JP2000268092A - 納期回答システムとその納期回答方法および納期回答システムを記録した記録媒体 - Google Patents

納期回答システムとその納期回答方法および納期回答システムを記録した記録媒体

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JP2000268092A
JP2000268092A JP7200899A JP7200899A JP2000268092A JP 2000268092 A JP2000268092 A JP 2000268092A JP 7200899 A JP7200899 A JP 7200899A JP 7200899 A JP7200899 A JP 7200899A JP 2000268092 A JP2000268092 A JP 2000268092A
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Japan
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JP7200899A
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Masato Yano
政人 矢野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 納期回答システムとその納期回答方法および
納期回答システムを記録した情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 コンピュータ1は、複数の端末2,3か
ら発せられた要求により登録情報または変更情報を入力
して、受注情報を格納した受注情報ファイル11の内容
を更新する受注情報登録/変更手段14と、複数の端末
2,3から発せられた要求により登録情報または変更情
報を入力して生産計画を格納した生産計画ファイル13
の内容を更新する生産計画登録/変更手段16と、複数
の端末2,3から再計算指示を受け取ったとき、あるい
は納期回答システムの起動時に受注情報ファイル11、
在庫情報ファイル12、および生産計画ファイル3を参
照し、受注情報登録/変更手段14または生産計画登録
/変更手段16から受け取った納期回答要求により、未
引当生産量を算出して、これから得た納期および受注数
量の分納回答を複数の端末2,3に通知する納期算出手
段15と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、納期回答システム
とその納期回答方法および納期回答システムを記録した
情報記録媒体に関し、特に、オンラインを経由した複数
の端末からの納期回答要求に対しリアルタイムで分納回
答を行うことのできる納期回答システムとその納期回答
方法および納期回答システムを記録した情報記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生産納期問合せ装置の一例が、特
開平6−301704号公報に記載されている。図10
に示すように、従来の装置は、新規受注の引合い情報を
格納した生産指示ファイル500と、在庫引当手段50
2A、許容引当手段502B、納期算出手段502Cを
含む演算部502と、1日の生産可能数を格納した許容
マスタファイル503と、受注済みおよび納期からなる
確定受注情報を格納した受注ファイル504と、在庫情
報を格納した在庫マスタファイル505と、演算部50
2が作業に使用する後述する内容の許容残ファイル50
6と、ディスプレイ507と、から構成されている。
【0003】このような構成を有する従来の装置はつぎ
のように動作する。
【0004】演算部502が動作を開始すると、まず、
許容マスタファイル503から各品目の生産数を読み込
み、読み込んだ生産数を累積して日単位に対応可能な最
大数として許容数を算出し、図11に示すような当日
(例えば、当日を5月1日(5/1)とする)以降の日
付に対して許容数、受注残および許容残を格納する作業
用テーブルの形式に展開して許容残ファイル506に格
納する。品目Aについて具体的に説明すると、許容マス
タファイル503の品目Aの生産数“20”を読み込
み、“20”を累積して当日以降の許容残ファイル50
6の許容数欄の各項の数値が算出される。
【0005】次に、在庫引当手段502Aが受注ファイ
ル504からすべての受注データを1件ずつ終了するま
で読み込み、在庫マスタファイル505を参照して在庫
引当て処理を行う。在庫が不足した場合には、不足する
受注残の数を算出し、許容残ファイル506の受注残欄
の納期該当日付の項に格納する。格納を終えると、許容
引当手段502Bが許容数から受注残を引当てた後の許
容残を計算し、許容残ファイル506の許容残欄に格納
して更新する。
【0006】次に、生産指示ファイル500のデータを
読み込み、読み込んだデータ中の引合数を許容残ファイ
ル506の該当品目の許容残と比較し、(許容残≧引合
数)となる1番若い日付を求め、その日を仮の納期とし
てその日以降の許容残を再計算する。その結果、許容残
がマイナスになる日付が生じた場合は、次の(許容残≧
引合数)となる若い日付を仮の納期として上記の処理を
繰り返し、許容残がいずれもマイナスにならない日を求
め、その日を生産納期として計算結果515をディスプ
