JP2000265571A - 異径鋼管の継手構造 - Google Patents

異径鋼管の継手構造

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JP2000265571A
JP2000265571A JP11073059A JP7305999A JP2000265571A JP 2000265571 A JP2000265571 A JP 2000265571A JP 11073059 A JP11073059 A JP 11073059A JP 7305999 A JP7305999 A JP 7305999A JP 2000265571 A JP2000265571 A JP 2000265571A
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flange
steel pipe
upper flange
joint structure
lower flange
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JP11073059A
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Kimihisa Takano
公寿 高野
Toshihiko Nanbu
俊彦 南部
Masahiko Katsuya
雅彦 勝谷
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Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次のような異径鋼管の継手構造を得ること。 (1)上部フランジと下部フランジの結合に際して大き
いサイズの高力ボルトを使用できること。 (2)上部フランジの上面に雨水などが溜りにくいこ
と。 (3)継手部の見映えがよいこと。 (4)上部鋼管と下部鋼管との軸心合わせが容易なこ
と。 (5)外力が加えられても上下のフランジの当接面にず
れが生じにくいこと。 【解決手段】 上端部にその外径と等しい外径の下部フ
ランジ6が接合された下部鋼管3と、下端部に下部フラ
ンジ6の外径と等しい外径の上部フランジ5が接合され
た下部鋼管3より小径の上部鋼管2とを、下部フランジ
6と上部フランジ5をボルト12で結合する継手構造に
おいて、上部フランジ5の上面7の少なくとも一部を、
周縁に向って下降する傾斜面で形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電柱、通
信鉄塔、ゴルフ練習場の防球ネット柱などに用いる異径
鋼管の継手構造に係り、さらに詳しくは、フランジを用
い、ボルトにより結合される異径鋼管の継手構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電柱、通信鉄塔、ゴルフ練習場の防球ネ
ット柱などにおいては、異径鋼管を径の変化部にフラン
ジ継手を設け、このフランジ継手を現場でボルト結合し
て鋼管柱を構成する場合が多い。以下、この種異径鋼管
の継手構造の従来技術について説明する。
【0003】図18(a)は、大径鋼管21(以下、下
部鋼管という)の上端部に、この下部鋼管21より大径
の下部フランジ24を溶接接合すると共に、小径鋼管2
2(以下、上部鋼管という)の下端部に下部フランジ2
4と同じ外径の上部フランジ25を溶接接合して継手部
23を構成し、上下のフランジ25,24を複数のボル
ト26により結合したものである。
【0004】また、図18(b)は、下部鋼管21より
小径の短管28の両端部に、下部鋼管21と同径のフラ
ンジ29と下部フランジ30を溶接接合してなるフラン
ジ部材27を下部鋼管21の上端部に溶接接合すると共
に、上部鋼管22の下端部に下部フランジ30と同径の
上部フランジ31を溶接接合して継手部23を構成し、
上下のフランジ31,30を複数のボルト26で結合し
たものである。
【0005】さらに、図18(c)は、上部鋼管22よ
り小径の短管28aの両端部に、下部鋼管21と同形の
フランジ29と、上部鋼管22より小径の下部フランジ
30aを溶接接合してなる下部フランジ部材27aを下
部鋼管21の上端部に溶接接合すると共に、短管28a
と同径の短管33の両端部に、上部鋼管22と同径のフ
ランジ34と、下部フランジ30aと同径の上部フラン
