JP2000264206A - トラバーサ - Google Patents
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 50
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 3
- 230000009351 contact transmission Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中央制御装置の負荷を小さくし、且つ台車の稼
動効率が良いトラバーサを提供すること。 【解決手段】台車が走行する走行レールと、該走行レー
ルを切り替えるトラバーサ切替装置と、前記台車と中央
制御装置との通信手段としての漏洩ケーブルと台車用ア
ンテナと台車用通信制御装置とから構成されて成るトラ
バーサにおいて、該トラバーサ内に前記中央制御装置と
の通信を行なうためのトラバーサ用アンテナとトラバー
サ用通信制御装置とを具備したことにある。
動効率が良いトラバーサを提供すること。 【解決手段】台車が走行する走行レールと、該走行レー
ルを切り替えるトラバーサ切替装置と、前記台車と中央
制御装置との通信手段としての漏洩ケーブルと台車用ア
ンテナと台車用通信制御装置とから構成されて成るトラ
バーサにおいて、該トラバーサ内に前記中央制御装置と
の通信を行なうためのトラバーサ用アンテナとトラバー
サ用通信制御装置とを具備したことにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行レールに懸垂
あるいは跨座して走行する台車のトラバーサ(レール分
岐・切替部)に関するものである。更に詳述すれば本発
明は、台車と中央制御装置が通信するために設置された
伝送路を介して、中央制御装置と通信を行ないながら動
作するトラバーサに関するものである。
あるいは跨座して走行する台車のトラバーサ(レール分
岐・切替部)に関するものである。更に詳述すれば本発
明は、台車と中央制御装置が通信するために設置された
伝送路を介して、中央制御装置と通信を行ないながら動
作するトラバーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のトラバーサの詳細横断面
図である。図4は、図3のトラバーサを用いた無人搬送
システムの概略構成図である。11はトラバ−サ、12
は中央制御装置、13はトラバーサ制御盤、14はトラ
バーサ制御ケーブル、15はトラバーサ切替装置、16
は漏洩ケーブル、17は台車用アンテナ、18は台車用
通信制御装置、19は台車、20は走行レールである。
図である。図4は、図3のトラバーサを用いた無人搬送
システムの概略構成図である。11はトラバ−サ、12
は中央制御装置、13はトラバーサ制御盤、14はトラ
バーサ制御ケーブル、15はトラバーサ切替装置、16
は漏洩ケーブル、17は台車用アンテナ、18は台車用
通信制御装置、19は台車、20は走行レールである。
【0003】トラバーサ11には、台車19が走行する
走行レール20と走行レールを切り替えるためのトラバ
ーサ切替装置15がある。図4ではトラバーサ11の動
作を説明するために、全システムの一部のみしか示して
いないが、台車19は走行レール20に懸垂あるいは跨
座して走行し、布設された走行レール上を往来する。走
行レール20の存在する部分には漏洩ケーブル16が設
置されている。この台車19は無人で監視され、このシ
ステムを無人搬送システムと称する。中央制御装置12
は、この無人搬送システムを監視・制御し、台車19と
通信を行ないながら、トラバーサ11を含めたシステム
全体を制御している。
走行レール20と走行レールを切り替えるためのトラバ
ーサ切替装置15がある。図4ではトラバーサ11の動
作を説明するために、全システムの一部のみしか示して
いないが、台車19は走行レール20に懸垂あるいは跨
座して走行し、布設された走行レール上を往来する。走
行レール20の存在する部分には漏洩ケーブル16が設
置されている。この台車19は無人で監視され、このシ
ステムを無人搬送システムと称する。中央制御装置12
は、この無人搬送システムを監視・制御し、台車19と
通信を行ないながら、トラバーサ11を含めたシステム
全体を制御している。
【0004】無人搬送システムの走行ルートは、走行レ
ール20と漏洩ケーブル16とトラバーサ11とを用い
て構成され、任意の場所にトラバーサ11が配置され、
そのトラバーサ11の場所で台車19が待機したり、あ
るいは別の走行レールに切り替えたりできるように構成
されている。また、台車19は中央制御装置12の指令
により、特定の場所で停止したり、台車19に載せられ
た荷物を降ろしたりできるように構成されている。
ール20と漏洩ケーブル16とトラバーサ11とを用い
て構成され、任意の場所にトラバーサ11が配置され、
そのトラバーサ11の場所で台車19が待機したり、あ
るいは別の走行レールに切り替えたりできるように構成
