JPH11353391A - 受注可否回答装置 - Google Patents

受注可否回答装置

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JPH11353391A
JPH11353391A JP15930698A JP15930698A JPH11353391A JP H11353391 A JPH11353391 A JP H11353391A JP 15930698 A JP15930698 A JP 15930698A JP 15930698 A JP15930698 A JP 15930698A JP H11353391 A JPH11353391 A JP H11353391A
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JP15930698A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tateishi
淳 立石
Mitsuhiro Enomoto
充博 榎本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】状況の変化に伴う注文に対する受注可否の回答
の修正回数を減ずる。 【解決手段】入力情報並び替え部3は、入力情報保持部
2に蓄積された入力情報を、受注可能容量の増大を示す
入力情報、受注可能容量の減少を示す入力情報、注文を
示す入力情報の順に並び替える。情報処理手段4は、並
び替えられた入力情報を順次取り込み、取り込んだ入力
情報が示す状況の変化によって、過去に回答した受注可
否の回答を修正する必要が生じた場合には、その回答を
修正する。また、注文を示す入力情報に対しては受注可
否を判定し回答する。ただし、状況の変化が受注可能容
量の増大である場合には、過去に回答した受注可否の回
答を修正しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品の納期の問い
合わせや注文に対して、納期や注文に応えることができ
るかどうかを回答するシステムを示すものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、納期の問い合わせに回答した
り、注文に対する受注の可否を回答する装置が知られて
いる。
【0003】ここで、注文とは期日と個数が指定された
製品の引き渡しの要求である。また、納期の問い合わせ
とは、引き渡しの要求(注文)を伴わない、製品の個数
を指定した、その時点で製品を指定した個数分注文した
場合に可能な最先の引き渡し日の問い合わせである。
【0004】このような装置では、注文を受けた場合、
その時点で予測されている各日における使用可能な製品
や部品、製造能力の余裕から、製品を指定された個数、
指定された期日までに引き渡せるよう生産することでき
るかどうかを調べ、生産できる場合に受注可と回答す
る。また、この際には、製品の生産計画を、受注可と回
答した全ての注文を満足させる生産計画に更新し、これ
に従って、各日における使用可能な製品や部品、製造能
力の余裕の予測を更新する。
【0005】また、このような装置では、納期の問い合
わせを受けた場合、その時点で予測されている各日にお
ける使用可能な製品や部品、製造能力の余裕から、その
問い合わせにより製品を指定された個数分最も早く引き
渡すことのできる日を求め、これを納期として回答す
る。なお、納期の問い合わせに回答した際には、納期の
問い合わせは実際の注文を伴わないので、生産計画や、
各日における使用可能な製品や部品、製造能力の余裕の
予測は更新しない。
【0006】ここで、たとえば、納期の回答を行う装置
を示す技術としては、たとえば、特開平7−19204
4号公報に記載されている製造能力を考慮して納期の回
答を行う技術が知られている。
【0007】ところで、この特開平7−192044号
公報にも記載されているように、一般的には、注文や納
期の問い合わせを入力する部分と、その回答を算出する
部分は別のコンピュータが用いられることが多い。ま
た、注文や納期の問い合わせを入力するコンピュータを
クライアント、回答を算出するコンピュータをサーバと
呼ぶこととすると、最近では、一つのサーバに対して、
複数のクライアントが設けられる形態が採られることが
多い。たとえば、各営業担当者が1人1つづつクライア
ントを持って顧客に応対するような場合がある。また、
顧客一人一人が自己のコンピュータから、インターネッ
トを介して、サーバ部にアクセスできるような形態をと
る場合は、サーバから見て、顧客一人一人のコンピュー
タがクライアントとなる。そして、一般的にいって、ク
ライアントの数が多くなると、サーバは、多数のクライ
アントからの要求に対する処理を行わなければならなく
なるため、その負荷が増大する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、部品の入庫
量や入庫時期の変更、追加注文や既に受注した注文の取
り消し、部品や製造の不良、製造能力の増強、減少とい
った製造能力の変化、製品の部品構成の変化、あるい
は、製品の製造に必要な能力の変化などがあった場合、
各日における使用可能な製品や部品、製造能力や、その
余裕は変化する。そして、このような変化によって、そ
れまでの生産計画を維持できなくなった場合には、注文
に対する受注可否の回答を算出するサーバは、生産計画
を変更し、既に回答を行った注文について、変更した生
産計画に沿った回答を再算出し、既に行った回答を修正
する必要がある場合には、注文を行ったクライアントに
回答の修正を連絡しなければならない。
【0009】したがって、このような状況の変化の頻度
が高くなると、注文の受注可否の回答を算出するサーバ
の処理負荷が増大する。特に、クライアント数が多い場
合には、このような状況の変化に伴う注文に対する受注
可否の回答の再算出や、修正内容の連絡に要する処理の
負荷も大きく増大することになる。
【0010】そこで、本発明は、状況の変化に伴う注文
に対する受注可否の回答の再算出や、回答の修正の連絡
に要する処理の負荷を軽減することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、注文に対する受注可否を回答する
受注可否回答装置であって、入力情報を受け付け蓄積す
る入力情報保持手段と、入力情報保持手段に蓄積された
入力情報を、資源の増大を示す入力情報、資源の減少を
示す入力情報、注文を示す入力情報の順に並び替える入
力情報並び替え手段と、情報処理手段とを有し、当該情
報処理手段は、入力情報を並び替えられた順に従って順
次取り出し、取り出した入力情報が資源の増大、もしく
は、資源の減少を示す場合に、入力情報が示す内容に従
って資源状況を更新し、取り出した入力情報が注文を示
す場合に、当該注文の受注可否をその時点における資源
状況と受注状況に従って判定し当該注文に対する回答と
して出力すると共に、出力した回答に応じて受注状況を
更新し、資源の減少を示す入力情報を取り出した後に、
その時点における資源状況に従って判定した、過去に回
答を出力した注文の受注可否が、当該過去に回答を出力
した際の内容と異なる場合に、当該過去に回答を出力し
た注文に対して修正した回答を出力すると共に、出力し
た回答に応じて受注状況を更新することを特徴とする受
注可否回答装置を提供する。
【0012】ここで、資源とは、たとえば、使用可能な
部品や製品や製造システムの製造能力などの、注文に応
じて注文対象物を生産したり引き渡すために使用される
各要素をいう。
【0013】このような受注可否回答装置によれば、資
源の減少、資源の増加の順に入力情報が入力された場合
であっても、資源の増加、資源の減少の順に処理し、資
源の減少に対してのみ過去に行った回答の修正の要否を
判定する。したがって、たとえば、先行して入力した入
力情報による資源の減少分を、後行して入力された入力
情報による資源の増加分でカバーできるような場合に
は、回答の修正を行う必要がなくなる。
【0014】また、本発明は前記課題達成のために、た
とえば、注文に対する受注可否を回答する受注可否回答
装置であって、入力情報を受け付け蓄積する入力情報保
持手段と、入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過
去に回答を出力した注文を示す入力情報とを、資源の増
大を示す入力情報および資源の減少を示す入力情報が、
注文を示す入力情報に先行するように並び替える入力情
報並び替え手段と、情報処理手段とを有し、当該情報処
理手段は、入力情報を並び替えられた順に従って順次取
り出し、取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、
資源の減少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って
資源状況を更新し、取り出した入力情報が注文を示す場
合に、当該注文の受注可否をその時点における資源状況
および受注状況に従って判定し、取り出した入力情報が
過去に回答を出力した注文を示す入力情報でなければ判
定結果を当該注文に対する回答として出力すると共に、
出力した回答に応じて受注状況を更新し、取り出した入
力情報が過去に回答を出力した注文を示す入力情報であ
って判定結果が、当該過去に回答を出力した際の内容と
異なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して
修正した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて
受注状況を更新することを特徴とする受注可否回答装置
を提供する。
【0015】このような受注可否回答装置によれば、資
源の減少、資源の増加の順に入力情報が入力された場合
であっても、これらの入力情報を全て考慮して、現在の
資源状況を求め、これに基づいて過去に行った回答の修
正の要否を判定する。したがって、たとえば、先行して
入力した入力情報による資源の減少分を、後行して入力
された入力情報による資源の増加分でカバーできるよう