レイ507に表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に
は、次のような問題点があった。
【0008】指定した要求期限に全量を納品をするので
はなく、複数の期限に分けて製品を納品する分納納品の
要求が存在していた、しかし、従来においては、許容数
に生産量の累積結果を用いており、許容残が、当該日の
生産量に対する許容残ではなく、当該日までの生産に対
する許容数として与えられているため、分納形式での納
期回答ができない。従って、要求数全量を許容できる1
つの日数を求めることしかできない。
【0009】また、回答要求をメッセージで受け取るの
でなく、ファイル形式で納期算出手段に提供しなければ
ならないため、オンライン処理に適用できない。
【0010】さらに、許容残情報がファイルとして管理
されているため、および、生産納期を求める計算におい
て、仮の納期以降の許容残を再計算し、その結果、許容
残がマイナスになる日付が生じた場合は、仮の納期を再
設定して許容残を再計算しなければならないため、納期
回答のレスポンスが悪い。
【0011】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みなされたものであって、オンラインを経
由した複数の端末からの納期回答要求に対しリアルタイ
ムで分納回答を行うことのできる納期回答システムとそ
の納期回答方法および納期回答システムを記録した情報
記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明によれば、オンラインを経由して複数の端
末とコンピュータとの間で各種処理を行う納期回答シス
テムであって、コンピュータは、各品目を受注情報順に
並べて格納した受注情報ファイルと、手持ち在庫量を格
納された在庫情報ファイルと、各品目の生産計画情報を
品目番号順に並べて格納された生産計画ファイルと、複
数の端末から発せられた要求により登録情報または変更
情報を入力して、受注情報を格納された受注情報ファイ
ルの内容を更新する受注情報登録/変更手段と、複数の
端末から発せられた要求により登録情報または変更情報
を入力して生産計画を格納された生産計画ファイルの内
容を更新する生産計画登録/変更手段と、複数の端末か
ら再計算指示を受け取ったとき、あるいは納期回答シス
テムの起動時に受注情報ファイル、在庫情報ファイル、
および生産計画ファイルを参照し、受注情報登録/変更
手段または生産計画登録/変更手段から受け取った納期
回答要求に対して、将来に発生する特定の支出または損
失のための引当をまだ行っていない未引当生産量を算出
して、これから得た納期および受注数量を端末に通知す
るともに、オンラインを経由した複数の端末からの納期
回答要求に対し、納期回答要求が指定した要求期限に全
量を納品できない場合は、複数の期限に分けて製品を納
品する分納回答を端末に通知する納期算出手段と、を具
備することを特徴とする。
【0013】また、納期算出手段は、受注情報ファイ
ル、在庫情報ファイル、および生産計画ファイルを参照
し、未引当生産量を計算する未引当生産量算出手段と、
複数の端末から発せられた納期回答要求に対し、複数の
端末に回答を通知する納期回答手段と、を具備すること
を特徴とする。
【0014】また、未引当生産量算出手段は、品目ごと
に稼働日ごとの受注量、生産量、および手持在庫量をコ
ンピュータのメモリ上に展開して未引当生産量を計算す
ることを特徴とする。
【0015】また、未引当量生産算出手段は、受注情報
登録/変更手段または生産計画登録/変更手段からの指
示により、あるいは納期回答システムの起動時に、引当
を行う前倒引当量を考慮すべく未来から過去への計算対
象日をずらしながら未引当生産量を算出して、コンピュ
ータのメモリ上に未引当生産量を展開することを特徴と
する。
【0016】また、未引当生産量算出手段は、端末から
未引当生産量の再計算指示を受け取り、再計算品目の指
示があったときは、その品目の未引当生産量のみを計算
し、納期回答システムの起動時は、全品目の未引当生産
量を計算し、手持在庫生産量と生産量とを加えたものか
ら受注量と前倒引当量とを加えたものを引いた値と0と
を比較し、大きい方を未引当生産量として設定し、ま
た、受注量と生産量とを加えたものから手持在庫量と生
産量とを加えたものを引いた値と0とを比較し、大きい
方を前倒引当量として設定することを特徴とする。
【0017】また、納期算出手段は、未引当生産量の合
計と要求受注量とを比較し要求受注量より未引当生産量
の方が大きい場合、回答納期として端末から発せられた
要求納期を、回答受注量として端末から発せられた要求
受注量を端末に通知し、小さい場合、回答納期として端
末から発せられた要求納期を、受注量として未引当生産
量の合計を分納回答して端末に通知し、また、引当計算
日の未引当生産量と未引当要求受注量とを比較し未引当
要求受注量より引当計算日の未引当生産量の方が大きい
場合、回答納期として引当計算日を、受注量として未引
当要求受注量を端末に通知し、小さい場合、回答納期と
して引当計算日を、回答受注量として未引当生産量を端
末に通知することを特徴とする。
【0018】また、オンラインを経由して複数の端末と
コンピュータの間で各種処理を行う納期回答システムの
納期回答方法であって、複数の端末から再計算指示を受
け取ったとき、あるいは納期回答システムの起動時に、
