JP2000262484A - 集団健康診断システム - Google Patents

集団健康診断システム

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JP2000262484A
JP2000262484A JP11068378A JP6837899A JP2000262484A JP 2000262484 A JP2000262484 A JP 2000262484A JP 11068378 A JP11068378 A JP 11068378A JP 6837899 A JP6837899 A JP 6837899A JP 2000262484 A JP2000262484 A JP 2000262484A
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Japan
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bioimpedance
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JP11068378A
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English (en)
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Takanobu Yamauchi
隆伸 山内
Masao Kubo
誠雄 久保
Kunihiko Kitano
邦彦 北野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】体脂肪測定を集団健康診断に導入しても集団健
康診断を円滑に実施できる集団健康診断システムを提供
すること。 【解決手段】本発明は、別個に構成された体重計及び生
体インピーダンス測定装置を備えた集団健康診断システ
ムである。或る受診者の体重計の体重測定部にて測定さ
れた体重値が記憶され且つ当該受診者の身長値,年齢及
び性別が記憶された記憶媒体が生体インピーダンス測定
装置に装着されると、生体インピーダンス測定装置で
は、読出部が記憶媒体から当該受診者の体重値,身長
値,年齢及び性別を記憶部に記憶させるとともに、イン
ピーダンス測定部が当該受診者の生体インピーダンスを
測定し記憶部に記憶する。これにより、当該受診者の体
重値,身長値,生体インピーダンス値,年齢及び性別が
記憶部に記憶されると、算出部がこれらのデータに基づ
いて当該受診者の体脂肪値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、学校や事
業所等で行われる集団健康診断の受診者の身長,体重及
び体脂肪に関する値の測定を並列に行う集団健康診断シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】学校や事業所等で行われる集団健康診断
に体脂肪値の測定を導入することが、より多角的な面か
ら受診者の健康状態を把握することが可能となる点で考
えられている。
【0003】従来における集団健康診断でも肥満度は表
されているが、これらは、身長値と体重値とを用いて算
出するものであり、年齢や性別による違い、脂肪が多い
か筋肉が多いか等の詳細を反映するものではない。これ
に対し、身体の電気抵抗値を測定し、この電気抵抗値
と、身長値,体重値,年齢及び性別とから体脂肪値を算
出する「BI(Bioelectrical Impedance)法」によって
体脂肪測定(肥満測定)を行えば、より正確な体脂肪値
(肥満度)を得ることができるので、各受診者がより充実
した健康診断の結果を受け取ることができるものと期待
される。
【0004】BI法を実現する手法の1つとして、4電
極式の体脂肪値測定法が提案されている。4電極式の体
脂肪値測定法は、大略以下の構成を持つ。即ち、一対の
通電用電極と一対の電位差測定用電極とからなる4電極
を受診者の適宜の位置に接触させた後、通電用電極間に
所定の高周波電流を通電させることによって生体インピ
ーダンス値を測定し、この生体インピーダンス値と受診
者の身長値,体重値,年齢及び性別の各データとを演算
装置に入力する。演算装置は、入力された各データを所
定の体脂肪値の推定式に当てはめて演算し、算出した体
脂肪値を出力する。
【0005】集団健康診断に体脂肪値の測定が導入され
る場合、正確な体脂肪値(肥満度)が得られる点からBI
法が採用され、さらに、BI法による体脂肪値の測定方
式として、測定に要する時間や測定の簡便さの点から上
記した4電極式の体脂肪値測定法が採用されるものと考
えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、体脂肪値を測
定項目に導入する場合には、従前の集団健康診断の測定
項目が増えることとなる。集団健康診断は、限られた時
間の中で受診者全員の各測定項目の測定を行うことが多
いため、体脂肪値の測定が時間を要するものであると、
受診者全員の全項目の測定終了時刻が予定終了時刻を超
えてしまい、集団健康診断全体のスケジュールに影響を
与えてしまう可能性がある。従って、体脂肪値の測定は
円滑に行われるものでなければならない。
【0007】しかしながら、従来の4電極式の体脂肪値
測定装置(体脂肪計)は、身長値や体重値を手で入力する
ものであったため、データ入力に時間を要し、体脂肪値
を円滑に測定することができないと考えられる。
【0008】また、従来の体脂肪計には、被測定者が寝
た姿勢で電極を手足等に貼り付けて体脂肪を測定するも
のがあるが、被測定者一人に対する体脂肪測定に要する
時間が比較的かかるので、多数の受診者の体脂肪を測定
することを要する集団健康診断には適さない。
【0009】また、従来の体脂肪計には、体重計と一体
に構成され、体重測定の際に被測定者が乗る位置に4電
極が配置されたものがあるが、体脂肪値を測定する場合
には、被測定者が裸足になる必要がある。また、体脂肪
計と体重計とが一体となっているので、多数の受診者に
対して体脂肪測定と体重測定とを並列に行うことができ
ず、体脂肪及び体重の測定場所に多数の受診者が集中し
混雑が生じる可能性がある。従って、集団健康診断には
適さない。
【0010】また、従来の体脂肪計には、身長計及び体
重計を一体に形成し、身長値及び体重値の入力を省略可
能としたもの(特開平6−304149号公報参照)もあ
るが、身長計,体重計及び体脂肪計が一体となっている
ため、身長,体重,体脂肪の各測定を並列に行うことが
できない。この点から集団健康診断への適用は敬遠され
るものと考えられる。
【0011】上述したことから、体脂肪測定を集団健康
診断に導入する際には、生体インピーダンスの測定を身
長や体重の測定から独立させた方が、1つの測定場所に
おいて1人の受診者が測定に要する時間を短縮する点で
は好ましい。
【0012】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、集団健康診断に体脂肪の測定を導入した場合でも円
滑に集団健康診断を実施することが可能な集団健康診断
システムを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。
【0014】即ち、本発明の第1の発明は、別個に構成
された体重計及び生体インピーダンス測定装置を備えた
集団健康診断システムであって、前記体重計は、受診者
の体重を測定する体重測定部と、前記体重測定部によっ
て測定された体重値を集団健康診断の際に各受診者が携
帯する記憶媒体に書き込む体重値書込部とを含み、前記
生体インピーダンス測定装置は、前記体重値書込部によ
って書き込まれた体重値を前記記憶媒体から読み出す読
出部と、受診者の生体インピーダンスを測定するインピ
ーダンス測定部と、前記読出部によって読み出された体
重値と前記インピーダンス測定部によって測定された生
体インピーダンス値とを記憶する記憶部と、前記記憶部
に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス値が記
憶された場合にこれらの測定値と入力された当該受診者
の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂
肪に関する値を算出する算出部とを含むことを特徴とす
る。
【0015】第1の発明によると、受診者が体重を測定
し、体重値を記憶媒体に記憶させた後に、生体インピー
ダンス測定装置にて生体インピーダンスの測定を行う
と、記憶媒体から読み出された身長値及び体重値と、測
定された生体インピーダンス値と、入力された年齢及び
性別とに基づいて体脂肪に関する値が算出される。この
ため、生体インピーダンス測定装置において、体重値及
び身長値を手入力しなくても良い。従って、身長値や体
重値の入力の煩わしさや誤入力がないので、体脂肪に関
する値を円滑に測定することができ、集団健康診断を円
滑に実施することが可能となる。
【0016】また、体重計と生体インピーダンス測定装
置とは、別個に構成,即ち別体で構成されているので、
別個の測定場所に夫々配置することができ、体重測定と
生体インピーダンス測定とを並列に行うことができる。
【0017】ここに、記憶媒体は、集団健康診断の受診
者が集団健康診断の際に、身長や体重等の測定場所に携
帯して持参することが可能なものであれば良く、例え
ば、パンチカード,磁気カード,ICカードの他,磁気
ディスク,光磁気ディスク,光ディスク等が含まれる。
【0018】また、身長値は、受診者が過去に測定した
身長値である。会社等の事業所における集団健康診断の
場合、受診者は成人であり、もはや身長値は大きく変化
しないとの課程から身長測定を省略する場合がある。こ
の場合には、各受診者が過去に測定した値を利用して肥
満測定等を行っているのが実状である。このような場合
においては、身長測定器にわざわざ身長値書込部を設け
る必要はない。
【0019】体脂肪に関する値には、例えば、体脂肪
量,体脂肪率,除脂肪量,体内水分量が含まれる。
【0020】本発明の第2の発明は、別個に構成された
体重計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集団健
康診断システムであって、前記生体インピーダンス測定
装置は、受診者の生体インピーダンスを測定するインピ
ーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部によって
測定された生体インピーダンス値を前記記憶媒体に書き
込むインピーダンス値書込部とを含み、前記体重計は、
前記インピーダンス値書込部によって書き込まれた生体
インピーダンス値を前記記憶媒体から読み出す読出部
と、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記読出部
によって読み出された生体インピーダンス値と前記体重
測定部によって測定された体重値とが記憶される記憶部
と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピ
ーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値と入力さ
れた当該受診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当
該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含む
ことを特徴とする。
【0021】第2の発明によれば、第1の発明と同様
に、身長値及び生体インピーダンス値の手入力を行わな
くて良く、また、体重測定と生体インピーダンス測定と
を並列に行うことができる。 本発明の第3の発明は、
