JP2000266278A - 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材 - Google Patents

冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材

Info

Publication number
JP2000266278A
JP2000266278A JP11064843A JP6484399A JP2000266278A JP 2000266278 A JP2000266278 A JP 2000266278A JP 11064843 A JP11064843 A JP 11064843A JP 6484399 A JP6484399 A JP 6484399A JP 2000266278 A JP2000266278 A JP 2000266278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drain pipe
refrigerant
drain
refrigerant pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11064843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3543063B2 (ja
Inventor
Masahiro Shimizu
雅弘 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP06484399A priority Critical patent/JP3543063B2/ja
Publication of JP2000266278A publication Critical patent/JP2000266278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3543063B2 publication Critical patent/JP3543063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒管およびドレン管の、壁孔から壁面に移
る屈曲配管部において、ドレン管が冷媒管によって押し
潰される虞がない、冷媒管およびドレン管の保護カバー
を提供する。 【解決手段】 屈曲配管部保護カバー5は、エアコン用
の冷媒管3およびドレン管4の、建物の壁孔1aから外
壁面1に移る屈曲配管部3a、4aを収容して保護する
ものであって、仕切部材12を備える。ここで、仕切部
材12の仕切部12aは、冷媒管3の屈曲配管部3aが
収容される冷媒管収容部5aとドレン管4の屈曲配管部
4aが収容されるドレン管収容部5bとを仕切るべく、
ドレン管4の屈曲配管部4aを、外壁面1側に向かって
開口した状態で覆う。こうして、これら冷媒管3とドレ
ン管4とが屈曲配管部3a、4aにおいて互いに干渉し
合うことを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の壁面に形
成された壁孔を通って壁面に沿って配管されるエアコン
用の冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、建物の壁面に形成された壁孔を通って壁面に沿って
配管されるエアコン用の冷媒管およびドレン管の、壁孔
から壁面に移る屈曲配管部を保護する保護カバーがあっ
た。
【0003】しかし、前記従来の保護カバーにあって
は、冷媒管とドレン管とが分け隔てなく、保護カバー内
に収容されていたため、冷媒管とドレン管とが互いに干
渉し合って、場合によっては、ドレン管が冷媒管によっ
て押し潰される虞があった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、冷媒管およびドレン管の、壁孔から壁面に移る屈曲
配管部において、ドレン管が冷媒管によって押し潰され
る虞がない、冷媒管およびドレン管の、保護カバー並び
に仕切部材を提供することにある。
【0005】また、他の目的は、ドレン管の配管作業を
容易に行うことができる、冷媒管およびドレン管の、保
護カバー並びに仕切部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷媒管お
よびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材は、前記目
的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、請
求項1に記載の発明に係る冷媒管およびドレン管の保護
カバーは、建物の壁面に形成された壁孔を通って前記壁
面に沿って配管されるエアコン用の冷媒管およびドレン
管の、前記壁孔から前記壁面に移る屈曲配管部を収容し
て保護する保護カバーであって、仕切部を備える。ここ
で、仕切部は、前記冷媒管の前記屈曲配管部が収容され
る冷媒管収容部と前記ドレン管の前記屈曲配管部が収容
されるドレン管収容部とを仕切るべく、前記ドレン管の
前記屈曲配管部を覆うものである。
【0007】こうして、冷媒管の、壁孔から壁面に移る
屈曲配管部が収容される冷媒管収容部と、ドレン管の、
壁孔から壁面に移る屈曲配管部が収容されるドレン管収
容部とは、仕切部によって仕切られており、これら冷媒
