JP2000266180A - 車両用油圧式無段変速機の制御装置 - Google Patents

車両用油圧式無段変速機の制御装置

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JP2000266180A
JP2000266180A JP6705999A JP6705999A JP2000266180A JP 2000266180 A JP2000266180 A JP 2000266180A JP 6705999 A JP6705999 A JP 6705999A JP 6705999 A JP6705999 A JP 6705999A JP 2000266180 A JP2000266180 A JP 2000266180A
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motor
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swash plate
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English (en)
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Tetsushi Asano
哲史 浅野
Shigeru Morimoto
茂 森本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/46Automatic regulation in accordance with output requirements
    • F16H61/462Automatic regulation in accordance with output requirements for achieving a target speed ratio

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式無段変速機の変速制御を違和感なく、
且つ車速変化に的確に対応して応答性良く行う。 【解決手段】 制御装置は、スロットル開度θTHを検出
するスロットルセンサB1、車速Vを検出する車速セン
サB2およびエンジン回転数Neを検出するエンジン回
転センサB3を備える。スロットル開度θTH信号および
車速V信号は目標エンジン回転数設定手段B11に入力
されて目標エンジン回転数Neoが設定され、目標変速比
設定手段B12は目標エンジン回転数Neoの下で車速V
を得るに必要な目標変速比を設定し、目標容量設定手段
B13において目標変速比を達成するための目標容量が
設定される。一方、車速V信号とエンジン回転数Ne信
号から見かけ容量算出手段B14において見かけ容量が
設定され、変速制御装置15において見かけ容量が目標
容量を追従するように、油圧ポンプおよび油圧モータの
可変容量制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンにより駆
動される可変容量型の油圧ポンプと、油圧ポンプからの
油圧力を受けて駆動される油圧モータとを有して構成さ
れる車両用油圧式無段変速機に関し、さらに詳しくは、
少なくともエンジンのスロットル開度と車速とに応じて
目標エンジン回転数を設定し、エンジンの実際の回転数
が目標エンジン回転数を追従するように油圧ポンプおよ
び油圧モータの可変容量制御を行って変速制御を行う車
両用油圧式無段変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量タイプの油圧ポンプと油圧モー
タとを油圧閉回路を介して接続してなる油圧式無段変速
機は、ポンプ・モータの容量制御により無段階の変速制
御を簡単に行うことができる等の理由から、従来から良
く知られており、且つ実用に供されている。このような
油圧式無段変速機を構成する油圧ポンプおよび油圧モー
タとして斜板式の油圧ポンプおよび油圧モータを用い、
各斜板角制御により変速制御を行うものも一般的に用い
られいてる。
【0003】このような油圧式無段変速機における変速
制御の方法として、運転状態(例えば、エンジンのスロ
ットル開度および車速)に応じて目標エンジン回転数を
設定し、エンジンの実際の回転数が目標エンジン回転数
を追従するように油圧ポンプおよび油圧モータの可変容