各品目を受注情報順に並べて格納された受注情報ファイ
ル、手持ち在庫量を格納された在庫情報ファイル、およ
び各品目の生産計画情報を品目番号順に並べて格納され
た生産計画ファイルを参照し、納期回答要求に対する、
将来に発生する特定の支出または損失のための引当をま
だ行っていない未引当生産量を算出して、これから得た
納期および受注数量を端末に通知するともに、オンライ
ンを経由した複数の端末からの納期回答要求に対し、納
期回答要求が指定した要求期限に全量を納品できない場
合は、複数の期限に分けて製品を納品する分納回答を端
末に通知することを特徴とする。
【0019】また、受注情報登録/変更手段または生産
計画登録/変更手段からの指示により、あるいは納期回
答システムの起動時に、引当を行う前倒引当量を考慮す
べく未来から過去への計算対象日をずらしながら未引当
生産量を算出することを特徴とする。
【0020】また、端末から未引当生産量の再計算指示
を受け取り、再計算品目の指示があったときは、その品
目の未引当生産量のみを計算し、納期回答システムの起
動時は、全品目の未引当生産量を計算し、手持在庫生産
量と生産量とを加えたものから受注量と前倒引当量とを
加えたものを引いた値と0とを比較し、大きい方を未引
当生産量として設定し、また、受注量と生産量とを加え
たものから手持在庫量と生産量とを加えたものを引いた
値と0とを比較し、大きい方を前倒引当量として設定す
ることを特徴とする。
【0021】また、未引当生産量の合計と要求受注量と
を比較し要求受注量より未引当生産量の方が大きい場
合、回答納期として端末から発せられた要求納期を、回
答受注量として端末から発せられた要求受注量を端末に
通知し、小さい場合、回答納期として端末から発せられ
た要求納期を、受注量として未引当生産量の合計を分納
回答して端末に通知し、また、引当計算日の未引当生産
量と未引当要求受注量とを比較し未引当要求受注量より
引当計算日の未引当生産量の方が大きい場合、回答納期
として引当計算日を、受注量として未引当要求受注量を
端末に通知し、小さい場合、回答納期として引当計算日
を、回答受注量として未引当生産量を端末に通知するこ
とを特徴とする。
【0022】また、請求項7乃至10のいずれかに記載
の方法をコンピュータシステムに実行させるためのプロ
グラムが格納されていることを特徴とする。
【0023】上記のような構成をとることにより、生産
量を稼働日単位の数量のまま計算に用い、前倒引当量を
考慮して未引当生産量を算出するために、最も未来の稼
働日から過去に向かって計算を行っているので、稼働日
ごとの未引当生産量を把握できる。この結果、要求納期
に全量は納品できないような納期問い合わせに対して、
分納回答が行える。
【0024】また、回答要求を納期回答手段がメッセー
ジとして受け取り、また、未引当生産量をメモリに展開
しているため、さらに、納期回答時の計算において再計
算が必要ないため、レスポンスよく納期回答が行え、リ
アルタイムのオンライン問い合わせシステムが実現でき
る。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明による納期回答システムの
一実施例の構成を示す図である。
【0027】図1に示すように、本実施例は、プログラ
ム制御により動作するコンピュータ2と、プログラム制
御により動作する1つまたは複数の端末群3,4と、か
ら構成されている。
【0028】図1において、コンピュータ2は、受注情
報を格納した受注情報ファイル11と、在庫情報を格納
した在庫情報ファイル12と、生産計画を格納した生産
計画ファイル13と、端末群3,4からの受注情報ファ
イル11に新規に受注情報登録する旨の登録情報または
受注情報を変更する旨の変更情報を受け取り受注情報フ
ァイル11の内容を更新する受注情報登録/変更手段1
4と、端末群3,4からの指定した納期期限までの納期
および受注量の回答を要求する旨の納期回答要求を受け
て納期および受注量を算出する納期算出手段15と、端
末群3,4からの生産計画を生産計画ファイル13に新
規に登録する旨の新規登録指示または生産計画ファイル
13の内容を変更する旨の変更指示を受け取り生産計画
ファイル13の内容を更新する生産計画登録/変更手段
16と、を有する。
【0029】納期算出手段15は、未引当生産量算出手
段151と、コンピュータ2のメモリ(図示せず)上に
展開される未引当生産量152と、納期回答手段153
と、を含む。
【0030】各部の動作を以下に説明する。
【0031】受注情報登録/変更手段14は、端末群
3,4から発せられる受注情報の登録または変更情報を
入力し、受注情報ファイル11の内容を更新するととも
に、未引当生産量算出手段151に再計算指示を出す。
【0032】生産計画登録/変更手段16は、端末群
3,4から発せられる生産計画の登録または変更情報を
入力し、生産計画ファイル13の内容を更新するととも
に、未引当生産量算出手段151に再計算指示を出す。
【0033】未引当生産量算出手段151は、受注情報
登録/変更手段14から、または生産計画登録/変更手
段16からの起動指示により、あるいは本システム起動
時に、未引当生産量152を算出し、その結果をコンピ
ュータ2のメモリ上に展開する。このとき、前倒引当量
を考慮するために未来から過去の方向へ計算対象日をず
らしながら、未引当生産量を算出している。未引当生産