な場合には、回答の修正を行う必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0017】まず、本発明の第1実施形態について説明
する。
【0018】図1に、本第1実施形態に係る受注可否、
納期回答装置の構成を示す。
【0019】図示するように、受注可否、納期回答装置
は、入力情報を受ける入力情報受付部1と、入力情報を
保持する入力情報保持部2と、入力情報を逐次並べ替え
る入力情報並べ替え部3と、入力情報を順に取得し処理
する情報処理部4と、処理に用いる情報を保持する処理
情報保持部6と、処理結果を出力する情報出力部5とを
有している。
【0020】ただし、受注可否、納期回答装置のハード
ウエアは、実際には、中央処理装置、主記憶、外部記憶
装置、通信制御装置、各種入力装置、および出力装置を
備えた一般的な構成の電子計算機を用いることができ
る。受注処理、納期回答装置のハードウエアとして電子
計算機を用いた場合、図1に示した各部は、中央処理装
置が主記憶にロードしたプログラムを実行することによ
り電子計算機上で実施されるプロセス、または、特定の
記憶領域として実現される。また、この場合には、この
プログラムは、たとえば、CD-ROMなどの記憶媒体や通信
媒体を介して電子計算機に供給するようにしてもよい、
さて、本第1実施形態において、入力情報受け付け部1
が受け付ける情報には以下の種類がある。
【0021】(a)使用可能な部品や製品の増加を示す
入力情報 (b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情報 (c)製造システムの製造能力の増加を示す入力情報 (d)製造システムの製造能力の減少を示す入力情報 (e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な製造
能力の変化を示す入力情報 (f)引当要求を示す入力情報 (g)納期要求を示す入力情報 ここで、(f)の引き当て要求とは製品の注文もしくは
要求であり、引き渡しを求める製品の個数と期日が伴
う。また、(g)の納期要求とは、製品の注文もしくは
要求を伴わない、製品の個数を指定した、その時点で引
き当て要求を行った場合に可能な最先の引き渡し日の問
い合わせである。
【0022】ここで、本実施形態に係る受注可否、納期
回答装置は、入力情報が示す状況の変化によって過去に
回答した引き当て要求の回答に修正が必要な場合には、
回答の修正を出力する。ただし、本実施形態に係る受注
可否、納期回答装置は、納期要求についても、引き当て
要求と同様に回答の修正を出力するように構成してもよ
い。また、処理情報保持部6には、製品の部品構成、一
つの製品の製造に必要な製造能力、使用可能な部品量や
製品量、使用可能な製造能力、生産計画、既に引き当て
可能と回答した引当要求とこれに対する回答の内容と、
(過去に回答した納期の修正を行う場合には、さらに)
既に回答した納期要求とこれに対する回答の内容が保持
される。ここで、生産計画では、使用可能な部品量や製
品量、使用可能な製造能力を、既に引き当て可能と回答
した引当要求のそれぞれに、それぞれの引き当て要求で
指定された期日までに指定された個数製品を引き渡せる
よう生産するのに必要な(製品の部品構成、一つの製品
の製造に必要な製造能力に従って定まる)分量、割り当
て(引き当て)ている。
【0023】以下、本第1実施形態に係る受注処理、納
期回答装置の動作について説明する。
【0024】まず、入力情報を受け付けたときに行われ
る処理について説明する。
【0025】図2に、この処理の手順を示す。
【0026】図示するように、この処理では、まず、入
力情報受付部1が入力情報を受けつける(S301)
と、入力情報並べ替え部3は、入力情報受付部1が受け
つけた入力情報と、既に入力情報保持部2に保持されて
いる入力情報を、図3に示す 1、(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情
報、または、(c)製造システムの製造能力の増加を示
す入力情報 2、(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情
報、または、(d)製造システムの製造能力の減少を示
す入力情報 3、(e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な
製造能力の変化を示す入力情報 4、(f)引当要求を示す入力情報 5、(g)納期要求を示す入力情報 の優先順にしたがって並べ替え、並び替えた入力情報を
入力情報保持部2に保持する(S302)。なお、同優
先順の入力情報の順番は任意でよい。
【0027】次に、情報処理部4が入力情報保持部2に
保持された入力情報を処理する動作について説明する。
【0028】この処理の処理手順を図4に示す。
【0029】この処理は、定期的もしくは入力情報保持
部2に一定数の入力情報が保持された時に起動される。
もしくは、情報処理部4は、この処理を繰り返し実行す
る。ただし、この処理を繰り返し実行する際には、各回
の処理開始時までに並び替えられた入力情報のみを対象
として処理を行い、処理中に入力された入力情報は次回
の処理の対象とする。
【0030】さて、図示するように、この処理では、情
報処理部4は、入力情報保持部2に保持されている入力
情報を優先順の高い順に一つづつ取得する(S1)。た
だし、S1では、取得した入力情報が(e)製品の部品
構成の変化や製品の製造に必要な能力の変化を示す入力
情報の場合は、入力情報が(e)製品の部品構成の変化
や製品の製造に必要な能力を示す入力情報でなくなるま
で、連続して複数の入力情報を取得する。
【0031】次に、S1で取得した入力情報を入力情報
保持部2から削除する(S2)。
【0032】次に、S1で取得した入力情報の種類によ
って場合分けする(S3)。
【0033】そして、S3の場合分けで、入力情報が
(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情報の場
合、処理情報保持部4に保持している、使用可能な部品
量や製品量の値を更新し(S4)、S1に戻る。
【0034】また、S3の場合分けで、入力情報が
(c)製造能力の増加を示す入力情報の場合、処理情報
保持部4で保持している、使用可能な製造能力の値を更
新し(S5)、S1に戻る。
【0035】また、S3の場合分けで、入力情報が
(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情報の場
合、処理情報保持部4で保持している使用可能な部品量
や製品量の値を更新し(S6)、処理情報保持部4で保
持している使用可能な部品量や製品量と、使用可能な製
造能力、一つの製品の製造に必要な製造能力の値に従っ
て生産計画を作成し直し、これに従って、既に回答した
引当の可能性判定に対して修正が必要かどうかチェック
する(S9)。ただし、もし過去に回答した納期につい
ても修正を行う場合には、ここで既に回答した納期に対
して修正が必要かどうかについてもチェックするように
する。
【0036】具体的には、たとえば、処理情報保持部4
で保持している製品の部品構成、一つの製品の製造に必
要な製造能力を考慮しながら、処理情報保持部4で保持
している既に回答した引当要求のそれぞれに、既に引当
可能と回答した引き当て要求が優先されるように、処理
情報保持部4で保持している使用可能な製造能力と、使
用可能な部品量と製品量を、その引き当て要求を満足さ
せるのに必要な(製品の部品構成、一つの製品の製造に
必要な製造能力を考慮して定まる)分量ずつ割り当てて
いく。そして、割り当てることができた引き当て要求に
対しては引き当て可能と、割り当てることができなかっ
た引き当て要求に対しては割当不可と判定する。そし
て、割当可能と判定した引き当て要求に、使用可能な製
造能力と、使用可能な部品量と製品量を割り当てた生産
計画を作成する。
【0037】また、過去に回答した納期についても修正
を行う場合には、処理情報保持部4で保持している使用
可能な製造能力、使用可能な部品量、製品量と、生産計
画から求まる、使用可能な製造能力の余裕と、使用可能
な部品量と製品量の余裕より、既に回答した納期要求の
それぞれに対して、納期要求で指定された個数、最先に
引き渡し可能となる日を納期として求める。なお、各納
期要求の納期の算出に際し、他の納期要求の存在は考慮
しない。
【0038】そして、求めた引き渡し要求に対する回答
の内容と、処理情報保持部4で保持している既に回答し
た引当要求に対する回答の内容とを比較し、一致しない
場合に修正が必要と判定する。同様に、過去に回答した
納期についても修正を行う場合には、求めた納期要求に
対する回答の内容と、処理情報保持部4で保持している
既に回答した納期要求に対する回答の内容とを比較し、
一致しない場合に修正が必要と判定する。
【0039】そして、既に回答した引当要求に対する回
答の内容に、もし修正が必要であれば(S10の判定結
果が“ある”の場合)、引当の可能性判定の修正を示す
出力情報を作成し、情報出力部5から出力し(S1
1)、S1に戻る。同様に、過去に回答した納期につい
ても、回答の内容にもし修正が必要であれば、納期の修
正を示す出力情報を作成し、情報出力部5から出力し、
S1に戻る。
【0040】一方、修正が必要でなければ(S10の判
定結果が“ない”の場合)、そのままS1に戻る。
【0041】また、S3の場合分けで、入力情報が
(d)製造能力の減少を示す入力情報の場合、処理情報
保持部4で保持している使用可能な製造能力の値を更新
し(S7)、前記ステップS9と同様に、既に回答した
引当要求(過去に回答した納期についても修正を行う場
合には、引き当て要求と納期要求)の回答に対して修正
が必要かどうかチェックする(S9)。もし修正が必要
であれば(S10の判定結果が“ある”の場合)、引当
の可能性判定や(過去に回答した納期についても修正を
行う場合には)納期の修正を示す出力情報を作成し、情
報出力部5から出力し(S11)、S1に戻る。修正が
必要でなければ(S10の判定結果が“ない”の場
合)、そのままS1に戻る。
【0042】また、S3の場合分けで、入力情報が
(e)製品の部品構成の変化や製造に必要な能力を示す