量制御を行って変速制御を行う方法が従来から知られて
いる。このような方法は、例えば、特開平7−2435
04号公報、特開平9−301016号公報等に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この変速制御の場合に
は、目標エンジン回転数と実際のエンジン回転数との偏
差に基づいて変速制御が行われるため、実際のエンジン
回転数が目標エンジン回転数に一致したときに偏差がな
くなり、変速制御が一旦停止するという問題がある。こ
こで、変速制御の変速対象は変速比、すなわち、油圧ポ
ンプおよびモータの容量(斜板角)であり、エンジン回
転数はこの容量制御のための中間目標値であるため、エ
ンジン回転数の偏差がなくなっても容量は目標となる容
量と異なる場合が多く、変速制御が停止すると実際のエ
ンジン回転数が目標エンジン回転数から離れる。これに
より、実際のエンジン回転数を目標エンジン回転数に追
従させる制御が再び開始され、このような変速制御と制
御停止とを繰り返しながら目標エンジン回転数を追従す
る変速制御が継続される。このため、変速制御応答性が
あまり良くないという問題や、エンジン回転がハンチン
グしながら変速制御が行われて違和感のある変速制御と
なりやすいという問題がある。
【0005】また、上記のような変速制御を行った場合
における油圧ポンプ斜板角θPおよび油圧モータ斜板角
θMと変速機の減速比との関係を図6に示している。こ
の図から分かるように、油圧ポンプ斜板角θP=0で、
油圧モータ斜板角θM=MAXのときには縦軸aの位置に対
応する減速比R(=入力回転数/出力回転数)が無限大
の状態となる。この状態から油圧モータ斜板角θMを最
大のままで油圧ポンプ斜板角θPを増加させると、減速
比Rは急激に小さくなって油圧ポンプ斜板角θPが最大
となったときに縦軸bとの交点の減速比となる。この
後、油圧ポンプ斜板角θPをそのまま保持して油圧モー
タ斜板角θMを減少させると減速比Rは緩やかに小さく
なって油圧モータ斜板角θMが最小となったときに縦軸
cとの交点の減速比となる。
【0006】このような各斜板角変化と減速比との関係
から分かるように、油圧モータ斜板角θMが最大のまま
で油圧ポンプ斜板角θPを増加させるときに減速比Rは
急激に小さくなり、この変化率は油圧ポンプ斜板角θP
が小さい領域(低容量領域)において特に大きくなる。
このため、油圧ポンプ斜板角θPが小さい低容量領域に
おいて、変速制御を行う場合に僅かな斜板角変動に対し
て減速比Rが大きく変化し、変速制御が難しいという問
題がある。特に、目標エンジン回転数に基づく変速制御
はエンジン回転数を制御指標として油圧ポンプおよびモ
ータの容量を制御するものであるため、斜板角制御応答
が遅れて減速比が大きく変化するという問題が発生しや
すいと考えられる。
【0007】さらに、油圧ポンプと油圧モータとを結ん
で形成される油圧閉回路内のリリーフ圧制御を行うリリ
ーフバルブが設けられる構成も良く知られている(例え
ば、特開平7−229560号公報)が、リリーフバル
ブは、油圧閉回路内の油圧が過度に高くなることを防止
して油圧機械を保護することを目的としたサージ圧カッ
トを行う機能、油圧閉回路内の作動油を積極的にリリー
フさせて内圧制御を行い発進クラッチ制御やエンジンブ
レーキ制御等を行う機能を有する。このようなリリーフ
バルブによる作動油のリリーフが行われると油圧ポンプ
からの吐出油の一部がリリーフされるため、油圧モータ
に供給される作動油がそれだけ減少して容積効率が低下
する。また、油圧式変速装置内における油の漏れに伴う
容積効率の低下もある。
【0008】上述した従来の変速制御においては、この
ような容積効率の影響は考慮されていないため、すなわ
ち、容積効率の如何に関わらず目標エンジン回転数が設
定されるため、例えば、リリーフ制御を行っている状態
のときや、容積効率が低い状態(例えば、ポンプ斜板角
が小さい領域の状態)のときでの変速制御が実際の要求
から離れた変速制御となりやすいという問題がある。
【0009】本発明は上記の問題に鑑みたもので、変速
制御を違和感なく、且つ車速変化に的確に対応して応答
性良く行うことができるような構成の車両用油圧式無段
変速機の制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、エンジンにより駆動される可変
容量型の油圧ポンプからの油圧力により油圧モータを駆
