JP2000267485A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JP2000267485A
JP2000267485A JP11075429A JP7542999A JP2000267485A JP 2000267485 A JP2000267485 A JP 2000267485A JP 11075429 A JP11075429 A JP 11075429A JP 7542999 A JP7542999 A JP 7542999A JP 2000267485 A JP2000267485 A JP 2000267485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
fixing
fixing roller
oil
pressure roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11075429A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kume
隆生 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11075429A priority Critical patent/JP2000267485A/ja
Publication of JP2000267485A publication Critical patent/JP2000267485A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱伝導性が良く、且つ、加工し易くするため
に剪断強度を低下させた芯軸でも定着性を満足するニッ
プ部を形成するとともに、熱伝導性の良いローラ構成を
有する定着装置を提供すること。 【構成】 ハロゲンヒータ(熱源)3を内包する定着ロ
ーラ1Aと、該定着ローラ1Aに圧接される加圧ローラ
2Aとを備え、未定着現像剤像を担持した転写紙(記録
材)24を前記定着ローラ1Aと加圧ローラ2Aとの圧
接部にて挟持搬送することによって未定着現像剤像を転
写紙24上に定着させる装置であって、前記定着ローラ
1Aと加圧ローラ2Aの各表面を成す離型層(表層)1
3,13aをフッ素系樹脂で形成した定着装置におい
て、前記定着ローラ1A及び加圧ローラ2Aの前記離型
層13,13aの下層を硬度がJIS−A規格で5°以
下の弾性層(熱耐熱性ゴム層)12,12aで構成する
とともに、定着ローラ1A及び加圧ローラ2Aの芯軸1
1,11aをアルミニウム合金展伸材のAl−Mg−S
i系合金(6000系)で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電子写真装置
のカラー用定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定着ローラと加圧ローラとを備
え、これらの定着ローラ及び加圧ローラの圧接部にて多
色多層或は単色の未定着現像剤像を担持した記録材を挟
持搬送することによって未定着現像剤像を記録材上に定
着させるようにした定着装置が知られている。
【0003】図6はこのような定着装置の一例である電
子写真装置等のカラー画像形成装置におけるトナー画像
定着装置として用いられる熱ローラ定着装置の概略断面
図である。以下、この熱ローラ定着装置を図6に基づい
て説明する。
【0004】図6において、1は定着ローラであり、こ
の定着ローラ1には、該定着ローラ1との間にニップ部
Nを形成しつつ従動回転する加圧ローラ2が圧接されて
いる。ここで、この定着ローラ1は中空筒体の芯金上に
シリコンゴム層を有するとともに、芯金の中空空間には
ハロゲンヒータ3が内蔵され、このハロゲンヒータ3に
よって定着に必要な熱供給がなされる。又、加圧ローラ
2は、定着ローラ1と同様に中空筒体の芯金上にシリコ
ンゴム層を有し、芯金の中空空間に内蔵されたハロゲン
ヒータ3’により加熱される。
【0005】尚、定着ローラ1と加圧ローラ2の温度制
御は、各ローラ1,2の少なくとも一方(図6において
は両方)に温度検知素子としてのサーミスタ4,4’を
接触配置し、その検知温度に伴う抵抗値変化によって定
着ローラ1と加圧ローラ2の表面温度をそれぞれ検知
し、不図示の制御装置によってローラ表面温度が所定値
となるようにハロゲンヒータ3,3’のON/OFFを
制御することによって行っている。
【0006】ところで、定着ローラ1の表面にはオイル
塗布ローラ12が接触配設されており、このオイル塗布
ローラ12が接触回転することにより定着ローラ1の表
面にオイル供給部からオイルの塗布が行われる。尚、オ