入力情報の場合、処理情報保持部4で保持している製品
の部品構成、一つの製品の製造に必要な製造能力の値を
更新し、(S8)、前記ステップS9と同様に、既に回
答した引当要求(過去に回答した納期についても修正を
行う場合には、引き当て要求と納期要求)の回答に対し
て修正が必要かどうかチェックする(S9)。もし修正
が必要であれば(S10の判定結果が“ある”の場
合)、引当の可能性判定や(過去に回答した納期につい
ても修正を行う場合には)納期の修正を示す出力情報を
作成し、情報出力部5がこれを出力し(S11)、S1
に戻る。修正が必要でなければ(S10の判定結果が
“ない”の場合)、そのままS1に戻る。
【0043】ここで、以上の説明では、ステップS6、S
7、S8それぞれの後に、ステップS9〜S11を行うよ
うにしたが、ステップS9〜S11は、最後に、一度引
当要求を示す入力情報を取り込む前に行うようにしても
よい。すなわち、(b)使用可能な部品や製品の減少を
示す入力情報にしたがった処理情報保持部4で保持して
いる使用可能な部品量や製品量の値の更新(S6)と、
(d)製造能力の減少を示す入力情報に従った処理情報
保持部4で保持している使用可能な製造能力の値の更新
(S7)と、(e)製品の部品構成の変化や製造に必要
な能力を示す入力情報に従った処理情報保持部4で保持
している製品の部品構成、一つの製品の製造に必要な製
造能力の値の更新(S8)のうち、対応する入力情報が
無いものをの除く全てが終了した後に既に回答した引当
要求(過去に回答した納期についても修正を行う場合に
は、引き当て要求と納期要求)の回答に対して修正が必
要かどうかチェックし(S9)、もし修正が必要であれ
ば(S10の判定結果が“ある”の場合)、引当の可能
性判定や(過去に回答した納期についても修正を行う場
合には)納期の修正を示す出力情報を作成し、情報出力
部5がこれを出力し(S11)、S1に戻り、修正が必
要でなければ(S10の判定結果が“ない”の場合)、
そのままS1に戻るようにしてもよい。
【0044】次に、S3の場合分けで、入力情報が引当
要求を示す入力情報の場合、処理情報保持部4で保持し
ている使用可能な製造能力、使用可能な部品量、製品量
と、生産計画から求まる、使用可能な製造能力の余裕
と、使用可能な部品量と製品量の余裕を、引き当て要求
に仮割当していき(S12)、引き当て要求で指定され
た期日までに指定された個数製品を引き渡せるよう生産
するのに必要な(製品の部品構成、一つの製品の製造に
必要な製造能力を考慮して定まる)分量、仮割り当て
(仮引き当て)ることができたならば、(S13の判定
が“可能”)、引当可能の出力情報を作成し(S1
4)、情報出力部5がこれを出力し(S20)、S1に
戻る。また、仮割り当てと等しい割り当てを行うよう、
生産計画を更新し、仮割り当てを解除する。なお、過去
に回答した納期についても修正を行う場合には、ここ
で、更新された生産計画に従って、過去に回答した納期
要求に対して納期を求め、これが、前回回答した納期と
異なる場合には、納期の修正を示す出力情報を作成し、
情報出力部5より出力するようにする。
【0045】一方、必要な分量仮割り当てすることがで
きなければ(S13の判定が“不可能”)、全ての仮割
り当てを解除し(S15)、引当不可能の出力情報を作
成し(S16)、情報出力部5がこれを出力し(S2
0)、S1に戻る。この場合、生産計画は更新しない。
【0046】次に、S3の場合分けで、入力情報が納期
要求を示す入力情報の場合、処理情報保持部4で保持し
ている使用可能な製造能力、使用可能な部品量、および
製品量と、生産計画から求まる、使用可能な製造能力の
余裕、使用可能な部品量、および製品量の余裕とによ
り、製品を納期要求で指定された個数、最先に引き渡し
可能となる日を納期として求める(S17)、納期回答
の出力情報を作成し(S18)、情報出力部5がこれを
出力し(S20)、S1に戻る。
【0047】以上、本実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作について説明した。
【0048】以下に、以上の動作の具体例を示す。
【0049】いま、受注可否、納期回答装置が対象とす
る製品は製品A、製品Bの2製品である。
【0050】そして、初期の状況は以下の通りである。
【0051】処理情報部4に保持されている製品の部品
構成について、製品Aは部品aが1個と部品bが1個か
ら構成されており、製品Bは部品bが1個と部品cが1
個から構成されているとする。また、現在処理情報部4
に保持されている一つの製品の製造に必要な製造能力に
ついて、製品A、製品Bを生産するのに必要な能力は各
々1であり、製造リードタイムは1日であり、製造日に
納入できるものとする。現在処理情報部4に保持されて
いる使用可能な製造能力は、各日20である。そして、
現在処理情報部4に保持されている使用可能な製品量
は、2製品とも製品在庫は0個であることを示してい
る。また、現在処理情報部4に保持されている使用可能
な部品量について、部品在庫は、0日目で、部品aが1
5個、部品bが10個、部品cが10個であり、かつ、
部品aが4日目に5個、8日目に35個入手できる予定
であり、部品bが5日目に10個、8日目に30個入手
できる予定であるとする。また、既に回答した引き当て
要求、納期要求はない。
【0052】このような初期の状況における、製品の部
品構成、受注状況(引き当て要求の発生状況)、初期在
庫量および入庫予定量(使用可能な部品量、製品量)、
予定在庫量(使用可能な部品量の余裕)、製造能力(使
用可能な製造能力)、製造能力の余裕(使用可能な製造
能力の余裕)を図5に示す。
【0053】このような状態に、入力情報保持部2に、
以下の入力情報が保持された場合を考える。入力情報
は、入力順に (イ)製品Bの構成を部品bが1個と部品cが2個に変
更する(e) (ロ)部品不良のため部品cの在庫量が10個から5個
に減少した(b) (ハ)部品cを3日目に10個入手できることになった
(a) (ニ)製品Aを15個いつできるか納期要求Pを受けた
(g) (ホ)製品Aを5日目に5個引当要求Qを受けた(f) (ヘ)製品Aの構成を部品aが2個と部品bが1個に変
更する(e) (ト)不良のため部品aの在庫量が15個から0個に減
少した(b) (チ)9日目の製造能力が20から0になった(d) (リ)部品aを3日目に20個入手できることになった
(a) である。
【0054】これを、入力順に処理を行ったとすると、
(イ)で製品Bの部品構成情報を変更し、(ロ)で部品
cの在庫量を変更し、(ハ)で部品cの発注量を変更す
ると、図6で示すような製品の部品構成、受注状況、入
庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となる。
【0055】この場合、製品Aを15個生産可能なのは
6日目となるので(ニ)で納期要求Pに6日目と回答
し、製品Aを5日目に5個生産可能であるので(ホ)で
引き当てを行い引当要求Qに引当可能と回答する。
【0056】次に、(へ)で製品Aの部品構成情報を変
更すると、図7で示すような製品の部品構成、受注状
況、入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となり、
製品Aを15個生産可能なのは9日目に変化する。そこ
で、過去に回答した納期についても修正を行う場合に
は、納期要求Pに9日目と修正回答する。
【0057】次に、(ト)で部品aの在庫量を変更する
と、図8で示すような製品の部品構成、受注状況、入庫
予定量、予定在庫量、製造能力の状況となり、製品Aを
5日目に5個生産できないことになるので、引当要求Q
に引当不可能と修正回答する。
【0058】次に、(チ)で製造能力を変更すると、図
9で示すような製品の部品構成、受注状況、入庫予定
量、予定在庫量、製造能力の状況となり、製品Aを15
個生産可能なのは10日目に変化するので、過去に回答
した納期についても修正を行う場合には、納期要求Pに
10日目と修正回答する。
【0059】次に、(リ)で部品aの発注量を変更する
と、図10で示すような製品の部品構成、受注状況、入
庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となり、製品A
を5日目5個生産可能に変化するので、引当要求Qに引
当可能と修正回答する。
【0060】従って、過去に回答した納期についても修
正を行う場合には、出力情報に対する修正回数が4回、
過去に回答した納期については修正を行わない場合でも
出力情報に対する修正回数は2回となる。
【0061】これに対し、本実施形態において図3に示
した優先順位に従い入力情報を従い並び替えて処理する
場合は、(ハ)(リ)(ロ)(ト)(チ)(イ)(ヘ)
(ホ)(ニ)の順に処理することになる。
【0062】そうすると、(ハ)で部品cの発注量を変
更し、(リ)で部品aの発注量を変更し、(ロ)で部品
cの在庫量を変更し、(ト)で部品aの在庫量を変更
し、(チ)で製造能力を変更し、(イ)で製品Bの部品
構成情報を変更し、(へ)で製品Aの部品構成情報を変
更すると、図11に示すような製品の部品構成、受注状
況、入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となる。
【0063】そして、この場合、製品Aを5日目5個生
産可能であるので、(ホ)で引き当てを行い引当要求Q
に引当可能と回答する。すると、図12で示すような製
品の部品構成、受注状況、入庫予定量、予定在庫量、製
造能力の状況となる。この場合、製品Aを15個生産可
能なのは10日目となるので、(ニ)で納期要求Pに1
0日目と回答し、入力情報の処理を終了する。
【0064】従って、この場合、本実施形態によれば回
答の修正回数は0回となる。
【0065】このように、本実施形態では、入力情報
を、後で処理する入力情報が先に処理する入力情報の処
理結果に影響を与えないように並べ替え処理することに
より、既に行った回答の修正回数を削減することができ
る。また、過去に回答した納期については修正を行わな
い場合でも、納期要求に対して、納期要求が入力された
時点ではなく、納期要求の回答を求める時点の最新の状
