JP2000267514A - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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JP2000267514A
JP2000267514A JP11068045A JP6804599A JP2000267514A JP 2000267514 A JP2000267514 A JP 2000267514A JP 11068045 A JP11068045 A JP 11068045A JP 6804599 A JP6804599 A JP 6804599A JP 2000267514 A JP2000267514 A JP 2000267514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙と原稿の方向が集約コピーをするのに適
合しない場合に、記録紙の再選択と原稿の再セットのい
ずれをすればいいのかが分かるようにする。 【解決手段】複数枚分の原稿画像を1枚の記録紙に記録
する機能を有した原稿読取記録装置Fに、記録紙の種別
を選択する手段8bと、原稿の挿入方向を検出する手段
9Sと、選択した記録紙の種別と原稿の挿入方向とが適
合しないときに、記録紙の種別を選択し直すか、原稿を
挿入し直すかを判別する判別手段1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚分の原稿画
像を1枚の記録紙に記録する機能を有した原稿読取記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿読取記録装置として、コ
ピー機(複写機)や、コピー機能を備えたファクシミリ
装置が、オフィスや一般家庭に普及しているが、このよ
うな装置の中には、複数枚分の原稿画像を1枚の記録紙
に記録する集約コピー機能を備えたものがあり、記録紙
の節約などのために使用されている。
【0003】図4には、集約コピー機能の例を示してい
る。図4(a),(b)は、複数枚(N枚)の原稿を1
枚の記録紙に記録するNin1コピー機能の例を示して
いる。図4(a)は、2枚の原稿を1枚の記録紙に記録
する2in1コピーの場合、図4(b)は、4枚の原稿
を1枚の記録紙に記録する4in1コピーの場合であ
る。
【0004】図示するように、A4サイズの原稿2枚を
A3サイズの記録紙に記録する場合(2in1コピー)
は、そのままの倍率で記録できるが、A4サイズの原稿
4枚をA3サイズの記録紙に記録する場合(4in1コ
ピー)は、A4サイズの原稿を、自動的にA5サイズに
縮小してから記録する。また、B5サイズの原稿2枚を
A3サイズに記録する場合は、B5サイズの原稿の各々
をA4サイズに拡大してから記録する。ここのNin1
コピーでは、自動的に記録画像が拡大又は縮小するよう
になっているが、記録画像の拡大や縮小は行わないよう
に設定してもよい。
【0005】また、Nin1コピーを行う場合、読み取
った画像の回転機能が備わっていなければ、原稿の枚数
と、記録紙の種別(サイズ及び方向)によって、原稿の
読取方向を変える必要がある場合がある。すなわち、
(a),(b)に示すように、原稿のサイズと記録紙の
種別が同じ場合でも、集約させる原稿の枚数が異なれ
ば、原稿の読取方向が変わる。
【0006】図4(c)は、1枚の原稿画像を複数枚分
の画像として1枚の記録紙に記録するリピートコピー機
能の例を示している。ここでは、4枚分の原稿画像を1
枚の記録紙に記録している。
【0007】図示するように、A4サイズの原稿の4枚
分をA3サイズの記録紙に記録する場合は、A4サイズ
の原稿をA5サイズに縮小してから記録する。また、B
5サイズの原稿の2枚分をA3サイズに記録する場合
は、B5サイズの原稿の各々をA4サイズに拡大してか
ら記録する。ここでは、自動的に記録画像が拡大又は縮
小されるようになっているが、記録画像の拡大や縮小は
行わないように設定してもよい。
【0008】このリピートコピーを行う場合、Nin1
コピーと同様に、読み取った画像の回転機能が備わって
いなければ、原稿の枚数と、記録紙の種別(サイズ及び
方向)によって、原稿の読取方向を変える必要がある場
合がある。すなわち、原稿のサイズと記録紙の種別が同
じ場合でも、1枚の記録紙に記録する原稿画像の数が異
なれば、原稿の読取方向が変わる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の原稿読取記
録装置では、集約コピーにおいて、記録紙と原稿の方向
が適合しない場合、他の記録紙に、同じサイズでセット
方向が異なる記録紙があるときは、その記録紙を選択す
れば、原稿の原稿台への挿入方向(セット方向)を変え
なくてもよい。ところが、上記従来の原稿読取記録装置