されている。また、台車19は中央制御装置12の指令
により、特定の場所で停止したり、台車19に載せられ
た荷物を降ろしたりできるように構成されている。
【0005】台車19と中央制御装置12との通信は、
台車用アンテナ17と漏洩ケーブル16を使用した無線
伝送方式により行なわれる。漏洩ケーブル16は中央制
御装置12に接続されており、電波伝搬および電波の輻
射が可能な任意の形状を有するものである。漏洩ケーブ
ル16から輻射された電波を受信、また漏洩ケーブル1
6に対して電波を輻射する台車用アンテナ17が台車1
9に設置されている。この台車用アンテナ17と漏洩ケ
ーブル16とは任意の間隔で配置され、電磁界結合を利
用して信号の通信が可能になっている。
台車用アンテナ17と漏洩ケーブル16を使用した無線
伝送方式により行なわれる。漏洩ケーブル16は中央制
御装置12に接続されており、電波伝搬および電波の輻
射が可能な任意の形状を有するものである。漏洩ケーブ
ル16から輻射された電波を受信、また漏洩ケーブル1
6に対して電波を輻射する台車用アンテナ17が台車1
9に設置されている。この台車用アンテナ17と漏洩ケ
ーブル16とは任意の間隔で配置され、電磁界結合を利
用して信号の通信が可能になっている。
【0006】台車用通信制御装置18は、中央制御装置
12と信号の送受信を行なうための変復調部および制御
部などの通信機能を有している。走行レール20に沿っ
て布設された漏洩ケーブル16が通信のための伝送路と
なっている。
12と信号の送受信を行なうための変復調部および制御
部などの通信機能を有している。走行レール20に沿っ
て布設された漏洩ケーブル16が通信のための伝送路と
なっている。
【0007】一方、トラバーサ切替装置15は、中央制
御装置12と接続されたトラバーサ制御盤13およびト
ラバーサ制御ケーブル14を介して、中央制御装置12
からの指令で、走行レールを切り替えている。すなわ
ち、台車19と通信を行なう漏洩ケーブル16とは個別
に伝送路が設けられている。
御装置12と接続されたトラバーサ制御盤13およびト
ラバーサ制御ケーブル14を介して、中央制御装置12
からの指令で、走行レールを切り替えている。すなわ
ち、台車19と通信を行なう漏洩ケーブル16とは個別
に伝送路が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のトラバーサ
には、以下の問題点があった。
には、以下の問題点があった。
【0009】中央制御装置12は、台車19およびトラ
バーサ11とを個別に制御する必要があるため、台車用
とトラバーサ用の伝送路を、それぞれ個別に布設しなけ
ればならない。また、走行レール20に懸垂あるいは跨
座して走行する台車19の台数が多く、トラバーサ11
を頻繁に動作させる場合には、中央制御装置12の負荷
が大きくなり、台車がトラバーサの入り口で停止する時
間が長くなり、台車の稼動効率が低下する。
バーサ11とを個別に制御する必要があるため、台車用
とトラバーサ用の伝送路を、それぞれ個別に布設しなけ
ればならない。また、走行レール20に懸垂あるいは跨
座して走行する台車19の台数が多く、トラバーサ11
を頻繁に動作させる場合には、中央制御装置12の負荷
が大きくなり、台車がトラバーサの入り口で停止する時
間が長くなり、台車の稼動効率が低下する。
【0010】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、中央制御装置の負荷を小さくし、且つ
台車の稼動効率が良いトラバーサを提供することにあ
る。
の欠点を解消し、中央制御装置の負荷を小さくし、且つ
台車の稼動効率が良いトラバーサを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、台車が走行する走行レールと、該走行レー
ルを切り替えるトラバーサ切替装置と、前記台車と中央
制御装置との通信手段としての漏洩ケーブルと台車用ア
ンテナと台車用通信制御装置とから構成されて成るトラ
バーサにおいて、該トラバーサ内に前記中央制御装置と
の通信を行なうためのトラバーサ用アンテナとトラバー
サ用通信制御装置とを具備した。
現するため、台車が走行する走行レールと、該走行レー
ルを切り替えるトラバーサ切替装置と、前記台車と中央
制御装置との通信手段としての漏洩ケーブルと台車用ア
ンテナと台車用通信制御装置とから構成されて成るトラ
バーサにおいて、該トラバーサ内に前記中央制御装置と
の通信を行なうためのトラバーサ用アンテナとトラバー
サ用通信制御装置とを具備した。
【0012】また、通信手段は、前記中央制御装置に設
置された中央制御装置用アンテナと中央制御装置用通信
制御装置と前記台車用アンテナと前記台車用通信制御装
置であっても良い。
置された中央制御装置用アンテナと中央制御装置用通信
制御装置と前記台車用アンテナと前記台車用通信制御装
置であっても良い。
【0013】さらに、通信手段は、前記台車に給電また