別個に構成された体重計,生体インピーダンス測定装置
及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断システムであ
って、前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定
部と、前記体重測定部によって測定された体重値を、集
団健康診断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込
む体重値書込部とを含み、前記生体インピーダンス測定
装置は、受診者の生体インピーダンスを測定するインピ
ーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部によって
測定された生体インピーダンス値を前記記憶媒体に書き
込むインピーダンス値書込部とを含み、前記体脂肪算出
装置は、前記記憶媒体の記憶内容を読み出す読出部と、
前記読出部によって読み出された記憶内容に同一の受診
者の体重値及び生体インピーダンス値が含まれている場
合にこれらの測定値と入力された当該受診者の身長値,
年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する
値を算出する算出部とを含むことを特徴とする。
【0022】第3の発明は、体重計及び生体インピーダ
ンス測定装置とは別個に体脂肪算出装置を設け、この体
脂肪算出装置にて体脂肪測定を行うようにしたものであ
る。
【0023】第3の発明によると、第1,2の発明と同
様に、体重測定,生体インピーダンス測定及び体脂肪測
定を並列に行うことができ、且つ各受診者が体重測定と
生体インピーダンス測定を何れから始めても良くなり、
集団健康診断の開始当初から体重計及び生体インピーダ
ンス測定装置を利用することができる。また、第1の発
明に比べて生体インピーダンス測定装置の構成が簡易と
なり、生体インピーダンス測定装置は単に生体インピー
ダンス測定のみを行うものとなる。このため、第1の発
明に比べて各受診者が生体インピーダンス測定装置を占
有する時間を短縮することができる。
【0024】体脂肪算出装置は、例えば、ホストコンピ
ュータとして機能することができるパーソナルコンピュ
ータやワークステーションである。
【0025】本発明の第4の発明は、別個に構成された
体重計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集団健
康診断システムであって、前記体重計は、受診者の体重
を測定する体重測定部と、前記体重測定部によって測定
された体重値を前記生体インピーダンス測定装置へ送信
する体重値送信部とを含み、前記生体インピーダンス測
定装置は、前記体重値送信部によって送信された体重値
を受信する受信部と、受診者の生体インピーダンスを測
定するインピーダンス測定部と、前記受信部によって受
信された体重値と前記インピーダンス測定部によって測
定された生体インピーダンス値とが記憶される記憶部
と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピ
ーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値と入力さ
れた受診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受
診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むこと
を特徴とする。
【0026】本発明の第5の発明は、別個に構成された
体重計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集団健
康診断システムであって、前記生体インピーダンス測定
装置は、受診者の生体インピーダンスを測定するインピ
ーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部によって
測定された生体インピーダンス値を前記体重計へ送信す
るインピーダンス値送信部とを含み、前記体重計は、前
記インピーダンス値送信部によって送信された生体イン
ピーダンス値を受信する受信部と、受診者の体重を測定
する体重測定部と、前記受信部によって受信された生体
インピーダンス値と前記体重測定部によって測定された
体重値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受
診者の体重値及び生体インピーダンス値が記憶された場
合にこれらの測定値と入力された当該受診者の身長値,
年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する
値を算出する算出部とを含むことを特徴とする。
【0027】第4,5の発明は、生体インピーダンス測
定装置又は体重計の一方で体脂肪測定が行われるように
し、他方が一方に対して自身の測定値を送信するように
したものである。このようにすれば、記憶媒体に体重値
や生体インピーダンス値を書き込む必要がなくなる。第
4,5の発明も、体重値や生体インピーダンス値を手入
力する必要がなく、体重測定と生体インピーダンス測定
とを並行して行うことができる。
【0028】本発明の第6の発明は、別個に構成された
体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装
置を備えた集団健康診断システムであって、前記体重計
は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体重測
定部によって測定された体重値を前記体脂肪算出装置へ
送信する体重値送信部とを含み、前記生体インピーダン
ス測定装置は、受診者の生体インピーダンスを測定する
インピーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部に
よって測定された生体インピーダンス値を前記体脂肪算
出装置へ送信するインピーダンス値送信部とを含み、前
記体脂肪算出装置は、前記体重値送信部及び前記インピ
ーダンス値送信部から送信された体重値及び生体インピ
ーダンス値を受信する受信部と、前記受信部によって受
信された体重値及び生体インピーダンス値を記憶する記
憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体イ
ンピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値と入
力された当該受診者の身長値,年齢及び性別とに基づい
て当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを
含むことを特徴とする。
【0029】第6の発明は、第4,5の発明の構成に代
えて、体重計及び生体インピーダンス測定装置とは別個
に体脂肪算出装置を設け、体重計及び生体インピーダン
ス測定装置が個別に体重値や生体インピーダンス値を体
脂肪算出装置へ送信するようにしたものである。
【0030】第6の発明によると、第3の発明と同様
に、各受診者が体重測定と生体インピーダンス測定とを
何れから始めても良くなり、体重計及び生体インピーダ
ンス測定装置を集団健康診断開始当初から利用すること
ができる。また、第4,5の発明と同様に、測定値を記
憶媒体に書き込む必要がなくなる。
【0031】本発明の第7の発明は、別個に構成された
体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装
置を備えた集団健康診断システムであって、前記体重計
は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体重測
定部によって測定された体重値を集団健康診断の際に各
受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値書込部とを
含み、前記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値
書込部によって書き込まれた体重値を前記記憶媒体から
読み出す読出部と、受診者の生体インピーダンスを測定
するインピーダンス測定部と、前記読出部によって読み
出された体重値と前記インピーダンス測定部によって測
定された生体インピーダンス値とが記憶される記憶部
と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピ
ーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値を前記体
脂肪算出装置へ送信する測定値送信部とを含み、前記体
脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信された
体重値及び生体インピーダンス値を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された体重値及び生体インピー
ダンス値と入力された当該受診者の身長値,年齢及び性
別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出す
る算出部とを含むことを特徴とする。
【0032】本発明の第8の発明は、別個に構成された
体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装
置を備えた集団健康診断システムであって、前記生体イ
ンピーダンス測定装置は、受診者の生体インピーダンス
を測定するインピーダンス測定部と、前記インピーダン
ス測定部によって測定された生体インピーダンス値を前
記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込部とを含
み、前記体重計は、前記インピーダンス値書込部によっ
て書き込まれた生体インピーダンス値を前記記憶媒体か
ら読み出す読出部と、受診者の体重を測定する体重測定
部と、前記読出部によって読み出された生体インピーダ
ンス値と前記体重測定部によって測定された体重値とが
記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重
値及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれら
の測定値を前記体脂肪算出装置へ送信する測定値送信部
とを含み、前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部に
よって送信された体重値及び生体インピーダンス値を受
信する受信部と、前記受信部によって受信された体重値
及び生体インピーダンス値と入力された当該受診者の身
長値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に
関する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする。
【0033】第7,8の発明は、第6の発明における体
重計及び生体インピーダンス測定装置が体脂肪算出装置
に対して個別に測定値を送信するのに対し、体重計又は
生体インピーダンス測定装置の一方が体重値及び生体イ
ンピーダンス値を一括して体脂肪算出装置に送信するよ
うにし、且つ体脂肪算出装置へ一括送信される体重値と
生体インピーダンス値との一方が記憶媒体に記憶される
ようにしたものである。
【0034】第7,8の発明によると、第6の発明の効
果とほぼ同様の効果の他、体脂肪算出装置への測定値送
信回数を第6の発明に比べて減らすことができるので、
データ送信の際にデータが紛失してしまう可能性を減ら
すことができる。
【0035】本発明の第9の発明は、別個に構成された