量計算時には、受注情報ファイル11、在庫情報ファイ
ル12、および生産計画ファイル13とを参照する。
【0034】納期回答手段153は、端末群3,4から
の納期回答要求により、未引当生産量152を参照して
納期を算出し、要求元の端末群3,4にリアルタイムに
回答結果を通知する。
【0035】受注情報登録/変更手段14と、生産計画
登録/変更手段16と、納期回答手段15の未引当生産
量算出手段151と、納期回答手段153とは、おのお
の独立に動作することができる。すなわち、受注登録情
報登録/変更処理および生産計画登録/変更処理と、納
期回答処理とは独立に動作できるということである。
【0036】なお、引当とは、将来に発生するであろう
特定の支出または損失のためにあらかじめ用意しておく
ことをいい、未引当とは、まだこの用意をしていないこ
とをいう。また、前倒とは、将来の計画の時期を早めて
実施することをいう。
【0037】図2は、納期回答システム1の処理の種類
を示す図である。
【0038】以下に納期回答システム1の処理の種類を
示す。なお、図2中の番号(1)〜(4)は、明細書中
の番号(1)〜(4)と一対一に対応している。
【0039】(1)受注登録情報ファイル11における
登録/変更処理 端末群2,3から受注情報ファイル11に新規受注情報
の登録の要求または受注情報ファイル11の内容を変更
する旨の受注登録情報登録/変更処理要求を受け、受注
情報ファイル11に新規受注情報の追加または受注情報
の変更を行い、受注情報ファイル11の内容の変更を行
って、受注情報ファイル11の内容を更新する。
【0040】(2)生産計画ファイル13における登録
/変更処理 端末群3,4からの生産計画ファイル13に新規生産計
画の登録の要求または生産計画ファイル13の内容を変
更する旨の生産計画登録/変更処理要求を受け、生産計
画ファイル13に新規生産計画情報の登録または生産計
画情報の変更を行って、生産計画ファイル13の内容を
更新する。
【0041】(3)未引当生産量、前倒引当量、計算対
象項目の設定処理 受注情報登録/変更手段14または生産計画登録/変更
手段16の指示により、品目ごとに、稼働日ごとの受注
量、生産量および手持在庫量をコンピュータ2のメモリ
上に展開して、未引当生産量と前倒引当量とを求める。
【0042】(4)納期回答処理 本実施例の主眼とする処理であり、未引当生産量、前倒
引当量、および計算対象項目を設定し、要求された納期
および数量を一括あるいは分納回答を要求元の端末群
3,4に通知する。
【0043】図3(a)は、本実施例で採用している未
引当生産量の計算方法を示す図であり、図3(b)は、
前倒引当量の計算方法を示す図であり、図3(c)は、
計算対象日の移動を示す図である。
【0044】図3(a)に示すように、(手持ち在庫量
+生産量)−(受注量+前倒引当量)の式によって得ら
れた差を未引当生産量とする。また、図3(b)に示す
ように、(受注量+前倒引当量)−(手持在庫量+生産
量)を新しい前倒引当量とする。計算対象日は、図3
(c)に示すように、未来のある時点から過去のある時
点へ計算対象日をずらして未引当生産量を計算する。こ
のように、計算対象日をずらしているのは前倒引当量を
考慮するためである。
【0045】それでは、上記の(1)〜(4)の順に従
って本実施例の全体動作を図4,図5,図6,および図
7を参照して詳細に説明する。
【0046】(1)受注情報登録/変更処理 受注情報の登録/変更については、まず、端末群3,4
から、受注番号と、品目番号と、納期と、受注量と、登
録/変更の識別子の組を受注情報登録/変更要求として
受注情報登録/変更手段14が受け取る(ステップS1
00)。
【0047】次に、受注情報登録/変更手段14は、受
注情報登録/変更要求が登録要求か更新要求かを判断す
る(ステップS101)。登録の場合は、当該要求を受
注情報11に追加する(ステップS102)。更新の場
合は、受注番号と品目番号を検索キーとして更新対象レ
コードを特定し、新たな納期と受注量とで当該レコード
を上書きする(ステップS103)。
【0048】さらに、受注情報登録/変更手段14は、
未引当生産量算出手段151に、未引当生産量152の
再計算指示を通知する(ステップS104)。
【0049】(2)生産計画登録/変更処理 生産計画の登録/変更については、まず、端末群3,4
から、品目番号と、稼働日と、生産量と、登録/変更の
識別子の組を生産計画登録/変更要求として生産計画登
録/変更手段16が受け取る(ステップS200)。
【0050】次に、生産計画登録/変更手段16は、生
産計画登録/変更要求が登録要求か更新要求かを判断す
る(ステップS201)。登録の場合は、当該要求を生
産計画13に追加する(ステップS202)。更新の場
合は、品目番号と稼働日を検索キーとして更新対象レコ
ードを特定し、新たな生産量で当該レコードを上書きす
る(ステップS203)。
【0051】さらに、生産計画登録/変更手段16は、
未引当生産量算出手段151に、未引当生産量152の
再計算指示を通知する(ステップS204)。
【0052】(3)未引当生産量、前倒引当量、計算対
象項目の設定処理 未引当生産量算出手段151は、再計算指示を受け取る
と、あるいは本システム1起動時に、未引当生産量15
2を算出する。算出は品目ごとに行われる。算出対象品
目は、再計算では指示された品目のみ、また、システム