ジ31aを溶接接合してなる上部フランジ部材32を、
上部鋼管22の下端部に溶接接合して継手部23を構成
し、上下のフランジ31a,30aを複数のボルト26
で結合したものである。
【0006】また、特開平6−108701号公報に
は、図19、図20に示すように、下部鋼管21の上端
部にこれと同径の下部フランジ29を溶接接合すると共
に、上部鋼管22の下端部に下部フランジ29と同径の
上部フランジ31を溶接接合して継手部23を構成し、
上下のフランジ31,29を複数のボルト26で結合し
たものである。上述のような従来技術のうち、景観性あ
るいはゴルフ練習場の防球ネット柱におけるネットの昇
降性などの面から、最近では、図19、図20に示すよ
うな継手構造が一般に実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した各従来技術に
おいては、上下のフランジの接触面が水平に形成されて
いるため、下部鋼管21と上部鋼管22との結合に際し
て、両者の軸心を一致させるのが困難であり、また、上
部フランジの上面がいずれも水平面で形成されているた
め、雨水や雪などが溜り易く、その上景観性もあまりよ
くない。
【0008】また、一般に実施されている図19、図2
0の継手構造は、下部鋼管21と上部鋼管22の管径の
差が小さい場合は、必要なサイズのボルト26を使用で
きないことがあり、さらに、上部フランジ22の幅が狭
いため、ボルト締結機械の制約を受けて、大きなサイズ
の高力ボルトを用いることができず、そのため多数のボ
ルトが必要である。
【0009】一方、図19の従来技術においては、異径
鋼管を結合した鋼管柱に引張荷重、圧縮荷重あるいは曲
げ荷重が作用したときは、その構造上の特性から、図1
8で説明した各継手構造に発生するてこ反力が発生しに
くいため、これらに比べてボルトの数を少なくすること
ができるが、反面、下部鋼管21と上部鋼管22との板
厚中心がずれているため、フランジの接触面でずれ荷重
が発生する。
【0010】このずれ荷重に対しては、通常、ボルトの
軸力によって発生する摩擦抵抗力で対抗しているが、こ
の摩擦抵抗力はボルト軸力と摩擦係数の積であり、ボル
ト軸力は概ね管理可能であるけれども、摩擦係数はフラ
ンジの接触面の状態に依存しているため、きわめて不確
実なものである。このため、フランジ面の摩擦係数が小
さい場合、作用荷重によってはフランジ面にずれ変位が
生じ、これによりボルト軸力が低下するおそれがある。
ボルト軸力の低下は、フランジ継手部の繰返し荷重に対
する抵抗力の低下につながる。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、次のような異径鋼管の継手構造を得るこ
とを目的としたものである。 (1)上部フランジと下部フランジの結合に際して大き
いサイズの高力ボルトを使用できること。 (2)上部フランジの上面に雨水などが溜りにくいこ
と。 (3)継手部の見映えがよいこと。 (4)上部鋼管と下部鋼管との軸心合わせが容易なこ
と。 (5)外力が加えられても上部フランジと下部フランジ
の当接面にずれが生じにくいこと。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、上端部
にその外径と等しい外径の下部フランジが接合された下
部鋼管と、下端部に前記下部フランジの外径と等しい外
径の上部フランジが接合された前記下部鋼管より小径の
上部鋼管とを、前記下部フランジと上部フランジをボル
トにより結合する継手構造において、前記上部フランジ
の上面の少なくとも一部を、周縁に向って下降する傾斜
面で形成したものである。
【0013】(2)また、本発明は、上端部にその外径
と等しい外径の下部フランジが接合された下部鋼管と、
下端部に前記下部フランジの外径と等しい外径の上部フ
ランジが接合された前記下部鋼管より小径の上部鋼管と
を、前記下部フランジと上部フランジをボルトにより結
合する継手構造において、前記下部フランジと上部フラ
ンジとの当接面の少なくとも一部を、水平面に対して傾
斜した傾斜面で形成したものである。
【0014】(3)上記(1)又は(2)の上部フラン
ジの上面に設けた傾斜面及び下部フランジと上部フラン
ジの当接面に設けた傾斜面の両者又は何れか一方を、水
平面に対して20〜60°の範囲の傾斜角度とした。