況に応じた納期を回答することができる。
【0066】以下、本発明の第2実施形態について説明
する。
【0067】本第2実施形態に係る受注可否、納期回答
装置の構成を図13に示す。
【0068】図示するように、本第2実施形態に係る受
注可否、納期回答装置は、前記第1実施形態に係る受注
可否、納期回答装置を、入力情報並び替え部3が、処理
情報保持部6に保持された各種情報を参照可能なように
修正したものである。また、前記第1実施形態に係る受
注可否、納期回答装置において、処理情報保持部6が、
さらに、各製品と当該製品、部品の生産に使用する製造
行程との対応を記述した製品行程対応情報を保持するよ
う修正したものである。また、本第2実施形態に係る受
注可否、納期回答装置は、前記第1実施形態に係る受注
可否、納期回答装置の入力情報並び替え部3が入力情報
の並び替えに用いる優先順位として、図3に示した優先
順位に替えて図14に示す優先順位を用いるようにした
ものである。本第2実施形態の情報処理部4の行う処理
は前記第1実施形態において情報処理部4の行う処理
(図4)と同じである。
【0069】すなわち、本第2実施形態では、入力情報
並び替え部3が入力情報を、図14に示すように、 1、(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情報
であって入力情報保持部2に保持された引き当て要求も
しくは納期要求が対象とする製品、もしくは当該製品の
部品についてのもの、または、(c)製造システムの製
造能力の増加を示す入力情報であって入力情報保持部2
に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象とす
る製品、部品の生産に用いる製造工程についてのもの 2、(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情報
であって入力情報保持部2に保持された引き当て要求も
しくは納期要求が対象とする製品、もしくは当該製品の
部品についてのもの、または、(d)製造システムの製
造能力の減少を示す入力情報であって入力情報保持部2
に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象とす
る製品、部品の生産に用いる製造工程についてのもの 3、(e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な
製造能力の変化を示す入力情報であって入力情報保持部
2に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象と
する製品についてのもの 4、(f)引当要求を示す入力情報 5、(g)納期要求を示す入力情報 6、1に含まれない、(a)使用可能な部品や製品の増
加を示す入力情報、または、(c)製造システムの製造
能力の増加を示す入力情報 7、2に含まれない(b)使用可能な部品や製品の減少
を示す入力情報、または、(d)製造システムの製造能
力の減少を示す入力情報 8、3に含まれない(e)製品の部品構成の変化や製品
の製造に必要な製造能力の変化を示す入力情報 の優先順にしたがって並べ替え、並び替えた入力情報を
入力情報保持部2に保持する。
【0070】ここで、入力情報並び替え部3は、処理情
報保持部6に保持された製品の部品構成より、使用可能
な部品や製品の減少/増加を示す入力情報が、入力情報
保持部2に保持された引き当て要求もしくは納期要求が
対象とする製品、もしくは当該製品の部品についてのも
のか否かを判断する。また、入力情報並び替え部3は、
処理情報保持部6に保持された製品行程対応情報より、
製造システムの製造能力の増加/減少を示す入力情報
が、入力情報保持部2に保持された引き当て要求もしく
は納期要求が対象とする製品、部品の生産に用いる製造
工程についてのものか否かを判断する。
【0071】このような本第2実施形態によれば、前記
第1実施形態で示した(イ)〜(リ)の入力情報が、こ
の順に入力された場合、入力情報並べ替え部2が、図1
4の優先順位に並び替えた(リ)(ト)(チ)(ヘ)
(ホ)(ニ)(ハ)(ロ)(イ)順に、情報処理部4は
入力情報を処理することになる。
【0072】そうすると、(リ)で部品aの発注量を変
更し、(ト)で部品aの在庫量を変更し、(チ)で製造
能力を変更し、(へ)で製品Aの部品構成情報を変更す
ると、図15で示すような製品の部品構成、受注状況、
入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となる。した
がって、製品Aを5日目5個生産可能であるので、
(ホ)で引き当てを行い引当要求Qに引当可能と回答す
ると、図16で示すような製品の部品構成、受注状況、
入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となる。
【0073】すると、製品Aを15個生産可能なのは1
0日目となるので、(ニ)で納期要求Pに10日目と回
答し、(ハ)で部品cの発注量を変更し、(ロ)で部品
cの在庫量を変更し、(イ)で製品Bの部品構成情報を
変更する。
【0074】従って、出力情報に対する修正回数は0回
となる。
【0075】以上のように、本第2実施形態によって
も、入力情報を、後で処理する入力情報が先に処理する
入力情報の処理結果に影響を与えないように並べ替え処
理することにより、出力情報に対する修正回数を削減す
ることができる。また、さらに、本第2実施形態によれ
ば、入力された引き当て要求や納期要求に関係のある入
力情報を優先して処理するので、高速に回答を出力する
ことができる。
【0076】なお、本第2実施形態において、図4に示
すステップS6、S7、S8それぞれの後に行っているステ
ップS9〜S11を、前記第1実施形態において記述し
たようにまとめて行う場合、ステップS9〜S11を行
うタイミングは、存在しないものを除き図14の1、
2、3の入力情報の全てを処理した後と、存在しないも
のを除き図14の6、7、8の入力情報の全てを処理し
た後に、それぞれ、ステップS9〜S11を行うように
する。
【0077】以下、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0078】本第3実施形態に係る受注可否、納期回答
装置は、前記第1実施形態に係る受注可否、納期回答装
置と、入力情報並び替え部3が入力情報の並び替えに用
いる優先順位および、情報処理部4の行う処理が異な
る。また、本第3実施形態に係る受注可否、納期回答装
置に入力する入力情報としては、前記第1実施形態で示
した入力情報の他、(h)引き当て要求の取り消し、ま
たは、納期回答の取り消しを示す入力情報がある。
【0079】以下、その動作について説明する。
【0080】本第3実施形態において、入力情報並び替
え部3は、入力情報を、図17に示す 1、(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情
報、または、(c)製造システムの製造能力の増加を示
す入力情報 2、(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情
報、または、(d)製造システムの製造能力の減少を示
す入力情報 3、(e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な
製造能力の変化を示す入力情報 4、(h)引き当て要求の取り消し(過去に回答した納
期についても修正を行う場合には引き当て要求の取り消
し、もしくは、納期要求の取り消し)を示す入力情報。
【0081】5、(f)引当要求を示す入力情報 6、(g)納期要求を示す入力情報 の優先順にしたがって並べ替え、並び替えた入力情報を
入力情報保持部2に保持する。なお、同優先順の入力情
報の順番は任意でよい。
【0082】次に、情報処理部4が入力情報保持部2に
保持された入力情報を処理する動作について説明する。
【0083】この処理の処理手順を図18に示す。
【0084】図示するように、情報処理部4は、入力情
報保持部2に保持されている入力情報を優先順の高い順
に一つづつ取得する(S1)。ただし、S1では、取得
した入力情報が(e)製品の部品構成の変化や製品の製
造に必要な能力の変化を示す入力情報の場合は、入力情
報が(e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な
能力を示す入力情報でなくなるまで、連続して複数の入
力情報を取得する。
【0085】次に、S1で取得した入力情報が、引き当
て要求(過去に回答した納期についても修正を行う場合
には引き当て要求もしくは納期要求)を示す入力情報で
なければ、当該取得して入力情報を入力情報保持部2か
ら削除する(S2’)。
【0086】次に、S1で取得した入力情報の種類によ
って場合分けする(S3)。
【0087】そして、S3の場合分けで、入力情報が
(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情報の場
合、処理情報保持部4に保持している、使用可能な部品
量や製品量の値を更新し(S4)、S1に戻る。
【0088】また、S3の場合分けで、入力情報が
(c)製造能力の増加を示す入力情報の場合、処理情報
保持部4で保持している、使用可能な製造能力の値を更
新し(S5)、S1に戻る。
【0089】また、S3の場合分けで、入力情報が
(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情報の場
合、処理情報保持部4で保持している使用可能な部品量
や製品量の値を更新し(S6)、S1に戻る。
【0090】また、S3の場合分けで、入力情報が
(d)製造能力の減少を示す入力情報の場合、処理情報
保持部4で保持している使用可能な製造能力の値を更新
し(S7)、S1に戻る。
【0091】また、S3の場合分けで、入力情報が
(e)製品の部品構成の変化や製造に必要な能力を示す
入力情報の場合、処理情報保持部4で保持している製品
の部品構成、一つの製品の製造に必要な製造能力の値を
更新し、(S8)、S1に戻る。
【0092】また、S3の場合分けで、入力情報が引当
