JP2000268588A - 電子制御装置及び記録媒体 - Google Patents

電子制御装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2000268588A
JP2000268588A JP7601299A JP7601299A JP2000268588A JP 2000268588 A JP2000268588 A JP 2000268588A JP 7601299 A JP7601299 A JP 7601299A JP 7601299 A JP7601299 A JP 7601299A JP 2000268588 A JP2000268588 A JP 2000268588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
electronic control
engine
value
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7601299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Usami
隆史 宇佐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP7601299A priority Critical patent/JP2000268588A/ja
Publication of JP2000268588A publication Critical patent/JP2000268588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に不揮発性メモリにデータの書き込んで
保持することができる電子制御装置及び記録媒体を提供
すること。 【解決手段】 ステッフ゜110では、スタータ33を駆動した
かを判定する。ステッフ゜120では、スタータ駆動回数を計数
するカウンタ値nをインクリメントする。ステッフ゜130で
は、カウンタ値nが書き込み下限値以上であるかを判定
する。ステッフ゜140では、カウンタ値nがSRAMカウント
規定値Nに達したかを判定する。ステッフ゜150では、車速f
が基準値30km/h以上かによって、バッテリ電圧が
安定状態であるかを判定する。ステッフ゜160では、EEPR
OM19の記憶領域EEAに積算カウント値Sをインク
リメントして書き込む。ステッフ゜170では、SRAMカウン
ト規定値Nから実際のカウンタ値nを引いて余剰値aを
求める。ステッフ゜180では、前回までの余剰値の和Eに今回
の余剰値aを加算し記憶領域EEBに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の始
動に関するデータを確実に記憶することができる電子制
御装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車のエンジン制御
を行うために、マイクロコンピュータを中心とする電子
制御装置が使用されている。この電子制御装置では、各
種のデータを記憶するために、RAM(ノーマルRA
M)、スタンバイRAM、EEPROMなどが採用され
ている。
【0003】このうち、RAMはイグニッションキーの
オフ時にはデータが保障されないメモリであり、また、
スタンバイRAMはバッテリ電圧が低下するとデータが
保障されないメモリであるが、EEPROMは電源が切
られた場合でもデータの保持が可能な(書き込み可能
な)不揮発性メモリである。
【0004】ところが、EEPROMには、書き込み保
障回数があり、それを超えるとデータを正しく書き込む
ことができないことがあるため、データの記憶手段とし
て、前記スタンバイRAMとEEPROMとを組み合わ
せた電子制御装置が考えられている。
【0005】これは、書き込み回数に制限のないスタン
バイRAMに、ある程度のデータを貯えてから、そのデ
ータをEEPROMに書き込むという方法により、EE
PROMの書き込み回数を減らそうとする技術である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術では、下記の様な問題がある。 例えばスタンバイRAMにデータを貯えているとき
に、バッテリ電圧低下等の電源瞬断が発生すると、スタ
ンバイRAM内のデータは消失してしまうが、この電源
瞬断が、スタンバイROMからEEPROMにデータを
書き込むタイミングが来る前に発生すると、EEPRO
Mに必要なデータを確保できないという問題がある。
【0007】また、EEPROMへのアクセス中に、
供給電圧に異常が発生した場合(例えば2V〜1.5V
の様にバッテリ電圧が低電圧となった場合)には、その
アクセス動作が中断することがある。その様な場合に
は、電圧が正常に復帰した後にも、EEPROMが活性
化されず、場合によっては、1週間程度の不活性状態
(読み書き不能の状態)が続くことさえあるという問題
があった。
【0008】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、確実に不揮発性メモリに
データの書き込んで保持することができる電子制御装置
及び記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、電源によりバックアップされたRAM
