JP2000267522A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000267522A
JP2000267522A JP11071627A JP7162799A JP2000267522A JP 2000267522 A JP2000267522 A JP 2000267522A JP 11071627 A JP11071627 A JP 11071627A JP 7162799 A JP7162799 A JP 7162799A JP 2000267522 A JP2000267522 A JP 2000267522A
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image processing
processing apparatus
temperature
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unit
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JP11071627A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Tajima
克明 田島
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境条件不良による画像処理装置のトラブル
を最小にする。 【解決手段】 蛍光灯雰囲気の温度を温度センサでモニ
タし、何らかのトラブルが発生したときは、モニタして
いる温度が所定範囲内か否かが判断される(S101〜
S103)。温度が所定範囲外のときは(S103でN
O)、温度が高すぎるのか低すぎるのかを判断する(S
105)。温度が高すぎる場合(S106)も低すぎる
場合(S107)も、その旨の警告を操作パネルに表示
するとともにネットワークを介して保守会社のホストコ
ンピュータに連絡するか、または当該複写機のメモリに
ストアする(S106,S107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複写機やファクシ
ミリ等の画像処理装置に関し、特に温度や湿度で代表さ
れる、装置の環境についての条件を検出する検出手段を
含む画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のある、画像処理装置の
一例としての複写機における制御装置がたとえば実開平
3−22757号公報に開示されている。同公報によれ
ば、複写機の使用環境条件を検出し、その検出結果に応
じて複写動作を禁止したりその旨の警告が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置に
おける、環境条件を考慮した装置は上記のように構成さ
れていた。同公報によれば、環境条件が所定の一定範囲
でない場合においては所定の処理が行なわれ、ユーザに
その旨が表示されていた。複写機が作動されないその時
にはその原因等が表示されるため便利ではあるが、その
ときだけの処理で終わってしまっており、その結果が複
写機の一般的なメンテナンスに生かされないという問題
点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、環境条件不良による画像処理装
置のトラブルを最小にすることができる画像処理装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、環境条件を検出する検出手段と、検出手段の検
出出力が所定の範囲内か否かを判定する判定手段と、検
出出力が所定範囲外であると判定されたとき、その検出
出力を記憶する記憶手段とを含む。
【0006】画像処理装置の環境条件が検出され、それ
が所定の範囲外であるときは、その旨が記憶手段に記憶
される。記憶されたデータは定期的にメンテナンスをす
る人がメンテナンス時に見ることができるため、それに
基づいてユーザに環境条件の点において注意を促すこと
ができる。その結果、環境条件不良による画像処理装置
のトラブルを最小限にすることができる。
【0007】好ましくは、画像処理装置は外部機器に接
続され、記憶手段の記憶する検出出力を外部機器に送信
する送信手段をさらに含む。
【0008】環境条件が所定範囲外である旨のデータが
外部機器に送信されるため、外部機器において画像処理
装置の環境条件を知ることができる。外部において当該
画像処理装置の環境不良を知ることができるため、外部