動するように構成された車両用油圧式無段変速機が構成
され、この変速機の変速制御を行う制御装置が、少なく
ともエンジンのスロットル開度と車速とに応じて目標エ
ンジン回転数を設定する手段(例えば、実施形態におけ
るステップS1参照)と、目標エンジン回転数と車速と
から目標変速比を設定する目標変速比設定手段(例え
ば、実施形態におけるステップS6参照)と、この目標
変速比設定手段により設定された目標変速比を達成する
油圧ポンプおよび油圧モータの目標容量を設定する目標
容量設定手段(例えば、実施形態におけるステップS7
参照)とを有し、油圧ポンプおよび油圧モータの容量が
目標容量を追従するように油圧ポンプおよび油圧モータ
の可変容量制御を行って(例えば、実施形態におけるス
テップS9参照)変速制御を行うように構成される。
【0011】このような構成の制御装置を用いて変速制
御を行うと、常に容量(例えば、斜板角度)を目標値
(目標容量)としているため、例えば、実際のエンジン
回転数が目標エンジン回転数と一致したままでも車速が
変化すればこれに対応して目標変速比が変化し、これに
応じて目標容量が変更設定される。このため、エンジン
回転数を目標エンジン回転数のまま保持しながら車速に
応じた変速制御が行われ、車速変化に対する応答性およ
び追従性の良い変速制御となる。
【0012】なお、見かけ容量算出手段により、エンジ
ンの実エンジン回転数と車速とから求めた変速比に相当
する油圧ポンプおよび油圧モータの見かけ容量を求め
(例えば、実施形態におけるステップS8参照)、この
見かけ容量が目標容量を追従するように油圧ポンプおよ
び油圧モータの可変容量制御を行って(例えば、実施形
態におけるステップS9参照)変速制御を行うのが好ま
しい。リリーフ制御や、油の漏れ等により容積効率が低
い状態でも、このような容積効率を含んだ見かけ容量を
用い、これが目標容量を追従するように可変容量制御を
行うため、容積効率に影響されない適切な変速制御とな
る。
【0013】この制御装置構成を具体的に図1に示して
おり、この図を参照してより詳しく説明する。この制御
装置は、エンジンのスロットル開度θTHを検出するスロ
ットルセンサB1、車速Vを検出する車速センサB2お
よび実際のエンジン回転数Neを検出するエンジン回転
センサB3を備える。これらセンサにより検出されたス
ロットル開度θTH信号および車速V信号は目標エンジン
回転数設定手段B11に入力されて目標エンジン回転数
Neoが設定される。このようにして設定された目標エン
ジン回転数Neo信号と車速V信号は目標変速比設定手段
B12に入力され、目標エンジン回転数Neoの下で車速
Vを得るに必要な変速比が目標変速比として設定され
る。そして、目標容量設定手段B13において、この目
標変速比を達成するに必要な油圧ポンプおよび油圧モー
タの容量が目標容量として設定される。一方、車速V信
号とエンジン回転数Ne信号が見かけ容量算出手段B1
4に入力され、このエンジン回転数Neの下で車速Vを
得るに必要な変速比が見かけ容量として設定される。こ
の見かけ容量は実際のエンジン回転数Neに対して実際
の車速を得るための変速比であり、例えば、リリーフ制
御を行って容積効率が低い場合には、この容積効率を加
味した変速比である。そして、変速制御装置15におい
ては、見かけ容量算出手段B14において算出された見
かけ容量が目標容量設定手段B13において設定された
目標容量を追従するように、油圧ポンプ容量(ポンプ斜
板角)θPおよび油圧モータ容量(モータ斜板角)θMの
可変容量制御が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。本発明に係る車両用
油圧式無段変速機の動力伝達系を図2に図式的に示して
おり、この無段変速機Tは、動力分割機構Dと油圧式無
段変速装置Hとを有して構成される。無段変速機Tの変
速機入力軸1はフライホイールFを介してエンジン(原
動機)Eに連結されており、エンジンEからの駆動力が
変速機入力軸1に入力され、無段変速機Tにおいて変速
されて変速機出力軸2から出力される。
【0015】動力分割機構Dは、シングルピニオンタイ
プの第1遊星歯車機構G1と第2遊星歯車機構G2とを
並列に且つ同軸上に備えて構成される。第1遊星歯車機
構G1は、中心軸上に回転自在に配設された第1サンギ
ヤS1と、第1サンギヤS1と噛合するとともに第1サ
