JP2000269007A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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JP2000269007A
JP2000269007A JP11071900A JP7190099A JP2000269007A JP 2000269007 A JP2000269007 A JP 2000269007A JP 11071900 A JP11071900 A JP 11071900A JP 7190099 A JP7190099 A JP 7190099A JP 2000269007 A JP2000269007 A JP 2000269007A
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JP
Japan
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resistance circuit
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capacitor
fixed
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JP11071900A
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Kazufumi Daimon
和史 大門
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁樹脂部と固定抵抗回路基板のパターン部
との間の剥離を防止して、耐電圧特性を高めることがで
きる高電圧用可変抵抗器を提供する。 【解決手段】 固定抵抗回路基板収納室7とコンデンサ
収納室9とを連通する連通路8内に補助壁部27を設け
る。補助壁部27は、固定抵抗回路基板19のコンデン
サ収納室9に臨む表面の一部の上に存在する固定抵抗回
路パターンの一部と対向する対向面27aを備えてい
る。補助壁部27の対向面27aは第2の壁面3aと連
続し且つ第2の壁面3aを連通路8内に延長する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧用可変抵抗
器に関するものであり、特にCRT(Cathode-ray tub
e)等のフォーカス電圧やスクリーン電圧等を調整する
ために用いられるフォーカスパックと呼ばれる高電圧用
可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォーカスパックと呼ばれる高電圧用可
変抵抗器は、一面に開口部を有し且つ可変抵抗回路基板
収納室と固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納室と
を区分けする仕切り壁部を内部に備えた絶縁樹脂製のケ
ースを有している。そして、この種の高電圧用可変抵抗
器の中には、固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納
室とがケースの開口部側から見てL字状になるように配
置され且つ連通するように連続して形成されたものがあ
る。そして、固定抵抗回路基板が固定抵抗回路パターン
が形成された表面の一部をコンデンサ収納室に臨ませる
ようにして固定抵抗回路基板収納室内にそのまま収納さ
れたものがある。このような高電圧用可変抵抗器では、
ライバックトランスのトランスケースの可変抵抗器装着
用開口部を塞ぐようにしてトランスケースに装着された
後に、高電圧用可変抵抗器のケースの可変抵抗回路基板
が収納された可変抵抗回路基板収納室の開口部側の空
間、固定抵抗回路基板収納室及びコンデンサ収納室の開
口部に熱硬化性の絶縁樹脂が充填されて絶縁樹脂部が形
成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の高電圧用可変抵
抗器では、絶縁樹脂部と固定抵抗回路基板のパターン部
分との間に剥離が生じて、耐電圧特性が低下するという
問題が発生することが判った。
【0004】本発明の目的は、絶縁樹脂部と固定抵抗回
路基板のパターン部との間の剥離を防止して、耐電圧特
性を高めることができる高電圧用可変抵抗器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高電圧用可変抵
抗器は、一面に開口部を有し且つ可変抵抗回路基板収納
室と、固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納室とを
