JP2000267834A - サーバ装置およびサーバ装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

サーバ装置およびサーバ装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000267834A
JP2000267834A JP11071668A JP7166899A JP2000267834A JP 2000267834 A JP2000267834 A JP 2000267834A JP 11071668 A JP11071668 A JP 11071668A JP 7166899 A JP7166899 A JP 7166899A JP 2000267834 A JP2000267834 A JP 2000267834A
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Kunio Yoshihara
邦男 吉原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバを介して端末から受信したデータを指
定されたメンバーや不特定多数のアクセス者に適時に配
信する安価なシステムを構築することである。 【解決手段】 サーバ102がデータ提供者とデータ配
信者とを認証して、該認証された正当なデータ提供者の
端末101から転送されたデータを記憶手段103上で
記憶管理しつつ、登録された正当なデータ受信者からの
データ取得要求に基づき登録されたデータをデータ受信
者が所在する任意の画像形成装置104に転送する構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して一方のユーザから入力されたデータを登録管理
し、該管理されているデータを他のユーザが画像形成装
置にて適時引き出して出力可能とするサーバ装置および
サーバ装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク化により、複数のパ
ーソナルコンピュータが接続されてプリンタを所定の通
信媒体、例えばネットワークで共有して印刷処理する形
態が普及している。
【0003】また、様々なユーザによるデータ処理出力
要求に応えて、例えば団体や任意の会が会誌や会報を発
行し会員に届けるためには、会報を上記のような印刷処
理環境の下で一度プリンタで印刷し、それを各会員に郵
送するなどの手段に委ねられていたが、昨今のネットワ
ーク環境に鑑みて、個人のデータを任意の場所から、印
刷可能にする代理プリントシステムも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような会議や会報を印刷してそれらを各会員に郵送する
ことは、非常に手間と時間がかかる作業である。
【0005】一方、上記代理プリント処理によれば、個
人の利用に限定されるため、利用者数に対してシステム
の維持費がかかりすぎるとともに、データ提供者とその
サービスの提供を受ける者とが全国(世界中)に点在す
る場合には、そのデータ配信サービスを特定のユーザに
限定して安価に提供できないというという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、データ提供者とデータ受信者とを認証
して、該認証された正当なデータ提供者からのデータを
記憶管理しつつ、登録された正当なデータ受信者からの
データ取得要求に基づき登録されたデータをデータ受信
者が所在する任意の画像形成装置に転送することによ
り、簡単な構成で、サーバを介して端末から受信したデ
ータを指定されたメンバーや不特定多数のアクセス者に
適時に配信する安価なシステムを構築でき、従来のデー
タ配信処理に比べて配信者の負荷を格段に軽減し、か
つ、そのデータを取り出す側の選択範囲を格段に拡張で
きるとともに、データ提供に付随して所望の情報を収集
することも自在に行えるサーバ装置およびサーバ装置の
データ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図1に示す通信回線106,電話
回線107)を介して任意の端末装置と任意の画像形成
装置と通信接続可能なサーバ装置であって、前記所定の
通信媒体を介して送受信されるデータを記憶する記憶手
段(図1に示す記憶手段103)と、前記端末装置から
の通信接続要求受信時に、前記端末装置による第1のユ
ーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報に基づいて
認証する第1の認証手段(図2に示すサーバ102のC
PU1がハードディスク12や外部メモリ103に記憶
された制御プログラムを実行して端末101から取得し
たユーザ名等と登録されたユーザ情報とを比較照合して
認証処理する)と、前記第1の認証手段により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置から送信される配信指定データを配信
すべき複数の第2のユーザを特定するためのメンバー情
報を前記記憶手段に登録する第1の制御手段(図2に示
すサーバ102のCPU1がハードディスク12や外部
メモリ103に記憶された制御プログラムを実行して端
末101から取得したメンバー情報と配信すべきデータ
(文書画像情報(文字,画像,図形等を含む))を記憶
手段103に登録処理する)と、任意の画像形成装置か
らの通信接続要求受信時に、該画像形成装置によるユー
ザを前記メンバー情報に基づいて認証する第2の認証手
段(図2に示すサーバ102のCPU1がハードディス
ク12や外部メモリ103に記憶された制御プログラム
を実行して画像形成装置104から取得したユーザ名等
と第1のユーザにより登録されたメンバー情報等を比較
照合して認証処理する)と、前記第2の認証手段により
接続要求中の画像形成装置のユーザが第2のユーザであ
ると認証された場合に、前記第1のユーザにより前記記
憶手段に登録された前記配信指定データを読み出して接
続中の任意の画像形成装置に転送する第2の制御手段
(図2に示すサーバ102のCPU1がハードディスク
12や外部メモリ103に記憶された制御プログラムを
実行して第2のユーザから指定されたデータを記憶手段
103より読み出して、所定の電話回線107を介して
画像形成装置104に転送処理する)とを有するもので
ある。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記メンバー
情報に、前記画像形成装置による画像出力が許可される
第2のユーザ名,メンバー識別情報を含むものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記第2の制
御手段が、前記第2のユーザによる画像出力履歴を前記
記憶手段に登録するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記画像出力
履歴に、画像出力が許可される第2のユーザによる画像
出力日時と、画像出力回数とを含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記第1の制
御手段が、前記第1の認証手段により前記端末装置のユ
ーザが第1のユーザであると認証された場合に、前記端
末装置からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段
に記憶された前記配信指定データ,該配信指定データの
付加情報に基づき所定のデータ処理を行うものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記第1の制
御手段による前記所定のデータ処理は、前記端末装置か
らの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段に記憶さ
れた前記配信指定データに対する閲覧処理,更新処理,
修正処理のいずれかの処理であるものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記第1の制
御手段が、前記端末装置の第1のユーザにより設定され
る保持期間が経過したら前記記憶手段に記憶された配信
指定データを自動消去するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記保持期間
が、週または月単位で設定可能であるものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記第1の制
御手段が、前記第1の認証手段により前記端末装置のユ
ーザが第1のユーザであると認証された場合に、前記端
末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段に対するデ
ータ登録料の支払いを確認後、前記端末装置から送信さ
れる配信指定データを配信すべき複数の第2のユーザを
特定するためのメンバー情報を前記記憶手段に登録する
ものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記第2の
制御手段が、前記第2の認証手段により接続要求中の画
像形成装置のユーザが第2のユーザであると認証された
場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザによる前記
記憶手段に対する登録データの利用料の支払いを確認
後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登録された
前記配信指定データを読み出して接続中の任意の画像形
成装置に転送するものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記第1の
制御手段が、前記第1の認証手段により前記端末装置の
ユーザが第1のユーザであると認証された場合に、前記
端末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段に対する
データ登録料の支払いおよび、前記端末装置から送信さ
れる配信指定データを配信すべき複数の第2のユーザの
前記記憶手段に対する登録データの初回利用料の支払い
を確認後、第2のユーザを特定するためのメンバー情報
を前記記憶手段に登録し、前記第2の制御手段は、前記
第2の認証手段により接続要求中の画像形成装置のユー
ザが第2のユーザであると認証され、前記記憶手段に対
する登録データの利用が2回目以降の場合に、前記画像
形成装置側の第2のユーザによる前記記憶手段に対する
登録データの利用料の支払いを確認後、前記第1のユー
ザにより前記記憶手段に登録された前記配信指定データ
を読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送するも
のである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、所定の通信
媒体(図1に示す通信回線106,電話回線107)を
介して任意の端末装置と任意の画像形成装置と通信接続
可能なサーバ装置であって、前記所定の通信媒体を介し
て送受信されるデータを記憶する記憶手段(図1に示す
記憶手段103)と、前記端末装置からの通信接続要求
受信時に、前記端末装置によるユーザをあらかじめ設定
された登録ユーザ情報に基づいて認証する第1の認証手
段(図2に示すサーバ102のCPU1がハードディス
ク12や外部メモリ103に記憶された制御プログラム
を実行して端末101から取得したユーザ名等と登録さ
れたユーザ情報とを比較照合して認証処理する)と、前
記第1の認証手段により前記端末装置のユーザが登録ユ
ーザであると認証された場合に、前記端末装置から送信
される配信指定データおよび該配信指定データを取得し
たい任意のアクセス者が入力すべき第1のアクセス情報
を前記記憶手段に登録する第1の制御手段(図2に示す
サーバ102のCPU1がハードディスク12や外部メ
モリ103に記憶された制御プログラムを実行して端末