ンギヤS1の回りを公転する複数の第1ピニオンギヤP
1と、これら第1ピニオンギヤP1を回転自在に保持す
るとともに第1サンギヤS1と同一軸上で回転可能とな
った第1キャリアC1と、第1ピニオンギヤP1と噛合
する内歯を有して第1サンギヤS1と同一軸上で回転可
能な第1リングギヤR1とから構成される。一方、第2
遊星歯車機構G2は、中心軸上に回転自在に配設された
第2サンギヤS2と、第2サンギヤS2と噛合するとと
もに第2サンギヤS2の回りを公転する複数の第2ピニ
オンギヤP2と、これら第2ピニオンギヤP2を回転自
在に保持するとともに第2サンギヤS2と同一軸上で回
転可能となった第2キャリアC2と、第2ピニオンギヤ
P2と噛合する内歯を有して第2サンギヤS2と同一軸
上で回転可能な第2リングギヤR2とから構成される。
【0016】動力分割機構Dは、第2リングギヤR2に
繋がる第1出力軸11と、第1サンギヤS1に繋がる第
2出力軸12とを有し、第1リングギヤR1が固定軸1
3を介して油圧式無段変速装置Hの制御盤40に繋がっ
て静止保持されている。さらに、第1サンギヤS1がロ
ックアップクラッチ15を介して変速機入力軸1に係脱
可能に接続され、第2サンギヤS2が変速機入力軸1と
常時直結されている。第1出力軸11およびこれに繋が
る第2リングギヤR2はロックアップブレーキ16によ
り静止保持可能である。第1および第2キャリアC1,
C2同士が直結されており、両者は一体回転する。
【0017】油圧式無段変速装置Hは、図3に詳しく示
すように、油圧ポンプ20と、油圧モータ30と、これ
ら油圧ポンプ20および油圧モータ30を接続する油圧
閉回路を構成する制御盤40とを備える従来周知の静油
圧式変速機構であり、油圧ポンプ20および油圧モータ
30は無段変速機Tの入出力軸1,2および動力分割機
構Dと同一軸線上に配設されている。
【0018】油圧ポンプ20は、動力分割機構Dの第1
出力軸11に同軸に連結されるとともに制御盤40のポ
ンプ側油圧分配面41に回転摺動可能に接触したポンプ
シリンダ21と、このポンプシリンダ21にその軸線を
囲むように設けられる環状配列の複数のポンプシリンダ
孔22に摺動自在に嵌合されたポンププランジャ23
と、各ポンププランジャ23の先端に首振り自在に取り
付けられたポンプシュー24を摺動可能に接触させるポ
ンプ斜板25とを備えて構成される。ポンプ斜板25
は、ポンプシリンダ21の軸線と直交するポンプトラニ
オン軸線Opを中心として揺動可能であり、ポンプ斜板
25の揺動角を変化させてポンププランジャ23の往復
ストロークを可変制御可能となっている。すなわち、こ
の油圧ポンプ20は可変容量タイプのポンプである。
【0019】油圧モータ30は、動力分割機構Dの第2
出力軸11および変速機出力軸2に同軸に連結されると
ともに制御盤40のモータ側油圧分配面42に回転摺動
可能に接触したモータシリンダ31と、このモータシリ
ンダ31にその軸線を囲むように設けられる環状配列の
複数のポンプシリンダ孔32に摺動自在に嵌合されたモ
ータプランジャ33と、各モータプランジャ33の先端
に首振り自在に取り付けられたモータシュー34を摺動
可能に接触させるモータ斜板35とを備えて構成され
る。モータ斜板35は、モータシリンダ31の軸線と直
交するモータトラニオン軸線Omを中心として揺動可能
であり、モータ斜板35の揺動角を変化させてモータプ
ランジャ33の往復ストロークを可変制御可能となって
いる。すなわち、この油圧モータ30は可変容量タイプ
のモータである。
【0020】制御盤40は、油圧ポンプ20および油圧
モータ30を収容するケーシング5に固着されており、
この制御盤40に、上述のように第1遊星歯車機構G1
の第1リングギヤG1が固定軸13を介して連結されて
いる。
【0021】このような構成の油圧式無段変速装置Hに
おいては、ポンプシリンダ21の回転に応じて、ポンプ
プランジャ23がポンプ斜板25の揺動角に対応するス
トロークでシリンダ孔22内を往復して作動油の吐出お
よび吸入動作を行う。この吐出動作により各シリンダ孔
22から吐出された作動油は、制御盤40内に設けられ
た油圧閉回路の一方の油路(駆動時にはこの油路内の油
圧が高圧となるため、これを高圧側油路と称する)を経
てモータシリンダ31の対応するシリンダ孔32内に供
給され、モータプランジャ33を膨張作動させる。この
ようにモータプランジャ33が膨張作動されると、モー