【0015】(4)上記(1),(2)又は(3)の下
部フランジと上部フランジの当接部の何れか一方に凸部
を設けると共に、他方に該凸部に係合する凹部を設け
た。 (5)上記(1),(2),(3)又は(4)の上部フ
ランジの上面に座ぐり穴を設け、下部フランジと上部フ
ランジを結合したボルトの頂部を前記座ぐり穴内に位置
させて、該座ぐり穴にコーキング材等を充填したもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係る継手構造の縦断面図、図2はその外
観図である。両図において、2は上部鋼管、3はフラン
ジを介して上部鋼管2に結合される上部鋼管2より大径
の下部鋼管である。5は上部鋼管2の下端部に溶接接合
された下部鋼管3と同径の上部フランジ、6は下部鋼管
3の上端部に溶接接合された下部鋼管3と同径の下部フ
ランジで、これら上部フランジ5と下部フランジ6(以
下、両者を併せて上下のフランジということがある)と
により継手部4を構成する。
【0017】上部フランジ5の上面7、下部フランジ6
の下面8及び上下のフランジ5,6の当接面9,10
は、水平面(上部鋼管2及び下部鋼管3の軸心と直交す
る面)に対して、周縁になるにしたがって下降する角度
θの傾斜面に形成されている。ここに、傾斜角度θは0
<θ<90°であり、好ましくは20°〜60°の範囲
で、図にはθ=30°の場合が示してある。そして、上
下のフランジ5,6には傾斜面と直交する複数のボルト
挿通穴11a,11bが設けられており、下部フランジ
6のボルト挿通穴11bから挿通した高力ボルト12
(以下、単にボルトという)を、上部フランジ5の上面
7から突出させてナット13で締付けて上下のフランジ
5,6を一体に結合し、異径鋼管からなる鋼管柱1を構
成する。
【0018】図3はフランジ上面の傾斜角度θと、フラ
ンジ上面の長さ(幅)との関係を示す線図で、傾斜角度
を0とした場合の傾斜面の長さを1とすると、傾斜角度
が30°の場合は傾斜面の長さが約1.2倍、45°の
場合は約1.6倍、60°の場合は約2倍になることが
わかる。本実施の形態においては、図3から上部フラン
ジ5の上面7の傾斜角度20°〜60°の範囲とした。
なお、この傾斜角度の範囲は、以下の実施の形態におい
ても同様である。
【0019】いま、例えば、外径1200mm、板厚1
2mmの一般構造用炭素鋼鋼管(以下、STK400と
いう)からなる下部鋼管3に、外径1000mm、板厚
10mmのSTK400からなる上部鋼管5をフランジ
により接合する場合、従来技術で説明した上部フランジ
の上面が水平の場合(傾斜角度θ=0)は、上部フラン
ジの上面の長さ(幅)が100mmのため、ボルト締付
機械の制約から、最大でM24の高力ボルトしか使用す
ることができず、そのため、上下のフランジの接合に
は、摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金の
セット(以下、F10Tという)で32本の高力ボルト
が必要である。
【0020】これに対して、本実施の形態によれば、上
部フランジ5の上面7を例えば30°傾斜させることに
より、上部フランジ5の上面の長さ(幅)が120mm
になるため、上面7と直交してボルト12を配設すれば
1ランク上のM30の高力ボルトを使用することがで
き、F10Tで20本の高力ボルトにより上下のフラン
ジ5,6を結合することができる。このため、結合のた
めの工数及びコストを低減することができる。
【0021】また、図19で説明した従来の継手構造
は、上部鋼管5に軸方向の圧縮荷重が加わると、図4
(a)に破線で示すように、継手部が変形するおそれが
あったが、本実施の形態においては、図4(b)に示す
ように、上部鋼管2に加えられた軸方向の圧縮荷重は、
傾斜した上下のフランジ5,6からスムーズに下部鋼管
3に伝達され、また、当接面9,10の面積が拡大され
て応力が分散するため、継手部4にずれや変形を生じる
ことはない。
【0022】さらに、本実施の形態によれば、上下のフ
ランジ5,6の当接面9,10を水平面に対して傾斜さ
せたので、上部鋼管2と下部鋼管3の軸心を容易に一致
させることができ、また、雨水や雪がスムーズに流下し
て溜りにくくなる。
【0023】上記の説明では、上下のフランジ5,6の
上面7及び下面8、さらに当接面9,10の傾斜角度θ
を30°とした場合を示したが、20°〜60°の範囲