100から取得したアクセス情報(アクセス情報にはア
クセス可能者から回答を得るための質問と回答を入力可
能なデータが含まれる)と配信すべきデータ(文書画像
情報(文字,画像,図形等を含む)))と、任意の画像
形成装置からの通信接続要求受信時に、該画像形成装置
から入力されるアクセス者により入力される第2のアク
セス情報と前記第1のアクセス情報とに基づいて認証す
る第2の認証手段(図2に示すサーバ102のCPU1
がハードディスク12や外部メモリ103に記憶された
制御プログラムを実行して画像形成装置104から取得
したアクセス情報と第1のユーザにより登録されたアク
セス情報を比較照合して認証処理する)と、前記第2の
認証手段により接続要求中の画像形成装置のユーザがア
クセス者であると認証された場合に、前記登録ユーザに
より前記記憶手段に登録された前記配信指定データを読
み出して接続中の任意の画像形成装置に転送する第2の
制御手段(図2に示すサーバ102のCPU1がハード
ディスク12や外部メモリ103に記憶された制御プロ
グラムを実行してアクセス可能者から指定されたデータ
およびアンケートデータ等を記憶手段103より読み出
して画像形成装置104に転送処理する)とを有するも
のである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、前記第1の
アクセス情報に、前記登録ユーザによるデータ登録者
名,登録データ名,所定のアンケート質問事項データを
含むものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、前記第2の
アクセス情報に、前記アクセス者による前記登録ユーザ
によるデータ登録者名,登録データ名,所定のアンケー
ト質問事項データに対する回答データを含むものであ
る。
【0021】本発明に係る第15の発明は、前記第1の
制御手段が、前記端末装置からの登録データ処理要求に
基づき前記記憶手段に記憶された前記アクセス者による
回答データを前記端末装置のユーザが閲覧可能とするも
のである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、所定の通信
媒体(図1に示す通信回線106,電話回線107)を
介して任意の端末装置と任意の画像形成装置と通信接続
可能なサーバ装置のデータ処理方法であって、前記端末
装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装置による
第1のユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報に
基づいて認証する第1の認証工程(図3に示すステップ
(203))と、前記第1の認証工程により前記端末装
置のユーザが第1のユーザであると認証された場合に、
前記端末装置から送信される配信指定データを配信すべ
き複数の第2のユーザを特定するためのメンバー情報を
記憶手段に登録する第1のデータ処理工程(図3に示す
ステップ(204),(205))と、任意の画像形成
装置からの通信接続要求受信時に、該画像形成装置によ
るユーザを前記メンバー情報に基づいて認証する第2の
認証工程(図3に示すステップ(206))と、前記第
2の認証工程により接続要求中の画像形成装置のユーザ
が第2のユーザであると認証された場合に、前記第1の
ユーザにより記憶手段に登録された前記配信指定データ
を読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送する第
2のデータ処理工程(図3に示すステップ(208)〜
(210))とを有するものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、前記メンバ
ー情報に、前記画像形成装置による画像出力が許可され
る第2のユーザ名,メンバー識別情報を含むものであ
る。
【0024】本発明に係る第18の発明は、前記第2の
データ処理工程が、前記第2のユーザによる画像出力履
歴を前記記憶手段に登録するものである。
【0025】本発明に係る第19の発明は、前記画像出
力履歴に、画像出力が許可される第2のユーザによる画
像出力日時と、画像出力回数とを含むものである。
【0026】本発明に係る第20の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置からの登録データ処理要求に基づき前
記記憶手段に記憶された前記配信指定データ,該配信指
定データの付加情報に基づき所定のデータ処理を行うも
のである。
【0027】本発明に係る第21の発明は、前記第1の
データ処理工程による前記所定のデータ処理が、前記端
末装置からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段
に記憶された前記配信指定データに対する閲覧処理,更
新処理,修正処理のいずれかの処理であるものである。
【0028】本発明に係る第22の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記端末装置の第1のユーザにより
設定される保持期間が経過したら前記記憶手段に記憶さ
れた配信指定データを自動消去するものである。
【0029】本発明に係る第23の発明は、前記保持期
間が、週または月単位で設定可能であるものである。
【0030】本発明に係る第24の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段
に対するデータ登録料の支払いを確認後、前記端末装置
から送信される配信指定データを配信すべき複数の第2
のユーザを特定するためのメンバー情報を前記記憶手段
に登録するものである。
【0031】本発明に係る第25の発明は、前記第2の
データ処理工程が、前記第2の認証工程により接続要求
中の画像形成装置のユーザが第2のユーザであると認証
された場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザによ
る前記記憶手段に対する登録データの利用料の支払いを
確認後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登録さ
れた前記配信指定データを読み出して接続中の任意の画
像形成装置に転送するものである。
【0032】本発明に係る第26の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段
に対するデータ登録料の支払い、および前記端末装置か
ら送信される配信指定データを配信すべき複数の第2の
ユーザの前記記憶手段に対する登録データの初回利用料
の支払いを確認後、第2のユーザを特定するためのメン
バー情報を前記記憶手段に登録し、前記第2のデータ処
理工程が、前記第2の認証工程により接続要求中の画像
形成装置のユーザが第2のユーザであると認証され、前
記記憶手段に対する登録データの利用が2回目以降であ
る場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザによる前
記記憶手段に対する登録データの利用料の支払いを確認
後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登録された
前記配信指定データを読み出して接続中の任意の画像形
成装置に転送するものである。
【0033】本発明に係る第27の発明は、所定の通信
媒体(図1に示す通信回線106,電話回線107)を
介して任意の端末装置と任意の画像形成装置と通信接続
可能なサーバ装置のデータ処理方法であって、前記端末
装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装置による
ユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報に基づい
て認証する第1の認証工程(図4に示すステップ(30
3))と、前記第1の認証工程により前記端末装置のユ
ーザが登録ユーザであると認証された場合に、前記端末
装置から送信される配信指定データおよび該配信指定デ
ータを取得したい任意のアクセス者が入力すべき第1の
アクセス情報を記憶手段に登録する第1のデータ処理工
程(図4に示すステップ(304),(305))と、
任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
像形成装置からアクセス者により入力される第2のアク
セス情報と前記第1のアクセス情報とに基づいて認証す
る第2の認証工程(図4に示すステップ(306))
と、前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装
置のユーザがアクセス者であると認証された場合に、前
記登録ユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信
指定データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に
転送する第2のデータ処理工程(図4に示すステップ
(308)〜(310))とを有するものである。
【0034】本発明に係る第28の発明は、前記第1の
アクセス情報に、前記登録ユーザによるデータ登録者
名,登録データ名,所定のアンケート質問事項データを
含むものである。
【0035】本発明に係る第29の発明は、前記第2の
アクセス情報が、前記アクセス者による前記登録ユーザ
によるデータ登録者名,登録データ名,所定のアンケー
ト質問事項データに対する回答データを含むものであ
る。
【0036】本発明に係る第30の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記端末装置からの登録データ処理
要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記アクセス者
による回答データを前記端末装置のユーザが閲覧可能と
するものである。
【0037】本発明に係る第31の発明は、(図1に示
す通信回線106,電話回線107)を介して任意の端
末装置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装
置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記端末装置からの通信
接続要求受信時に、前記端末装置による第1のユーザを
あらかじめ設定された登録ユーザ情報に基づいて認証す
る第1の認証工程(図3に示すステップ(203))
と、前記第1の認証工程により前記端末装置のユーザが
第1のユーザであると認証された場合に、前記端末装置
から送信される配信指定データを配信すべき複数の第2
のユーザを特定するためのメンバー情報を記憶手段に登
録する第1のデータ処理工程(図3に示すステップ(2
04),(205))と、任意の画像形成装置からの通
信接続要求受信時に、該画像形成装置によるユーザを前
記メンバー情報に基づいて認証する第2の認証工程(図
3に示すステップ(206))と、前記第2の認証工程
により接続要求中の画像形成装置のユーザが第2のユー
ザであると認証された場合に、前記第1のユーザにより
記憶手段に登録された前記配信指定データを読み出して
接続中の任意の画像形成装置に転送する第2のデータ処
理工程(図3に示すステップ(208)〜(210))
とを有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを
記憶媒体に格納したものである。
【0038】本発明に係る第32の発明は、前記メンバ
ー情報に、前記画像形成装置による画像出力が許可され
る第2のユーザ名,メンバー識別情報を含むコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したも
のである。
【0039】本発明に係る第33の発明は、前記第2の
データ処理工程が、前記第2のユーザによる画像出力履
