JP2000265933A - 内燃機関のノックコントロール制御装置 - Google Patents

内燃機関のノックコントロール制御装置

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JP2000265933A
JP2000265933A JP11072260A JP7226099A JP2000265933A JP 2000265933 A JP2000265933 A JP 2000265933A JP 11072260 A JP11072260 A JP 11072260A JP 7226099 A JP7226099 A JP 7226099A JP 2000265933 A JP2000265933 A JP 2000265933A
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ignition timing
ignition
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internal combustion
combustion engine
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JP11072260A
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Keizo Heiko
恵三 平工
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温時に広い範囲でノッキングを抑制できる
内燃機関のノックコントロール制御装置の提供。 【解決手段】 エンジン冷却水温THW≧高温判定基準
値THWhでは通常の点火時期フィードバック処理(S
200,S300)を停止し、ノック制御値AKCSの
学習は行わず既に学習されて固定された点火補正学習値
AGKNKに基づいて点火時期を設定する(S110〜
S160)。このように高温時ではエンジン回転数やエ
ンジン負荷などの狭い条件範囲によって制限されること
はなく、広い範囲において直前まで学習していた点火補
正学習値AGKNKを点火時期の制御に適用できる。し
かも、高温時には点火補正学習値AGKNKを学習せず
固定するので、点火補正学習値AGKNKに異常な値が
設定されるのが防止される。このことにより課題が達成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のノッキ
ングを検出することにより、該ノッキングの程度が適切
な領域に入るように内燃機関の点火時期を調整するノッ
クコントロール制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のノッキングを検出するノック
センサのS/N比は、図7に示すごとく、内燃機関が高
温(図7では冷却水温THWで示している)になるほど
シリンダブロックのノック振動伝達性の低下やノイズの
増加により低下してしまう。
【0003】このため、内燃機関の高温時にノックセン
サの出力に基づいて点火時期制御を行うと、正確に点火
時期を調整できずにノッキングを抑制できなくなるおそ
れがある。図7の例では、冷却水温THWがTh以上と
なると、ノッキングが検出可能なS/Nレベル「L」を
下回り、ノッキングが正確に検出できなくなる状態を示
している。
【0004】特に、点火時期のフィードバック制御を行
っている場合には、大きいノッキングが生じていても大
きいとは検出できない。このため、フィードバック制御
にて求められれる点火時期を決定するための学習値が過
剰に進角側に設定される事態が生じ、過大なノッキング
等の問題を引き起こすおそれがある。
【0005】このような内燃機関高温時の問題を解決す
るために、特開昭63−80045号公報の技術が提案
されている。この従来技術は、内燃機関冷却水が高温時
にある場合には、点火時期の学習値算出を停止して、冷
却水温度に応じて設定された補正値と停止時点の学習値
とを用いて点火時期を求めている。したがって、内燃機
関の高温時に異常な学習値が設定されることを防止し
て、過大なノッキングの発生を抑制することができると
いうものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
は、内燃機関回転数と内燃機関負荷により限られた範囲
のノックコントロール実行条件下において、冷却水温度
に応じて設定された補正値と停止時点の学習値とを用い
て点火時期を求めているものである。この限られた範囲
を越えるとノックコントロールによる点火時期制御がな
されない構成である。
【0007】このため、内燃機関の高温時には内燃機関
運転状態の広い範囲で過大なノッキングのおそれがある
にもかかわらずノッキングを抑制することができず、十
分にノッキングの対策がなされているとは言えない。
