JP2000267015A - 顕微鏡用観察装置 - Google Patents

顕微鏡用観察装置

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JP2000267015A
JP2000267015A JP11070102A JP7010299A JP2000267015A JP 2000267015 A JP2000267015 A JP 2000267015A JP 11070102 A JP11070102 A JP 11070102A JP 7010299 A JP7010299 A JP 7010299A JP 2000267015 A JP2000267015 A JP 2000267015A
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JP
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liquid crystal
crystal color
monitor
observation
microscope
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Kenji Karaki
賢司 唐木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、観察モニタの表示面を像観察に最適
な方向に簡単に調整することができる顕微鏡用観察装置
を提供する。 【解決手段】顕微鏡本体21のサイドポート27に装着
されるデジタルカメラ28のカメラユニット29と液晶
カラーモニタ30を球状部材と中空な半球状部材からな
る結合部材31を介して結合し、液晶カラーモニタ30
の表示面の傾き方向を結合部材31の結合部を支点とし
て上下左右、さらにこれらを複合した自由な角度で回転
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡の観察像を
表示する観察用モニタを有する顕微鏡用観察装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡用観察装置として、図6示
すような正立型顕微鏡の場合、顕微鏡本体1のステージ
2上に載置した試料3の観察像を対物レンズ4より取込
み、三眼鏡筒5を介して接眼レンズ6より観察可能にす
るとともに、テレビ用アダプタ7を介してカメラユニッ
ト8により撮像し、この撮像画面を離れた場所に設置さ
れるテレビモニタ9で観察可能にしたり、あるいはパソ
コン10に取込み、トリミングなどの画像処理などを施
した状態でテレビモニタ9で観察可能にしたものがあ
る。また、図6と同一部分には、同符号を付して示す図
7に示すように、三眼鏡筒5にテレビ用アダプタ7を介
して取付けられるカメラユニット8に、近接して液晶カ
ラーモニタ11が設けていて、カメラユニット8で撮像
した観察像を液晶カラーモニタ11に表示可能にし、こ
の液晶カラーモニタ11により従来の接眼レンズ6によ
る顕微鏡観察に代わって、本来の像の観察を可能にした
ものもある。この場合、カメラユニット8に近接して設
けられる液晶カラーモニタ11は、カメラユニット8の
取付けられる位置が高い所にあっても観察者が画面を見
やすくできるように、予め所定角度だけ前方に倒すよう
に設けたもの、または前方への倒れ方向の角度を調整可
能にしたもの、あるいはカメラユニット8とカールコー
ドで接続するとともに、カメラユニット8に対し着脱可
能にしていて、任意の位置に付け替えできるようにした
ものもある。
【0003】また、従来、接眼レンズ以外の像観察装置
として、特開平5−264217号公報に開示されるよ
うに接眼レンズを有する顕微鏡にアタッチメントのよう
に投影機を後付けできるようにしたものある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、顕微鏡の観
察画像を離れた場所に設置されるテレビモニタ9により
観察できるようにしたものは、顕微鏡本体1の観察像を
テレビモニタ9で確認するのに、顕微鏡本体1での操作
を、その都度、中断しなければならないため、操作性が
極めて悪くなってしまう。
【0005】一方、カメラユニット8に液晶カラーモニ
タ11を設けたものは、顕微鏡本体1での操作を続けな
がら液晶カラーモニタ11により観察像をモニタできる
ので、操作性を改善することはできる。
【0006】しかし、カメラユニット8に対して液晶カ
ラーモニタ11を固定しているか、または液晶カラーモ
ニタ11の倒れ方向の角度を調整可能にしたものは、液
晶カラーモニタ11が検鏡者の目線より一定距離の範囲
で上方に位置する場合は問題ないが、カメラユニット8
の位置がシステムによって大きく上下動し、これととも
に液晶カラーモニタ11が移動されるような場合は、液
晶カラーモニタ11の倒れ方向の多少の角度調整では、
液晶カラーモニタ11の液晶面に対して目線の角度よっ
て見づらい位置が生じてしまうことがある。