イルとしてはシリコンオイルが適している。
【0007】以上のような熱ローラ定着装置において
は、未定着記録材は前ガイド8により案内されて矢印に
て示すように圧接部であるニップ部Nに進入し、均一オ
イル層が形成された定着ローラ1の表面により加圧及び
加熱を受け、現像剤像の定着を受けた後、ガイド8’に
案内されて排紙される。尚、この定着を行った定着ロー
ラ1の表面は回転中に再びクリーニングウェブ7で摺擦
され、オフセットトナーの除去が行われると同時にオイ
ルの塗布がなされる一方、過剰なオイルは剥ぎ取られ
る。尚、図6において、9は定着された記録材と加圧ロ
ーラ2との分離爪、18はオイル供給部のオイルタンク
である。
【0008】ここで、定着ローラ1においては、カラー
画像の単色〜4色の多重トナーの厚み(数〜数10μ
m)に追従するために弾性層を数10μm以上設けてい
るが、熱伝導を考慮して薄層しているために弾性層の厚
みとしては3.0mm前後を上限としている。従って、
このような薄肉弾性層でカラー画像に見合ったニップ部
Nを形成するためにはモノクロ機以上の加圧力を設定す
る必要があるため、加圧力を受ける芯軸には剪断強度の
強い材質が要求される。又、熱伝導やコスト等から芯軸
も薄肉に構成する方が良い。ここで、弾性層が無い場合
には、現像剤であるトナー凹部の未定着やトナーの潰れ
による解像低下をもたらす。又、芯軸の剪断強度が弱い
場合には、芯軸はニップ部Nを形成する加圧力に耐え切
れないで反ってしまい、圧抜けを起してしまう。
【0009】尚、定着ローラ1の構成としては、剪断強
度の強いアルミニウム合金展伸材のAl−Mg系合金
(5000系)等の芯軸を厚さ数mmに設け、この上に
弾性層としてメチル系、メチルビニル系の液体シリコン
ゴムRTV、LTVタイプのゴム硬度(JIS−A)2
0°〜30°の弾性を備えているのが好適であり、特に
RTVはシリコンオイルとの親和性が高く、オイルを塗
布し易いために好適である。又、定着ローラ1の表層に
はRTV、LTVを用いると共に、その下層に熱に強い
HTVの層を設け、表層裏面の熱劣化や剥れを防いだ多
層構成としても良い。
【0010】一方、加圧ローラ2は、定着ローラ1に比
べて弾性が小さくても良いために単純化が可能であり、
定着ローラ1と同材質であるアルミニウム芯軸にHT
V、フッ素ゴム等の層を設けるのみでも良く、表面にP
FA又はPTFEコート等を施してオイル膨潤阻止を図
ったものでも良い。又、RTVを用いても良い。勿論、
定着ローラ1と略同一構成のものを用いても良い。尚、
定着ローラ1、加圧ローラ2のゴムとしては、他にメチ
ルフェニル系シリコンゴムを用いても良い。
【0011】更に、オイルの材質については、メチルフ
ェニル系シリコンオイルを用いるが、フェニル基の含有
率としては膨潤防止の点で5mol%以上のものを用い
るのが望ましい。又、粘度については低過ぎると膨潤性
が大となり、揮発による機内汚染も悪くなり、逆に高過
ぎるとローラへの馴染みが悪くなるために常温にて10
0〜1000cs程度のものが望ましい。そして、定着
温度は120〜180℃の範囲でリップル±3°以内と
し、ローラ周速は100〜120mm/secの範囲と
した。
【0012】ところで、オイル供給部は、交換可能なオ
イル容器であるオイルタンク18と、このオイルタンク
18とジョイント17及びシリコン樹脂等の不図示のチ
ューブを介して接続されているオイルポンプ16を備え
ている。ここで、このオイルタンク18は剛性ケース内
にアルミニウムパックに入ったオイルOを有している。
又、ジョイント17はゴムシール、バネ等の組み合わせ
によって構成されており、オイルタンク18の脱離時に
双方よりのオイルシールがなされるようになっている。
ここで、オイルポンプ16はオイルOを塗布部のオイル
補給ノズル13に送るためのものである。
【0013】尚、オイルポンプの種類としては電磁ポン
プを用いてパルス信号でオイルの量制御を行う方式を採
用することが望ましい。又、安価なギヤポンプを用いて
も良く、ポンプには逆流防止弁を備えるのが望ましい。
オイル供給部に関しては完全閉鎖系であって漏れの心配
がないため、装置本体側に設けることも定着ユニット側
に設けることも可能である。
【0014】一方、オイル塗布部に関してはオイル補給
ノズル13より送られたオイルOは、シリコンゴムを表
層とするオイル塗布ローラ12に密接或は極近接されて
補給されたオイルを微小量保持するオイル溜め板14に
よりオイル補給がなされた後、短期間のみオイル塗布ロ
ーラ12との間に保持される。そして、オイルOは、オ
イル塗布ローラ12の回転に伴ってオイル塗布ブレード
11によって量規制を受け、オイル塗布ローラ12上に
均質薄層塗布される。尚、余剰分のオイルOはオイル溜