では、他の記録紙に、挿入した原稿に適合する記録紙が
あることが分からず、操作者の判断によって選択し直し
ていた。また、慎重に原稿をセットしたにも拘らず、原
稿をセットし直すことは、キー操作のみで変更できる記
録紙の選択に比べて、煩わしいという問題があった。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、記録紙と原稿の方向がコピーす
るのに適合しない場合に、記録紙の選択と原稿のセット
のいずれをすればいいのかが分かり、操作性が向上する
原稿読取記録装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、複数枚分の原稿画像を1枚の記録紙に記録する機能
を有した原稿読取記録装置は、請求項1では、記録紙の
種別を選択する手段と、原稿の挿入方向を検出する手段
と、選択した記録紙の種別と原稿の挿入方向とが適合し
ないときに、記録紙の種別を選択し直すか、原稿を挿入
し直すかを判別する判別手段とを備える。
【0012】ここに、記録紙の種別を選択する手段は、
記録紙が収容された記録紙カセットを選択するように構
成すればよく、記録紙カセットを選択すれば、記録紙の
サイズと方向(縦、横)を選択したことになる。原稿の
挿入方向を検出する手段は、原稿幅と原稿長とを検出し
て原稿サイズを判別し、その挿入方向を検出する。
【0013】また、選択した記録紙の種別と原稿の挿入
方向とが適合しないときとは、記録紙と原稿の各々のサ
イズと方向の関係が、そのまま記録を実行した場合、正
しく記録できない関係にあるときをいう(適合する場合
については、図4を参照)。なお、記録紙と原稿の方向
の関係は、1枚の記録紙に何枚分の原稿画像を記録させ
るかによって決まる。
【0014】請求項2では、請求項1において、報知手
段を更に備えて、判別手段が、記録紙の種別を選択し直
すことを判別したときには、報知手段によって、原稿の
挿入方向と適合する記録紙の種別を報知することを特徴
とする。ここでは、判別手段は、原稿の挿入方向に適合
する記録紙が他にあるときに、報知手段によって、その
記録紙の種別に選択し直すことを促すように報知すれば
よい。
【0015】ここに報知手段には、画面に文字やアイコ
ンを表示したり、LEDなどを点灯あるいは点滅させる
表示部、警告音や警告メッセージを出力する音出力部、
外部に接続されるパーソナルコンピュータ(パソコン)
などの機器に信号を送出する外部インタフェース部など
があり、これらのうち、少なくとも1つを備えることと
する。
【0016】請求項3では、請求項1において、報知手
段を更に備えて、判別手段が、原稿を挿入し直すことを
判別したときには、報知手段によって、記録紙の種別と
適合する原稿の挿入方向を報知し、その態様を変化させ
ることを特徴とする。ここでは、判別手段は、原稿の挿
入方向に適合する記録紙が他にないときに、報知手段に
よって、選択している記録紙の種別に適合するように、
原稿を挿入し直すことを促すように報知すればよい。ま
た、報知の態様を変化させるとは、報知手段である表示
部において、ポップアップ表示にして徐々にその表示を
拡大していったり、挿入方向の変更をアニメーションで
表示させることや、音出力部において、警告音を徐々に
大きくしていったり、音声メッセージを変えること、外
部インタフェース部から出力する信号種別を変えること
等をいう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。
【0018】図1は、原稿読取記録装置の構成の一例を
示したブロック図である。ここには、コピー機能を備え
たファクシミリ装置F(複合機)の構成を示している
が、本発明はこれには限定されず、コピー機や、プリン
タとスキャナを備えたコンピュータなどでも構成され
る。
【0019】図において、1はCPU等で構成され、以
下の各部を制御する主制御部、2は電話回線Lにダイヤ
ル信号を送出したり、電話回線Lに対する接続制御を行
うNCU、3はファクシミリ通信を行うために信号の変
調と復調を行うモデム、4は符号化した画像データを一
時格納する画像メモリ、5は各種データを記憶するため
のRAM、6は制御プログラムなどを予め記憶したRO
M、7は液晶ディスプレイなどで構成される表示部、8
は各種キーなどで構成された操作部、9はセットされた
原稿から画像データを読み取る読取部、10はファクシ
ミリ受信した画像や、読取部9から読み取った画像を、
予め複数の記録紙カセット10aの各々に収容された定
型サイズの記録紙のいずれかに記録する記録部、11は
スピーカSPから警告音や音声メッセージを出力するた
めの音出力部、12は信号線La(通信ケーブル)を介
してパソコンなどの外部機器を接続し、その外部機器と
の間で信号を伝送するための外部インタフェース部であ