管とドレン管とが屈曲配管部において互いに干渉し合う
ことを防ぐことができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の保護カバーのように、前記仕切部は、
前記ドレン管の前記屈曲配管部を、前記壁面側に向かっ
て開口した状態で覆うものであってもよい。このよう
に、仕切部は、ドレン管の屈曲配管部を、壁面側に向か
って開口した状態で覆うものであり、その壁面側から、
つまりドレン管収容部の延びる方向と直交する方向とな
る壁面側から、ドレン管収容部に、ドレン管を入れるこ
とができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の保護カバーのように、前記仕切部は、
一方端が前記壁孔に入り込むように形成されてもよい。
これにより、冷媒管とドレン管とが、屈曲配管部におい
て、互いに干渉し合うことを確実に防ぐことができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の保護カバーのように、前記保護カバー
は、前記壁面側に位置する基台と、その基台に着脱可能
または開閉可能に組み付けられて前記冷媒管および前記
ドレン管を覆う蓋体と、を備え、前記仕切部は、前記基
台に備えられてもよい。こうして、基台を建物の壁面に
配備することで、基台に備えられる仕切部により、ドレ
ン管の屈曲配管部は、ドレン管収容部に収容されるとと
もに、その仕切部により、冷媒管収容部とドレン管収容
部とが仕切られる。そして、基台に蓋体を組み付けるこ
とで、冷媒管およびドレン管は、仕切部とともに蓋体に
覆われる。
【0011】また、請求項5に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の保護カバーのように、前記仕切部は、
前記基台に取り付けられる仕切部材に設けられるもので
あってもよい。こうして、仕切部が、基台に取り付けら
れる仕切部材に設けられる、つまり基台とは別体の仕切
部材に設けられることにより、仕切部材を除く基台を建
物の壁面に配備した後においても、ドレン管収容部にド
レン管の屈曲配管部を収容するようにして、仕切部が設
けられる仕切部材を、基台に取り付けることができる。
【0012】また、請求項6に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の保護カバーのように、前記仕切部は、
前記壁孔にコーキング材を充填するための充填孔を有す
るのが望ましい。これにより、壁孔をコーキング材で塞
ぐ場合に、仕切部の充填孔からも、コーキング材を充填
することができる。
【0013】また、請求項7に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の仕切部材は、建物の壁面に形成された
壁孔を通って前記壁面に沿って配管されるエアコン用の
冷媒管およびドレン管の、前記壁孔から前記壁面に移る
屈曲配管部を収容して保護するカバー体の内部に備えら
れる。そして、この仕切部材は、前記冷媒管の前記屈曲
配管部が収容される冷媒管収容部と前記ドレン管の前記
屈曲配管部が収容されるドレン管収容部とを仕切るべ
く、前記ドレン管の前記屈曲配管部を覆うものである。
【0014】こうして、この仕切部材により、冷媒管
の、壁孔から壁面に移る屈曲配管部が収容される冷媒管
収容部と、ドレン管の、壁孔から壁面に移る屈曲配管部
が収容されるドレン管収容部とが、仕切られることとな
り、これら冷媒管とドレン管とが屈曲配管部において互
いに干渉し合うことを防ぐことができる。
【0015】また、請求項8に記載の発明に係る冷媒管
およびドレン管の仕切部材のようには、前記仕切部材
は、前記ドレン管の前記屈曲配管部を、前記壁面側に向
かって開口した状態で覆うものであってもよい。このよ
うに、仕切部材は、ドレン管の屈曲配管部を、壁面側に
向かって開口した状態で覆うものであり、その壁面側か
ら、つまりドレン管収容部の延びる方向と直交する方向
となる壁面側から、ドレン管収容部に、ドレン管を入れ
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る冷媒管およ
びドレン管の、保護カバー並びに仕切部材の実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0017】図1ないし図9は、本発明に係る冷媒管お
よびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材の一実施の
形態を示す。符号1は、建物の壁面としての外壁面であ
り、1aは、その外壁面1に穿設されるようにして形成
されて、建物の内外に連通する壁孔である。3は、エア
コン用の冷媒管であり、壁孔1aを通って外壁面1に沿
って配管されている。こうして、冷媒管3は、壁孔1a
から外壁面1に移る屈曲配管部3aと、外壁面1に沿う
主配管部3bとを備えている。4は、エアコン用のドレ
ン管であり、前記冷媒管3に併設されるようにして、壁
孔1aを通って外壁面1に沿って配管されている。従っ
て、このドレン管4は、前記冷媒管3と同様に、壁孔1
aから外壁面1に移る屈曲配管部4aと、外壁面1に沿
う主配管部4bとを備えている。
【0018】符号5は、屈曲配管部保護カバーであり、
冷媒管3、3およびドレン管4の、屈曲配管部3a、3
