JP2000263339A - 部品位置調整装置及び部品位置調整方法 - Google Patents

部品位置調整装置及び部品位置調整方法

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JP2000263339A
JP2000263339A JP11066488A JP6648899A JP2000263339A JP 2000263339 A JP2000263339 A JP 2000263339A JP 11066488 A JP11066488 A JP 11066488A JP 6648899 A JP6648899 A JP 6648899A JP 2000263339 A JP2000263339 A JP 2000263339A
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pressing
screw
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Kazuo Riyougoku
一夫 両国
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、作業性良く、かつ、高精度に部品
の位置を調整できる部品位置調整装置を提供する。 【解決手段】 ベース1a、1b上に載置した部品2に
係合し、押し付け力を大小に切り換えて部品2を押し付
け又は移動させる部品操作手段21と、部品2をベース
1a、1bに締め付け固定するネジ3a、3bの弛緩を
行うネジ弛緩手段22と、部品操作手段21及びネジ弛
緩手段22をベース1a、1b上で移動させる自動ステ
ージ手段20と、部品操作手段21によるベース1a、
1bに対する部品2の押し付け状態の精度を確認するセ
ンサ4と、このセンサ4の確認結果に応じて、押し付け
状態の精度可のときは前記ネジ弛緩手段22によりネジ
3a、3bの締め付けを行い、押し付け状態の精度不可
のときは押し付け力小による部品2の移動動作、押し付
け力大による部品2の押し付け動作、確認動作を繰り返
し部品2の締め付けを実行させる調整動作制御手段とを
有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品位置調整装置
及び部品位置調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば機体上に移動可能に配置し
た部品の位置調整の方式としては、図9に示すように、
部品操作用のヘッドを下降し(ステップSX1)、ヘッ
ドにより支持されたエアチャックを閉じて(ステップS
X2)位置調整する部品を把持し、部品固定用のネジを
緩めた後(ステップSX3)、自動ステージにより部品
を移動し(ステップSX4)、部品固定用のネジを締め
(ステップSX5)、調整状態を確認し(ステップSX
6)、調整可であればエアチャックを開いて(ステップ
SX7)部品を解放してヘッドを上昇させ(ステップS
X8)、また、調整不可であれば固定用のネジを緩めた
後自動ステージにより部品を移動し、部品固定用のネジ
を締め、調整状態を再度確認する(ステップSX3乃至
ステップSX6)という作業を繰り返していた。
【0003】即ち、調整確認の結果が必要精度内になけ
れば、ネジを緩め、部品を移動し、再度ネジを締めて再
確認を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、ベースに対する部品の浮きが調整確認に影響
を与えることを考慮して調整確認の度にネジ締めを行う
ことは、調整時間がかかり、固定ネジ部の摩耗の原因に
もなっていた。
【0005】また、部品の把持手段としてエアチャック
を用いると、構造的に大型となり、コスト的に高価であ
る等の問題があり、適用範囲としても非常に狭くなって
しまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、部品固定用のネジの締め付けや緩めるという作
業の繰り返しを不要とし、作業性良く、かつ、高精度に
部品の位置を調整できる部品位置調整装置及び部品位置
調整方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
機体上に位置調整可能に載置した部品に係合し、前記機
体に対して部品を押し付け又は移動させる部品操作手段
と、前記部品を機体に締め付け固定するネジの弛緩を行
うネジ弛緩手段と、前記部品操作手段及びネジ弛緩手段
を前記機体上で移動させる自動ステージ手段と、前記部
品操作手段による機体に対する部品の押し付け状態の精
度を確認する確認手段と、この確認手段の確認結果に応
じて部品操作手段の部品の押し付け又は移動動作及び前
記ネジ弛緩手段によるネジの弛緩動作を制御する調整動
作制御手段とを有することを特徴とする部品位置調整装
置である。
【0008】請求項2記載の発明は、機体上に位置調整
可能に載置した部品に、自動ステージ手段により移動可
能に保持された部品操作手段を係合して前記機体に対し
て部品を押し付け、確認手段により機体に対する部品の
押し付け状態の精度を確認し、押し付け状態の精度の確
認結果に応じて、自動ステージ手段により移動可能に保
持されたネジ弛緩手段によるネジの締め付け動作、又
は、部品操作手段による部品の移動動作、押し付け動作
を繰り返し、確認手段による押し付け状態の精度の再確
認後のネジ弛緩手段によるネジの締め付け動作を行うこ