【0008】本発明は、高温時に広い範囲でノッキング
を抑制できる内燃機関のノックコントロール制御装置の
提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の内燃機関
のノックコントロール制御装置は、内燃機関のノッキン
グを検出することにより、該ノッキングの程度が適切な
領域に入るように内燃機関の点火時期を調整するノック
コントロール制御装置であって、内燃機関温度が高温判
定基準値より低い場合には、内燃機関のノッキングの程
度に応じて点火補正値を算出し、該点火補正値に基づい
て点火補正学習値を算出し、該点火補正学習値と前記点
火補正値とに基づいて点火時期を設定する点火時期フィ
ードバック制御処理を行うとともに、内燃機関温度が高
温判定基準値より高い場合には、前記点火時期フィード
バック制御処理を停止して、該停止時の状態で固定され
た前記点火補正学習値に基づいて点火時期を設定する高
温時点火時期制御処理を行うことを特徴とする。
【0010】本請求項1では、内燃機関温度が高温判定
基準値より低い場合には点火時期フィードバック制御処
理を行っているが、内燃機関温度が高温判定基準値より
高い場合には、点火時期フィードバック制御処理を停止
し高温時点火時期制御処理を行う。この高温時点火時期
制御処理では、点火時期フィードバック制御処理の停止
時の値に固定された点火補正学習値に基づいて点火時期
を設定している。
【0011】このように高温時点火時期制御処理におい
ては、学習は行われず既に学習されて固定された点火補
正学習値に基づいて点火時期が設定される。したがって
高温時に行われる点火時期制御においては、内燃機関回
転数や負荷などにより限定されることなく、広い範囲で
直前まで学習されていた点火補正学習値が適用される。
しかも、高温時には点火補正学習値は固定されているの
で、点火補正学習値に異常な値が設定されるのが防止さ
れる。
【0012】このことにより、内燃機関の広い運転範囲
においてノッキングを十分に抑制することができる。請
求項2記載の内燃機関のノックコントロール制御装置
は、請求項1記載の構成に対して、前記高温時点火時期
制御処理は、点火時期を設定するに際して、前記停止時
の状態で固定された点火補正学習値と内燃機関温度とに
応じて行うことを特徴とする。
【0013】このように、高温時点火時期制御処理を構
成することにより、点火時期を設定するに際して、前記
点火補正学習値とともに、更に内燃機関温度を点火時期
に反映させることができる。このため、請求項1記載の
作用効果と共に、一層内燃機関温度に適合させてノッキ
ングを抑制することができるようになる。
【0014】請求項3記載の内燃機関のノックコントロ
ール制御装置は、請求項1記載の構成に対して、前記高
温時点火時期制御処理は、点火時期を設定するに際し
て、前記停止時の状態で固定された点火補正学習値と高
温補正固定値とに応じて行うことを特徴とする。
【0015】このように、高温時点火時期制御処理が点
火時期を設定するに際しては、前記点火補正学習値とと
もに、更に高温補正固定値を用いて内燃機関が高温状態
であることを点火時期に反映させることができる。この
ため、請求項1記載の作用効果と共に、一層内燃機関温
度に適合させてノッキングを抑制することができるよう
になる。
【0016】請求項4記載の内燃機関のノックコントロ
ール制御装置は、請求項2または3記載の構成に対し
て、前記内燃機関温度は、内燃機関の冷却水温度である
ことを特徴とする。
【0017】このように内燃機関温度として冷却水温度
を検出して用いてもよく、請求項2または3記載の作用
効果とと共に、より容易かつ適切に内燃機関の温度を判
断して適切な点火時期を設定することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、上述し
た発明が適用されたノックコントロール制御装置の機能
を備える車両用ガソリンエンジン11および電子制御系
の概略構成図である。
【0019】エンジン11のシリンダブロック11aに
は燃焼室を含む第1〜4気筒#1〜#4が形成されてい
る。各気筒#1〜#4にはインテークマニホルド14、
サージタンク16を介して吸気通路12が接続されてい
る。この吸気通路12の上流側にはエアクリーナ15が
設けられており、エアクリーナ15を介して吸気通路1
2内に外気が導入される。
【0020】インテークマニホルド14には、各気筒#
1〜#4に対応してインジェクタ17がそれぞれ設けら
れている。このインジェクタ17は通電制御により開閉
駆動されて燃料を噴射する電磁弁であって、燃料タンク
(図示略)内の燃料が燃料ポンプ(図示略)から圧送さ
れるようになっている。インジェクタ17から噴射され
た燃料はインテークマニホルド14内の吸入空気と混合
されて混合気となり、各気筒#1〜#4毎に設けられた
吸気バルブ(図示略)によって吸気ポート(図示略)が