a、4aを収容して保護する。6Xは、第1の直状保護
カバーであり、冷媒管3、3およびドレン管4の、主配
管部3b、3b、4bを収容して保護する。
【0019】ここで、屈曲配管部保護カバー5は、カバ
ー体C1を備え、このカバー体C1は、建物の外壁面1
側に位置してその外壁面1に固定される基台10と、そ
の基台10に着脱可能に組み付けられて冷媒管3および
ドレン管4を覆う蓋体11と、からなる。さらに、屈曲
配管部保護カバー5は、基台10に取り付けられる、基
台10および蓋体11とは別体成形の仕切部材12を備
える。そして、これら基台10、蓋体11および仕切部
材12は、例えば、合成樹脂材料を射出成形して得られ
る。
【0020】屈曲配管部保護カバー5の基台10は、図
2、図4および図5に示すように、建物の外壁面1に当
接するよう、上下に長手となる略長方形平板状に形成さ
れた底壁10aと、その底壁10aの、下部部分を除く
周縁付近に若干の高さで立設する側壁10bとからな
る。そして底壁10aには、上部に、建物の壁孔1aと
ほぼ同一径となる貫通孔10cが設けられ、さらに、そ
の貫通孔10cがこの底壁10aの下端10dと連通す
るように、貫通孔10cから下端10dに達する連通部
10eが設けられている。このように、基台10は、貫
通孔10cおよび連通部10eを通して、冷媒管3およ
びドレン管4が、外壁面1側からこの基台10の表側に
通過可能となっている。底壁10aの中央部の左右両側
には、表側に突出し次いで上方に折れ曲がって形成され
た仕切部材取付部10f、10fが設けられている。ま
た、底壁10aの、上端付近および、下部の左右両側に
は、この基台10を、ネジ等の固定具Kにより、外壁面
1に固定するための被固定孔10g、10gが設けられ
ている。そして、この基台10は、下部部分が、第1の
直状保護カバー6Xの基台13の上部部分よりも幅広と
なって重なるように配備される。
【0021】屈曲配管部保護カバー5の蓋体11は、図
4に示すように、冷媒管3、3およびドレン管4の屈曲
配管部3a、3a、4aを覆うように、凹状に形成され
ており、そして、下部部分は、第1の直状保護カバー6
Xの蓋体14の上部部分を覆うように、下方側に開口し
ている。そして、この蓋体11には、係合凸部(図示せ
ず)が設けられており、この係合凸部と基台10に設け
られる係合凹部(図示せず)とが互いに係合すること
で、基台10に蓋体11が、着脱可能に組み付けられる
構造となっている。さらに、蓋体11の端部となる上端
部分は、薄肉に形成された薄肉部11aとなっており、
収容されたドレン管4を外部に導く透孔を形成するため
の透孔形成手段となっている。すなわち、薄肉部11a
を、割り取る等することで、その部分に、透孔が形成さ
れる。
【0022】屈曲配管部保護カバー5の仕切部材12
は、図2並びに、図6ないし図8に示すように、冷媒管
3、3の屈曲配管部3a、3aが収容される冷媒管収容
部5aとドレン管4の屈曲配管部4aが収容されるドレ
ン管収容部5bとを仕切る仕切部12aと、基台10の
仕切部材取付部10f、10fに取り付けられる被取付
部12b、12bとからなる。こうして、この仕切部1
2aは、仕切部材12に設けられることとなり、また、
仕切部材12は基台10に取り付けられることから、こ
の仕切部12aは、基台10に備えられることとなる。
ここで、図示実施の形態においては、仕切部12aは、
ドレン管4の屈曲配管部4aを建物の外壁面1側に向か
って開口した状態で覆うべく、その屈曲配管部4aの、
屈曲する外周側つまり手前側および上側、そして左右の
両側を覆うように、断面略コの字状に形成されて、ドレ
ン管4の屈曲配管部4aに沿うとともに一方端12cが
建物の壁孔1aに入り込むように、手前側から奥方に屈
曲して延びている(図2、図8参照)。そして、仕切部
12aの前面の上部付近には、建物の壁孔1aにコーキ
ング材を充填するための充填孔12dが設けられてい
る。一方、被取付部12b、12bは、仕切部12a
の、両側面から互いに離れるようにして、方形平板状と
なるように延びている。そして、被取付部12bには、
上下に長手の長孔となる被取付孔12eが設けられてい
る。こうして、この仕切部材12は、被取付孔12e
が、基台10の仕切部材取付部10fに嵌められて、次
いで下方に移動されて、被取付部12bが基台10の仕
切部材取付部10fの先端に係合することで、基台10
に着脱可能に取り付けられる(図3参照)。
【0023】次に、以上の構成からなる、カバー体C1
および仕切部材12からなる屈曲配管部保護カバー5の
作用効果について説明する。冷媒管3、3が収容される
冷媒管収容部5aと、ドレン管4が収容されるドレン管
収容部5bとは、基台10に取り付けられる、合成樹脂
材料からなる適度な剛性を備えた仕切部材12の仕切部
12aによって仕切られている。従って、これら冷媒管
3とドレン管4とが屈曲配管部3a、4aにおいて互い
に干渉し合うことを防ぐことができ、ドレン管4が冷媒
管3によって押し潰される虞がない。さらに、このと
き、仕切部12aは、一方端12cが壁孔1aに入り込
むように形成されており、冷媒管3とドレン管4とが、
屈曲配管部3a、4aにおいて、互いに干渉し合うこと
を確実に防ぐことができる。
【0024】しかも、仕切部材12の仕切部12aは、
ドレン管4の屈曲配管部4aを、建物の外壁面1側に向
かって開口した状態で覆うものであり、その外壁面1側