とを特徴とする部品位置調整方法である。
【0009】請求項1及び請求項2記載の発明によれ
ば、機体上に位置調整可能に載置した部品の位置調整及
び機体への固定を行うに際して、部品操作手段による部
品の移動動作及び押し付け動作と、確認手段による押し
付け状態の精度の確認動作と、ネジ弛緩手段によるネジ
の締め付けとを組み合わせて、部品固定用のネジの締め
付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要とし、
作業性良く、かつ、高精度に機体上の部品の位置を調整
し、固定することができる部品位置調整装置及び部品位
置調整方法を提供できる。
【0010】請求項3記載の発明は、機体上に位置調整
可能に載置した部品に係合し、前記機体に対して押し付
け力を大小に切り換えて部品を押し付け又は移動させる
部品操作手段と、前記部品を機体に締め付け固定するネ
ジの弛緩を行うネジ弛緩手段と、前記部品操作手段及び
ネジ弛緩手段を前記機体上で移動させる自動ステージ手
段と、前記部品操作手段による機体に対する部品の押し
付け状態の精度を確認する確認手段と、この確認手段の
確認結果に応じて、押し付け状態の精度可のときは前記
ネジ弛緩手段によりネジの締め付けを実行させ、押し付
け状態の精度不可のときは前記部品操作手段の押し付け
力小による部品の移動動作及び押し付け力大による部品
の押し付け動作を押し付け状態の精度可になるまで行っ
た後前記ネジ弛緩手段によるネジの締め付けを実行させ
る調整動作制御手段とを有することを特徴とする部品位
置調整装置である。
【0011】請求項4記載の発明は、機体上に位置調整
可能に載置した部品に、自動ステージ手段により移動可
能に保持された部品操作手段を係合して前記機体に対し
て部品を押し付け、確認手段により機体に対する部品の
押し付け状態の精度を確認し、押し付け状態の精度の確
認結果に応じて、押し付け状態の精度可のときは自動ス
テージ手段により移動可能に保持されたネジ弛緩手段に
よるネジの締め付け動作を実行し、押し付け状態の精度
不可のときは前記部品操作手段の押し付け力小による部
品の移動動作及び押し付け力大による部品の押し付け動
作を押し付け状態の精度可になるまで行った後ネジ弛緩
手段によるネジの締め付け動作を実行することを特徴と
する部品位置調整方法である。
【0012】請求項3及び請求項4記載の発明によれ
ば、機体上に位置調整可能に載置した部品の位置調整及
び機体への固定を行うに際して、部品操作手段の押し付
け力小による部品の移動動作及び押し付け大による押し
付け動作と、確認手段による押し付け状態の精度の確認
動作と、ネジ弛緩手段によるネジの締め付け動作とを組
み合わせて、部品固定用のネジの締め付けや緩めるとい
う煩雑な作業の繰り返しを不要とし、作業性良く、か
つ、高精度に機体上の部品の位置を調整し、固定するこ
とができる部品位置調整装置及び部品位置調整方法を提
供できる。
【0013】請求項5記載の発明は、ベース上に位置調
整可能に載置した部品の位置決め穴に係合するテーパー
ピン、前記テーパーピンのベースに対する押し付け力を
大小に切り換える押し付け力切り換え部及び前記テーパ
ーピンを上下駆動する上下シリンダを備えた部品操作手
段と、前記部品をベースに締め付け固定するネジの弛緩
を行うビット、このビットを連結したトルクドライバ及
びトルクドライバを上下駆動するヘッドシリンダを備え
たネジ弛緩手段と、前記部品操作手段及びネジ弛緩手段
を前記ベース上で部品の位置調整方向に移動させる自動
ステージ手段と、前記部品操作手段のテーパーピンによ
るベースに対する部品の押し付け状態の精度を確認する
位置決めセンサ部と、この位置決めセンサ部の確認結果
に応じて、押し付け状態の精度可のときは前記ネジ弛緩
手段のトルクドライバを駆動してネジの締め付けを実行
させ、押し付け状態の精度不可のときは前記部品操作手
段のテーパーピンの押し付け力小による部品の移動動作
及び押し付け力大による部品の押し付け動作を押し付け
状態の精度可になるまで行った後前記ネジ弛緩手段のト
ルクドライバによるネジの締め付けを実行させる調整動
作制御手段とを有することを特徴とする部品位置調整装
置である。
【0014】請求項6記載の発明は、ベース上に位置調
整可能に載置した部品に、自動ステージ手段により移動
可能に保持された部品操作手段のテーパーピンを係合し
て前記ベースに対して部品を押し付け、位置決めセンサ
部によりベースに対する部品の押し付け状態の精度を確
認し、押し付け状態の精度の確認結果に応じて、押し付
け状態の精度可のときは、ヘッドシリンダにより上下駆
動されるとともに調整動作制御手段により制御されるト
ルクドライバによるネジの締め付け動作を実行し、押し
付け状態の精度不可のときは、テーパーピンの押し付け
力小による部品の移動動作及び押し付け力大による部品
の押し付け動作を押し付け状態の精度可になるまで行っ
た後、トルクドライバによるネジの締め付け動作を実行
することを特徴とする部品位置調整方法である。
【0015】請求項5及び請求項6記載の発明によれ
ば、ベース上に位置調整可能に載置した部品の位置調整
及びベースへの固定を行うに際して、テーパーピンの押
し付け力小による部品の移動動作及び押し付け大による
押し付け動作と、位置決めセンサ部による押し付け状態
の精度の確認動作と、トルクドライバのビットによるネ
ジの締め付け動作とを組み合わせて、部品固定用のネジ
