JP2000267413A - トナー収納容器 - Google Patents
トナー収納容器Info
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Abstract
ても容器減容が容易に行うことができるトナー収納容器
を提供することである。 【解決手段】トナー収納容器21が折り畳み可能な容器
であって、かつ収納容器内に入り込んだトナー吸い込み
パイプ22およびエアー供給パイプ23を有し、このト
ナー吸い込みパイプ22およびエアー供給パイプ23が
トナー収納容器21ともに折り畳み可能である。
Description
像形成装置に使用する粉体のトナーを収納するトナー収
納容器に関するものである。
の潜像を粉体トナーによって現像し、得られた像を転写
紙へ転写する電子写真方式を利用する複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置は広く使用されてい
る。このような画像形成装置においては、内蔵する現像
ユニットに粉体トナーを供給するために、ハードケース
で形成されたトナーを充填した収納容器が装着されてト
ナーが供給される。このトナー収納容器の殆どは、トナ
ーが充填された状態で、画像形成装置本体とは別個の独
立した商品として販売され、顧客に供給されている。
ジ、ボトルといったハードボトルで作られているため
に、トナー収納容器の交換に伴う使用済み容器の廃棄に
大きな課題を生じていた。すなわち、使用済みトナー収
納容器はユーザー先からメーカーが引き取り、再生、再
利用、焼却処理が行われるが、該容器は容量が嵩み、回
収するまでの物流コストに高額を要していた。
納容器に空気を供給し、その空気もしくは空気と粉体ポ
ンプの吸引力とによりトナーを該容器から排出させ、そ
のトナーを現像ユニットに補給する機構が本願出願人よ
り提案されている。そして、この場合のトナー収納容器
は、折り畳み可能な容器で構成しても機能上何ら問題な
く、このようなフレキシブルのトナー収納容器は上記し
た運搬効率の悪化を大幅に改善できるとともに、ハード
ケースのものより、トナー容器内でのトナー凝固が生じ
にくいという利点があることが判明した。
気を供給するトナー収納容器において、例えば上部より
容器内に挿入してその下部近くまで達するパイプを用い
て空気の供給やトナーの排出するものがある。しかし、
このようなパイプ付き容器はそのパイプが容器減容の妨
げになるため、その改善が要望されていた。
内に入り込む部材を有するものであっても容器減容が容
易に行うことができるトナー収納容器を提供することを
目的としている。
め、本発明は、電子写真方式の画像形成装置に装着され
て使用されるトナー収納容器において、収納容器が折り
畳み可能な容器であり、かつ収納容器内に入り込んだ入
り部材を有し、該入り部材が収納容器ともに折り畳み可
能であることを特徴としている。
あり、該パイプがフレキシブルな材料から作られている
と、効果的である。さらに、本発明は、前記入り部材が
パイプであり、該パイプに蛇腹形状が形成されている
と、効果的である。
成されたパイプは前記収納容器内に入り込んだ側の端部
が該収納容器に固定されていると、効果的である。
って説明する。図1は、本発明に係るトナー収納容器を
使用するのに最適な画像形成装置のトナー補給機構を示
す構成図、図2はそのトナーが補給される側である現像
装置の一部を示す断面図である。
現像装置10にトナーを補給するものであって、トナー
を収納した収納手段としてのトナー収納容器20、該ト
ナー収納容器20に収納されたトナーを現像装置10に
移送するための粉体ポンプ手段40とを有している。
ように、像担持体としての感光体1に対向配置された現
像剤担持体としての現像スリーブ11と、この現像スリ
ーブ11と軸線が平行な搬送部材としての第1攪拌スク
リュー12、第2攪拌スクリュー13とが備えられてい
る。現像装置10内での現像剤は、第1攪拌スクリュー
12によって図2の左から右へ搬送され、第2攪拌スク
リュー13によって右から左へ搬送されるようにして循
環される。この循環の間に搬送路の途中で現像スリーブ
11に移送された現像剤のトナーにより感光体1上に形
成された静電潜像を現像する。
うに、装置の手前側端部において粉体ポンプ手段40が
設けられ、該手段は吸い込み型の一軸偏芯スクリューポ
ンプ41を具備している。このスクリューポンプ41の
構成は、金属などの剛性をもつ材料で偏芯したスクリュ
ー形状に作られたロータ42と、ゴム等の弾性体で内側
に2条スクリュー形状に作られ固定されて設置されるス
テータ43と、これらを包みかつ粉体の搬送路を形成す
る樹脂材料などで作られたホルダ44とを有している。
そして、符号46はロータ42を駆動する駆動手段とし
てのモータであり、例えばステッピングモータ、サーボ
モータ等が用いられている。
が設けられており、該検出器18により現像装置10内
のトナーとキャリアの混合比の変化を検知する。そし
て、この透磁率検出器18によりトナーが少ないと検知
されると、モータ46が正転し、1軸偏芯スクリューポ
ンプ41が作動されることによりトナー収納容器20内
のトナーが吸引されて補給される。そして、現像装置1