有する絶縁樹脂製のケースと、ケースの可変抵抗回路基
板収納室に開口部側に裏面を向けるように収納され且つ
表面に可変抵抗回路パターンを有する可変抵抗回路基板
と、表面に固定抵抗回路パターンを有し、コンデンサ収
納室が位置する側に表面を向け且つ表面の一部がコンデ
ンサ収納室に臨むように固定抵抗回路基板収納室に収納
された固定抵抗回路基板と、コンデンサ収納室に収納さ
れたコンデンサとを具備している。そして固定抵抗回路
基板収納室とコンデンサ収納室とが連通路を介して連通
する状態で隣接して配置され、固定抵抗回路基板収納室
は固定抵抗回路基板の裏面と全面的に対向する第1の壁
面とこの第1の壁面と所定の間隙を介して対向し且つ固
定抵抗回路基板の表面と部分的に対向する第2の壁面と
を有している。また、可変抵抗回路基板が収納された可
変抵抗回路基板収納室の開口部側の空間、固定抵抗回路
基板が収納された固定抵抗回路基板収納室及びコンデン
サが収納されたコンデンサ収納室に熱硬化性の絶縁樹脂
が充填されて絶縁樹脂部が形成されている。本発明で
は、連通路内に、固定抵抗回路基板のコンデンサ収納室
に臨む表面の一部の上に存在する固定抵抗回路パターン
の一部と対向する対向面を備えた補助壁部を設ける。そ
して、補助壁部を対向面が第2の壁面と連続し且つ第2
の壁面を連通路内に延長するように構成する。別の見方
をすると、この補助壁部を固定抵抗回路基板収納室とコ
ンデンサ収納室との境界部に補助壁部を設け、対向面が
第2の壁面の面方向に延びるように構成する。更に別の
見方をすると、固定抵抗回路基板収納室及びコンデンサ
収納室を、可変抵抗回路基板収納室を囲むように隣接す
る第1及び第2の仕切り壁部にそれぞれ沿い且つ連通す
るように連続して形成し、第1の仕切り壁部を固定抵抗
回路基板の表面と部分的に対向する壁面を有するように
形成する。そして、前述の境界部に設ける補助壁部を対
向面が第1の仕切り壁部の壁面と連続し且つ壁面の面方
向に延びるように構成する。
【0006】本発明者は、絶縁樹脂部と固定抵抗回路基
板のパターン部分との間に剥離が生じる場所を調べたと
ころ、固定抵抗回路パターンのうちコンデンサ収納室を
臨む部分でのみ剥離が発生することが判った、そして、
その原因は、固定抵抗回路基板の周囲の絶縁樹脂部の厚
みがコンデンサ収納室に隣接する部分で他の部分よりも
厚くなることにあることが判った。これは絶縁樹脂部の
厚みが異なると、絶縁樹脂部と固定抵抗回路基板との熱
膨張率の差により発生する応力に厚みの差に応じて大き
な差が生じ、この応力の差が剥離を生じさせるものと考
えられる。そのため、固定抵抗回路基板の表面のうちコ
ンデンサ収納室を臨む部分で絶縁樹脂部との剥離が発生
すると考えられる。そこで、本発明のように補助壁部を
設けると、固定抵抗回路パターンと接触する絶縁樹脂部
の厚みに大きな差が生じなくなるために、絶縁樹脂部と
固定抵抗回路基板のパターン部分との間に剥離が発生す
るのを防ぐことができる。その結果、本発明によれば耐
電圧特性の低下を抑制することができる。
【0007】なお、固定抵抗回路基板からの1本のリー
ド線及びコンデンサからの1本のリード線がそれぞれ接
続される入力端子(接続用端子金具)は固定抵抗回路基
板収納室またはコンデンサ収納室内に配置される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の高電圧用可変抵抗
器の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本
実施例の高電圧用可変抵抗器ユニットは、CRTのフォ
ーカス電圧を調整するために用いられるもので、一般的
にフォーカスパックまたはダブルフォーカスと呼ばれて
いる。図1(A)〜(D)は、本発明の実施の形態の一
例の高電圧用可変抵抗器の平面図、正図面、底面図、左
側面図である。また図2は、図1(C)のII−II線断面
図である。この高圧用可変抵抗器は、フライバックトラ
ンスのトランスケースの可変抵抗器装着用開口部を塞ぐ
ようにしてトランスケースに装着されるものである。装
着後、トランスケースの絶縁樹脂充填用開口端部からト
ランスケースの内部と高圧用可変抵抗器の裏面側の開口
部にトランスモールド用の絶縁樹脂が充填される。その
ため高圧用可変抵抗器の絶縁ケース1は、底面側に開口
部を有する一端開口状の形状を呈している。絶縁ケース
1の内部は第1の仕切り壁部3及び第2の仕切り壁部4
によって仕切られている。第1の仕切り壁部3は可変抵
抗回路基板収納室5と固定抵抗回路基板収納室7との間
を仕切り、第2の仕切り壁部4は可変抵抗回路基板収納
室5とコンデンサ収納室9とを仕切る。固定抵抗回路基
板収納室7とコンデンサ収納室9は、絶縁ケース1の開