【0007】また、上述した図6に示す正立型顕微鏡の
場合は、問題にならないが、例えば倒立型顕微鏡のよう
に写真やテレビカメラによる撮像のためのポート(光
路)が顕微鏡本体の側面に設けられている、いわゆるサ
イドポートの場合、このサイドポートに導かれる光像
は、接眼レンズで検鏡者が検鏡する光像と倍率の違いは
あるものの同じものであるが、接眼レンズで見える像に
対してサイドポートでの像は90°回転されて見えるた
め、このサイドポートに上述したカメラユニット8を取
付け、検鏡者が液晶カラーモニタ11を見ると、90°
回転した像が見えることになり、このため、写真撮影時
の液晶カラーモニタ11上でのフレーミングやピント合
わせなどがやりづらくなることがある。
【0008】一方、カメラユニット8に対し液晶カラー
モニタ11を着脱可能にしたものでは、液晶カラーモニ
タ11を見やすい場所に固定するのに、フックやストラ
ップあるいはマグネットを用いることが考えられるが、
これら部品を用いたとしても、液晶カラーモニタ11の
取付け方向を簡単に調整するのが難しいとともに、固定
状態が安定しないこともある。そこで、専用のモニタス
タンドを用いることが考えられるが、こうすると、今度
は、占有スペースが大きくなって机上スペースを圧迫
し、また、カメラユニット8との間を接続するカールコ
ードも長いものが必要となり、画像の劣化を招くととも
に、価格的にも高価になってしまう。
【0009】さらに、顕微鏡にアタッチメントのように
投影機を後付けしたものでは、顕微鏡の光源を専用の光
学系を介してそのまま拡大して半透明なスクリーンに投
影するようにしているため、装置が大掛かりになる割
に、スクリーンに投影された像は暗く、明るさや見える
像の色再現度が低く、さらにスクリーンの角度を変える
こともできないことから、精度の高い像観察が難しい。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、観察モニタの表示面を像観察に最適な方向に簡単に
調整することができる顕微鏡用観察装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
顕微鏡の観察像を撮像手段で撮像するとともに、該撮像
した観察像を観察モニタに表示可能にした顕微鏡用観察
装置において、前記観察像を表示する観察モニタの表示
面の傾き方向を、上下左右、またはこれらを複合した角
度に設定可能にしたことを特徴とする顕微鏡用観察装
置。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、顕微鏡の観察像を撮像する撮像手段と該撮
像した観察像を表示する観察モニタは、結合手段を介し
て連結されることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、結合手段は、前記観察モニタの表示面の傾
き方向を所定の角度に設定した状態で固定する係止手段
を有することを特徴としている。
【0014】この結果、本発明によれば、顕微鏡の観察
像を表示する観察モニタの表示面の傾き方向を顕微鏡本
体側で見える観察像の方向と一致させるように簡単に調
整できるとともに、上下左右の任意の回転により観察モ
ニタの表示面を検鏡者の目の位置に合わせた見やすい位
置にも簡単に調整することができる。
【0015】また、請求項3記載の発明によれば、観察
モニタの表示面の傾き方向の調整とともに、調整後の位
置を固定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従い説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1(a)(b)
は、本発明を倒立型顕微鏡に適用した例の概略構成を示
している。図において、21は顕微鏡本体で、この顕微
鏡本体21は、上部にステージ22を設け、このステー
ジ22に載置した試料23の観察像を、ステージ22の
下方に設けた対物レンズ24より取込み、図示しない光
路を介して顕微鏡本体21の上部に位置される三眼鏡筒
25を介して接眼レンズ26より観察可能にしている。
【0018】また、顕微鏡本体21の側面には、写真や
テレビカメラによる撮像のためのサイドポート27が設
けられている。この場合、サイドポート27に導かれる
光像は、接眼レンズ26で検鏡者が検鏡する光像と倍率
は異なるものの同じものであるが、検鏡者側から見ると
接眼レンズ26で見える像に対して90°回転したもの
である。
【0019】そして、このサイドポート27にデジタル
カメラ28を装着している。このデジタルカメラ28
は、撮像手段としてのカメラユニット29と観察モニタ
としての液晶カラーモニタ30を有するもので、図2
(a)(b)に示すようにカメラユニット29に対して
液晶カラーモニタ30を結合部材31を介して連結して
いる。この場合、結合部材31は、球状部材31aと中
空な半球状部材31bからなるもので、液晶カラーモニ
タ30側の背面中央部に球状部材31aを設けるととも