め板14より落下し、オイルケース15の底面を伝わっ
てオイルポンプ16によって再び回収される。
【0015】ここで、このようにオイル塗布ローラ12
により定着ローラ1上に塗布されたオイルOは、通紙に
伴って用紙に吸収或は付着して機外に出ていくが、定着
ローラ1の非通紙部分或は前・後回転時に塗布されたオ
イルOは、加圧ローラ2に付着転移していき、クリーニ
ングブレード5により紙粉やトナーと共に加圧ローラ2
上より掻き取られ、廃オイル回収容器であるオイルパン
6内のオイル吸収体10によって速やかに吸収処理され
る。
【0016】尚、クリーニングブレード5の材質として
は、フッ素等の離型性と未着摺動性に優れたものが良
い。又、オイル吸収体10の材質としては、主として天
然若しくは自然の繊維体若しくは多孔質体の毛細管現象
によりオイルを吸収するものが良い。例えばポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の数〜10数μm
径の繊維を数cm以下の厚さに積層して不織布加工を行
ったものが良く、表面には親油性が高くなるような処理
を施しても良い。他に化学変化によりオイルを固型化す
る方法も考えられ、オイル吸収体10を内蔵したオイル
パン6は定着ユニットに対して着脱交換可能に構成され
ている。
【0017】ところで、トナーとしては、混色性を高め
るために軟化点が低く、且つ、溶融粘度も低いシャープ
メルトな非磁性トナーが使用されているが、このような
トナーを使用した場合には、定着ローラ1への高温オフ
セットが発生し易くなる。ここで、高温オフセットを防
止するためには、離型性を高めるための離型剤としてシ
リコンオイルが必要であるが、このような離型剤を用い
た場合には、ユーザーメンテナンスを煩雑なものにする
と同時に、輸送時や運搬時のオイル漏れの可能性やOH
T(オーバーヘッドトランスペアレンシー)の触手感の
悪化を招くようになる。
【0018】逆に溶融粘度の高いトナーでは、オイルは
不要であるが混色性が低く、ピクチャー画像の鮮明度が
悪くなり、且つ、OHTの光透過性が悪く、暗いOHT
投影像しか得られない。
【0019】一方、オイルレス化を図るためにシャープ
メルトトナーの中に予め離型剤として溶融粘度と分子量
がトナー母体樹脂より小さいワックス、パラフィン等の
離型剤を内添した重合法によるトナーを用い、定着ロー
ラ及び加圧ローラの表層にPFAやFEP等の離型層を
設けることにより、熱ローラ定着装置の離型効果を高め
た構成でのオイルレス化を図ることも可能である。
【0020】しかし、このような構成を採る定着装置に
おいては、定着ローラと加圧ローラの製品硬度がPFA
やFEP等の離型層を設けることにより80°〜90°
(アスカーC)と硬くなる。そして、その状態で定着性
を確保するためには、更に十分な熱と圧力を加える必要
がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来の定着装置においては、ローラの弾性層に高硬度ゴ
ムを使用するため、フルカラー画像の定着性を確保する
ニップ部を形成するには従来以上の加圧力が必要であっ
た。ここで、ローラの芯軸に対して剪断強度の弱いアル
ミニウム合金を使用する場合には、芯軸が加圧力に耐え
られず、反り返ってしまうためにローラの中央部のニッ
プ幅が細くなってしまい、用紙中央の定着性が著しく低
下し、特に厚紙等は定着不良を起こし、そしてOHTは
透過性が悪化してしまう。又、ローラの中央と両端部と
の加圧力差が大きくなるため、紙搬送性も悪化し、紙の
斜行やシワ等を誘発してしまう。
【0022】従って、ローラの芯軸に対しては剪断強度
の強いアルミニウム合金を使用する必要があった。そし
て、このような芯軸は剪断強度が強いために加工するの
が困難であり、又、剪断強度を強くするために熱伝導性
を向上させる物性を含有することができないため、トナ
ーを4色使用するカラー定着装置において余り実用的で
はなかった。
【0023】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、熱伝導性が良く、且つ、加工
し易くするために剪断強度を低下させた芯軸でも定着性
を満足するニップ部を形成するとともに、熱伝導性の良
いローラ構成を実現することができる定着装置を提供す
ることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、熱源を内包する定着ローラ
と、該定着ローラに圧接される加圧ローラとを備え、未
定着現像剤像を担持した記録材を前記定着ローラと加圧
ローラとの圧接部にて挟持搬送することによって未定着
現像剤像を記録材上に定着させる装置であって、前記定
