JP2000262762A - オルゴール玩具 - Google Patents

オルゴール玩具

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JP2000262762A
JP2000262762A JP11072821A JP7282199A JP2000262762A JP 2000262762 A JP2000262762 A JP 2000262762A JP 11072821 A JP11072821 A JP 11072821A JP 7282199 A JP7282199 A JP 7282199A JP 2000262762 A JP2000262762 A JP 2000262762A
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秀行 菅野
Toshiyasu Ishii
敏靖 石井
Hiroshi Takayanagi
弘 高柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚的にも聴覚的にも楽しむことができ、飽き
のこないオルゴール玩具を提供すること。 【解決手段】玩具本体1には複数のメロディデータを記
憶する記憶手段9と、該記憶手段9に記憶されているメ
ロディデータをメロディに変換して出力する音出力手段
7と、オルゴールドラムを模した回転ドラム3と、該回
転ドラム3を回転させる駆動手段6と、上記記憶手段9
に記憶されたメロディデータを読み出して上記音出力手
段7にメロディを出力させるとともに、上記駆動手段6
を駆動制御する制御手段8とを備え、上記玩具本体1に
は、導光性を有するとともに端面から入射された光を周
面3cから外方に屈折させる屈折部24が形成された回
転ドラム3の端面3aに光を照射する複数の発光手段3
3が配置され、該発光手段を上記制御手段8が点滅制御
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルゴール玩具、
詳しくは光の回転ドラムを回転させながらメロディを奏
でるオルゴール玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オルゴール玩具は、蓋を開けると
メロディを奏でるものが一般的であるが、単にメロディ
を奏でるだけでは単調になるため、オルゴールを駆動す
る駆動装置に連動して形象物が作動するものが提案さ
れ、視覚的にも楽しめるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オルゴ
ール自体は回転ドラムの周面にピンを立て、そのピンが
音階を作っている櫛状の金属板を弾いてメロディを奏で
るものであって、メロディはオルゴール自体に固定のも
のであるため形象物が作動してもその単調さは拭えるも
のではなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、視覚的にも
聴覚的にも楽しむことができ、飽きのこないオルゴール
玩具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るオルゴール玩具は、以下の要件を備え
ることを特徴とする。 (イ)玩具本体には複数のメロディデータを記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶されているメロディデータ
をメロディに変換して出力する音出力手段と、オルゴー
ルドラムを模した回転ドラムと、該回転ドラムを回転さ
せる駆動手段と、上記記憶手段に記憶されたメロディデ
ータを読み出して上記音出力手段にメロディを出力させ
るとともに、上記駆動手段を駆動制御する制御手段とを
備えること (ロ)上記玩具本体には、上記回転ドラムの端面に光を
照射する複数の発光手段が配置され、該発光手段は上記
制御手段に点滅制御されること (ハ)上記回転ドラムは、導光性を有するとともに端面
から入射された光を周面から外方に屈折させる屈折部が
多数形成されていること
【0006】なお、前記発光手段は、それぞれ異なる色
で発光することが好ましい。
【0007】また、前記玩具本体には、形象物を着脱可
能に支持するとともに前記駆動手段に連係して、支持し
た形象物を回転させる複数の支持部と、該支持部が形象
物を支持したことを検出する検出手段とが設けられ、前
