JP2000267421A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000267421A
JP2000267421A JP11068108A JP6810899A JP2000267421A JP 2000267421 A JP2000267421 A JP 2000267421A JP 11068108 A JP11068108 A JP 11068108A JP 6810899 A JP6810899 A JP 6810899A JP 2000267421 A JP2000267421 A JP 2000267421A
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hopper
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JP11068108A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Satoru Haneda
哲 羽根田
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
州太 ▲浜▼田
Shuta Hamada
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤を頻繁に供給する事態をきたさず、カ
ラー画像形成を容易に連続遂行できるカラー画像形成装
置を安価に提供する。 【解決手段】 各現像器13に対応してトナー残量を検
知するセンサーSを備えたトナーホッパー40を有する
カラー画像形成装置において、1つのトナーホッパー4
0のトナー残量が規定レベル以下となった時から、一定
量のトナーを消費して表示レベルに達したと予測された
時、そのトナーホッパー40へのトナー供給指示を表示
すると共に、その時、他のトナーホッパー40のトナー
残量が規定レベル以下となっている場合は、そのトナー
残量が規定レベル以下となったトナーホッパー40への
トナー供給指示をも併せて表示するように構成したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、さらに詳述すれば、例えば像形成体上に静電潜像の
形成と現像とを繰り返して像形成体上に複数のトナー像
を形成する画像形成に好適なカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人は前述のカラー画像形成装置を
改良して、装置の小型、低コスト化を可能にし、像露光
の同期制御が容易で、非接触ジャンピング現像によって
充分な現像濃度が得られ、かぶりや色違いトナーの混合
付着を防止できる画像形成方法として、静電潜像の現像
を同一の装置によって繰り返してカラー画像とするカラ
ー画像形成方法を提示している。
【0003】ところで、カラー画像形成装置の稼働によ
ってその中に貯えられている現像剤のトナー(1成分現
像剤を使用する場合は現像剤)が消費されて次第に減少
していくので、トナーホッパーに設けられたピエゾ素子
やフォトカプラの出力変化でトナー残量を観測し、トナ
ーがある一定量以下になったとき、ランプによる表示等
によってトナー供給の必要を知らせるようにしている。
【0004】ところが、従来のカラー画像形成装置で
は、上記検知レベルが、トナー残量がかなり少なくなっ
た1レベルにしか設けられていないので、特に複数種、
例えば3〜4種のトナーを使用するカラー画像形成装置
では、連続稼働の場合、頻繁に上記表示がなされ、オペ
レーターがトナー補給に忙殺されるようになる。不運に
も、複数のトナーについて上記表示が同時に、或いは相
次いでなされると、オペレーターのトナー補給が間に合
わなくなり、高速の画像形成装置では、画像形成が不可
能になる事態が起こりかねない。カラー画像形成装置で
は、色毎にトナー消費量が大幅に異なることが多く、上
記のような事態が起こる虞れが大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のカラー画像形成
装置が有する問題点を解消するため、トナー残量の2つ
のレベルに対応する位置にセンサーを設けて、トナー残
量がある程度少なくなったレベルと、トナー供給を絶対
必要とするレベルとの2レベルに達した時、表示を行い
時間的余裕を持つようにした装置も提案されている(特
開昭61−176962号)。しかし、装置が複雑かつ
高価となるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記のようなカラー画像形成装
置が有する問題点を解消し、現像剤のトナーを頻繁に補
給する事態をきたさず、カラー画像形成を容易に連続遂
行できるカラー画像形成装置を安価に提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、各現像器に
対応してトナー残量を検知するセンサーを備えたトナー
ホッパーを有するカラー画像形成装置において、1つの
トナーホッパーのトナー残量が規定レベル以下となった
時から、一定量のトナーを消費して表示レベルに達した
トナーホッパーへのトナー供給指示を表示すると共に、
その時、他のトナーホッパーのトナー残量が規定レベル