体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装
置を備えた集団健康診断システムであって、前記体重計
は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体重測
定部によって測定された体重値を前記生体インピーダン
ス測定装置へ送信する体重値送信部とを含み、前記生体
インピーダンス測定装置は、前記体重値送信部によって
送信された体重値を受信する第1受信部と、受診者の生
体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、
前記第1受信部によって受信された体重値と前記インピ
ーダンス測定部によって測定された生体インピーダンス
値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者
の体重値及び生体インピーダンス値が記憶された場合に
これらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送信する測定値
送信部とを含み、前記体脂肪算出装置は、前記測定値送
信部によって送信された体重値及び生体インピーダンス
値を受信する第2受信部と、前記第2受信部によって受
信された体重値及び生体インピーダンス値と入力された
当該受診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受
診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むこと
を特徴とする。
【0036】本発明の第10の発明は、別個に構成され
た体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算出
装置を備えた集団健康診断システムであって、前記生体
インピーダンス測定装置は、受診者の生体インピーダン
スを測定するインピーダンス測定部と、前記インピーダ
ンス測定部によって測定された生体インピーダンス値を
前記体重計へ送信するインピーダンス値送信部とを含
み、前記体重計は、前記インピーダンス値送信部によっ
て送信された生体インピーダンス値を受信する第1受信
部と、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記第1
受信部によって受信された生体インピーダンス値と前記
体重測定部によって測定された体重値とが記憶される記
憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体イ
ンピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値を前
記体脂肪算出装置へ送信する測定値送信部とを含み、前
記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信さ
れた体重値及び生体インピーダンス値を受信する第2受
信部と、前記第2受信部によって受信された体重値及び
生体インピーダンス値と入力された当該受診者の身長
値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関
する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする。
【0037】第9,10の発明は、第7,8の発明では体
脂肪算出装置へ一括送信される測定値の一部が記憶媒体
に記憶されるのに対し、一括送信される測定値の一部が
体脂肪算出装置に対して一括送信を行う測定装置へ送信
されるようにしたものである。第9,10の発明によれ
ば、記憶媒体に一括送信される測定値の一部を書き込む
必要が無くなる。
【0038】本発明の第11の発明は、第1〜3,7,8
の発明における記憶媒体には予め受診者の身長値,年齢
及び性別が記憶されており、前記読出部が、前記記憶媒
体から前記当該受診者の身長値,年齢及び性別を読み出
して前記算出部に入力することを特徴とする。
【0039】身長値,年齢及び性別は手入力されても良
いが、第11の発明の構成とすることで、身長値,年齢
及び性別の手入力を省略することができる。このため、
体脂肪に関する値を算出するために要する時間を短縮で
き、集団健康診断を円滑に実施可能となる。
【0040】本発明の第12の発明は、第1〜10の発
明に係る集団健康診断システムが、算出部によって算出
された体脂肪に関する値を記憶する測定値記憶部をさら
に含むことを特徴とする。 第12の発明によれば、測
定値記憶部に記憶された体脂肪に関する値を健康診断に
利用することができる。測定値記憶部は、第1〜3の発
明においては記憶媒体であっても良く、記憶部であって
も良い。第4〜10の発明においては、測定値記憶部に
身長値や体重値が記憶されるようにしても良い。このよ
うにすれば、各受診者の身長値,体重値及び体脂肪に関
する値を一カ所に集めることが可能となる。測定値記憶
部は、例えば、記憶媒体の例示として挙げられたものを
用いることができる。
【0041】本発明の第13の発明は、第1〜10の発
明に係る集団健康診断システムが、各受診者の身長値,
年齢及び性別を記憶した個人情報記憶部と、前記記憶部
に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス値が記
憶された場合に、当該受診者の身長値,年齢及び性別を
前記個人情報記憶部から読み出して前記算出部に入力す
る個人情報読出部とをさらに含むことを特徴とする。
【0042】第13の発明によれば、第11の発明と同
様に、身長値,年齢及び性別の手入力を省略することが
できる。
【0043】本発明の第14の発明は、第13の発明に
おける個人情報記憶部が、各受診者の身長値,年齢及び
性別を受診者の識別情報と対応づけて記憶しており、前
記個人情報読出部が、前記体重計又は前記生体インピー
ダンス測定装置にて手入力された受診者の識別情報と対
応する身長値,年齢及び性別を前記個人情報記憶部から
読み出すことを特徴とする。
【0044】本発明の第15の発明は、第13の発明に
おける個人情報記憶部が各受診者の身長値,年齢及び性
別を受診者の識別情報と対応づけて記憶しており、前記
個人情報読出部が、前記体重計又は前記生体インピーダ
ンス測定装置にて記憶媒体から読み出された受診者の識
別情報と対応する身長値,年齢及び性別を前記個人情報
記憶部から読み出すことを特徴とする。
【0045】本発明の第16の発明は、第4,5,9の発
明における体重計と生体インピーダンス測定装置とが無
線を通じてデータを送受信することを特徴とする。
【0046】本発明の第17の発明は、第6,8,10の
発明における体重計と体脂肪算出装置とが無線を通じて
データを送受信することを特徴とする。
【0047】本発明の第18の発明は、第6,7,9の発
明における生体インピーダンス測定装置と体脂肪算出装
置とが無線を通じてデータを送受信することを特徴とす
る。
【0048】第16〜18の発明によれば、データ通信
が無線で行われるので、測定装置間を通信ケーブルで接
続する必要がない。このため、集団健康診断に必要な機
材の点数を減少させることができ、また、集団健康診断
の会場設置が容易となる。もっとも、第4〜10の発明
は、測定装置間が通信ケーブル(有線)で接続され、この
通信ケーブルを通じてデータ送受信が行われるものであ
っても良い。
【0049】無線による通信手法は、電波(RF,VH
F,UHF等),赤外線,電磁誘導を用いる手法のいず
れであっても良い。送信されるデータには、例えば、受
診者の識別情報,体重値,生体インピーダンス値,身長
値,年齢,性別が含まれる。
【0050】本発明の第19の発明は、第1〜10の発
明における体重計が、前記体重測定部によって測定され
た体重値を表示しないようにされていることを特徴とす
る。
【0051】本発明の第20の発明は、第2,5の発明
における体重計が、前記算出部によって算出された体脂
肪に関する値を表示しないようにされていることを特徴
とする。
【0052】本発明の第21の発明は、第1,4の発明
における生体インピーダンス測定装置が、前記算出部に
よって算出された体脂肪に関する値を表示しないように
されていることを特徴とする。
【0053】第19〜21の発明によれば、体重値や体
脂肪に関する値が表示されることにより、これらの値が
知る必要のない他人(例えば他の受診者)にまで知られて
しまうことを防止することができる。この場合、体重
計,生体インピーダンス測定装置には、測定結果の代わ
りに測定終了の旨が表示されるように構成するのが好ま
しい。
【0054】第1〜10の発明は、身長値が過去に測定
されたものであることを前提とするが、本発明による集
団健康診断システムは、本システムにて実際に測定され
る身長値を用いて体脂肪に関する値を測定するようにし
ても良い。この場合には、本発明の集団健康診断システ
ムは以下の構成を持つ。
【0055】即ち、本発明の第22の発明は、別個に構
成された体重計,身長計及び生体インピーダンス測定装
置を備えた集団健康診断システムであって、前記体重計
は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体重測
定部によって測定された体重値を集団健康診断の際に各
受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値書込部とを
含み、前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生
体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、
前記インピーダンス測定部によって測定された生体イン
ピーダンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス
値書込部とを含み、前記身長計は、前記体重値書込部及
び前記インピーダンス値書込部によって書き込まれた体
重値及び生体インピーダンス値を前記記憶媒体から読み
出す読出部と、受診者の身長を測定する身長測定部と、
前記読出部によって読み出された体重値及び生体インピ
ーダンス値と前記身長測定部によって測定された身長値
とを記憶する記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体
重値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶された場
合にこれらの測定値と入力された当該受診者の年齢及び
性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出
する算出部とを含むことを特徴とする。
【0056】本発明の第23の発明は、別個に構成され
た体重計,身長計及び生体インピーダンス測定装置を備
えた集団健康診断システムであって、前記体重計は、受
診者の体重を測定する体重測定部と、前記体重測定部に
よって測定された体重値を前記身長計へ送信する体重値
送信部とを含み、前記生体インピーダンス測定装置は、
受診者の生体インピーダンスを測定するインピーダンス
測定部と、前記インピーダンス測定部によって測定され
た生体インピーダンス値を前記身長計へ送信するインピ
ーダンス値送信部とを含み、前記身長計は、前記体重値
送信部及び前記インピーダンス値送信部によって送信さ
れた体重値及び生体インピーダンス値を受信する受信部
と、受診者の身長を測定する身長測定部と、前記受信部
によって受信された体重値及び生体インピーダンス値と
前記身長測定部によって測定された身長値とが記憶され
る記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身長