と、電源遮断時にも記憶内容を保持することができる書
き込み可能な不揮発性メモリと、を備え、前記RAMに
記憶するデータが、所定の基準値に達した場合に、前記
不揮発性メモリへの前記データの書き込みを行う電子制
御装置であって、前記電源の電圧が安定状態か否かを判
定する安定状態判定手段と、前記安定状態判定手段によ
り前記電源の電圧が安定状態であると判定された場合に
は、前記RAMに記憶するデータが前記基準値に達して
いないときでも、前記不揮発性メモリへの前記データの
書き込みを行うデータ書込手段と、を備えたことを特徴
とする電子制御装置を要旨とする。
【0010】本発明では、電源の電圧(例えばバッテリ
電圧)が安定状態であると見なされるときには、通常デ
ータの書き込みを実行する所定の基準値(例えばSRA
Mカウント規定値N)に達していない場合でもあって
も、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)へのデータ
の書き込みを行う。これにより、通常より早い(基準値
前の)タイミングでデータの書き込みを行うので、前記
基準値に達する前に電源遮断が発生した場合でも、デー
タが失われることがない。
【0011】また、電源電圧の安定時にデータの書き込
みを行うので、不揮発性メモリへの書き込みの最中に電
圧低下等が発生する可能性が低く、よって、電圧低下時
の書き込みに起因する不揮発性メモリの不活性化を防止
できる。つまり、本発明によれば、不揮発性メモリに確
実にデータを書き込んで保持することができるという顕
著な効果を奏する。
【0012】(2)請求項2の発明は、前記データが前
記基準値を下回る書き込み下限値以上の場合に、前記安
定状態の判定を行うことを特徴とする前記請求項1に記
載の電子制御装置を要旨とする。
【0013】本発明は、前記「RAMに記憶するデータ
が前記基準値に達していないとき」を示すタイミングを
例示したものである。つまり、ここでは、データ(例え
ばスタータ駆動回数)が基準値(例えば16回)を下回
る書き込み下限値(例えば7回)以上の場合には、前記
電源電圧の安定状態の判定を行う。
【0014】(3)請求項3の発明は、前記データは、
所定の処理を実行した回数を示すカウンタ値であること
を特徴とする前記請求項1又は2に記載の電子制御装置
を要旨とする。本発明は、データの種類を例示したもの
であり、ここでは、データとして、例えばスタータ駆動
回数の様に、所定の処理(例えばスタータによるエンジ
ン始動)を実行した回数を示すカウンタ値を挙げてい
る。
【0015】(4)請求項4の発明は、前記不揮発性メ
モリの第1領域に、該不揮発性メモリへの書き込み回数
を記憶する書込回数記憶手段と、1回毎の前記書き込み
の際に発生する前記基準値と前記カウンタ値との差分を
算出する差分算出手段と、前記不揮発性メモリの第2領
域に、前記各書き込み毎に発生した前記差分の積算値を
記憶する積算値記憶手段と、を備えたことを特徴とする
前記請求項3に記載の電子制御装置を要旨とする。
【0016】本発明では、不揮発性メモリに、どの様に
データを記憶するかを例示している。ここでは、不揮発
性メモリの第1領域に、不揮発性メモリへの書き込み回
数を記憶し、第2領域に書き込み毎に発生した差分の積
算値を記憶している。つまり、通常、EEPROMの様
な不揮発性メモリには、ある記憶領域における書き込み
回数に制限があるので、この様に、不揮発性メモリの記
憶領域を区分することにより、不揮発性メモリの寿命を
伸ばすことができる。
【0017】(5)請求項5の発明は、前記書き込み回
数と前記基準値との積から前記差分の積算値を引いて、
前記所定の処理を実行した全回数を算出することを特徴
とする前記請求項4に記載の電子制御装置を要旨とす
る。
【0018】本発明は、所定の処理を実行した全回数
(例えば全スタータ駆動回数)を算出する方法を示して
いる。つまり、通常は、前記基準値に達した場合に書き
込みを実行するが、本発明では、その基準値に達する前
に書き込みを行うことがあるので、その差分(基準値−
カウンタ値)の処理が必要である。ここでは、1回の書
き込みの際の差分を積算した値を記憶しているので、書
き込み回数と基準値との積から差分の積算値を引くこと
により、所定の処理を実行した全回数を算出することが
できる。
【0019】(6)請求項6の発明は、前記電子制御装
置は、車両のエンジン制御を行う車載の装置であること
を特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載の電子
制御装置を要旨とする。本発明は、電子制御装置が適用
される対象を例示したものである。
【0020】(7)請求項7の発明は、前記所定の処理
を実行した回数を示すカウンタ値とは、スタータ駆動回
数を示す値であることを特徴とする前記請求項6に記載
の電子制御装置を要旨とする。本発明は、所定の処理を
実行した回数を示すカウンタ値の種類を例示したもので
ある。ここでは、カウンタ値は、スタータ駆動回数を示
している。
【0021】この様に、車載の電子制御装置のスタータ
駆動回数、特にイグニッションキーによる始動や自動始
動の合計回数である全スタータ駆動回数を記憶しておけ
ば、スタータ駆動回数がどの程度であるかを把握でき
る。よって、スタータ駆動回数が保障値よりも増加した