以下となっている場合、その規定レベル以下となってい
るトナーホッパーのトナー供給指示を併せて表示するこ
とを特徴とするカラー画像形成装置(第1発明)によっ
て達成される。
【0008】また上記目的は、各現像器に対応してトナ
ー残量を検知するセンサーを備えたトナーホッパーを有
するカラー画像形成装置において、1つのトナーホッパ
ーのトナー残量が規定レベル以下となった時から、一定
量のトナーを消費して表示レベルになる間に、他のトナ
ーホッパーのトナー残量が規定レベル以下となった場合
は、トナー残量が規定レベル以下になった複数のトナー
ホッパーのトナー供給指示を表示することを特徴とする
カラー画像形成装置(第2発明)によっても達成され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の各実施の形態の説明に先
立ち、各発明に共通するカラー画像形成装置の1例につ
いてその構成を図1および図2によって説明する。
【0010】図において、10はドラム状の像形成体す
なわち感光体ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリ
ル樹脂等の透明部材によって形成される円筒状の基体の
外周に透明導電層、有機感光層(OPC)やa−Siな
どからなる感光層を設けたものである。
【0011】前記感光体ドラム10は一方の端部のフラ
ンジがガイドピンによって軸受支持され、他方の端部の
フランジが装置本体の基板の備える複数のガイドローラ
に外嵌して外周の歯車を駆動歯車に噛合し、その動力に
より前記の透明導電層を接地した状態で時計方向に回転
される。
【0012】11(Y),11(M),11(C)及び
11(K)は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C)及び黒(K)の各色の画像形成プロセスに用い
られる帯電手段である帯電器で感光体ドラム10の前述
した感光層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放
電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、
感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0013】12(Y),12(M),12(C)及び
12(K)はは感光体ドラム10の軸方向に配列したL
ED,FL,PL等の発光素子とセルフォックレンズ等
の結像素子とから構成される露光光学系である。
【0014】前記の各露光光学系12(Y),12
(M),12(C)及び12(K)は何れも装置本体の
基板に対しガイドピンを案内として固定した円柱状の支
持部材に取り付けられて前記感光体ドラム10の基体内
部に収容される。露光光学系12は上記の発光素子にL
CD,LISA,PLZT等の光シャッタ部材を組み合
わせたものとセルフォックレンズ等の結像素子とから構
成することもできる。
【0015】13(Y)〜13(K)は、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及びK(黒色)
の各現像剤を収容する現像器で、それぞれ感光体ドラム
10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に回転する
現像スリーブ130を備えている。
【0016】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが始動し、感光体ドラム10は時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
【0017】本装置とは別体の画像読み取り装置におい
て、原稿画像を撮像素子により読み取って得られた画像
データあるいは、コンピュータで編集された画像データ
を処理して、Y,M,CおよびKの各色別の画像信号と
して一旦メモリに記憶された各色の画像信号が、前記メ
モリより順次取り出されて前記の各露光光学系12
(Y),12(M),12(C)及び12(K)にそれ
ぞれ電気信号として入力される。
【0018】感光体ドラム10の感光層は電位を付与さ
れたあと、前記の露光光学系12(Y)において第1の
色信号すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電
気信号による像露光が開始され、感光体ドラム10の回
転による副走査によってその表面の感光層に原稿画像の
イエロー(Y)の画像に対応する静電潜像を形成する。
【0019】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0020】次いで感光体ドラム10は前記イエロ
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による像露光が行われ、現像器13(M)に
よる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)の
トナー像の上にマゼンダ(M)のトナー像が順次重ね合
わせて形成される。
【0021】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によってさ