歴を前記記憶手段に登録するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0040】本発明に係る第34の発明は、前記画像出
力履歴に、画像出力が許可される第2のユーザによる画
像出力日時と、画像出力回数とを含むコンピュータが読
み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0041】本発明に係る第35の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置からの登録データ処理要求に基づき前
記記憶手段に記憶された前記配信指定データ,該配信指
定データの付加情報に基づき所定のデータ処理を行うコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格
納したものである。
【0042】本発明に係る第36の発明は、前記第1の
データ処理工程による前記所定のデータ処理が、前記端
末装置からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段
に記憶された前記配信指定データに対する閲覧処理,更
新処理,修正処理のいずれかの処理であるコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したもの
である。
【0043】本発明に係る第37の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記端末装置の第1のユーザにより
設定される保持期間が経過したら前記記憶手段に記憶さ
れた配信指定データを自動消去するコンピュータが読み
出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0044】本発明に係る第38の発明は、前記保持期
間が、週または月単位で設定可能であるものである。
【0045】本発明に係る第39の発明は、前記第1の
データ処理工程に、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段
に対するデータ登録料の支払いを確認後、前記端末装置
から送信される配信指定データを配信すべき複数の第2
のユーザを特定するためのメンバー情報を前記記憶手段
に登録するものである。
【0046】本発明に係る第40の発明は、前記第2の
データ処理工程が、前記第2の認証工程により接続要求
中の画像形成装置のユーザが第2のユーザであると認証
された場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザによ
る前記記憶手段に対する登録データの利用料の支払いを
確認後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登録さ
れた前記配信指定データを読み出して接続中の任意の画
像形成装置に転送するものである。
【0047】本発明に係る第41の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記第1の認証工程により前記端末
装置のユーザが第1のユーザであると認証された場合
に、前記端末装置側の第1のユーザによる前記記憶手段
に対するデータ登録料の支払い、および前記端末装置か
ら送信される配信指定データを配信すべき複数の第2の
ユーザの前記記憶手段に対する登録データの初回利用料
の支払いを確認後、第2のユーザを特定するためのメン
バー情報を前記記憶手段に登録し、前記第2のデータ処
理工程が、前記第2の認証工程により接続要求中の画像
形成装置のユーザが第2のユーザであると認証され、前
記記憶手段に対する登録データの利用が2回目以降であ
る場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザによる前
記記憶手段に対する登録データの利用料の支払いを確認
後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登録された
前記配信指定データを読み出して接続中の任意の画像形
成装置に転送するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。
【0048】本発明に係る第42の発明は、所定の通信
媒体(図1に示す通信回線106,電話回線107)を
介して任意の端末装置と任意の画像形成装置と通信接続
可能なサーバ装置を制御するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前記端末
装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装置による
ユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報に基づい
て認証する第1の認証工程(図4に示すステップ(30
3))と、前記第1の認証工程により前記端末装置のユ
ーザが登録ユーザであると認証された場合に、前記端末
装置から送信される配信指定データおよび該配信指定デ
ータを取得したい任意のアクセス者が入力すべき第1の
アクセス情報を記憶手段に登録する第1のデータ処理工
程(図4に示すステップ(304),(305))と、
任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
像形成装置からアクセス者により入力される第2のアク
セス情報と前記第1のアクセス情報とに基づいて認証す
る第2の認証工程(図4に示すステップ(306))
と、前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装
置のユーザがアクセス者であると認証された場合に、前
記登録ユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信
指定データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に
転送する第2のデータ処理工程(図4に示すステップ
(308)〜(310))とを有するコンピュータが読
み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0049】本発明に係る第43の発明は、前記第1の
アクセス情報に、前記登録ユーザによるデータ登録者
名,登録データ名,所定のアンケート質問事項データを
含むコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒
体に格納したものである。
【0050】本発明に係る第44の発明は、前記第2の
アクセス情報が、前記アクセス者による前記登録ユーザ
によるデータ登録者名,登録データ名,所定のアンケー
ト質問事項データに対する回答データを含むコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したも
のである。
【0051】本発明に係る第45の発明は、前記第1の
データ処理工程が、前記端末装置からの登録データ処理
要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記アクセス者
による回答データを前記端末装置のユーザが閲覧可能と
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒
体に格納したものである。
【0052】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すデータ処理システムの構成を説明
するブロック図であり、それぞれが遠隔したサーバと端
末とプリンタとがインターネットを含む通信回線を介し
てそれぞれ所定のプロトコルに従って通信可能に構成さ
れている場合に対応する。
【0053】図1において、101は利用者の持ってい
る端末で、例えば所定のOSがインストールされて、R
AM上にロードされる通信処理プログラム,データ処理
プログラムを実行して種々のデータ処理が可能に構成さ
れている。
【0054】102はサーバ装置(サーバ)であり、シ
ステム全体の制御を行っていて、例えばハードディスク
等で構成されるような記憶手段103が接続されてい
る。利用者の持っている端末101とサーバ102は、
モデムや電話回線などの通信回線106で接続が可能で
ある。
【0055】104は通信媒体を介して受信される画像
データまたは図示しないリーダ部よりスキャンされた原
稿画像の画像データに基づき記録媒体に画像を出力可能
な画像形成装置であり、ユーザの認証手段105を備
え、電話回線107によって、サーバ102に接続し、
サーバ102と強調して動作することが可能に構成され
ている。なお、端末101とサーバ102と画像形成装
置104とは、遠隔されて配置されているものとする。
また、カラーあるいはモノクロを問わず、画像形成本体
のエンジンは、電子写真方式に基づくエンジンであって
もいいし、インクジェット方式のエンジンであっても本
発明を適用可能である。さらに、画像形成装置104
は、通信機能とユーザの認証手段を備える画像形成装置
であればよく、第2のユーザが出向いて操作可能な場所
に設置されており、通常デジタルコピーサービスを展開
するようなコンビニエンスストア等に設置されるもので
ある。
【0056】従って、サーバ102は、多数の画像形成
装置104と通信可能に構成されており、随時出力要求
の着信を監視して、該着信時に後述するようなフローチ
ャートに示す制御プログラムを実行して、第1のユーザ
により登録されたデータの認証処理,データ配信処理等
を含むデータ処理を実行する。
【0057】さらに、サーバ102は、文書編集されて
いるような、すなわち、文字,図形,画像を含むデータ
(PDLデータ)を解析して画像形成装置104が出力
可能なビットマップのイメージデータを転送してもいい
し、該画像形成装置104のデータ処理資源情報を判断
して、PDLデータを画像形成装置104に転送する構
成としてもよい。
【0058】また、画像形成装置104は、オプション
としてソータやステイプラや両面ユニットを接続可能で
あれば、該画像形成装置104の操作部より出力部数が
複数部でステイプラ要求がある場合には、その指定にそ
って画像処理(複数頁を1ページに出力するレイアウト
出力処理を含む),両面印刷処理,丁合処理,ステイプ
ラ処理を実行するように構成してもよい。
【0059】図2は、図1に示した画像形成装置10
4,サーバ102,端末101の構成を説明するブロッ
ク図であり、図1と同一のものには同一の符号を付して
ある。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単
体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであ
っても、LAN等のネットワークを介して処理が行われ
るシステムであっても本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0060】図において、端末101あるいはサーバ1
02は、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文
書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,
表(表計算を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0061】また、ROM3のフォント用ROMには上
記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、
ROM3のデータ用ROMには上記文書処理等を行う際
に使用する各種データ(例えば、各種ページ記述言語の
プログラムやフォントのラスタライズ用データなど)を
記憶している。
【0062】また、サーバ102のプログラム用ROM
には、図3,図4に示すフローチャートで示されるCP
U1の制御プログラムも記憶している。
【0063】2はオプションRAM等により拡張可能な
RAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として
機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、
キーボード9や不図示のポインティングデバイスからの
キー入力を制御する。
【0064】6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
7はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログ
ラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユー
ザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク
(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ
103とのアクセスを制御する。
【0065】8はネットワークコントローラ(NIC)
で、電話回線107を介して画像形成装置104に通信
可能に接続されて、画像形成装置104との通信制御処
理を実行する。なお、CPU1は、例えばRAM2の上
に設定された表示情報RAM領域へのアウトラインフォ
ントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10
上でのWYSIWYGを可能としている。
【0066】なお、端末100においては、ネットワー
クコントローラ8は、サーバ102のネットワークコン
トローラ8とデータの送受信を行う。
【0067】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0068】画像形成装置104において、12はプリ
ンタCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用R
OMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ
14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステム
バス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総
括的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続
される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報とし
ての画像信号を出力する。
【0069】また、このROM13のプログラム用RO
Mには、CPU12が実行可能な制御プログラム等を記
憶する。さらに、ROM13のフォント用ROMには上
記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ(ア
ウトラインフォントデータを含む)等を記憶し、ROM
13のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモ
リ14が無いプリンタの場合には、サーバ102上で利
用される情報等を記憶している。
【0070】CPU12は入力部18を介してサーバ1
02との通信処理が可能となっており、プリンタ104
内の情報等をサーバ102に通知可能に構成されてい
る。
【0071】19はRAMで、主としてCPU12の主
メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。
【0072】なお、RAM19は、出力情報展開領域,
環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD),ICカード等の外部メモ
リ14は、ディスクコントローラ(DKC)20により
アクセスが制御される。外部メモリ14は、オプション
として接続され、フォントデータ(ホストコンピュータ
等からダウンロードされるフォントデータを含む),エ
ミュレーションプログラム(サーバ102等からダウン
ロードされるエミュレーションプログラムを含む),フ
ォームデータ(サーバ102等からダウンロードされ
る)等を記憶する。
【0073】また、21は前述した操作パネルで、操作
のためのスイッチおよびLED表示器等が配されてい
る。
【0074】また、前述した外部メモリは、1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル21からのプリン
タモード設定情報をユーザ別,グループ別に記憶するよ
うにしても良い。
【0075】以下、上記構成におけるデータ処理システ
ムの動作を図3に示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0076】図3は、本発明に係るデータ処理システム
における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(201)〜(213)は各ステッ
プを示す。
【0077】まず、ステップ(201)で、サーバ10
2は、公衆回線の着信の有無を監視していて着信がある
と、ステップ(202)で、利用者(ユーザ)に利用で
きるサービスを呈示して、印刷データの入力(データ保
管)、印刷データの出力(データ印刷)、情報確認など
のメニュー(ユーザインタフェース)中からいずれが選
択されたかどうかを判別する。
【0078】具体的には、印刷データを登録したい第1
のユーザは、端末101より、サーバ102の電話番号
にダイアルすることにより、公衆回線を通じてサーバ1
02に接続して、ステップ(202)にて、メニューの
「データ入力」を選択する。そして、サーバ102は印
刷データの入力が選択されたことを判別した場合は、ス
テップ(203)で、利用者の認証を行う。
【0079】なお、認証手段としては、個人,団体を問
わず利用者名,利用者住所等を入力する方法、あらかじ
めユーザとして登録しておき、その番号(パスワード)
をキー入力させる方法などがある。そして、上記の各種
番号、名前、パスワードなどは、第一のユーザの利用者
情報として、サーバ102の記憶手段103に記憶す
る。
【0080】このようにして第1のユーザの認証が終了
したら、次に、ステップ(204)で、第1のユーザに
印刷すべきデータをサーバ102に記憶しておく保持期
間を指定させる。
【0081】これは第2のユーザが何時までに印刷出力
するか、あらかじめ設定させることにより、すみやかに
データを印刷させるためであると同時に、指定した時刻
を過ぎてもデータ印刷を行わなかった場合に、ある程度
の余裕時間を見越した後に、データを消去して、記憶手
段103に、データを溜め過ぎないようにするためであ
る。
【0082】このようにしてデータ保持期間、すなわち
データを消去するまでの日時を入力確認させた後、ステ
ップ(205)において、利用者に、印刷するデータと
印刷を許可する第2のユーザのメンバー情報を送信さ
せ、サーバ102の記憶手段103に、第1のユーザ情
報,データ保持期間,印刷データとともに、印刷データ
をアクセスできる第2のユーザのメンバー情報をそれぞ
れ記憶する。
【0083】上記ステップ(203)〜(205)の操
作が正しく処理できたら、利用者に正常終了を告げて、
通信を切り、ステップ(201)に戻って次の着信を待
つ。
【0084】次に、第2のユーザがサーバ102の記憶
手段103に記憶してある印刷データ(第1のユーザに
よりサーバ102の記憶手段103に登録されたデー
タ)を印刷するためには、本システムの機能を組み込
み、サーバ102に対して通信回線を介して接続できる
画像形成装置104が設置された設置先(例えば第2の
ユーザが赴き可能な近所のコンビニエンスストア,コピ
ーショップ等)の1つに出向き、その装置の操作によっ
てサーバ102にダイアル接続して、印刷データの出力
(データ印刷)を選択する。
【0085】これにより、ステップ(202)におい
て、印刷データの「出力(データ印刷)」が選択される
と、まず、ステップ(206)で、第2のユーザの認証
を行う。ここで、第2のユーザの認証は、当該画像形成
装置104に備える操作パネル21より、まず、何の団
体、会であるかを入力し、次に、会の会員番号、必要な
らば、名前、パスワードなどのメンバー情報を入力す
る。なお、画像形成装置104に備えるインタフェース
を介してパソコンを接続できる場合には、そのパソコン
が備えるユーザインタフェースを介して、例えばブラウ
ザを操作して接続するように構成してもよい。
【0086】次に、ステップ(207)で、サーバ10
2は、ステップ(206)で、第2のユーザから入力さ
れた情報と、第1のユーザにより入力されて記憶手段1
03に記憶されているメンバー情報とを比較して、デー
タの印刷を許可された正当なユーザかどうか(双方の入
力データが一致するかどうか)を確認し、印刷が許可さ
れた第2ユーザであると判別した場合には、ステップ
(208)に進み、サーバ102から画像形成装置10
4に対して電話回線107を介して記憶手段103に登
録された印刷データを送りデータを印刷する。
【0087】次に、ステップ(209)で、サーバ10
2の記憶手段103に記憶されているメンバー情報に対
し、今回印刷を行った第2のユーザ名と回数とを日時と
ともに書き込む。
【0088】そして、ステップ(210)では、今回第
2のユーザによるダウンロード指示に基づいて印刷され
たデータの印刷処理にかかる料金を計算して、画像形成
装置104の操作パネル21の表示画面上に利用者に当
該利用料金を費用請求する表示をして、支払方法を選択
させて、該支払い方法が確定した後、印刷が完了したこ
とを確認して通信を切り、ステップ(201)に戻って
次の着信を待つ。
【0089】なお、当該データ処理システムにおける利
用料金の支払い方法としては、クレジットカードによる
決済,プリベイドカード,入出金可能な電子マネーカー
ド,現金による支払い等があり、その支払いについて
は、画像形成装置104が設置された店の方法による。
【0090】一方、ステップ(207)にて、一致した
認証情報がないと判別した場合には、ステップ(21
3)で、例えば利用者情報の再入力指示を行い、それで
も駄目な場合は、受け付けを拒否するエラー処理を実行
して、ステップ(201)に戻って次の着信を待つ。
【0091】一方、ステップ(202)において、第1
のユーザがメンバー情報の確認を選んだ場合は、ステッ
プ(211)にて、ステップ(203)と同様の第1の
ユーザの認証をまず行い、登録されているユーザの場合
は、ステップ(212)で、メンバー情報を確認修正可
能となり、該メンバー情報確認が終了したら、ステップ
(201)に戻って次の着信を待つ。
【0092】これにより、ステップ(209)にて、書
き込み記入された第2のユーザの利用状況を第1のユー
ザはその端末101から随時確認することができる。ま
た、ダウンロードした印刷にかかる料金を第2のユーザ
に代えて第1のユーザが支払う場合には、その適正さを
確認することができる。
【0093】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
端末101より第1のユーザにより認証確認後、送信さ
れるデータおよび該データを配信するメンバー情報等に
基づき、特定された人がサーバ102と通信可能な任意
の画像形成装置104を操作して第2のユーザの認証確
認後、記憶手段103から登録されたデータを引き出し
て画像出力可能とする場合について説明したが、登録さ
れるデータを画像形成装置104側のユーザから入力さ
れるアクセス情報(アクセス者が入力すべき情報(登録
されたデータ名,QandAによるアンケート回答有無
等を含む)を条件に不特定多数の第2のユーザがサーバ
102より取り出し可能とするように構成してもよい。
以下、その実施形態について説明する。なお、システム
構成については第1実施形態と同一であるのでその説明
は省略する。
【0094】図4は、本発明に係るデータ処理システム