機器が置かれたメンテナンス会社においては次のメンテ
ナンス時においてその問題点をユーザに注意できる。
【0009】さらに好ましくは、環境条件は画像処理装
置が設置される付近の温度や湿度である。
【0010】この発明の他の局面においては、ネットワ
ークによって外部機器と接続された画像処理装置は、環
境条件を検出する検出手段と、検出手段の検出出力が所
定の範囲内か否かを判定する手段と、判定手段による判
定結果に応じて所定の範囲外のとき検出データを外部機
器に送信する送信手段とを含む。
【0011】画像処理装置の環境条件が検出され、それ
が所定の範囲外であるときはその旨がネットワークを介
して外部機器に送信される。外部機器は当該画像処理装
置のメンテナンスを行なうメンテナンス会社等にある場
合、メンテナンス担当者は画像処理装置の環境条件に基
づくトラブルを知ることができるため、メンテナンス時
にユーザにそれに対する注意を促すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るデジタル複写機の全体構成を示す図である。
【0014】図1を参照して、複写機1は原稿を読取っ
て画像信号に変換する走査系10と、走査系10から送
られる画像信号を処理する画像処理ユニット20と、画
像処理ユニット20から入力される画像データを記憶
し、印字処理ユニットに出力するメモリユニット30
と、メモリユニット30から出力される画像データに基
づいて半導体レーザ61を駆動する印字処理ユニット4
0と、半導体レーザ61からのレーザ光を感光体ドラム
71上の露光位置に導くレーザ光学系60と、露光によ
る潜像を現像し、記録紙上に転写し、定着して画像を形
成する作像系70と、複写機本体の上面に設けられた操
作パネル(図1では不図示)と、原稿を搬送し、必要に
応じて表裏の反転を行なう原稿搬送部500と、ソーテ
ィングやステープルなどの処理を行なうフィニッシャ6
00とから構成されている。
【0015】なお、走査系10および画像処理ユニット
20などによって読取部IRが、また印字処理ユニット
40、レーザ光学系60、および作像系70などによっ
てプリンタ部Pがそれぞれ構成されている。図中のスイ
ッチSW1は、複写機1への電源の供給を行なうための
スイッチである。
【0016】プリンタ部Pはモデム50、通信回線を介
して外部に設けられた複写機1の管理用ホストコンピュ
ータと接続されてる。
【0017】読取部IRは、原稿ガラス19上に載置さ
れた原稿の画像を読取り、その原稿の画像の各画素に対
応する画像データを生成するものである。露光ランプと
しての蛍光灯12および第1ミラー13aを有する第1
スキャナ11と、第2および第3ミラー13b,13c
を有する第2スキャナ14とは、スキャンモータM2の
駆動により矢印b,b′方向(副走査方向)に移動す
る。
【0018】蛍光灯12の光は原稿ガラス19上の原稿
によって反射され、ミラー13a,13b,13cおよ
びレンズ15を介してラインセンサ(CCD)16に照
射される。ラインセンサ16は、図1の紙面に直交する
方向(主走査方向)に多数の光電変換素子を配列したも
のであり、たとえば400dpiで画像を読取り、各画
素に対応する画像データを出力する。また、前述のよう
なスキャナ部が矢印b,b′方向に移動することによ
り、ラインセンサ16は原稿画像を副走査することがで
きる。センサSE3は、第1スキャナ11がホームポジ
ションにあることを検出するためのセンサである。
【0019】ラインセンサ16から出力された画像デー
タは、画像処理ユニット20によって処理された後、メ
モリユニット30へ送信される。メモリユニット30
は、画像処理ユニット20から受信した画像データを圧
縮して一旦記憶し、伸長処理を行なってプリンタ部Pへ
送信する。その際、必要な場合は、回転編集処理などが
施される。
【0020】次に、プリンタ部Pについて説明する。印
字処理ユニット40は、メモリユニット30から受信し
た画像データに基づいてレーザ光学系60を制御するも
のである。レーザ光学系60は、印字処理ユニット40
によって変調(オン、オフ)制御されるレーザビームを
放射する半導体レーザ61と、この半導体レーザ61か
ら放射されたレーザビームを感光体ドラム71上へ走査
させるためのポリゴンミラー62と、fθレンズ63
と、ミラー64a,64bとを有する。
【0021】回転駆動される感光体ドラム71の周囲に
は、その回転方向に沿って、帯電チャージャ72と、現
像器73と、転写チャージャ74と、分離チャージャ7