の締め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要
とし、作業性良く、かつ、高精度にベース上の部品の位
置を調整し、固定することができる部品位置調整装置及
び部品位置調整方法を提供できる。
【0016】請求項7記載の発明は、ベース上に一定方
向に調整可能に載置した部品に設けた一対の位置決め穴
に係合する一対のテーパーピン、前記一対のテーパーピ
ンのベースに対する押し付け力を大小に切り換える押し
付け力切り換え部及び前記一対のテーパーピンを上下駆
動する上下シリンダを備えた部品操作手段と、前記部品
をベースに締め付け固定する一対のネジの弛緩を行う一
対のビット、この一対のビットを各々連結した一対のト
ルクドライバ及び一対のトルクドライバを上下駆動する
ヘッドシリンダを備えたネジ弛緩手段と、前記部品操作
手段及びネジ弛緩手段を前記ベース上で部品の位置調整
方向に移動させる自動ステージ手段と、前記部品操作手
段の一対のテーパーピンによるベースに対する部品の押
し付け状態の精度を確認する位置決めセンサ部と、この
位置決めセンサ部の確認結果に応じて、押し付け状態の
精度可のときは前記ネジ弛緩手段の一対のトルクドライ
バを駆動して一対のネジの締め付けを実行させ、押し付
け状態の精度不可のときは前記部品操作手段の一対のテ
ーパーピンの押し付け力小による部品の移動動作及び押
し付け力大による部品の押し付け動作を押し付け状態の
精度可になるまで行った後前記ネジ弛緩手段の一対のト
ルクドライバによる一対のネジの締め付けを実行させる
調整動作制御手段とを有することを特徴とする部品位置
調整装置である。
【0017】請求項8記載の発明は、ベース上に位置調
整可能に載置した部品に設けた一対の位置決め穴に、自
動ステージ手段により移動可能に保持された部品操作手
段における一対のテーパーピンを押し付け力大の状態で
係合して前記ベースに対して部品を押し付け、位置決め
センサ部によりベースに対する部品の押し付け状態の精
度を確認し、押し付け状態の精度の確認結果に応じて、
押し付け状態の精度可のときは、前記ネジ弛緩手段の一
対のトルクドライバを駆動して一対のネジの締め付けを
実行し、押し付け状態の精度不可のときは前記部品操作
手段の一対のテーパーピンの押し付け力小による部品の
移動動作及び押し付け力大による部品の押し付け動作を
押し付け状態の精度可になるまで行った後、前記一対の
トルクドライバによる一対のネジの締め付けを実行する
ことを特徴とする部品位置調整方法である。
【0018】請求項7及び請求項8記載の発明によれ
ば、ベース上に位置調整可能に載置した部品の位置調整
及びベースへの固定を行うに際して、部品操作手段の一
対のテーパーピンの押し付け力小による部品の移動動作
及び一対のテーパーピンの押し付け大による押し付け動
作と、位置決めセンサ部による押し付け状態の精度の確
認動作と、一対のトルクドライバの各ビットによるネジ
の締め付け動作とを組み合わせて、部品固定用のネジの
締め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要と
し、作業性良く、かつ、高精度にベース上の部品の位置
を調整し、固定することができる部品位置調整装置及び
部品位置調整方法を提供できる。
【0019】請求項9記載の発明は、ベース上に一定方
向に調整可能に載置した部品に設けた一対の位置決め穴
に係合する一対の段付きピン、前記一対の段付きピンを
上下駆動する上下シリンダを備えた部品操作手段と、前
記部品をベースに締め付け固定する一対のネジの弛緩を
行う一対のビット、この一対のビットを各々連結した一
対のトルクドライバ及び一対のトルクドライバを上下駆
動するヘッドシリンダを備えたネジ弛緩手段と、前記部
品操作手段及びネジ弛緩手段を前記ベース上で部品の位
置調整方向に移動させる自動ステージ手段と、前記部品
操作手段の一対の段付きピンによるベースに対する部品
の押し付け状態の精度を確認する位置決めセンサ部と、
この位置決めセンサ部の確認結果に応じて、押し付け状
態の精度可のときは前記ネジ弛緩手段の一対のトルクド
ライバを駆動して一対のネジの締め付けを実行させ、押
し付け状態の精度不可のときは自動ステージ手段により
駆動される前記部品操作手段の一対の段付きピンによる
部品の移動動作及び部品の押し付け動作を押し付け状態
の精度可になるまで行った後前記ネジ弛緩手段の一対の
トルクドライバによる一対のネジの締め付けを実行させ
る調整動作制御手段とを有することを特徴とする部品位
置調整装置である。
【0020】請求項10記載の発明は、ベース上に位置
調整可能に載置した部品に設けた一対の位置決め穴に、
自動ステージ手段により移動可能に保持された部品操作
手段における一対の段付きピンを係合して前記ベースに
対して部品を押し付け、位置決めセンサ部によりベース
に対する部品の押し付け状態の精度を確認し、押し付け
状態の精度の確認結果に応じて、押し付け状態の精度可
のときは、前記ネジ弛緩手段の一対のトルクドライバを
駆動して一対のネジの締め付けを実行し、押し付け状態
の精度不可のときは、自動ステージ手段により駆動され
る部品操作手段の一対の段付きピンによる部品の移動動
作及び部品の押し付け動作を押し付け状態の精度可にな
るまで行った後前記ネジ弛緩手段の一対のトルクドライ
バによる一対のネジの締め付けを実行することを特徴と
する部品位置調整方法である。
【0021】請求項9及び請求項10記載の発明によれ