タプランジャ33がモータシュー34を介してモータ斜
板35を押圧し、その反力の回転方向成分がモータプラ
ンジャ33を介してモータシリンダ31を回転させる。
【0022】一方、膨張作動を終えたモータプランジャ
33はモータ斜板35に沿って回転して収縮作動され
る。この収縮作動によりモータシリンダ孔32から排出
される作動油は、制御盤40に設けられた油圧閉回路の
他方の油路(駆動時にはこの油路内の油圧が低圧となる
ためこれを低圧側油路と称する)を経て、吸入作動を行
っているポンププランジャ23のポンプシリンダ孔22
内に吸入される。このようにして、ポンプ斜板25およ
びモータ斜板35の揺動角に応じたトルクでモータシリ
ンダ31が回転作動し、その回転トルクが変速機出力軸
2に伝達されて出力される。
【0023】以上の構成の油圧式無段変速機Tにおい
て、ポンプ斜板25およびモータ斜板35の揺動角制御
を行うことにより無段階の変速制御が可能である。この
ようなポンプ斜板25およびモータ斜板35の揺動角制
御を行う制御装置について、図4を参照して説明する。
【0024】図4は上述の油圧式無段変速装置Hをポン
プおよびモータの斜板角制御系を含めて示している。ポ
ンプ斜板25には両端側においてそれぞれ連結ロッド2
5a,25bを介してポンプ側サーボプランジャ26
a,26bが連結されており、これらポンプ側サーボプ
ランジャ26a,26bはそれぞれポンプ側サーボシリ
ンダ孔27a,27b内に摺動自在に配設されている。
同様に、モータ斜板35にはモータ側サーボプランジャ
36a,36bが連結されており、これらモータ側サー
ボプランジャ36a,36bはそれぞれモータ側サーボ
シリンダ孔37a,37b内に摺動自在に配設されてい
る。
【0025】ポンプ側サーボシリンダ孔27a,27b
はそれぞれポンプサーボ制御ライン62a,62bを介
してポンプ斜板コントロールバルブ55に繋がる。この
バルブ55は四方弁からなり、ライン圧供給源60から
供給ライン61を介して送られるライン圧PLを、スプ
ール55aの位置に応じてポンプサーボ制御ライン62
a,62bに振り分け供給する。スプール55aはスプ
リング55bにより右方に付勢されるとともに、右端ポ
ート55cに作用する油圧力を受け、両者のバランスに
よりその位置が設定される。
【0026】すなわち、右端ポート55cに作用する油
圧力を制御すれば、スプール55aの位置制御が可能で
あり、これによりポンプ側サーボプランジャ26a,2
6bを移動させてポンプ斜板25の角度位置制御が可能
である。右端ポート55cにはバルブ制御ライン51a
を介してポンプ用リニアソレノイドバルブ51が接続さ
れ、このリニアソレノイドバルブ51からポンプ制御油
圧が供給される。なお、ポンプ用リニアソレノイドバル
ブ51は変速制御コントロールユニット50からの制御
信号により作動制御される。
【0027】一方、モータ側サーボシリンダ孔37a,
37bはそれぞれモータサーボ制御ライン63a,63
bを介してモータ斜板コントロールバルブ56に繋が
る。このバルブ56は、ライン圧供給源60から供給ラ
イン61を介して送られるライン圧PLを、スプール5
6aの位置に応じてモータサーボ制御ライン63a,6
3bに振り分け供給する。また、スプール56aはスプ
リング56bの付勢力と右端ポート56cに作用する油
圧力とのバランスに基づいてその位置が設定される。こ
のため、右端ポート56cに作用する油圧力を制御しモ
ータ斜板35の角度位置制御が可能である。右端ポート
56cにはバルブ制御ライン52aを介してモータ用リ
ニアソレノイドバルブ52からモータ制御油圧が供給さ
れ、このモータ用リニアソレノイドバルブ52は変速制
御コントロールユニット50からの制御信号により作動
制御される。
【0028】以上のように、変速コントロールユニット
50によりポンプ用およびモータ用リニアソレノイドバ
ルブ51,52の作動を制御してポンプおよびモータ斜
板角制御を行うことができる。無段変速機Tにおいてこ
のような制御を行った場合における、ポンプ斜板角θP
およびモータ斜板角θMと変速機総合速度比eとの関係
を図5に示し、減速比Rとの関係を図6に示している。
なお総合速度比eは無段変速機Tの入出力回転数の比で
あり、式(1)により求められる。この式から分かるよ
うに、速度比eは前述の減速比Rの逆数である。図5に
おける縦軸がポンプおよびモータ斜板角θP,θMを表