0内の現像剤の濃度が所定濃度に達すると、モータ46
の駆動がオフされ、トナー補給が停止される。なお、現
像装置10は感光体上に形成したトナー像の反射濃度を
検知してトナー補給量を制御する方法等を採用すること
もできる。
の回転により強い自吸力が生じ、トナー収納容器20か
らトナーを吸い込むことができる。吸い込まれたトナー
は、スクリューポンプ41と第1攪拌スクリュー12と
の間に形成された供給孔17により現像装置10内に移
送され、そして2成分現像方式を用いている場合にはこ
の移送工程中に補給されたトナーが現像装置10内の現
像剤と攪拌混合され、均一な剤濃度と適正な帯電量にな
る。なお、現像装置には脱気孔14aとその脱気孔14
aを覆うフィルター14が設けられ、トナーとともに移
送される空気を現像装置10から脱気し、現像装置10
からのトナー飛散を防止するように構成している。1軸
偏芯スクリューポンプ41の吸い込み部に接続したトナ
ー移送管としてのチューブ15は例えば直径4〜10m
m、肉厚1〜2mm程のチューブ状であって、フレキシ
ブルでかつ耐トナー性に優れたゴム材料(例えば、ポリ
ウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等)から作ら
れているものを用いることがきわめて有効である。
ブ15を用いれば、現像装置10に対するトナー収納容
器20の設置上の制約が少なくなり、設置場所の有功活
用がはかれ、また機械メンテナンス等の作業性も向上す
る。なお、スクリューポンプ41の吸引量はロータ42
の回転数、ロータ42の断面積や偏心量、またトナーの
流動性等に依存するが、本実施形態で用いているスクリ
ューポンプ41はトナー吸引距離1m程度の性能を持っ
ており、トナーの移送方向を上下左右任意の方向へ自由
に選択することができる。
断面説明図である。図3において、トナー収納手段20
は袋状に形成されたトナー収納容器21を有し、トナー
収納容器21は、ポリエチレンやナイロン等の樹脂製
で、80〜120μm程度の厚味を持ったフレキシブル
なシートを単層または複層の構成にして作られている。
なお、これらシートの表面にアルミ蒸着処理することは
静電気対策に有効である。
い込みパイプ22とエアー供給パイプ23が超音波等に
より溶着されて一体的に結合されている。このトナー吸
い込みパイプ22とエアー供給パイプ23の下端は、ト
ナー収納容器21の底部近くまで達し、また上端はトナ
ー収納容器21から多少飛び出した位置に達している。
そして、トナー吸い込みパイプ22は図示していない
が、上記チューブ15が連結され、またエアー供給パイ
プ23も図示していないエアーポンプからのチューブ
(図示せず)が連結されている。このトナー吸い込みパイ
プ22とエアー供給パイプ23が本実施形態における容
器内に入り込んだ入り部材を構成している。
キシブルであるので、トナーを補給してほぼ空になると
小さく折り畳む等の減容ができるが、このとき、トナー
吸い込みパイプ22とエアー供給パイプ23が容器の減
容を妨げるということは先に説明した。
イプ22およびエアー供給パイプ23を例えばナイロン
等の樹脂製であってフレキシブルになるように構成して
いる。このように構成すると、トナー収納容器21を図
4に示すように折り畳むと、トナー吸い込みパイプ22
およびエアー供給パイプ23も図5に示すように折り畳
むことができ、両者をともに減容することができる。よ
って、トナー収納容器21は両パイプとともに折り畳む
ことできるので、回収のための運搬等を効率よく行うこ
とができる。
い込みパイプ22およびエアー供給パイプ23は折り畳
み可能であってもパイプ形状を維持する程度の弾性を持
たせている。よって、トナー収納容器21ともに折り畳
み減容してもその形状を維持させるような拘束が必要で
あり、何ら拘束を受けないと元の状態、もしくはそれに
近い状態に戻ってしまう。
できるものであって、本実施形態ではトナー吸い込みパ
イプ22およびエアー供給パイプ23におけるトナー収
納容器21に入り込んでいる部分を蛇腹形状24,25
に形成している。
1を図4に示すように折り畳むと、トナー吸い込みパイ
プ22およびエアー供給パイプ23は図7に示すように
折り畳まれる。そして、このとき蛇腹形状24,25の
トナー吸い込みパイプ22およびエアー供給パイプ23
はその折り畳まれた形状を維持するので、折り畳まれた
トナー収納容器21が拘束を受けずともその形態が維持
される。
すものであって、本例では容器に入り込んでいる部分が
蛇腹形状24,25に形成されたトナー吸い込みパイプ
22およびエアー供給パイプ23が下端近く、すなわち
容器に入り込んだ部分の先端近くでトナー収納容器21
に固定した固定部26,27を設けている。
1を図4のように折り畳んでも、また図9のように蛇腹
形状24,25を縮める方向に折り畳んでも減容後の容
器の形態を維持することができる。すなわち、固定部2
6,27のない図6に示すものでは蛇腹形状24,25
を縮める方向に折り畳んでも容器は追随せず、減容後の
容器の形態を維持することができない。
畳み可能なトナー収納容器内に入り込んだ入り部材があ
っても、容器をその入り部材とともに折り曲げて減容す
ることができる。