要求取消(過去に回答した納期の修正を行う場合には引
当要求取消もしくは納期要求取消)を示す入力情報を示
す入力情報の場合、前記入力情報保持部2から、取り消
しの対象となる引当要求(過去に回答した納期の修正を
行う場合には引当要求もしくは納期要求)を示す入力情
報を削除し(S23)、S1に戻る。
【0093】次に、S3の場合分けで、入力情報が引当
要求を示す入力情報の場合、処理情報保持部4で保持し
ている使用可能な製造能力、使用可能な部品量、製品量
を、引き当て要求に仮割り当てしていき(S12)、引
き当て要求で指定された期日までに指定された個数製品
を引き渡せるよう生産するのに必要な(製品の部品構
成、一つの製品の製造に必要な製造能力を考慮して定ま
る)分量、仮割り当てと等しい割り当てを行うよう、生
産計画を更新し、その後仮割り当てを解除する。一方、
必要な分量仮割り当てすることができなければ(S13
の判定が“不可能”)、全ての仮割り当てを解除し(S
15)、引当不可能の出力情報を作成する(S16)。
【0094】次に、S3の場合分けで、入力情報が納期
要求を示す入力情報の場合、処理情報保持部4で保持し
ている使用可能な製造能力、使用可能な部品量、製品量
と、生産計画から求まる、使用可能な製造能力の余裕
と、使用可能な部品量と製品量の余裕より、製品を納期
要求で指定された個数、最先に引き渡し可能となる日を
納期として求め(S17)、納期回答の出力情報を作成
する(S18)。
【0095】次に、S14とS16とS18で作成され
た回答で場合分けを行う(S19)。
【0096】すなわち、処理情報保持部6に保持してい
る既に回答した引当要求に対する回答の内容を参照し、
今回作成した回答が、まだ回答していない引当要求に対
する回答や納期要求に対する回答である場合、情報出力
部5が今回作成された回答を出力し(S20)、S1に
戻る。今回作成した回答が、既に回答した引当要求に対
する回答であり、回答が前回回答した内容と同じ場合、
今回作成した回答を出力しないで(S21)S1に戻
る。既に回答した引当要求に対する回答であり、回答が
前回回答した内容と異なる場合、情報出力部5が今回作
成された回答を修正回答として出力し(S22)、S1
に戻る。
【0097】ただし、過去に回答した納期についても修
正を行う場合には、納期要求についても引き当て要求と
同様に処理する。すなわち、処理情報保持部6に保持し
ている既に回答した納期要求に対する回答の内容を参照
し、今回作成した回答が、まだ回答していない納期要求
に対する回答である場合、情報出力部5が今回作成され
た回答を出力し、S1に戻る。今回作成した回答が、既
に回答した納期要求に対する回答であり、回答が前回回
答した内容と同じ場合、今回作成した回答を出力しない
でS1に戻る。既に回答した納期要求に対する回答であ
り、回答が前回回答した内容と異なる場合、情報出力部
5が今回作成された回答を修正回答として出力し、S1
に戻る。
【0098】以上、本発明の第3実施形態について説明
した。
【0099】以下、その動作の具体例について説明す
る。
【0100】いま、受注可否、納期回答装置が対象とす
る製品は製品A、製品Bの2製品である。また、過去に
回答した納期の修正を行うものとする。
【0101】そして、初期の状況は以下の通りである。
【0102】処理情報部4に保持されている製品の部品
構成について、製品Aは部品aが1個と部品bが1個か
ら構成されており、製品Bは部品bが1個と部品cが1
個から構成されているものとする。また、現在処理情報
部4に保持されている一つの製品の製造に必要な製造能
力について、製品A、製品Bを生産するのに必要な能力
は各々1であり、製造リードタイムは1日であり、製造
日に納入できるものとする。現在処理情報部4に保持さ
れている使用可能な製造能力は、各日20である。そし
て、現在処理情報部4に保持されている使用可能な製品
量は、2製品とも製品在庫は0個であるとする。また、
現在処理情報部4に保持されている使用可能な部品につ
いて、部品在庫は、0日目で、部品aが15個、部品b
が10個、部品cが10個であり、かつ、部品aが4日
目に5個、8日目に35個入手できる予定であり、部品
bが5日目に10個、8日目に30個入手できる予定で
あるとする。
【0103】そして、既に回答した引き当て要求と納期
回答要求は、 (ホ)製品Aを5日目に5個の引当要求Q(f) (ニ)製品Aを15個いつできるかの納期要求P(g) であり、引当要求Qに対しては可能の回答を、納期要求
Pに対しては6日目の回答を出力している。ここで、引
当要求Qと納期要求Pに対する取消は入力されていない
ので、引当要求Qと納期要求Pは、入力情報保持部に保
持されている。
【0104】入力情報保持部2に、以下の入力情報が保
持された場合を考える。入力情報は、入力順に、 (イ)製品Bの構成を部品bが1個と部品cが2個に変
更する(e) (ロ)部品不良のため部品cの在庫量が10個から5個
に減少した(b) (ハ)部品cを3日目に10個入手できることになった
(a) (ヘ)製品Aの構成を部品aが2個と部品bが1個に変
更する(e) (ト)不良のため部品aの在庫量が15個から0個に減
少した(b) (チ)9日目の製造能力が20から0になった(d) (リ)部品aを3日目に20個入手できることになった
(a) (ヌ)納期要求Pに対する要求取消をうけた(h) である。
【0105】これらを入力順に処理を行ったとすると、
(ホ)と(ニ)は削除されるまで先に処理されるので、
まず、毎回(ホ)と(ニ)の処理が行われる事になる。
次に、(イ)で製品Bの部品構成情報を変更し、(ロ)
で部品cの在庫量を変更し、(ハ)で部品cの発注量を
変更すると、図19に示すような製品の部品構成、受注
状況、入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況とな
る。
【0106】次に、(へ)で製品Aの部品構成情報を変
更すると、図7で示すような製品の部品構成、受注状
況、入庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となり、
この状況下の(ニ)の処理で製品Aを15個生産可能な
のは9日目となるので、納期要求Pに9日目と修正回答
する。次に、(ト)で部品aの在庫量を変更すると、図
8で示すような製品の部品構成、受注状況、入庫予定
量、予定在庫量、製造能力の状況となり、この状況下の
(ホ)の処理により製品Aを5日目に5個生産できない
ことになり、引当要求Qに引当不可能と修正回答する。
【0107】次に、(チ)で製造能力を変更すると、図
9で示すような製品の部品構成、受注状況、入庫予定
量、予定在庫量、製造能力の状況となり、この状況下の
(ニ)の処理により製品Aを15個生産可能なのは10
日目となるので、納期要求Pに10日目と修正回答す
る。
【0108】次に、(リ)で部品aの発注量を変更する
と、図10で示すような製品の部品構成、受注状況、入
庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となり、この状
況下の(ホ)の処理により製品Aを5日目5個生産可能
となるので、引当要求Qに引当可能と修正回答する。
【0109】次に、(ヌ)で納期要求Pを入力情報保持
部から削除する。
【0110】従って、出力情報に対する修正回数が4回
となる。また、もし、過去に回答した納期の修正を行わ
ないとした場合(この場合、納期要求Pに対する要求取
消はない)でも、修正回数は2回となる。また、各処理
毎に入力情報保持部に保持されている引当要求と納期回
答要求に対する処理を行うので、処理に時間がかかる。
【0111】一方、本第3実施形態によれば、図17に
図示する優先順位に従い並び替えるので、(ハ)(リ)
(ロ)(ト)(チ)(イ)(ヘ)(ヌ)(ホ)(ニ)の
順に処理することになる。
【0112】そうすると、(ハ)で部品cの発注量を変
更し、(リ)で部品aの発注量を変更し、(ロ)で部品
cの在庫量を変更し、(ト)で部品aの在庫量を変更
し、(チ)で製造能力を変更し、(イ)で製品Bの部品
構成情報を変更し、(へ)で製品Aの部品構成情報を変
更し、(ヌ)で納期要求Pを入力情報保持部から削除
し、図20に示すような製品の部品構成、受注状況、入
庫予定量、予定在庫量、製造能力の状況となる。この状
況下で、(ホ)で引き当てをし直しても、製品Aを5日
目5個生産可能であり前回の回答と同じなので、回答は
出力しない。また、納期要求Pは(ヌ)で入力情報保持
部から削除されているので、(ニ)は処理しない。
【0113】従って、出力情報に対する修正回数は0回
となる。
【0114】以上のように、この第3実施形態によれ
ば、入力情報を、後で処理する入力情報が先に処理する
入力情報の処理結果に影響を与えないように並べ替え処
理することにより、出力情報に対する修正回数を削減す
ることができる。
【0115】以下、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0116】本第4実施形態に係る受注可否、納期回答
装置は、前記第3実施形態に係る受注可否、納期回答装
置を、前記第2実施形態と同様に、入力情報並び替え部
3が、処理情報保持部6に保持された各種情報を参照可
能なように修正したものである。また、前記第3実施形
態に係る受注可否、納期回答装置において、処理情報保
持部6が、さらに、各製品と当該製品、部品の生産に使
用する製造行程との対応を記述した製品行程対応情報を
保持するよう修正したものである。また、本第4実施形
態に係る受注可否、納期回答装置は、前記第3実施形態
に係る受注可否、納期回答装置の入力情報並び替え部3
が入力情報の並び替えに用いる優先順位として、図17
に示した優先順位に替えて図21に示す優先順位を用い
るようにしたものである。本第4実施形態の情報処理部
4の行う処理は前記第3実施形態において情報処理部4
の行う処理(図18)と同じである。
【0117】すなわち、本第4実施形態では、入力情報
並び替え部3が入力情報を、図21に示すように、 1、(a)使用可能な部品や製品の増加を示す入力情報
であって入力情報保持部2に保持された引き当て要求も