5と、クリーナ76と、イレーサランプ77とが配置さ
れており、周知の電子写真プロセスによってトナー画像
を形成し、用紙上に転写する。
【0022】用紙は、給紙カセット81a,81bから
給紙ローラ82a,82bによって給送され、用紙搬送
通路およびタイミングローラ84によって転写チャージ
ャ74の位置へ送り込まれる。
【0023】転写チャージャ74の位置でトナー像の転
写された用紙は、搬送ベルト85と、定着器86と、定
着後ローラ87と、排出ローラ94とを介して、プリン
タ部Pから排出される。
【0024】これら各種ローラや感光体ドラム71は、
メインモータM1によって駆動される。また、給紙カセ
ット81a,81bの近傍には、各カセットに収容され
ている用紙のサイズを検出するための用紙サイズ検出セ
ンサSE1,SE2や、給紙カセットの収納用紙の状態
(ニアエンプティやエンプティ)を検出するためのセン
サ10E,11Eが設けられている。
【0025】通紙経路には、用紙の搬送状態、タイミン
グを検出するための用紙検出センサが配置されている。
この用紙検出センサの状態を検出して、用紙のジャムな
どの検出が可能となっている。用紙検出センサとして、
本実施の形態においてはタイミングローラ前に配置され
ているセンサ10Pと、搬送ベルト85に配置されてい
るセンサ11Pと、定着後ローラ87に配置されている
センサ12Pと、排出部に配置されているセンサSE9
2とがある。
【0026】プリンタ部Pは、両面コピーなどの場合
に、スイッチバック搬送を行なう機能を有している。ス
イッチバック搬送機構は、経路切換爪91と、搬送ロー
ラ92と、正反転ローラ93などとから構成されてい
る。
【0027】片面コピーモードにおいては、用紙はスイ
ッチバック搬送機構を素通りしてフィニッシャ部600
へ送られる場合と、ページ揃えのためにスイッチバック
搬送部へ送られ、スイッチバックされてフィニッシャ部
600へ送られる場合とがある。スイッチバックの方法
については後述する。
【0028】両面コピーモードにおいては、図示しない
ソレノイドによって切換爪91上の左端部が上方へ移動
し、定着後ローラ87から送られた用紙は、搬送ローラ
92を通って正反転ローラ93に達する。用紙後端が用
紙センサSE91に達すると、正反転ローラ93が反転
する。これによって、用紙は水平搬送部へ送られる。
【0029】送られた用紙は、水平搬送ローラ88a〜
88cを通ってタイミングローラ84へ送られて待機す
る。ここで複数枚の用紙が連続給紙された場合は、各用
紙が互いに重ならないように所定の用紙間隔をあけて次
々に搬送されてフィニッシャ600に送り込まれる。用
紙の搬送経路長は一定であるので、フィニッシャ600
および水平搬送ローラ88a〜88cによる1循環の用
紙枚数(最多巡回枚数)Nは、用紙サイズに依存するこ
とになる。
【0030】原稿搬送部500は、多数枚の原稿をセッ
トする多数枚原稿トレイ501と、原稿挿入検出センサ
515と、原稿給紙ローラ502と、原稿搬送ローラ対
503と、原稿シングルフィード用トレイ(割込みトレ
イ)504と、原稿挿入検出センサ516と、シングル
フィード用トレイの給紙ローラ505と、原稿送りロー
ラ対506,507と、原稿排出ローラ対508と、正
逆回転可能な原稿反転用ローラ対510と、正逆回転可
能な原稿ページ合わせ用ローラ対509と、原稿反転切
換爪511と、原稿ページ合わせ用切換爪512などと
で構成されている。
【0031】なお、符号513は、原稿搬送部500に
セットされた原稿を読取る位置にセットされている原稿
ガラスである。
【0032】多数枚の原稿をセットする多数枚原稿トレ
イ501へ原稿をセットする場合は、コピーを行なう面
を上向きにセットする。原稿シングルフィード用トレイ
504へ原稿をセットする場合は、コピーする面を下向
きにセットする。
【0033】原稿搬送部500で原稿を読取る際は、第
1スキャナ11が読取位置へ移動し、停止し、原稿が定
速で搬送されることで原稿情報が読取られる。
【0034】多数枚原稿トレイ501にセットされた原
稿を片面のみ読取る場合は、原稿給紙ローラ502で給
紙された原稿が、原稿搬送ローラ対503と、原稿送り
ローラ対506とを通って原稿読取位置へ送られ、原稿
送りローラ対507を通って原稿排出ローラ対508に
よって排出される。
【0035】このとき、原稿反転切換爪511と、原稿
ページ合わせ用切換爪512とは、図示しないソレノイ
ドによって、前述した経路を原稿が通るように制御され
る。
【0036】多数枚原稿トレイ501にセットされた原