開かれることにより各燃焼室に導入される。
【0021】吸気通路12には吸入空気の量を調節する
スロットルバルブ18がサージタンク16の上流側に位
置して設けられている。このスロットルバルブ18は、
吸気通路12に設けられたスロットルモータ31により
開閉駆動されることにより、その開度(スロットル開
度)TAが調節される。スロットルバルブ18の近傍に
はスロットルセンサ60が設けられている。このスロッ
トルセンサ60はスロットル開度TAを検出し、スロッ
トル開度TAに応じた信号を出力する。
【0022】また、車両の運転室(いずれも図示略)内
にはアクセルペダル30が設けられており、アクセルペ
ダル30の踏込量(アクセル開度)ACCPがアクセル
センサ61によって検出される。後述する電子制御ユニ
ット(以下、「ECU」と称する)24はこのアクセル
開度ACCP等に基づいてスロットルモータ31を制御
することによりスロットル開度TAを運転状態に応じた
開度に調節する。
【0023】また、各気筒#1〜#4にはエグゾースト
マニホルド28を介して排気通路13が接続されてい
る。この排気通路13と吸気通路12との間にはターボ
チャージャ33が設けられており、各気筒#1〜#4の
燃焼室内にはこのターボチャージャ33によって圧縮さ
れた吸入空気が吸気通路12を通じて導入される。この
ターボチャージャ33はコンプレッサ34およびタービ
ン35と、それら両者34,35を連結するシャフト3
6とを備えている。
【0024】排気通路13にはタービン35を迂回する
圧力調整通路37が設けられている。圧力調整通路37
にはターボチャージャ33における過給圧を制御するた
めのウェイストゲートバルブ38が設けられている。こ
のウェイストゲートバルブ38はダイヤフラム式のアク
チュエータ39によって作動するようになっている。ア
クチュエータ39には圧力室(図示略)が設けられてお
り、この圧力室は圧力通路40によって吸気通路12に
おいてコンプレッサ34より下流側の部分に接続されて
いる。
【0025】圧力通路40を通じて前記圧力室に導かれ
る過給圧力が所定値を越えると、アクチュエータ39が
作動してウェイストゲートバルブ38が開弁する。その
結果、圧力調整通路37が開かれて排気の一部がタービ
ン35を迂回して圧力調整通路37を流れるようにな
る。その結果、タービン35の回転上昇が抑制され、コ
ンプレッサ34による吸入空気の過給作用が抑えられる
ようになっている。
【0026】また、排気通路13においてタービン35
よりも下流側には触媒コンバータ47およびマフラ48
がそれぞれ設けられている。排気通路13を流れる排気
はこれら触媒コンバータ47およびマフラ48を通過し
て外部に排出される。
【0027】吸気通路12においてエアクリーナ15よ
りも下流側にはエアフローメータ62が設けられてい
る。このエアフローメータ62は各気筒#1〜#4の燃
焼室に導入される吸入空気量GAを検出し、吸入空気量
GAに応じた信号を出力する。
【0028】また、エンジン11のシリンダヘッド11
bには各気筒#1〜#4に対応して点火プラグ22が設
けられている。各点火プラグ22は、エンジン11の近
傍に設けられたディストリビュータ23に接続されてい
る。ディストリビュータ23にはイグナイタ25が接続
されている。このイグナイタ25は、ECU24からの
点火信号に基づいて高電圧を出力する。イグナイタ25
から出力された高電圧は、ディストリビュータ23によ
り各点火プラグ22に分配される。点火プラグ22の点
火タイミング、即ち、点火時期はイグナイタ25におけ
る高電圧の発生タイミングによって調節されるようにな
っている。
【0029】ディストリビュータ23には、エンジンの
回転数NEを検出する回転数センサ63が設けられてい
る。この回転数センサ63は規定されたクランク角度毎
にパルス信号を出力する。更に、ディストリビュータ2
3には気筒判別センサ64が設けられている。この気筒
判別センサ64は規定されたクランク角度毎に基準信号
となるパルス信号を出力する。ECU24はこれら回転
数センサ63および気筒判別センサ64からの出力信号
に基づいてクランク角度および回転数NEを算出する。
【0030】シリンダブロック11aにはノックセンサ
65が設けられている。このノックセンサ65はエンジ
ン11で発生するノッキングを含む振動を検出し、その
振動の大きさに応じたノック信号KCSを出力する。更
にシリンダブロック11aには水温センサ66が設けら
れている。この水温センサ66はエンジン11の冷却水
温度を検出し、その冷却水温の高さに応じた冷却水温信
号を出力する。
【0031】次に本実施形態1における電子制御系の構
成を図2のブロック図に示す。ここで、ECU24は中
央処理装置(CPU)49、読み出し専用メモリ(RO
M)50、ランダムアクセスメモリ(RAM)51、お