口部側から見た形状がほぼL字状をなすように連通路8
を介して連通するように連続して形成されている。
【0009】可変抵抗回路基板収納室5内には、表面に
可変抵抗回路パターンを有する図示しない可変抵抗回路
基板が開口部側に裏面を向けるように収納されており、
この可変抵抗回路基板の裏面側には絶縁樹脂が充填され
て絶縁樹脂層11が形成されている。可変抵抗回路基板
収納室5内に収納される可変抵抗回路基板は、表面に電
極パターン及び可変抵抗回路パターンが形成されたセラ
ミック製の回路基板である。そして、回路基板の表面と
絶縁ケース1の上側壁部との間にはこの可変抵抗体パタ
ーンと接触する接点を備えたダブルフォーカス用とスク
リーン用の3つの回転子がそれぞれ収納されている。電
極パターンに含まれる出力電極には絶縁ケース1の筒状
部13及び15から挿入される出力用導体が特開平9−
186006号公報等に示されるような公知の方法で接
続される。また、可変抵抗回路基板の裏面に配置されて
入力電極に接続される端子金具17には、後述する固定
抵抗回路基板19の第1のリード線25Aが接続されて
いる。
【0010】固定抵抗回路基板収納室7内にはブリーダ
抵抗を構成する固定抵抗回路基板19が収納されてい
る。この固定抵抗回路基板19は、図3の平面図に示す
ように、矩形のセラミック基板21の表面に波形の固定
抵抗回路パターン23が形成されて構成されており、固
定抵抗回路パターン23の両端には、第1及び第2の接
続用電極23a,23bに接続された第1及び第2の固
定抵抗回路基板用リード線25A,25Bが設けられて
いる。固定抵抗回路基板19は、表面19aの一部19
cがコンデンサ収納室9に臨み、表面19aの他の部分
19dが第1の仕切り壁部3の壁面と対向するようにし
て2つの固定抵抗回路基板支持部材18a,18bによ
って支持された状態で固定抵抗回路基板収納室7内に収
納されている。これにより、固定抵抗回路基板19は、
絶縁ケース1の側壁部1aと第1の仕切り壁部3とにほ
ぼ平行に並ぶように固定抵抗回路基板収納室7内に配置
されることになる。言い換えると、絶縁ケース1の側壁
部1aは、固定抵抗回路基板19の裏面19bと全面的
に対向する第1の壁面1bを有しており、第1の仕切り
壁部3は固定抵抗回路基板19の表面19aの一部19
dに対向する第2の壁面3aを有しており、これら第1
の壁面1b及び第2の壁面3aが固定抵抗回路基板収納
室7を部分的に囲んでいる。
【0011】固定抵抗回路基板収納室7とコンデンサ収
納室9との境界部(固定抵抗回路基板収納室7とコンデ
ンサ収納室9との連通路8内)には、補助壁部27が設
けられている。この例では、第1の仕切り壁部3と連続
するように補助壁部27がケース1の内壁部に一体に設
けられている。補助壁部27は、固定抵抗回路基板19
と対向する対向面27aを有している。対向面27a
は、固定抵抗回路基板19のコンデンサ収納室9に臨む
表面の一部19cの上に存在する固定抵抗回路パターン
23の一部23c(図3)と対向している。そしてこの
対向面27aは、第1の仕切り壁部3の壁面(第2の壁
面3a)と連続し且つ第2の壁面3aの面方向に延びて
いる。言い換えるならば、対向面27aが第2の壁面3
aを固定抵抗回路基板収納室7とコンデンサ収納室9と
の連通路8内に延長するように補助壁部27は構成され
ている。このような補助壁部27を設けると、固定抵抗
回路パターン23は、全体に亘って第1の仕切り壁部3
の壁面3aと補助壁部27の対向壁面27aとほぼ等し
い間隔をあけて対向することになる。そのため、本例の
高電圧用可変抵抗器をトランスケースに装着後、可変抵
抗回路基板収納室5の開口部側の空間、固定抵抗回路基
板収納室7及びコンデンサ収納室9にモールド用の熱硬
化性の絶縁樹脂が充填されて絶縁樹脂部が形成されたと
きに、固定抵抗回路パターン23と接触する絶縁樹脂部
の部分の厚みは全体的に同じ厚みになる。そのため、絶
縁樹脂部と固定抵抗回路基板19の固定抵抗パターン2
3との間に剥離が発生するのを防ぐことができ、耐電圧
特性の低下を防止できる。
【0012】コンデンサ収納室9内には、コンデンサ2
9が収納されている。このコンデンサ29は、第1のリ
ード線31A及び第2のリード線31Bを両端に有して
いる。
【0013】固定抵抗回路基板収納室7とコンデンサ収
納室9との境界領域には、固定抵抗回路基板19の第2
のリード線25B及びコンデンサ29の第1のリード線
31Aが接続され、高電圧用可変抵抗器が組み合わされ
るフライバックトランスの出力端子に接続される接続用
端子金具(入力端子)30が配置されている。この入力
端子30は、ピン形状を有している。図2に詳細に示す
ように、入力端子30には固定抵抗回路基板19の第2