れるとともに、折り畳まれたトナー収納容器をその減容
した状態に維持することができる。請求項4の構成によ
れば、トナー収納容器を丸めて折り畳んでも潰す方向に
折り畳んでも折り畳まれたトナー収納容器をその減容し
た状態に維持することができる。
説明するための説明図である。
る。
示す断面説明図である。
明図である。
畳んみ状態を示す説明図である。
る。
ある。
明図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置に装着され
て使用されるトナー収納容器において、 収納容器が折り畳み可能な容器であって、かつ収納容器
内に入り込んだ入り部材を有し、該入り部材が収納容器
ともに折り畳み可能であることを特徴とするトナー収納
容器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトナー収納容器におい
て、前記入り部材がパイプであり、該パイプがフレキシ
ブルな材料から作られていることを特徴とするトナー収
納容器。 - 【請求項3】 請求項1に記載のトナー収納容器におい
て、前記入り部材がパイプであり、該パイプに蛇腹形状
が形成されていることを特徴とするトナー収納容器。 - 【請求項4】 請求項3に記載のトナー収納容器におい
て、前記蛇腹形状に形成されたパイプは前記収納容器内
に入り込んだ側の端部が該収納容器に固定されているこ
とを特徴とするトナー収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6916399A JP3993946B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トナー収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6916399A JP3993946B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トナー収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000267413A true JP2000267413A (ja) | 2000-09-29 |
JP3993946B2 JP3993946B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=13394776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6916399A Expired - Fee Related JP3993946B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トナー収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3993946B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7636537B2 (en) * | 2006-04-18 | 2009-12-22 | Ricoh Company, Ltd. | Powder supplying device and image forming device having a gas blowing part arranged to entirely cover a bottom surface of a powder container unit |
CN110658704A (zh) * | 2019-09-04 | 2020-01-07 | 江西凯利德科技有限公司 | 一种新型显影剂供应容器和显影剂供应方法 |
CN111498258A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-07 | 广州舜天信息科技股份有限公司 | 一种保鲜保质的储米缸 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP6916399A patent/JP3993946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7636537B2 (en) * | 2006-04-18 | 2009-12-22 | Ricoh Company, Ltd. | Powder supplying device and image forming device having a gas blowing part arranged to entirely cover a bottom surface of a powder container unit |
CN110658704A (zh) * | 2019-09-04 | 2020-01-07 | 江西凯利德科技有限公司 | 一种新型显影剂供应容器和显影剂供应方法 |
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JP3993946B2 (ja) | 2007-10-17 |
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