よびバックアップRAM52等を備え、これら各部49
〜52と、入力回路53および出力回路54等とを双方
向バス55により接続してなる論理演算回路として構成
されている。ROM50には後述する「ノックコントロ
ール制御処理」等の制御プログラムや各種マップデータ
が予め記憶されている。RAM51には各種制御ルーチ
ンにおけるCPU49の演算結果等が一時的に記憶され
る。
【0032】また、入力回路53はバッファ、波形整形
回路およびA/D変換器等から構成されており、前記ス
ロットルセンサ60、アクセルセンサ61、エアフロー
メータ62、回転数センサ63、気筒判別センサ64、
ノックセンサ65および水温センサ66がそれぞれ接続
されている。各種センサ60〜66の出力信号は入力回
路53および双方向バス55を介してCPU49に読み
込まれる。
【0033】一方、出力回路54は駆動回路等を有して
おり、前記各インジェクタ17、イグナイタ25、スロ
ットルモータ31がそれぞれ接続されている。ECU2
4は各種センサ60〜66等からの出力信号に基づいて
これら各部17,25,31を制御する。例えば、EC
U24はエアフローメータ62により検出される吸入空
気量GAと回転数センサ63により検出される回転数N
E等に基づいて燃料噴射量(燃料噴射時間)を算出し、
その燃料噴射量に基づいてインジェクタ17を制御す
る。また、ECU24は吸入空気量GAおよび回転数N
Eに基づきエンジン11の負荷を算出するとともに、そ
の負荷の大きさに応じて燃料噴射量を増量することによ
り排気温度の上昇を抑制するようにしている。
【0034】次に、図3のフローチャートに基づいて、
ノックコントロール制御装置としての機能を実現してい
るノックコントロール制御処理について説明する。EC
U24は、このルーチンの処理を点火時期制御のために
規定されたクランク角度周期で繰り返し実行する。なお
フローチャート中の個々の処理ステップを「S〜」で表
す。
【0035】ノックコントロール制御処理が開始される
と、まず、既にECU24において水温センサ66の冷
却水温信号に基づいて得られている冷却水温THWが、
高温判定基準値THWh(例えば、105℃〜110
℃)以上か否かを判定する(S100)。ここで、TH
W<THWhであれば(S100で「NO」)、次に図
4のフローチャートに示す点火時期補正処理が実行され
る(S200)。
【0036】点火時期補正処理では次の処理が行われ
る。まず、ECU24は回転数センサ63およびエアフ
ローメータ62の出力信号に基づいて回転数NEおよび
吸入空気量GAを読み込むとともに、エンジン11の負
荷GN(=GA/NE)を算出する。そして、この回転
数NEおよび負荷GNに基づいて基本点火時期ABSE
および最大遅角値AKMAXを算出する(S210)。
【0037】ECU24のROM50には、回転数NE
および吸入空気量GAと基本点火時期ABSEとの関
係、および回転数NEおよび吸入空気量GAと最大遅角
値AKMAXとの関係を、それぞれ定義するマップデー
タあるいは関数データが記憶されている。ECU24
は、このデータを参照して基本点火時期ABSEおよび
最大遅角値AKMAXを算出する。
【0038】ここで、基本点火時期ABSEはノッキン
グ等による影響を考慮せずに、エンジン11の出力トル
クが最大となるように設定された点火時期である。一
方、最大遅角値AKMAXは、基本点火時期ABSEを
遅角させる際の最大量であり、ノッキングの発生を確実
に抑制することができる大きさに設定されている。
【0039】次に、ECU24はノックセンサ65から
の出力信号に基づいてノック信号KCSを読み込むとと
もに、このノック信号KCSのレベルに基づいてエンジ
ン11にノッキングが発生しているか否かを判定する
(S220)。ノッキングが発生しているとされた場合
(S220で「YES」)には、ECU24はノック制
御値AKCSに「0.4°CA」を加算し、その結果を
新たなノック制御値AKCSとして算出する(S23
0)。
【0040】一方、ノッキングが発生していないとされ
た場合(S220で「NO」)には、ECU24はノッ
ク制御値AKCSから「0.01°CA」を減算し、そ
の結果を新たなノック制御値AKCSとして算出する
(S240)。
【0041】すなわち、このノック制御値AKCSは、
ステップS230,S240の処理により、現在のエン
ジン11のノッキング発生状況に応じてその大きさが変
化する値である。ここで「°CA」はクランク角度を表
しており、このノック制御値AKCSの他に、基本点火
時期ABSE、最大遅角値AKMAX、および後述する
各値AGKNK、AKNK、AKH、AKthw、AK
CSh、AOP等は、いずれもこのクランク角度を単位
とする量である。
【0042】ステップS230またはステップS240
の処理を実行した後、ECU24は次式1に従って補正
値AKHを算出する(S250)。
