JP2000268583A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- Read Only Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
クを含む不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイの
レイアウトサイズの増加を抑制する。 【解決手段】本発明はEPROMやフラッシュ型EEP
ROM等のNOR型の不揮発性半導体記憶装置におい
て、メモリ容量の小さな複数のセルブロックのメモリセ
ルアレイを構成する際、アレイ内に配置されるメモリセ
ルのソース線コンタクトの数の増加やコンタクトサイズ
の増加を抑制することを目的とし、隣り合うソース線コ
ンタクト間のメモリセルが同時に2ビット以上書き込ま
れることがないように選択制御する分割書き込み回路を
備えることを特徴とする。分割書き込みすることによ
り、ソース線コンタクトに流れ込む書き込み電流が抑制
され、コンタクト部の劣化や電圧増加を生じないので、
不揮発性半導体記憶装置の所望の特性を保ちつつレイア
ウトサイズの増加をおさえることが可能になる。
Description
装置に関し、特に高信頼性のEPROM(Electrically
Programmable Read Only Memory )、またはフラッシュ
型EEPROM(Electrically Erasable and Programm
able Read Only Memory )に使用されるものである。
は、各I/O(データの入出力部)に対応して、隣り合
うソース線コンタクトとの間に、それぞれ1ブロックの
メモリセルアレイが割り付けられており、アドレス信号
により各ブロックに含まれる1個のメモリセル(1ビッ
トの記憶データ)が選択される。
導体記憶装置の回路構成について概要を説明する。図5
に示す不揮発性半導体記憶装置は、フローティングゲー
トを備えるメモリセル1がマトリックス状に配置された
メモリセルアレイと、このメモリセルの制御ゲートを行
(以下ロウと呼ぶ)方向に接続するWL0〜WL3等から
なるワード線2と、記憶データの書き込みと読み出しを
行うBL0〜BL3等からなる列(以下カラムと呼ぶ)方
向のビット線3から構成される。なお、4はソース線、
5はソース線コンタクトである。
の記憶データの書き込みと読み出しは、ロウ選択回路1
8にロウアドレスを入力することにより、WL0〜WL3
等からなるワード線2の1つが選択され、カラム選択回
路19にカラムアドレスを入力することにより、選択ト
ランジスタ16によりBL0〜BL3からなるビット線3
の1つが選択され、ロウ及びカラムの交点上のメモリセ
ルに記憶データの書き込みと読み出しが行われる。読み
出されたデータはセンスアンプ21で増幅し出力され
る。
イについて説明したが、一般にi行、j列(i、jは自
然数)の場合についても同様にして書き込みと読み出し
が行われる。このようなメモリセルアレイを1ブロック
として、ブロック選択回路20にブロック選択信号を入
力することにより、図5に示すブロック0、ブロック1
等の書き込み、読み出しの対象となる複数のブロックが
選択される。
数のブロックにわたって一続きに配線され、通常各I/
Oに対応して各ブロックが割り付けられる。ここで、I
/O数とデータ処理の単位をなすビット幅、及びメモリ
セルのブロック数との関係について説明する。
力は、データ処理の単位をなす一定のビット幅で行われ
るのでI/O数はビット幅に等しい。また各ブロックは
各I/Oに対応して割り付けられるので、1回の書き込
み、読み出しの対象となるブロック数もI/O数に等し
い。
択回路18で選択された1つのワード線に接続される1
ページのメモリセルの内、ブロック0の第1のメモリセ
ルに第1書き込みデータのBit0が書き込まれ、同時
にブロック1の第1のメモリセルに第1書き込みデータ
のBit1が書き込まれる。同様にして全ビット幅の第
1書き込みを終了する。
0の第2メモリセルに第2書き込みデータのBit0が