ば、ベース上に位置調整可能に載置した部品の位置調整
及びベースへの固定を行うに際して、部品操作手段の一
対の段付きピンによる部品の移動動作及び押し付け動作
と、位置決めセンサ部による押し付け状態の精度の確認
動作と、一対のトルクドライバの各ビットによるネジの
締め付け動作とを組み合わせて、部品固定用のネジの締
め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要と
し、作業性良く、かつ、高精度にベース上の部品の位置
を調整し、固定することができる部品位置調整装置及び
部品位置調整方法を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1乃至図6を参照し
て、本発明の実施の形態1の部品位置調整装置及び調整
対象であるベース(機体)1a、1b上に位置調整可能
に設けた部品2について説明する。
【0024】図1は、平行配置のベース1a、1b上に
おいて、同図に示す矢印方向に位置調整可能に設けた調
整対象である部品2を示すものである。
【0025】この部品2は、ベース1a、1bに対し
て、両短辺に平行配置に設けた長穴2c、2dに、ベー
ス1a、1bに各々螺合した固定用のネジ3a、3bを
嵌装して、ネジ3a、3bを締め付けることによりベー
ス1a、1b上に固定され、また、ネジ3a、3bを緩
めることにより同図に示す矢印方向にスライド可能とな
っている。
【0026】前記部品2における長穴2cの内側には直
径(φd2)の位置決め調整用の位置決め穴2aが、長穴
2dの内側には直径(φd2)の位置決め調整用の位置決
め穴2bが設けられている。
【0027】また、前記部品2の一方の長辺には、垂直
片2eが設けられ、この垂直片2eの中央部に、位置決
めセンサ部24を構成する前記部品2の外方に配置され
る確認用マスタ12及びこの確認用マスタ12の像を検
出するCCDセンサのようなセンサ4を取り付けてい
る。位置決めセンサ部24は、確認用マスタ12の像を
基にして前記部品2のベース1a、1bに対する押し付
け状態の精度を確認するようになっている。
【0028】本実施の形態1の部品位置調整装置は、図
2乃至図4に示すように、自動ステージ手段20と、部
品操作手段21と、ネジ弛緩手段22と、調整動作制御
手段23と位置決めセンサ部24を具備している。
【0029】部品操作手段21は、ベース1a、1b上
に矢印方向に調整可能に載置した部品2に設けた一対の
位置決め穴2a、2bに係合する一対のテーパーピン7
a、7bと、一対のテーパーピン7a、7bを上下駆動
する上下シリンダ10a、10bと、上下シリンダ10
a、10bに対するエア供給部30からのエアの供給圧
を高低に切り換え、一対のテーパーピン7a、7bの押
し付け力を大小に切り換える押し付け力切り換え部とし
ての圧力切換バルブ35とを有している。
【0030】ネジ弛緩手段22は、前記部品2をベース
1a、1bに締め付け固定する一対のネジ3a、3bの
弛緩を行う一対のビット6a、6bと、この一対のビッ
ト6a、6bを各々連結した一対のトルクドライバ5
a、5bを上下駆動するヘッドシリンダ8とを有してい
る。
【0031】自動ステージ手段20は、前記部品操作手
段21及びネジ弛緩手段22を支持しつつ前記ベース1
a、1b上で部品2の位置調整方向に移動させるように
なっている。即ち、自動ステージ手段20は、垂直支持
板31を備え、所望の方向に移動可能に構成した支持体
40と、垂直支持板31に設けた一対のガイド片32
a、32bと、この一対のガイド片32a、32bに取
り付けられるとともに前記一対のトルクドライバ5a、
5bを取り付けた一対のスライダ33a、33bと、前
記上下シリンダ10a、10b及びテーパーピン7a、
7bを支持するとともに一対のガイド片32a、32b
にガイドされて上下動可能に配置した支持板34等を具
備している。
【0032】調整動作制御手段23は、図4に示すよう
に、全体の制御を行う制御部50を具備し、この制御部
50ににより前記一対のトルクドライバ5a、5bを駆
動するドライバコントローラ51、前記自動ステージ手
段20を駆動するステージコントローラ52、前記エア
供給部30の制御を行うようになっている。
【0033】さらに、調整動作制御手段23に、各種操
作信号を入力する操作部53を接続するとともに、コン
ピュータ装置60を介して前記位置決めセンサ部24の
出力信号を取り込み画像処理して、部品2の押し付け状
態の画像情報を得る画像処理部61と、画像処理部61
の処理信号をコンピュータ装置60を介して取り込み表
示する表示部62とを接続している。
【0034】次に、本発明の実施の形態1の部品位置調
整装置による部品2の部品位置調整方法について、図
5、図6をも参照して説明する。
【0035】まず、前記自動ステージ手段20により部
品操作手段21及びネジ弛緩手段22を下降させ(ステ
ップS1)、一対のトルクドライバ5a、5bにより、
部品2をベース1a、1bに固定している一対のネジ3
a、3bを一定量だけ緩める(ステップS2)めた後、
上下シリンダ10a、10bにより一対のテーパーピン
7a、7bを下降させ(ステップS3)、位置決め穴2
a、2bにテーパーピン7a、7bを各々係合させ押し
付ける。この時、エア供給部30からのエアを圧力切換
バルブ35を制御して上下シリンダ10a、10bに対
して低圧のエアを供給し、ベース1a、1bと部品2と
の摩擦抵抗に抗して移動できる程度の押しつけ力で部品