し、プラス側が前進方向側の揺動、マイナス側が後進方
向側の揺動を意味する(図6は前進方向側のみを示
す)。横軸は総合速度比eを表し、プラス側が前進方向
の速度比、マイナス側が後進方向の速度比を意味する。
また、図5において、実線がポンプ斜板角θP、破線が
モータ斜板角θMを示す。
【0029】
【数1】総合速度比e=(No)/(Ni) 但し、Ni=変速機入力軸1の回転速度 No=変速機出力軸2の回転速度
【0030】まず、ポンプ斜板25が直立位置(θP=
0)にあり、モータ斜板35が最大揺動位置(θM=θM
(MAX))にあるときには、ポンプシリンダ21はフリー
回転可能で吐出が零となり、モータシリンダ31は油圧
ポンプ20からの供給油がないため油圧的にロックした
状態となり固定保持される。このため、第1サンギヤS
1が静止した状態で、変速機入力軸1はフリー回転可能
で、エンジン出力は空転消費され、変速機出力軸2には
伝えられず、静止状態となる。この状態は図5および図
6における縦線aで示す状態であり、総合速度比e=0
(減速比R=∞)の状態となる。
【0031】この状態からポンプ斜板25を前進方向側
に揺動(斜板角を増加)させると、この揺動に応じて油
圧ポンプ20から作動油の吐出が開始され、吐出作動油
が油圧モータ30に供給されて油圧モータ30のモータ
シリンダ31が前進方向に回転駆動される。モータ出力
軸17の回転速度はポンプ斜板角θPが大きくなるのに
応じて増加し、これが最大斜板角θPF(MAX)となると図
5および図6の縦線bで示す状態となる。このため、総
合速度比eは、零(縦線a)からe1(縦線b)まで増
加する。但し、このようにモータシリンダ31の回転が
増加するとき、動力分割機構Dを介して第2出力軸12
に対する機械的な動力伝達が同時に行われ、それに対応
してポンプシリンダ25の回転速度は減少する。このこ
とから分かるように、変速機出力軸2には、油圧モータ
30からの出力と動力分割機構Dを介して第2出力軸に
機械的に伝達された出力とが集合されて出力される。
【0032】ポンプ斜板角が最大斜板角θPF(MAX)とな
ると(縦線bの状態に達すると)、次に、モータ斜板角
θMが最大角から徐々に小さくなるように揺動される。
これによりモータシリンダ31の回転速度が縦線bの状
態からさらに増加し、モータ斜板角θMが零(直立位
置)となった時点で最大となる(縦線cの状態であり、
このとき総合速度比e2となる)。
【0033】但し、上述のように、モータシリンダ35
の回転速度が増加するのに応じて動力分割機構Dを介し
て行われる第2出力軸へ12の機械的な動力伝達が増加
し、ポンプシリンダ21の回転は減少し、モータ斜板角
θMが零(直立位置)となった時点でポンプシリンダ2
1の回転が零となるように設定されている。なお、モー
タ斜板角θMが零(直立位置)となった時にはモータシ
リンダ31はフリー回転可能な状態となり、且つポンプ
シリンダ21は油圧ロック状態となり静止保持される。
このため、この状態(縦線cの状態)のとき、理想的に
は(油の漏れによる伝達ロスが無く、伝達効率が100
%のとき)動力分割機構Dを介して第2出力軸12への
機械的な動力伝達のみが行われる。
【0034】一方、縦線aの状態からポンプ斜板35を
後進方向側に揺動させると、油圧ポンプ20から作動油
が油圧閉回路において上記と逆方向に吐出される。この
ため、この作動油の供給により油圧モータ30のモータ
シリンダ31が上記と逆方向(後進方向)に駆動され
る。モータシリンダ31の回転速度はポンプ斜板角θP
が大きくなるのに応じて増加し、これが最大斜板角θMP
R(MAX)となると図5の縦線dで示す状態となる。このた
め、総合速度比eは、零(縦線a)から、e3(負の
値)まで変化する。
【0035】以上のようにしてポンプ、モータの斜板角
制御を行って変速制御を行うことが可能であるが、具体
的な変速制御について図7を参照して説明する。この変
速制御ではまず目標エンジン回転数Neoを算出する(ス
テップS1)。目標エンジン回数Neoは、図8に示すよ
うに、エンジンのスロットル開度θTHと車速Vとに対応
して予め設定記憶されている。そこで、現在のエンジン
のスロットル開度θTHと車速Vとをスロットルセンサお
よび車速センサにより検出するとともに、これら検出値
に対応する目標エンジン回転数Neoを図8の関係から読
み取ってこれを目標エンジン回転数Neoとして設定す
る。