は信号を伝送するトロリ線と集電ブラシであっても良
い。
は信号を伝送するトロリ線と集電ブラシであっても良
い。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のトラバーサの詳
細横断面図である。図2は、図1のトラバーサを用いた
無人搬送システムの概略構成図である。1はトラバ−
サ、2は中央制御装置、3は漏洩ケーブル、4は台車用
アンテナ、5は台車用通信制御装置、6は台車、7はト
ラバーサ用アンテナ、8はトラバーサ用通信制御装置、
9は走行レールである。
細横断面図である。図2は、図1のトラバーサを用いた
無人搬送システムの概略構成図である。1はトラバ−
サ、2は中央制御装置、3は漏洩ケーブル、4は台車用
アンテナ、5は台車用通信制御装置、6は台車、7はト
ラバーサ用アンテナ、8はトラバーサ用通信制御装置、
9は走行レールである。
【0015】トラバーサ1には、台車6が走行する走行
レール9と走行レールを切り替えるためのトラバーサ切
替装置(図示してはいない)がある。図2ではトラバー
サ1の動作を説明するために、全システムの一部のみし
か示していないが、台車6は走行レール9に懸垂あるい
は跨座して走行し布設された走行レール上を往来する。
走行レール9の存在する部分には漏洩ケーブル3が設置
されている。中央制御装置2は、この無人搬送システム
を監視・制御し、台車6と通信を行ないながら、トラバ
ーサ1を含めたシステム全体を制御している。
レール9と走行レールを切り替えるためのトラバーサ切
替装置(図示してはいない)がある。図2ではトラバー
サ1の動作を説明するために、全システムの一部のみし
か示していないが、台車6は走行レール9に懸垂あるい
は跨座して走行し布設された走行レール上を往来する。
走行レール9の存在する部分には漏洩ケーブル3が設置
されている。中央制御装置2は、この無人搬送システム
を監視・制御し、台車6と通信を行ないながら、トラバ
ーサ1を含めたシステム全体を制御している。
【0016】無人搬送システムの走行ルートは、走行レ
ール9と漏洩ケーブル3とトラバーサ1とを用いて構成
され、任意の場所にトラバーサ1が配置され、そのトラ
バーサ1の場所で台車6が待機したり、あるいは別の走
行レールに切り替えたりできるように構成されている。
また、台車6は中央制御装置2の指令により、特定の場
所で停止したり、台車6に載せられた荷物を降ろしたり
できるように構成されている。
ール9と漏洩ケーブル3とトラバーサ1とを用いて構成
され、任意の場所にトラバーサ1が配置され、そのトラ
バーサ1の場所で台車6が待機したり、あるいは別の走
行レールに切り替えたりできるように構成されている。
また、台車6は中央制御装置2の指令により、特定の場
所で停止したり、台車6に載せられた荷物を降ろしたり
できるように構成されている。
【0017】台車6と中央制御装置2との通信は、台車
用アンテナ4と漏洩ケーブル3を使用した無線伝送方式
により行なわれる。漏洩ケーブル3は中央制御装置2に
接続されており、電波伝搬および電波の輻射が可能な、
任意の形状を有するものである。漏洩ケーブル3から輻
射された電波を受信、また漏洩ケーブル3に対して電波
を輻射する台車用アンテナ4が台車6に設置されてい
る。この台車用アンテナ4と漏洩ケーブル3とは任意の
間隔で配置され、電磁界結合を利用して通信ができるよ
うになっている。
用アンテナ4と漏洩ケーブル3を使用した無線伝送方式
により行なわれる。漏洩ケーブル3は中央制御装置2に
接続されており、電波伝搬および電波の輻射が可能な、
任意の形状を有するものである。漏洩ケーブル3から輻
射された電波を受信、また漏洩ケーブル3に対して電波
を輻射する台車用アンテナ4が台車6に設置されてい
る。この台車用アンテナ4と漏洩ケーブル3とは任意の
間隔で配置され、電磁界結合を利用して通信ができるよ
うになっている。
【0018】台車用通信制御装置5は、中央制御装置2
と信号の送受信を行なうための変復調部および制御部な
どの通信機能を有している。走行レール9に沿って布設
された漏洩ケーブル3が通信のための伝送路である。
と信号の送受信を行なうための変復調部および制御部な
どの通信機能を有している。走行レール9に沿って布設
された漏洩ケーブル3が通信のための伝送路である。
【0019】また、トラバーサ1と中央制御装置2との
通信は、トラバーサ用アンテナ7と漏洩ケーブル3を使
用した無線伝送方式により行なわれる。このトラバーサ
用アンテナ7と漏洩ケーブル3とは任意の間隔で配置さ
れ、上記と同様に電磁界結合を利用して通信ができるよ
うになっている。トラバーサ用通信制御装置8は、中央
制御装置2と信号の送受信を行なうための変復調部およ
び制御部などの通信機能を有している。
通信は、トラバーサ用アンテナ7と漏洩ケーブル3を使
用した無線伝送方式により行なわれる。このトラバーサ
用アンテナ7と漏洩ケーブル3とは任意の間隔で配置さ
れ、上記と同様に電磁界結合を利用して通信ができるよ