記制御手段は、上記検出手段の検出結果に基づいて前記
駆動手段を駆動するとともに、上記検出手段の単独又は
組み合わせの検出結果に基づいて前記記憶手段からメロ
ディデータを選択し、前記音出力手段に選択したメロデ
ィを出力させてもよい。
【0008】さらに、前記記憶手段はメロディデータに
加え音声データを記憶し、メロディのみならずメッセー
ジや効果音を出力できるようにしても構わない。
【0009】そして、前記支持部と前記形象物とは組み
合わせが特定され、支持部に支持させる形象物が特定さ
れることにより、形象物に関連したメロディを奏でるこ
とができるようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係るオ
ルゴール玩具を示し、このオルゴール玩具は、宝石箱を
模して形成された玩具本体1に蓋部材2を開閉可能に設
け、蓋部材2を開いた状態で、玩具本体1上に上部が露
出するように設けられた回転ドラム3を発光させながら
回転させるとともに、形象物4を支持する支持部5を回
転させてメロディを奏でるものであって、玩具本体1の
内部には上記回転ドラム3と上記支持部5とを回転させ
る駆動手段6と、メロディを奏でる音出力部7と、上記
駆動手段6と音出力部7とを作動制御する制御手段8と
が設けられている。
【0011】箱状に形成された玩具本体1の上面には、
人形状の形象物4を3個収納することができる方形状の
収納凹部11が3つ、この収納凹部11から取り出した
形象物4を立てる3つの円形状の凹部12と、回転ドラ
ム3の上部を露出させるための開口部13が形成され、
円形状の凹部12の中央には支持部5である支持軸が突
出し、この支持軸5に形象物4の底面に形成された嵌合
凹部14を嵌め合わせることにより形象物4を立てた状
態で支持できるように構成されている。
【0012】そして、玩具本体1の内部には、回転ドラ
ム3と、支持軸5と、これらを作動させる駆動手段6を
備えた機構部15が配置されている。玩具本体1の底部
を塞ぐ底板18には、音出力手段7であるスピーカと、
制御手段8をマウントするとともに電源スイッチ19が
設けられた電子基板20が取りつけられるとともに、電
池21を収納する電池ボックス22が形成され、上記電
源スイッチ19の操作と、電池21の交換とは底板18
の裏側から行うように設定されている。
【0013】回転ドラム3は、透明な導光性を有する素
材(例えば、アクリル樹脂やポリスチレン等)で、円筒
状に形成され、図3(a)に示すように、内周面3aに
は端面3bから入射した光を外周面3cから外方に屈折
させる屈折部24が形成されている。この屈折部24
は、内周面3aから外周面3c側に向かって形成された
円錐状の凹部で構成され、オルゴールドラムのピンをイ
メージして内周面3a全体に長手方向に重複しないよう
に形成されている。この屈折部24は、図3(b)に示
すように、内周面に対する仰角θが45度になるように
形成され、端面3bから入射した光aを外周面3c側に
屈折させ、外周面3cから直交して外方に光a’を照射
し、この光a’を回転ドラム3の外側から見ることがで
きるようにしたものである。なお、回転ドラム3の両端
から光を入射する場合は2つの屈折部24が長手方向に
重複していてもかまわない。
【0014】図4に示すように、回転ドラム3は、両端
から突出した軸部25、26が、軸受け部材27、28
の軸穴27a、28aに回転自在に軸支され、一方の軸
穴28aを貫通した軸部26の先端には、軸部26に形
成されたキー26aに嵌合するジョイント29を介して
ウォーム歯車30が取り付けられ、このウォーム歯車3
0は駆動手段6に連係している。
【0015】そして、軸受け部材27、28の上部には
発光手段33であるLEDが挿入される貫通孔34が2
個ずつ形成されている。この貫通孔34は、回転ドラム
3の端面3bに対応する位置に形成され、LED33の
発光した光を回転ドラム3の端面3bから入射できるよ
うに形成されている。なおLED33は、基板35に取
り付けられ、ネジ36をネジ穴37にねじ込むことによ
って基板35が軸受け部材27、28に固定されること
によりLED33の光が貫通孔34を通して回転ドラム
3の端面3bに照射されるように構成されている。LE
D33は赤色1個、黄色1個、緑色2個の4個のLED
33a〜33dからなり、緑色のLED33a、33c
は照度を補うために対向するように基板35に取り付け
られている。
【0016】支持部(支持軸)5は3個の6角柱5a、
5b、5cからなり、各支持軸5a、5b、5cは駆動
歯車40a、40b、40cの回転軸41a、41b、
41cの先端に形成され、支持軸5a、5b、5cは玩
具本体1の上面に形成された円形の凹部11の中心を貫
通して上方に突出している。そして、駆動歯車40b、
40cは駆動歯車40aと同一方向に同速度で回転する
ように中間歯車42a、42bを介して回転するように
連係している。さらに、駆動歯車40aの回転軸41a
の下端には歯車43が取り付けられ、この歯車43は駆
動手段6に連係している。なお、駆動歯車40a、40
b、40c及び中間歯車42a、42bは基台44と支
持板45とで回転自在に支持されている。
【0017】駆動手段6はモータ48を駆動力として回
転ドラム3を回転させるとともに、支持軸5a、5b、
5cを回転させるもので、複数の減速歯車からなる減速
装置49と、減速装置49を介して回転する回転軸50
に設けられたウォーム歯車51、52とから構成され、
モータ48が回転することにより、減速装置49を介し
て回転軸50を回転させ、この回転軸50に設けられた
ウォーム歯車51に噛合した歯車43を回転させて支持
軸5a、5b、5cを回転させるとともに、ウォーム歯
車52に噛合した歯車30を回転させて回転ドラム3を
手前側に回転させるように構成されている。なお、回転
ドラム3と支持軸5a、5b、5cとは約4秒で一回転
するように設定されている。
【0018】そして、上記駆動歯車40a、40b、4
0cの近傍には支持軸5a、5b、5cに形象物4を支
持させたことを検出する検出手段55が配置されてい
る。この検出手段55はレバー部材56、57、58と
リーフスイッチ59、60、61とからなり、図5
(a)に示すように、レバー部材56(57、58)の
上端には係合突部56a(57a、58a)が支持軸5
a(5b、5c)側に突出して形成され、下端には、回
動時にリーフスイッチ59(60、61)の板バネ接点
を押圧する押圧突部56b(57b、58b)がそれぞ
れ形成されている。このレバー部材は形象物4の底部に
形成された嵌合凹部14を支持軸5に嵌め合わせる際、
図5(b)に示すように、形象物の下部に末広がりに形
成された台座4aの周縁が係合突部を押し退けながら嵌
め合わされるので、レバー部材56(57、58)は矢
印aの方向に回動し、押圧突部56b(57b、58
b)がリーフスイッチ59(60、61)の一方の板バ
ネ接点を押して撓ませて他方の板バネ接点に接触させ、
リーフスイッチ59(60、61)をONさせるととも
に、強制的に形象物4を引き抜かない限りは支持軸5か
ら抜けないように係合突部56a(57a、58a)は
形象物4の下部に形成された台座4aに係合している。
【0019】上記リーフスイッチ59、60、61がO
Nすると、形象物4が支持軸5に嵌め合わされたことが
検出され、この検出結果は制御手段8に入力される。
【0020】図6は、オルゴール玩具の電気回路図を示
し、符号8の制御手段は、制御プログラムを記憶すると
共に、メロディデータや音声データを記憶した記憶手段
9を備え、リーフスイッチ59、リーフスイッチ60、
リーフスイッチ61と、蓋部材2を開いた時に作動する
蓋スイッチ62と、音出力部であるスピーカ7と、4個
のLED33a〜33dと、モータ48とが接続されて
いる。そして、電源スイッチ19を介して電池21が接
続され、電源が入ると制御プログラムに基づいて、リー
フスイッチ59、60、61、蓋スイッチ62の作動状
態(ON/OFF)をチェックし、各スイッチの作動状
態に応じて上記記憶手段9に記憶されているメロディデ
ータや音声データの出力制御と、LED33a〜33d
の点滅制御と、モータ48の作動制御を行うものであ
る。
【0021】なお、上記制御手段8と記憶手段9とはメ
ロディデータや音声データを記憶するメモリを備えたプ
ログラマブル音声合成ICで構成すればよい。
【0022】また、リーフスイッチには優先順位が設定
され、複数のリーフスイッチがONした時には、優先順
位の高いリーフスイッチに対応したメロディデータが読
み出され、その優先順位の高いメロディがスピーカから
オルゴールの音色で出力される。そして、すべてのリー
フスイッチがONした場合は特別なメッセージ(例え
ば、三銃士の台詞)が出力される。また、途中で形象物
が引き抜かれた場合は、残ったリーフスイッチの中で優
先順位の高いリーフスイッチに対応するメロディデータ
が読み出され、形象物が追加された場合は、追加した形
象物によってONさせられたリーフスイッチに対応する
メロディデータが読み出される。追加した結果、3つの
形象物がセットされたことになるとメッセージデータが
読み出されるようにプログラミングされている。
【0023】次に、図7、図8のフローチャートに基づ
いて、オルゴール玩具の作動態様について説明する。電
源スイッチ19をONすると、確認音(例えば、“ピロ
ーン”音)が出力され、電源が入ったことが確認できる
(ステップST1)。この時はモータ48は回転しない
ので、回転ドラム3が回転することはない。
【0024】指輪を模した鍵63を使って蓋部材2のロ
ックを解除する。この時は音の出力もモータ48の回転
もない。次に、ステップST2で蓋部材2を開いたかど
うかチェックし、蓋を開かずに放置すればステップST
3に進んでスタンバイ状態になる。蓋部材2を開くと、
蓋スイッチ62がONし、効果音(例えば、“タラタラ
ターン”音)が出力されるとともに、LED33がラン
ダムに点滅し、演奏可能な状態になったことを知らせ
(ステップST4)、そのまま蓋部材2を閉じてしまう
とステップST6に進み、スタンバイ状態になる。
【0025】蓋部材2が閉じられなければ、ステップS
T7に進んで、形象物4をセットしたかどうかチェック
する。使用者が形象物4を支持部5にセットすると、形
象物4はレバー部材を回動させながら支持軸5に嵌め合
わされるので、回動するレバーに対応したリーフスイッ
チがONし、演奏モードに進む(ステップST8)。
【0026】演奏モードでは、先ず、リーフスイッチが
全てONしているかどうかチェックする。リーフスイッ
チがすべてON(すべての支持部5に形象物4がセット
されている)している場合は、ステップST102に進
んで、スピーカから特別なメッセージ(例えば、三銃士
の台詞)が出力されるとともに、モータ48が回転して
減速装置49、ウォーム歯車51、歯車43を介して、
駆動歯車40a、40b、40cが回転するので、形象
物4を支持する支持軸5も回転し、3つの形象物4がゆ
っくり回転する。
【0027】一方、減速装置49、ウォーム歯車52、
歯車30を介して回転ドラム3も回転する。この時、L
ED33もランダムに点滅をするので、LED33の光
が回転ドラム3に形成された屈折部24で屈折され、回
転ドラム3が受光したLED33の色で発光し、発光す
る位置がさまざまに変わる状態が開口部13から見える
ので、あたかも光のオルゴールドラムが回転しているよ
うに見える。
【0028】上記モータ48の回転及びLEDの点滅は
メッセージの終了と共に停止するが、メッセージが終了
するまでの間にリーフスイッチに変化があったかどうか
をステップST104でチェックする。
【0029】ステップST101でリーフスイッチの状
態をチェックした時、1つ又は2つのリーフスイッチが
ONしている場合は、ステップST103に進んで、1
つのスイッチがONしている場合はそのスイッチに対応
したメロディが、2つのスイッチがONしている場合は
優先順位の高いスイッチに対応したメロディが、スピー
カからオルゴールの音色で出力されるとともに、モータ
48が回転して減速装置49、ウォーム歯車51、歯車
43を介して、駆動歯車40a、40b、40cが回転
するので、形象物4を支持する支持軸5も回転し、セッ
トした形象物4がゆっくり回転する。
【0030】一方、回転ドラム3も減速装置49、ウォ
ーム歯車52、歯車30を介して回転する。この時、L
ED33もランダムに点滅をするので、LED33の光
が回転ドラム3に形成された屈折部24で屈折され、回
転ドラム3が受光したLED33の色で発光し、発光す
る位置がさまざまに変わる状態が開口部13から見える
ので、あたかも光のオルゴールドラムが回転しているよ
うに見える。
【0031】上記モータ48の回転及びLEDの点滅は
メロディの終了と共に停止するが、メロディが終了する
までの間にリーフスイッチに変化があったかどうかをス
テップST104でチェックする。
【0032】ステップST104で、リーフスイッチに
変化があったかどうかをチェックし、変化がなければス
テップST109に進む。
【0033】ステップST104でチェックして、リー
フスイッチに変化があった場合は、演奏中に形象物4を
引き抜いたか、新たにセットしたかどうかをチェックし
(ステップST105)、形象物が追加された場合はス
テップST106に進んで全てのリーフスイッチがON
状態になっているかどうかチェックする。全てONにな
っていればステップST102に戻り、メッセージを出
力する。
【0034】全てONになっていなければ、ステップS
T107に進んで、追加ONしたリーフスイッチに対応
したメロディを、スピーカからオルゴールの音色で出力
すると共に、モータ48を回転させて形象物4と回転ド
ラムを回転させ、LED33もランダムに点滅させなが
ら、ステップST109に進む。
【0035】ステップST105で演奏中に形象物4が
引き抜かれたと判断した場合は、ステップST108に
進んで、ONしているリーフスイッチの優先順位の高い
メロディが、スピーカからオルゴールの音色で出力され
ると共に、モータ48を回転させて形象物4と回転ドラ
ムを回転させ、LED33もランダムに点滅させながら
ステップST109に進む。
【0036】ステップST109では、メロディもしく
はメッセージが終了したかどうか判断し、メロディもし
くはメッセージが終了していなければステップST10
4に戻り、リーフスイッチに変化があったかどうか再び
チェックする。メロディもしくはメッセージの出力が終
了していれば、ステップST110に進んで、LED3
3を全て消灯し、モータも停止してスタンバイ状態にな
る。
【0037】なお、スタンバイ状態では、リードスイッ
チの状態の変化で、スタンバイ状態が解除されてステッ
プST2に進む。
【0038】上述のように、形象物をセットすることに
より、セットした形象物のリーフスイッチがONし、O
Nしたリーフスイッチに対応したメロディが出力される
とともに、LEDが点滅して回転ドラムを端面側から照
射するので、屈折部で屈折させられた光が回転ドラムの
周面から外側に照射され、光のオルゴールドラムが回転
しているように見える。この時、回転ドラムを回転させ
る駆動手段に連動して形象物を支持している支持軸も回
転するので、光る回転ドラムと形象物とが回転しながら
メロディが出力され、メロディを奏でるだけのオルゴー
ル玩具や、メロディを奏でながら単に形象物が作動する
オルゴール玩具では味わうことのできない、メルヘンチ
ックなオルゴール玩具を実現することができる。しか
も、奏でるメロディを選択することができ、さらに、形
象物のセットの仕方によってさまざまなメロディの演奏
形態を選択することができ、視覚的にも聴覚的にも優れ
た使用者の意志が反映されるオルゴール玩具を提供する
ことができる。
【0039】なお、本発明では支持軸5を六角柱にした
が、3つの支持軸5の断面形状を異なる形状(例えば、
丸、四角、六角等)にし、形象物4に形成する嵌合凹部
14の断面形状を支持軸5の断面形状に合わせておけ
ば、形象物4に対応する支持軸5(リーフスイッチ59
〜61)が特定されるので、形象物4に関連したメロデ
ィデータを記憶手段に予め記憶させておき、作動したリ
ーフスイッチに基づいて記憶手段から、形象物に関連す
るメロディを読み出すことができ、形象物とメロディと
の一致性を図ることができ、例えば、女の子の形象物で
ありながら男の子に関するメロディが出力させるような
不自然さがなくなり、聴きたいメロディを自分で選択す
ることができるとともに、形象物に関連するメロディが
出力されることにより、さらにオルゴール玩具の作動を
楽しむことができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、メロディが奏
でられる時、回転ドラムが光を発しながら回転するの
で、視覚的にきれいでメルヘンチックな雰囲気を醸し出
すことができる。しかも、回転ドラムが光るので、照明
を落とした状態で演奏させることにより、さらにロマン
チックな雰囲気を作り出すことができるオルゴール玩具
を提供することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、回転ドラムが色
彩豊かに発光し、メロディに加え目を楽しませてくれる
オルゴール玩具にすることができる。
【0042】請求項3の発明によれば、形象物をセット
することによりオルゴール玩具が作動し、セットした形
象物が回転ドラムとともに回転するので、見た目にも楽
しく、メルヘンチックなオルゴール玩具を実現すること
ができる。しかも、形象物がセットされたことを検出す
る検出手段が支持部ごとに設けられているので、形象物
を単独でセットしたのか複数の形象物をセットしたのか
を判断することができ、形象物のセットの状態で出力さ
れるメロディの順番が変わり、視覚的にも聴覚的にも飽
きのこないオルゴール玩具にすることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、メロディだけで
はなく音声データも出力することができ、従来のオルゴ
ール玩具が単一のメロディを連続して奏でる従来のオル
ゴール玩具では、味わうことのできない楽しさを提供す
ることができる。
【0044】請求項5の発明によれば、形象物と支持部
が一対になっているので、支持部にセットしたことを検
出する検出手段を形象物と関連させることができるの
で、形象物に関連するメロディデータを記憶手段に記憶
させておくことにより、検出手段の検出結果からセット
された形象物に関するメロディを奏でることができるの
で、聴きたいメロディを使用者が自由に選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオルゴール玩具の斜視図
【図2】オルゴール玩具の分解斜視図
【図3】(a)(b)は回転ドラムの構造を説明する要
部断面図
【図4】オルゴール玩具の内部構造を説明する分解斜視
【図5】(a)(b)は検出手段と形象物との関係を示
す説明図
【図6】オルゴール玩具の回路図
【図7】オルゴール玩具の作動態様を説明するフローチ
ャート図
【図8】オルゴール玩具の作動態様を説明するフローチ
ャート図
【符号の説明】
1 玩具本体 3 回転ドラム 4 形象物 5 支持部(支持軸) 6 駆動手段 7 音出力部 8 制御手段 9 記憶手段 24 屈折部 33 発光手段(LED) 55 検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高柳 弘 東京都文京区湯島3丁目31番1号 株式会 社センテクリエイションズ内 Fターム(参考) 2C150 BA11 DF02 DF06 DF08 DF26 DG02 DG31 EB01 ED52 5D108 CA02 CA04 CA07 CA15 CA25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えることを特徴とするオ
    ルゴール玩具。 (イ)玩具本体には複数のメロディデータを記憶する記
    憶手段と、該記憶手段に記憶されているメロディデータ
    をメロディに変換して出力する音出力手段と、オルゴー
    ルドラムを模した回転ドラムと、該回転ドラムを回転さ
    せる駆動手段と、上記記憶手段に記憶されたメロディデ
    ータを読み出して上記音出力手段にメロディを出力させ
    るとともに、上記駆動手段を駆動制御する制御手段とを
    備えること (ロ)上記玩具本体には、上記回転ドラムの端面に光を
    照射する複数の発光手段が配置され、該発光手段は上記
    制御手段に点滅制御されること (ハ)上記回転ドラムは、導光性を有するとともに端面
    から入射された光を周面から外方に屈折させる屈折部が
    多数形成されていること
  2. 【請求項2】 前記発光手段は、それぞれ異なる色で発
    光する請求項1記載のオルゴール玩具。
  3. 【請求項3】 前記玩具本体には、形象物を着脱可能に
    支持するとともに前記駆動手段に連係して、支持した形
    象物を回転させる複数の支持部と、該支持部が形象物を
    支持したことを検出する検出手段とが設けられ、前記制
    御手段は、上記検出手段の検出結果に基づいて前記駆動
    手段を駆動するとともに、上記検出手段の単独又は組み
    合わせの検出結果に基づいて前記記憶手段からメロディ
    データを選択し、前記音出力手段に選択したメロディを
    出力させる請求項1記載のオルゴール玩具。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段はメロディデータに加え音
    声データを記憶した請求項1又は3記載のオルゴール玩
    具。
  5. 【請求項5】 前記支持部と前記形象物とは組み合わせ
    が特定されている請求項3記載のオルゴール玩具。
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