着ローラと加圧ローラの各表面を成す表層をフッ素系樹
脂で形成した定着装置において、前記定着ローラ及び加
圧ローラの前記表層の下層を硬度がJIS−A規格で5
°以下の耐熱性ゴム層で構成するとともに、定着ローラ
及び加圧ローラの芯軸をアルミニウム合金展伸材のAl
−Mg−Si系合金(6000系)で構成したことを特
徴とする。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記定着ローラの製品硬度をアスカーCで
65°以下、前記加圧ローラの製品硬度をアスカーCで
75°以下としたことを特徴とする。
【0026】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記定着ローラと加圧ローラの前記
耐熱性ゴム層の厚さを1.5〜2.5mmとしたことを
特徴とする。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記未定着現像剤像を形成する現像剤は、
ワックス若しくはパラフィン又はポリオレフィン類を含
有し、重合法により成型されたものであることを特徴と
する。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の発明において、前記定着ローラと加圧ロー
ラに対してオイル供給又はオイル塗布を行わないことを
特徴とする。
【0029】従って、本発明によれば、定着ローラ及び
加圧ローラの表層の下層を硬度がJIS−A規格で5°
以下の耐熱性ゴム層で構成することによって、定着ロー
ラ及び加圧ローラの芯軸を剪断強度の弱いアルミニウム
合金展伸材のAl−Mg−Si系合金(6000系)で
構成することができ、芯軸の加工性及び熱伝導性を向上
させることができる。又、低加圧力でフルカラー画像を
定着することができるニップ幅を形成することができる
ため、記録材の搬送性等が安定化して高い定着性が確保
される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0031】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る定着装置の構成を示す図である。尚、図1に
おいては図6に示したと同一要素には同一符号を付して
いる。
【0032】図1において、1Aは定着ローラ、11は
芯軸、12は芯軸11の表面に形成された基層である弾
性層であり、この弾性層12はカラー画像の単色〜4色
の多重トナーの厚み(数〜数10μm)に追従するため
に数10μm以上の層厚を有しているが、熱伝導を考慮
して薄層としているために該弾性層12の厚みは3.0
mm前後を上限としている。
【0033】尚、弾性層12において、弾性が小さいと
トナー凹部の未定着やトナーの潰れによる解像低下をも
たらす。このため、弾性層12の材質としてはメチル
系、メチルビニル系の液体シリコンゴムRTV、LTV
タイプのものが好適である。
【0034】又、13は弾性層12の上に形成された表
層である離型層であり、前記RTV、LTV等を用いて
形成されたものである。そして、このように弾性層12
の上にRTV、LTV等を用いた離型層13を設けるこ
とによって該離型層13の裏面の熱劣化や剥れを防ぐこ
とができる。
【0035】ここで、本実施の形態においては、熱伝導
が良いが剪断強度の弱いアルミニウム合金展伸材のAl
−Mn−Si系合金(6000系)の芯軸11(肉厚
3.0mm)上にゴム硬度(JIS−A規格)1°と5
°のジメチルシリコンゴムのLTVタイプの弾性層12
を厚さ2.1mmに設け、その上に厚さ50μmのPF
Aチューブ層より成る離型層13を直径φ46mmに成
形して定着ローラ1Aを構成した。尚、他にメチルフェ
ニル系シリコンゴムを用いることもできる。比較例とし
て熱伝導は悪いが剪断強度の強いアルミニウム合金展伸
材のAl−Mg系合金(5000系)の芯軸(肉厚3.
0mm)11上にゴム硬度(JIS−A規格)30°の
ジメチルシリコンゴムのLTVタイプの弾性層12を厚
さ2.5mm設け、その上に厚さ50μmのPFAチュ
ーブ層より成る離型層13を直径φ46mmに成形して
定着ローラ1Aを構成した。そして、このようにゴムの
硬度をJIS−A規格で5°以下とすることにより、弾
性層が薄層でも軽圧カラー画像を定着するのに十分なニ
ップ部を形成することができる。又、芯軸材質に対して
も圧力が軽減されるため、剪断強度は弱いが熱伝導性の
良い芯軸にすることができる。
【0036】一方、2Aは加圧ローラ、11aは芯金、
12aは芯金11aに設けられた弾性層である。ここ
で、弾性層12aは定着ローラ1Aの弾性層12に比べ
弾性が小さくても良いために単純化が可能であり、アル