うになっている。トラバーサ用通信制御装置8は、中央
制御装置2と信号の送受信を行なうための変復調部およ
び制御部などの通信機能を有している。
【0020】中央制御装置2とトラバーサ1および台車
6は、台車6またはトラバーサ1から中央制御装置2に
対してのデータ送信、および中央制御装置2から台車6
またはトラバーサ1に対してのデータ送信の搬送周波数
に、各々任意の異なる周波数を使用して全二重通信を行
なうように構成されている。従って、中央制御装置2と
台車6との通信をトラバーサ1でも受信することが可能
であり、またトラバーサ1と台車6との通信も可能であ
る。台車6またはトラバーサ1から中央制御装置2に対
しての送信は上り送信と呼ばれ、逆は下り送信と呼ばれ
る。
6は、台車6またはトラバーサ1から中央制御装置2に
対してのデータ送信、および中央制御装置2から台車6
またはトラバーサ1に対してのデータ送信の搬送周波数
に、各々任意の異なる周波数を使用して全二重通信を行
なうように構成されている。従って、中央制御装置2と
台車6との通信をトラバーサ1でも受信することが可能
であり、またトラバーサ1と台車6との通信も可能であ
る。台車6またはトラバーサ1から中央制御装置2に対
しての送信は上り送信と呼ばれ、逆は下り送信と呼ばれ
る。
【0021】台車6は、中央制御装置2と信号の送受信
を行ないながら指定場所まで走行移動する。中央制御装
置2は、漏洩ケーブル1本で台車6とトラバーサ1を同
時に制御する。トラバーサ用通信制御装置8は、中央制
御装置2から送信された信号が、台車6宛てかあるいは
トラバーサ用通信装置8宛てかを識別しながら、走行レ
ールを切り替える動作を行なう。
を行ないながら指定場所まで走行移動する。中央制御装
置2は、漏洩ケーブル1本で台車6とトラバーサ1を同
時に制御する。トラバーサ用通信制御装置8は、中央制
御装置2から送信された信号が、台車6宛てかあるいは
トラバーサ用通信装置8宛てかを識別しながら、走行レ
ールを切り替える動作を行なう。
【0022】従って本発明の要旨は、トラバーサ本体に
トラバーサ用アンテナとトラバーサ用通信制御装置とを
設けることによって、中央制御装置は1本の伝送路で台
車とトラバーサを同時に制御できるように構成したこと
にあり、それによって中央制御装置と台車との通信をト
ラバーサでも受信することが可能となり、台車およびト
ラバーサの数が多くなっても自走式台車の稼動効率を大
幅に上げることができる。
トラバーサ用アンテナとトラバーサ用通信制御装置とを
設けることによって、中央制御装置は1本の伝送路で台
車とトラバーサを同時に制御できるように構成したこと
にあり、それによって中央制御装置と台車との通信をト
ラバーサでも受信することが可能となり、台車およびト
ラバーサの数が多くなっても自走式台車の稼動効率を大
幅に上げることができる。
【0023】中央制御装置と台車およびトラバーサの通
信方法として、上記では漏洩ケーブルと台車用アンテナ
およびトラバーサ用アンテナによる非接触伝送方式を採
用したが、中央制御装置に新たに中央制御装置用アンテ
ナと中央制御装置用通信制御装置とを設け、この中央制
御装置用アンテナと台車用アンテナおよびトラバーサ用
アンテナを用いた空間伝搬方式でも良い。さらに、台車
に給電または信号を伝送するトロリ線と集電ブラシを用
いた接触伝送方式でも良い。
信方法として、上記では漏洩ケーブルと台車用アンテナ
およびトラバーサ用アンテナによる非接触伝送方式を採
用したが、中央制御装置に新たに中央制御装置用アンテ
ナと中央制御装置用通信制御装置とを設け、この中央制
御装置用アンテナと台車用アンテナおよびトラバーサ用
アンテナを用いた空間伝搬方式でも良い。さらに、台車
に給電または信号を伝送するトロリ線と集電ブラシを用
いた接触伝送方式でも良い。
【0024】また、本発明で開示した通信制御技術はト
ラバーサに限らず、カメラを搭載した自走式台車と固定
カメラなどの監視センサを組み合わせた無人監視システ
ムにも用いることができる。さらに、無人搬送システム
で荷物を供給するステーションとの通信にも適用するこ
とができる。
ラバーサに限らず、カメラを搭載した自走式台車と固定
カメラなどの監視センサを組み合わせた無人監視システ
ムにも用いることができる。さらに、無人搬送システム
で荷物を供給するステーションとの通信にも適用するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】トラバーサにアンテナを取り付けること
により、中央制御装置に接続する伝送路は漏洩ケーブル
1本に集約することが可能となり、経済的に施工・保守
ができるようになった。
により、中央制御装置に接続する伝送路は漏洩ケーブル
1本に集約することが可能となり、経済的に施工・保守
ができるようになった。
【0026】また、トラバーサに通信制御機能を持たせ
ることにより、中央制御装置および台車と通信しながら
走行レールの切り替えが可能となり、中央制御装置の負