書き込まれ、同時にブロック1に属する第2のメモリセ
ルに第2書き込みデータのBit1が書き込まれる。同
様にして全ビット幅の第2書き込みを終了する。このよ
うに各書き込みサイクルにおいて、図5に示す各ブロッ
クごとに、それぞれ1個のメモリセルが選択され、デー
タが書き込まれる。
ーティングゲートに電子を注入することにより行われる
が、このとき書き込み電流はソース線コンタクト5を介
して接地(又は一定のソース電圧Vsに接続)される。
ソース線コンタクト5には、書き込み電流のほか読み出
し電流やフラッシュ消去の電流も流れるので、次に図6
を用いてこれらの電流値の大小関係について説明する。
成するフローティングゲートMOSトランジスタへの書
き込み動作を説明する。書き込みの場合フローティング
ゲートへの電子注入を伴う書き込みは“0”データに対
して行われる。“1”データでは消去状態が維持され実
際には書き込み動作は行われない。したがってソース線
コンタクト5への書き込み電流は“0”データ書き込み
の場合にだけ流れる。
ートMOSトランジスタからなるメモリセルは、シリコ
ン基板22と、ドレイン領域23と、ソース領域24
と、トンネル絶縁膜を介してシリコン基板上に形成され
るフローティングゲート25と、絶縁膜を介してフロー
ティングゲート25に電子注入に必要な電圧を与える制
御電極26から構成される。
レイン領域23にドレイン電圧VD1を与えれば、高電
界が集中するドレイン側のチャネル空乏層の表面からフ
ローティングゲートにホットエレクトロンが注入され、
MOSトランジスタのしきい値が正にシフトする。した
がって“0”書き込みの場合にはチャネル電流を含む大
きな書き込み電流が流れる。ここでホットエレクトロン
とは、高電界で加速され高エネルギー状態になった電子
のことをいう。
し動作を説明する。先にのべたように“0”書き込みの
メモリセルには電子注入が行われ、“1”書き込みのメ
モリセルには電子注入が行われないので、書き込み状態
の読み出しは、メモリセルを構成するMOSトランジス
タの電子注入によるしきい値変化を検出することよりな
される。しきい値の検出はごく微小な電流を流すに必要
な制御ゲート電圧VG2を求めることにより行われるの
で、読み出し電流によるソース線コンタクト5の劣化や
コンタクト抵抗による電圧の変化は無視することができ
る。
作を説明する。メモリセルの消去は、図6(c)に示すよ
うに、MOSトランジスタのドレインをオープン状態に
し、ソースにVs、制御ゲートにVG3を印加してVs−
VG3間に電界を与え、トンネル電流を利用してフロー
ティングゲート25に注入されたホットエレクトロンを
シリコン基板22に引き抜くことにより行われる。
電流が流れないので、全てのメモリセルに書き込まれた
記憶データを一括消去するフラッシュ消去の場合でも消
去電流は小さく、消去電流によるソース線コンタクト5
の劣化やコンタクト抵抗による電圧の変化は無視するこ
とができる。
導体記憶装置を構成する場合について、各I/Oに対応
するメモリセルアレイへのブロックの割り付けと、ソー
ス線コンタクトの配置と、データ書き込み時にソース線
コンタクトに流れる電流との関係を図7を用いて具体的
に説明する。
ス線コンタクト5に流れる書き込み電流が問題となるの
で、図7ではメモリセル1と、ビット線3と、ソース線
4と、Vsで表示したソース線コンタクト5の配置を示
し、ワ−ド線の記載は省略している。
ット幅にわたって全て“0”である場合についてのべ
る。図7に示す構成では、 (I/O)0、(I/O)1、
…、等に対応してブロック0、ブロック1、…、等が割
り付けられ、各ブロックごとにソース線コンタクト5が
配置される。
おいてワード線で選択されたメモリセルの内、各ブロッ
クごとにそれぞれ1個づつ“0”データが書き込まれる
のでソース線コンタクト5にはそれぞれメモリセル1個
分の書き込み電流が流れる。
を元にして、ブロックサイズの小さい複数のブロックか
らなる不揮発性半導体記憶装置を構成し、前記複数のブ
ロックに記憶データを書き込む際、従来用いられてきた
第1のブロック構成について説明する。
に示す各ブロックのブロックサイズをそれぞれ1/2に