しくは納期要求が対象とする製品、もしくは当該製品の
部品についてのもの、または、(c)製造システムの製
造能力の増加を示す入力情報であって入力情報保持部2
に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象とす
る製品、部品の生産に用いる製造工程についてのもの 2、(b)使用可能な部品や製品の減少を示す入力情報
であって入力情報保持部2に保持された引き当て要求も
しくは納期要求が対象とする製品、もしくは当該製品の
部品についてのもの、または、(d)製造システムの製
造能力の減少を示す入力情報であって入力情報保持部2
に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象とす
る製品、部品の生産に用いる製造工程についてのもの 3、(e)製品の部品構成の変化や製品の製造に必要な
製造能力の変化を示す入力情報であって入力情報保持部
2に保持された引き当て要求もしくは納期要求が対象と
する製品についてのもの 4、(h)引き当て要求の取り消し(過去に回答した納
期の修正を行う場合には引き当て要求の取り消しまたは
納期要求の取り消し)を示す入力情報 5、(f)引当要求を示す入力情報 6、(g)納期要求を示す入力情報 7、1に含まれない、(a)使用可能な部品や製品の増
加を示す入力情報、または、(c)製造システムの製造
能力の増加を示す入力情報 8、2に含まれない(b)使用可能な部品や製品の減少
を示す入力情報で、または、(d)製造システムの製造
能力の減少を示す入力情報 9、3に含まれない(e)製品の部品構成の変化や製品
の製造に必要な製造能力の変化を示す入力情報 の優先順にしたがって並べ替え、並べ替えた入力情報を
入力情報保持部2に保持する。
【0118】ここで、入力情報並び替え部3は、処理情
報保持部6に保持された製品の部品構成より、使用可能
な部品や製品の減少/増加を示す入力情報が、入力情報
保持部2に保持された引き当て要求もしくは納期要求が
対象とする製品、もしくは当該製品の部品についてのも
のか否かを判断する。また、入力情報並び替え部3は、
処理情報保持部6に保持された製品行程対応情報より、
製造システムの製造能力の増加/減少を示す入力情報
が、入力情報保持部2に保持された引き当て要求もしく
は納期要求が対象とする製品、部品の生産に用いる製造
工程についてのものか否かを判断する。
【0119】この場合、情報処理部4は、前記第3実施
形態で示した(イ)〜(ヌ)の入力情報を、(リ)
(ト)(チ)(ヘ)(ヌ)(ホ)(ニ)(ハ)(ロ)
(イ)の順に処理することになる。そうすると、(リ)
で部品aの発注量を変更し、(ト)で部品aの在庫量を
変更し、(チ)で製造能力を変更し、(へ)で製品Aの
部品構成情報を変更し、(ヌ)で納期要求Pを入力情報
保持部から削除するので、図22で示すような製品の部
品構成、受注状況、入庫予定量、予定在庫量、製造能力
の状況となる。
【0120】したがって、(ホ)で引き当てをし直して
も、製品Aを5日目5個生産可能であり前回の回答と同
じなので、回答は出力しない。また、納期要求Pは
(ヌ)で入力情報保持部から削除されているので、
(ニ)は処理しない。
【0121】次に、(ハ)で部品cの発注量を変更し、
(ロ)で部品cの在庫量を変更し、(イ)で製品Bの部
品構成情報を変更する。
【0122】なお、(ホ)は入力情報保持部に保持され
てい引き当て用要求を示す入力情報であるが、(ハ)
(ロ)(イ)の処理では(ホ)には影響を与えないの
で、(ハ)(ロ)(イ)各々の処理の後には(ホ)の処
理は行わない。従って、出力情報に対する修正回数は0
回となる。
【0123】以上のように、この本第4実施形態では、
入力情報を、後で処理する入力情報が先に処理する入力
情報の処理結果に影響を与えないように並べ替え処理す
ることにより、出力情報に対する修正回数を削減するこ
とができ、さらに、発生している引き当て要求や納期要
求に影響を与える可能性のある入力情報を優先して処理
するので、高速に引当要求や納期要求の回答や修正を出
力することができる。
【0124】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、状況の
変化に伴う注文に対する受注可否の回答の再算出や、回
答の修正の連絡に要する処理の負荷を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る入力情報並び替え
部の処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態における入力情報の並び
替えの優先順位を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る情報処理部の処理
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例を
示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例を
示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例を
示す図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例を
示す図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期回
答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例を
示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例に対する比較例
を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図12】本発明の第1実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第2実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2実施形態における入力情報の並
び替えの優先順位を示す図である。
【図15】本発明の第2実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図16】本発明の第2実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図17】本発明の第3実施形態における入力情報の並
び替えの優先順位を示す図である。
【図18】本発明の第3実施形態に係る情報処理部の処
理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第3実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図20】本発明の第3実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【図21】本発明の第4実施形態における入力情報の並
び替えの優先順位を示す図である。
【図22】本発明の第4実施形態に係る受注可否、納期
回答装置の動作による状況変化の具体例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:入力情報受付部 2:入力情報保持部 3:入力情報並び替え部 4:情報処理部 5:情報出力部 6:処理情報保持部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、資源の増大
    を示す入力情報、資源の減少を示す入力情報、注文を示
    す入力情報の順に並び替える入力情報並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し、 資源の減少を示す入力情報を取り出した後に、その時点
    における資源状況に従って判定した、過去に回答を出力
    した注文の受注可否が、当該過去に回答を出力した際の
    内容と異なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に
    対して修正した回答を出力すると共に、出力した回答に
    応じて受注状況を更新することを特徴とする受注可否回
    答装置。
  2. 【請求項2】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、入力情報保
    持手段に蓄積された注文を示す入力情報により、注文の
    対象とされた注文対象物に使用する資源の増大を示す入
    力情報、前記対象とされた注文対象物に使用する資源の
    減少を示す入力情報、注文を示す入力情報、前記対象と
    された注文対象物に使用しない資源の増大を示す入力情
    報、前記対象とされた注文対象物に使用しない他の資源
    の減少を示す入力情報の順に並び替える入力情報並び替
    え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し資源の減少を示す
    入力情報を取り出した後に、その時点における資源状況
    に従って判定した、過去に回答を出力した注文の受注可
    否が、当該過去に回答を出力した際の内容と異なる場合
    に、当該過去に回答を出力した注文に対して修正した回
    答を出力すると共に、出力した回答に応じて受注状況を
    更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  3. 【請求項3】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、資源の増大
    を示す入力情報が資源の減少を示す入力情報および注文
    対象物一単位当たりの消費資源量の変更を示す入力情報
    に先行し、かつ、資源の増大を示す入力情報、資源の減
    少を示す入力情報および注文対象物一単位当たりの消費
    資源量の変更を示す入力情報が注文を示す入力情報に先
    行するように並び替える入力情報並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、取り出した入力情報が消費資源量の変更を示