場合には、必要に応じて、エンジンの自動始動を制限す
ることにより、スタータの寿命を伸ばすことができる。
【0022】(8)請求項8の発明は、前記安定状態
を、前記車両の走行速度に基づいて判定することを特徴
とする前記請求項6又は7に記載の電子制御装置を要旨
とする。本発明は、電源の電圧の安定状態の判定方法を
例示したものである。つまり、車両の走行速度が例えば
所定の判定値以上であれば、例えばバッテリへの充電が
十分に行える状態、即ち電源電圧が安定し且つ電子制御
装置の駆動に十分な電圧を供給できる状態であると考え
られるので、ここでは、車両の走行速度により、電源の
電圧の安定状態を判定するのである。
【0023】(9)請求項9の発明は、前記エンジン制
御は、前記車両のエンジンを停止させてよい状態である
か否かを判定する停止可能状態判定手段と、該停止可能
状態判定手段によって肯定判断された場合には、エンジ
ンを自動停止させる自動停止手段と、該自動停止手段の
実行時に、前記車両のエンジンを始動させてよい状態で
あるか否かを判定する始動可能状態判定手段と、該始動
可能状態判定手段によって肯定判断された場合には、エ
ンジンを自動始動させる自動始動手段と、を備えたこと
を特徴とする前記請求項6〜8のいずれかに記載の電子
制御装置を要旨とする。
【0024】本発明は、いわゆるエコランにおけるエン
ジン制御を例示している。このエコランとは、燃費や排
ガスの低減のために、例えば信号停止時にはエンジンを
自動停止させ、信号発進時にはエンジンを自動始動する
ものである。この様なエコランの状態でおいては、通常
のイグニッションキーによるエンジン始動のみの場合と
比べて、スタータ駆動回数が増加し、場合によっては、
スタータの保障値を上回る場合があるので、エコランを
実施する場合には、上述した様に、スタータ駆動回数を
常に把握する必要がある。
【0025】(10)請求項10の発明は、前記請求項
1〜11のいずれか記載の電子制御装置の機能を実現す
るための手段を記録したことを特徴とする記録媒体を要
旨とする。本発明は、電子制御装置の機能を実現するた
めの手段(例えばプログラム)を記録した記録媒体を示
している。
【0026】つまり、上述した様な電子制御装置をコン
ピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピ
ュータシステム側で起動するプログラムとして備えるこ
とができる。このようなプログラムの場合、例えば、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハ
ードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロード
して起動することにより用いることができる。この他、
ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、こ
のROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシ
ステムに組み込んで用いても良い。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電子制御装置及び
記録媒体の実施の形態の例(実施例)について、図面に
基づいて説明する。 (実施例) a)まず、本実施例のエンジン制御用の電子制御装置の
基本構成について説明する。
【0028】図1に示す様に、本実施例のエンジン制御
用の電子制御装置(以下単にエンジンECUと記す)1
は、マイクロコンピュータ(図1ではCPUで示す)3
を中心に構成された装置であり、後に詳述する様に、例
えば赤信号での停止時にエンジンを自動停止させ、青信
号での発進時にエンジンの自動始動を行う、いわゆるエ
コラン走行が可能なものである。
【0029】このエンジンECU1は、マイクロコンピ
ュータ3に加え、電源系として、メイン電源回路5及び
サブ電源回路7を備え、入力系として、入力回路9及び
波形整形回路11を備え、出力系として、第1及び第2
出力回路13,15を備えている。また、スタータモニ
タ回路17及びEEPROM19などを備えている。以
下詳細に説明する。
【0030】前記メイン電源回路5は、イグニッション
スイッチ(IGスイッチ)21がオン(ON)の場合
に、バッテリ23から電圧(+B)の供給を受け、所定
の電圧(Vom)を、入力回路9及びマイクロコンピュ
ータ3に供給するものである。また、サブ電源回路7
は、IGスイッチ21がオフ(OFF)の場合でも、バ
ッテリ23から直接の電圧(BATT)の供給を受け、
所定の電圧(Vos)を、マイクロコンピュータ3に供
給するものである。
【0031】前記マイクロコンピュータ3は、ROM2
5、RAM(ノーマルRAM)27、スタンバイRAM
(以下SRAMと記す)29等を備えている。このう
ち、RAM27は、IGスイッチ9がオンの間は、メイ
ン電源回路5からの電圧供給により、内容(データ)を
保持するメモリである。また、SRAM29は、IGス
イッチ9がオフの間でも、サブ電源回路7からの電圧供
給により、内容(例えばスタータ駆動回数のデータ)を
保持するメモリである。
【0032】前記スタータモニタ回路17は、第2出力
回路15から出力されるスタータリレー31を駆動する
制御信号をチェックして、エンジンの自動始動の有無を