に、カメラユニット29側に半球状部材31bを設け、
球状部材31aを半球状部材31bに嵌め込んで結合す
ることにより、液晶カラーモニタ30を結合部材31に
よる結合部を支点として360°の回転を可能にし、液
晶カラーモニタ30の表示面の傾き方向を上下左右、さ
らにこれらを複合した自由な角度に設定できるようにし
ている。この場合、結合部材31の球状部材31aと中
空な半球状部材31bの間の結合は、適度の力で結合し
ており、液晶カラーモニタ30の自重で設定角度が変っ
てしまうようなことがなく、検鏡者が必要に応じて調整
しようとしたときのみ適度の重さを持って調整できるよ
うになっている。
【0020】また、カメラユニット29と液晶カラーモ
ニタ30との間は、ケーブル32により電気的に接続さ
れている。この場合、ケーブル32は、十分の長さを有
していて、液晶カラーモニタ30の回動に対しても電気
的不良を起こすことがないようにしている。
【0021】次に、このように構成した実施の形態の動
作を説明する。
【0022】この場合、顕微鏡本体21上部のステージ
22上に試料23を載置すると、この試料23の観察像
が、ステージ22下方に設けた対物レンズ24より取込
まれ、図示しない光路を介して顕微鏡本体21の上部に
位置される三眼鏡筒25を介して接眼レンズ26より観
察される。
【0023】この場合、顕微鏡本体21の側面のサイド
ポート27には、デジタルカメラ28が設けられ、カメ
ラユニット29で撮像された観察像は、液晶カラーモニ
タ30にも表示されるが、ここでの表示画面は、接眼レ
ンズ26で見える像に対して90°回転したものであ
る。
【0024】そこで、検鏡者は、液晶カラーモニタ30
を結合部材31の結合部を支点にして90°回転させ、
接眼レンズ26で見える像と同じ方向に一致させる。ま
た、液晶カラーモニタ30が検鏡者の目の位置Aより大
分下方に位置している場合は、さらに、液晶カラーモニ
タ30面を上方向に傾け、液晶カラーモニタ30の表示
面を検鏡者の目の位置A方向に向ける。これにより、液
晶カラーモニタ30に表示される観察像は、接眼レンズ
26で見える像と同じ方向に一致するとともに、検鏡者
の目の位置A方向に向けるようにできるので、液晶カラ
ーモニタ30の表示面が見やすくなり、液晶カラーモニ
タ30上でのフレーミングやピント合わせを容易に行な
うことができる。
【0025】従って、このようにすれば、顕微鏡本体2
1のサイドポート27に装着されるデジタルカメラ28
のカメラユニット29と液晶カラーモニタ30を球状部
材31aと中空な半球状部材31bからなる結合部材3
1を介して結合し、液晶カラーモニタ30の表示面の傾
き方向を結合部材31の結合部を支点として上下左右、
さらにこれらを複合した自由な角度で回動できるように
しているので、液晶カラーモニタ30を回転させるだけ
で、表示される観察像の方向を、接眼レンズ26で見え
る観察像の方向と一致するように調整できるとともに、
上下左右の任意の回転により液晶カラーモニタ30の表
示面を検鏡者の目の位置に合わせた見やすい位置に調整
することもでき、これにより、液晶カラーモニタ30上
でのフレーミングやピント合わせを容易に行なうことが
できる。
【0026】また、液晶カラーモニタ30を接眼レンズ
26を用いずに完全に観察用として用いるようにすれ
ば、従来、顕微鏡内部の光学系で多くのコストと機構ス
ペースを要して実現していた正立像と倒立像の変換や、
鏡像の変換などをカメラユニット29から液晶カラーモ
ニタ30までの電気処理により容易に実現するすること
ができ、顕微鏡の製造コストを大幅に低減できる。
【0027】さらに、顕微鏡を用いて大きなステージ上
のフラットパネルディスプレイのガラス基板などの検査
を行なうような場合、ステージは移動せずに顕微鏡本体
ををステージに沿って移動させることで、視野選択を行
なうことがある。この場合、接眼レンズは装備せず、観
察像を撮像手段により撮像してモニタに表示させること
が多い。撮像手段とモニタは顕微鏡本体と一緒にステー
ジ上を移動することになるが、こういった場合に本発明
を適用すれば、観察用のモニタの表示面の向きを調整し
て、検鏡者の目線位置に向けるだけで、基板上の顕微鏡
像を観察することができる。また、顕微鏡本体21と観
察用モニタの移動に連動させて、これら顕微鏡本体21
と観察用モニタの位置がどこに移動してもモニタの表示
面の向きを、一定場所にいる検鏡者の方を自動的に向く
ようにしておけば、検鏡者は、移動したり、首を振った
りすることなく、若干視線を振るだけで、顕微鏡本体2
1での観察像を観察することができる。
【0028】なお、上述した第1の実施の形態では、結
合部材31として、液晶カラーモニタ30側の背面中央
部に球状部材31aを設け、カメラユニット29側に半
球状部材31bを設けるようにしたが、液晶カラーモニ
タ30側の背面中央部に半球状部材31bを設け、カメ
ラユニット29側に球状部材31aを設けるようにして
もよい。