起動時では全品目である。
【0053】まず、受注情報11と、在庫情報12と、
生産計画13を読み込み、品目ごとに、稼働日ごとの、
受注量と、生産量と、手持在庫量とを、コンピュータ2
のメモリ上に展開する(ステップS300)。
【0054】次に、計算対象品目について、計算対象品
目の生産計画にある最も未来の稼働日に計算対象日を設
定する(ステップS301)。続いて、計算対象品目の
計算対象日について、未引当生産量に「(手持在庫量+
生産量)−(受注量+前倒引当量)」と「0」の大きい
方の値を設定し(ステップS302)、さらに、計算対
象となる稼働日の前倒引当量に「(受注量+前倒引当
量)−(手持在庫量+生産量)」と「0」の大きい方の
値を設定する(ステップS303)。そして、現在の計
算対象日の直前の稼働日がなければ終了し(ステップS
304)、現在の計算対象日の直前の稼働日があれば、
現在の計算対象日の直前の稼働日を新たな計算対象日に
設定し(ステップS305)、ステップS302に戻
る。
【0055】(4)納期回答要求処理 納期回答手段153は、端末群3,4からの納期回答要
求により、未引当生産量152を参照して納期を算出
し、端末群3,4に回答結果を通知する。
【0056】まず、納期回答手段153は、品目番号
と、要求納期と、要求数量とを含む納期回答要求を端末
群3,4から受け取る(ステップS400)。
【0057】次に、納期回答手段153は、当該品目
の、要求納期までの未引当生産量の合計を算出する(ス
テップS401)。算出した未引当生産の合計の方が要
求数量以上の場合は、要求納期を回答納期、要求数量を
回答数量とした納期回答を、端末群3,4内の要求元へ
通知し、当該処理を終了する(ステップS402)。算
出した未引当生産の合計の方が要求数量より小さい場合
は、要求納期を回答納期、未引当生産量の合計を回答数
量とした1件目の分納回答を、端末群3,4内の要求元
へ通知する(ステップS403)。
【0058】さらに、未引当要求数量を「要求数量−未
引当生産量」、引当計算日を「要求納期の直後の稼働
日」に設定して、引当計算日の未引当生産量を取得する
(ステップS404)。取得できなかった場合は、未引
当数量として未引当要求数量を、端末群3,4内の要求
元へ通知し、当該処理を終了する(ステップS40
5)。引当計算日の未引当生産量が取得できた場合は、
引当計算日の未引当生産量が未引当要求数量以上であれ
ば、引当計算日を回答納期、未引当要求数量を回答数量
とした分納回答を端末群3,4内の要求元へ通知し、当
該処理を終了し(ステップS406)、引当計算日の未
引当生産量が未引当要求数量未満であれば、引当計算日
を回答納期、未引当生産量を回答数量とした分納回答を
端末群3,4内の要求元へ通知し(ステップS40
7)、「当該引当計算日の直後の稼働日」を引当計算日
に設定し(ステップS408)、ステップS406の判
断に戻り、処理を続ける。
【0059】図8(a)は、在庫情報、生産計画、受注
情報を表形式で示した図であり、図8(b)は、特定の
稼働日について前倒引当量と未引当生産量を算出した図
であり、図8(c)は、すべての稼働日について前例引
当量と未引当生産量を算出した図である。
【0060】次に、未引当生産量と納期回答の具体例を
図6および図8(a),(b),(c)を用いて詳細に
説明する。
【0061】まず、未引当生産量の再計算については、
在庫情報12、生産計画13、受注情報11から、図8
(a)に示すような表形式で、手持在庫量と、生産量
と、受注量とをメモリに展開する(ステップS30
0)。次に、図8(a)のなかで最も未来の稼働日か
ら、前倒引当量と未引当生産量を算出する(ステップS
301)。
【0062】図8(b)には、2/7について、前倒引
当量と未引当生産量を算出した状態を示した。2/7の
場合、生産量=20、受注量=0なので、未引当生産量
は「20−0」より20となる(ステップS302)。
また、当該稼働日の生産量のみで当該稼働日の受注量に
対して供給可能であるので、直前の稼働日への前倒引当
量は0である。
【0063】図8(c)には、すべての稼働日につい
て、前倒引当量と未引当生産量を算出した状態を示し
た。2/2の場合、未引当生産量は「20−(30+1
0)」からは−20となるが、これは当該生産量すべて
が引当済みであるという状態を表しているので、当該日
の未引当生産量は0とする。直前の稼働日への前倒引当
量は「(30+10)−20」より20となる。
【0064】図9(a)は、未引当生産量を示す図であ
り、図9(b)は、1回の回答を示す表であり、図9
(c)は、2回の分納回答を示す図であり、図9(d)
は、4回の分納回答を示す図である。
【0065】続いて、納期回答について、図7、および
図9(a),(b),(c),(d)を参照して詳細に
説明する。
【0066】未引当生産量が図9(a)の表で与えられ
ている状態で考える。1つ目の例として図9(b)を考
えると、納期2/3、受注量10の要求を受け取った場
合(ステップS400)、16までの未引当生産量の合
計は15であるので(ステップS401)、15−10
≧0となり(ステップS402)、回答納期=2/3、
回答数量=10を要求元に通知し、終了する(ステップ
S403)。
【0067】2つ目の例として図9(c)を考えると、
図9(b)と同様の要求を受け取った場合(ステップS
400)、2/3までの未引当生産量の合計と受注量を