して、隣り合うソース線コンタクト5の間に2個のブロ
ックを割り当て、全体でN/2 Kbyteの不揮発性半導体
記憶装置を構成している。この場合も図7と同様(I/
O)0、(I/O)1、…、等に対応してブロック0、ブロ
ック1、…、等が割り付けられる。
ット幅にわたってすべて“0”である場合を考えれば、
図8ににおいても (I/O)0、(I/O)1、…、に対応
してブロック0、ブロック1、…、等がそれぞれ割り付
けられ、かつ1回の書き込み動作において、ワード線で
選択されたメモリセルの内、各ブロックごとにそれぞれ
1個づつ“0”データが書き込まれるので、ソース線コ
ンタクト5には、それぞれメモリセル2個分の書き込み
電流が流れる。
において、図7と同一仕様のソース線コンタクト5をそ
のまま使用すれば、電流値が過大となりソース線コンタ
クトの劣化やコンタクト抵抗による電圧変化を生じ、不
揮発性半導体記憶装置の所望の特性を得ることができな
い。
も隣り合うI/O(隣り合うブロック)に属するメモリ
セルに電子注入を伴う“0”データの書き込みが行われ
れば、ソース線コンタクト5に流れ込む電流が過大とな
り、不揮発性半導体記憶装置の所望の特性が得られない
という問題があった。
タクト5を大きくすればソース線コンタクト部の電流密
度が低下して所望の特性を得ることができるが、この場
合にはメモリセルアレイの所要面積が増加し、不揮発性
半導体記憶装置の集積密度が低下するという問題があっ
た。
を元にして、ブロックサイズの小さい複数のブロックか
らなる不揮発性半導体記憶装置を構成する際、従来用い
られてきた第2のブロック構成について説明する。
に示す各ブロックのブロックサイズをそれぞれ1/2に
して、かつブロックごとにソース線コンタクト5を設
け、全体でN/2 Kbyteの不揮発性半導体記憶装置を構
成している。
割り当てるI/O(ブロック)を1つにすれば、ソース
線コンタクトに5流れ込む電流は図7に示す場合と同一
になるので、所望の特性の不揮発性半導体記憶装置を得
ることができる。しかし、この場合には、ブロックサイ
ズが小さくなるにもかかわらず、必要なソース線コンタ
クト5の数は図7のN Kbyte不揮発性半導体記憶装置と
同数になるので、メモリセルアレイにおけるソース線コ
ンタクト5の占める面積比率が増大し、メモリセルアレ
イの集積密度が低下するという問題があった。
/Oに対応する複数のブロックを有し、かつ各ブロック
ごとにソース線コンタクトを備える不揮発性半導体記憶
装置のブロック構成を元にして、ブロックサイズの小さ
い複数のブロックからなる不揮発性半導体記憶装置を構
成する場合において、前記第1のブロック構成を用いれ
ばソース線コンタクトに過大電流が流れ、前記第2のブ
ロック構成を用いればメモリセルアレイの集積密度が低
下するという問題があった。
ものであり、ソースコンタクトに過大な電流を流すこと
なく、またメモリセルアレイの集積密度を低下させるこ
となく、各I/Oに対応する複数のブロックを有し、か
つ各ブロックごとにソース線コンタクトを備える不揮発
性半導体記憶装置のブロック構成から、ブロックサイズ
の小さい複数のブロックからなる不揮発性半導体記憶装
置を提供することを目的としている。
さな複数のブロックからなる不揮発性半導体記憶装置を
構成する場合に、隣り合うソース線コンタクト間に2以
上のI/O、すなわち2以上のブロックを割り当て、か
つメモリセルへの記憶データ書き込みの際、隣り合うI
/Oに属するメモリセルに、電子注入を伴う“0”デー
タの書き込みが行われないように、データ書き込み方法
を制御するすることにより、所望の特性の不揮発性半導
体記憶装置を提供することに特徴がある。
置は、隣り合うソース線コンタクトの間に2以上のI/
O(2以上のブロック)を割り当て、この2以上のブロ
ックに属するメモリセルに、電子注入を伴う2以上の
“0”データが同時に書き込まれないように、分割書き
込みを行うことを特徴とする。
置は、複数の不揮発性メモリセルが行方向及び列方向に
アレイ状に配列されたメモリセル群と、前記複数の不揮
発性メモリセルのソースに接続され、前記メモリセル群