における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(301)〜(313)は各ステッ
プを示す。
【0095】まず、ステップ(301)で、サーバ10
2は、公衆回線の着信の有無を監視していて着信がある
と、ステップ(302)で、利用者(ユーザ)に利用で
きるサービスを呈示して、印刷データの入力(データ保
管)、印刷データの出力(データ印刷)、情報確認など
のメニュー(ユーザインタフェース)中からいずれが選
択されたかどうかを判別する。
【0096】具体的には、印刷データを登録したい第1
のユーザは、端末101より、サーバ102の電話番号
にダイアルすることにより、公衆回線を通じてサーバ1
02に接続して、ステップ(302)にて、メニューの
「データ入力」を選択する。そして、サーバ102は、
印刷データの入力が選択されたことを判別した場合は、
ステップ(303)で、利用者の認証を行う。
【0097】なお、認証手段としては、個人,団体を問
わず利用者名,利用者住所等を入力する方法、あらかじ
めユーザとして登録しておき、その番号(パスワード)
をキー入力させる方法などがある。そして、上記の各種
番号、名前、パスワードなどは、第一のユーザの利用者
情報として、サーバ102の記憶手段103に記憶す
る。
【0098】このようにして第1のユーザの認証が終了
したら、次に、ステップ(304)で、第1のユーザに
印刷すべきデータをサーバ102に記憶しておく保持期
間を指定させる。
【0099】これは第2のユーザが何時までに印刷出力
するか、あらかじめ設定させることにより、すみやかに
データを印刷させるためであると同時に、指定した時刻
を過ぎてもデータ印刷を行わなかった場合に、ある程度
の余裕時間を見越した後に、データを消去して、記憶手
段103に、データを溜め過ぎないようにするためであ
る。
【0100】このようにしてデータ保持期間、すなわち
データを消去するまでの日時を入力確認させた後、ステ
ップ(305)において、利用者に、印刷するデータと
印刷を許可するアクセス者が入力すべき情報である特定
のアクセス情報を送信させ、サーバ102の記憶手段1
03上に上記第1のユーザ情報、データ保持期間、印刷
データとともに、第1のユーザにより設定された印刷デ
ータを印刷できるアクセス者のアクセス情報を記憶す
る。
【0101】そして、ステップ(303)〜(305)
の操作が正しく処理できたら、利用者に正常終了を告げ
て、端末101との通信を切り、ステップ(301)に
戻って次の着信を待つ。
【0102】次に、サーバ102に対するアクセス者が
サーバ102の記憶手段103に記憶してある印刷デー
タを印刷するためには、本システムの機能を組み込み、
サーバ102に接続できるの画像形成装置104が設置
された設置先(例えば第2のユーザが赴き可能な近所の
コンビニエンスストア,コピーショップ等)の1つに出
向き、その画像形成装置104の操作部上の操作によっ
てサーバ102にダイアル接続して、印刷データの出力
(データ印刷)を選択する。
【0103】これにより、ステップ(302)におい
て、印刷データの「出力(データ印刷)」が選択される
と、まず、ステップ(306)で、第2のユーザの認証
を行う。ここで、第2のユーザの認証は、当該画像形成
装置104に備える操作部より、まず、印刷データの所
有者である第1のユーザ名と取得したい(ダウンロード
したい)印刷データを指定させ、そのデータの印刷を許
可する条件であるアクセス情報に対応する情報を入力さ
せる。
【0104】次に、サーバ102は、ステップ(30
7)にて、ステップ(306)で入力されたアクセス情
報と、記憶手段103に記憶されているアクセス情報と
を比較して双方のアクセス情報が一致しているかどう
か、すなわちデータの印刷を許可してよい条件が揃って
いるかを確認する。なお、一致条件としては、単純には
記憶手段103に記憶されているどのデータを印刷する
のかが正しく入力されれば良いので、第1のユーザ名と
印刷データ名が一致すれば良い。さらには、ここで、ア
クセス者へのアンケートを行うことが可能で、質問と答
え(Question and Answer)が対応
しているかを確認する。
【0105】そして、アクセス条件が一致していると判
別した場合には、ステップ(308)に進み、第2のユ
ーザにより入力された情報をサーバ102の記憶手段1
03に記憶する。次に、ステップ(309)で、サーバ
102の記憶手段103から印刷データを読み出し、画
像形成装置104に対して回線107を介して印刷デー
タを送りデータを印刷する。
【0106】次に、ステップ(310)では、データの
印刷にかかる料金を所定の課金式情報に基づいて計算し
て、画像形成装置104の操作部に備える表示画面に利
用者に支払ってもらう費用請求額を表示して、さらに、
支払方法を選択させて、支払い方法が確定した後、印刷
が完了したことを確認して、画像形成装置104との通
信を切り、ステップ(301)に戻って次の着信を待
つ。
【0107】なお、当該データ処理システムにおける利
用料金の支払い方法としては、クレジットカードによる
決済,プリベイドカード,入出金可能な電子マネーカー
ド,現金による支払い等があり、その支払いについて
は、画像形成装置104が設置された店の方法による。
【0108】一方、ステップ(307)にて、アクセス
情報と入力された情報が一致しないと判別した場合に
は、ステップ(313)で、例えば利用者情報の再入力
指示を行い、それでも駄目な場合は、受け付けを拒否す
るエラー処理を実行して、ステップ(301)に戻って
次の着信を待つ。
【0109】一方、ステップ(302)において、第1
のユーザがアクセス情報の確認を選んだ場合は、ステッ
プ(311)にて、ステップ(303)と同様の第1の
ユーザの認証をまず行い、サーバ102の記憶手段10
3に登録されているユーザであると認証された場合は、
アクセス情報を確認可能となり、該メンバー情報確認が
終了したら(312)、ステップ(301)に戻って次
の着信を待つ。
【0110】これにより、ステップ(308)にて記憶
手段103に書き込み記入された、アクセス者の入力し
た情報を確認することができる。
【0111】例えばアクセス情報としてアクセス者にア
ンケート等を実施して、その回答を集計することが可能
となる。
【0112】上記実施形態によれば、利用者の認証手段
と合理的な課金システムと本システムを制御するサーバ
を用意すれば、1つのデータを一度に大量の利用者へプ
リントアウトするサービスを提供できる。
【0113】しかも、本システムの場合は、第1のユー
ザがデータを入力した後は、利用者自身が、データの出
力を行うため、専任のオペレータが必要でなく、例えば
コンビニエンスストアなどで、人手をわずらわせずにデ
ジタル複写機を用いてコピーサービスと併用してサービ
スを提供することができる。
【0114】これにより、例えば団体や会の会議、会報
を、あらかじめ登録してある会員が身近なところで、印
刷することができ、印刷代、郵送代等時間と手間を大幅
に減らすことができる。
【0115】また、不特定多数の一般の人にも、簡単な
アクセス情報を入力させるだけで、データが印刷できる
ので、企業の宣伝,市場調査,アンケートにも利用でき
る。
【0116】上記実施形態によれば、会誌や会報の原稿
と、それらを届けるべき会員の情報を関連付けて、本シ
ステムのサーバに記憶しておく第1の制御手段と、さら
に、会員が入力した会員情報をサーバに記憶した会員情
報と比較する第2の認証手段を備えているので、会員で
ある場合には、サーバとネットワーク(通信回線を含
む)を介して接続された画像形成装置より情報を印刷で
き、従来の印刷して郵送する場合に比べて、時間と会の
事務手続きが大幅に簡略化される。
【0117】例えば、コンビニエンスストアのような商
店に、本画像形成装置を設置すれば、会員にとっても、
身近なところでタイムリーに情報を取り出し印刷が可能
になり、利便性が増すとともに、商店にとっても売り上
げを上げる効果がある。
【0118】また、1件の印刷データに対して複数のア
クセスを可能にしたので、団体や企業などの大口ユーザ
が本システムを利用可能となり、システムの効率的な利
用にもなる。
【0119】以下、図5に示すメモリマップを参照して
本発明に係るデータ処理システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【0120】図5は、本発明に係るデータ処理システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0121】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0122】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0123】本実施形態における図3,図4に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0124】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0125】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0126】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0127】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0128】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第1のユーザと特定のグループを形成
する複数の第2のユーザに対して第1のユーザから特定
のデータを配信する際に、第1のユーザが自己の端末か
ら配信するデータとその配信先となるメンバー情報を送
信してサーバに登録するだけで、メンバーとして登録さ
れた第2のユーザであれば、該サーバにアクセス可能な
近所の画像形成装置より簡単な操作で所望のタイミング
で第1のユーザにより登録されたデータを取り出して書
面化した出力結果を安価に得ることができるとともに、
第1のユーザによる第2のユーザに対する個別的なデー
タの配信負担を軽減できる。
【0130】また、第2のユーザは、近所の画像形成装
置が設置された場所に出向くだけで、第1のユーザによ
りサーバに登録されたデータを取得して出力結果を得る
ことができ、第2のユーザによる受け取り先および受け
取り日時を自由に選択でき、各第2のユーザによるデー
タ出力要求に自在に対応することができる。
【0131】第2の発明によれば、第1のユーザがサー
バにアクセスして登録されたデータを取り出し可能な複
数の第2のユーザを確実に制限することができる。
【0132】第3の発明によれば、設定された第2のユ
ーザのメンバー全員が登録したデータを取り出したかど
うかを容易に確認することができる。
【0133】第4の発明によれば、設定された第2のユ
ーザによるデータの取り出し状況を詳細に把握すること
ができる。
【0134】第5の発明によれば、一度サーバに登録し
たデータであっても、その後発生したそのデータに対し
て第1のユーザが意図するデータ処理を適時に行うこと
ができる。
【0135】第6の発明によれば、一度サーバに登録し
たデータであっても、その後発生したそのデータの確認
要求やデータ更新要求やデータ修正要求に自在に対応す
ることができる。
【0136】第7の発明によれば、第2のユーザによる
取り出し可能な保持期間を確保して第2のユーザの便宜
を図るとともに、該保持期間経過後は、速やかに当該登
録データを消去してサーバ側の記憶装置の記憶資源がデ
ータ登録で圧迫されたままの状態になってしまう事態を
確実に制限することができる。
【0137】第8の発明によれば、第2のユーザによる
取り出し可能な保持期間を週または月単位で確保して第
2のユーザの便宜を図ることができる。
【0138】第9の発明によれば、サーバを介したデー
タ登録とデータ配信を伴うサービス提供に伴う対価をサ
ーバ設置者が確実に徴収して業務を容易に展開すること