    す場合に、入力情報が示す内容に従って注文対象物一単
    位当たりの消費資源量を更新し取り出した入力情報が注
    文を示す場合に、当該注文の受注可否をその時点におけ
    る資源状況、注文対象物一単位当たりの消費資源量およ
    び受注状況に従って判定し、当該注文に対する回答とし
    て出力すると共に、出力した回答に応じて受注状況を更
    新し、 資源の減少を示す入力情報を取り出した後、および消費
    資源量の変更を示す入力情報を取り出した後に、その時
    点における資源状況および注文対象物一単位当たりの消
    費資源量に従って判定した、過去に回答を出力した注文
    の受注可否が、当該過去に回答を出力した際の内容と異
    なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して修
    正した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて受
    注状況を更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  4. 【請求項4】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、注文を示す
    入力情報により注文の対象とされた注文対象物に使用す
    る資源の増大を示す入力情報が前記対象とされた注文対
    象物に使用する資源の減少を示す入力情報および前記対
    象とされた注文対象物に使用する注文対象物一単位当た
    りの消費資源量の変更を示す入力情報に先行し、前記対
    象とされた注文対象物に使用する資源の増大を示す入力
    情報、前記対象とされた注文対象物に使用する資源の減
    少を示す入力情報および前記対象とされた注文対象物に
    使用する注文対象物一単位当たりの消費資源量の変更を
    示す入力情報が注文を示す入力情報に先行し、前記対象
    とされた注文対象物に使用しない資源の増大を示す入力
    情報が前記対象とされた注文対象物に使用しない資源の
    減少を示す入力情報および前記対象とされた注文対象物
    以外の注文対象物に使用する注文対象物一単位当たりの
    消費資源量に先行し、かつ、前記対象とされた注文対象
    物に使用しない資源の増大を示す入力情報、前記対象と
    された注文対象物に使用しない資源の減少を示す入力情
    報、および前記対象とされた注文対象物以外の注文対象
    物に使用する注文対象物一単位当たりの消費資源量の変
    更を示す入力情報とが注文を示す入力情報に後行するよ
    うに並び替える入力情報並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、取り出した入力情報が消費資源量の変更を示
    す場合に、入力情報が示す内容に従って注文対象物一単
    位当たりの消費資源量を更新し取り出した入力情報が注
    文を示す場合に、当該注文の受注可否をその時点におけ
    る資源状況と注文対象物一単位当たりの消費資源量と受
    注状況に従って判定し当該注文に対する回答として出力
    すると共に、出力した回答に応じて受注状況を更新し、 資源の減少を示す入力情報を取り出した後および消費資
    源量の変更を示す入力情報を取り出した後に、その時点
    における資源状況および注文対象物一単位当たりの消費
    資源量に従って判定した、過去に回答を出力した注文の
    受注可否が、当該過去に回答を出力した際の内容と異な
    る場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して修正
    した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて受注
    状況を更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  5. 【請求項5】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報とを、資源の増大を示す入
    力情報および資源の減少を示す入力情報が注文を示す入
    力情報に先行するように、並び替える入力情報並び替え
    手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況および受注状況とに
    従って判定し、取り出した入力情報が過去に回答を出力
    した注文を示す入力情報でなければ判定結果を当該注文
    に対する回答として出力すると共に、出力した回答に応
    じて受注状況を更新し、取り出した入力情報が過去に回
    答を出力した注文を示す入力情報であって判定結果が、
    当該過去に回答を出力した際の内容と異なる場合に、当
    該過去に回答を出力した注文に対して修正した回答を出
    力すると共に、出力した回答に応じて受注状況を更新す
    ることを特徴とする受注可否回答装置。
  6. 【請求項6】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報とを、入力情報保持手段に
    蓄積された注文を示す入力情報あるいは過去に回答を出
    力した注文を示す入力情報により注文の対象とされた注
    文対象物に使用する資源の増大を示す入力情報および前
    記対象とされた注文対象物に使用する資源の減少を示す
    入力情報が、注文を示す入力情報に先行し、かつ、前記
    対象とされた注文対象物に使用しない資源の増加を示す
    入力情報および前記対象とされた注文対象物に使用しな
    い資源の減少を示す入力情報が、注文を示す入力情報に
    後行するように並び替える入力情報並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、取
    り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減少
    を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況を
    更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況および受注状況に従
    って判定し、取り出した入力情報が過去に回答を出力し
    た注文を示す入力情報でなければ判定結果を当該注文に
    対する回答として出力すると共に、出力した回答に応じ
    て受注状況を更新し、取り出した入力情報が過去に回答
    を出力した注文を示す入力情報であって判定結果が、当
    該過去に回答を出力した際の内容と異なる場合に、当該
    過去に回答を出力した注文に対して修正した回答を出力
    すると共に、出力した回答に応じて受注状況を更新する
    ことを特徴とする受注可否回答装置。
  7. 【請求項7】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報とを、資源の増大を示す入
    力情報と資源の減少を示す入力情報、および注文対象物
    一単位当たりの消費資源量の変更を示す入力情報が、注
    文を示す入力情報に先行するように並び替える入力情報
    並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、取り出した入力情報が消費資源量の変更を示
    す場合に、入力情報が示す内容に従って注文対象物一単
    位当たりの消費資源量を更新し取り出した入力情報が注
    文を示す場合に、当該注文の受注可否をその時点におけ
    る資源状況と注文対象物一単位当たりの消費資源量およ
    び受注状況とに従って判定し、取り出した入力情報が過
    去に回答を出力した注文を示す入力情報でなければ判定
    結果を当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し、取り出した入力
    情報が過去に回答を出力した注文を示す入力情報であっ
    て判定結果が、当該過去に回答を出力した際の内容と異
    なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して修
    正した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて受
    注状況を更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  8. 【請求項8】注文に対する受注可否を回答する受注可否
    回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報とを、入力情報保持手段に
    蓄積された注文を示す入力情報により注文の対象とされ
    た注文対象物に使用する資源の増大を示す入力情報、前
    記対象とされた注文対象物に使用する資源の減少を示す
    入力情報、および前記対象とされた注文対象物に使用す
    る注文対象物一単位当たりの消費資源量の変更を示す入
    力情報が、注文を示す入力情報に先行し、かつ、前記対
    象とされた注文対象物に使用しない資源の増大を示す入
    力情報、前記対象とされた注文対象物に使用しない資源
    の減少を示す入力情報、および前記対象とされた注文対
    象物以外の注文対象物に使用する注文対象物一単位当た
    りの消費資源量の変更を示す入力情報が、注文を示す入
    力情報に後行するように並び替える入力情報並び替え手
    段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、取り出した入力情報が消費資源量の変更を示
    す場合に、入力情報が示す内容に従って注文対象物一単
    位当たりの消費資源量を更新し取り出した入力情報が注