に共通のソース電位を供給するソース線と、前記複数の
不揮発性メモリセルのドレインに前記メモリセル群の列
ごとに接続されたビット線と、前記ビット線を選択する
カラム選択回路と、前記ビット線に書き込み電位を供給
する書き込み回路と、前記メモリセル群を構成する不揮
発性メモリセルの列が複数のI/Oに分割して割り当て
られ、かつ、前記メモリセル群が同時に2ビット以上書
き込まれないように、前記カラム選択回路、又は前記書
き込み回路を選択制御する書き込み制御回路とを具備す
ることを特徴とする。
書き込み回路による前記メモリセル群への書き込みの選
択制御は、前記メモリセル群を構成する不揮発性メモリ
セルの列が2以上のI/Oに分割して割り当てられる際
の分割数に応じて、分割書き込みを行うものであること
を特徴とする。
不揮発性メモリセルの列は、複数のI/Oに対応した複
数のブロックに分割され、前記複数のブロックに対し
て、書き込み時間をずらして書き込みを行う書き込み制
御回路を具備することを特徴とする。
置は、大きさの異なる複数のメモリセル群を含むもので
あり、前記メモリセル群への選択制御は、前記メモリセ
ル群の大きさに応じて行うものであることを特徴とす
る。
の間に2以上のブロックをそれぞれ割り付け、隣接する
ブロックに属するメモリセルに同時に“0”データが書
き込まれないように書き込み動作を分割することによ
り、ソース線コンタクトに過大電流が流れてコンタクト
部分の劣化や電圧変化を生じることなく、所望の特性の
不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
トリックスサイズに応じて書き込みの単位を変更するこ
とにより、ソース線コンタクトに流れ込む電流の増加を
抑制することができるので、不揮発性半導体記憶装置の
特性を保ちつつレイアウトサイズの増加を抑えることが
可能になる。
図面を参照して説明する。
揮発性半導体記憶装置の構成を示す図である。図1(a)
は、複数のブロックからなる通常の不揮発性半導体記憶
装置のブロック構成を示す図である。図1(b)は図1(a)
を元にしてブロックサイズの小さい複数のブロックから
なる第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置を構成
する手順を示す図である。
eの不揮発性半導体記憶装置において、各4カラム(図
に4セルと記載)の複数ブロックを通じて配置されたワ
ード線2が選択され、ワード線2を制御ゲートとするフ
ローティングゲートを備えた1ページのメモリセルに、
記憶データが書まれる部分の構成が示されている。
0、(I/O)1、…、等に対応する図7のブロック0、ブ
ロック1、…、等に属するメモリセルの内、ワード線2
で選択されたものであり、先に説明したように、書き込
みデータのBit0が、4回の書き込みサイクルでブロ
ック0に属する4個のメモリセル1に順に書き込まれ、
Bit1が、4回の書き込みサイクルでブロック1に属
する4個のメモリセル1に順に書き込まれる。なお、書
き込み電流はソース線4を介してVsと表示したソース
線コンタクト5に流入する。
して説明したように、図1(a)を元にして、ブロックサ
イズをそれぞれ1/2にすることにより、N/2 Kbyte
のセルアレイを構成している。
て、ワード線2により各2個のセルが選択される。しか
し図1(b)に示すブロック構成では、ソース線コンタク
ト5は図1(a)と同様、4個のセルごとに設けられるの
で、例えばBit0、Bit1が共に“0”であって、
(I/O)0、(I/O)1等からブロックサイズを1/2に
したブロック0、ブロック1等に“0”データが書き込
まれれば、ソース線コンタクト5に2倍の書き込み電流
が流れることになる。
の形態では、隣り合うブロックに同時に“0”データが
書き込まれることがないように、不揮発性半導体記憶装
置に図2(a)に示す書き込み制御回路を設ける。
ータのビット幅を8ビットとし、I/Oに0から7まで
の番号が付与されるものとする。また、最悪ケースとし
て、書き込みデータは全ビット幅にわたってすべて
“0”とする。