る。なお、外部インタフェース部12は、外部機器との
間で無線通信をする構成であってもよい。
【0020】操作部8のモード切換キー(不図示)によ
って、コピーモードに切り換えられた場合には、記録部
10は、読取部9で読み取った原稿の画像を記録紙に記
録(印字出力)する。
【0021】一方、ファクシミリモードに切り換えられ
た場合は、読取部9で読み取った原稿の画像を、符号化
した後、モデム3、NCU2を介して、相手のファクシ
ミリ装置などに送信する。また、ファクシミリ受信で
は、ファクシミリモードであるとき、又は、コピーモー
ドであってコピー動作中でないときは、受信した画像デ
ータを順次、記録部10によって記録する。コピーモー
ドであってコピー動作中であるときは、受信した画像デ
ータを順次、画像メモリ4に蓄積しておき、コピー動作
完了後に、この蓄積していた画像データを読み出して、
記録部10によって記録する。
【0022】このファクシミリ装置Fでは、読取部9に
対して、原稿の主走査方向の長さ(原稿幅)と、原稿の
副走査方向の長さ(原稿長)を検出することで、定型の
原稿サイズを検出する原稿サイズ検出センサ9Sを備え
るとともに、記録部10に対して、記録紙カセット10
aの各々に収容された記録紙のサイズを検出する記録紙
サイズ検出センサ10Sを備えている。原稿サイズ検出
センサ9Sは、原稿の挿入方向を検出する手段を構成し
ており、原稿幅と原稿長とを検出して原稿サイズを判別
し、その挿入方向を検出する。
【0023】また、操作部8には、コピーモードにおい
て、Nin1コピーやリピートコピーを実行する前に、
1枚の記録紙に集約させる原稿画像の数を入力する集約
枚数入力キー8aを備える。また、記録紙の種別を選択
する手段として、記録紙選択キー8bを備え、コピーな
どの実行を指示するためのスタートキー8cを備えてい
る。
【0024】集約枚数入力キー8aは、表示部7に表示
される「2枚」、「4枚」、「8枚」といった複数の項
目の中から選択するように構成したり、各項目に対応し
た複数のキーで構成したり、枚数を直接テンキーなどで
入力するように構成される。記録紙選択キー8bは、記
録紙が収容された記録紙カセット10aを選択するよう
になっており、記録紙カセット10aを選択すれば、例
えば、A4縦、A4横、A3といったような、記録紙の
サイズと方向を選択できる。
【0025】この装置Fでは、複数枚分の原稿画像を1
枚の記録紙に集約させて記録するため、操作部8の集約
コピー設定キー(不図示)によってNin1コピーモー
ドやリピートコピーモードに設定した後、集約させる原
稿画像の数を集約枚数入力キー8aで入力し、記録紙の
種別を記録紙選択キー8bで選択し、原稿サイズセンサ
9Sで原稿の挿入方向を検出すると、主制御部1が、こ
れらに基づいて、選択した記録紙の種別と原稿の挿入方
向とが適合するかを判断し、適合しないときに、記録紙
の種別を選択し直すか、原稿を挿入し直すかを判別す
る。したがって、主制御部1は判別手段を構成してい
る。
【0026】選択した記録紙の種別と原稿の挿入方向と
が適合しないときとは、記録紙と原稿の各々のサイズと
方向の関係が、そのまま記録を実行した場合に、正しく
記録できない関係にあるときをいう。両者の関係は、1
枚の記録紙に何枚分の原稿画像を記録させるかによって
決まっており、具体的には、原稿画像が2枚分や8枚分
の場合は、原稿の挿入方向と記録紙の方向が同じとき、
原稿画像が4枚分の場合は、原稿の挿入方向と記録紙の
方向が異なるときが、適合しない場合になる。
【0027】主制御部1は、記録紙の種別を選択し直す
ことを判別したときには、表示部7に、原稿の挿入方向
と適合する記録紙の種別を表示する。一方、原稿を挿入
し直すことを判別したときには、表示部7に、記録紙の
種別と適合する原稿の挿入方向を表示し、その表示を変
化させる。
【0028】主制御部1は、原稿の挿入方向に適合する
記録紙が他にあるときは、表示部7に、その記録紙の種
別に選択し直すことを促すように表示する。一方、原稿
の挿入方向に適合する記録紙が他にないときは、表示部
7に、選択している記録紙の種別に適合するように、原
稿を挿入し直すことを促すように表示する。このように
すれば、慎重に原稿をセットしたときでも、他に適合す
る記録紙があれば、記録紙選択キー8bの簡単操作だけ
で済む。
【0029】操作者は、表示部7の表示に従って、記録
紙を選択し直したり、原稿を挿入し直したりした後、操
作部8のスタートキー8cを操作すれば、読取部9によ
って、原稿から画像を読み取って、その画像を画像メモ
リ4に蓄積し、集約枚数入力キー8aで入力された数ず
つに、原稿画像を1つの画像に合成して、記録部10に
よって選択された記録紙に記録する。
【0030】このように、操作者は、表示部7の表示に
従って操作するだけでよいので、従来に比べて操作性が