比較すると15−20<0であるので(ステップS40
2〜S403)、1件目の分納回答として回答納期=2
/3、回答数量=15を要求元に通知する(ステップS
404)。
【0068】次に、ステップS404〜S411で、計
算対象日を直後の稼働日へとずらしていって繰り返し処
理を行い、計算対象日が2/5のときに、引当計算日の
み引当生産量と未引当要求数量の関係が15−5≧0と
なるので(ステップS408)、回答納期=2/5、回
答数量=5を2件目の分納回答として要求元に通知し、
終了する(ステップS409)。
【0069】3つ目の例として図9(d)を考えると、
図9(b)と同様の要求を受け取った場合(ステップS
400)、16までの未引当生産量の合計と未引当要求
量を比較すると15<80であるので(ステップS40
1〜S402)、1件目の分納回答として回答納期=2
/3、回答数量=15を要求元に通知する(ステップS
404)。
【0070】次に、ステップS404〜S411で、計
算対象日を直後の稼働日へずらしていって繰り返し処理
を行い、計算対象日が2/5のときに2件目の分納回答
として回答納期=2/5、回答数量=15を、計算対象
日が2/6のときに3件目の分納回答として回答納期=
2/6、回答数量=20を、計算対象日が2/7のとき
に4件目の分納回答として回答納期=2/7、回答数量
=20を、要求元に通知する(ステップS410)。
【0071】さらに、2/7の直後の稼働日の情報を取
得しようとするが取得できないので(ステップS40
6)、未引当数量=10を要求元に通知し、終了する
(ステップS407)。
【0072】以上のように、本実施例によれば、稼働日
ごとの未引当生産量を把握できる。この結果、生産量を
稼働日単位の数量のまま計算に用いており、前倒引当量
を考慮して未引当生産量を算出し、最も未来の稼働日か
ら過去に向かって計算を行っているので、要求納期に全
量は納品できないような納期問い合わせに対して、分納
回答が行える。
【0073】また、レスポンスよくリアルタイムでの納
期回答が行える。この結果、回答要求を納期回答手段が
メッセージとして受け取れるため、また、未引当生産量
をメモリに展開しているため、さらに、納期回答時の計
算において再計算が必要ないので、リアルタイム処理で
のオンライン問い合わせシステムが実現できる。
【0074】上述した実施例はごく一般的なコンピュー
タシステムで実現されるものであり、本発明による方法
を実行させるためにコンピュータシステムのメモリ部に
記憶されるプログラムは、着脱可能な情報記録媒体に格
納され、入力部を介して記憶される形態が一般的であ
り、本発明は情報記録媒体をも含む。該情報記録媒体に
格納されたプログラムにより、上述したような先頭マー
ク検出によるファクシミリ送信用紙の入力方向の判別が
行われる。
【0075】ここでいう情報記録媒体とは、コンピュー
タに各種処理を実行させるためのプログラムが事前に格
納されたものであれば良く、例えば、コンピュータを一
部とする装置に固定されているROM(Read Only Memo
ry)やHDD(Hard Disc Drive)、コンピュータを一部
とする装置に着脱自在に装填されるCD(Compact Dis
c)−ROMやFD(Floppy Disc)、等を許容する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような顕著な効果を奏する。
【0077】(1)稼働日ごとの未引当生産量を把握で
きる。この結果、生産量を稼働日単位の数量のまま計算
に用いており、前倒引当量を考慮して未引当生産量を算
出し、最も未来の稼働日から過去に向かって計算を行っ
ているため、要求納期に全量は納品できないような納期
問い合わせに対して、分納回答が行える。
【0078】(2)レスポンスよくリアルタイムでの納
期回答が行える。この結果、回答要求を納期回答手段が
メッセージとして受け取れるため、また、未引当生産量
をメモリに展開しているため、さらに、納期回答時の計
算において再計算が必要ないため、リアルタイム処理で
のオンライン問い合わせシステムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による納期回答システムの一実施例の構
成を示す図である。
【図2】納期回答システムの処理の種類を示す。
【図3】(a)は、本実施例で採用している未引当生産
量の計算方法を示す図であり、(b)は、前倒引当量の
計算方法を示す図であり、(c)は、計算対象日の移動
を示す図である。
【図4】受注情報登録/変更処理のフローチャートを示
す図である。
【図5】生産計画登録/変更処理を示すのフローチャー
トを示す図である。
【図6】未引当生産量、前倒引当量、計算対象項目の設
定のフローチャートを示す図である。
【図7】納品回答要求処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図8】(a)は、在庫情報、生産計画、受注情報を表
形式で示した図であり、(b)は、特定の稼働日につい
て前倒引当量と未引当生産量を算出した図であり、
(c)は、すべての稼働日について前例引当量と未引当
生産量を算出したある。
【図9】(a)は、未引当生産量を示す図であり、
(b)は、1回の回答を示す表であり、(c)は、2回
の分納回答を示す図であり、(d)は、4回の分納回答
