信号
    を受信する通信装置において、 電話回線の極性状態を検出する極性状態検出手段と、受
    信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検出
    する特定周波数信号検出手段と、 前記極性状態検出手段が検出した極性状態に従い、前記
    特定周波数信号検出手段が検出すべき信号の特定の周波
    数を決定する周波数決定手段と、 前記周波数決定手段により決定された周波数を持つ信号
    を前記特定周波数信号検出手段が検出したことに応じて
    受信信号の処理を行う受信処理手段とを有することを特
    徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 前記極性状態検出手段は、極性が検出で
    きる状態と極性が検出できない状態とを検出することを
    特徴とする請求項6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記通信装置はファクシミリ装置であ
    り、前記異なる特定の周波数からなる信号は、CNG信
    号及びFC信号であることを特徴とする請求項6または
    請求項7記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 異なる特定の周波数を有する複数の信号
    を受信する通信装置に適用される通信方法において、 いずれの信号を受信するかについての指定情報を操作者
    から受け取る受取ステップと、 受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検
    出する検出ステップと、 前記受取ステップで受け取った指定情報に従い、前記検
    出ステップにおいて検出すべき信号の特定の周波数を決
    定する周波数決定ステップと、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    信号が前記検出ステップで検出されたことに応じて受信
    信号の処理を行う受信処理ステップとを有することを特
    徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 前記通信装置はファクシミリ装置であ
    り、前記異なる特定の周波数からなる信号は、CNG信
    号及びFC信号であることを特徴とする請求項9記載の
    通信方法。
  11. 【請求項11】 前記指定情報は、前記ファクシミリ装
    置に設けられた音声入出力端子に無線端末が接続されて
    いるか否かを示す情報であることを特徴とする請求項1
    0記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 前記無線端末は、携帯電話またはPH
    S端末であることを特徴とする請求項11記載の通信方
    法。
  13. 【請求項13】 異なる特定の周波数を有する複数の信
    号を受信する通信装置に適用される通信方法において、 電話回線の極性状態を検出する極性状態検出ステップ
    と、 受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検
    出する特定周波数信号検出ステップと、 前記極性状態検出ステップにより検出された極性状態に
    従い、前記特定周波数信号検出ステップにおいて検出す
    べき信号の特定の周波数を決定する周波数決定ステップ
    と、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    信号が前記特定周波数信号検出ステップで検出されたこ
    とに応じて受信信号の処理を行う受信処理ステップとを
    有することを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 前記極性状態検出ステップは、極性が
    検出できる状態と極性が検出できない状態とを検出する
    ことを特徴とする請求項13記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記通信装置はファクシミリ装置であ
    り、前記異なる特定の周波数からなる信号は、CNG信
    号及びFC信号であることを特徴とする請求項13また
    は請求項15記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 異なる特定の周波数を有する複数の信
    号を受信する通信装置に適用される通信方法をプログラ
    ムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体において、 前記通信方法が、 いずれの信号を受信するかについての指定情報を操作者
    から受け取る受取ステップと、 受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検
    出する検出ステップと、 前記受取ステップで受け取った指定情報に従い、前記検
    出ステップにおいて検出すべき信号の特定の周波数を決
    定する周波数決定ステップと、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    信号が前記検出ステップで検出されたことに応じて受信
    信号の処理を行う受信処理ステップとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 異なる特定の周波数を有する複数の信
    号を受信する通信装置に適用される通信方法をプログラ
    ムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体において、 前記通信方法が、 電話回線の極性状態を検出する極性状態検出ステップ
    と、 受信信号の中に含まれる特定の周波数を持った信号を検
    出する特定周波数信号検出ステップと、 前記極性状態検出ステップにより検出された極性状態に
    従い、前記特定周波数信号検出ステップにおいて検出す
    べき信号の特定の周波数を決定する周波数決定ステップ
    と、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    信号が前記特定周波数信号検出ステップで検出されたこ
    とに応じて受信信号の処理を行う受信処理ステップとを
    有することを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 電話回線に接続されているか否かを検
    出する接続検出手段と、 トーン信号を検出するトーン信号検出手段と、 前記接続検出手段が検出した結果に従い、前記トーン信
    号検出手段が検出すべきトーン信号の周波数を決定する
    周波数決定手段と、 前記周波数決定手段により決定された周波数を持つトー
    ン信号を、前記トーン信号検出手段が検出したことに応
    じて受信処理を行う受信処理手段とを有することを特徴
    とする通信装置。
  19. 【請求項19】 前記接続検出手段は、電話回線の極性
    の検出に応じて、電話回線に接続されているか否かを検
    出することを特徴とする請求項18記載の通信装置。
  20. 【請求項20】 前記周波数決定手段は、前記トーン信
    号検出手段が検出すべきトーン信号の周波数を、CNG
    信号の周波数とFC信号の周波数とのいずれかに決定す
    ることを特徴とする請求項18記載の通信装置。
  21. 【請求項21】 前記周波数決定手段は、前記トーン信
    号検出手段が検出すべきトーン信号を、第1の周波数と
    第2の周波数とのいずれかに決定し、 前記受信処理手段は、前記周波数決定手段が前記第2の
    周波数に決定したときは、前記トーン信号検出手段によ
    り前記第2のトーン信号が検出され、かつ呼出信号が検
    出された場合に、受信処理を行うことを特徴とする請求
    項18記載の通信装置。
  22. 【請求項22】 電話回線に接続されているか否かを検
    出する接続検出ステップと、 トーン信号を検出するトーン信号検出ステップと、 前記接続検出ステップにより検出された結果に従い、前
    記トーン信号検出ステップにおいて検出すべきトーン信
    号の周波数を決定する周波数決定ステップと、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    トーン信号を前記トーン信号検出ステップで検出された
    ことに応じて受信処理を行う受信処理ステップとを有す
    ることを特徴とする通信方法。
  23. 【請求項23】 通信装置に適用される通信方法をプロ
    グラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体において、 前記通信方法が、 電話回線に接続されているか否かを検出する接続検出ス
    テップと、 トーン信号を検出するトーン信号検出ステップと、 前記接続検出ステップにより検出された結果に従い、前
    記トーン信号検出ステップにおいて検出すべきトーン信
    号の周波数を決定する周波数決定ステップと、 前記周波数決定ステップにより決定された周波数を持つ
    トーン信号を前記トーン信号検出ステップで検出された
    ことに応じて受信処理を行う受信処理ステップとを有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015119379A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 株式会社リコー ファクシミリ受信制御装置、ファクシミリ装置、ファクシミリ受信制御方法及びファクシミリ受信制御プログラム

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JP2015119379A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 株式会社リコー ファクシミリ受信制御装置、ファクシミリ装置、ファクシミリ受信制御方法及びファクシミリ受信制御プログラム

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