ミニウム芯軸にHTV、フッ素ゴム等の層を設けること
により形成されたものである。勿論、加圧ローラ2Aと
して定着ローラ1Aと略同一構成のものを用いても良
い。
【0037】尚、本実施の形態では、熱伝導は良いが剪
断強度の弱いアルミニウム合金(合金番号6063)の
芯軸(肉厚3.0mm)11a上にゴム硬度(JIS−
A規格)1°と5°のジメチルシリコンゴムのLTVタ
イプの弾性層12aを厚さ2.3mmに設け、その上に
厚さ50μmのPFAチューブ層より成る離型層13a
を直径φ46mmに成形して加圧ローラ2Aを構成し
た。比較例として熱伝導は悪いが剪断強度の強いアルミ
ニウム合金(合金番号5056)の芯軸(肉厚3.0m
m)上にゴム硬度(JIS−A規格)30°のジメチル
シリコンゴムのLTVタイプの弾性層を厚さ1.5mm
に設け、その上に厚さ50μmのPFAチューブ層より
成る離型層を直径φ46mmに成形して加圧ローラを構
成した。尚、定着ローラ1A、加圧ローラ2Aのゴムと
しては、他にメチルフェニル系シリコンゴムを用いても
良い。
【0038】又、本実施の形態では、ニップ部Nの幅を
フルカラー画像定着できる下限値の8.5mmに統一し
て、それぞれの定着装置にニップ部の幅が8.5mmに
なるように加圧力を設定した。その結果、本実施の形態
のゴム硬度(JIS−A規格)1°品は25kgf、ゴ
ム硬度(JIS−A規格)5°品は45kgf、ゴム硬
度(JIS−A規格)30°品は70kgfという設定
になった。
【0039】ところで、加圧の掛け方としては、図2に
示すように定着ローラ1Aと加圧ローラ2Aの各芯軸1
1,11aの両端部を絞り込み、定着ローラ1Aを固定
して加圧ローラ2Aをバネ19で突き上げる構成となっ
ている。尚、加圧力は両端の総圧を表す。
【0040】図1において、20は後述する重合トナ
ー、24は未定着現像剤像が定着される記録材である転
写紙、25は定着ローラ1Aの熱源である。尚、本定着
装置において、定着温度は180℃でリップル±3℃以
内とし、ローラ周速は110〜120mm/secの範
囲とした。
【0041】而して、本実施の形態では各色の光沢度を
低光沢度にするため、使用するトナー20としてシャー
プメルトトナーの中に予め離型剤として溶融粘度と分子
量がトナー母体樹脂より小さいワックス、パラフィン等
の離型剤を内添した重合法によるトナーを使用した。こ
れによって高い混色性を達成し、且つ、定着時にはトナ
ーから熱によりワックスが滲みだし、熱ローラ定着装置
の離型効果を高めた構成でのオイルレス化を達成するこ
とができる。
【0042】次に、重合トナーの概略構成を図5に示
す。
【0043】図5において、20は重合トナーであり、
この重合トナー20は製造法上球形となる。23はエス
テル系ワックスを内包した重合トナー20のコア、22
はスチレン−ブチルアクリレートにて形成された樹脂
層、21はスチレン−ポリエステルにて形成された離型
層である。ここで、このようなコア23、樹脂層22及
び離型層21を備えた重合トナー20の比重は約1.0
5である。
【0044】尚、このような重合トナー20を3層構成
とした理由は、コア23にワックスを内包することで定
着工程でのオフセット防止効果が得られ、又、離型層2
1に樹脂層22を設けることによって帯電効率のアップ
を図っているためである。尚、実際の使用時にはトリボ
安定化のためにオイル処理したシリカを外添している。
【0045】一方、このような重合トナー20を製造す
る方法としては、樹脂、低軟化点物質(ワックス)から
成る離型剤、着色剤、電荷制御剤等を加圧ニーダーやエ
クストルーダー又はメディア分散機を用いて均一に分散
せしめた後、機械的又はジェット気流下でターゲットに
衝突させ、所望のトナー粒径に微粉砕化せしめ、その
後、更に分級工程を経て粒度分布をシャープ化せしめて
トナー化する所謂粉砕方法によるトナーの製造方法が知
られている。
【0046】又、特公昭56−13945号公報等に記
載されたディスク又は多流体ノズルを用いて溶融混合物
を空気中に霧化して球状トナーを得る方法や、特公昭3
6−10231号公報、特開昭59−53856号公
報、特開昭59−61842号公報に述べられている懸
濁重合方法を用いて直接トナーを生成する方法や、単量
体には可溶で得られる重合体は不溶な水系有機溶剤を用
いて直接トナーを生成するソープフリー重合方法に代表
される乳化重合方法等を用いてトナーを製造することが
可能である。
【0047】本実施の形態においては、比較的容易に粒
度分布がシャープで4〜8μm粒径の微粒子トナーが得
られる常圧下での又は加圧下での懸濁重合方法を用い、
モノマーとしてスチレンとn−ブチルアクリレート、荷
電制御剤としてサリチル酸金属化合物、極性レジンとし