稿を両面読取る場合は、まず表面を読取るために、原稿
給紙ローラ502で給紙された原稿が、原稿搬送ローラ
対503と、原稿送りローラ対506を通って原稿読取
位置へ送られ、原稿送りローラ対507を通り、原稿反
転切換爪511の操作により、原稿反転用ローラ対51
0へ送られる。裏面を読取るために、所定の長さ原稿を
送り込んだ後、原稿反転用ローラ対510が逆回転し、
原稿が原稿送りローラ対506の方へ送られる。その
後、原稿は原稿読取位置を経由して、原稿送りローラ対
507を通り、原稿反転切換爪511および原稿ページ
合わせ用切換爪512の操作により、原稿ページ合わせ
用ローラ対509へ送られる。所定の長さ送り込まれた
後、原稿ページ合わせ用ローラ対509は逆回転し、原
稿が原稿ページ合わせ用切換爪512の操作により原稿
排出ローラ対508の方へ送られ、排出される。これに
よって原稿のページ合わせが実行できる。
【0037】原稿シングルフィード用トレイ504にセ
ットされた原稿を読取る場合には、給紙ローラ505に
よって給紙された原稿が、原稿送りローラ対506を通
って原稿読取位置へ送られ、原稿送りローラ対507を
通って原稿排出ローラ対508によって排出される。こ
のとき、原稿反転切換爪511と原稿ページ合わせ用切
換爪512とは、図示しないソレノイドによって上述し
た経路を原稿が通るように制御される。
【0038】この複写機1は、原稿ガラス19上に原稿
を置いて、第1および第2スキャナ11,14が動作し
て原稿情報を読取る機構と、第1および第2スキャナ1
1,14が符号513の位置で停止した状態で、原稿搬
送部500側で原稿を搬送することによって原稿を読取
る機構とを有している。
【0039】フィニッシャ600は、ソーティングおよ
びステープルなどの処理を自動化するための付加装置と
してプリンタ部Pの側面に組付けられている。
【0040】フィニッシャ600は、ステープル用収納
機能付トレイ610と、エレベート機能付トレイ630
と、ステープラユニット620と、経路切換爪602
と、搬送ローラ601,603〜606などから構成さ
れている。
【0041】ステープルモードが設定されている場合に
は、プリンタ部Pのスイッチバック機能にて反転された
用紙が排出ローラ94を介してプリンタ部より排出され
る。フィニッシャ600へ送り込まれた用紙は、搬送ロ
ーラ601を経由して、経路切換爪602の切換えによ
って搬送ローラ603の方へ送られる。
【0042】経路切換爪602は、図示しないソレノイ
ドによって制御され、設定されているコピーモードに応
じて用紙を搬送ローラ603の方へ送るのか、用紙を搬
送ローラ604の方へ送るのかを切換えるようになって
いる。搬送ローラ603から排出された用紙は、ステー
プル用収納機能付トレイ610に排出される。
【0043】一部の用紙はステープル用収納機能付トレ
イ610に排出された後、ステープル処理を行なうため
に、搬送ローラ607によってステープラユニット62
0へ送られ、所定の位置にステープル処理された後、搬
送ローラ605,606を通してエレベート機能付トレ
イ630へ排出される。
【0044】ステープルモード以外の場合には、プリン
タ部Pより排出された用紙は、搬送ローラ601,60
4〜606を通ってエレベート機能付トレイ630へ排
出される。
【0045】図2は、図1の複写機1およびその周辺部
分の構成を示すブロック図である。図2を参照して、複
写機1およびその周辺部分は、原稿Dからの光を集光す
るレンズ15と、レンズ15からの光を電気信号に変換
するラインセンサ16と、相関二重サンプリング(CD
S)部110と、ゲイン回路111と、クランプ回路1
12と、A/Dコンバータ113と、画像データの合成
を行なったりシェーディング補正を行なう出力合成/シ
ェーディング補正部114と、画像データの加工や編集
を行なう画像処理部115と、画像データを一時記憶す
る画像メモリ部104と、プログラムなどを記憶したり
プログラム実行時のワークエリアを構成するROM/R
AM102と、装置全体の制御を行なうCPU100
と、原稿Dを照射する蛍光灯12と、蛍光灯12の制御
を行なう調光インバータ122と、蛍光灯12を暖める
ための管壁ヒータ125と、管壁ヒータ125の制御を
行なうサーミスタ温度調節回路123と、ラインセンサ
16の蓄積時間の制御信号を発生させる制御信号発生部
103とから構成される。
【0046】図3は第1スキャナ11の構成を示す模式
図である。第1スキャナ11は、原稿Dを照射するため
の光源となる蛍光灯12と、蛍光灯12の周囲に設けら