向上する。また、記録紙の種別と原稿の挿入方向が適合
しない場合にコピーを実行して、ミスコピーをすること
がなくなるので、記録紙を無駄にすることもない。
【0031】以上には、選択し直す記録紙の種別や、挿
入し直す原稿の挿入方向を、表示部7に表示する場合に
ついて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の
報知手段によって、記録紙の種別や原稿の挿入方向を報
知することもできる。例えば、音出力部11から、記録
紙の種別などとともに次の操作を指示する警告音声メッ
セージを出力したり、外部インタフェース部12から、
記録紙の種別などを示す信号を送出して、接続されたパ
ソコンの画面に文字メッセージなどを表示することがで
きる。本発明では、これらの報知手段は、少なくとも1
つを備えていればよいが、これらの組み合わせであって
もよい。
【0032】また、原稿を挿入し直すことを判別し、表
示部7に、記録紙の種別と適合する原稿の挿入方向を表
示し、その表示を変化させるときには、この表示に代え
て、又は、この表示とともに、音出力部11から出力す
る警告音を徐々に大きくしていったり、音声メッセージ
を変化させたり、外部インタフェース部12から出力す
る信号種別を変化させて、接続されたパソコンの表示な
どを変化させることができる。
【0033】図2には、上記ファクシミリ装置Fの動作
の一例をフローチャートで示している(100〜11
1)。まず、Nin1コピー(あるいはリピートコピ
ー)を選択した後、各種機能設定を行う(100)。こ
こでは、集約枚数入力キー8aによる集約枚数の入力、
1枚の記録紙に対する各原稿の記録位置の順番、集約さ
せた各画像間の区切り線の有無などを設定する(100
a)。
【0034】次に、記録紙選択キー8bによって、記録
紙(カセット)を選択する(101)。ここで、記録紙
を選択することによって、最適な(適合する)原稿のセ
ット方向(挿入方向)が決まる(101a)。次いで、
原稿をセットし(102)、スタートキー8cを押下す
れば(103)、選択された記録紙の向きに対して、セ
ットされた原稿の向きが適切であるかを判断する(10
4)。なお、原稿は、記録紙を選択した後にセットする
ことには限定されず、Nin1コピー(リピートコピ
ー)機能の選択(100)前や、記録紙の選択(10
1)前に、既にセットされていてもよい。
【0035】選択された記録紙の向きに対して、セット
された原稿の向きが適切であれば(104のN)、続け
て、Nin1コピー(リピートコピー)を実行するが
(111)、選択された記録紙の向きに対して、セット
された原稿の向きが適切でなければ(104のY)、選
択した記録紙と同じサイズの記録紙で、90度回転させ
た記録紙があるかを判断する(105)。なお、ここで
警告音を出力するようにしてもよい。例えば、選択した
記録紙が「A4縦」である場合、「A4横」の記録紙が
収容されている記録紙カセット10aが存在するかをチ
ェックする。
【0036】ここで、90度回転させた記録紙が存在す
れば、その記録紙を選択し直すように、表示部7に表示
する一方(106)、存在しなければ、原稿の方を90
度回転させてセットし直すように、表示部7に表示する
(107)。
【0037】表示部7の表示に従って、記録紙を選択し
直し、又は、原稿をセットし直してからスタートキー8
cを押下すれば、適切なNin1コピー(リピートコピ
ー)が実行できる(108〜111)。一方、記録紙や
原稿の向きを変更せずに、強制実行するときには(10
8のY)、スタートキー8cを押下すれば(110)、
記録紙と原稿の向きが適合しないまま、Nin1コピー
(リピートコピー)が実行される(111)。この場
合、合成された複数枚分の原稿画像の所定の位置(ある
1つの頂点や、画像全体の中心点)を基準として記録す
るので、すべての画像は1枚の記録紙内に正しく納まら
ない。
【0038】次に、表示部7の表示例を図3に示す。図
3(a)は、記録紙を選択し直すように表示した場合で
ある(図2の106参照)。この画面は、選択された記
録紙の向きに対して、セットされた原稿の向きが適切で
ない場合に、選択した記録紙と同じサイズの記録紙で9
0度回転させた記録紙があれば表示される。ここでは、
画面内に、記録紙を選択し直す旨の文字メッセージ7a
とともに、選択し直す記録紙の種別7bを点灯あるいは
点滅表示している。なお、これらの表示は、記録紙が選
択し直された時点で消去される。
【0039】図3(b),(c)は、原稿を挿入し直す
ように表示した場合である(図2の107参照)。この
画面は、選択された記録紙の向きに対して、セットされ
た原稿の向きが適切でない場合に、選択した記録紙と同
じサイズの記録紙で90度回転させた記録紙がなければ
表示される。ここでは、画面内に、原稿をセットし直す