て飽和ポリエステル、更に着色剤を加え、重量平均粒径
7μmの着色懸濁粒子を製造した。
【0048】又、トナー粒度分布制御や粒径の制御は、
難水溶性の無機塩や保護コロイド作用を有する分散剤の
種類や添加量を変える方法や機械的装置条件(例えばロ
ーラの周速・パス回数・撹拌羽根形状等の撹拌条件や容
器形状)又は水溶液中での固形分濃度等を制御すること
により所定のトナーを得ることができる。
【0049】又、トナーに用いられる結着樹脂として
は、一般的に用いられているスチレン−(メタ)アクリ
ル共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、スチレ
ン−ブタジエン共重合体を使用することができる。重合
法によって直接トナーを得る方法においては、それらの
単量体が好ましく用いられる。具体的には、スチレン、
o(m−,p−)−メチルスチレン、m(p−)−エチ
ルスチレン等のスチレン系単量体;(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アク
リル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メ
タ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ベヘニ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸
ジエチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸エステル
系単量体;ブタジエン、イソプレン、シクロヘキセン、
(メタ)アクリロニトリル、アクリル酸アミド等のエン
系単量体が好ましく用いられる。
【0050】ここで、これらは単独又は一般的には出版
物ポリマーハンドブック第2版III−P139〜192
(John Wiley & Sons社製)に記載の
理論ガラス温度(Tg)が40〜75℃を示すように単
量体を適宜混合し用いられる。理論ガラス転移温度が4
0℃未満の場合には、トナーの保存安定性や現像剤の耐
久安定性の面から問題が生じ、一方、75℃を超える場
合は定着温度の上昇をもたらし、特にフルカラートナー
の場合においては各色トナーの混色が不十分となって色
際限性に乏しく、更にトラペン画像の透明性を著しく低
下させるために高画質の面から好ましくない。
【0051】又、結着樹脂の分子量はGPC(ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー)によって測定され
る。具体的なGPCの測定方法としては、予めトナーを
ソックスレー抽出器を用いてトルエン溶剤で20時間抽
出を行った後、ロータリーエバポレーターでトルエンを
留去せしめ、更にエステル系ワックスは溶解するが結着
樹脂は溶解し得ない有機溶剤(例えばクロロホルム等)
を加えて十分洗浄を行った後、THF(テトラヒドロフ
ラン)に可溶の溶液をポア径が0.3μmの耐溶剤性メ
ンブランフィルターで濾過したサンプルをウォーターズ
社製150Cを用い、カラム構成は昭和電工社製A−8
01,802,803,804,805,806,80
7を連結し、標準ポリスチレン樹脂の検量線を用いて分
子量分布を測定し得る。
【0052】ここで、得られた樹脂成分の数平均分子量
(Mn)は、5000〜1,000,000であり、重
量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(M
w/Mn)は2〜100を示す結着樹脂が本実施の形態
には好ましい。又、ワックスの分子量は結着樹脂の分子
量より少なく、数平均分子量(Mn)で数千〜数万とす
る。
【0053】一方、トナーに用いられる着色剤は、黒色
着色剤としてカーボンブラック、磁性体、以下に示すイ
エロー/マゼンタ/シアン着色剤を用いて黒色に調色さ
れたものが使用される。
【0054】ここで、イエロー着色剤としては、縮合ア
ゾ化合物、イソインドリノン化合物、アンスラキノン化
合物、アゾ金属錯体、メチン化合物、アクリルアミド化
合物に代表される化合物が用いられる。具体的には、
C.I.ピグメント12,13,14,15,17,6
2,74,83,93,94,95,97,109,1
10,111,120,127,128,129,14
7,168,174,176,180,181,191
等が好適に用いられる。
【0055】又、マゼンタ着色剤としては、縮合アゾ化
合物、ジケトピロロピロール化合物、アンスラキノン、
キナクリドン化合物、塩基染料レーキ化合物、ナフトー
ル化合物、ベンズイミダゾロン化合物、チオインジゴ化
合物、ペリレン化合物が用いられる。具体的には、C.