2を押し付ける。
【0036】さらに、自動ステージ手段20により、テ
ーパーピン7a、7bを低圧にて押しつけた状態(図5
の上欄の状態)のまま図1に示す矢印方向に移動させ、
位置調整を行う(ステップS4)。
【0037】次に、部品2の移動終了後、上下シリンダ
10a、10bへの供給圧力を圧力切換バルブ35によ
り高圧に切り換え、ネジ3a、3bをネジ締めした状態
と同様に部品2を押し付け状態(図5の下欄の状態)と
し(ステップS5)、位置決めセンサ部24により調整
後の押し付け状態の確認を行う(ステップS6)。
【0038】この場合のテーパーピン7a、7bの押し
付け力は、ネジ締めトルクで部品2がずれない程度の
力、又は、ネジ3a、3bを締めた状態で部品2に加わ
る力程度であればよい。
【0039】前記位置決めセンサ部24の確認用マスタ
12及びセンサ4を使用した調整後の部品2の押し付け
状態の確認方法は、例えば、所定の位置に配置した確認
用マスタ12の像をセンサ4により検出し、センサ4の
検出信号を画像処理部61により画像処理してコンピュ
ータ装置60に送り、予め設定している部品2の最適位
置のデータを基にコンピュータ装置60により部品2の
移動量を計算し、この移動量に応じて前記制御部50に
より自動ステージ手段20のステージコントローラ52
を制御して部品2を移動させる。
【0040】さらに、移動終了後、再度確認用マスタ1
2の像をセンサ4により検出し、センサ4の検出信号を
画像処理部61により画像処理してコンピュータ装置6
0に送り、部品2の位置調整後の確認結果が必要精度以
内になるようにするものである。
【0041】部品2の位置調整後の押し付け状態が、必
要精度以内であれば、前記トルクドライバ5a、5bに
よりネジ3a、3bを一定のトルクで締め付ける(ステ
ップS7)。
【0042】次に、テーパーピン7a、7bを上昇させ
(ステップS8)、前記自動ステージ手段20により部
品操作手段21及びネジ弛緩手段22全体を上昇させる
(ステップS9)。これにより、一連の位置調整工程が
完了する。
【0043】また、上述したステップS6で位置決めセ
ンサ部24を使用した確認結果が必要精度内に入らなけ
れば、テーパーピン7a、7bの押し付け力を低圧状態
に切り換え、部品2を移動し、テーパーピン7a、7b
の押し付け力を高圧状態に切換え、ネジ締めした状態と
同じように部品2を押し付けて、調整後の位置確認を行
う動作を繰り返し実行する(ステップS3乃至S6)。
【0044】このようなテーパーピン7a、7bを用い
たテーパピン方式によれば、テーパピン7a、7bのテ
ーパ部と、直径(φd2)の位置決め穴2a、2bとの間
に隙間ができないため、テーパピン7a、7bの移動量
と部品2の移動量とを正確に対応させ、高精度に位置調
整を行うことができる。
【0045】部品2の移動及び調整確認が、テーパピン
7a、7bの押し付け力の切り換えのみで実行できるた
め、調整時間を従来例に比べ大幅に短縮でき、また、テ
ーパピン7a、7bを用いた構造のため、狭いスペース
へのアプローチが簡単にできる。さらに、コスト的にも
安価等の利点があり、本実施の形態1の部品位置調整装
置の適用範囲は非常に広範である。
【0046】(実施の形態2)図7、図8を参照して本
発明の実施の形態2の部品位置調整装置について説明す
る。
【0047】本実施の形態2の部品位置調整装置は、前
記実施の形態1の部品位置調整装置におけるテーパーピ
ン7a、7bの代りに、段付きピン7c、7dを使用す
ることが特徴であり、この他の構成は実施の形態1の部
品位置調整装置の構成と同様である。
【0048】本実施の形態2においては、段付きピン7
c、7dの直径(φd1)に対して、部品2の位置決め穴
2a、2bの直径(φd2)は若干大きく設定する。
【0049】これは、位置決め穴2a、2bの直径が段
付きピン7c、7dのネジ3a、3bに対する挿入性に
かかわるためで、位置決め穴2a、2bの直径と(φd
1)段付きピン7c、7dの直径(φd2)との差(φd1
−φd2)が部品2の移動精度に影響を与える。
【0050】即ち、段付きピン7c、7dの上昇状態で
は、段付きピン7c、7dの段付部7eと部品2の上面
との間に隙間tが生じ、この状態で部品2を移動させる
と、前記差(φd1−φd2)の分だけバックラッシュのよ
うな状態が生じて、段付きピン7c、7dの移動量と部
品2の移動量とに若干の誤差(ガタ)が生じ易い点に留
意する。
【0051】次に、本発明の実施の形態2の部品位置調
整装置による部品2の部品位置調整方法について、図
7、図8をも参照して説明する。
【0052】まず、前記自動ステージ手段20により部
品操作手段21及びネジ弛緩手段22を下降させ(ステ
ップS11)、一対のトルクドライバ5a、5bによ
り、部品2をベース1a、1bに固定している一対のネ
ジ3a、3bを一定量だけ緩める(ステップS12)め
た後、上下シリンダ10a、10bにより一対の段付き
ピン7c、7dを下降させ(ステップS13)、位置決
め穴2a、2bに段付きピン7c、7dを各々係合させ
る(図7の上欄の状態)。
【0053】さらに、自動ステージ手段20により、段
付きピン7a、7bを位置決め穴2a、2bに係合した
状態のまま図1に示す矢印方向に移動させ、位置調整を
行う(ステップS14)。
【0054】次に、部品2の移動終了後、上下シリンダ
10a、10bにより、段付きピン7a、7bをネジ3
a、3bをネジ締めした状態と同様に部品2を押し付け
状態(図7の下欄の状態)とし(ステップS15)、位
置決めセンサ部24により調整後の押し付け状態の確認
を行う(ステップS16)。
【0055】この場合の段付きピン7a、7bの押し付
け力は、ネジ締めトルクで部品2がずれない程度の力、
又は、ネジ3a、3bを締めた状態で部品2に加わる力
程度であればよい。
【0056】前記位置決めセンサ部24、画像処理部6
1、コンピュータ装置60等を使用した調整後の部品2
の押し付け状態の確認方法は、実施の形態1の場合と同
様である。
【0057】部品2の位置調整後の押し付け状態が、必
要精度以内であれば、前記トルクドライバ5a、5bに
よりネジ3a、3bを一定のトルクで締め付ける(ステ
ップS7)。
【0058】次に、段付きピン7c、7dを上昇させ
(ステップS18)、前記自動ステージ手段20により
部品操作手段21及びネジ弛緩手段22全体を上昇させ
る(ステップS19)。これにより、一連の位置調整工
程がが完了する。
【0059】また、上述したステップS16で位置決め
センサ部24を使用した確認結果が必要精度内に入らな
ければ、段付きピン7c、7dの位置決め穴への係合、
部品2の移動し、段付きピン7c、7dによるネジ締め
した状態と同様な部品2の押し付け、調整後の位置確認
を行う動作を繰り返し実行する(ステップS13乃至S
16)。
【0060】このような段付きピン7c、7dを用いた
段付きピン方式によっても、実施の形態1の部品位置調
整装置を用いた場合と略同様な作用の下に前記部品2の
位置調整を効率よく行うことができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、部品固定用のネジの締
め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要と
し、作業性良く、かつ、高精度に機体上の部品の位置を
調整し、固定することができる部品位置調整装置及び部
品位置調整方法を提供することができる。
【0062】また、本発明によれば、部品固定用のネジ
の締め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不要
とし、テーパーピン方式により作業性良く、かつ、高精
度にベース上の部品の位置を調整し、固定することがで
きる部品位置調整装置及び部品位置調整方法を提供する
ことができる。
【0063】さらに、本発明によれば、部品固定用のネ
ジの締め付けや緩めるという煩雑な作業の繰り返しを不
要とし、段付きピン方式により作業性良く、かつ、高精
度にベース上の部品の位置を調整し、固定することがで
きる部品位置調整装置及び部品位置調整方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置によ
り調整する部品を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置の概
略正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置の概
略側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置の制
御系のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置のテ
ーパーピンと部品の位置決め穴に対する係合状態及び押
し付け状態を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1の部品位置調整装置のテ
ーパーピンを使用した調整動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の実施の形態2の部品位置調整装置の段
付きピンと部品の位置決め穴に対する係合状態及び押し
付け状態を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2の部品位置調整装置の段
付きピンを使用した調整動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】従来の部品の位置調整動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1a ベース 1b ベース 2 部品 2a 位置決め穴 2b 位置決め穴 3a ネジ 3b ネジ 4 センサ 5a トルクドライバ 5b トルクドライバ 6a ビット 6b ビット 7a テーパーピン 7b テーパーピン 7c 段付きピン 7d 段付きピン 8 ヘッドシリンダ 10a 上下シリンダ 10b 上下シリンダ 12 確認用マスタ 20 自動ステージ手段 21 部品操作手段 22 ネジ弛緩手段 23 調整動作制御手段 24 センサ部 30 エア供給部 40 支持体 35 圧力切換バルブ 31 垂直支持板 50 制御部 53 操作部 60 コンピュータ装置 61 画像処理部 62 表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体上に位置調整可能に載置した部品に
    係合し、前記機体に対して部品を押し付け又は移動させ
    る部品操作手段と、 前記部品を機体に締め付け固定するねじの弛緩を行うね
    じ弛緩手段と、 前記部品操作手段及びねじ弛緩手段を前記機体上で移動
    させる自動ステージ手段と、 前記部品操作手段による機体に対する部品の押し付け状
    態の精度を確認する確認手段と、 この確認手段の確認結果に応じて部品操作手段の部品の
    押し付け又は移動動作及び前記ねじ弛緩手段によるねじ
    の弛緩動作を制御する調整動作制御手段と、 を有することを特徴とする部品位置調整装置。
  2. 【請求項2】 機体上に位置調整可能に載置した部品
    に、自動ステージ手段により移動可能に保持された部品
    操作手段を係合して前記機体に対して部品を押し付け、 確認手段により機体に対する部品の押し付け状態の精度
    を確認し、 押し付け状態の精度の確認結果に応じて、自動ステージ
    手段により移動可能に保持されたねじ弛緩手段によるね
    じの締め付け動作、又は、部品操作手段による部品の移
    動動作、押し付け動作を繰り返し、確認手段による押し
    付け状態の精度の再確認後のねじ弛緩手段によるねじの
    締め付け動作を行うこと、 を特徴とする部品位置調整方法。
  3. 【請求項3】 機体上に位置調整可能に載置した部品に
    係合し、前記機体に対して押し付け力を大小に切り換え
    て部品を押し付け又は移動させる部品操作手段と、 前記部品を機体に締め付け固定するねじの弛緩を行うね
    じ弛緩手段と、 前記部品操作手段及びねじ弛緩手段を前記機体上で移動
    させる自動ステージ手段と、 前記部品操作手段による機体に対する部品の押し付け状
    態の精度を確認する確認手段と、 この確認手段の確認結果に応じて、押し付け状態の精度
    可のときは前記ねじ弛緩手段によりねじの締め付けを実
    行させ、押し付け状態の精度不可のときは前記部品操作
    手段の押し付け力小による部品の移動動作及び押し付け
    力大による部品の押し付け動作を押し付け状態の精度可
    になるまで行った後前記ねじ弛緩手段によるねじの締め
    付けを実行させる調整動作制御手段と、 を有することを特徴とする部品位置調整装置。
  4. 【請求項4】 機体上に位置調整可能に載置した部品
    に、自動ステージ手段により移動可能に保持された部品
    操作手段を係合して前記機体に対して部品を押し付け、 確認手段により機体に対する部品の押し付け状態の精度
    を確認し、 押し付け状態の精度の確認結果に応じて、押し付け状態
    の精度可のときは自動ステージ手段により移動可能に保
    持されたねじ弛緩手段によるねじの締め付け動作を実行
    し、 押し付け状態の精度不可のときは前記部品操作手段の押
    し付け力小による部品の移動動作及び押し付け力大によ
    る部品の押し付け動作を押し付け状態の精度可になるま
    で行った後ねじ弛緩手段によるねじの締め付け動作を実
    行すること、 を特徴とする部品位置調整方法。
  5. 【請求項5】 ベース上に位置調整可能に載置した部品
    の位置決め穴に係合するテーパーピン、前記テーパーピ
    ンのベースに対する押し付け力を大小に切り換える押し
    付け力切り換え部及び前記テーパーピンを上下駆動する
    上下シリンダを備えた部品操作手段と、 前記部品をベースに締め付け固定するねじの弛緩を行う
    ビット、このビットを連結したトルクドライバ及びトル
    クドライバを上下駆動するヘッドシリンダを備えたねじ
    弛緩手段と、 前記部品操作手段及びねじ弛緩手段を前記ベース上で部
    品の位置調整方向に移動させる自動ステージ手段と、 前記部品操作手段のテーパーピンによるベースに対する
    部品の押し付け状態の精度を確認する位置決めセンサ部
    と、 この位置決めセンサ部の確認結果に応じて、押し付け状
    態の精度可のときは前記ねじ弛緩手段のトルクドライバ
    を駆動してねじの締め付けを実行させ、押し付け状態の
    精度不可のときは前記部品操作手段のテーパーピンの押
    し付け力小による部品の移動動作及び押し付け力大によ
    る部品の押し付け動作を押し付け状態の精度可になるま
    で行った後前記ねじ弛緩手段のトルクドライバによるね
    じの締め付けを実行させる調整動作制御手段と、 を有することを特徴とする部品位置調整装置。
  6. 【請求項6】 ベース上に位置調整可能に載置した部品
    に、自動ステージ手段により移動可能に保持された部品
    操作手段のテーパーピンを係合して前記ベースに対して
    部品を押し付け、 位置決めセンサ部によりベースに対する部品の押し付け
    状態の精度を確認し、 押し付け状態の精度の確認結果に応じて、押し付け状態
    の精度可のときは、ヘッドシリンダにより上下駆動され
    るとともに調整動作制御手段により制御されるトルクド
    ライバによるねじの締め付け動作を実行し、 押し付け状態の精度不可のときは、テーパーピンの押し
    付け力小による部品の移動動作及び押し付け力大による
    部品の押し付け動作を押し付け状態の精度可になるまで
    行った後、トルクドライバによるねじの締め付け動作を
    実行すること、 を特徴とする部品位置調整方法。
  7. 【請求項7】 ベース上に一定方向に調整可能に載置し
    た部品に設けた一対の位置決め穴に係合する一対のテー
    パーピン、前記一対のテーパーピンのベースに対する押
    し付け力を大小に切り換える押し付け力切り換え部及び
    前記一対のテーパーピンを上下駆動する上下シリンダを