から、つまりドレン管収容部5bの延びる方向と直交す
る方向となる外壁面1側から、ドレン管収容部5bに、
ドレン管4を入れることができ、ドレン管4の配管作業
を容易に行うことができる。また、このとき、仕切部1
2aが、基台10に取り付けられる仕切部材12に設け
られる、つまり基台10とは別体の仕切部材12に設け
られることにより、仕切部材12を除く基台10を建物
の外壁面1に配備した後においても、ドレン管収容部5
bにドレン管4の屈曲配管部4aを収容するようにし
て、仕切部12aが設けられる仕切部材12を、基台1
0に取り付けることができる。
【0025】また、仕切部材12は、基台10に着脱可
能に取り付けられるものであり、基台10から蓋体11
の覆いを除き、仕切部材12を基台10から取り外すこ
とで、蓋体11側から、つまり冷媒管収容部5aおよび
ドレン管収容部5bの延びる方向と直交する方向となる
蓋体11側から、冷媒管収容部5aおよびドレン管収容
部5bに、冷媒管3、3およびドレン管4を出し入れす
ることができる。
【0026】また、仕切部材12の仕切部12aは、建
物の壁孔1aにコーキング材を充填するための充填孔1
2dを有しており、壁孔1aをコーキング材で塞ぐ場合
に、この充填孔12dからも、コーキング材を充填する
ことができ、壁孔1aをコーキング材で確実に塞ぐこと
ができる。さらに、この充填孔12dを介して、ドレン
管収容部5bに収容されたドレン管4を、目視したり、
手で触れたりすることができ、ドレン管4の配管の有無
の確認や、ドレン管4の潰れ部分の有無の確認を行うこ
とができる。
【0027】また、蓋体11に設けられる薄肉部11a
からなる透孔形成手段により、状況に応じて、この蓋体
11に透孔11bを形成することで、その透孔11bを
通して、ドレン管4が外部に導かれる。図9は、この蓋
体11を含む屈曲配管部保護カバー5の他の使用例を示
し、実際に透孔11bが形成されて、冷媒管3(図示せ
ず)が上方に配管されるのに対し、ドレン管4が、透孔
11bを通って下方に配管されている。但し、この場合
には、基台10への仕切部材12の取付位置や取り付け
に関わる形状を変更する必要がある。、
【0028】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、冷媒管3およびドレン管4は、建物の壁孔
1aを通って外壁面1に沿って配管されるものでなくと
も、壁孔を通って内壁面に沿って配管されるものであっ
てもよい。
【0029】また、蓋体11は、基台10に着脱可能に
組み付けられるが、ヒンジ等により開閉可能に組み付け
られてもよい。
【0030】また、仕切部12aは、基台10とは別体
の仕切部材12に設けられなくとも、基台10と一体成
形されていもよい。こうすることで、部品点数を減らす
ことができ、運搬、施工等における取り扱いが容易とな
る。
【0031】また、透孔形成手段は、薄肉部11aから
ならなくとも、切欠き、切り込み等、その他の形状、構
造であってもよい。また、この薄肉部11aは、蓋体1
1に設けられなくとも、基台10に設けられても、蓋体
11と基台10の両者に設けられてもよい。
【0032】また、基台10には、貫通孔10cから下
端10dに達する連通部10eが設けられているが、こ
の連通部10eは、なくともよい。
【0033】また、カバー体C1は、基台10と蓋体1
1とからなるが、基台10をなくすことで蓋体11のみ
からなっていてもよい。この場合、蓋体11は、直接外
壁面1に取り付けられ、また、仕切部材12も、直接外
壁面1に取り付けられる。
【0034】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る冷媒管およびドレン管の、保護カバ
ー並びに仕切部材によれば、次の効果がある。
【0035】請求項1に記載された冷媒管およびドレン
管の保護カバーによれば、冷媒管とドレン管とは、仕切
部によって仕切られており、これら冷媒管とドレン管と
が、壁孔から壁面に移る屈曲配管部において、互いに干
渉し合うことがなく、ドレン管が冷媒管によって押し潰
される虞がない。
【0036】また、請求項2に記載された冷媒管および
ドレン管の保護カバーによれば、ドレン管を、ドレン管
収容部の延びる方向と直交する方向となる壁面側から、
ドレン管収容部に入れることができるので、ドレン管の
配管作業を容易に行うことができる。
【0037】また、請求項3に記載された冷媒管および
ドレン管の保護カバーによれば、冷媒管とドレン管と
が、屈曲配管部において、互いに干渉し合うことを確実
に防ぐことができる。
【0038】また、請求項4に記載された冷媒管および
ドレン管の保護カバーによれば、基台を建物の壁面に配
備することで、基台に備えられる仕切部により、ドレン
管の屈曲配管部を、ドレン管収容部に収容するととも
に、その仕切部により、冷媒管収容部とドレン管収容部
とを仕切ることができる。
【0039】また、請求項5に記載された冷媒管および
ドレン管の保護カバーによれば、仕切部が、基台とは別
体の仕切部材に設けられることにより、仕切部材を除く
基台を建物の壁面に配備し、その後に、ドレン管収容部
にドレン管の屈曲配管部を収容するようにして、仕切部
材を、基台に取り付けることもできる。
【0040】また、請求項6に記載された冷媒管および
ドレン管の保護カバーによれば、仕切部が充填孔を有す
ることにより、壁孔をコーキング材で確実に塞ぐことが