I.ピグメントレッド2,3,5,6,7,23,4
8;2,48;3,48;4,57;1,18;1,1
44,146,166,169,177,184,18
5,202,220,221,254が特に好ましい。
【0056】又、シアンの着色剤としては、銅フタロシ
アニン化合物及びその誘導体、アンスラキノン化合物、
塩基染料レーキ化合物等が使用できる。具体的には、
C.I.ピグメントブルー1,7,15,15:1,1
5:2,15:3,15:4,60,62,66等が特
に好適に使用できる。
【0057】これらの着色剤は単独又は混色し、更には
固溶体の状態で用いることができる。
【0058】本実施の形態の着色剤は、色相角、彩度、
明度、耐候性、トラペン透過性、トナー中への分散性の
点から選択される。該着色剤の添加量は、樹脂100重
量部に対して1〜20重量部添加して用いられる。そし
て、このような現像剤を使用して通紙耐久を行い、耐久
枚数によるニップ部幅の変化を比較した。
【0059】通紙耐久としては、Xerox4023用
紙の坪量75g/m2 、Letterサイズ上に印字率
4%のフルカラー画像を印字して横方向に通紙を行う。
ニップ部幅の測定としては、初期を含め通紙枚数100
0,3000,5000,10000,15000,2
0000,30000,40000,50000,75
000,100000枚数目にベタ黒を通紙し、図3に
示すようなローラの周方向で4方向サンプリングして用
紙の両端の15mmと中央の3個所を測定する。尚、サ
ンプリング用紙としては、CanonPBSK用紙(坪
量64g/m2、A4サイズ)を使用し、トナーとして
はCanon製コピー機P6030のトナーを使用す
る。サンプリング方法としては、ソフト的にニップ幅測
定モードを設けて行う。マルチトレイ上にトナー面が上
になるようにサンプリング用紙を置き、コンマド指定に
より定着温度をニップ幅が分かり易い温度120℃前後
まで下がった後に、マルチトレイからサンプリング用紙
が自動給紙され、定着装置のニップ部に差し掛かったと
ころでローラがローラ周方向90°みに約10秒間停止
する。そうすることによってローラ停止時に過剰な熱が
与えられ、光沢の差となってニップ幅が記録される。
【0060】その測定結果を図4にまとめて示す。
【0061】図4において耐久が進行するに連れて、ゴ
ム硬度(JIS−A)1°と5°で弾性層を構成してい
るローラのニップ幅はゴムの膨張や劣化で多少プラス成
長とマイナス成長を繰り返すが、10万枚通紙後のニッ
プ幅は初期のニップ幅と殆ど変化がないか又は定着性に
は有利なプラス成長をしている。これらに対してゴム硬
度(JIS−A)30°で弾性層を構成しているローラ
のニップ幅は耐久序盤までは低硬度ゴム品と同等な変化
を見せているが、中盤から中央のニップ幅がマイナス成
長して端部がプラス成長してしまう。このため、用紙中
央の定着性は著しく低下し、特に厚紙等は定着不良を起
し、OHTは透過性が悪化してしまう。又、ローラの中
央と両端部との加圧力差が大きくなるため、紙搬送性も
悪化し、紙の斜行やシワ等を誘発してしまっていた。
【0062】又、混色性を高めるために軟化点が低く、
且つ、溶融粘度も低いシャープメルトな非磁性トナーと
離型剤としてシリコンオイルを使用する系においても、
同様な効果を得ることができる。
【0063】以上のように、熱伝導性や加工性に優れて
いるが、剪断強度が弱い芯軸材質でも、ローラの弾性層
にゴム硬度(JIS−A)5°以下の低硬度ゴムを採用
することによって、低加圧力でもフルカラー画像の定着
性を満足することができる。
【0064】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。尚、実施の形態1と共通の部分
に関する説明は省略する。
【0065】本実施の形態においては、定着ローラ1A
のローラ製品硬度(アスカーC)を65°以下、加圧ロ
ーラ2Aのローラ製品硬度(アスカーC)を75°以下
にしており、これによって定着ローラ1Aと加圧ローラ
2Aの全体の硬度が70°以下となり、この結果、定着
ローラ1Aと加圧ローラ2Aとの圧接部であるニップ部
Nを広げることができる。従って、実施の形態1と同様
に低化圧力で更に定着性を上げることができる。
【0066】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0067】本実施の形態では、定着ローラ1Aの基層
のゴム厚を1.5〜2.5mm、加圧ローラ2Aの基層
のゴム厚を1.5〜2.5mm以下にすることによって
熱応答性を上げており、これによって用紙内の定着性を
均一にすることができる。従って、実施の形態1と同様
に用紙内で均一の定着性を満足することができる。
【0068】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4について説明する。
【0069】本実施の形態では、定着ローラ1Aと加圧
ローラ2Aにシリコンオイルを供給・塗布しないことよ
うにしており、これによってオイルムラの無い均一な光
沢度を得ることができる。従って、実施の形態1と同様
に低化圧力で高い定着性を確保することができるととも
に、用紙内の光沢度を均一化することができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、熱源を内包する定着ローラと、該定着ローラに
圧接される加圧ローラとを備え、未定着現像剤像を担持
した記録材を前記定着ローラと加圧ローラとの圧接部に
て挟持搬送することによって未定着現像剤像を記録材上
に定着させる装置であって、前記定着ローラと加圧ロー
ラの各表面を成す表層をフッ素系樹脂で形成した定着装
置において、前記定着ローラ及び加圧ローラの前記表層
の下層を硬度がJIS−A規格で5°以下の耐熱性ゴム
層で構成するとともに、定着ローラ及び加圧ローラの芯
軸をアルミニウム合金展伸材のAl−Mg−Si系合金
(6000系)で構成したため、熱伝導性が良く、且
つ、加工し易くするために剪断強度を低下させた芯軸で
も定着性を満足するニップ部を形成することができると
ともに、熱伝導性の良いローラ構成を実現することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る定着装置のローラ構成図である。
【図3】本発明に係る定着装置において用いられるニッ
プ幅測定用のサンプリング用紙図である。
【図4】耐久枚数とニップ幅の形状変化を示す図表であ
る。
【図5】重合トナーの概略断面図である。
【図6】従来の定着装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1A 定着ローラ 2A 加圧ローラ 3,3’ ハロゲンヒータ(熱源) 11,11a 芯金 12,12a 弾性層(耐熱性ゴム層) 13,13a 離型層(表層) 19 加圧バネ 20 重合トナー(現像剤) 24 転写紙(記録材) N ニップ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源を内包する定着ローラと、該定着ロ