ットの書き込みデータをそれぞれ4ビットの第1書き込
みと、4ビットの第2書き込みに2分割する分割書き込
みを行う機能を備えている。図2(b)に示すタイムチャ
ートを用いて第1の実施の形態の書き込み制御回路の動
作を説明する。なお、以下の回路動作は、全て負論理の
場合を例として説明する。
データ入力部6と、書き込みデータを転送するデータバ
ス7と、8個のORゲート8と、リング発振器9と、書
き込み時間制御回路10と、第1書き込み制御信号を出
力する出力線11と、第2書き込み制御信号を出力する
出力線12から構成される。
からなる書き込み時間制御回路10に入力され、図2
(b)に示すように、全書き込み時間TWを時間幅TW/2
の前半の第1書き込み時間と、後半の第2書き込み時間
とに分けて、それぞれ低レベルの第1、第2書き込み制
御信号が、前記出力線11、12から出力される。
時に入力された8個の “0”データは、前記ORゲー
ト8で第1、第2書き込み制御信号とのORをとり、
(I/O)0から(I/O)7までI/O部への分割書き込み
用入力データDin0〜Din7となって出力される。
み用入力データは、具体的には図2(c)に示すように、
隣り合うI/Oに対して“0”データと“1”データと
が交互に入力されるようになる。
まれたI/Oには、第2書き込みで“1”データが書き
込まれ、第1書き込みで“1”データが書き込まれたI
/Oには、第2書き込みで“0”データが書き込まれ
る。
り合うブロックに属するセルに同時に“0”データが書
き込まれないので、ソース線コンタクト5に過大電流が
流れることはない。
として、書き込みデータが全ビット幅にわたって“0”
の場合について説明したが、図2の回路を用いれば、任
意の書き込みデータに対して、隣り合うブロックに属す
るセルに同時に“0”データが書き込まれないことは明
らかである。
施の形態について説明する。図3は第2の実施の形態に
係る不揮発性半導体記憶装置のセルアレイの構成を示す
図である。
1(a)に示すN Kbyteのセルアレイ構成を元にして、ブ
ロックサイズをそれぞれ1/4、すなわち1カラム、1
ブロックにまでブロックサイズを縮小して、N/4 Kby
teのセルアレイを構成した例である。第2の実施の形態
でも、4セルごとにソース線コンタクト5が設けられ
る。
ータは全ビット幅にわたって全て“0”の書き込みデー
タを通常の方法で入力すれば、ソース線コンタクト5に
は図1(a)の4倍の過大電流が流れる。
の形態では、図4に示す4分割の書き込み制御回路を用
いる。図4(a)に書き込み制御回路、図4(b)にそのタイ
ムチャート、図4(c)に第1〜第4の書き込みデータを
示す。動作の基本は図2と同様であるから詳細な説明を
省略する。このような4分割書き込み回路を用いれば、
図4(c)に示すような書き込みデータが得られるので、
図3に示す回路においてソース線コンタクト5に過大電
流が流れることはない。
るものではない。第1、第2の実施の形態で説明した複
数ブロックへの分割書き込みでは、書き込みデータを時
系列的に分割することにより分割書き込みを行ったが、
必ずしも書き込みデータを分割する必要はない。図5に
示すブロック選択回路により選択される被書き込みブロ
ックの選択方法(ブロックを構成するカラム群の選択方
法)を時系列的に制御することにより、同様に分割書き
込みを行うことができる。
のセルブロックを備える基本となる不揮発性半導体記憶
装置のセルアレイ構成から、ブロックサイズの小さい複
数のセルブロックを備える不揮発性半導体記憶装置を派
生させる場合について説明したが、一般に隣り合うソー
ス線コンタクトの間に2以上のI/Oが割り当てられる
場合に本発明の分割書き込みを用いれば、ソース線コン
タクトの占有面積を縮小することができる。
不揮発性半導体記憶装置のセルアレイ構成から、ブロッ
クサイズの大きいセルブロックを備える不揮発性半導体
記憶装置を派生させる場合にも有効であることはいうま
でもない。
ロックを含む不揮発性半導体記憶装置において、本発明
の分割書き込みを部分的に適用することができる。その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