検出する回路である。前記EEPROM19は、メイン
電源、サブ電源がダウンしても、内容(例えばスタータ
駆動回数のデータ)を保持することができる不揮発性メ
モリであり、しかも、所定電圧(例えば2V以上)が供
給されている場合には、データの書き込みが可能なメモ
リである。尚、このEEPROM19のデータ書き込み
回数には、通常、所定の制限がある。
【0033】従って、図2に拡大して示す様に、マイク
ロコンピュータ3は、メイン電源からの電圧(Vom)
及びサブ電源からの電圧(Vos)を受け、EEPRO
M19は、メイン電源からの電圧(Vom)を受け、S
RAM29とEEPROM19の間で、データのやりと
りが可能である。例えば、SRAM29に記憶されたス
タータ駆動回数(始動回数)のデータに基づいて、スタ
ータ駆動回数を示すカウンタ値等をEEPROM19に
書き込むことができる。
【0034】そして、上述した図1の構成において、バ
ッテリ23に接続されたIGスイッチ21が、図示しな
いイグニッションキー(IGキー)の操作によりオンと
されることで、エンジンECU1が起動する。更に、I
Gキーが、IGスイッチ21のSTの位置まで回される
と、スタータ33のモータ33aが駆動されて、エンジ
ンが始動する。
【0035】また、エンジンの作動中においては、エン
ジンECU1は、エンジン回転数信号NE、車速信号S
PD等の車両の作動信号や、吸気管圧力信号PIM、ス
ロットル開度信号TA、冷却水温信号THW等のセンサ
信号を取り込んで、点火プラグ35による点火制御、イ
ンジェクタ37による燃料噴射制御等のための制御信号
を出力する。
【0036】b)次に、本実施例のエコランにかかわる
制御モードについて説明する。このエコランとは、エン
ジンの不要な作動期間を低減して、燃料の節約や排ガス
の低減を図る制御モードである。図3のエコランに係わ
る制御ロジックの状態遷移図に示す様に、本実施例で
は、制御ロジックは、モード0からモード4の状態を遷
移する。
【0037】このうち、モード0は、エコラン以外のエ
ンジンの停止状態を示す。モード1は、エンジンの回転
状態を示す。モード2は、エンジンの停止要求状態を示
す。モード3は、停止要求に基づくエンジン停止状態
(エコラン状態)を示す。モード4は、エコランからの
始動状態を示す。
【0038】・前記モード0からは、IGキーのオンの
操作により、モード1に遷移する。従って、この場合の
スタータ駆動回数TAが計数される。逆に、モード1か
らは、エンスト(NE=0)により、モード0に遷移す
る。 ・前記モード1からは、エコラン前提条件成立で、且つ
車速f=0で、且つギアがニュートラルで、且つクラッ
チが離れた場合に、モード2に遷移する。ここで、エコ
ラン前提条件とは、システムの異常がなく、エンジンの
暖機が終了しているという条件です。
【0039】逆に、モード2からは、停止要求が5秒以
上継続すると、モード1に遷移する。ここで、停止要求
が5秒以上継続とは、5秒以上継続してスタータ33を
駆動させても、正常なエンジン動作とならない時は、機
械的な故障(スタータ33のギアの摩耗など)が起きて
いる可能性があるため、モード2からモード1に遷移
し、その後、モード0に遷移する。
【0040】・前記モード2からは、エンジン停止判定
を行なって、その結果、NE=0の場合には、モード3
に遷移する。 ・モード3からは、3方向に分岐可能である。つまり、
モード3からは、運転席側のドアが開いたり、又はエン
ジンフードが開いた場合には、モード0に遷移する。ま
た、モード3からは、IGキーがオンでエンジンが始動
した時に、モード1に遷移する。従って、この場合のス
タータ駆動回数TBも計数される。更に、モード3から
は、クラッチが踏み込まれて自動始動した場合、又はブ
レーキからの要求により自動始動した場合に、モード4
に遷移する。
【0041】このブレーキからの要求とは、制動力を確
保するためにエンジンを始動する要求である。つまり、
ブレーキの倍力装置は、エンジン回転状態で発生する負
圧を利用しており、このブレーキ負圧が低下した場合に
は、車両の停止を維持できないことがあるので、自動的
にエンジンを始動してブレーキ負圧を確保するのであ
る。
【0042】・モード4からは、エンジン回転数NEが
500rpm以上か、又はスタータ33のオンから5秒
以上の場合には、エンジンが通常の回転状態であるとし
て、モード1に遷移する。従って、この場合のスタータ
駆動回数TCも計数される。そして、本実施例では、モ
ード0〜4により、エコラン等によるエンジンの状態が
設定されるが、全スタータ駆動回数(TA+TB+T
C)が、所定のスタータ駆動保障値(即ち、それ以上の
回数になるとスタータ33の駆動が正常に行われない可
能性がある値)である130000回以上になると、エ
コランを中止する。
【0043】具体的には、全スタータ駆動回数がスター
タ駆動保障値以上になると、モード2〜4のエコランに
かかわる制御を中止し、図4に示す様に、IGキーによ
る始動のみを許可する状態、即ち、エンジン停止状態を
示すモード0とエンジン回転状態を示すモード1の2つ
のエンジン状態のみを許可する。
【0044】c)次に、前記エコランを含むモード0〜
4のエンジン状態にかかわる制御処理、即ちエンジンE