    ーラに圧接される加圧ローラとを備え、未定着現像剤像
    を担持した記録材を前記定着ローラと加圧ローラとの圧
    接部にて挟持搬送することによって未定着現像剤像を記
    録材上に定着させる装置であって、前記定着ローラと加
    圧ローラの各表面を成す表層をフッ素系樹脂で形成した
    定着装置において、 前記定着ローラ及び加圧ローラの前記表層の下層を硬度
    がJIS−A規格で5°以下の耐熱性ゴム層で構成する
    とともに、定着ローラ及び加圧ローラの芯軸をアルミニ
    ウム合金展伸材のAl−Mg−Si系合金(6000
    系)で構成したことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記定着ローラの製品硬度をアスカーC
    で65°以下、前記加圧ローラの製品硬度をアスカーC
    で75°以下としたことを特徴とする請求項1記載の定
    着装置。
  3. 【請求項3】 前記定着ローラと加圧ローラの前記耐熱
    性ゴム層の厚さを1.5〜2.5mmとしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記未定着現像剤像を形成する現像剤
    は、ワックス若しくはパラフィン又はポリオレフィン類
    を含有し、重合法により成型されたものであることを特
    徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記定着ローラと加圧ローラに対してオ
    イル供給又はオイル塗布を行わないことを特徴とする請
    求項1,2,3又は4記載の定着装置。
JP11075429A 1999-03-19 1999-03-19 定着装置 Withdrawn JP2000267485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075429A JP2000267485A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075429A JP2000267485A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000267485A true JP2000267485A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13575978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11075429A Withdrawn JP2000267485A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000267485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1510883A1 (en) * 2002-06-03 2005-03-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Heat roller

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1510883A1 (en) * 2002-06-03 2005-03-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Heat roller
EP1510883A4 (en) * 2002-06-03 2009-03-25 Fuji Xerox Co Ltd heating roller
EP2386916A1 (en) * 2002-06-03 2011-11-16 Fuji Xerox Co., Ltd Heat roller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7546080B2 (en) Image forming apparatus
JP4153518B2 (ja) 画像形成装置
JP4473228B2 (ja) 画像形成装置
US7702274B2 (en) Image forming apparatus with fixing fluid applying section
US8938195B2 (en) Fixing toner using heating-liquid-blocking barrier
JPH11242397A (ja) トナー画像を定着して光沢を出すための装置及び方法
US20100209148A1 (en) Image forming method employing clear toner
JP4216296B2 (ja) 画像形成装置
CA1138524A (en) Tapered donor roll applicator for roll fuser
JP2000267485A (ja) 定着装置
US6564032B2 (en) Fixing apparatus for fixing polymerized toner by hard roller
US8849170B2 (en) Toner fixer with liquid-carrying porous material
JPH10221991A (ja) 定着装置
JP2000075714A (ja) 画像形成方法
JPH09106210A (ja) 定着装置
JP5864991B2 (ja) 画像形成装置
JP2005308921A (ja) 液体現像電子写真装置
JP2001125414A (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
US20140119795A1 (en) Toner fixer transporting medium through heating liquid
JP2001027862A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH11167296A (ja) 定着装置及び定着用回転体
JPH11143276A (ja) 定着装置
JPH10148988A (ja) カラー画像形成装置
JP2003084600A (ja) 画像形成装置
JPH08286454A (ja) 画像形成方法及び熱定着方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060201

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606