できる。
【0041】また、請求項7に記載された冷媒管および
ドレン管の仕切部材によれば、この仕切部材によって、
冷媒管とドレン管とが、仕切られることとなり、これら
冷媒管とドレン管とが、壁孔から壁面に移る屈曲配管部
において、互いに干渉し合うことがなく、ドレン管が冷
媒管によって押し潰される虞がない。
【0042】また、請求項8に記載された冷媒管および
ドレン管の仕切部材によれば、ドレン管を、ドレン管収
容部の延びる方向と直交する方向となる壁面側から、ド
レン管収容部に入れることができるので、ドレン管の配
管作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る冷媒管およびドレン管の、保護
カバー並びに仕切部材の一実施の形態の、蓋体を外した
状態を示す平面図である。
【図2】同じく、蓋体を組み付けた状態を示す縦断面図
である。
【図3】同じく、図1におけるC−C線による拡大断面
図である。
【図4】同じく、基台の平面図である。
【図5】同じく、図4におけるD−D線による断面図で
ある。
【図6】同じく、仕切部材の平面図である。
【図7】同じく、仕切部材の正面図である。
【図8】同じく、図6におけるE−E線による断面図で
ある。
【図9】同じく、透孔を形成した例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 外壁面(壁面) 1a 壁孔 3 冷媒管 3a 屈曲配管部 4 ドレン管 4a 屈曲配管部 5 屈曲配管部保護カバー(保護カバー) 5a 冷媒管収容部 5b ドレン管収容部 10 基台 11 蓋体 12 仕切部材 12a 仕切部 12c 一方端 12d 充填孔 C1 カバー体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁面に形成された壁孔を通って前
    記壁面に沿って配管されるエアコン用の冷媒管およびド
    レン管の、前記壁孔から前記壁面に移る屈曲配管部を収
    容して保護する保護カバーであって、 前記冷媒管の前記屈曲配管部が収容される冷媒管収容部
    と前記ドレン管の前記屈曲配管部が収容されるドレン管
    収容部とを仕切るべく、前記ドレン管の前記屈曲配管部
    を覆う仕切部を備えることを特徴とする、冷媒管および
    ドレン管の保護カバー。
  2. 【請求項2】 前記仕切部は、前記ドレン管の前記屈曲
    配管部を、前記壁面側に向かって開口した状態で覆うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の、冷媒管およびドレン
    管の保護カバー。
  3. 【請求項3】 前記仕切部は、一方端が前記壁孔に入り
    込むように形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の、冷媒管およびドレン管の保護カバー。
  4. 【請求項4】 前記保護カバーは、前記壁面側に位置す
    る基台と、その基台に着脱可能または開閉可能に組み付
    けられて前記冷媒管および前記ドレン管を覆う蓋体と、
    を備え、 前記仕切部は、前記基台に備えられることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の、冷媒管およ
    びドレン管の保護カバー。
  5. 【請求項5】 前記仕切部は、前記基台に取り付けられ
    る仕切部材に設けられることを特徴とする請求項4に記
    載の、冷媒管およびドレン管の保護カバー。
  6. 【請求項6】 前記仕切部は、前記壁孔にコーキング材
    を充填するための充填孔を有することを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか1項に記載の、冷媒管およびド
    レン管の保護カバー。
  7. 【請求項7】 建物の壁面に形成された壁孔を通って前
    記壁面に沿って配管されるエアコン用の冷媒管およびド
    レン管の、前記壁孔から前記壁面に移る屈曲配管部を収
    容して保護するカバー体の内部に備えられて、 前記冷媒管の前記屈曲配管部が収容される冷媒管収容部
    と前記ドレン管の前記屈曲配管部が収容されるドレン管
    収容部とを仕切るべく、前記ドレン管の前記屈曲配管部
    を覆うことを特徴とする、冷媒管およびドレン管の仕切
    部材。
  8. 【請求項8】 前記仕切部材は、前記ドレン管の前記屈
    曲配管部を、前記壁面側に向かって開口した状態で覆う
    ことを特徴とする請求項7に記載の、冷媒管およびドレ
    ン管の仕切部材。
JP06484399A 1999-03-11 1999-03-11 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材 Expired - Fee Related JP3543063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06484399A JP3543063B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06484399A JP3543063B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004027146A Division JP4191056B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000266278A true JP2000266278A (ja) 2000-09-26