を示す図である。
【図10】従来の納期回答システムを示すブロック図で
ある。
【図11】従来の納期回答システムの処理の流れを示す
図である。
【符号の説明】
1 納期回答システム 2 コンピュータ 3,4 端末 11 受注情報 12 在庫情報 13 生産計画 14 受注情報登録/変更手段 15 納期算出手段 16 生産計画登録/変更手段 151 未引当生産量算出手段 152 未引当生産量 153 納期回答手段 500,514 生産指示ファイル 502 演算部 503,510 許容マスタファイル 504,511 受注ファイル 505,512 在庫マスタファイル 506,513 許容残ファイル 502A 在庫引当手段 502B 許容引当手段 503C 納期算出手段 515 計算結果

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインを経由して複数の端末とコン
    ピュータとの間で各種処理を行う納期回答システムであ
    って、 前記コンピュータは、各品目を受注情報順に並べて格納
    した受注情報ファイルと、 手持ち在庫量を格納された在庫情報ファイルと、 各品目の生産計画情報を品目番号順に並べて格納された
    生産計画ファイルと、 前記複数の端末から発せられた要求により登録情報また
    は変更情報を入力して、受注情報を格納された前記受注
    情報ファイルの内容を更新する受注情報登録/変更手段
    と、 前記複数の端末から発せられた要求により登録情報また
    は変更情報を入力して生産計画を格納された前記生産計
    画ファイルの内容を更新する生産計画登録/変更手段
    と、 前記複数の端末から再計算指示を受け取ったとき、ある
    いは前記納期回答システムの起動時に前記受注情報ファ
    イル、在庫情報ファイル、および生産計画ファイルを参
    照し、前記受注情報登録/変更手段または生産計画登録
    /変更手段から受け取った納期回答要求に対して、将来
    に発生する特定の支出または損失のための引当をまだ行
    っていない未引当生産量を算出して、これから得た納期
    および受注数量を前記端末に通知するともに、オンライ
    ンを経由した前記複数の端末からの納期回答要求に対
    し、該納期回答要求が指定した要求期限に全量を納品で
    きない場合は、複数の期限に分けて製品を納品する分納
    回答を前記端末に通知する納期算出手段と、を具備する
    ことを特徴とする納期回答システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の納期回答システムにお
    いて、 前記納期算出手段は、前記受注情報ファイル、在庫情報
    ファイル、および生産計画ファイルを参照し、未引当生
    産量を計算する未引当生産量算出手段と、 前記複数の端末から発せられた納期回答要求に対し、該
    複数の端末に回答を通知する納期回答手段と、を具備す
    ることを特徴とする納期回答システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の納期回答システムにお
    いて、 前記未引当生産量算出手段は、品目ごとに稼働日ごとの
    受注量、生産量、および手持在庫量を前記コンピュータ
    のメモリ上に展開して未引当生産量を計算することを特
    徴とする納期回答システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の納期回答システムにお
    いて、 前記未引当量生産算出手段は、前記受注情報登録/変更
    手段または生産計画登録/変更手段からの指示により、
    あるいは前記納期回答システムの起動時に、引当を行う
    前記前倒引当量を考慮すべく未来から過去への計算対象
    日をずらしながら未引当生産量を算出して、前記コンピ
    ュータのメモリ上に該未引当生産量を展開することを特
    徴とする納期回答システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または4に記載の納期回答シス
    テムにおいて、 前記未引当生産量算出手段は、前記端末から未引当生産
    量の再計算指示を受け取り、再計算品目の指示があった
    ときは、その品目の未引当生産量のみを計算し、該納期
    回答システムの起動時は、全品目の未引当生産量を計算
    し、手持在庫生産量と生産量とを加えたものから受注量
    と前倒引当量とを加えたものを引いた値と0とを比較
    し、大きい方を未引当生産量として設定し、また、受注
    量と生産量とを加えたものから手持在庫量と生産量とを
    加えたものを引いた値と0とを比較し、大きい方を前倒
    引当量として設定することを特徴とする納期回答システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の納期回答システムにお
    いて、 前記納期算出手段は、未引当生産量の合計と要求受注量
    とを比較し該要求受注量より該未引当生産量の方が大き
    い場合、回答納期として前記端末から発せられた要求納
    期を、回答受注量として前記端末から発せられた要求受
    注量を前記端末に通知し、小さい場合、回答納期として