のリード線25B及びコンデンサ29の第1のリード線
31Aがそれぞれ巻きつけらた状態で半田付け接続され
ている。入力端子30の先端の尖った部分がフライバッ
クトランスの導電ゴム等からなる出力端子に挿入され
る。この例では、図1(C)に示すように、入力端子3
0は固定抵抗パターン23との間の絶縁距離を延ばすた
めに補助壁部27を間に介してコンデンサ収納室9内に
配置されている。
【0014】絶縁ケース1の端子支持具取付部1cに設
けられた端子支持具1d〜1fには端子33,35,3
7が嵌合されて支持されている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、補助壁部を設けるの
で、固定抵抗回路パターンと接触する絶縁樹脂部の厚み
に大きな差が生じなくなるために、絶縁樹脂部と固定抵
抗回路基板のパターン部分との間に剥離が発生するのを
防ぐことができる。その結果、本発明によれば耐電圧特
性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、本発明の実施の形態の一例
の高電圧用可変抵抗器の平面図、正図面、底面図、左側
面図である。
【図2】図1(C)のII−II線断面図である。
【図3】図1の高電圧用可変抵抗器に用いる固定抵抗回
路基板の平面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 1b 第1の壁面 3 第1の仕切り壁部 3a 第2の壁面 4 第2の仕切り壁部 5 可変抵抗回路基板収納室 7 固定抵抗回路基板収納室 8 連通路 9 コンデンサ収納室 19 固定抵抗回路基板 25A,25B 固定抵抗回路基板用リード線 27 補助壁部 27a 対向面 29 コンデンサ 30 接続用端子金具(入力端子) 31A,31B コンデンサ用リード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口部を有し且つ可変抵抗回路基
    板収納室と、固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納
    室とを有する絶縁樹脂製のケースと、 前記ケースの前記可変抵抗回路基板収納室に前記開口部
    側に裏面を向けるように収納され且つ表面に可変抵抗回
    路パターンを有する可変抵抗回路基板と、 表面に固定抵抗回路パターンを有し、前記コンデンサ収
    納室が位置する側に前記表面を向け且つ前記表面の一部
    が前記コンデンサ収納室に臨むように前記固定抵抗回路
    基板収納室に収納された固定抵抗回路基板と、 前記コンデンサ収納室に収納されたコンデンサとを具備
    し、 前記固定抵抗回路基板収納室と前記コンデンサ収納室と
    が連通路を介して連通する状態で隣接して配置され、 前記固定抵抗回路基板収納室は前記固定抵抗回路基板の
    前記裏面と全面的に対向する第1の壁面と前記第1の壁
    面と所定の間隙を介して対向し且つ前記固定抵抗回路基
    板の前記表面と部分的に対向する第2の壁面とを有して
    おり、 前記可変抵抗回路基板が収納された前記可変抵抗回路基
    板収納室の前記開口部側の空間、前記固定抵抗回路基板
    が収納された前記固定抵抗回路基板収納室及び前記コン
    デンサが収納された前記コンデンサ収納室に熱硬化性の
    絶縁樹脂が充填されて絶縁樹脂部が形成されている高電
    圧用可変抵抗器であって、 前記連通路内には、前記固定抵抗回路基板の前記コンデ
    ンサ収納室に臨む前記表面の一部の上に存在する前記固
    定抵抗回路パターンの一部と対向する対向面を備えた補
    助壁部が設けられており、 前記補助壁部は、前記対向面が前記第2の壁面と連続し
    且つ前記第2の壁面を前記連通路内に延長するように構
    成されていることを特徴とする高電圧用可変抵抗器。
  2. 【請求項2】一面に開口部を有し且つ可変抵抗回路基板
    収納室と、固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納室
    とを有する絶縁樹脂製のケースと、 前記ケースの前記可変抵抗回路基板収納室に前記開口部
    側に裏面を向けるように収納され且つ表面に可変抵抗回
    路パターンを有する可変抵抗回路基板と、 表面に固定抵抗回路パターンを有し且つ前記固定抵抗回
    路パターンに電気的接続された2本のリード線を備え、
    前記可変抵抗回路基板収納室及び前記コンデンサ収納室
    が位置する側に前記表面を向け且つ前記表面の一部が前
    記コンデンサ収納室に臨むように前記固定抵抗回路基板