らに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また最後に帯電器11(K)、露光光学系12
(K)および現像器13(K)によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカ
ラーのトナー像が形成される。
【0022】これ等各露光光学系12による感光体ドラ
ム10の感光層に対する像露光は感光体ドラム10の内
部より前述した透明の基体を透して行われる。従って第
2,第3及び第4の色信号に対応する画像の像露光は何
れも先に形成されたトナー像を透過することがない状態
で行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜
像を形成することが可能となる。なお各露光光学系12
(Y)ないし12(K)の発熱による感光体ドラム10
内の温度の安定化及び温度上昇の防止は、前記支持部材
に熱伝導性の良好な材料を用い、低温の場合はヒータを
用い、高温の場合はヒートパイプを介して外部に放熱す
る等の措置を講ずることにより支障のない程度迄抑制す
ることができる。また各現像器13による現像作用に際
しては、それぞれ現像スリーブ130に対し直流あるい
はさらに交流を加えた現像バイアス電圧が印加され、現
像器13の収容する1成分あるいは2成分の現像剤によ
るジャンピング現像が行われて、透明電導層を接地する
感光体ドラム10に対して非接触の反転現像が行われる
ようになっている。
【0023】かくして感光体ドラム10の周面上に各色
トナーが重ね合わせて形成されたカラーのトナー像は転
写器14Aにおいて給紙カセット15より搬送され、タ
イミングローラ16の駆動によって同期して給紙される
転写紙に転写される。
【0024】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着して定着され
たのち排紙ローラ17e,18a,18bを介して装置
上部のトレイ200上に排出される。
【0025】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するか、若しく
は一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機
する。
【0026】前記現像器13(Y)及び13(K)は感
光体ドラム10の回転中心10Aを含む水平面I上に、
また現像器13(M)及び13(C)は前記水平面Iの
上方に若干距離をおいて位置する水平面II上に、それぞ
れ感光体ドラム10のほぼ左右対称の位置に相対して配
置されていて、各現像器13は互いに平面的には位相を
異にされている。
【0027】各現像器13には、感光体ドラム10の上
部に水平方向に配列した各トナーホッパー(1成分現像
剤を用いる場合は現像剤ホッパー)40(Y),40
(M),40(C)及び40(K)よりフレキシブルな
搬送スクリューを内蔵するそれぞれの補給管41を介し
てトナーが供給されるようになっている。上記トナーホ
ッパー40のそれぞれの収容量及び規定レベル及び表示
レベルは、例えば1成分現像剤を用いる場合、トナーホ
ッパー40の収容量は1回に投入されるトナー供給量の
1.5〜2.5倍とし、規定レベルは1回のトナー供給
量の10/100〜30/100、トナーが少量となり
トナー供給を行うべきことを表示する表示レベルは、1
回のトナー供給量の5/100〜20/100となるレ
ベルとするのが好ましい。この規定レベルを検知する位
置には、トナー残量検知手段(現像剤残量検知手段)で
ある例えばピエゾ素子あるいはフォトカプラー等からな
るセンサーS(Y),S(M),S(C)及びS(K)
がそれぞれのトナーホッパー40内に設けられている。
【0028】また、各トナーホッパー40は装置上方に
並列されていることから、トナーホッパー40中にトナ
ーを供給したり、或いはトナーホッパー40を搬送スク
リューを残して直接交換することによるトナー供給が容
易に行われる構成となっている。
【0029】前記現像器は、以上述べたように1成分現
像剤又は2成分現像剤を像形成体である感光体ドラム1
0に対して非接触に保ち、振動電界によってトナークラ
ウドを発生させ、感光体ドラム10への分離飛翔を向上
させ、静電像への選択吸着性を向上させて、キャリア粒
子の感光体ドラム10への付着を防止し、従ってトナー
粒子やキャリア粒子に微粒子のものを用いることを可能
にして、高画質画像の現像が行われるようにしたもので
あるが、2成分現像剤においては次のようなキャリア粒
子とトナー粒子からなる現像剤を用いることが好まし
い。
【0030】一般に磁性キャリア粒子は平均粒径が大き
いと、現像スリーブ130上に形成される磁気ブラシの
穂の状態が粗くなるために、電界により振動を与えなが
ら静電潜像を現像しても、トナー像にムラが現れ易く、
穂におけるトナー濃度が低くなるので高濃度の現像が行
われない等の問題点がある。この問題点を解消するに
は、磁性キャリア粒子の平均粒径を小さくすればよく、
実験の結果体積平均粒径が10〜60μm、好ましくは
20〜50μmであると上記問題点は発生しないことが
判明した。10μm以下であると、キャリアを十分に磁
化させることが困難で、トナー粒子と共に感光体ドラム