【0043】
【数1】 AKH ← AKCS − AGKNK … [式1] ここで、点火補正学習値AGKNKは後述する点火補正
学習処理(S300)にて繰り返し算出され、RAM5
1にストアされている値である。
【0044】次に、次式2に従ってノック遅角反映値A
KNKを算出する(S260)。
【0045】
【数2】 AKNK ← AKMAX + AKH … [式2] こうして一旦、点火時期補正処理を終了し、次に図5の
フローチャートに示す点火補正学習処理(S300)が
実行される。
【0046】点火補正学習処理においては、まず、EC
U24はノック制御値AKCSが「2.5°CA」より
大きいか否かを判定する(S310)。ここでAKCS
>2.5°CAであった場合(S310で「YE
S」)、ノック学習値AGKNKから「0.5°CA」
を減算し、その結果を新たなノック学習値AGKNKと
して算出する(S320)。
【0047】一方、AKCS≦2.5°CAであった場
合(S310で「NO」)、ECU24は、ノック制御
値AKCSが「0.5°CA」より小さいか否かを判定
する(S330)。ここでAKCS<0.5°CAであ
った場合(S330で「YES」)、ノック学習値AG
KNKに「0.5°CA」を加算し、その結果を新たな
ノック学習値AGKNKとして算出する(S340)。
【0048】このノック学習値AGKNKはノックキン
グが頻繁に発生する傾向がある場合には相対的に小さく
設定され、逆にノッキングの発生回数が少ない場合には
相対的に大きく設定される。従って、このノック学習値
AGKNKは、燃料のオクタン価の違い、エンジン特性
のバラツキやその経時変化といったノッキングの発生に
対して定常的な影響を及ぼす要因を反映した値となる。
例えば、エンジン11に低オクタン価の燃料が使用され
た場合や燃焼室の内壁面にカーボンが付着して実質的な
圧縮比が増加している場合には、このノック学習値AG
KNKが小さく設定されることになる。
【0049】次に、ステップS320あるいはステップ
S340の後に、ECU24はノック学習値AGKNK
に過剰に大きな値または過剰に小さな値が設定されるの
を防止するための上下限ガード処理を行う(S35
0)。
【0050】そして、ステップS350の後、あるいは
ステップS330にて「NO」と判定された場合には、
点火補正学習処理を一旦終了する。そして、次式3に示
すごとく、基本点火時期ABSEからノック遅角反映値
AKNKを減算して最終点火時期AOPを算出する(S
160)。
【0051】
【数3】 AOP ← ABSE − AKNK … [式3] ECU24は、本ルーチンとは別の制御ルーチン(図示
略)において、点火プラグ22の点火時期が、上述のご
とく算出した最終点火時期AOPに合致したものとなる
ようにイグナイタ25を制御する。なお、式3はノック
遅角反映値AKNKが増加するほど最終点火時期AOP
は遅角することを意味する。
【0052】こうして、ノックコントロール制御処理を
一旦終了する。一方、ステップS100においてTHW
≧THWhであれば(S100で「YES」)、次に図
6に示す1次元マップFthwに基づいて、冷却水温T
HWから高温補正値AKCShを算出する(S11
0)。図示するごとく1次元マップFthwは、冷却水
温THWが大きくなるほど高温補正値AKCShが大き
く、すなわち点火時期が遅角されるように設定されてい
る。図6では、冷却水温THWが高温判定基準値THW
hに一致している場合には、高温補正値AKCShとし
てAの値が設定される。このAは0に設定してもよく、
またエンジン11の種類に応じて適宜設定した正の値で
もよい。
【0053】次に、こうして求められた高温補正値AK
CShから、前述した点火補正学習処理にて算出されて
いるノック学習値AGKNKを、次式4に示すごとく減
算して、学習補正値AKthwを求める(S120)。
【0054】
【数4】 AKthw ← AKCSh − AGKNK … [式4] 次に、ECU24は学習補正値AKthwに過剰に大き
な値または過剰に小さな値が設定されるのを防止するた
めの上下限ガード処理を行う(S130)。
【0055】次に次式5に従ってノック遅角反映値AK
NKを算出する(S150)。
【0056】
【数5】 AKNK ← AKMAX + AKthw … [式5] 次に、前述した式3の処理が行われて最終点火時期AO
Pが求められ(S160)、一旦処理を終了する。
【0057】このようにして、ノックコントロール制御
処理が実行され、ノッキングが抑制された点火時期が実
現される。上述した本実施の形態1の構成において、ス
テップS200、ステップS300およびステップS1
60が点火時期フィードバック制御処理に相当し、ステ
ップS110〜S160が高温時点火時期制御処理に相
当する。
【0058】以上説明した本実施の形態1によれば、以