【0036】次に、ステップS2に進み、ポンプ斜板角
係数Kaを求める。ポンプ斜板角θPが小さく且つエン
ジン回転数が低回転のときには容積効率が低くなるた
め、このときにはポンプ斜板角を早く大きくしてこの領
域を抜け出し、効率のよい領域での制御を行わせること
を目的とした補正を行うための係数である。このため、
この係数Kaは、図9に示すように、所定斜板角αk以
下のポンプ斜板角領域に対してポンプ斜板角形数Kaが
設定されている。この係数Kaはポンプ斜板角θPが小
さくなるに応じて小さくなる1.0より小さな値が設定
され、ポンプ斜板角θPが所定斜板角αkより大きい領
域では1.0の値が設定される。ステップS6において
は、現在のポンプ斜板角θPに対応するポンプ斜板角係
数Kaを図9から検索して求める。このことから分かる
ように、所定斜板角αkは容積効率が低下するような領
域を規定するポンプ斜板角であり、例えば、本実施形態
では12度程度に設定されるが、この値はポンプの種類
等に応じて適宜設定される。
【0037】但し、ポンプ斜板角θPが小さな領域で
も、これを駆動するエンジン回転が高いときには容積効
率は高くなるため、ステップS3において、エンジンス
ロットル開度θTHが所定開度θ(Ka)より大きいか否かが
判断される。この所定開度θ(Ka)は、エンジン回転が速
やかに高くなるようなスロットル開度領域を規定する開
度であり、例えば、1/8程度の開度が用いられる。
【0038】ステップS3において、エンジンスロット
ル開度θTHが所定開度θ(Ka)以下であると判断された場
合には、ポンプ斜板角係数Kaによる補正が必要である
ため、ステップS1において設定された目標エンジン回
転数Neoにポンプ斜板角係数Kaを乗じて補正目標エン
ジン回転数Neoを求める(ステップS4)。また、ステ
ップS3において、エンジンスロットル開度θTHが所定
開度θ(Ka)より大きいと判断された場合には、ポンプ斜
板角係数Kaによる補正は不要であるので、ステップS
1において設定された目標エンジン回転数Neoをそのま
ま補正目標エンジン回転数Neoとして設定する(ステッ
プS5)。
【0039】次に、ステップS6に進み、目標変速比の
設定を行う。この目標変速比は、ステップS4もしくは
S5において設定された補正目標エンジン回転数Neoの
下で現在の車速を達成するに必要な変速比の変速比であ
る。このため、車速センサにより現在の車速Vを検出
し、この車速Vと補正目標エンジン回転数Neoとから目
標変速比が演算設定される。そしてステップS7におい
てはこの目標変速比を得るに必要な油圧ポンプおよび油
圧モータの目標斜板角を設定する。
【0040】次に、ステップS8に進み、エンジン回転
センサおよび車速センサにより現在のエンジン回転数N
erおよび車速Vを検出し、これら検出値から現在のエン
ジン回転数Nerの下で現在の車速Vが得られるために必
要な見かけ上の変速比を算出し、この見かけ上の変速比
を得るに必要な油圧ポンプおよぴ油圧モータの見かけ斜
板角を設定する。そして、このようにして求めた見かけ
斜板角がステップS7において設定した目標斜板角を追
従するように油圧ポンプおよび油圧モータの斜板角制御
が行われる。(ステップS9)。
【0041】以上の制御は、容積効率を含んだ見かけ斜
板角が目標斜板角を追従する変速制御であるので、例え
ば、リリーフ制御を行ったり、容積効率が低下する領域
での作動であったりしても、容積効率を加味した変速制
御が行われ、実際の要求に合致した変速制御となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくともエンジンのスロットル開度と車速とに応じて
目標エンジン回転数を設定し、この目標エンジン回転数
と車速とから目標変速比を設定し、このように設定され
た目標変速比を達成する油圧ポンプおよび油圧モータの
目標容量を設定し、油圧ポンプおよび油圧モータの容量
が目標容量を追従するように油圧ポンプおよび油圧モー
タの可変容量制御を行って変速制御を行うので、常に容
量(例えば、斜板角度)を直接の目標値(目標容量)と
する変速制御が行われ、例えば、実際のエンジン回転数
が目標エンジン回転数と一致したままでも車速が変化す
ればこれに対応して目標変速比が変化し、これに応じて
目標容量が変更設定される制御を行うことができる。こ
のため、エンジン回転数を目標エンジン回転数のまま保