で適宜変更することができ、また、これらの傾斜角度θ
をすべて等しくする必要もなく、異なる角度に設定して
もよい。特に、下部フランジ6の下面8は任意であり、
水平面であってもよい(これらのことは、他の実施の形
態においても同様である)。また、上下のフランジ5,
6に設けたボルト挿通穴11a,11bにボルト12を
挿通してナット13で固定した場合を示したが、例えば
下部フランジ6にねじ穴を設け、上部フランジ5のボル
ト挿通穴11aから挿通したボルトを、このねじ穴に螺
入して上下のフランジ5,6を結合してもよい。
【0024】[実施の形態2]実施の形態2は、図5に
示すように、上部鋼管2と下部鋼管3の軸心O1 ,O 2
をずらせて継手部4により結合したものである。図5に
おいて、上部フランジ5はその中心を上部鋼管2の軸心
1 に対して偏心して形成されており、一方の側はその
上面7及び当接面9が深い傾斜角θ1 (例えば、θ=6
0°)の傾斜面に形成され、他方の側になるにしたがっ
てその傾斜角度を徐々に浅くして、他方の側では上面7
及び当接面9の傾斜角度θ2 を例えば30°にして幅広
に形成し、全周に亘る当接面9を同一平面上に設けたも
のである。
【0025】同様にして、下部フランジ6もその中心を
下部鋼管3の軸心O2 に対して偏心させ、一方の側の当
接面10及び下面8の傾斜角度θ1 を60°、他方の側
の当接面10及び下面8の傾斜角度θ2 を30°に形成
して、その当接面10を全周に亘って同一平面上に設
け、かつ、上部フランジ5の当接面9と整合させるよう
にして継手部4を構成したものである。
【0026】そして、上下のフランジ5,6の当接面
9,10を当接し、上部フランジ5の上面7と直交して
配設したボルト12,12aで結合すれば、異径鋼管を
その軸心O1 ,O2 をずらせて結合することができる。
このとき、当接面9,10の傾斜角度の浅い側に、傾斜
角度の深い側を固定するボルト12よりランクが上の大
径のボルト12aを使用すれば、曲げ荷重に対して大き
な耐力を得ることができる。本実施の形態においても、
実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0027】[実施の形態3]実施の形態3は、図6
(a),(b)に示すように、少なくとも上部フランジ
5の上面7が水平に形成され、上部フランジ5と下部フ
ランジ6の当接面9,10を水平面に対して前述の傾斜
角度θに形成された上下のフランジ5,6により継手部
4を構成し、上下のフランジ5,6を上部フランジ5の
上面と直交して配設したボルト12により結合したもの
である。なお、以下の実施の形態では、継手部4の一部
のみを示してある。本実施の形態によれば、上部鋼管2
と下部鋼管3の軸心を容易に一致させることができ、ま
た、当接面9,10の面積が拡大されたので、ここに生
じる応力を低減することができる。
【0028】[実施の形態4]実施の形態4は、フラン
ジを介して異径鋼管を結合する継手構造において、上下
のフランジの当接面にずれ止め手段を設けたものであ
る。図7(a)は、実施の形態1の継手部4において、
上部フランジ5の当接面9の中心部側と周縁部にリング
状の凹部14(又は凸部)を設けると共に、下部フラン
ジ6の当接面10にこれに係合するリング状の凸部15
(又は凹部)を設けたものである。
【0029】また、図7(b)は、少なくとも上部フラ
ンジ5の上面及び上下のフランジ5,6の当接面9,1
0が水平に形成された継手部4において、上部フランジ
5の当接面9にリング状の凹部14(又は凸部)を設け
ると共に、下部フランジ6の当接面10にこれに係合す
るリング状の凸部15(又は凹部)を設けたものであ
る。この場合、実施の形態4のように、当接面9,10
を傾斜面で形成してもよい。なお、図7(a),(b)
のリング状の凸部15を、複数の凸部で形成してもよ
く、あるいは、互いに係合する複数の凹部と凸部で形成
してもよい。
【0030】本実施の形態は、継手部4を構成する上下
のフランジ5,6の当接面9,10に凹凸からなるずれ
止め手段を設け、両者の接合に際してこの凹凸を係合さ
せるようにしたので、鋼管柱1に引張荷重、圧縮荷重あ
るいは曲げ荷重が作用しても上下のフランジ9,10の
ずれを阻止することができ、これによりボルト軸力の低
下を防止することができる。また、上下のフランジ5,
6の結合にあたっては、ずれ止め手段を係合させればよ
いので、上部鋼管2と下部鋼管3の軸心を容易かつ確実
に一致させることができる。本実施の形態は、他の実施
の形態にも実施することができる。
【0031】[実施の形態5]実施の形態5は、継手部
の上下のフランジを結合するボルトを、上フランジの上
面から陰蔽するようにしたものである。図8(a)は上
部フランジ5の上面7と、上下のフランジ5,6の当接
面9,10が傾斜面で形成された継手部4において、上
部フランジ5に上面7と直交してボルト12の頭部より
若干大きく、かつ頭部の厚みより若干深い座ぐり穴16
を設けると共に、これに連続してボルト挿通穴11aを
設け、また、下部フランジ6にボルト挿通穴11aに対
応してねじ穴17を設けたものである。
【0032】上下のフランジ5,6の結合にあたって
は、両者の当接面9,10を当接したのち、座ぐり穴1
6からボルト12を挿通してねじ穴17に螺入し、両者
を一体に結合する。そして、座ぐり穴16にコーキング
材等18を充填して目詰めし、ボルト12を陰蔽すると
共に、座ぐり穴16の上面を傾斜面に沿って平坦に形成
する。
【0033】また、図8(b)は、上部フランジ5の上
面7が傾斜面で、上下のフランジ5,6の当接面9,1
0が水平面に形成された継手部4において、上部フラン
ジ5の上面7に鉛直方向の座ぐり穴16及びこれに連続
するボルト挿通穴11aを設けると共に、下部フランジ
6にボルト挿通穴11aに対応してボルト挿通穴11b
を設けたものである。上下のフランジ5,6の結合にあ
たっては、両者の当接面9,10を当接したのち、下部
フランジ6のボルト挿通穴11bからボルト12を挿通
し、座ぐり穴16内でナット13を螺合して両者を一体
に結合する。そして、図8(a)の場合と同様に座ぐり
穴16にコーキング材等18を充填する。
【0034】本実施の形態によれば、上部フランジ5の
上面からボルト12が露出しないので見映えがよく、ま
た、上部フランジ5の上面は座ぐり穴16に充填したコ
ーキング材等18により傾斜面に沿って平坦に形成され
るので、雨水等がスムーズに流れ、滞留することがな
い。さらに、ゴルフ練習場の防球ネット柱に実施した場
合は、ネットの昇降時に引掛り等の支障を来すことがな
い。本実施の形態は、他の実施の形態にも実施すること
ができる。
【0035】[実施の形態6]実施の形態6は、少なく
とも上部フランジの上面を傾斜面又は円弧面で形成した
継手部において、上部フランジの上面に直交し又は鉛直
方向に挿通したボルトにより上下のフランジを結合する
ようにしたものである。図9(a)は上部フランジ5の
上面7が傾斜面、下部フランジ6の下面が水平面に形成
され、両者の当接面が水平面で形成された継手部4にお
いて、上部フランジ5の上面7と直交して設けたボルト
挿通穴11aにボルト12を挿入し、下部フランジ6に
設けたねじ穴17に螺入したものである。
【0036】また、図9(b)は上部フランジ5の上面
7と、下部フランジ6の下面8が傾斜面で形成され、両
者の当接面9,10が水平面に形成された継手部4にお
いて、上下のフランジ5,6に、上部フランジ5の上面
7の傾斜面に直交して設けたボルト挿通穴にボルト12
を挿通し、ナット13で両者を一体に結合したものであ
る。さらに、図9(c)は、上部フランジ5の上面7が
傾斜面、下部フランジ6の下面8が水平面、上下のフラ
ンジ5,6の当接面9,10が傾斜面で形成された継手
部4において、上部フランジ5の上面7の傾斜面に直交
して設けたボルト挿通穴11aに挿通したボルト12
を、下部フランジ6に設けたねじ穴17に螺入して両者
を一体に結合したものである。
【0037】また、図10(a),(b),(c)は、
上部フランジ5の上面をほぼ円弧状に形成すると共に、
上下のフランジ5,6の当接面9,10を水平面又は傾
斜面で形成し、上部フランジ5の円弧面に鉛直方向又は
円弧面と直交して座ぐり穴16を設けたものである。そ
して、ボルト12により上下のフランジ5,6を一体に
結合してボルト12の端部を座ぐり穴16内に位置さ
せ、座ぐり穴16にコーキング材等18を充填したもの
である。なお、上下のフランジ5,6の結合にあたって
は、下部フランジ6にねじ穴を設けてボルト12を螺入
するようにしてもよい。
【0038】本実施の形態によれば、上部フランジ5の
上面7を傾斜面又は円弧面で形成したので、雨水等をス
ムーズに流下させることができる。なお、上下のフラン
ジ5,6の当接面を傾斜面で形成した場合は、実施の形
態1とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0039】[実施の形態7]実施の形態7は、継手部
を構成する上部フランジの上面を複数の傾斜面で形成し
たものである。図11(a)は、上部フランジ5の上面
を、浅い傾斜角度θ1 (例えば、θ1=30°)の第1
の傾斜面7aと、これより深い傾斜角度θ2 (例えば、
θ2 =60°)の第2の傾斜面7bとからなる2段の傾
斜面によって形成すると共に、上下のフランジ5,6の
当接面9,10を、第1の傾斜面7aと同じ角度の傾斜
面で形成したものである。そして、第1の傾斜面7aに
直交して設けたボルト挿通穴に挿通したボルト12にナ
ット13を螺合し、両者を一体に結合する。
【0040】図11(b)は、図11(a)の継手部4
において、上下のフランジ5,6の当接面9,10を水
平面で形成したものである。なお、上下のフランジ5,
6の結合にあたっては、下部フランジ6にねじ穴を設け
てボルト12を螺入するようにしてもよい。本実施の形
態においても、実施の形態6とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。なお、第2の傾斜面7bをハブと兼用する
ことができるので、継手部4の剛性を高めることができ
る。
【0041】[実施の形態8]実施の形態8は、上部フ
ランジの上面を、水平面と傾斜面によって形成したもの
である。図12(a)は、上部フランジ5の上面の周縁
部と中心部側に水平面7d,7eを設け、両水平面7
d,7eの間に傾斜面7aを設けると共に、上下のフラ
ンジ5,6の当接面9,10を傾斜面7aと同じ傾斜角
度の傾斜面で形成し、上部フランジ5の傾斜面9aと直
交して設けたボルト12により上下のフランジ5,6を
一体に結合したものである。なお、上下のフランジ5,
6の当接面9,10を上部フランジ5の傾斜面7aと同
じ角度の傾斜面で形成した場合を示したが、異なる角度
にしてもよく、あるいは水平面で形成してもよい。
【0042】また、図12(b)は上部フランジ5の周
縁部と中心部側に傾斜面7aと7cを設け、両傾斜面7
aと7cとの間に水平面7fを設けると共に、両フラン
ジ5,6の当接面9,10を上部フランジ5の上面に対
応した傾斜面と水平面で形成し、上部フランジ5の水平
面7fに直交して設けたボルト12により上下のフラン
ジ5,6を一体に結合したものである。なお、上下のフ
ランジ5,6の当接面9,10を上部フランジ5の上面
に対応した形状に形成した場合を示したが、単一の傾斜
面で形成してもよく、あるいは水平面で形成してもよ
い。本実施の形態においても実施の形態とほぼ同様の効
果を得られるが、さらに、図12(b)によれば、上鋼
管2と下鋼管3の軸心合わせがさらに容易であり、ま
た、当接部9,10のずれを防止することができる。
【0043】[実施の形態9]実施の形態9は、上部フ
ランジと下部フランジとの当接面の他の形状に関するも
のである。図13(a)は上面7が水平面に形成された
上部フランジ5の当接部9の周縁側に外方に向って下降
する傾斜面9aを設け、これに連続して水平面9cを設
けて当接部9を形成すると共に、下部フランジ6の当接
面10を上部フランジ5の当接面9に対応した形状に形
成したもである。そして、上部フランジ5の上面7に直
交して設けたボルト12により上下のフランジ5,6を
一体に結合したもである。
【0044】また、図13(b)は、図13(a)とは
逆に、上部フランジ5の中心部側に内側に向って上昇す
る傾斜面9bを設け、これに連続して水平面9cを設け
て当接部9を形成すると共に、下部フランジ6の当接面
10を上部フランジ5の当接面9に対応した形状に形成
したものである。
【0045】図14(a)は上部フランジ5の当接面9
の周縁の下方に水平面9aを設け、また、中心部側の上
方に水平面9bを設けて、両水平面9a,9bを傾斜面
9cで結んで当接面9を形成すると共に、下部フランジ
6の当接面10を上部フランジ5の当接面9に対応した
形状に形成したものである。
【0046】また、図14(b)は、図14(a)と逆
に、上部フランジ5の当接面9の周縁の上方に水平面9
aを設け、また、中心部側の下方に水平面9bを設け、
両水平面9a,9bを傾斜面9cで結んで当接面9を形
成すると共に、下部フランジ6の当接面10を上部フラ
ンジ5の当接面9に対応した形状に形成したものであ
る。
【0047】図15(a)は上部フランジ5の当接面9
を円弧状の凹部で形成し、下部フランジ6の当接面10
をこれに対応した円弧状の凸部で形成したものである。
また、図15(b)は上部フランジ5の当接面9を円弧
状の凸部で形成し、下部フランジ6の当接面10をこれ
に対応した円弧状の凹部で形成したものである。
【0048】図16(a)は上部フランジ5の当接面9
を逆台形状で凸状に形成し、下部フランジ6の当接面1
0をこれに対応した逆台形状で凹状に形成したものであ
る。また、図16(b)は上部フランジ5の当接面9を
台形状で凹状に形成し、下部フランジ6の当接面10を
これに対応した台形状で凸状に形成したものである。
【0049】図17(a)は、図16(a)の上部フラ
ンジ5の逆台形状の凸状の当接面9の傾斜面の傾斜角度
を深くてその両側に水平面9a,9bを設け、下部フラ
ンジ6の当接面10をこれに対応した凹状に形成したも
のである。また、図17(b)は、図16(b)の上部
フランジ5の台形状で凹状の当接面の傾斜角度を深くし
てその両側に水平面9a,9bを設け、下部フランジ6
の当接面10をこれに対応した凹状に形成したものであ
る。
【0050】本実施の形態は、上下のフランジ5,6の
当接面9,10を上記のように形成したので、上部鋼管
2と下部鋼管3との軸心合わせが容易であり、また、外
力が加えられても当接面9,10にずれが生じにくい。
【0051】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定するものではなく、特許請求
の範囲の記載を逸脱しない範囲で適宜変更することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】(1)本発明は、上端部にその外径と等
しい外径の下部フランジが接合された下部鋼管と、下端
部に下部フランジの外径と等しい外径の上部フランジが
接合された下部鋼管より小径の上部鋼管とを、下部フラ
ンジと上部フランジをボルトにより結合する継手構造に
おいて、上部フランジの上面の少なくとも一部を、周縁
に向って下降する傾斜面で形成し、上面の長さ(幅)を
長くしたので、大きな高力ボルトを使用することがで
き、これにより高力ボルトの数を減らすと共に、上下の
フランジの結合工数を低減することができる。さらに、
継手部における耐曲げ応力を増大させることができる。
また、上部フランジの上面に雨水等が滞留することがな
く、スムーズに流出させることができる。
【0053】(2)また、本発明は、上端部にその外径
と等しい外径の下部フランジが接合された下部鋼管と、
下端部に下部フランジの外径と等しい外径の上部フラン
ジが接合された下部鋼管より小径の上部鋼管とを、下部
フランジと上部フランジをボルトにより結合する継手構
造において、下部フランジと上部フランジとの当接面の
少なくとも一部を、水平面に対して傾斜した傾斜面で形
成したので、上部鋼管と下部鋼管の軸心合わせが容易で
あり、また、外力によるずれを抑制することができる。
【0054】(3)上記(1),(2)の上部フランジ
の上面に設けた傾斜面及び下部フランジと上部フランジ
の当接面に設けた傾斜面の両者又は何れか一方を、水平
面に対して20〜60°の範囲の傾斜角度としたので、
上記(1)又は(2)の効果とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
【0055】(4)上記(1),(2)又は(3)の下
部フランジと上部フランジの当接部の何れか一方に凸部
を設けると共に、他方にこの凸部に係合する凹部を設け
たので、上記(2)とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0056】(5)上記(1),(2),(3)又は
(4)の上部フランジの上面に座ぐり穴を設け、下部フ
ランジと上部フランジを結合したボルトの頂部を座ぐり
穴内に位置させて、この座ぐり穴にコーキング材等を充
填したので、見映えのよう継手部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の縦断面図である。
【図2】実施の形態1の外観図である。
【図3】傾斜角度とフランジ面の長さとの関係を示す線
図である。