れた、蛍光灯12を加熱するための管壁ヒータ125
と、管壁ヒータ125の温度を検出するサーミスタ12
3と、第1スキャナ11の周囲温度を検出する温度セン
サ124と、蛍光灯12からの光を反射するためのミラ
ー13aとを含む。
【0047】蛍光灯12の温度が低いときは、管壁ヒー
タ125で蛍光灯12が加熱され、その温度がサーミス
タ123で検出される。温度センサ124は第1スキャ
ナ11の周囲温度を検出し、それによって原稿が正常に
読取られるか否かが判断される。
【0048】図4は蛍光灯12の点灯時間とラインセン
サ16の読取データ(光量変化)との関係を示す図
(a)である。蛍光灯12が点灯した直後は、点灯直後
の雰囲気温度で決まる一定の立上がり光量となる。それ
が時間の経過とともにピーク値をとり、あと徐々に低下
して定常状態となる。この定常状態は蛍光灯12の連続
点灯時の光量レベルであり、第1スキャナ11の雰囲気
温度で決まる。この雰囲気温度が温度センサ124によ
って検出される。なお、図中bで示した線は光量不足と
認定される光量値を示す。
【0049】図5はこの発明の一実施の形態におけるC
PU100による蛍光灯12の光量チェックの制御内容
を示すフローチャートである。
【0050】図5を参照して、蛍光灯12の光量チェッ
クにおいては、まず蛍光灯12の雰囲気温度が温度セン
サ124でモニタされる(ステップS101、以下ステ
ップを略す)。次いで複写機において警告やトラブルが
内部処理において発生しているか否かが検知される(S
102)。S102で何らかのトラブルが発生している
場合は(S102でYES)、温度センサ124で検出
された第1スキャナ11の温度が所定範囲内にあるか否
かが判断される(S103)。温度が所定範囲内のとき
は(S103でYES)、第1スキャナ11の温度によ
るトラブル等ではないため、光量不足警告または蛍光灯
切れトラブル等を表示する(S104)。
【0051】温度センサ124で検出したスキャナ11
の周囲温度が所定の温度範囲にないときは(S103で
NO)、その検出温度が高い方に外れているのか低い方
に外れているのかが検出される(S105)。第1スキ
ャナ11の周囲温度が高すぎるときは(S105でYE
S)、温度・光量不足情報をモデム50を介して複写機
1の管理を行う保守会社のホストコンピュータへ送信す
ると同時に、たとえば「温度が高いため、正常動作しな
い可能性があります。」という表示を図示のない操作パ
ネルに行なう(S106)。
【0052】第1スキャナ11の周囲温度が低すぎると
きは(S105でNO)、温度・蛍光灯不点灯情報を高
温の場合と同様にモデム50およびネットワークを介し
て保守会社のホストコンピュータへ送信するとともに、
たとえば、「温度が低すぎます、しばらくお待ちくださ
い。」という旨の表示を行なう(S107)。この旨の
表示を行なったときは、管壁ヒータ125を用いて蛍光
灯12を加熱する。そして蛍光灯12の温度をサーミス
タ123で監視する。その結果、蛍光灯12の温度が所
定温度範囲に入ったかどうかが判断される(S10
8)。ここで所定温度範囲に入った場合は(S108で
YES)、蛍光灯12が再点灯される。
【0053】なお、上記実施の形態においては、蛍光灯
12の温度が所定範囲外の場合においてネットワークを
介して保守会社のホストコンピュータにその旨の情報を
送信するとともに、図示のない操作パネルにおいてその
旨の表示を行なったが、これに限らず、いずれか一方を
行なってもよい。すなわち複写機1がネットワークを介
することなく、単独で設けられている場合には、上記の
情報をRAM102に記憶しておくだけでもよい。この
場合は、保守会社のメンテナンス要員が複写機1のメン
テナンスにきたときにこの情報を見ることになる。
【0054】このようにして複写機1のRAM102や
保守会社のホストコンピュータに記録された蛍光灯12
の温度や光量不足情報は保守会社のメンテナンス要員が
参照して、それに基づいて次の当該複写機のメンテナン
ス時にユーザに対して当該複写機1がおかれている環境
についてのアドバイスをすることができる。すなわち、
蛍光灯12の温度が高すぎて光量不足になるときは、複
写機1をより温度の低い場所へ設置するようアドバイス
できる。また、温度が低すぎて蛍光灯12が点灯しない
頻度が多い場合には、当該複写機1をより温度の高い場
所へ移設するようアドバイスする。その結果、ユーザに
おいては、温度条件の不良による複写機のトラブルを最
小にすることができる。
【0055】なお、上記の実施の形態においては、複写