旨の文字メッセージ7cとともに、原稿の挿入方向を示
すアイコン7dを表示している。
【0040】更に、ここでは、(b)のようにアイコン
7dを表示した後、時間経過にしたがって、(c)に示
すようにアイコン7dの大きさを大きくしている。な
お、ここでは、原稿の挿入方向の表示を、ポップアップ
表示にして徐々に拡大していく例を示したが、これには
限定されず、挿入方向の変更をアニメーションで表示さ
せることで、表示を変化させてもよい。これらの文字メ
ッセージ7cやアイコン7dは、原稿がADF(原稿給
紙装置)から抜き取られると、その時点で消去される。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項3に記載の原稿読取記録装置で
は、選択した記録紙の種別と原稿の挿入方向とが適合し
ないときに、記録紙の種別を選択し直すか、原稿を挿入
し直すかを判別するので、この判別結果にしたがって、
記録紙を再選択、又は、原稿を再挿入して、集約コピー
(Nin1コピー、リピートコピー)を実行すればよく
なり、操作性が向上する。また、記録紙の種別と原稿の
挿入方向が適合しないまま、コピーを実行することがな
いので、ミスコピーがなくなり、記録紙を無駄にするこ
とがない。
【0042】特に、請求項2では、記録紙の種別を選択
し直すことを判別したときに、原稿の挿入方向と適合す
る記録紙の種別を報知するので、この報知に従って、記
録紙の種別の選択し直せばよい。原稿をセットし直すよ
りも、記録紙を選択し直す方が簡単にできるので、更に
操作性がよい。
【0043】また、請求項3では、原稿を挿入し直すこ
とを判別したときに、記録紙の種別と適合する原稿の挿
入方向を報知し、その態様を変化させるので、この報知
に従って、原稿を挿入し直せばよい。また、報知の態様
が変化するので、原稿をセットし直さなければならない
ことが気付き易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取記録装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の原稿読取記録装置の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の原稿読取記録装置の画面表示の例を示
す図である。
【図4】集約コピー(Nin1コピー、リピートコピ
ー)の機能を説明するための図である。
【符号の説明】
F コピー機能を備えたファクシミリ装置 1 主制御部 7 表示部 8 操作部 8a 集約枚数入力キー 8b 記録紙選択キー 9 読取部 9S 原稿サイズ検出センサ 10 記録部 10a 記録紙カセット 10S 記録紙サイズ検出センサ 11 音出力部 12 外部インタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B41J 29/42 G03G 21/00 382 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 CQ22 CQ27 CQ28 CQ32 CQ36 CQ41 2C087 AA09 AB01 BB10 BD06 CB17 DA07 2H027 DB10 FA05 FA30 FA32 FD01 GA30 GB09 5C062 AA02 AA05 AB02 AB08 AB20 AB23 AC05 AC58 AC67 AF07 AF10 AF11 AF15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚分の原稿画像を1枚の記録紙に記録
    する機能を有した原稿読取記録装置において、記録紙の
    種別を選択する手段と、原稿の挿入方向を検出する手段
    と、選択した記録紙の種別と原稿の挿入方向とが適合し
    ないときに、上記記録紙の種別を選択し直すか、上記原
    稿を挿入し直すかを判別する判別手段とを備えた原稿読
    取記録装置。
  2. 【請求項2】報知手段を更に備えて、 上記判別手段が、上記記録紙の種別を選択し直すことを
    判別したときには、上記報知手段によって、上記原稿の
    挿入方向と適合する記録紙の種別を報知することを特徴
    とする請求項1に記載の原稿読取記録装置。
  3. 【請求項3】報知手段を更に備えて、 上記判別手段が、上記原稿を挿入し直すことを判別した
    ときには、上記報知手段によって、上記記録紙の種別と
    適合する原稿の挿入方向を報知し、その態様を変化させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取記録装
    置。
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