【0029】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態の概略構成を示すものである。
【0030】この場合、図示しない顕微鏡本体に装着さ
れるデジタルカメラ41は、カメラユニット42と液晶
カラーモニタ43を有し、これらカメラユニット42と
液晶カラーモニタ43の間を結合部材44で連結してい
る。
【0031】ここで、結合部材44は、自在ステー44
aと回転結合部材44bを有したもので、液晶カラーモ
ニタ43側の背面中央部に回転結合部材44bを設け、
この回転結合部材44bに自在ステー44aの先端部を
取付けている。
【0032】回転結合部材44bは、自在ステー44a
先端部で液晶カラーモニタ43を回転可能に支持してい
る。この場合、回転結合部材44bによる支持状態は、
液晶カラーモニタ43の自重のみで回転し設定角度が変
ってしまうことがなく、必要に応じて調整しようとした
ときのみ適度の重さを持って回転できるようになってい
る。また、自在ステー44aは、液晶カラーモニタ43
の自重で変形することなく、必要に応じて調整しようと
したときのみ適度の重さを持って自由に変形できるよう
になっている。
【0033】自在ステー44aは、基端部をカメラユニ
ット42の外枠体42aの貫通穴42bを介して保持用
アングル42cに固定されている。この場合、自在ステ
ー44aが貫通されるカメラユニット42の外枠体42
aには、液晶カラーモニタ43の方向を調整したときに
貫通穴42b中での自在ステー44aの位置が移動して
も防塵性が保たれるように防塵カバー42dを設けてい
る。
【0034】なお、カメラユニット42と液晶カラーモ
ニタ43との間を接続するケーブル(図示せず)は、自
在ステー44aとして中空のものを用い、この自在ステ
ー44aの中空部を十分に弛ませて通すようにすればよ
い。勿論、自在ステー44aの中空部を通さずに、カメ
ラユニット42と液晶カラーモニタ43との間を接続す
ることも可能である。
【0035】従って、このような構成によれば、回転結
合部材44bを介して液晶カラーモニタ43を自在ステ
ー44a先端で回転させるとともに、自在ステー44a
を任意に曲げることにより、自在ステー44aに無理な
捩じれなどが加わることなく、液晶カラーモニタ43の
表示面の方向を任意に調整することができる。
【0036】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第
3の実施の形態の概略構成を示すものである。
【0037】この場合、図示しない顕微鏡本体に装着さ
れるデジタルカメラ51は、カメラユニット52と液晶
カラーモニタ53を有し、これらカメラユニット52と
液晶カラーモニタ53の間を結合部材54で連結してい
る。結合部材54は、球状部材54aと縦方向のスリッ
ト54cを有する中空な半球状部材54bからなるもの
で、このうち、スリット54cを有する中空な半球状部
材54bの基端部には、スリット54cと直交する方向
に貫通穴(図示せず)を設けるとともに、この貫通穴に
係止機構としてナット54dを有するツマミネジ54e
を設け、このツマミネジ54eのねじ込み量によりスリ
ット54cの間隔を調整できるようになっている。
【0038】そして、液晶カラーモニタ53側の背面中
央部に球状部材54aを設け、カメラユニット52側に
半球状部材54bを設けて、球状部材54aを半球状部
材54bに嵌め込んで結合することにより、液晶カラー
モニタ53の表示面の傾き方向を結合部材54の結合部
を支点として自由な角度で設定できるようにしている。
また、ツマミネジ54eのねじ込みによりスリット54
cの間隔を変えることにより、液晶カラーモニタ53を
固定できるようにしている。
【0039】従って、このような構成にすれば、ツマミ
ネジ54eを緩めれば、液晶カラーモニタ53を軽く動
かすことができ、逆に締め付ければ液晶カラーモニタ5
3を固定することができるので、液晶カラーモニタ53
の表示面の傾き方向の設定のための調整と、調整後の固
定を簡単に、しかも確実に行なうことができる。
【0040】(第4の実施の形態)図5(a)(b)
(c)は、本発明の第4の実施の形態の概略構成を示す
ものである。
【0041】この場合、図示しない顕微鏡本体に装着さ
れるデジタルカメラ61は、カメラユニット62と液晶
カラーモニタ63を有し、これらカメラユニット62と
液晶カラーモニタ63の間を結合部材64で連結してい
る。結合部材64は、球状部材64aと中空な半球状部
材64bからなるもので、液晶カラーモニタ63側の背
面の一方端部に球状部材64aを設けるとともに、カメ
ラユニット62側に半球状部材64bを設け、球状部材
64aを半球状部材64bに嵌め込んで結合し、液晶カ
ラーモニタ63の表示面の傾き方向を結合部材64の結
合部を支点として自由な角度で設定できるようにしてい
る。
【0042】このような構成とすれば、液晶カラーモニ
タ63を保持する力量は、上述した中央部を支持するも
のと比べ、多く必要とするが、図5(a)に示すように
液晶カラーモニタ63の調整角度は、多く取れるように