下の効果が得られる。 (イ).エンジン11の冷却水温THWが高温判定基準
値THWhより低い場合には点火時期補正処理(S20
0)と点火補正学習処理(S300)とを行っている。
しかし、エンジン11の冷却水温THWが高温判定基準
値THWhより高い場合には、ステップS200,S3
00を停止し、ステップS110〜S150側の処理を
実行する。このことにより、エンジン11が高温状態に
ある場合には、ステップS300の停止時の値に固定さ
れた点火補正学習値AGKNKに基づいて点火時期を設
定できる。
【0059】このようにエンジン11が高温状態にある
時には、ノック制御値AKCSの学習は行われず既に学
習されて固定された点火補正学習値AGKNKに基づい
て点火時期が設定される。すなわち、高温時に行われる
点火時期制御においては、点火時期フィードバック制御
の実行に対して従来設定されていたエンジン回転数やエ
ンジン負荷などの狭い条件範囲により制限されることが
ない。このため、広い範囲において、直前まで学習され
ていた点火補正学習値AGKNKが点火時期の制御に適
用でき、適切な点火時期を実現することができる。
【0060】しかも、高温時には点火補正学習値AGK
NKは学習されず固定されているので、点火補正学習値
AGKNKに異常な値が設定されるのが防止される。こ
のことにより、エンジン11の広い運転範囲においてノ
ッキングを十分に抑制することができる。
【0061】(ロ).高温時の点火時期制御処理(S1
00〜S160)においては、点火時期を設定するに際
して、学習の停止時状態で固定された点火補正学習値A
GKNKに対して、更に冷却水温THWに応じて得られ
た高温補正値AKCShを加味している。
【0062】このように高温時において点火時期を設定
するに際しては、エンジン11の温度を反映させている
ため、点火時期を一層エンジン11の温度に適合させる
ことができ、ノッキングを一層効果的に抑制することが
できる。
【0063】[その他の実施の形態] ・前記実施の形態1においては、ノックコントロール制
御処理の開始条件は特に設けなかったが、例えば、エン
ジン11が正常な運転状態であるとの条件を満足した場
合にノックコントロール制御が行われるようにしてもよ
い。具体例としては、エンジン回転数NEが800〜6
300RPMの範囲にある条件、アクセル・オンにある
条件、バッテリ電圧が正常なレベルにある条件などであ
る。このような制限を設けても、従来技術においてノッ
クコントロール制御を開始する条件を回転数NEとエン
ジン負荷にて狭い範囲に設定していた場合に比較して、
広い範囲の運転状態で高温時の点火時期制御(S110
〜S160)を実行できる。したがって、エンジン11
の広い運転範囲でノッキングを好適に抑制することがで
きる。
【0064】・前記実施の形態1においては、具体的な
数値を記載して説明したが、これらの数値は一例であ
り、エンジンの種類に応じて適宜設定されるものであ
る。 ・前記実施の形態1では、高温補正値AKCShはエン
ジン11の冷却水温THWに応じて、冷却水温THWが
高くなるほど大きくなるように設定されていたが、この
高温補正値AKCShの代わりに、図6に一点鎖線で示
したごとく、冷却水温THWに関係しない固定値(高温
補正固定値に相当する)としてもよい。
【0065】すなわち、ステップS100で「YES」
と判定された後は、ステップS110を実行せずに、直
ちに、ステップS120を実行し、固定値としてのAK
CShを点火時期に反映させる。このように、点火補正
学習値AGKNKとともに、更に高温補正固定値を用い
てエンジン11が高温状態であることを点火時期に反映
させることができる。このようにしても、エンジン11
が高温であることに適合させてノッキングを抑制するこ
とができるようになるとともに、更にマップを用いない
のでROM50のメモリ領域の節約となる。
【0066】・なお、ステップS110を省略するとと
もに、ステップS120において前記高温補正固定値も
用いず、学習が中断して固定された点火補正学習値AG
KNKのみを、次式6に示すごとく学習補正値AKth
wに反映させてもよい。
【0067】
【数6】 AKthw ← −AGKNK … [式6] このようにしても、広い運転範囲における点火時期に、
点火補正学習値AGKNKを反映させることができ、広
い運転範囲でのノッキングの抑制に効果を生じる。
【0068】・前記実施の形態1ではエンジン11の温
度を冷却水温度THWにより検出したが、これ以外に、
エンジンオイルの油温によりエンジン11の温度を検出
してもよい。
【0069】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明の実施の形態には、特許請求の範囲に記載
した技術的事項以外に次のような各種の技術的事項の実
施形態を有するものであることを付記しておく。
【0070】(1).内燃機関のノッキングを検出する