値及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれら
の測定値と入力された当該受診者の年齢及び性別とに基
づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部
とを含むことを特徴とする。
【0057】本発明の第24の発明は、別個に構成され
た身長計,体重計,生体インピーダンス測定装置及び体
脂肪算出装置を備えた集団健康診断システムであって、
前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
前記体重測定部によって測定された体重値を集団健康診
断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値
書込部とを含み、前記生体インピーダンス測定装置は、
受診者の生体インピーダンスを測定するインピーダンス
測定部と、前記インピーダンス測定部によって測定され
た生体インピーダンス値を前記記憶媒体に書き込むイン
ピーダンス値書込部とを含み、前記身長計は、前記体重
値書込部及び前記インピーダンス値書込部によって書き
込まれた体重値及び生体インピーダンス値を前記記憶媒
体から読み出す読出部と、受診者の身長を測定する身長
測定部と、前記読出部によって読み出された体重値及び
生体インピーダンス値と前記身長測定部によって測定さ
れた身長値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一
の受診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値が
記憶された場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置
へ送信する測定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装置
は、前記測定値送信部によって送信された体重値,身長
値及び生体インピーダンス値を受信する受信部と、前記
受信部によって受信された体重値,身長値及び生体イン
ピーダンス値と入力された当該受診者の年齢及び性別と
に基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算
出部とを含むことを特徴とする。
【0058】本発明の第25の発明は、別個に構成され
た体重計,身長計,生体インピーダンス測定装置及び体
脂肪算出装置を備えた集団健康診断システムであって、
前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
前記体重測定部によって測定された体重値を前記身長計
へ送信する体重値送信部とを含み、前記生体インピーダ
ンス測定装置は、受診者の生体インピーダンスを測定す
るインピーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部
によって測定された生体インピーダンス値を前記体重計
へ送信するインピーダンス値送信部とを含み、前記身長
計は、前記体重値送信部及び前記インピーダンス値送信
部によって送信された体重値及び生体インピーダンス値
を受信する第1受信部と、受診者の身長を測定する身長
測定部と、前記第1受信部によって受信された体重値及
び生体インピーダンス値と前記身長測定部によって測定
された身長値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同
一の受診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値
が記憶された場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装
置へ送信する測定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装
置は、前記測定値送信部によって送信された体重値,身
長値及び生体インピーダンス値を受信する第2受信部
と、前記第2受信部によって受信された体重値,身長値
及び生体インピーダンス値と入力された当該受診者の年
齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値
を算出する算出部とを含むことを特徴とする。 また、
第1〜10の発明を、実際に測定された身長値を用いて
体脂肪に関する値が測定される構成に代えれば、本発明
は、以下の構成を持つ。
【0059】即ち、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集
団健康診断システムであって、前記体重計は、受診者の
体重を測定する体重測定部と、前記体重測定部によって
測定された体重値を集団健康診断の際に各受診者が携帯
する記憶媒体に書き込む体重値書込部とを含み、前記身
長計は、受診者の身長を測定する身長測定部と、前記身
長測定部によって測定された身長値を前記記憶媒体に書
き込む身長値書込部とを含み、前記生体インピーダンス
測定装置は、前記体重値書込部及び前記身長値書込部に
よって書き込まれた体重値及び身長値を前記記憶媒体か
ら読み出す読出部と、受診者の生体インピーダンスを測
定するインピーダンス測定部と、前記読出部によって読
み出された体重値及び身長値と前記インピーダンス測定
部によって測定された生体インピーダンス値とを記憶す
る記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身長
値及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれら
の測定値と入力された当該受診者の年齢及び性別とに基
づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部
とを含むことを特徴とする。
【0060】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集
団健康診断システムであって、前記身長計は、受診者の
身長を測定する身長測定部と、前記身長測定部によって
測定された身長値を、集団健康診断の際に各受診者が携
帯する記憶媒体に書き込む身長値書込部とを含み、前記
生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体インピー
ダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記インピ
ーダンス測定部によって測定された生体インピーダンス
値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込部と
を含み、前記体重計は、前記身長値書込部及び前記イン
ピーダンス値書込部によって書き込まれた身長値及び生
体インピーダンス値を前記記憶媒体から読み出す読出部
と、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記読出部
によって読み出された身長値及び生体インピーダンス値
と前記体重測定部によって測定された体重値とが記憶さ
れる記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身
長値及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれ
らの測定値と入力された当該受診者の年齢及び性別とに
基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出
部とを含むことを特徴とする。
【0061】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記体
重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体
重測定部によって測定された体重値を、集団健康診断の
際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値書込
部とを含み、前記身長計は、受診者の身長を測定する身
長測定部と、前記身長測定部によって測定された身長値
を前記記憶媒体に書き込む身長値書込部とを含み、前記
生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体インピー
ダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記インピ
ーダンス測定部によって測定された生体インピーダンス
値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込部と
を含み、前記体脂肪算出装置は、前記記憶媒体の記憶内
容を読み出す読出部と、前記読出部によって読み出され
た記憶内容に同一の受診者の体重値,身長値及び生体イ
ンピーダンス値が含まれている場合にこれらの測定値と
入力された当該受診者の年齢及び性別とに基づいて当該
受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むこ
とを特徴とする。
【0062】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集
団健康診断システムであって、前記体重計は、受診者の
体重を測定する体重測定部と、前記体重測定部によって
測定された体重値を前記生体インピーダンス測定装置へ
送信する体重値送信部とを含み、前記身長計は、受診者
の身長を測定する身長測定部と、前記身長測定部によっ
て測定された身長値を前記生体インピーダンス測定装置
へ送信する身長値送信部とを含み、前記生体インピーダ
ンス測定装置は、前記体重値送信部及び前記身長値送信
部によって送信された体重値及び身長値を受信する受信
部と、受診者の生体インピーダンスを測定するインピー
ダンス測定部と、前記受信部によって受信された体重値
及び身長値と前記インピーダンス測定部によって測定さ
れた生体インピーダンス値とが記憶される記憶部と、前
記記憶部に同一の受診者の体重値,身長値及び生体イン
ピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値と入力
された受診者の年齢及び性別とに基づいて当該受診者の
体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むことを特徴
とする。
【0063】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計及び生体インピーダンス測定装置を備えた集
団健康診断システムであって、前記身長計は、受診者の
身長を測定する身長測定部と、前記身長測定部によって
測定された身長値を前記体重計へ送信する身長値送信部
とを含み、前記生体インピーダンス測定装置は、受診者
の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部
と、前記インピーダンス測定部によって測定された生体
インピーダンス値を前記体重計へ送信するインピーダン
ス値送信部とを含み、前記体重計は、前記身長値送信部
及び前記インピーダンス値送信部によって送信された身
長値及び生体インピーダンス値を受信する受信部と、受
診者の体重を測定する体重測定部と、前記受信部によっ
て受信された身長値及び生体インピーダンス値と前記体
重測定部によって測定された体重値とが記憶される記憶
部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身長値及び
生体インピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定