量の小さなメモリブロックを構成する際にも、メモリセ
ル内に配置されるソース線コンタクトの数の増大を抑え
ることが可能になり、不揮発性半導体記憶装置のメモリ
セルアレイの面積増加を最小限に抑えることが可能とな
る。
セルアレイ構成を示す図であって、(a)は元になるN
Kbyteセルアレイのブロック構成を示す図。(b)はブ
ロックサイズを1/2に縮小したN/2 Kbyteセルアレ
イの構成を示す図。
動作を示す図であって、(a)は書き込み制御回路の構
成を示す図。(b)は2分割書き込みのタイムチャート
を示す図。(c)は書き込みデータを示す図。
セルアレイ構成を示す図。
動作を示す図であって、(a)は書き込み制御回路の構
成を示す図。(b)は4分割書き込みのタイムチャート
を示す図。(c)は書き込みデータを示す図。
み、読み出し、消去の説明図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の不揮発性メモリセルが行方向及び
列方向にアレイ状に配列されたメモリセル群と、 前記複数の不揮発性メモリセルのソースに接続され、前
記メモリセル群に共通のソース電位を供給するソース線
と、 前記複数の不揮発性メモリセルのドレインに前記メモリ
セル群の列ごとに接続されたビット線と、 前記ビット線を選択するカラム選択回路と、 前記ビット線に書き込み電位を供給する書き込み回路
と、 前記メモリセル群を構成する不揮発性メモリセルの列が
複数のI/Oに分割して割り当てられ、かつ、前記メモ
リセル群が同時に2ビット以上書き込まれないように、
前記カラム選択回路、又は前記書き込み回路を選択制御
する書き込み制御回路と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記カラム選択回路、又は前記書き込み
回路による前記メモリセル群への書き込みの選択制御
は、前記メモリセル群を構成する不揮発性メモリセルの
列が2以上のI/Oに分割して割り当てられる際の分割
数に応じて、分割書き込みを行うものであることを特徴
とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記メモリセル群を構成する不揮発性メ
モリセルの列は、複数のI/Oに対応した複数のブロッ
クに分割され、前記複数のブロックに対して書き込み時
間をずらして書き込みを行う書き込み制御回路を具備す
ることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項4】 前記不揮発性半導体装置は、大きさの異
なる複数のメモリセル群を含むものであり、前記メモリ
セル群への選択制御は、前記メモリセル群の大きさに応
じて行うものであることを特徴とする請求項1記載の不
揮発性半導体記憶装置。
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JP6807299A JP3857458B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 不揮発性半導体記憶装置 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
US9269445B1 (en) | 2014-09-17 | 2016-02-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device |
CN108604167A (zh) * | 2016-03-04 | 2018-09-28 | 英特尔公司 | 用于写零操作的技术 |
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1999
- 1999-03-15 JP JP6807299A patent/JP3857458B2/ja not_active Expired - Fee Related
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