    備えた部品操作手段と、 前記部品をベースに締め付け固定する一対のねじの弛緩
    を行う一対のビット、この一対のビットを各々連結した
    一対のトルクドライバ及び一対のトルクドライバを上下
    駆動するヘッドシリンダを備えたねじ弛緩手段と、 前記部品操作手段及びねじ弛緩手段を前記ベース上で部
    品の位置調整方向に移動させる自動ステージ手段と、 前記部品操作手段の一対のテーパーピンによるベースに
    対する部品の押し付け状態の精度を確認する位置決めセ
    ンサ部と、 この位置決めセンサ部の確認結果に応じて、押し付け状
    態の精度可のときは前記ねじ弛緩手段の一対のトルクド
    ライバを駆動して一対のねじの締め付けを実行させ、押
    し付け状態の精度不可のときは前記部品操作手段の一対
    のテーパーピンの押し付け力小による部品の移動動作及
    び押し付け力大による部品の押し付け動作を押し付け状
    態の精度可になるまで行った後前記ねじ弛緩手段の一対
    のトルクドライバによる一対のねじの締め付けを実行さ
    せる調整動作制御手段と、 を有することを特徴とする部品位置調整装置。
  8. 【請求項8】 ベース上に位置調整可能に載置した部品
    に設けた一対の位置決め穴に、自動ステージ手段により
    移動可能に保持された部品操作手段における一対のテー
    パーピンを押し付け力大の状態で係合して前記ベースに
    対して部品を押し付け、 位置決めセンサ部によりベースに対する部品の押し付け
    状態の精度を確認し、 押し付け状態の精度の確認結果に応じて、押し付け状態
    の精度可のときは、前記ねじ弛緩手段の一対のトルクド
    ライバを駆動して一対のねじの締め付けを実行し、 押し付け状態の精度不可のときは前記部品操作手段の一
    対のテーパーピンの押し付け力小による部品の移動動作
    及び押し付け力大による部品の押し付け動作を押し付け
    状態の精度可になるまで行った後、前記一対のトルクド
    ライバによる一対のねじの締め付けを実行すること、 を特徴とする部品位置調整方法。
  9. 【請求項9】 ベース上に一定方向に調整可能に載置し
    た部品に設けた一対の位置決め穴に係合する一対の段付
    きピン、前記一対の段付きピンを上下駆動する上下シリ
    ンダを備えた部品操作手段と、 前記部品をベースに締め付け固定する一対のねじの弛緩
    を行う一対のビット、この一対のビットを各々連結した
    一対のトルクドライバ及び一対のトルクドライバを上下
    駆動するヘッドシリンダを備えたねじ弛緩手段と、 前記部品操作手段及びねじ弛緩手段を前記ベース上で部
    品の位置調整方向に移動させる自動ステージ手段と、 前記部品操作手段の一対の段付きピンによるベースに対
    する部品の押し付け状態の精度を確認する位置決めセン
    サ部と、 この位置決めセンサ部の確認結果に応じて、押し付け状
    態の精度可のときは前記ねじ弛緩手段の一対のトルクド
    ライバを駆動して一対のねじの締め付けを実行させ、押
    し付け状態の精度不可のときは自動ステージ手段により
    駆動される前記部品操作手段の一対の段付きピンによる
    部品の移動動作及び部品の押し付け動作を押し付け状態
    の精度可になるまで行った後前記ねじ弛緩手段の一対の
    トルクドライバによる一対のねじの締め付けを実行させ
    る調整動作制御手段と、 を有することを特徴とする部品位置調整装置。
  10. 【請求項10】 ベース上に位置調整可能に載置した部
    品に設けた一対の位置決め穴に、自動ステージ手段によ
    り移動可能に保持された部品操作手段における一対の段
    付きピンを係合して前記ベースに対して部品を押し付
    け、 位置決めセンサ部によりベースに対する部品の押し付け
    状態の精度を確認し、 押し付け状態の精度の確認結果に応じて、押し付け状態
    の精度可のときは、前記ねじ弛緩手段の一対のトルクド
    ライバを駆動して一対のねじの締め付けを実行し、 押し付け状態の精度不可のときは、自動ステージ手段に
    より駆動される部品操作手段の一対の段付きピンによる
    部品の移動動作及び部品の押し付け動作を押し付け状態
    の精度可になるまで行った後前記ねじ弛緩手段の一対の
    トルクドライバによる一対のねじの締め付けを実行する
    こと、を特徴とする部品位置調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8705700B2 (en) 2008-12-24 2014-04-22 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Portable radiation image capturing apparatus and radiation image capturing system
US9453923B2 (en) 2008-12-24 2016-09-27 Konica Minolta Inc Portable radiation image capturing apparatus and radiation image capturing system

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