荷が軽くなり、且つ台車を効率良く稼動させることがで
きるようになった。
ることにより、中央制御装置および台車と通信しながら
走行レールの切り替えが可能となり、中央制御装置の負
荷が軽くなり、且つ台車を効率良く稼動させることがで
きるようになった。
【図1】本発明のトラバーサの一実施例を示した詳細横
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のトラバースを用いた無人搬送システムの
概略構成図である。
概略構成図である。
【図3】従来のトラバースの詳細横断面図である。
【図4】図3のトラバースを用いた無人搬送システムの
概略構成図である。
概略構成図である。
【符号の説明】 1、11 トラバーサ 2、12 中央制御装置 3、16 漏洩ケーブル 4、17 台車用アンテナ 5、18 台車用通信制御装置 6、19 台車 7 トラバーサ用アンテナ 8 トラバーサ用通信制御装置 9、20 走行レール 13 トラバーサ制御盤 14 トラバーサ制御ケーブル 15 トラバーサ切替装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H161 AA03 AA07 CC06 DD08 EE05 EE20 FF07 5H301 AA01 AA09 DD07 DD17 EE02 EE16 KK03
Claims (3)
- 【請求項1】台車が走行する走行レールと、該走行レー
ルを切り替えるトラバーサ切替装置と、前記台車と中央
制御装置との通信手段としての漏洩ケーブルと台車用ア
ンテナと台車用通信制御装置とから構成されて成るトラ
バーサにおいて、該トラバーサ内に前記中央制御装置と
の通信を行なうためのトラバーサ用アンテナとトラバー
サ用通信制御装置とを具備して成ることを特徴とするト
ラバーサ。 - 【請求項2】通信手段は、前記中央制御装置に設置され
た中央制御装置用アンテナと中央制御装置用通信制御装
置と前記台車用アンテナと前記台車用通信制御装置とか
ら成ることを特徴とする請求項1記載のトラバーサ。 - 【請求項3】通信手段は、前記台車に給電または信号を
伝送するトロリ線と集電ブラシとから成ることを特徴と
する請求項1記載のトラバーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066504A JP2000264206A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | トラバーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066504A JP2000264206A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | トラバーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264206A true JP2000264206A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13317738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11066504A Pending JP2000264206A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | トラバーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000264206A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102001291A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-04-06 | 中铁工程设计院有限公司 | 可转向移车台受电装置 |
JP2013219282A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Murata Mach Ltd | 搬送装置 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066504A patent/JP2000264206A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102001291A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-04-06 | 中铁工程设计院有限公司 | 可转向移车台受电装置 |
JP2013219282A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Murata Mach Ltd | 搬送装置 |
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