ことにより、該ノッキングの程度が適切な領域に入るよ
うに内燃機関の点火時期を調整するノックコントロール
制御装置であって、内燃機関の温度を検出する内燃機関
温度検出手段と、ノッキングを検出するノッキング検出
手段と、前記内燃機関温度検出手段にて検出された内燃
機関温度が高温判定基準値より低い場合には、前記ノッ
キング検出手段にて検出された内燃機関のノッキングの
程度に応じて点火補正値を算出し、該点火補正値に基づ
いて点火補正学習値を算出し、該点火補正学習値と前記
点火補正値とに基づいて点火時期を設定する点火時期フ
ィードバック制御手段と、前記内燃機関温度検出手段に
て検出された内燃機関温度が高温判定基準値より高い場
合には、前記点火時期フィードバック制御手段にて算出
された前記点火補正学習値に基づいて点火時期を設定す
る高温時点火時期制御手段と、を備えたことを特徴とす
る内燃機関のノックコントロール制御装置。
【0071】(2).前記高温時点火時期制御手段は、
点火時期を設定するに際して、前記点火補正学習値と前
記内燃機関の温度とに応じて行うことを特徴とする
(1)記載の内燃機関のノックコントロール制御装置。
【0072】(3).前記高温時点火時期制御手段は、
点火時期を設定するに際して、前記点火補正学習値と高
温補正固定値とに応じて行うことを特徴とする(1)記
載の内燃機関のノックコントロール制御装置。
【0073】(4).前記内燃機関温度検出手段は、内
燃機関の冷却水の温度を検出していることを特徴とする
(2)または(3)記載の内燃機関のノックコントロー
ル制御装置。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の内燃機関のノックコント
ロール制御装置においては、内燃機関温度が高温判定基
準値より低い場合には点火時期フィードバック制御処理
を行っているが、内燃機関温度が高温判定基準値より高
い場合には、点火時期フィードバック制御処理を停止し
高温時点火時期制御処理を行う。この高温時点火時期制
御処理では、点火時期フィードバック制御処理の停止時
の値に固定された点火補正学習値に基づいて点火時期を
設定している。このように高温時点火時期制御処理にお
いては、学習は行われず既に学習されて固定された点火
補正学習値に基づいて点火時期が設定される。したがっ
て高温時に行われる点火時期制御においては、内燃機関
回転数や負荷などにより限定されることなく、広い範囲
で直前まで学習されていた点火補正学習値が適用され
る。しかも、高温時には点火補正学習値は固定されてい
るので、点火補正学習値に異常な値が設定されるのが防
止される。このことにより、内燃機関の広い運転範囲に
おいてノッキングを十分に抑制することができる。
【0075】請求項2記載の内燃機関のノックコントロ
ール制御装置においては、請求項1記載の構成に対し
て、前記高温時点火時期制御処理は、点火時期を設定す
るに際して、前記停止時の状態で固定された点火補正学
習値と内燃機関温度とに応じて点火時期設定を行ってい
る。このように、高温時点火時期制御処理を構成するこ
とにより、点火時期を設定するに際して、前記点火補正
学習値とともに、更に内燃機関温度を点火時期に反映さ
せることができる。このため、請求項1記載の効果と共
に、一層内燃機関温度に適合させてノッキングを抑制す
ることができるようになる。
【0076】請求項3記載の内燃機関のノックコントロ
ール制御装置においては、請求項1記載の構成に対し
て、前記高温時点火時期制御処理は、点火時期を設定す
るに際して、前記停止時の状態で固定された点火補正学
習値と高温補正固定値とに応じて点火時期設定を行って
いる。このように、高温時点火時期制御処理が点火時期
を設定するに際しては、前記点火補正学習値とともに、
更に高温補正固定値を用いて内燃機関が高温状態である
ことを点火時期に反映させることができる。このため、
請求項1記載の効果と共に、一層内燃機関温度に適合さ
せてノッキングを抑制することができるようになる。
【0077】請求項4記載の内燃機関のノックコントロ
ール制御装置においては、請求項2または3記載の構成
に対して、前記内燃機関温度は、内燃機関の冷却水温度
であることとしている。このように内燃機関温度として
冷却水温度を検出して用いてもよく、請求項2または3
記載の効果とと共に、より容易かつ適切に内燃機関の温
度を判断して適切な点火時期を設定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1としての車両用ガソリンエンジ
ンおよび電子制御系の概略構成図。
【図2】 実施の形態1の電子制御系の構成を示すブロ
ック図。
【図3】 実施の形態1のECUが実行するノックコン
トロール制御処理のフローチャート。
【図4】 実施の形態1のECUが実行する点火時期補
正処理のフローチャート。
【図5】 実施の形態1のECUが実行する点火補正学