JP3543063B2 JP3543063B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=13269923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06484399A Expired - Fee Related JP3543063B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3543063B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318361A1 (en) * 2001-12-04 2003-06-11 Aspen Pumps Limited Improvements in or relating to pumps
US8683821B2 (en) 2010-04-15 2014-04-01 Franklin Electric Company, Inc. Sediment trap system and method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318361A1 (en) * 2001-12-04 2003-06-11 Aspen Pumps Limited Improvements in or relating to pumps
EP1510765A2 (en) * 2001-12-04 2005-03-02 Aspen Pumps Limited Improvements in or relating to pumps
EP1510765A3 (en) * 2001-12-04 2005-08-31 Aspen Pumps Limited Improvements in or relating to pumps
US8683821B2 (en) 2010-04-15 2014-04-01 Franklin Electric Company, Inc. Sediment trap system and method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3543063B2 (ja) 2004-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5594210A (en) Waterproof protective cover
CN107270607B (zh) 冰箱
US8013245B2 (en) Weatherproof cover assembly for an electrical box having a water intrusion barrier
US10283949B2 (en) Weather resistant floor box with draining chamber
KR20160027026A (ko) 전기 설비용 함체
JP5440473B2 (ja) ワイヤハーネスの外装構造
JP2000266278A (ja) 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材
US11844746B2 (en) Protective housing for a biopharmaceutical liquid bag, protective assembly and method of assembly thereof
JP2006046771A (ja) 冷蔵庫
KR101201511B1 (ko) 아웃도어의 디스플레이유닛 장착장치
JP4191056B2 (ja) 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びに仕切部材
US20170028944A1 (en) Cable guide attachment structure
JP4152327B2 (ja) 冷媒管およびドレン管の保護カバー
JP3320375B2 (ja) 冷媒管およびドレン管の保護カバー
JP2005168130A (ja) グロメット保護具
JP3543062B2 (ja) 冷媒管およびドレン管の、保護カバー並びにカバー体
US20240322538A1 (en) Housing box
JP7377738B2 (ja) 無線機器収納用箱体
JP6849240B2 (ja) 情報端末機収納ケース
JP2022016785A (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP2005318706A (ja) プロテクタ
JP2002310382A (ja) 冷媒管およびドレン管の保護カバー装置
JP4432083B2 (ja) 配線・配管材の引出カバー
KR100534123B1 (ko) 김치냉장고
JP3751858B2 (ja) キャリングケース

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees