JP2000264979A - 樹脂成形体及び光反射体 - Google Patents

樹脂成形体及び光反射体

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JP2000264979A
JP2000264979A JP2000005067A JP2000005067A JP2000264979A JP 2000264979 A JP2000264979 A JP 2000264979A JP 2000005067 A JP2000005067 A JP 2000005067A JP 2000005067 A JP2000005067 A JP 2000005067A JP 2000264979 A JP2000264979 A JP 2000264979A
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Yoshihisa Ishihara
義久 石原
Satoshi Iwasaki
聡 岩崎
Yoshiaki Momose
義昭 百瀬
Takeshi Aoki
健 青木
Seiji Takahashi
誠治 高橋
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JSP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、生産性、切断加工性及び光反射性能
に優れた樹脂成形体を提供するとともに、耐熱性、生産
性、切断加工性に優れ、電飾看板等に使用された場合
に、消費電力を減らすことに貢献しうる光反射体を提供
する。 【解決手段】 芳香族ポリカーボネート樹脂(A)を主
成分とし、該脂(A)以外の副成分(B)を含有する組
成物からなる混合樹脂層を少なくとも表面に有する樹脂
成形体であって、該混合樹脂層表面における、光の反射
を表わすパラメーターである全反射率が80%以上及び
拡散反射率が75%以上である樹脂成形体。前記樹脂成
形体からなり、該混合樹脂層表面における、光の反射を
表わすパラメーターである全反射率が93%以上及び拡
散反射率が90%以上であることを特徴とする光反射
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形体及び光
反射体に関し、さらに詳しくは、耐熱性、加工性、耐割
れ性に優れるとともに、光反射性に優れた樹脂成形体及
びその樹脂成形体からなる光反射体に関し、特に、電飾
看板、医療用または一般用写真観察装置(写真観察用ラ
イトボックス)、照明器具である反射がさや反射ざら等
に使用される光反射部材として好適な光反射体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1に、一般的な内照式表示器具の構造
の一例を示す。図1は、光反射板としての機能を持つ白
色塗装鋼板製の側壁4及び底壁5を持つ箱体1の内部
に、光源としての蛍光灯3を4本設置して、開口部を乳
白色アクリル樹脂製の表示板2で覆った構造の内照式表
示器具(医療用X線写真観察装置)の概略図である。
尚、図1は箱体1の内部構造を説明する為に表示板2を
取り外して右斜め下側にスライドした状態を示してい
る。この種の内照式表示器具では、光源である蛍光灯3
から直接表示板2に到達する光及び蛍光灯から側壁4と
底壁5に到達してそこ(主として底壁5)で反射されて
最終的に表示板2に到達する光により表示板2全体が明
るく照し出される。従って、このような構造の内照式表
示器具は、表示板上の写真や表示板上の表示を見やすく
するためには、表示板上での照度はできるだけ大きく、
また、表示板上における照度はできる限り均一であるこ
とが望ましい。ところが、光反射板の反射率が低い場合
には、表示板上で十分な照度を得ようとすると光源の出
力を大きくしなければならず、そうすると、表示板上に
おける照度は場所により極端に不均一になってしまい、
表示板を通して光源の形が顕著に浮き出て、商品価値を
低減させてしまうという問題があった。この問題は、光
源と表示板との距離を大きくすれば、ある程度は改善さ
れるが、この問題解決には、表示器具の大型化と光源の
高出力化は避けられず好ましくない。このように、光反
射板には高い反射率が要求されるため、従来より以下に
示すようなさまざまな材料が用いられている。例えば、
金属等の基材の表面にアルミニウム蒸着フィルムを積層
して表面に鏡面を形成した光反射板が知られている。し
かし、鏡面を有する光反射板では拡散反射が起こりにく
い為、表示板上における照度が不均一になりすぎて表示
板を通して光源の形が顕著に浮き出てしまう結果とな
る。また、白色塗装された金属材料(白色鋼板等)を反
射板として使用される事も多い。しかしながら、白色塗
装鋼板からなる光反射板と上記表面に鏡面を形成した光
反射板は、いずれも金属製であるため、重い上、切断等
の加工性に劣る。一方、WO97/01117には微細
気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体からなる光
反射板が提案されている。そのような熱可塑性ポリエス
テル発泡体は軽量で全反射率と拡散反射率に優れるため
電飾看板等において優れた光反射性能を示す。しかし、
優れた全反射率と拡散反射率を有する光反射板を得るに
は、熱可塑性ポリエステル発泡体中に超微細な気泡を形
成させる必要が有るため、一旦無発泡のシートを製造
し、これを高圧の炭酸ガス中に長時間保持してシート中
に炭酸ガスを含浸させて、炭酸ガスがシート中から逸散
する前に加熱して発泡させるという非常に手間のかかる
製造工程を経なければ作れないという問題がある。それ
ばかりか、耐熱性を高めるためには長時間の熱処理が必
要であり、その作業も煩雑で生産効率も悪いという問題
も有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の課題
は、耐熱性、生産性、切断加工性及び光反射性能に優れ
た樹脂成形体を提供することにある。また、本発明の第
二の課題は、耐熱性、生産性、切断加工性に優れ、電飾
看板等に使用された場合に、消費電力を減らすことに貢
献しうる光反射体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、意外にも、光
の反射性に極めて劣る(光の透過性に特に優れた)芳香
族ポリカーボート樹脂を主成分として使用し、これに副
成分を単に混合して得られた樹脂成形体が、光に対する
全反射率と拡散反射率に優れ、かつ耐熱性と切断加工性
にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明によれば、芳香族ポリカーボネート樹
脂(A)を主成分とし、該脂(A)以外の副成分(B)
を含有する組成物からなる混合樹脂層を少なくとも表面
に有する樹脂成形体であって、該混合樹脂層表面におけ
る、光の反射を表わすパラメーターである全反射率が8
0%以上及び拡散反射率が75%以上である樹脂成形体
(樹脂成形体(1))が提供される。また、本発明によ
れば、樹脂成形体(1)において、該副成分(B)が、
アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂及び白色系顔料の中
から選ばれる少なくとも一種からなることを特徴とする
樹脂成形体(樹脂成形体(2))が提供される。さら
に、本発明によれば、樹脂成形体(2)において、オレ
フィン系樹脂がポリエチレン系樹脂である樹脂成形体
(樹脂成形体(3))が提供される。さらにまた、本発
明によれば、樹脂成形体(1)乃至樹脂成形体(3)の
いずれかにおいて、混合樹脂層の裏面に、芳香族ポリカ
ーボネート樹脂発泡体層が積層されてなる樹脂成形体
(樹脂成形体(4))が提供される。さらにまた、本発
明によれば、樹脂成形体(1)乃至樹脂成形体(4)の
いずれかの樹脂成形体からなり、該混合樹脂層表面にお
ける、光の反射を表わすパラメーターである全反射率が
93%以上及び拡散反射率が90%以上であることを特
徴とする光反射体が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用される芳香族ポリカ
ーボネート樹脂としては、(i)ホスゲン等のカルボニ
ルハライド成分又はジフェニルカーボネート等のカーボ
ネート成分と、(ii)ビスフェノール系化合物等の芳香
族ジオール成分または芳香族ジオール成分50モル%以
上と他のジオール成分50モル%以上からなるジオール
成分から形成されるポリカーボネート樹脂が挙げられ
る。特に、分子鎖にジフェニルアルカンを有する芳香族
ポリカーボネート樹脂であって、且つASTM D−6
48に基づく、18.24MPa(18.6kgf/c
2)荷重の条件で測定された熱変形温度が120℃以
上のもの、好ましくは125℃以上のもの、より好まし
くは130〜170℃の芳香族ポリカーボネート樹脂
は、耐熱性、切断加工性及び耐割れ性に優れる上、耐候
性及び耐酸性に優れている点から好適である。このよう
な分子鎖にジフェニルアルカンを有する芳香族ポリカー
ボネート樹脂としては、2,2−ビス(4−オキシフェ
ニル)プロパン(別名ビスフェノールA)、2,2−ビ
ス(4−オキシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−
オキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−
オキシフェニル)イソブタン、或いは1,1−ビス(4
−オキシフェニル)エタン等のビスフェノール系化合物
から形成される芳香族ポリカーボネート樹脂が例示され
る。
【0006】芳香族ポリカーボネート樹脂は、通常、透
明性に優れ、光の大部分が透過してしまうため、可視光
に対する全反射率と拡散反射率に劣る。従って、芳香族
ポリカーボネート樹脂単独では可視光に対する全反射率
と拡散反射率に優れた樹脂成形体を提供することはでき
ない。そこで本発明者等は、芳香族ポリカーボネート樹
脂(A)を主成分とし、この樹脂(A)以外の副成分
(B)を含有する混合樹脂は、意外にも、可視光に対す
る全反射率と拡散反射率を高められることを見出した。
副成分(B)としては、芳香族ポリカーボネート樹脂以
外の各種の高分子化合物が用いられるが、一般的には、
可視光に対する全反射率と拡散反射率を高める上で、使
用される芳香族ポリカーボネート樹脂の屈折率よりも
0.03以上大きいか或いは0.03以上小さい屈折率
(屈折率はいずれもJIS K 7105に記載の方法
に基づく測定値)を持つ、合成樹脂又は/及び合成ゴム
を副成分(B)として用いることは非常に有効である。
また、白色系着色剤を副成分(B)として用いることも
非常に有効である。因に、代表的なビスフェノールAポ
リカーボネート樹脂の屈折率は約1.59である。
【0007】上記した副成分(B)としては、特に、ア
クリル系樹脂、オレフィン系樹脂及び白色系顔料の中か
ら選ばれる物質を単独又は2種以上の混合物の形態で用
いるのが好ましく、このような物質は、少量の添加で、
芳香族ポリカーボネート樹脂の可視光に対する全反射率
と拡散反射率を高める効果に優れるため好ましい。尚、
少量の添加で済むということは、芳香族ポリカーボネー
ト樹脂の優れた耐熱性、耐衝撃性、耐割れ性、或いは自
己消火性を極力低下させずに全反射率と拡散反射率を高
めることができるということを意味し、本発明では好ま
しい態様である。
【0008】前記アクリル系樹脂は、下記一般式(1) CH2=C(R)− (1) (式中、Rは炭素1〜4の低級アルキル基を示す)で表
されるアクリル基を有する不飽和化合物を重合又は共重
合して形成した高分子化合物からなるものである。この
場合のアクリル系不飽和化合物には、アクリル酸及びそ
のエステル、アクリルアミド、アクリロニトリル、メタ
クリル酸及びそのエステル等が包含され、アクリル系樹
脂には、それらのアクリル系不飽和化合物の重合体又は
共重合体が包含される。代表的なアクリル系樹脂として
は、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリメチルアクリ
レート樹脂が例示される。特に、副成分(B)としてポ
リメチルメタクリレート樹脂等のポリメタクリル酸エス
テル樹脂を使用することにより、芳香族ポリカーボネー
ト樹脂を主成分とする成形体及び光反射体の引裂き強度
の低下を効果的に抑止することができる。このものは、
引裂き強度が高いので耐割れ性に非常に優れるものとな
る。また、副成分(B)としてアクリル系樹脂を使用す
ると、高価な白色系顔料の使用量を減らせるか又はその
使用料を0にすることができるという効果を有する。
【0009】前記オレフィン系樹脂は、エチレン、プロ
ピレン、ブテン等のオレフィンを主成分とする重合体及
び共重合体からなる。そのオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレン、エチレン−ブテン−1ランダム共重合
体、エチレン−オクテン−1ランダム共重合体、エチレ
−ペンテン−1ランダム共重合体、ポリプロピレン、プ
ロピレ−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチ
レンブロック共重合体、プロピレン−ブテン−1ランダ
ム共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1ランダ
ム共重合体、ポリブテン等が例示される。オレフィン系
樹脂は、白色系顔料と併用することが好ましいが、この
場合、特に、副成分(B)としてポリエチレン樹脂を使
用することにより、高価な白色系顔料の使用量を減らせ
るか又はその使用量を0にすることができるという効果
を有する。
【0010】前記白色系顔料は、白色を有する無機化合
物からなり、このようなものとしては、二酸化チタン、
炭酸カルシウム、シリカ等が例示され、特に二酸化チタ
ンは少量の添加で樹脂成形体及び光反射体に高い全反射
率と拡散反射率を付与できるので好ましい。この場合、
混合樹脂層中の白色系顔料の割合は、通常、0〜20重
量%、好ましくは3〜15重量%である。尚、この白色
系顔料と、アクリル系樹脂又は/及びオレフィン系樹脂
との併用は、それぞれの添加効果が同時に発揮されるの
で、本発明においては好ましい態様である。
【0011】本発明の樹脂成形体は、樹脂(A)を主成
分とし、これに副成分(B)を混合した組成物からなる
混合樹脂層を少なくとも表面に有し、該混合樹脂層表面
で測定される光の反射率を表わすパラメーターである全
反射率が80%以上及び拡散反射率が75%以上であ
る。ここで、混合樹脂層を少なくとも表面に有すると
は、前記混合樹脂層のみからなる樹脂成形物であって
も、前記混合樹脂層と他の樹脂層との積層体からなるも
のでも良いということを意味し、場合によっては前記混
合樹脂層/他の樹脂層/前記混合樹脂層からなる樹脂成
形物であっても構わない。いずれにしても本発明におい
ては、高い全反射率と高い拡散反射率を必要とする面に
前記混合樹脂層が位置していればよい。前記全反射率が
80%以上及び拡散反射率が75%以上の要件は、電飾
看板、医療用X線写真観察装置等の内照式表示器具等の
表示面において、或いは照明器具の反射がさや反射ざら
等に使用した場合に照明の下において、高い照度と場所
による照度の大小の差を小さくする上で必須である。上
記全反射率が80%を下回っても拡散反射率が75%を
下回っても高い照度と場所による照度の大小の差を小さ
くすることは困難となる。樹脂成形体の内、前記全反射
率が93%以上及び拡散反射率が90%以上のものは、
光の反射性及び拡散反射性に特に優れるので、例えば、
電飾看板内又は電飾表示器具内に配置して表示部に向け
て光を反射するための光反射体、あるいは照明器具の反
射がさや反射ざら等の光反射体として使用した場合に
は、蛍光灯や電球等の電気発光体の数を減らさないとす
れば、それら発光体の出力を小さくすることができ、逆
に電気発光体の出力を小さくしないとすれば、発光体の
数を減らすことができ、結果として電気の使用量を最小
限にとどめることが可能となり、地球温暖化の抑制にも
貢献しうるので好ましい。
【0012】本発明の樹脂成形体の表面層を構成する混
合樹脂層は、樹脂(A)を主成分とするが、この場合の
主成分とは、混合樹脂層中で樹脂(A)が50重量%以
上を占めるということを意味する。樹脂(A)の割合が
減るほど樹脂(A)の優れた特性である優れた耐熱性、
耐衝撃性、耐割れ性、或いは自己消火性が低下し、逆に
樹脂(A)の割合増えるほど高い全反射率と高い拡散反
射率が得られにくくなるので、樹脂(A)の占める割合
は混合樹脂層中において55重量%以上、95重量%以
下が好ましく、副成分(B)の占める割合は、混合樹脂
層中において5重量%以上、45重量%以下が好まし
い。
【0013】前記混合樹脂層は、芳香族ポリカーボネー
ト樹脂(A)を主成分とし、これに上記した副成分
(B)を加え、押出機等を使用して溶融混練して押出成
形或いは射出成形等の手段を利用して、フィルム状、シ
ート状、板状、或いは照明器具である反射がさ形状や反
射ざら形状等の所望の形状に成形することにより得るこ
とができる。樹脂成形体の内、シート状等のものは、熱
成形して更に別な形状の樹脂成形体に加工しても良い。
尚、前記混合樹脂層は、発泡剤を使用して発泡せしめた
ものであっても構わない。この場合、発泡された前記混
合樹脂層の密度は0.05g/cm3以上であることが
好ましく、0.07g/cm3以上であることがより好
ましい。その密度の上限値は、通常1.0g/cm3
度である。密度が小さくなりすぎると、押圧したときに
変形し易くなるので好ましくない。また、密度が大きく
なりすぎると発泡させた効果がほとんどなくなってしま
う。また、混合樹脂層中には紫外線吸収剤が混合されて
いることが好ましく、そうすれば蛍光灯から発せられる
紫外線で劣化しにくいものとなる。また、混合樹脂層中
には帯電防止剤が混合されていることが好ましく、そう
すれば混合樹脂層の表面に挨等が付着しにくくなるので
長期にわたって高い光反射性能を維持することが可能と
なる。また、混合樹脂層中には、必要に応じて、酸化防
止剤、難燃剤、難燃相乗剤、蛍光増白剤といった各種添
加剤を更に添加することもできる。
【0014】混合樹脂層に接して設けることのできる前
記した他の樹脂層は、樹脂成形体に対し、保形性を高め
たり、意匠性を高めたり、全反射率及び拡散反射率を高
めたり、混合樹脂層の厚みをより薄くしたり、軽量にす
る等の目的で無発泡の状態で又は発泡された状態で設け
ることができる。他の樹脂層が白色の発泡層(特に着色
していなければ樹脂発泡体は通常は白色を呈する)であ
る場合、混合樹脂層から透過してくる光が発泡層におい
て混合樹脂層側に反射され易くなる。従って、他の樹脂
層が白色の発泡層である場合は、混合樹脂層の厚みをよ
り薄くしても混合樹脂層上で高い全反射率と高い拡散反
射率が維持できる上、発泡層の存在により軽量で保形性
に優れる樹脂成形体とすることができる。前記した他の
樹脂層は、樹脂成形体の製造を容易とする上で、又は/
及びシート状の樹脂成形体の成形性を良好にする上で、
又は/及び樹脂成形体に軽量性と保形性を付与する上
で、又は/及び樹脂成形体の耐割れ性をより良化させる
上で、芳香族ポリカーボネート樹脂の発泡体であること
が最も好ましい。
【0015】前記した他の樹脂層と混合樹脂層とは、押
出ラミネートや共押出等の手段により熱接着させること
が好ましいが、接着剤を使用して接着することもでき
る。本発明の樹脂成形体は、通常、0.1mm〜20m
m程度の厚みを有する。ただし、樹脂成形体がシート状
を呈し、熱成形が予定されるような場合には、0.2m
m〜7mm程度の厚みであることが好ましい。混合樹脂
層の厚みは、0.1mm〜5mmが好ましく、他の樹脂
層として厚み0.2mm〜10mmの芳香族ポリカーボ
ネート樹脂の発泡体層を積層する場合に、0.1mm〜
1mmが好ましい。混合樹脂層の厚みが薄くなりすぎる
と全反射率と拡散反射率が本発明の範囲を下回る虞があ
るので注意が必要である。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例によってさらに具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって限定される
ものではない。 実施例1 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の芳香
族ポリカーボネート樹脂〔商品名:ユーピロン HR3
001NR(屈折率1.59の芳香族ポリカーボネート
樹脂90重量%と二酸化チタン10重量%とのコンパウ
ンド)〕と、三菱レイヨン株式会社製の屈折率1.49
のポリメチルメタクリレート樹脂(商品名「アクリペッ
トIR−G504」)とを重量比7:3の比率で混合
し、押出機にて溶融混合させ、押出機先端にあるT型ダ
イスより押出した後、シーティングを行い、カット機に
て断裁し、厚さ1mmの平板状の樹脂成形体を得た。
【0017】実施例2 実施例1で示した「アクリペットIR−G504」を出
光石油化学株式会社製の屈折率1.54の高密度ポリエ
チレン樹脂、商品名「IDEMITSU HD520M
B」に変更した以外は実施例1と同様にして厚さ1mm
の平板状の樹脂成形体を得た。
【0018】実施例3 実施例1記載の「アクリペットIR−G504」を日本
ユニカ−株式会社製の屈折率1.51の低密度ポリエチ
レン樹脂、商品名「NUCポリエチレンNS−1」に変
更した以外は実施例1と同様にして厚さ1mmの平板状
の樹脂成形体を得た。
【0019】実施例4 実施例1において、ダイスクリアーと引き取り速度を変
更した以外は同様にして、厚さ0.6mmの平板状の樹
脂成形体を得た。
【0020】実施例5 実施例1と同じ原料組成物を、厚さ0.25mmになる
ようにラインスピードを調整しながら、予め製造してお
いた厚み1mm、密度0.28g/cm3の芳香族ポリ
カーボネート樹脂発泡シート上に押出ラミネートするこ
とにより、混合樹脂層と発泡体層との積層体からなる樹
脂成形体を得た。
【0021】実施例6 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の屈折
率1.59の芳香族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユ
ーピロン H3000」と、出光石油化学株式会社製の
屈折率1.54の高密度ポリエチレン樹脂、商品名「I
DEMITSUHD520MB」とを重量比7:3の比
率で混合し、実施例1と同様の方法で、厚さ3mmの平
板状の樹脂成形体を得た。
【0022】実施例7 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の芳香
族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユーピロン HR3
001NR(屈折率1.59の芳香族ポリカーボネート
樹脂90重量%と二酸化チタン10重量%とのコンパウ
ンド)」を単独で使用した以外は実施例1と同様の方法
で、厚さ1mmの平板状の樹脂成形体を得た。
【0023】実施例8 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の屈折
率1.59の芳香族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユ
ーピロン H3000」63重量部に対し、出光石油化
学株式会社製の屈折率1.54の高密度ポリエチレン樹
脂、商品名「IDEMITSU HD520MB」30
重量部、ポリコール興業株式会社製のポリエチレンワッ
クス20重量%と二酸化チタン80重量%とからなるマ
スターバッチ、商品名「RE−120−80K」7重量
部、チバガイギー株式会社製の蛍光増白剤、及び商品名
「ユビテックス OB」0.1重量部の割合で使用した
以外は、実施例4と同様の方法で、厚さ0.6mmのシ
ート状の樹脂成形体を得た。
【0024】実施例9 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の屈折
率1.59の芳香族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユ
ーピロン H3000」63重量部に対し、出光石油化
学株式会社製の屈折率1.54の高密度ポリエチレン樹
脂、商品名「IDEMITSU HD520MB」30
重量部、ポリコール興業株式会社製のポリエチレンワッ
クス20重量%と二酸化チタン80重量%とからなるマ
スターバッチ、商品名「RE−120−80K」7重量
部、チバガイギー株式会社製の蛍光増白剤、商品名「ユ
ビテックス OB」0.1重量部、及び花王株式会社製
の帯電防止剤、商品名「PC−3」1重量部の割合で使
用し、そして実施例4よりもややラインスピードを速め
た以外は、実施例4と同様の方法で、厚さ0.5mmの
シート状の樹脂成形体を得た。
【0025】実施例10 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の屈折
率1.59の芳香族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユ
ーピロン H3000」63重量部に対し、出光石油化
学株式会社製の屈折率1.54の高密度ポリエチレン樹
脂、商品名「IDEMITSU HD520MB」30
重量部、ポリコール興業株式会社製のポリエチレンワッ
クス20重量%と二酸化チタン80重量%とからなるマ
スターバッチ、商品名「RE−120−80K」7重量
部、チバガイギー株式会社製の蛍光増白剤、商品名「ユ
ビテックス OB」0.1重量部、花王株式会社製の帯
電防止剤、商品名「PC−3」1重量部、デカブロムジ
フェニルエーテル(難燃剤)3.75重量部、及び三酸
化アンチモン(難燃相乗剤)1.5重量部の割合で使用
した以外は、実施例4と同様の方法で、厚さ0.6mm
のシート状の樹脂成形体を得た。
【0026】比較例1 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製の屈折
率1.59の芳香族ポリカーボネート樹脂、商品名「ユ
ーピロン H3000」と出光石油化学株式会社製の屈
折率1.58の一般用ポリスチレン樹脂、商品名「出光
スチロール HH32」を重量比7:3の比率で混合
し、実施例1と同様の方法で厚さ1mmの平板状の樹脂
成形体を得た。
【0027】(1)物性測定 前記実施例及び比較例で得られた樹脂成形体の表面(実
施例5は混合樹脂層側表面)における全反射率、拡散反
射率及び光沢度を測定した。また、樹脂成形体を後述の
医療用X線写真観察装置の底面に置いて底面部の光反射
体として使用し、内部の蛍光灯を点灯した状態で表示板
面上における平均照度と、照度の最大値と最小値との差
(R値)を後述の方法にて測定した。それらの測定結果
を表1に示す。
【0028】(2)測定方法 (i)樹脂成形体に対する全反射率及び拡散反射率は、
株式会社島津製作所製の自記分光光度計、商品名「島津
自己分光光度計UV−2200」に同社製の積分球付属
装置、商品名「ISR−2200」を装着して550n
mの波長で測定した。全反射率は入射角8度、拡散反射
率は入射角0度の測定条件にてそれぞれ測定した。な
お、これら測定値は、硫酸バリウムの微粉末を固めた白
板の全反射率と拡散反射率をそれぞれ100%とした場
合の相対値で表わされたものである。また、その白板と
しては、「ISR−2200」の取扱説明書に記載され
た方法に従って、和光純薬工業株式会社製の硫酸バリウ
ム微粉末試薬(和光一級、製品番号022−0042
5、ロット番号 PAR 2142)を、「ISR−2
200」に付属された粉末試料ホルダの所定の箇所に充
填して押し固めたものが使用された。 (ii)光沢度は日本電色工業株式会社の光沢度計、商品
名「完全デジタル携帯用光沢度計PG−3D」を使用し
て60度鏡面光沢度(JIS K 7105に記載され
た方法に基づく)を測定した。表1における光沢度の数
値は、樹脂成形体の任意の3地点において押出方向に対
して及び別の任意の3地点において押出方向と直交する
方向に対しての計6点で測定し、6点の相加平均値をも
って表わされたものである。 (iii)表示板面上における平均照度及びR値は次のよ
うにして測定した。まず、木原医科工業株式会社製の医
療用X線写真観察装置、商品名「シャウカステンKSA
211(卓上・壁掛兼用型15W4灯2枚架50H
z)」を用意する。この写真観察装置の概略を図1に示
す。このものは側壁4と底壁5が白色塗装鋼板製の大き
さ625mm×495m×110mmサイズの箱体1
に、565mm×425mmサイズの乳白色アクリル樹
脂製の表示板2が取付けられている(前記の通り、図1
は内部説明のために表示板2が取外されてスライドされ
状態を示している。測定時には表示板2は箱体1の所定
の箇所に取付けられている)。次に、箱体内部の底面の
全面に樹脂成形体を両面テープで固定して平らに敷いて
4本の蛍光灯3を点灯し、東京光電株式会社の照度計、
商品名「ポケット照度計ANA−F9 LUX MET
ER」を使用して表示板上の35地点における照度を測
定する。測定点は、蛍光灯の真上20点と、隣り合う各
蛍光灯の中間地点上15点の計35点である。蛍光灯の
真上の地点とは、各蛍光灯長手方向の中央部の点(1点
×4)と、その中央部と蛍光灯の両端部との中間地点
(2点×4)、及び各中間地点と蛍光灯の両端部との中
央に位置する地点(2点×4)である。また、隣り合う
各蛍光灯の中間地点上とは、蛍光灯上の上記各測定点を
蛍光灯の長手方向と直交する直線で隣り合う蛍光灯間で
結んだ場合のそれぞれの中間地点である。尚、R値は測
定点35点の中の最大値と最小値の差である。
【0029】参考例1 参考までに、上記医療用X線写真観察装置を利用して白
色塗装鋼板の全反射率、拡散反射率及び光沢度を前記と
同様に測定した。また、医療用X線写真観察装置に樹脂
成形体を置かないことにより底面が白色塗装鋼板である
場合の表示板面上における平均照度とR値を上記と同様
に測定した。その測定結果を表1に示す。
【0030】参考例2 参考までに、同様に測定した鏡の反射率と、その鏡を上
記医療用X線写真観察装置の底面において底面の光反射
体として使用した場合の表示板面上における平均照度と
R値を併せて表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の樹脂成形体は、芳香族ポリカー
ボネート樹脂(A)を主成分とし、樹脂(A)以外の副
成分(B)を含有する組成物からなる混合樹脂層を少な
くとも表面に有する樹脂成形体であって、該混合樹脂層
表面における、光の反射を表わすパラメーターである全
反射率が80%以上及び拡散反射率が75%以上である
ことから、耐熱性、自己消火性が要求される光反射体、
例えば、電飾看板内又は電飾表示器具内に配置して表示
部に向けて光を反射するための光反射部、あるいは照明
器具として用いられる反射がさや反射ざら等として使用
可能である。また、この成形体は優れた切断加工性を有
する。さらに、本発明の成形体がシート状の場合には、
熱成形により所望の形状に容易に成形することができ、
熱成形加工性にも優れる。本発明の樹脂成形体は、光反
射体としての用途以外に、電飾されない看板、白板、道
路標識板等の用途にも好適に使用されうる。本発明で用
いる副成分(B)として、特に、アクリル系樹脂、オレ
フィン系樹脂及び白色系顔料の中から選ばれる少なくと
も1種を含有するものは、その副成分(B)が光を透過
しやすい(反射性に劣る)芳香族ポリカーボネート樹脂
(A)に高い全反射率と拡散反射率を付与するに効果的
な物質であり、芳香族ポリカーボネート樹脂(A)の量
を多く残した状態、即ち芳香族ポリカーボネート樹脂の
特性(耐熱性、耐衝撃性、自己消火性、耐割れ性)を極
力低下させることなく光反射性能を高い水準に維持でき
るため、芳香族ポリカーボネート樹脂の特性(耐熱性、
耐衝撃性、自己消火性、耐割れ性)を極力低下させるこ
となく光反射性能を高い水準に維持しうる成形体であ
る。本発明において、オレフィン系樹脂としてポリエチ
レン系樹脂を副成分(B)として使用した混合樹脂層を
持つ樹脂成形体は、二酸化チタン等の高価な白色系顔料
の添加量を最少にできる効果を有する。本発明の樹脂成
形体において、混合樹脂層の裏面に、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂発泡体層を積層させたものは、混合樹脂層を
透過しようとする光が芳香族ポリカーボネート樹脂発泡
体層で抑止されて混合樹脂層側に反射するので、混合樹
脂層側で光の反射率が高まる結果、混合樹脂層の厚みを
より薄くしても混合樹脂層表面で高い光反射性能を維持
できる。従って、この成形体は、混合樹脂層の厚みを最
も薄くでき、且つその芳香族ポリカーボネート樹脂発泡
体層の存在により保形性と軽量性に優れる樹脂成形体と
なる。本発明の光反射体は、前記樹脂成形体からなり、
該混合樹脂層表面における、光の反射を表わすパラメー
ターである全反射率が93%以上及び拡散反射率が90
%以上であることから、光の反射性及び拡散反射性に特
に優れるので、例えば、電飾看板内又は電飾表示器具内
に配置して表示部に向けて光を反射するための光反射
部、あるいは照明器具として用いられる反射がさや反射
ざら等に使用した場合において、蛍光灯や電球等の電気
発光体の数を減らさないときにはそれら発光体の出力を
小さくすることができ、或いは電気発光体の出力を小さ
くしない場合には発光体の数を減らすことができる。結
果として電気の使用量を最小限にとどめることが可能と
なり、地球温暖化の抑制にも貢献しうる。又、この光反
射体を電飾看板等の反射体として使用する場合には、看
板の厚みを薄くできる効果を奏する。よって、省スペー
ス型の看板の作製が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療用X線写真観察装置の概略図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 表示板 3 蛍光灯 4 壁部 5 光反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21V 7/22 F21V 7/22 D B29K 69:00 (72)発明者 青木 健 栃木県今市市土沢2028−20 (72)発明者 高橋 誠治 栃木県宇都宮市鶴田町1704−25 テラスハ ウスA−102号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ポリカーボネート樹脂(A)を主
    成分とし、該樹脂(A)以外の副成分(B)を含有する
    組成物からなる混合樹脂層を少なくとも表面に有する樹
    脂成形体であって、該混合樹脂層表面における、光の反
    射を表わすパラメーターである全反射率が80%以上及
    び拡散反射率が75%以上であることを特徴とする樹脂
    成形体。
  2. 【請求項2】 副成分(B)が、アクリル系樹脂、オレ
    フィン系樹脂及び白色系顔料の中から選ばれる少なくと
    も一種からなる請求項1記載の樹脂成形体。
  3. 【請求項3】 オレフィン系樹脂がポリエチレン系樹脂
    である請求項2記載の樹脂成形体。
  4. 【請求項4】 混合樹脂層の裏面に、芳香族ポリカーボ
    ネート樹脂発泡体層が積層されてなる請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の樹脂成形体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか記載の樹脂成
    形体からなり、該混合樹脂層表面における、光の反射を
    表わすパラメーターである全反射率が93%以上及び拡
    散反射率が90%以上であることを特徴とする光反射
    体。
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JP2002284977A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリカーボネート樹脂組成物
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JP2008544015A (ja) * 2005-06-30 2008-12-04 チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド 光反射性の優れたポリカーボネート樹脂組成物
JP2017533989A (ja) * 2014-11-14 2017-11-16 ロッテ ケミカル コーポレーション ポリカーボネート系熱可塑性樹脂造成物及びそれを利用した製品

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