値と入力された受診者の年齢及び性別とに基づいて当該
受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むこ
とを特徴とする。
【0064】また、本発明は、別個に構成された身長
計,体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記体
重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体
重測定部によって測定された体重値を前記体脂肪算出装
置へ送信する体重値送信部とを含み、前記身長計は、受
診者の身長を測定する身長測定部と、前記身長測定部に
よって測定された身長値を前記体脂肪算出装置へ送信す
る身長値送信部とを含み、前記生体インピーダンス測定
装置は、受診者の生体インピーダンスを測定するインピ
ーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部によって
測定された生体インピーダンス値を前記体脂肪算出装置
へ送信するインピーダンス値送信部とを含み、前記体脂
肪算出装置は、前記体重値送信部,前記身長値送信部及
び前記インピーダンス値送信部から送信された体重値,
身長値及び生体インピーダンス値を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された体重値,身長値及び生体
インピーダンス値を記憶する記憶部と、前記記憶部に同
一の受診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値
が記憶された場合にこれらの測定値と入力された当該受
診者の年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に
関する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする。
【0065】また、本発明は、別個に構成された身長
計,体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記体
重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体
重測定部によって測定された体重値を集団健康診断の際
に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値書込部
とを含み、前記身長計は、受診者の身長を測定する身長
測定部と、前記身長測定部によって測定された身長値を
前記記憶媒体に書き込む身長値書込部とを含み、前記生
体インピーダンス測定装置は、前記体重値書込部及び前
記身長値書込部によって書き込まれた体重値及び身長値
を前記記憶媒体から読み出す読出部と、受診者の生体イ
ンピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記
読出部によって読み出された体重値及び身長値と前記イ
ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
ンス値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受
診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶
された場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送
信する測定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装置は、
前記測定値送信部によって送信された体重値,身長値及
び生体インピーダンス値を受信する受信部と、前記受信
部によって受信された体重値,身長値及び生体インピー
ダンス値と入力された受診者の年齢及び性別とに基づい
て当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを
含むことを特徴とする。
【0066】また、本発明は、別個に構成された身長
計,体重計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記身
長計は、受診者の身長を測定する身長測定部と、前記身
長測定部によって測定された身長値を集団健康診断の際
に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む身長値書込部
とを含み、前記生体インピーダンス測定装置は、受診者
の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部
と、前記インピーダンス測定部によって測定された生体
インピーダンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダ
ンス値書込部とを含み、前記体重計は、前記身長値書込
部及び前記インピーダンス値書込部によって書き込まれ
た身長値及び生体インピーダンス値を前記記憶媒体から
読み出す読出部と、受診者の体重を測定する体重測定部
と、前記読出部によって読み出された身長値及び生体イ
ンピーダンス値と前記体重測定部によって測定された体
重値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診
者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶さ
れた場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送信
する測定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装置は、前
記測定値送信部によって送信された体重値,身長値及び
生体インピーダンス値を受信する受信部と、前記受信部
によって受信された体重値,身長値及び生体インピーダ
ンス値と入力された受診者の年齢及び性別とに基づいて
当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含
むことを特徴とする。
【0067】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記体
重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記体
重測定部によって測定された体重値を前記生体インピー
ダンス測定装置へ送信する体重値送信部とを含み、前記
身長計は、受診者の身長を測定する身長測定部と、前記
身長測定部によって測定された身長値を前記生体インピ
ーダンス測定装置へ送信する身長値送信部とを含み、前
記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値送信部及
び前記身長値送信部によって送信された体重値及び身長
値を受信する第1受信部と、受診者の生体インピーダン
スを測定するインピーダンス測定部と、前記第1受信部
によって受信された体重値及び身長値と前記インピーダ
ンス測定部によって測定された生体インピーダンス値と
が記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体
重値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶された場
合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送信する測
定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装置は、前記測定
値送信部によって送信された体重値,身長値及び生体イ
ンピーダンス値を受信する第2受信部と、前記第2受信
部によって受信された体重値,身長値及び生体インピー
ダンス値と入力された受診者の年齢及び性別とに基づい
て当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを
含むことを特徴とする。
【0068】また、本発明は、別個に構成された体重
計,身長計,生体インピーダンス測定装置及び体脂肪算
出装置を備えた集団健康診断システムであって、前記身
長計は、受診者の身長を測定する身長測定部と、前記身
長測定部によって測定された身長値を前記体重計へ送信
する身長値送信部とを含み、前記生体インピーダンス測
定装置は、受診者の生体インピーダンスを測定するイン
ピーダンス測定部と、前記インピーダンス測定部によっ
て測定された生体インピーダンス値を前記体重計へ送信
するインピーダンス値送信部とを含み、前記体重計は、
前記身長値送信部及び前記インピーダンス値送信部によ
って送信された身長値及び生体インピーダンス値を受信
する第1受信部と、受診者の体重を測定する体重測定部
と、前記第1受信部によって受信された身長値及び生体
インピーダンス値と前記体重測定部によって測定された
体重値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受
診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶
された場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送
信する測定値送信部とを含み、前記体脂肪算出装置は、
前記測定値送信部によって送信された体重値,身長値及
び生体インピーダンス値を受信する第2受信部と、前記
第2受信部によって受信された体重値,身長値及び生体
インピーダンス値と入力された受診者の年齢及び性別と
に基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算
出部とを含むことを特徴とする。
【0069】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施形態を説明する。
【0070】〔実施形態1〕 〈集団健康診断システムの外観構成〉図1は、本発明の
実施形態1による集団健康診断システムの外観構成図で
ある。図1に示すように、集団健康診断システムは、別
個に構成され、別個の測定場所に夫々配置された体重計
10と、身長計20と、生体インピーダンス測定装置
(以下、「インピーダンス計」という)30とからなる。
【0071】集団健康診断の受診者は、受診者の個人番
号(4桁の数字:識別情報に相当)及び個人情報(年齢,
性別,氏名,所属等)を記憶した記憶媒体たるICカー
ド(Integrated Circuit Card)を夫々携帯し、体重,身
長及び生体インピーダンスの各測定場所にICカードC
Aを持参し、各測定装置にICカードCAを装着して測
定を行う。
【0072】ここに、体重計10は、受診者の体重値を
ディジタルデータとして検出する従来のディジタル体重
計と、いわゆるICカードCAのカードリーダライタと
を組み合わせてなり、ディジタル体重計によって検出さ
れた体重値がICカードCAに書き込まれるようにした
ものである。
【0073】身長計20は、受診者の身長値をディジタ
ルデータとして検出する従来のディジタル身長計と、体
重計10に取り付けたものと同様のカードリーダライタ
とを組み合わせてなり、ディジタル身長計によって検出
された身長値がICカードCAに書き込まれるようにし
たものである。
【0074】インピーダンス計30は、本体の左右に配
置された2つのグリップを受診者が夫々握ることによっ
て、これらのグリップに設けられた一対の通電用電極と
一対の電位差測定用電極とからなる4電極を受診者に接
触させた後、通電用電極間に所定の高周波電流を通電す
ることによって生体インピーダンス値を検出する4電極