    文を示す場合に、当該注文の受注可否をその時点におけ
    る資源状況と注文対象物一単位当たりの消費資源量およ
    び受注状況に従って判定し、取り出した入力情報が過去
    に回答を出力した注文を示す入力情報でなければ判定結
    果を当該注文に対する回答として出力すると共に、出力
    した回答に応じて受注状況を更新し、取り出した入力情
    報が過去に回答を出力した注文を示す入力情報であって
    判定結果が、当該過去に回答を出力した際の内容と異な
    る場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して修正
    した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて受注
    状況を更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  9. 【請求項9】請求項1または5記載の受注可否回答装置
    であって、 前記入力情報並び替え手段は、納期問い合わせを示す入
    力情報が注文を示す入力情報に後行するように、入力情
    報を並び替え、 前記情報処理手段は、取り出した入力情報が納期問い合
    わせを示す場合に、その時点における資源状況と受注状
    況に従って納期を算出し当該納期問い合わせに対する回
    答として出力することを特徴とする受注可否回答装置。
  10. 【請求項10】電子計算機を用いて注文に対する受注可
    否を回答する方法であって、 入力情報を受け付け蓄積し、 蓄積された入力情報を、資源の増大を示す入力情報、資
    源の減少を示す入力情報、注文を示す入力情報の順に並
    び替え、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し、 資源の減少を示す入力情報を取り出した後に、その時点
    の資源状況に従って判定した、過去に回答を出力した注
    文の受注可否が、当該過去に回答を出力した際の内容と
    異なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して
    修正した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて
    受注状況を更新することを特徴とする受注可否回答方
    法。
  11. 【請求項11】電子計算機を用いて注文に対する受注可
    否を回答する方法であって、 入力情報を受け付け蓄積し、 蓄積された入力情報と過去に回答を出力した注文を示す
    入力情報とを、資源の増大を示す入力情報および資源の
    減少を示す入力情報が、注文を示す入力情報に先行する
    ように並び替え、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況とに従っ
    て判定し、取り出した入力情報が過去に回答を出力した
    注文を示す入力情報でなければ判定結果を当該注文に対
    する回答として出力すると共に、出力した回答に応じて
    受注状況を更新し、取り出した入力情報が過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報であって判定結果が、当該
    過去に回答を出力した際の内容と異なる場合に、当該過
    去に回答を出力した注文に対して修正した回答を出力す
    ると共に、出力した回答に応じて受注状況を更新するこ
    とを特徴とする受注可否回答方法。
  12. 【請求項12】電子計算機によって読み取られ実行され
    るプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムの実行により、前記電子計算機上に、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、資源の増大
    を示す入力情報、資源の減少を示す入力情報、注文を示
    す入力情報の順に並び替える入力情報並び替え手段と、 情報処理手段とが形成され、前記情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し、 資源の減少を示す入力情報を取り出した後に、その時点
    の資源状況に従って判定した、過去に回答を出力した注
    文の受注可否が、当該過去に回答を出力した際の内容と
    異なる場合に、当該過去に回答を出力した注文に対して
    修正した回答を出力すると共に、出力した回答に応じて
    受注状況を更新することを特徴とする記憶媒体。
  13. 【請求項13】電子計算機によって読み取られ実行され
    るプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムの実行により、前記電子計算機上に、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報と過去に回答を
    出力した注文を示す入力情報とを、資源の増大を示す入
    力情報および資源の減少を示す入力情報が、注文を示す
    入力情報に先行するように並び替える入力情報並び替え
    手段と、 情報処理手段とが形成され、前記情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況および受注状況に従
    って判定し、取り出した入力情報が過去に回答を出力し
    た注文を示す入力情報でなければ判定結果を当該注文に
    対する回答として出力すると共に、出力した回答に応じ
    て受注状況を更新し、取り出した入力情報が過去に回答
    を出力した注文を示す入力情報であって判定結果が、当
    該過去に回答を出力した際の内容と異なる場合に、当該
    過去に回答を出力した注文に対して修正した回答を出力
    すると共に、出力した回答に応じて受注状況を更新する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】注文に対する受注可否を回答する受注可
    否回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、資源の増大
    を示す入力情報および資源の減少を示す入力情報が、注
    文を示す入力情報に先行するように並び替える入力情報
    並び替え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し、 資源の増大を示す入力情報および資源の減少を示す入力
    情報を取り出した後に、その時点における資源状況に従
    って判定した、過去に回答を出力した注文の受注可否
    が、当該過去に回答を出力した際の内容と異なる場合
    に、当該過去に回答を出力した注文に対して修正した回
    答を出力すると共に、出力した回答に応じて受注状況を
    更新することを特徴とする受注可否回答装置。
  15. 【請求項15】注文に対する受注可否を回答する受注可
    否回答装置であって、 入力情報を受け付け蓄積する入力情報保持手段と、 入力情報保持手段に蓄積された入力情報を、入力情報保
    持手段に蓄積された注文を示す入力情報により注文の対
    象とされた注文対象物に使用する資源の増大を示す入力
    情報および前記対象とされた注文対象物に使用する資源
    の減少を示す入力情報が注文を示す入力情報に先行し、
    かつ、前記対象とされた注文対象物に使用しない資源の
    増大を示す入力情報および前記対象とされた注文対象物
    に使用しない他の資源の減少を示す入力情報が注文を示
    す入力情報に後行するように並び替える入力情報並び替
    え手段と、 情報処理手段とを有し、当該情報処理手段は、 入力情報を並び替えられた順に従って順次取り出し、 取り出した入力情報が資源の増大、もしくは、資源の減
    少を示す場合に、入力情報が示す内容に従って資源状況
    を更新し、 取り出した入力情報が注文を示す場合に、当該注文の受
    注可否をその時点における資源状況と受注状況に従って
    判定し当該注文に対する回答として出力すると共に、出
    力した回答に応じて受注状況を更新し 前記対象とされた注文対象物に使用する資源の増大を示
    す入力情報および前記対象とされた注文対象物に使用す
    る資源の減少を示す入力情報を取り出した後と、前記対
    象とされた注文対象物に使用しない資源の増大を示す入
    力情報および前記対象とされた注文対象物に使用しない
    他の資源の減少を示す入力情報とを取り出した後に、そ
    の時点における資源状況に従って判定した、過去に回答
    を出力した注文の受注可否が、当該過去に回答を出力し
    た際の内容と異なる場合に、当該過去に回答を出力した
    注文に対して修正した回答を出力すると共に、出力した
    回答に応じて受注状況を更新することを特徴とする受注
    可否回答装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005162A1 (fr) * 2000-07-07 2002-01-17 Sony Corporation Systeme de vente de marchandises
JP2002063448A (ja) * 2000-08-22 2002-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出荷時期通知システム
JP2002182734A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Futofumi Nagao 注文生産方法、および記録媒体
JP2003076870A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Fuji Shoji:Kk 遊技機の受注システム及び遊技機

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