    前記端末から発せられた要求納期を、受注量として未引
    当生産量の合計を分納回答して前記端末に通知し、ま
    た、引当計算日の未引当生産量と未引当要求受注量とを
    比較し該未引当要求受注量より該引当計算日の未引当生
    産量の方が大きい場合、回答納期として引当計算日を、
    受注量として未引当要求受注量を前記端末に通知し、小
    さい場合、回答納期として引当計算日を、回答受注量と
    して未引当生産量を前記端末に通知することを特徴とす
    る納期回答システム。
  7. 【請求項7】 オンラインを経由して複数の端末とコン
    ピュータの間で各種処理を行う納期回答システムの納期
    回答方法であって、 前記複数の端末から再計算指示を受け取ったとき、ある
    いは前記納期回答システムの起動時に、各品目を受注情
    報順に並べて格納された前記受注情報ファイル、手持ち
    在庫量を格納された在庫情報ファイル、および各品目の
    生産計画情報を品目番号順に並べて格納された生産計画
    ファイルを参照し、納期回答要求に対する、将来に発生
    する特定の支出または損失のための引当をまだ行ってい
    ない未引当生産量を算出して、これから得た納期および
    受注数量を前記端末に通知するともに、オンラインを経
    由した前記複数の端末からの納期回答要求に対し、該納
    期回答要求が指定した要求期限に全量を納品できない場
    合は、複数の期限に分けて製品を納品する分納回答を前
    記端末に通知することを特徴とする納期回答方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の納期回答方法におい
    て、 前記受注情報登録/変更手段または生産計画登録/変更
    手段からの指示により、あるいは前記納期回答システム
    の起動時に、引当を行う前記前倒引当量を考慮すべく未
    来から過去への計算対象日をずらしながら未引当生産量
    を算出することを特徴とする納期回答方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の納期回答方法
    において、 前記端末から未引当生産量の再計算指示を受け取り、再
    計算品目の指示があったときは、その品目の未引当生産
    量のみを計算し、該納期回答システムの起動時は、全品
    目の未引当生産量を計算し、手持在庫生産量と生産量と
    を加えたものから受注量と前倒引当量とを加えたものを
    引いた値と0とを比較し、大きい方を未引当生産量とし
    て設定し、また、受注量と生産量とを加えたものから手
    持在庫量と生産量とを加えたものを引いた値と0とを比
    較し、大きい方を前倒引当量として設定することを特徴
    とする納期回答方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の納期回答方法におい
    て、 未引当生産量の合計と要求受注量とを比較し該要求受注
    量より該未引当生産量の方が大きい場合、回答納期とし
    て前記端末から発せられた要求納期を、回答受注量とし
    て前記端末から発せられた要求受注量を前記端末に通知
    し、小さい場合、回答納期として前記端末から発せられ
    た要求納期を、受注量として未引当生産量の合計を分納
    回答して前記端末に通知し、また、引当計算日の未引当
    生産量と未引当要求受注量とを比較し該未引当要求受注
    量より該引当計算日の未引当生産量の方が大きい場合、
    回答納期として引当計算日を、受注量として未引当要求
    受注量を前記端末に通知し、小さい場合、回答納期とし
    て引当計算日を、回答受注量として未引当生産量を前記
    端末に通知することを特徴とする納期回答方法。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10のいずれかに記載の
    方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログ
    ラムが格納されていることを特徴とする情報記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044550A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Seiko Instruments Inc 製造販売管理システムおよび方法並びにプログラム
US7254551B2 (en) 2001-07-23 2007-08-07 Nsk Ltd. Machine element selection support system
JP2010079762A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nec Corp 情報処理装置
JP2013235451A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Mitsubishi Electric Corp 納期回答装置、納期回答方法及びプログラム並びに納期回答システム

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