【図4】従来の継手構造と実施の形態1の作用説明図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態2の縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態4の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態5の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態6の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態6の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態7の説明図である。
【図12】本発明の実施の形態8の説明図である。
【図13】本発明の実施の形態9の説明図である。
【図14】本発明の実施の形態9の説明図である。
【図15】本発明の実施の形態9の説明図である。
【図16】本発明の実施の形態9の説明図である。
【図17】本発明の実施の形態9の説明図である。
【図18】従来の異径鋼管の継手構造の説明図である。
【図19】従来の異径鋼管の継手構造の他の例の説明図
である。
【図20】図19の外観図である。
【符号の説明】
1 鋼管柱 2 上部鋼管 3 下部鋼管 4 継手部 5 上部フランジ 6 下部フランジ 7 上部フランジの上面 9 上部フランジの当接面 10 下部フランジの当接面 12 高力ボルト 13 ナット 14 凹部 15 凸部 16 座ぐり穴 17 ねじ穴 18 コーキング材等
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝谷 雅彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2E125 AA03 AA48 AB17 AC16 AG03 AG43 AG57 BB09 BB19 BB31 BB35 BD01 BE08 BF05 CA05 CA15 CA90 EA01 EA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部にその外径と等しい外径の下部フ
    ランジが接合された下部鋼管と、下端部に前記下部フラ
    ンジの外径と等しい外径の上部フランジが接合された前
    記下部鋼管より小径の上部鋼管とを、前記下部フランジ
    と上部フランジをボルトにより結合する継手構造におい
    て、 前記上部フランジの上面の少なくとも一部を、周縁に向
    って下降する傾斜面で形成したことを特徴とする異径鋼
    管の継手構造。
  2. 【請求項2】 上端部にその外径と等しい外径の下部フ
    ランジが接合された下部鋼管と、下端部に前記下部フラ
    ンジの外径と等しい外径の上部フランジが接合された前
    記下部鋼管より小径の上部鋼管とを、前記下部フランジ
    と上部フランジをボルトにより結合する継手構造におい
    て、 前記下部フランジと上部フランジとの当接面の少なくと
    も一部を、水平面に対して傾斜した傾斜面で形成したこ
    とを特徴とする異径鋼管の継手構造。
  3. 【請求項3】 上部フランジの上面に設けた傾斜面及び
    下部フランジと上部フランジの当接面に設けた傾斜面の
    両者又は何れか一方を、水平面に対して20〜60°の
    範囲の傾斜角度としたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の異型鋼管の継手構造。
  4. 【請求項4】 下部フランジと上部フランジの当接部の
    何れか一方に凸部を設けると共に、他方に該凸部に係合
    する凹部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の異径鋼管の継手構造。
  5. 【請求項5】 上部フランジの上面に座ぐり穴を設け、
    下部フランジと上部フランジを結合したボルトの頂部を
    前記座ぐり穴内に位置させて、該座ぐり穴にコーキング
    材等を充填したことを特徴とする請求項1,2,3又は
    4記載の異径鋼管の継手構造。
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