式の生体インピーダンス測定装置(体脂肪計)と、ICカ
ードCAのカードリーダライタとを組み合わせてなり、
体脂肪計によって測定された体脂肪量及び体脂肪率がI
CカードCAに書き込まれるようにしたものである。
【0075】〈集団健康診断システムの回路構成〉図2
は、図1に示した集団健康診断システムの回路構成図で
ある。図2において、体重計10は、バスBUSを通じ
て相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)
11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Run
dom AccessMemory)13と、表示器14と、体重測定部
15と、インターフェイス回路(I/F)16とからな
り、I/F16には、ICカードCAが装着され、体重
計10と電気的に接続される。
【0076】ROM12は、CPU11によって実行さ
れる制御プログラムや制御プログラムの実行に際して使
用されるデータを記憶している。RAM13は、CPU
11の作業エリアとして利用されるとともに、CPU1
1による制御プログラムの実行結果を一時的に記憶す
る。
【0077】表示器14は、陰極線管(CRT),液晶デ
ィスプレイ(LCD)或いは発光ダイオード(LED)等を
用いて構成されており、体重測定に関する情報を表示す
る。体重測定部15は、従来のディジタル体重計が有す
る回路構成を有しており、所定の測定位置に載った受診
者の体重値を検出する。I/F16は、ICカードCA
に関する制御(データの書込/読出等)を司る。
【0078】図3は、図2に示した体重計10のCPU
11によって実行されるメインルーチンを示すフローチ
ャートである。CPU11は、例えば体重計10の図示
せぬ電源が投入されることによって、このメインルーチ
ンの実行を開始する。
【0079】最初に、CPU11は、「測定準備中」の
メッセージを表示器14に表示させる(S1)。次に、C
PU11は、受診者が持参したICカードCAがI/F
16に装着されるのを待つ(S2)。
【0080】その後、任意の受診者が持参したICカー
ドCAをカードリーダライタのカード挿入口に挿入する
ことによって、ICカードCAがI/F16に装着され
ると(S2;Y)、CPU11は、ICカードCAから受
診者の個人番号(4桁の数字)及び個人情報を読み出し
(S3)、これらの個人番号及び個人情報を表示器14に
表示させた後(S4)、体重測定部15に測定開始指示を
与える(S5)。
【0081】これによって、体重測定部15が受診者の
体重を測定し、測定終了通知が体重測定部15からCP
U11に通知されると、CPU11は、体重値を体重測
定部15からRAM13に転送させ、RAM13に保持
させる(S6)。その後、CPU11は、例えば「測定終
了しました。まだカードを取り出さないで下さい」のメ
ッセージを表示器14に表示させる(S7)。
【0082】その後、CPU11は、RAM13に保持
されている測定値(体重値)をI/F16を介してICカ
ードCAに書き込んだ後(S8:体重値書込部に相当)、
「カードを取り出して下さい」のメッセージを表示器1
4に表示させる(S9)。
【0083】その後、CPU11は、ICカードCAが
カード挿入口から取り出されるのを待ち(S10)、IC
カードCAが取り出されると(S10;Y)、CPU11
は、RAM13の保持内容(個人番号,個人情報及び測
定値)を消去し(S11)、その後、処理をステップS1
に戻し、次の受診者のICカードがI/F16に装着さ
れるのを待つ。
【0084】このように、CPU11,ROM12及び
RAM13は、CPU11がROM12に記憶された制
御プログラムやデータをRAM13に展開して上記メイ
ンルーチンを実行することによって、本発明の体重値書
込部として機能する。
【0085】また、上記メインルーチンにおいて、CP
U11は、体重測定部15の測定結果(体重値)を表示器
14に表示させない。このため、体重値が他の受診者に
知られてしまうことが防止される。
【0086】図2に戻って、身長計20は、バスを介し
て相互に接続されたCPU21,ROM22,RAM2
3,表示器24,身長測定部25及びICカードCAが
装着されるI/F26からなる。身長測定部25は、従
来のディジタル身長計が備える回路構成を有しており、
例えば、受診者が載る台と受診者の頭上に当てられるバ
ーとの間の長さを計測することによって、受診者の身長
値を検出する。その他の身長計20の回路構成は、体重
計10の回路構成と同じであるので説明を省略する。
【0087】CPU21によって実行されるメインルー
チンは、図3に示したCPU11によるメインルーチン
(S1〜S11)とほぼ同じであるので、その図示及び説
明は省略する。CPU21のメインルーチンの実行によ
って、受診者の身長が測定され、その身長値が当該受診
者の持参したICカードCAにI/F16を介して書き
込まれる。また、CPU21は、メインルーチンの実行
において、身長値を表示器14に表示させない。
【0088】インピーダンス計30は、バスを介して相
互に接続されたCPU31,ROM32,RAM33,
表示器34,インピーダンス測定部35及びICカード
CAが装着されるI/F36からなる。インピーダンス
測定部35は、従来の4電極式の体脂肪計が備える生体
インピーダンス測定に必要な回路構成を有しており、受
診者の生体インピーダンス値を検出する。その他のイン
ピーダンス計30の回路構成は、体重計10の対応する
回路構成と同じであるので説明を省略する。
【0089】図4は、図2に示したインピーダンス計3
0のCPU31によって実行されるメインルーチンを示
すフローチャートである。CPU31は、例えばインピ
ーダンス計30の図示せぬ電源が投入されることによっ
て、このメインルーチンの実行を開始する。
【0090】最初に、CPU31は、「測定準備中」の
メッセージを表示器34に表示させる(S21)。次に、
CPU31は、受診者が持参したICカードCAがI/
F36に装着されるのを待つ(S22)。
【0091】その後、体重及び身長の測定を終えた受診
者が持参したICカードCAを所定のカード挿入口に挿
入することによって、ICカードCAがI/F36に装
着されると(S22;Y)、CPU31は、ICカードC
Aから受診者の身長値,体重値,個人番号及び個人情報
を読み出す(S23:読出部に相当)。
【0092】続いて、CPU31は、読み出したデータ
のうちの個人番号及び個人情報を表示器34に表示させ
た後(S24)、インピーダンス測定部35に測定開始指
示を与える(S25)。
【0093】これによって、インピーダンス測定部35
が受診者の生体インピーダンス値を測定すると、測定終
了通知がインピーダンス測定部35からCPU31に与
えられる。すると、CPU31は、このインピーダンス
値をインピーダンス測定部35からRAM33に転送さ
せ、RAM33に格納する(S26)。
【0094】続いて、CPU31は、RAM33に保持
されている体重値,身長値,インピーダンス値,年齢及
び性別等を所定の推定式に代入することによって体脂肪
値(体脂肪量及び体脂肪率)を算出し、RAM33に格納
する(S27:算出部に相当)。
【0095】その後、CPU31は、例えば「測定終了
しました。まだカードを取り出さないで下さい」のメッ
セージを表示器34に表示させる(S28)。続いて、C
PU31は、RAM33に保持されている測定値(体脂
肪量及び体脂肪率)をI/F36を介してICカードC
Aに書き込み(S29)、「カードを取り出して下さい」
のメッセージを表示器34に表示させる(S30)。
【0096】その後、CPU31は、ICカードCAが
カード挿入口から取り出されるのを待ち(S30)、IC
カードCAが取り出されると(S31;Y)、RAM13
の保持内容(個人番号,個人情報及び各測定値)を消去し
た後(S32)に、処理をステップS21に戻し、次の受
診者のICカードCAがI/F36に装着されるのを待
つ。
【0097】このように、CPU31,ROM32及び
RAM33は、CPU31によるメインルーチンの実行
によって、読出部及び算出部として機能し、RAM33
及びICカードCAは、測定値記憶部として機能する。
また、上記メインルーチンにおいて、CPU31は、イ
ンピーダンス計30の測定結果(体脂肪量,体脂肪率)を
表示器34に表示させない。このため、体脂肪量や体脂
肪率が他の受診者に知られてしまうことが防止される。
【0098】〈実施形態1の作用〉上述した集団健康診
断システムは、以下のようにして運用される。即ち、集
団健康診断の運営者は、複数の集団健康診断対象者(受
診者)の夫々の個人番号(識別情報)と個人情報とを記憶
したICカードCAを用意する。その後、集団健康診断
当日に、集合した各受診者に対し、受診者に対応するI
CカードCAを貸与する。
【0099】各受診者は、運営者の指示に従って、図1
に示すように、ICカードCAを携帯して各測定項目の
測定場所へ移動することで、集団健康診断が開始され
る。このとき、各受診者は、少なくとも体重及び身長の
測定を終えた後に、体脂肪測定場所へ移動するように指
示される。
【0100】その後、通常の集団健康診断と同様に、各
受診者が、各測定項目の測定を消化することで集団健康
診断が進行する。このとき、体重計10及び身長計20
が別個の位置に配置されているので、体重と身長との各
測定が並列に行われる。各受診者は、体重計10や身長
計20にICカードCAを装着して測定を行い、ICカ
ードCAに測定値が記憶されると、ICカードCAを取
り出して次の測定項目の測定場所へ向かう。各受診者
は、上記した手法によって体重計10及び身長計20に
よる測定を終えた(ICカードCAに体重値及び身長値
を書き込ませた)後に、生体インピーダンス値の測定場
所に移動する。
【0101】そして、上記手法によりインピーダンス計
30を用いて生体インピーダンス値の測定を行うと、イ
ンピーダンス計30において体脂肪量及び体脂肪率が算
出され、ICカードCAに書き込まれる。その後、各受
診者が全ての測定項目についての測定を終えると、各受
診者は、ICカードCAを運営者に返却する。集団健康
診断の終了後、運営者等は、ICカードCAに記憶され
た測定項目(体重値,身長値,体脂肪量,体脂肪率等)を
適宜の場所で読み出し、健康診断に利用する。
【0102】実施形態1による集団健康診断システムに
よれば、インピーダンス計30において、ICカードC
Aに記憶された体重値,身長値,年齢,性別のデータ
と、インピーダンス測定部35によって測定された生体
インピーダンス値とを用いて体脂肪量及び体脂肪率が算
出(測定)される。
【0103】即ち、体脂肪量及び体脂肪率の測定に係る
データの手入力が全て省略されている。その代わり、各
受診者がICカードCAをI/F36に装着することが
必要であるが、ICカードCAの装着に要する時間は、
データの手入力に要する時間に比べて微少な時間であ
る。従って、体脂肪量及び体脂肪率の測定に要する時間
を短縮できる。
【0104】また、各受診者は、ICカードCAをカー
ド挿入口に挿入した後にインピーダンス計30に設けら
れた4電極グリップを両手で握ることのみで生体インピ
ーダンス値を測定することができる。このため、生体イ
ンピーダンス値を測定するために、寝た状態となった
り、足や手に電極を貼付したり、足裏を4電極に接触さ
せるために裸足になったりする等の面倒な作業が不要で
ある。このため、生体インピーダンス値を円滑に測定す
ることができ、体脂肪量及び体脂肪率を円滑に測定する
ことができる。
【0105】また、体重値,身長値及び体脂肪量及び体
脂肪率がICカードCAに記憶されるので、従来のよう
に、受診者自身や運営者が測定結果を所定の記入紙に手