10表面に付着するようになったり、飛散し易くなる。
【0031】また、60μm以上になると、キャリアの
比表面積が小さくなるため、トナーを十分に帯電するこ
とができない。また、被覆率が高くなるためトナー飛散
も起こり易くなる。
【0032】キャリアの磁化の強さ(最大磁化)は、5
〜60emu/g、好ましくは10〜40emu/gで
ある。この強さは現像性スリーブ130上の磁束密度に
もよるが、現像スリーブ130の一般的な磁束密度50
0〜1,200ガウス(一般的な値)では、5emu/g
未満では磁気的な束縛力が働かずキャリア飛散の原因と
なる。また、60emu/gを超えるとキャリアの穂立
ちが高くなり過ぎ、感光体ドラム10と非接触状態を保
つことが困難になる。
【0033】このような磁性キャリアは、磁性体として
従来の磁性キャリアにおけると同様の、鉄、クロム、ニ
ッケル、コバルト等の金属、あるいはそれらの化合物や
合金、例えば、四三酸化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸化ク
ロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅系合
金、といった強磁性体の球形化された粒子、又はそれら
の球形磁性体粒子の表面をスチレン系樹脂、ビニル系樹
脂、エチル系樹脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹
脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂等の単独、又は共重
合体で球形に被覆することで得られる。
【0034】また、これらの樹脂の中に、磁性体微粒子
を分散して含有させた、いわゆる樹脂分散型キャリアも
用いることができる。この場合、キャリアの形状が不定
形となるために、比表面積が増大し、現像に必要な充分
なトナー量を、より低い表面被覆率で得ることができ、
トナー飛散が起こりにくく、現像安定性の面から好まし
い。
【0035】キャリア密度は磁性体含有量にもよるが、
概ね1.8〜7g/cm3、好ましくは2〜6g/cm3
あるのが良好である。1.8g/cm3より小さいと現像
スリーブ130の回転によりキャリアが飛散し易くな
る。7g/cm3より大きくなると、トナーへのストレス
が大きくなり現像剤の耐久性が低下する。
【0036】次に、トナー粒子について説明する。一般
にトナー粒子は、平均粒径が小さくなると、定性的に粒
径の二乗に比例して帯電量が減少し、相対的にファンデ
ルワールス力のような付着力が大きくなって、飛散し易
くなり、カブリが発生し易くなる一方、磁気ブラシのキ
ャリア粒子から離れにくくなったりする。そして、従来
の磁気ブラシ現像方法では、平均粒径が10μm以下に
なると、このような問題が顕著に現れるようになる。そ
の点をこの現像器では磁気ブラシによる現像を二重の振
動電界下で行うことで解消するようにしている。
【0037】トナーの体積平均粒径が大きくなると、既
に触れているように、画像の荒れが目立つようになる。
平均粒径10μm以下の微粒子化したトナーを用いる
と、解像力は格段に向上して、濃淡差も忠実に再現した
鮮明な高画質画像を与えるようになる。体積平均粒径が
20μm以上では、画質の低下を生じ、1μm以下にな
ると摩擦によるキャリアへの付着(トナースペント)や
キャリア被覆率が高くなるため、帯電不良、飛散等が起
こり易くなる。
【0038】以上の理由からトナーの粒径は体積平均粒
径が1〜20μm、好ましくは3〜10μmである。
【0039】また、トナー粒子が電界に追随するため
に、トナー粒子の帯電量の絶対値は2成分現像剤におい
ては、1μC/g〜3μC/gより大きいこと、好ましく
は3μC/g〜50μC/gであることが現像性確保、カ
ブリや飛散防止の観点から望ましい。特に粒径の小さい
場合は高い帯電量が必要である。
【0040】このようなトナーとしては、スチレン系樹
脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロジン変性樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂や、これらのスチレン−アクリル系樹脂等の
共重合体樹脂又は混合した樹脂等のバインダー樹脂にカ
ラー顔料等の着色成分や、必要に応じて帯電制御剤、ワ
ックス等の離型剤等を加えて、従来公知の粉砕造粒法、
懸濁重合法、乳化重合法等のトナー製造方法で得られ
る。すなわち、従来のトナーにおける球形や不定形の非
磁性又は磁性のトナー粒子を平均粒径選別手段によって
選別したトナーを用いることができる。
【0041】以上を纏めると、前記現像器において、好
ましいトナー粒子は、キャリア粒子について述べたよう
な樹脂及びさらには磁性体の微粒子を用い、それにカー
ボン等の着色成分や必要に応じて帯電制御剤等を加え
て、従来公知のトナー粒子製造方法と同様の方法によっ
て作ることができる体積平均粒径が20μm以下、特に
好ましくは3〜10μmの粒子からなるものである。
【0042】前記現像器には、以上述べたような球状の
キャリア粒子とトナー粒子とが従来の2成分現像剤にお
けると同様の割合で混合した現像剤が好ましく用いられ