習処理のフローチャート。
【図6】 実施の形態1において冷却水温THWから高
温補正値AKCShを算出する1次元マップの構成説明
図。
【図7】 内燃機関の冷却水温THWとノックセンサの
S/N比との一般的な傾向を説明するグラフ。
【符号の説明】
11…車両用ガソリンエンジン、11a…シリンダブロ
ック、11b…シリンダヘッド、12…吸気通路、13
…排気通路、14…インテークマニホルド、15…エア
クリーナ、16…サージタンク、17…インジェクタ、
18…スロットルバルブ、22…点火プラグ、23…デ
ィストリビュータ、24…電子制御ユニット(EC
U)、25…イグナイタ、28…エグゾーストマニホル
ド、30…アクセルペダル、31…スロットルモータ、
33…ターボチャージャ、34…コンプレッサ、35…
タービン、36…シャフト、37…圧力調整通路、38
…ウェイストゲートバルブ、39…ダイヤフラム式のア
クチュエータ、40…圧力通路、47…触媒コンバー
タ、48…マフラ、49…中央処理装置(CPU)、5
0…読み出し専用メモリ(ROM)、51…ランダムア
クセスメモリ(RAM)、52…バックアップRAM、
53…入力回路、54…出力回路、55…双方向バス、
60…スロットルセンサ、61…アクセルセンサ、62
…エアフローメータ、63…回転数センサ、64…気筒
判別センサ、65…ノックセンサ、66…水温センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02P 5/15 Fターム(参考) 3G022 AA05 BA01 CA09 DA02 DA03 DA10 EA02 FA04 FA05 FA06 FA08 GA01 GA05 GA06 GA08 GA09 GA13 3G084 BA17 CA04 DA38 EA11 EB06 EB16 EB19 EB20 EC02 EC03 FA20 FA25 FA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のノッキングを検出することに
    より、該ノッキングの程度が適切な領域に入るように内
    燃機関の点火時期を調整するノックコントロール制御装
    置であって、 内燃機関温度が高温判定基準値より低い場合には、内燃
    機関のノッキングの程度に応じて点火補正値を算出し、
    該点火補正値に基づいて点火補正学習値を算出し、該点
    火補正学習値と前記点火補正値とに基づいて点火時期を
    設定する点火時期フィードバック制御処理を行うととも
    に、 内燃機関温度が高温判定基準値より高い場合には、前記
    点火時期フィードバック制御処理を停止して、該停止時
    の状態で固定された前記点火補正学習値に基づいて点火
    時期を設定する高温時点火時期制御処理を行うことを特
    徴とする内燃機関のノックコントロール制御装置。
  2. 【請求項2】 前記高温時点火時期制御処理は、点火時
    期を設定するに際して、前記停止時の状態で固定された
    点火補正学習値と内燃機関温度とに応じて行うことを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関のノックコントロール
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記高温時点火時期制御処理は、点火時
    期を設定するに際して、前記停止時の状態で固定された
    点火補正学習値と高温補正固定値とに応じて行うことを
    特徴とする請求項1記載の内燃機関のノックコントロー
    ル制御装置。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関温度は、内燃機関の冷却水
    温度であることを特徴とする請求項2または3記載の内
    燃機関のノックコントロール制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7281516B2 (en) 2005-06-28 2007-10-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ignition timing control device of internal combustion engine
US7387107B2 (en) 2005-06-28 2008-06-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Knocking state determination device
KR20160062793A (ko) * 2014-11-25 2016-06-03 현대자동차주식회사 엔진의 노킹제어방법

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