持しながら車速に応じた変速制御が行われ、車速変化に
対する応答性および追従性の良い変速制御を行うことが
可能である。
【0043】なお、見かけ容量算出手段により、エンジ
ンの実エンジン回転数と車速とから求めた変速比に相当
する油圧ポンプおよび油圧モータの見かけ容量を求め、
この見かけ容量が目標容量を追従するように油圧ポンプ
および油圧モータの可変容量制御を行って変速制御を行
うのが好ましい。これにより、リリーフ制御や、油の漏
れ等により容積効率が低い状態でも、このような容積効
率を含んだ見かけ容量を用いてこれが目標容量を追従す
るように可変容量制御を行うため、容積効率に影響され
ない適切な変速制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明に係る車両用油圧式無段変速機の動力伝
達系を示す模式図である。
【図3】この無段変速機を構成する油圧式無段変速装置
の構成を示す断面図である。
【図4】この油圧式無段変速装置の斜板角制御系を示す
油圧回路図である。
【図5】油圧ポンプおよびモータの斜板角と総合変速比
との関係を示すグラフである。
【図6】油圧ポンプおよびモータの斜板角と減速比との
関係を示すグラフである。
【図7】本発明に係る制御装置による変速制御内容を示
すフローチャートである。
【図8】車速とスロットル開度に対応して設定された目
標エンジン回転数を示すグラフである。
【図9】ポンプ斜板角とポンプ斜板角係数との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
20 油圧ポンプ 25 ポンプ斜板 30 油圧モータ 35 モータ斜板 50 変速制御コントロールユニット(制御装置) 55 ポンプ斜板コントロールバルブ 51 ポンプ用リニアソレノイドバルブ B11 目標エンジン回転数設定手段 B12 目標変速比設定手段 B13 目標容量設定手段 B14 見かけ容量算出手段 B15 ポンプおよびモータ容量制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される可変容量型の
    油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの油圧力を受けて駆
    動される油圧モータとを有し、前記油圧ポンプおよび油
    圧モータの可変容量制御を行って変速制御を行う車両用
    油圧式無段変速機の制御装置において、 少なくとも前記エンジンのスロットル開度と車速とに応
    じて目標エンジン回転数を設定する目標エンジン回転数
    設定手段と、 前記目標エンジン回転数設定手段により設定された目標
    エンジン回転数と前記車速とから目標変速比を設定する
    目標変速比設定手段と、 前記目標変速比設定手段により設定された目標変速比を
    達成する前記油圧ポンプおよび油圧モータの目標容量を
    設定する目標容量設定手段とを有し、 前記油圧ポンプおよび油圧モータの容量が前記目標容量
    を追従するように前記油圧ポンプおよび油圧モータの可
    変容量制御を行って変速制御を行うことを特徴とする車
    両用油圧式無段変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンの実エンジン回転数と前記
    車速とから求めた変速比に相当する前記油圧ポンプおよ
    び油圧モータの見かけ容量を求める見かけ容量算出手段
    を有し、 前記見かけ容量が前記目標容量を追従するように前記油
    圧ポンプおよび油圧モータの可変容量制御を行って変速
    制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用油
    圧式無段変速機の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180354A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Honda Motor Co Ltd 無段変速機の変速制御方法
JP2010091090A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Yanmar Co Ltd 油圧−機械式変速装置

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