ができる。
【0139】第10の発明によれば、サーバから取り出
して出力するというサービス提供に伴う対価を画像形成
装置設置者が第2のユーザから確実に徴収することがで
き、画像形成装置側の設置者によるサービス業務を容易
に拡張することができる。
【0140】第11の発明によれば、第2のユーザの初
めの分は第1のユーザが支払ってくれるので、第2のユ
ーザが利用し易く、2回目以降は確実に第2のユーザが
支払うことができる。
【0141】第12の発明によれば、第1のユーザから
不特定多数のアクセス者に対して登録ユーザから特定の
データを配信する際に、登録ユーザが自己の端末から配
信するデータとアクセス情報を送信してサーバに登録す
るだけで、アクセス情報を入力可能な第2のユーザであ
れば、誰でも該サーバにアクセス可能な近所の画像形成
装置より簡単な操作で所望のタイミングで登録ユーザに
より登録されたデータを取り出して書面化した出力結果
を安価に得ることができるとともに、登録ユーザによる
アクセス者に対する個別的な配信負担を軽減できる。
【0142】また、アクセス可能者は、近所の画像形成
装置が設置された場所に出向くだけで、登録ユーザによ
りサーバに登録された所望のデータを取得して出力結果
を得ることができ、アクセス可能者は、登録データの受
け取り先および受け取り日時を自由に選択でき、アクセ
ス可能者によるデータ出力要求に自在に対応することが
できる。
【0143】第13の発明によれば、登録ユーザは、登
録データの配信に際して、アクセス者から所望の質問に
対する回答を収集するための条件を自在に設定すること
ができる。
【0144】第14の発明によれば、登録ユーザは、ア
クセス者から所望の質問に対する回答を収集して、その
回答を市場調査等に役立てることができる。
【0145】第15の発明によれば、登録ユーザは、ア
クセス者から収集した所望の質問に対する回答を適時所
望の端末から閲覧して、その回答状況を把握することが
できる。
【0146】第16,第31の発明によれば、第1のユ
ーザと特定のグループを形成する複数の第2のユーザに
対して第1のユーザから特定のデータを配信する際に、
第1のユーザが自己の端末から配信するデータとその配
信先となるメンバー情報を送信してサーバに登録するだ
けで、メンバーとして登録された第2のユーザであれ
ば、該サーバにアクセス可能な近所の画像形成装置より
簡単な操作で所望のタイミングで第1のユーザにより登
録されたデータを取り出して書面化した出力結果を安価
に得ることができるとともに、第1のユーザによる第2
のユーザに対する個別的なデータの配信負担を軽減でき
る。
【0147】また、第2のユーザは、近所の画像形成装
置が設置された場所に出向くだけで、第1のユーザによ
りサーバに登録されたデータを取得して出力結果を得る
ことができ、第2のユーザによる受け取り先および受け
取り日時を自由に選択でき、各第2のユーザによるデー
タ出力要求に自在に対応することができる。
【0148】第17,第32の発明によれば、前記メン
バー情報には、前記画像形成装置による画像出力が許可
される第2のユーザ名,メンバー識別情報を含むので、
第1のユーザがサーバにアクセスして登録されたデータ
を取り出し可能な複数の第2のユーザを確実に制限する
ことができる。
【0149】第18,第33の発明によれば、設定され
た第2のユーザのメンバー全員が登録したデータを取り
出したかどうかを容易に確認することができる。
【0150】第19,第34の発明によれば、設定され
た第2のユーザによるデータの取り出し状況を詳細に把
握することができる。
【0151】第20,第35の発明によれば、一度サー
バに登録したデータであっても、その後発生したそのデ
ータに対して第1のユーザが意図するデータ処理を適時
に行うことができる。
【0152】第21,第36の発明によれば、一度サー
バに登録したデータであっても、その後発生したそのデ
ータの確認要求やデータ更新要求やデータ修正要求に自
在に対応することができる。
【0153】第22,第37の発明によれば、第2のユ
ーザによる取り出し可能な保持期間を確保して第2のユ
ーザの便宜を図るとともに、該保持期間経過後は、速や
かに当該登録データを消去してサーバ側の記憶装置の記
憶資源がデータ登録で圧迫されたままの状態になってし
まう事態を確実に制限することができる。
【0154】第23,第38の発明によれば、第2のユ
ーザによる取り出し可能な保持期間を週または月単位で
確保して第2のユーザの便宜を図ることができる。
【0155】第24,第39の発明によれば、サーバを
介したデータ登録とデータ配信を伴うサービス提供に伴
う対価をサーバ設置者が確実に徴収して業務を容易に展
開することができる。
【0156】第25,第40の発明によれば、サーバか
ら取り出して出力するというサービス提供に伴う対価を
画像形成装置設置者が第2のユーザから確実に徴収する
ことができ、画像形成装置側の設置者によるサービス業
務を容易に拡張することができる。
【0157】第26,第41の発明によれば、第2のユ
ーザの初めの分は第1のユーザが支払ってくれるので、
第2のユーザが利用し易く、2回目以降は確実に第2の
ユーザが支払うことができる。
【0158】第27,第42の発明によれば、第1のユ
ーザから不特定多数のアクセス者に対して登録ユーザか
ら特定のデータを配信する際に、登録ユーザが自己の端
末から配信するデータとアクセス情報を送信してサーバ
に登録するだけで、アクセス情報を入力可能な第2のユ
ーザであれば、誰でも該サーバにアクセス可能な近所の
画像形成装置より簡単な操作で所望のタイミングで登録
ユーザにより登録されたデータを取り出して書面化した
出力結果を安価に得ることができるとともに、登録ユー
ザによるアクセス者に対する個別的な配信負担を軽減で
きる。
【0159】また、アクセス可能者は、近所の画像形成
装置が設置された場所に出向くだけで、登録ユーザによ
りサーバに登録された所望のデータを取得して出力結果
を得ることができ、アクセス可能者は、登録データの受
け取り先および受け取り日時を自由に選択でき、アクセ
ス可能者によるデータ出力要求に自在に対応することが
できる。
【0160】第28,第43の発明によれば、登録ユー
ザは、登録データの配信に際して、アクセス者から所望
の質問に対する回答を収集するための条件を自在に設定
することができる。
【0161】第29,第44の発明によれば、前記第2
のアクセス情報は、前記アクセス者による前記登録ユー
ザによるデータ登録者名,登録データ名,所定のアンケ
ート質問事項データに対する回答データを含むので、登
録ユーザは、アクセス者から所望の質問に対する回答を
収集して、その回答を市場調査等に役立てることができ
る。
【0162】第30,第45の発明によれば、前記第1
のデータ処理工程は、前記端末装置からの登録データ処
理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記アクセス
者による回答データを前記端末装置が閲覧可能とするの
で、登録ユーザは、アクセス者から収集した所望の質問
に対する回答を適時所望の端末から閲覧して、その回答
状況を把握することができる。
【0163】従って、簡単な構成で、サーバを介して端
末から受信したデータを指定されたメンバーや不特定多
数のアクセス者に適時に配信する安価なシステムを構築
でき、従来のデータ配信処理に比べて提供者の負荷を格
段に軽減し、かつ、そのデータを取り出す側の選択範囲
を格段に拡張できるとともに、データ提供に付随して所
望の情報を収集することも自在に行える等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ処理システ
ムの構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成装置,サーバ,端末の構
成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係るデータ処理システムにおける第1
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るデータ処理システムにおける第2
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るデータ処理システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 端末 102 サーバ 103 記憶手段 104 画像形成装置 105 認証手段 106,107 通信回線

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して任意の端末装置
    と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置であ
    って、 前記所定の通信媒体を介して送受信されるデータを記憶
    する記憶手段と、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置による第1のユーザをあらかじめ設定された登録ユー
    ザ情報に基づいて認証する第1の認証手段と、 前記第1の認証手段により前記端末装置のユーザが第1
    のユーザであると認証された場合に、前記端末装置から
    送信される配信指定データを配信すべき複数の第2のユ
    ーザを特定するためのメンバー情報を前記記憶手段に登
    録する第1の制御手段と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置によるユーザを前記メンバー情報に基づいて
    認証する第2の認証手段と、 前記第2の認証手段により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザが第2のユーザであると認証された場合に、前記
    第1のユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信
    指定データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に
    転送する第2の制御手段と、を有することを特徴とする
    サーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記メンバー情報には、前記画像形成装
    置による画像出力が許可される第2のユーザ名,メンバ
    ー識別情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサー
    バ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記第2のユー
    ザによる画像出力履歴を前記記憶手段に登録することを
    特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記画像出力履歴は、画像出力が許可さ
    れる第2のユーザによる画像出力日時と、画像出力回数
    とを含むことを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の制御手段は、前記第1の認証
    手段により前記端末装置のユーザが第1のユーザである
    と認証された場合に、前記端末装置からの登録データ処
    理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記配信指定
    データ,該配信指定データの付加情報に基づき所定のデ
    ータ処理を行うことを特徴とする請求項1記載のサーバ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御手段による前記所定のデ
    ータ処理は、前記端末装置からの登録データ処理要求に
    基づき前記記憶手段に記憶された前記配信指定データに
    対する閲覧処理,更新処理,修正処理のいずれかの処理
    であることを特徴とする請求項5記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の制御手段は、前記端末装置の
    第1のユーザにより設定される保持期間が経過したら前
    記記憶手段に記憶された配信指定データを自動消去する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】 前記保持期間は、週または月単位で設定
    可能であることを特徴とする請求項7記載のサーバ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の制御手段は、前記第1の認証
    手段により前記端末装置のユーザが第1のユーザである
    と認証された場合に、前記端末装置側の第1のユーザに
    よる前記記憶手段に対するデータ登録料の支払いを確認
    後、前記端末装置から送信される配信指定データを配信
    すべき複数の第2のユーザを特定するためのメンバー情
    報を前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項1
    記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の制御手段は、前記第2の認
    証手段により接続要求中の画像形成装置のユーザが第2
    のユーザであると認証された場合に、前記画像形成装置
    側の第2のユーザによる前記記憶手段に対する登録デー
    タの利用料の支払いを確認後、前記第1のユーザにより
    前記記憶手段に登録された前記配信指定データを読み出
    して接続中の任意の画像形成装置に転送することを特徴
    とする請求項1記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の制御手段は、前記第1の認
    証手段により前記端末装置のユーザが第1のユーザであ
    ると認証された場合に、前記端末装置側の第1のユーザ
    による前記記憶手段に対するデータ登録料の支払いおよ
    び前記端末装置から送信される配信指定データを配信す
    べき複数の第2のユーザの前記記憶手段に対する登録デ
    ータの初回利用料の支払いを確認後、第2のユーザを特
    定するためのメンバー情報を前記記憶手段に登録し、 前記第2の制御手段は、前記第2の認証手段により接続
    要求中の画像形成装置のユーザが第2のユーザであると
    認証され、前記記憶手段に対する登録データの利用が2
    回目以降の場合に、前記画像形成装置側の第2のユーザ
    による前記記憶手段に対する登録データの利用料の支払
    いを確認後、前記第1のユーザにより前記記憶手段に登
    録された前記配信指定データを読み出して接続中の任意
    の画像形成装置に転送することを特徴とする請求項1記
    載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体を介して任意の端末装
    置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置で
    あって、 前記所定の通信媒体を介して送受信されるデータを記憶
    する記憶手段と、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置によるユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報
    に基づいて認証する第1の認証手段と、 前記第1の認証手段により前記端末装置のユーザが登録
    ユーザであると認証された場合に、前記端末装置から送
    信される配信指定データおよび該配信指定データを取得
    したい任意のアクセス者が入力すべき第1のアクセス情
    報を前記記憶手段に登録する第1の制御手段と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置からアクセス者により入力される第2のアク
    セス情報と前記第1のアクセス情報とに基づいて認証す
    る第2の認証手段と、 前記第2の認証手段により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザがアクセス者であると認証された場合に、前記登
    録ユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信指定
    データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送
    する第2の制御手段と、を有することを特徴とするサー
    バ装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のアクセス情報は、前記登録
    ユーザによるデータ登録者名,登録データ名,所定のア
    ンケート質問事項データを含むことを特徴とする請求項
    12記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のアクセス情報は、前記アク
    セス者による前記登録ユーザによるデータ登録者名,登
    録データ名,所定のアンケート質問事項データに対する
    回答データを含むことを特徴とする請求項12記載のサ
    ーバ装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の制御手段は、前記端末装置
    からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段に記憶
    された前記アクセス者による回答データを前記端末装置
    のユーザが閲覧可能とすることを特徴とする請求項12
    記載のサーバ装置。
  16. 【請求項16】 所定の通信媒体を介して任意の端末装
    置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置の
    データ処理方法であって、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置による第1のユーザをあらかじめ設定された登録ユー
    ザ情報に基づいて認証する第1の認証工程と、 前記第1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1
    のユーザであると認証された場合に、前記端末装置から
    送信される配信指定データを配信すべき複数の第2のユ
    ーザを特定するためのメンバー情報を記憶手段に登録す
    る第1のデータ処理工程と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置によるユーザを前記メンバー情報に基づいて
    認証する第2の認証工程と、 前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザが第2のユーザであると認証された場合に、前記
    第1のユーザにより記憶手段に登録された前記配信指定
    データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送
    する第2のデータ処理工程と、を有することを特徴とす
    るサーバ装置のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 前記メンバー情報には、前記画像形成
    装置による画像出力が許可される第2のユーザ名,メン
    バー識別情報を含むことを特徴とする請求項16記載の
    サーバ装置のデータ処理方法。
  18. 【請求項18】 前記第2のデータ処理工程は、前記第
    2のユーザによる画像出力履歴を前記記憶手段に登録す
    ることを特徴とする請求項16記載のサーバ装置のデー
    タ処理方法。
  19. 【請求項19】 前記画像出力履歴は、画像出力が許可
    される第2のユーザによる画像出力日時と、画像出力回
    数とを含むことを特徴とする請求項18記載のサーバ装
    置のデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置からの登録
    データ処理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記
    配信指定データ,該配信指定データの付加情報に基づき
    所定のデータ処理を行うことを特徴とする請求項16記
    載のサーバ装置のデータ処理方法。
  21. 【請求項21】 前記第1のデータ処理工程による前記
    所定のデータ処理は、前記端末装置からの登録データ処
    理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記配信指定
    データに対する閲覧処理,更新処理,修正処理のいずれ
    かの処理であることを特徴とする請求項20記載のサー
    バ装置のデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 前記第1のデータ処理工程は、前記端
    末装置の第1のユーザにより設定される保持期間が経過
    したら前記記憶手段に記憶された配信指定データを自動
    消去することを特徴とする請求項16記載のサーバ装置
    のデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 前記保持期間は、週または月単位で設
    定可能であることを特徴とする請求項22記載のサーバ
    装置のデータ処理方法。
  24. 【請求項24】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置側の第1の
    ユーザによる前記記憶手段に対するデータ登録料の支払
    いを確認後、前記端末装置から送信される配信指定デー
    タを配信すべき複数の第2のユーザを特定するためのメ
    ンバー情報を前記記憶手段に登録することを特徴とする
    請求項16記載のサーバ装置のデータ処理方法。
  25. 【請求項25】 前記第2のデータ処理工程は、前記第
    2の認証工程により接続要求中の画像形成装置のユーザ
    が第2のユーザであると認証された場合に、前記画像形
    成装置側の第2のユーザによる前記記憶手段に対する登
    録データの利用料の支払いを確認後、前記第1のユーザ
    により前記記憶手段に登録された前記配信指定データを
    読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送すること
    を特徴とする請求項16記載のサーバ装置のデータ処理
    方法。
  26. 【請求項26】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置側の第1の
    ユーザによる前記記憶手段に対するデータ登録料の支払
    い、および前記端末装置から送信される配信指定データ
    を配信すべき複数の第2のユーザの前記記憶手段に対す
    る登録データの初回利用料の支払いを確認後、第2のユ
    ーザを特定するためのメンバー情報を前記記憶手段に登
    録し、 前記第2のデータ処理工程は、前記第2の認証工程によ
    り接続要求中の画像形成装置のユーザが第2のユーザで
    あると認証され、前記記憶手段に対する登録データの利
    用が2回目以降の場合に、前記画像形成装置側の第2の
    ユーザによる前記記憶手段に対する登録データの利用料
    の支払いを確認後、前記第1のユーザにより前記記憶手
    段に登録された前記配信指定データを読み出して接続中
    の任意の画像形成装置に転送することを特徴とする請求
    項16記載のサーバ装置のデータ処理方法。
  27. 【請求項27】 所定の通信媒体を介して任意の端末装
    置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置の
    データ処理方法であって、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置によるユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報
    に基づいて認証する第1の認証工程と、 前記第1の認証工程により前記端末装置のユーザが登録
    ユーザであると認証された場合に、前記端末装置から送
    信される配信指定データおよび該配信指定データを取得
    したい任意のアクセス者が入力すべき第1のアクセス情
    報を記憶手段に登録する第1のデータ処理工程と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置からアクセス者により入力される第2のアク
    セス情報と前記第1のアクセス情報とに基づいて認証す
    る第2の認証工程と、 前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザがアクセス者であると認証された場合に、前記登
    録ユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信指定
    データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送
    する第2のデータ処理工程と、 を有することを特徴とするサーバ装置のデータ処理方
    法。
  28. 【請求項28】 前記第1のアクセス情報は、前記登録
    ユーザによるデータ登録者名,登録データ名,所定のア
    ンケート質問事項データを含むことを特徴とする請求項
    27記載のサーバ装置のデータ処理方法。
  29. 【請求項29】 前記第2のアクセス情報は、前記アク
    セス者による前記登録ユーザによるデータ登録者名,登
    録データ名,所定のアンケート質問事項データに対する
    回答データを含むことを特徴とする請求項27記載のサ
    ーバ装置のデータ処理方法。
  30. 【請求項30】 前記第1のデータ処理工程は、前記端
    末装置からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段
    に記憶された前記アクセス者による回答データを前記端
    末装置のユーザが閲覧可能とすることを特徴とする請求
    項27記載のサーバ装置のデータ処理方法。
  31. 【請求項31】 所定の通信媒体を介して任意の端末装
    置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置を
    制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置による第1のユーザをあらかじめ設定された登録ユー
    ザ情報に基づいて認証する第1の認証工程と、 前記第1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1
    のユーザであると認証された場合に、前記端末装置から
    送信される配信指定データを配信すべき複数の第2のユ
    ーザを特定するためのメンバー情報を記憶手段に登録す
    る第1のデータ処理工程と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置によるユーザを前記メンバー情報に基づいて
    認証する第2の認証工程と、 前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザが第2のユーザであると認証された場合に、前記
    第1のユーザにより記憶手段に登録された前記配信指定
    データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送
    する第2のデータ処理工程と、 を有することを特徴とするコンピュータが読み出し可能
    なプログラムを格納した記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記メンバー情報には、前記画像形成
    装置による画像出力が許可される第2のユーザ名,メン
    バー識別情報を含むことを特徴とする請求項31記載の
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記第2のデータ処理工程は、前記第
    2のユーザによる画像出力履歴を前記記憶手段に登録す
    ることを特徴とする請求項31記載のコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記画像出力履歴は、画像出力が許可
    される第2のユーザによる画像出力日時と、画像出力回
    数とを含むことを特徴とする請求項33記載のコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置からの登録
    データ処理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記
    配信指定データ,該配信指定データの付加情報に基づき
    所定のデータ処理を行うことを特徴とする請求項31記
    載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記第1のデータ処理工程による前記
    所定のデータ処理は、前記端末装置からの登録データ処
    理要求に基づき前記記憶手段に記憶された前記配信指定
    データに対する閲覧処理,更新処理,修正処理のいずれ
    かの処理であることを特徴とする請求項35記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  37. 【請求項37】 前記第1のデータ処理工程は、前記端
    末装置の第1のユーザにより設定される保持期間が経過
    したら前記記憶手段に記憶された配信指定データを自動
    消去することを特徴とする請求項31記載のコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記保持期間は、週または月単位で設
    定可能であることを特徴とする請求項37記載のコンピ
    ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  39. 【請求項39】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置側の第1の
    ユーザによる前記記憶手段に対するデータ登録料の支払
    いを確認後、前記端末装置から送信される配信指定デー
    タを配信すべき複数の第2のユーザを特定するためのメ
    ンバー情報を前記記憶手段に登録することを特徴とする
    請求項31記載のコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記第2のデータ処理工程は、前記第
    2の認証工程により接続要求中の画像形成装置のユーザ
    が第2のユーザであると認証された場合に、前記画像形
    成装置側の第2のユーザによる前記記憶手段に対する登
    録データの利用料の支払いを確認後、前記第1のユーザ
    により前記記憶手段に登録された前記配信指定データを
    読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送すること
    を特徴とする請求項31記載のコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記第1のデータ処理工程は、前記第
    1の認証工程により前記端末装置のユーザが第1のユー
    ザであると認証された場合に、前記端末装置側の第1の
    ユーザによる前記記憶手段に対するデータ登録料の支払
    い、および前記端末装置から送信される配信指定データ
    を配信すべき複数の第2のユーザの前記記憶手段に対す
    る登録データの初回利用料の支払いを確認後、第2のユ
    ーザを特定するためのメンバー情報を前記記憶手段に登
    録し、 前記第2のデータ処理工程は、前記第2の認証工程によ
    り接続要求中の画像形成装置のユーザが第2のユーザで
    あると認証され、前記記憶手段に対する灯籠kデータの
    利用が2回目以降の場合に、前記画像形成装置側の第2
    のユーザによる前記記憶手段に対する登録データの利用
    料の支払いを確認後、前記第1のユーザにより前記記憶
    手段に登録された前記配信指定データを読み出して接続
    中の任意の画像形成装置に転送することを特徴とする請
    求項31記載のコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  42. 【請求項42】 所定の通信媒体を介して任意の端末装
    置と任意の画像形成装置と通信接続可能なサーバ装置を
    制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 前記端末装置からの通信接続要求受信時に、前記端末装
    置によるユーザをあらかじめ設定された登録ユーザ情報
    に基づいて認証する第1の認証工程と、 前記第1の認証工程により前記端末装置のユーザが登録
    ユーザであると認証された場合に、前記端末装置から送
    信される配信指定データおよび該配信指定データを取得
    したい任意のアクセス者が入力すべき第1のアクセス情
    報を記憶手段に登録する第1のデータ処理工程と、 任意の画像形成装置からの通信接続要求受信時に、該画
    像形成装置から入力されるアクセス者により入力される
    第2のアクセス情報と前記第1のアクセス情報とに基づ
    いて認証する第2の認証工程と、 前記第2の認証工程により接続要求中の画像形成装置の
    ユーザがアクセス者であると認証された場合に、前記登
    録ユーザにより前記記憶手段に登録された前記配信指定
    データを読み出して接続中の任意の画像形成装置に転送
    する第2のデータ処理工程と、を有することを特徴とす
    るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
    記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記第1のアクセス情報は、前記登録
    ユーザによるデータ登録者名,登録データ名,所定のア
    ンケート質問事項データを含むことを特徴とする請求項
    42記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記第2のアクセス情報は、前記アク
    セス者による前記登録ユーザによるデータ登録者名,登
    録データ名,所定のアンケート質問事項データに対する
    回答データを含むことを特徴とする請求項42記載のコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体。
  45. 【請求項45】 前記第1のデータ処理工程は、前記端
    末装置からの登録データ処理要求に基づき前記記憶手段
    に記憶された前記アクセス者による回答データを前記端
    末装置のユーザが閲覧可能とすることを特徴とする請求
    項42記載のコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体。
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