CU1にて行われる処理等について説明する。 スタータ駆動回数記憶処理 本処理は、エンジンの始動回数(即ちスタータ駆動回
数)をSRAM29にてカウントし、バッテリ電圧の安
定状態を示す所定の条件が満たされた場合には、EEP
ROM19にスタータ駆動回数を示す値を書き込む処理
である。
【0045】ここでは、IGスイッチ21が、IGキー
の操作により、オフからオンに切り換えれられると、エ
ンジンECU1が始動し、本処理が開始される。図5の
フローチャートに示す様に、まずステップ100にて、
初期設定を行う。具体的には、EEPROMへのデータ
の書き込みを行うか否かの判定値、即ちこの値になれば
書き込みを実施する上限値であるSRAMカウント規定
値Nを16に設定する。尚、後に詳述する他の値(n、
S、a、E)も、初期値の0に設定する。
【0046】続くステップ110では、スタータ33を
駆動したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとス
テップ120に進み、一方否定判断されるとスタータ駆
動まで待機する。このスタータ駆動の検出方法として
は、(i)運転者のIGキーの操作によるスタータ駆動
を、モータ33aへの通電状態により検出する方法や、
(ii)エコランの際の自動始動を、スタータモニタ回路1
7により検出する方法がある。
【0047】ステップ120では、スタータ駆動回数を
計数するカウンタ値nをインクリメントする。続くステ
ップ130では、カウンタ値nが、書き込み下限値の7
以上であるか否かを判定する。ここで肯定判断されると
ステップ140に進み、一方否定判断されると前記ステ
ップ110に戻る。ここで、書き込み下限値とは、スタ
ータ駆動回数に関するデータの書き込み判定の必要条件
であり、この値を下回る場合には、EEPROM19へ
の書き込みを許可しない。
【0048】ステップ140では、カウンタ値nが、S
RAMカウント規定値N(=16)に達したか否かを判
定する。ここで肯定判断されるとステップ160に進
み、一方否定判断されるとステップ150に進む。ステ
ップ150では、車速fが基準値30km/h以上か否
かによって、バッテリ電圧が安定状態であるか否かを判
定する。ここで肯定判断されるとステップ160に進
み、一方否定判断されると前記ステップ110に戻る。
これは、車速fが30km/h以上であれば、十分な充
電が可能であるので、バッテリ電圧が安定状態であると
見なすことができるからである。
【0049】ステップ160では、書き込みを許可する
全ての条件が満たされたので、EEPROM19の所定
の記憶領域EEA(図6参照)に、積算カウント値Sを
インクリメントして書き込む。この積算カウント値と
は、カウンタ値nが何度SRAMカウント規定値Nに達
したかを示すものである。
【0050】但し、ステップ150からステップ160
に進んだ場合は、実際には、カウンタ値nは16に達し
ていないので、下記ステップ170,180の様に、そ
の差分を加味した演算が必要になる。続くステップ17
0では、SRAMカウント規定値Nから実際のカウンタ
値nを引いて(差分を求めて)、前記ステップ160に
おける1回の積算カウントを行う際の余剰値aを求め
る。例えばカウンタ値nが7の場合には、余剰値aは、
16−7=9となる。
【0051】続くステップ180では、前回までの余剰
値の和Eに今回の余剰値aを加算して、今回までの余剰
値の和Eを求める。つまり、このステップでは、余剰値
aを次々に積算してゆき、その総合計を求めるのであ
る。そして、その余剰値の和Eを、EEPROM19の
(前記記憶領域EEAとは異なる)所定の記憶領域EE
B(図6参照)に書き込む。
【0052】続くステップ190では、カウンタ値nを
初期化して、一旦本処理を終了する。従って、ここで
は、上述した処理により、スタータ駆動回数の積算値
(全スタータ駆動回数)Tを求めるために必要な積算カ
ウント値S及び余剰値の和Eを得ることができるので、
これらの値を用い、下記式(1)に基づいて、全スター
タ駆動回数Tを計算することができる。
【0053】T=S×16−E …(1) つまり、S×16により、n=Nとした場合の全カウン
ト値が分かるので、それから余剰値の和Eを引くことに
より、実際の全スタータ駆動回数Tを求めることができ
る。尚、全スタータ駆動回数Tを求めるタイミングによ
っては、nがいくつか加算されている場合があるので、
前記式(1)に、更にnを加算してもよい。
【0054】一方、前記ステップ140で肯定判断され
た場合には、前記ステップ160〜190の処理に進む
が、前記ステップ150からステップ160以降に進ん
だ場合とは、多少意味合いが異なるので、次に、ステッ
プ140から直接ステップ160以降に進んだ場合を説
明する。
【0055】この場合、ステップ160では、カウンタ
値nが16、即ちEEPROM19にスタータ駆動回数
のデータを書き込む回数(タイミング)に達したので、
積算カウント値Sをインクリメントし、EEPROM1
9の所定の記憶領域EEAに書き込む。
【0056】続くステップ170では、SRAMカウン
ト規定値Nからカウンタ値nを引いて、前記ステップ1
60における1回の積算カウントを行う際の余剰値aを
求めるが、ここでは、n=Nであるので、余剰値aは0
となる。続くステップ180では、前回までの余剰値の
和Eに今回の余剰値aを加算して、今回までの余剰値の