なり、調整の自由度をさらに高めることができる。
【0043】なお、球状部材64aを液晶カラーモニタ
63の背面の任意の箇所に複数配置し、必要なものを選
んで、半球状部材64bに嵌め込んで結合させれば、さ
らに液晶カラーモニタ63の調整の自由度をさらに高め
ることができる。また、結合部材64の位置をカメラユ
ニット62と液晶カラーモニタ63の一方または両方で
可変できるようにすれば、さらに液晶カラーモニタ63
の調整の自由度をさらに高めることができ、検鏡者が液
晶カラーモニタ63を見やすい位置に調整できる。
【0044】なお、上述した第1および第2の実施の形
態で述べた結合部材は、いずれも自由な角度で調整可能
にしているが、実際には、顕微鏡の種類により液晶カラ
ーモニタの角度は90°刻みで変えることが多くなると
考えられる。このような場合は、結合部材に任意の角度
で位置決めすることが可能なクリック機構を設けること
により、検鏡者は、液晶カラーモニタの調整時に、正確
にしかも速やかに回転方向の角度位置を調整できる。
【0045】また、カメラユニットと液晶カラーモニタ
を結合する手段としては、磁力を使用して調整した位置
を固定する方法も考えられる。つまり、磁力のオンオフ
機能を有する結合部材を用いて、磁力オフの状態で液晶
カラーモニタの角度、傾きを調整し、磁力オンにしてそ
の位置を固定するようにすればよい。その他、結合部材
を複数繋げた形状を持つフレキシブルジョイントも利用
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、顕微
鏡の観察像を表示する観察モニタの表示面の傾き方向を
顕微鏡本体側で見える観察像の方向と一致させるように
簡単に調整できるとともに、上下左右の任意の回転によ
り観察モニタの表示面を検鏡者の目の位置に合わせた見
やすい位置にも簡単に調整することができ、観察モニタ
上でのフレーミングやピント合わせを容易に行なうこと
ができる。
【0047】また、観察モニタの表示面の傾き方向の調
整とともに、調整後の位置を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用される倒立型
顕微鏡の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態の概略構成を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図6】従来の顕微鏡要観察装置の一例の概略構成を示
す図。
【図7】従来の顕微鏡要観察装置の一例の概略構成を示
す図。
【符号の説明】
11…液晶カラーモニタ 21…顕微鏡本体 22…ステージ 23…試料 24…対物レンズ 25…三眼鏡筒 26…接眼レンズ 27…サイドポート 28…デジタルカメラ 29…カメラユニット 30…液晶カラーモニタ 31…結合部材 31a…球状部材 31b…半球状部材 32…ケーブル 41…デジタルカメラ 42…カメラユニット 42a…外枠体 42b…貫通穴 42c…保持用アングル 42d…防塵カバー 43…液晶カラーモニタ 44…結合部材 44a…自在ステー 44b…回転結合部材 51…デジタルカメラ 52…カメラユニット 53…液晶カラーモニタ 54…結合部材 54a…球状部材 54c…スリット 54b…半球状部材 54d…ナット 54e…ツマミネジ 61…デジタルカメラ 62…カメラユニット 63…液晶カラーモニタ 64…結合部材 64a…球状部材 64b…半球状部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の観察像を撮像手段で撮像すると
    ともに、該撮像した観察像を観察モニタに表示可能にし
    た顕微鏡用観察装置において、 前記観察像を表示する観察モニタの表示面の傾き方向
    を、上下左右、またはこれらを複合した角度に設定可能
    にしたことを特徴とする顕微鏡用観察装置。
  2. 【請求項2】 顕微鏡の観察像を撮像する撮像手段と該
    撮像した観察像を表示する観察モニタは、結合手段を介
    して連結されることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡
    用観察装置。
  3. 【請求項3】 結合手段は、前記観察モニタの表示面の
    傾き方向を所定の角度に設定した状態で固定する係止手
    段を有することを特徴とする請求項2記載の顕微鏡用観
    察装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002131655A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002131655A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム

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