で書き込む必要がない。従って、各測定項目の測定に要
する時間を短縮することができる。以上のことから、集
団健康診断に体脂肪測定を導入しても集団健康診断を円
滑に進行させることができる。
【0106】また、体重計10,身長計20及びインピ
ーダンス計30では、体重値,身長値,体脂肪量及び体
脂肪率が表示されないようになっている。このため、各
受診者のプライバシーに係る情報を保護することができ
る。また、従来のように、測定者が記録者に測定結果を
記録させるために測定値を声を出して読み上げることも
ない。
【0107】また、ICカードCAに体重値,身長値,
体脂肪量及び体脂肪率がディジタルデータとして記憶さ
れるので、これらのデータの利用が容易となる。
【0108】〈実施形態の変形例〉実施形態1による集
団健康診断システムは、以下の変形が可能である。
【0109】図3におけるステップS4,図4における
ステップS24の処理によって、各表示器14,24,3
4には、受診者の個人番号及び個人情報が表示されるよ
うになっている。
【0110】このとき、表示器14,24,34の表示内
容が受診者本人のものか否かを受診者に確認させ、この
確認結果がNGである場合(個人番号や個人情報が誤っ
ている,個人番号や個人情報が他人のものである)に
は、測定を中止してICカードCAを受診者に取り出す
様に促すように構成することもできる。
【0111】このようにすれば、ICカードCAに記憶
された個人情報等の誤りや、受診者と受診者に貸与され
たICカードCAの情報との食い違いを発見でき、IC
カードCAに記憶される測定値の取り扱いに誤りが生じ
るのを防止することができる。
【0112】図3におけるステップS7,図4における
ステップS28の処理では、各測定結果が表示器に表示
されないようになっているが、以下のように変形するこ
とができる。即ち、ステップS7又はS28において、
CPUが「測定が終了しました。まだカードを取り出さ
ないで下さい。測定結果を表示しますか?」のメッセー
ジを表示させた後、受診者から“YES"又は“NO"が
入力されるのを待つ。その後、受診者が“YES"を入
力した場合には、CPUは、ステップS5又はS27に
て測定された測定値を表示器に表示させた後、処理をス
テップS8又はS29へ進める。
【0113】一方、受診者が“NO"を入力した場合に
は、そのまま処理をステップS8又はS29へ進める。
このようにすれば、他の受診者に測定値が知られること
を厭わない受診者に対し測定値を知らせることができ
る。但し、この構成を採用する場合には、体重計10,
身長計20及びインピーダンス計30の夫々に受診者が
“YES"又は“NO"を入力するための入力装置が必要
である。入力装置は、例えばボタン,キーボード(テン
キー)或いはタッチパネル等を用いて構成することがで
きる。
【0114】また、図3のメインルーチンは、以下のよ
うに変形可能である。即ち、CPU11又は21がIC
カードCAから測定値を読み出すステップを設け、この
ステップにて読み出されなかった測定値の測定とその測
定順を表示器に表示させる。
【0115】例えば、受診者が体重測定を行う場合にお
いて、未だ身長測定を終えていない場合には、測定値を
読み出すステップにてICカードCAからは身長値が読
み出されないので、CPU11が、例えば「身長測定→
体脂肪(インピーダンス)測定の順で測定を行って下さ
い」のメッセージを表示器14に表示させる。このよう
にすれば、受診者に体脂肪値測定までの手順を知らせる
ことができる。
【0116】また、図4のメインルーチンは、以下のよ
うに変形可能である。即ち、ステップS26からステッ
プS27へ処理が移行する前に、CPU31が体重値及
び身長値がRAM33に保持されているかを判定し、保
持されていない場合には、保持されていない測定値の測
定が未だ終了していないものとして、保持されていない
測定値の測定を受診者に促す。例えば、身長値が保持さ
れていない場合には、「身長測定が済んでおりません。
身長測定を済ませて下さい」のメッセージを表示器34
に表示させた後、S27に処理を進める。
【0117】このようにすれば、受診者に測定順の誤り
を知らせるとともに、体脂肪値測定に必要な測定を知ら
せることができる。なお、図4のメインルーチンでは、
ステップS23にて体重値及び身長値が読み出されてい
るが、ステップS26の処理後に体重値及び身長値が読
み出されるようにしても良い。
【0118】また、実施形態1では、受診者の個人情報
がICカードCAに記憶され、インピーダンス計30に
て読み出されて体脂肪値の算出に用いられる。これに代
えて、ICカードCAが受診者の個人番号のみを予め記
憶し、インピーダンス計30のROM32が各受診者の
年齢及び性別を個人番号と対応づけて記憶し(個人情報
記憶部に相当)、CPU31がICカードCAから読み
出した個人番号に対応する個人情報をROM32から読
み出し(個人情報読出部に相当)、体脂肪値の算出に用い
るように構成されていても良い。このようにすれば、I
CカードCAの記憶容量が小さくて済む。
【0119】また、実施形態1では、身長測定部25に
よって実際に測定された身長値を用いて体脂肪量及び体
脂肪値が算出されているが、受診者が成人である場合、
その身長値は殆ど変化しないので、ICカードCAに受
診者が過去に測定した身長値を予め記憶させておき、こ
の身長値が体脂肪値の算出に用いられるようにしても良
い。
【0120】このようにすれば、体脂肪値を算出するの
に身長測定を行う必要がないので、体脂肪値が算出され
るまでの時間を短縮することができる。この場合、図2
に示す身長計20は身長測定部25のみを有していれば
良い。また、体重計10及びインピーダンス計30の各
メインルーチン(図3,4参照)に変更はない。
【0121】また、過去に測定された身長値がROM3
2に記憶され、体脂肪値の算出に際して読み出されるよ
うにしても良い。このような過去に測定された身長値を
用いて体脂肪値を算出する構成は、後述する実施形態2
〜5にも適用することが可能である。
【0122】〔実施形態2〕次に、本発明の実施形態2
による集団健康診断システムを説明する。実施形態2は
実施形態1と共通点を含むので、共通点については説明
を省略し、相違点について説明する。
【0123】実施形態2による集団健康診断システムの
外観構成及び回路構成は、図1及び図2に示した実施形
態1における外観構成及び回路構成と同じである。但
し、体重計10のCPU11,身長計20のCPU21
及びインピーダンス計30のCPU31によって実行さ
れるメインルーチンが異なる。
【0124】図5は、実施形態2における各CPU1
1,21,31によって実行されるメインルーチンを示す
フローチャートである。実施形態2による体重計10,
身長計20及びインピーダンス計30は、実施形態1と
異なり共通のメインルーチンに従って動作する。各CP
U11,21,31は、例えば、体重計10,身長計20
及びインピーダンス計30の各電源が投入されることに
よって、図5に示すメインルーチンの実行を開始する。
但し、ここでは、例としてインピーダンス計30のCP
U31によって実行されるメインルーチンについて説明
する。
【0125】最初に、CPU31は、「測定準備中」の
メッセージを表示器34に表示させ(S41)、受診者が
持参したICカードCAがI/F36に装着されるのを
待つ(S42)。その後、ICカードCAがI/F36に
装着されると(S42;Y)、CPU31は、ICカード
CAの記憶内容を読み出してRAM33に格納する(S
43:読出部に相当)。ここでは、受診者の個人番号及
び個人情報と、受診者が既に測定を終えた測定項目の測
定値(体重値,身長値)とが読み出される。
【0126】続いて、CPU31は、ICカードCAか
ら読み出されたデータのうち、個人番号及び個人情報を
表示器34に表示させた後(S44)、インピーダンス測
定部35に測定開始指示を与える(S45)。これによっ
て、インピーダンス測定部35が受診者の生体インピー
ダンス値を測定すると、測定終了通知がインピーダンス
測定部35からCPU31に与えられる。
【0127】すると、CPU31は、インピーダンス値
をインピーダンス測定部35からRAM33に転送さ
せ、RAM33に格納する(S46)。その後、CPU3
1は、例えば「測定終了しました。まだカードを取り出
さないで下さい」のメッセージを表示器34に表示させ
る(S47)。
【0128】続いて、CPU31は、RAM33に体重
値,身長値及び生体インピーダンス値が記憶されている
か否かを判定し(S48)、記憶されている場合(S4
8;Y)には、処理をS49へ進め、記憶されていない
場合(S48;N)には、処理をS51へ進める。
【0129】処理がS49に進んだ場合、CPU31
は、RAM33に記憶された体重値,身長値及びインピ
ーダンス値と、個人情報中の年齢及び性別とを所定の推
定式に代入して体脂肪量及び体脂肪率を算出し、RAM
33に格納する(算出部に相当)。続いて、CPU31
は、S49にて算出した体脂肪量及び体脂肪率をI/F
36を介してICカードCAに書き込んだ後(S50)、
処理をS52へ進める。
【0130】一方、処理がS51に進んだ場合、CPU
31は、インピーダンス測定部35によって測定された
生体インピーダンス値をICカードCAにI/F36を
介して書き込む(インピーダンス値書込部に相当)。その
後、CPU31は、「カードを取り出して下さい」のメ
ッセージを表示器34に表示させる(S52)。
【0131】その後、CPU31は、ICカードCAが
カード挿入口から取り出されるのを待ち(S53)、IC
カードCAが取り出されると(S53;Y)、RAM13
の保持内容を消去する(S54)。そして、CPU31
は、処理をステップS41に戻し、次の受診者のICカ
ードCAがI/F36に装着されるのを待つ。
【0132】上記したメインルーチンの実行によって、
CPU31,ROM32及びRAM33は、読出部,算
出部,インピーダンス値書込部及び体脂肪値書込部とし
て機能し、RAM33は、本発明の記憶部として機能
し、ICカードCAは測定値記憶部として機能する。
【0133】このように、実施形態2におけるインピー
ダンス計30は、受診者が体重値及び身長値の測定を済
ませている(体重値及び身長値がICカードCAに記憶
されている)場合には、体脂肪量及び体脂肪率を測定
し、この測定結果をICカードCAに記憶し、そうでな
い場合には、生体インピーダンス値をICカードCAに
記憶する。
【0134】同様に、実施形態2における体重計10で
は、図5に示すメインルーチンの実行によって、CPU
11,ROM12及びRAM13が、読出部,算出部,
体重値書込部及び体脂肪値書込部として機能し、RAM
13は、本発明の記憶部として機能する。
【0135】従って、体重値の受診者が身長値及び生体
インピーダンス値の測定を済ませている(身長値及び生
体インピーダンス値がICカードCAに記憶されてい
る)場合には、体重計10において体脂肪量及び体脂肪
率が測定され、これらの測定結果がICカードCAに記
憶され(測定値記憶部に相当)、そうでない場合には、体
重値がICカードCAに記憶される。
【0136】同様に、実施形態2における身長計20で
は、図5に示すメインルーチンの実行によって、CPU
21,ROM22及びRAM23が、読出部,算出部,
身長値書込部及び体脂肪値書込部として機能し、RAM
23は、本発明の記憶部として機能する。
【0137】従って、身長値の受診者が体重値及び生体
インピーダンス値の測定を済ませている(体重値及び生
体インピーダンス値がICカードCAに記憶されてい
る)場合には、身長計10において体脂肪量及び体脂肪
率が測定され、これらの測定結果がICカードCAに記
憶され(測定値記憶部に相当)、そうでない場合には、身