和Eを求めるが、ここでは、余剰値aは0であるので、
余剰値の和Eは前回と同じである。
【0057】続くステップ190では、カウンタ値nを
初期化して、前記ステップ110に戻る。つまり、ステ
ップ140からステップ160以降に進んだ場合には、
EEPROM19に書き込む際に余剰値aが発生しない
ので、前記式(1)において、E=0としたもの(即ち
S×16)が、実際の全スタータ駆動回数Tとして求め
ることができる。
【0058】スタータ駆動回数確認処理 本処理は、スタータ駆動回数が、スタータの動作保障回
数(スタータ駆動保障値)以上か否かを判定するための
処理である。IGスイッチ21が、IGキーの操作によ
り、オフからオンに切り換えれられると、エンジンEC
U1が始動し、本処理が開始される。
【0059】図7フローチャートに示す様に、まずステ
ップ200では、前記図3の処理によって算出した積算
カウント値S及び余剰値の和Eと、現在までにSRAM
29に記憶されているカウント値nを用い、下記式
(2)に基づいて、全スタータ駆動回数Tを計算する。
尚、この式(2)では、前記式(1)に更にカウント値
nを加算しているが、これは、現在までの値を加えるこ
とにより、より正確な全スタータ駆動回数Tを求めるた
めである。
【0060】T=S×16−E+n …(2) 続くステップ210では、全スタータ駆動回数Tがスタ
ータ駆動保障値の130000回以上であるか否かを判
定する。ここで肯定判断されるとステップ220に進
み、一方否定判断されると前記ステップ200に戻る。
【0061】ステップ220では、全スタータ駆動回数
Tがスタータ駆動保障値以上となったので、エコランを
中止し、一旦本処理を終了する。これにより、スタータ
駆動回数が増加した場合には、エコランを中止するの
で、以降のスタータ駆動回数を低減することができる。
【0062】c)本実施例では、上述した処理により、
下記の効果を奏する。 ・本実施例では、従来の様に、スタータ駆動回数がSR
AMカウント規定値Nに達した場合に、EEPROM1
9にスタータ駆動回数に関するデータを書き込むのみで
はなく、スタータ駆動回数が(SRAMカウント値Nよ
り少ない)書き込み下限値以上となった場合に、バッテ
リ23が安定状態のときには、EEPROM19にスタ
ータ駆動回数に関するデータを書き込んでいる。
【0063】それにより、EEPROM19にデータを
書き込む従来のタイミングが来る前に電源瞬断が発生し
ても、既にEEPROM19には必要なスタータ駆動回
数のデータが書き込まれている可能性が高いので、高い
確率で必要なデータを確保することができるという顕著
な効果を奏する。
【0064】・また、本実施例では、バッテリ電圧が安
定しているときに、EEPROM19へのアクセスを行
うので、アクセス動作の中断による長期間にわたるEE
PROM19の不活性化という問題が発生することを防
止できる。 ・更に、本実施例では、全スタータ駆動回数Tがスター
タ駆動保障値以上となった場合には、エコランを中止し
ているので、それ以降のスタータ駆動回数の増加の程度
を低減することができる。つまり、スタータ駆動回数が
スタータ駆動保障値を上回るにつれて、始動動作が好適
に行えない可能性が増加するので、スタータ駆動回数の
多くなるエコランを中止するのである。これにより、エ
コラン中止以降は、IGキーによるエンジンの始動のみ
とするので、スタータ33の信頼性を確保することがで
きる。
【0065】・また、本実施例では、EEPROM19
の書き込みを行う際に、積算カウント値Sと余剰値の和
Eを記憶する領域を別にしている、これにより、EEP
ROM19へのある記憶領域における書き込み回数を低
減できるので、EEPROM19の寿命を伸ばすことが
できる。
【0066】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々
の態様で実施しうることはいうまでもない。例えば、本
発明は、前記エンジンECUに限らず、上述した処理を
実行させる手段を記憶している記録媒体にも適用でき
る。
【0067】この記録媒体としては、マイクロチップ、
フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク等の
各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した電子制
御装置の処理を実行させることができる例えばプログラ
ム等の手段を記憶したものであれば、特に限定はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電子制御装置の概略構成を示す説明
図である。
【図2】 実施例の電子制御装置の要部を拡大して示す
説明図である。
【図3】 実施例のエコランを含む制御モードを示す説
明図である。
【図4】 実施例のエコランを禁止した場合の制御モー
ドを示す説明図である。
【図5】 実施例のスタータ駆動回数記憶処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】 実施例で使用するメモリの記憶領域を示す説
明図である。