機1の置かれている環境の温度を問題にしたが、これに
限らず、複写機1の置かれている環境の湿度を検出し、
その湿度が所定範囲外になることにより複写機1にトラ
ブルが発生する頻度が高い場合においては、その旨を記
録することにより複写機1のトラブルを最小にすること
ができる。
【0056】以上のように、この発明によれば、複写機
1等の画像処理装置が置かれている環境条件に伴う画像
処理装置のトラブルを自動的に記録または保守会社へ送
信して記録するため、環境条件不良による画像処理装置
のトラブルを最小にすることができる。
【0057】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される一実施の形態としての複
写機の構成を示す模式図である。
【図2】複写機の制御回路の要部を示すブロック図であ
る。
【図3】スキャナの構成を示す模式図である。
【図4】蛍光灯の点灯時間とCCD読取データとの関係
を示す図である。
【図5】光量チェックの制御内容を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 複写機 10 走査系 11 第1スキャナ 12 蛍光灯 20 画像処理ユニット 30 メモリユニット 40 印字処理ユニット 60 レーザ光学系 70 作像系 100 CPU 102 管壁ヒータ 123 サーミスタ 124 温度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境条件を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力が所定の範囲内か否かを判定す
    る判定手段と、 前記検出出力が所定範囲外であると判定されたとき、そ
    の検出出力を記憶する記憶手段とを含む、画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は外部機器に接続さ
    れ、 前記記憶手段が記憶する前記検出出力を前記外部機器に
    送信する送信手段をさらに含む、請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記環境条件は前記画像処理装置が設置
    される付近の温度である、請求項1または2に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記環境条件は、前記画像処理装置が設
    置される付近の湿度である、請求項1〜3のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 保守用データを記憶する記憶手段を有す
    る画像処理装置であって、 前記画像処理装置の周辺の温度を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力が所定の温度よりも低い場合
    に、その旨を前記記憶手段に記憶するとともに、前記検
    出手段の検出出力が前記所定の温度になるまで前記画像
    処理装置の動作を停止させる制御手段とを含む、画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークによって外部機器と接続さ
    れた画像処理装置であって、 前記画像処理装置の設置されている付近の環境条件を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力が所定の範囲内か否かを判定す
    る手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて前記検出出力が前
    記所定の範囲外であるとき、前記検出データを前記外部
    機器に送信する送信手段とを含む、画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6754607B2 (en) 2001-11-16 2004-06-22 Hitachi, Ltd. Failure diagnosis method for control apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6754607B2 (en) 2001-11-16 2004-06-22 Hitachi, Ltd. Failure diagnosis method for control apparatus

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