るが、キャリアとして、一般のコーティングキャリア
(密度5〜8g/cm3)を使用した場合、現像剤中のト
ナー濃度は2〜30重量%、好ましくは5〜20重量%
である。
【0043】2重量%より小であると、現像に必要なト
ナー数が確保できなく、被覆率が低下するため帯電過
剰、現像性低下を招く。
【0044】30重量%より大であると、被覆率が大と
なり、帯電不良、トナー飛散が起こり易くなる。
【0045】ただし、現像剤中のキャリアとして前述し
たような密度の比較的軽い(2〜4g/cm3)樹脂分散
型キャリアを用いた場合の現像剤中のトナー濃度は、一
般の樹脂被覆キャリアを用いる場合よりもやや高く、5
〜40重量%、好ましくは10〜30重量%とするのが
よい。
【0046】1成分現像剤の場合は上記トナーに、コロ
イダルシリカ等の流動化剤を添加してそのまま現像剤と
して用いることができる。
【0047】1成分現像剤のトナー粒子の帯電量は絶対
値で1〜30μC/g、特に1〜20μC/gにするの
が、現像性確保、カブリ・飛散防止の観点から好まし
い。
【0048】Y,M,C,K各色の顔料を加え、かかる
特性を有したカラートナーは現像に伴いトナー像形成に
用いられ、現像器13内のトナーが消費されるとそれぞ
れのトナーホッパー40からは現像器13に向けて補給
管41を通ってトナー補給が行われる。
【0049】(実施例1)(第1発明) 前記カラー画像形成装置において、あるトナーホッパー
40の前記規定レベルに設けられたセンサーSより、ト
ナーの残量が規定レベルに達した信号が図示しない制御
部に送出されると、その時点から積分した画像信号、あ
るいは積分したプリント枚数等により所定量のトナーが
消費されて前記表示レベルに達したと予測される時点に
おいて、上記表示レベルに達したと予測されたトナーホ
ッパー40に、トナーを供給すべきことの指示であるト
ナー供給指示の表示をする。この表示は装置の操作部に
設けた表示部に例えば赤色ランプ、赤色LED等を点灯
し或いは液晶表示等によって表示する。
【0050】この時点において、他のトナーホッパー4
0のセンサーSのうち、規定レベルに達した信号を制御
部に向けて発しているものがあれば、そのトナーホッパ
ー40に対してもトナー供給指示の表示をする。
【0051】図3は上記第1発明のトナー供給の表示方
法を示すフローチャートである。
【0052】図3のステップS1において、各センサー
Sによるトナー残量検知動作、及びその規定レベルに達
した検知信号を受けた制御部におけるトナー消費予測動
作が行われ、ステップS2に進む。
【0053】ステップS2において、各トナーホッパー
40のうち、トナー残量が規定残量に達したものがある
かどうかを判定し、ある場合にはステップ3に進む。ス
テップ3においては前記トナー残量が表示レベルに達し
たと予測されるものがあるかどうかを判定し、あるトナ
ーホッパー40が表示レベルに達したと予測される場合
(YESの場合)は、ステップS4に進む。
【0054】ステップS4において、上記表示レベルに
達したと予測される特定のトナーホッパー40の他に前
記規定レベルに達したものがあるかどうかを判定し、Y
ESの場合はステップS5に進み、NOの場合はステッ
プS6に進む。
【0055】ステップS5において、トナー残量が表示
レベルに達したと予測される特定のトナーホッパー40
と共に、規定レベルに達したトナーホッパー40に対し
ても、トナー供給指示の表示をし、リターンする。
【0056】ステップS6においては、上記のトナー残
量が表示レベルに達したと予測される特定のトナーホッ
パー40のみに対しトナー供給指示を表示し、リターン
する。
【0057】(実施例2)(第2発明) 次に、第2発明について説明する。
【0058】前記カラー画像形成装置において、あるト
ナーホッパー40の規定レベルに設けられたセンサーS
より、トナーの残量が規定レベルに達した信号が図示し
ない制御部に送出された時点から、制御部は積分した画
像信号、あるいは積分したプリント枚数等により一定量
のトナーが消費されて前記表示レベルに達したと予測さ
れる時点までの間において、他のトナーホッパー40に
おいて前記規定レベルに達したものがあれば、上記最初
にトナー残量が規定レベルに達したトナーホッパー40
のトナー残量が表示レベルに達していなくても、そのト
ナーホッパー40と共に、トナー残量が規定レベルに達
した他のトナーホッパー40(複数のこともある)に対
してもトナー供給指示を、装置の操作部に設けた表示部
に例えば赤色ランプ、赤色LED等を点灯し或いは液晶
表示等によって表示する。
【0059】図4は第2発明によるトナー供給の表示方
法を示すフローチャートである。
【0060】図4のステップS1において、各センサー
Sによるトナー残量検知動作と、その規定レベルに達し
た検知信号を受けて制御部ではトナー消費予測動作が行
われステップS2に進む。
【0061】ステップS2において、各トナーホッパー
40のうち前記トナー残量が規定レベルに達したものが
あるかどうか判定し、YESの場合はステップS3に進
み、NOの場合はステップS1に戻る。
【0062】ステップS3において、トナー残量が規定
レベルに達したトナーホッパー40が2個以上あるかど
うかを判定し、YESであればステップS4に進み表示