【図7】 実施例のスタータ駆動回数確認処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…電子制御装置 3…マイクロコンピュータ 5…メイン電源回路 7…サブ電源回路 17…スタータモニタ回路 19…EEPROM 21…イグニッションスイッチ(IGスイッチ) 23…バッテリ23 27…ノーマルRAM(RAM) 29…スタンバイRAM(SRAM) 33…スタータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月18日(1999.8.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源によりバックアップされたRAM
    と、 電源遮断時にも記憶内容を保持することができる書き込
    み可能な不揮発性メモリと、 を備え、前記RAMに記憶するデータが、所定の基準値
    に達した場合に、前記不揮発性メモリへの前記データの
    書き込みを行う電子制御装置であって、 前記電源の電圧が安定状態か否かを判定する安定状態判
    定手段と、 前記安定状態判定手段により前記電源の電圧が安定状態
    であると判定された場合には、前記RAMに記憶するデ
    ータが前記基準値に達していないときでも、前記不揮発
    性メモリへの前記データの書き込みを行うデータ書込手
    段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  2. 【請求項2】 前記データが前記基準値を下回る書き込
    み下限値以上の場合に、前記安定状態の判定を行うこと
    を特徴とする前記請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 【請求項3】 前記データは、所定の処理を実行した回
    数を示すカウンタ値であることを特徴とする前記請求項
    1又は2に記載の電子制御装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリの第1領域に、該不
    揮発性メモリへの書き込み回数を記憶する書込回数記憶
    手段と、 1回毎の前記書き込みの際に発生する前記基準値と前記
    カウンタ値との差分を算出する差分算出手段と、 前記不揮発性メモリの第2領域に、前記各書き込み毎に
    発生した前記差分の積算値を記憶する積算値記憶手段
    と、 を備えたことを特徴とする前記請求項3に記載の電子制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記書き込み回数と前記基準値との積か
    ら前記差分の積算値を引いて、前記所定の処理を実行し
    た全回数を算出することを特徴とする前記請求項4に記
    載の電子制御装置。
  6. 【請求項6】 前記電子制御装置は、車両のエンジン制
    御を行う車載の装置であることを特徴とする前記請求項
    1〜5のいずれかに記載の電子制御装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の処理を実行した回数を示すカ
    ウンタ値とは、スタータ駆動回数を示す値であることを
    特徴とする前記請求項6に記載の電子制御装置。
  8. 【請求項8】 前記安定状態を、前記車両の走行速度に
    基づいて判定することを特徴とする前記請求項6又は7
    に記載の電子制御装置。
  9. 【請求項9】 前記エンジン制御は、 前記車両のエンジンを停止させてよい状態であるか否か
    を判定する停止可能状態判定手段と、 該停止可能状態判定手段によって肯定判断された場合に
    は、エンジンを自動停止させる自動停止手段と、 該自動停止手段の実行時に、前記車両のエンジンを始動
    させてよい状態であるか否かを判定する始動可能状態判
    定手段と、 該始動可能状態判定手段によって肯定判断された場合に
    は、エンジンを自動始動させる自動始動手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項6〜8のいずれか
    に記載の電子制御装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1〜9のいずれか記載の電
    子制御装置の機能を実現するための手段を記録したこと
    を特徴とする記録媒体。
JP7601299A 1999-03-19 1999-03-19 電子制御装置及び記録媒体 Pending JP2000268588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7601299A JP2000268588A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 電子制御装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7601299A JP2000268588A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 電子制御装置及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000268588A true JP2000268588A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13592920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7601299A Pending JP2000268588A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 電子制御装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000268588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7053588B2 (en) * 2004-11-04 2006-05-30 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Power supply controller, electric vehicle and battery control unit
US7263416B2 (en) 2002-12-17 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Electrical control unit for an automobile
JP2016169633A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社デンソー 電子制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7263416B2 (en) 2002-12-17 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Electrical control unit for an automobile
US7480549B2 (en) 2002-12-17 2009-01-20 Hitachi, Ltd. Electrical control unit for an automobile
US7053588B2 (en) * 2004-11-04 2006-05-30 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Power supply controller, electric vehicle and battery control unit
JP2016169633A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社デンソー 電子制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1992815B1 (en) Eco-Run control device and engine restart method
US20090216430A1 (en) Automatic vehicle start/stop control method
JP2006322332A (ja) スタータ駆動回路の故障検出方法及びエコラン制御装置
US7080617B2 (en) Method for controlling idle stop-and-go system
US6401163B1 (en) Apparatus and method for rewriting data from volatile memory to nonvolatile memory
JP2002347541A (ja) 車載用制御装置
JPH0742888B2 (ja) エンジン制御装置
US7082914B2 (en) Method for controlling idle stop-and-go system
JP5664454B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP3753091B2 (ja) エンジンの始動制御装置、エンジンの始動制御方法およびその方法を実現するプログラムを記録した記録媒体
JP2006328965A (ja) 車両の制御方法および電子制御装置
JP2001263210A (ja) 電子制御装置及び記録媒体
JP2001065440A (ja) 車両用電子制御装置
JP3094806B2 (ja) ハイブリッド型電気自動車のエンジン制御方法
JP6323044B2 (ja) 車両情報記録装置及びプログラム
JP2000268588A (ja) 電子制御装置及び記録媒体
JP4412222B2 (ja) 車両の制御方法および電子制御装置
JP4135269B2 (ja) 電子制御装置及び記録媒体
JP2000285684A (ja) 電子制御装置及び記録媒体
US8341343B2 (en) Controller
JPH11257118A (ja) 車両のエンジン停止制御装置
JP2007239619A (ja) エコラン制御装置及びエコラン制御方法
EP2006519B1 (en) Controller for a vehicle
US5928296A (en) Method of controlling engine starting of vehicle having powertrain control module
JP3194173B2 (ja) エンジンの自動始動停止装置