    収納室に収納される固定抵抗回路基板と、 2本のリード線を備えて前記コンデンサ収納室に収納さ
    れたコンデンサと、 前記固定抵抗回路基板収納室または前記コンデンサ収納
    室内に配置され、前記固定抵抗回路基板の1本の前記リ
    ード線及び前記コンデンサの1本の前記リード線がそれ
    ぞれ接続される接続用端子金具とを具備し、 前記固定抵抗回路基板収納室と前記コンデンサ収納室と
    は前記開口部側から見てL字状になるように配置され且
    つ連通するように連続して形成されており、 前記固定抵抗回路基板収納室は前記固定抵抗回路基板の
    前記裏面と全面的に対向する第1の壁面と前記第1の壁
    面と所定の間隙を介して対向し且つ前記固定抵抗回路基
    板の前記表面と部分的に対向する第2の壁面とを有して
    おり、 前記可変抵抗回路基板が収納された前記可変抵抗回路基
    板収納室の前記開口部側の空間、前記固定抵抗回路基板
    が収納された前記固定抵抗回路基板収納室及び前記コン
    デンサが収納された前記コンデンサ収納室に熱硬化性の
    絶縁樹脂が充填されて絶縁樹脂部が形成されている高電
    圧用可変抵抗器であって、 前記固定抵抗回路基板収納室と前記コンデンサ収納室と
    の境界部には、前記固定抵抗回路基板の前記コンデンサ
    収納室に臨む前記表面の一部の上に存在する前記固定抵
    抗回路パターンの一部と対向する対向面を備えた補助壁
    部が設けられており、 前記補助壁部は前記対向面が前記第2の壁面と連続し且
    つ前記第2の壁面の面方向に延びるように構成されてい
    ることを特徴とする高電圧用可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 一面に開口部を有し且つ可変抵抗回路基
    板収納室と、固定抵抗回路基板収納室とコンデンサ収納
    室とを有する絶縁樹脂製のケースと、 前記ケースの前記可変抵抗回路基板収納室に前記開口部
    側に裏面を向けるように収納され且つ表面に可変抵抗回
    路パターンを有する可変抵抗回路基板と、 2本のリード線を備え、一本の前記リード線を介して前
    記可変抵抗回路パターンと電気的に接続される固定抵抗
    回路パターンを表面に有し且つ前記表面の一部が前記コ
    ンデンサ収納室に臨むように前記固定抵抗回路基板収納
    室に収納された固定抵抗回路基板と、 2本のリード線を備えて前記コンデンサ収納室に収納さ
    れたコンデンサと、 前記固定抵抗回路基板収納室または前記コンデンサ収納
    室内に配置され、前記固定抵抗回路基板の前記固定抵抗
    回路パターンに接続された他方の前記リード線及び前記
    コンデンサの1本の前記リード線がそれぞれ接続された
    入力端子とを具備し、 前記固定抵抗回路基板収納室及び前記コンデンサ収納室
    は、前記可変抵抗回路基板収納室を囲むように隣接する
    第1及び第2の仕切り壁部にそれぞれ沿い且つ連通する
    ように連続して形成されており、 前記第1の仕切り壁部は前記固定抵抗回路基板の前記表
    面と部分的に対向する壁面とを有しており、 前記可変抵抗回路基板が収納された前記可変抵抗回路基
    板収納室の前記開口部側の空間、前記固定抵抗回路基板
    が収納された前記固定抵抗回路基板収納室及び前記コン
    デンサが収納された前記コンデンサ収納室に熱硬化性の
    絶縁樹脂が充填されて絶縁樹脂部が形成されている高電
    圧用可変抵抗器であって、 前記固定抵抗回路基板収納室と前記コンデンサ収納室と
    の境界部には、前記固定抵抗回路基板の前記コンデンサ
    収納室に臨む前記表面の一部の上に存在する前記固定抵
    抗回路パターンの一部と対向する対向面を備えた補助壁
    部が設けられており、 前記補助壁部は、前記対向面が前記第1の仕切り壁部の
    前記壁面と連続し且つ前記壁面の面方向に延びるように
    構成されていることを特徴とする高電圧用可変抵抗器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110971103A (zh) * 2019-11-15 2020-04-07 东莞市昂迪电子科技有限公司 可变电阻装置

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CN110971103A (zh) * 2019-11-15 2020-04-07 东莞市昂迪电子科技有限公司 可变电阻装置

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