レベルに達したものがなくても、規定レベル以下になっ
ている複数のトナーホッパー40に対してトナー供給指
示の表示を行い、リターンする。
【0063】ステップS3において、NO(規定レベル
以下のものが1個のみ)であればステップS5に進み、
そのトナー残量が規定レベルに達したトナーホッパー4
0のトナー残量が表示レベルに達したと予測されるかど
うかを判定し、NOの場合はステップS3に戻る。
【0064】ステップS5において、YESならばステ
ップS6に進み、その表示レベルに達したと予測された
トナーホッパー40に対して、トナー供給指示の表示を
行い、リターンする。
【0065】以上は2成分現像剤を用いるカラー画像形
成装置について説明したものである。1成分現像剤を用
いるカラー画像形成装置の場合は、前記説明の、トナー
を現像剤に、トナー残量を現像剤残量に、トナーホッパ
ーを現像剤ホッパー等に読み替えることによって、1成
分現像剤を用いる場合の説明となる。
【0066】
【発明の効果】第1発明では、各現像器の現像剤のトナ
ー残量の余裕のあるレベルである規定レベルを検知する
センサー1個を設け、その発する信号よりトナー供給を
必要とする表示レベルを予測して現像剤のトナー供給指
示の表示を行うようにすると共に、その場合、規定レベ
ルに達したトナーホッパーがあれば、そのトナーホッパ
ーにもトナー供給指示を表示するようにした。
【0067】また、第2発明では、前記規定レベルに達
したトナーホッパーが2個以上ある場合には、そのトナ
ー残量が表示レベルに達していなくてもトナー供給指示
の表示をし、1個の場合は、そのトナーホッパーの残量
レベルが表示レベルに達した場合にトナー供給指示の表
示を行うようにした。
【0068】従って、トナー供給は余裕のあるレベルで
他のトナーホッパー内の状況をも配慮して行われるの
で、頻繁にトナー供給指示の表示を行う事態をきたさ
ず、センサーは各現像器に対し1個設けるのみであるの
で、装置も複雑になることがなく、オペレーターが時間
的余裕を持ってしかもまとめてトナー供給を行うことが
出来るようになり、カラー画像形成を容易に連続遂行で
きるカラー画像形成装置が安価に提供されることとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の構成を示す断面
図である。
【図2】前記装置の要部斜視図である。
【図3】第1発明によるトナー供給の表示方法を示すフ
ローチャートである。
【図4】第2発明によるトナー供給の表示方法を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器 12(Y),12(M),12(C),12(K) 露
光光学系 13(Y)〜13(K) 現像器 14A 転写器 14B 除電器 17 定着装置 19 クリーニング装置 40(Y)〜40(K) トナーホッパー S(Y)〜S(K) センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 BB13 CQ40 CQ42 2H027 DD02 EB04 EC20 ED10 EE07 EF09 GA32 GB03 2H030 AA06 BB02 BB23 BB38 BB44 BB71 2H077 AA11 BA10 DA15 DA35 DA57 DB01 DB10 DB14 EA01 EA11 EA24 GA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各現像器に対応してトナー残量を検知す
    るセンサーを備えたトナーホッパーを有するカラー画像
    形成装置において、 1つのトナーホッパーのトナー残量が規定レベル以下と
    なった時から、一定量のトナーを消費して表示レベルに
    達したトナーホッパーのトナー供給指示を表示すると共
    に、その時、他のトナーホッパーのトナー残量が規定レ
    ベル以下となっている場合、その規定レベル以下となっ
    ているトナーホッパーのトナー供給指示をも併せて表示
    することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 各現像器に対応してトナー残量を検知す
    るセンサーを備えたトナーホッパーを有するカラー画像
    形成装置において、 1つのトナーホッパーのトナー残量が規定レベル以下と
    なった時から、一定量のトナーを消費して表示レベルに
    なる間に、他のトナーホッパーのトナー残量が規定レベ
    ル以下となった場合は、トナー残量が規定レベル以下に
    なった複数のトナーホッパーのトナー供給指示を表示す
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11774894B2 (en) 2019-08-30 2023-10-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of determining whether to order new drum cartridge together with new toner cartridge

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