長値がICカードCAに記憶される。
【0138】実施形態2の効果は、実施形態1の効果と
ほぼ同様であるが、体重計10,身長計20及びインピ
ーダンス計30の夫々が体脂肪値を測定する構成を備え
ている。このため、各受診者は、身長,体重及び生体イ
ンピーダンスの測定を何れの順序で始めても良い。
【0139】このため、実施形態1のように、各受診者
が体重及び身長の測定が終了するまでインピーダンス計
30を利用できない不都合を回避することができる。従
って、集団健康診断の開始から体重計10,身長計20
及びインピーダンス計30を利用して並列に各測定を実
施することができる。これによって、実施形態2は、集
団健康診断を実施形態1より円滑に実施することが可能
である。
【0140】但し、集団健康診断対象者の人数が少ない
場合等、体重計10,身長計20及びインピーダンス計
30の全てに本発明の体脂肪値測定装置の機能(図5の
メインルーチン)を持たせる必要がない場合には、体重
計10,身長計20及びインピーダンス計30の何れか
1つ又は2つが図5のメインルーチンに従って動作し、
残りが図3のメインルーチンに従って動作するように集
団健康診断システムを構成しても良い。
【0141】また、実施形態2も実施形態1の変形例と
同様に、体重計10,身長計20及びインピーダンス計
30の夫々が、未測定の測定値を受診者に知らせるよう
に構成されていても良い。
【0142】〔実施形態3〕次に、本発明の実施形態3
による集団健康診断システムを説明する。実施形態2は
実施形態1と共通点を含むので、共通点については同一
の符号を付して説明を省略し、相違点について説明す
る。
【0143】図6は、実施形態3による集団健康診断シ
ステムの外観構成図である。図6に示すように、集団健
康診断システムは、別個の測定場所に配置された体重計
10と、身長計20と、インピーダンス計30と、体脂
肪算出装置としてのホストコンピュータ(以下、「ホス
ト」という)100からなる。図7は、図6に示した集
団健康診断システムの回路構成図である。
【0144】図7において、体重計10,身長計20及
びインピーダンス計30は、実施形態1と同様の回路構
成を持ち、各CPU11,21,31は、図3に示したメ
インルーチンと同様のメインルーチンに従って動作す
る。このため、各回路構成の構成要素及びメインルーチ
ンの説明は省略する。
【0145】このような構成によって、体重計10,身
長計20及びインピーダンス計30は、各受診者の体
重,身長及び生体インピーダンスを夫々測定し、これら
の測定結果を受診者が持参したICカードCAに書き込
む。
【0146】ホスト100は、例えば、パソコンやワー
クステーションを用いて構成されている。ホスト100
は、バスBUSを介して相互に接続されたCPU10
1,ROM102,RAM103,入力装置104,I
/F106,入力装置107,測定値記憶部としてのハ
ードディスク(HDD:ドライブ装置含む)108からな
り、I/F106には、ICカードCAが装着され、I
CカードCAとホスト100とが電気的に接続される。
【0147】ROM102は、CPU101によって実
行される制御プログラムや制御プログラムの実行に際し
て使用されるデータを記憶している。出力装置104
は、陰極線管(CRT),液晶ディスプレイ(LCD)或い
はプリンタ等を用いて構成されており、体脂肪測定に関
する情報を出力する。
【0148】I/F106は、ICカードCAに関する
制御(データの書込/読出等)を司る。入力装置107
は、キーボードやマウス,ジョイスティック,トラック
ボール或いはフラットスペース等のポインティングデバ
イスからなり、オペレータのデータ入力に際して利用さ
れる。
【0149】RAM103は、CPU101の作業エリ
アとして利用されるとともに、CPU101による制御
プログラムの実行結果を一時的に記憶する。RAM10
3には、CPU11による制御プログラムの実行によっ
て、測定値テーブル103aと個人情報テーブル103
bが作成される。
【0150】図8(A)は、図7に示した測定値テーブル
103aの説明図であり、図8(B)は、図7に示した個
人情報テーブル103bの説明図である。図8(A)に示
すように、測定値テーブル103aは、受診者の個人番
号を格納する領域(個人番号格納領域)と、各個人番号に
対応づけて各測定値を格納する領域(測定値格納領域)と
からなり、個人番号に対応づけて、体重値,身長値,イ
ンピーダンス値,体脂肪値(体脂肪量,体脂肪率)等が格
納される。
【0151】図8(B)に示すように、個人情報テーブル
103bは、受診者の個人番号を格納する領域(個人番
号格納領域)と、各個人番号に対応する個人情報を格納
する領域(個人情報格納領域)とからなり、個人情報に対
応づけて個人情報(性別,年齢,氏名,所属等)が格納さ
れる。
【0152】図7に戻って、HDD108は、CPU1
01によって使用される制御プログラム及びデータを記
憶している。例えば、HDD108は、RAM103に
測定値テーブル103a及び個人情報テーブル103b
を作成するための制御プログラム及びデータを記憶して
いる。また、HDD108は、測定値テーブル103a
に格納されたデータが記憶されるデータベースを記憶し
ている。
【0153】図9は、CPU101がROM102やH
DD108に記憶された制御プログラムを実行すること
によって実行されるメインルーチンを示すフローチャー
トである。CPU101は、例えば、ホスト100の図
示せぬ電源が投入されることによって図9に示すメイン
ルーチンの実行を開始する。
【0154】最初に、CPU101は、「測定準備中」
のメッセージを出力装置104に表示させる(S61)。
次に、CPU101は、HDD108から測定値テーブ
ル103a及び個人情報テーブル103bを読み出し、
RAM103上に展開する(S62)。
【0155】このとき、測定値テーブル103aの個人
番号格納領域には、各受診者の個人番号が格納されてい
るが、各個人番号に対応する領域には、各測定値が格納
されていない状態にある。一方、個人情報テーブル10
3bには、各受診者の個人番号と、各個人番号に対応す
る個人情報が格納された状態となっている。
【0156】その後、CPU101は、受診者が持参し
たICカードCAが所定のカード挿入口を通じてI/F
106に装着されるのを待つ(S63)。その後、受診者
が持参したICカードCAがI/F106に装着される
と(S63;Y)、CPU11は、ICカードCAから受
診者の個人番号及び各測定値(体重値,身長値,生体イ
ンピーダンス値,視力値,血圧値等)を読み出し(S6
4:読出部に相当)、各測定値を測定値テーブル103
aの個人番号に対応する測定値格納領域に格納する(S
65)。
【0157】次に、CPU101は、ステップS65に
て読み出された個人番号に対応する集団健康診断で測定
される予定の全ての測定値(体脂肪量及び体脂肪率を除
く)が測定値テーブル103aに格納されているか否か
を判定し(S66)、そうである場合(S66;Y)には処
理をステップS68に進め、そうでない場合(S66;
N)には、処理をステップS67に進める。
【0158】処理がステップS67に進んだ場合、CP
U101は、未測定の測定データについての測定を促す
指示を出力装置104に表示させる。例えば、体重値が
未測定の場合には、「体重測定が未測定です」のメッセ
ージを出力装置104に表示させる。その後、CPU1
01は、処理をステップS74に進める。
【0159】これに対し、処理がステップS68に進ん
だ場合、CPU101は、当該個人番号に対応する個人
情報(性別,年齢)を個人情報テーブル103bから読み
出すとともに、当該個人番号に対応する体重値,身長値
及び生体インピーダンス値を測定値テーブル103aか
ら読み出し、これらを用いて当該受診者の体脂肪量及び
体脂肪率を算出し、測定値テーブル103aの該当する
領域に格納する(S69;算出部に相当)。
【0160】次に、CPU101は、「測定終了です。
まだカードを取り出さないで下さい。測定結果を表示し
ますか?」のメッセージを出力装置104に表示させ
(S70)、当該表示に対応する受診者の回答が入力装置
107を介して入力されるのを待つ(S71)。このと
き、測定値の表示を望まない回答が入力された場合(S
71;N)には、CPU101は、処理をステップS7
4に進め、測定値の表示を望む回答が入力された場合
(S71;N)には、当該個人番号に対応する測定値の全
て(体脂肪量及び体脂肪値を含む)を出力装置104に表
示させる(S72)。
【0161】その後、CPU101は、当該個人番号に
対応する各測定値(測定予定の全ての測定値)を測定値テ
ーブル103aから読み出し、HDD108の該当する
領域に記憶させる(S73)。このとき、CPU101
は、必要に応じて、各測定値をHDD108内に作成さ
れたデータベースに格納する。
【0162】その後、「カードを取り出して下さい」の
メッセージを出力装置104に表示させ(S74)、IC
カードCAがカード挿入口から取り出されるのを待ち
(S75)、ICカードCAが取り出されると(S75;
Y)、CPU101は、RAM103の記憶内容を各テ
ーブル103a,103bを除いて消去した後、処理を
S61に戻し、次の受診者のICカードがI/F106
に装着されるのを待つ。
【0163】このように、ホスト100のCPU101
は、集団健康診断にて測定予定の全ての測定項目(体脂
肪量及び体脂肪率を除く)についての測定を終えた受診
者のICカードCAがI/F106に装着されるのを待
ち、装着された場合には、ICカードCAから体重値,
身長値及び生体インピーダンス値を読み出して体脂肪量
及び体脂肪率を算出し、当該受診者の全ての測定値をH
DD108に健康診断に利用可能な状態で記憶する。
【0164】実施形態3による集団健康診断システムに
よれば、体脂肪量及び体脂肪率の測定がホスト100に
て行われるので、各受診者は、体重計10,身長計20
及びインピーダンス計30の何れから測定を始めても良
い。そして、体脂肪量及び体脂肪率を除く測定値を終了
した後にホスト100にICカードCAを装着すれば、
体脂肪量及び体脂肪率を含む全ての測定値が健康診断に
利用可能な状態でHDD108に記憶される(測定値記
憶部に相当)。
【0165】従って、集団健康診断の運営者がICカー
ドCAを回収した後に各ICカードCA中の各測定値を
集計する手間を省くことができる。また、ホスト100
のHDD108に記憶された健康診断用のアプリケーシ
ョンプログラムを実行させることによって、各受診者の
測定値に基づく健康診断を行うことができる。
【0166】〔実施形態4〕次に、本発明の実施形態4
による集団健康診断システムを説明する。実施形態4は
実施形態1と共通点を含むので、共通点については同一
の符号を付して説明を省略し、相違点について説明す
る。
【0167】図10は、実施形態4による集団健康診断
システムの外観構成図である。図10に示すように、集
団健康診断システムは、別個の測定場所に配置された体
重計10Aと、身長計20Aと、インピーダンス計30
Aとからなる。体重計10A,身長計20A及びインピ
ーダンス計30Aは、実施形態1と異なり、無線を通じ
て相互に通信を行う。
【0168】図11(A)は、図10に示した集団健康診
断システムの回路構成図であり、図11(B)は、図11
(A)に示した各測定値テーブル13a,23a,33aの
説明図である。図11(A)において、体重計10Aは、
バスを通じて相互に接続されたCPU11と、ROM1
2と、RAM13と、表示器14と、体重測定部15
と、I/F16と、体重値送信部及び第1受信部として
の通信インターフェイス(通信I/F)17とからなり、
I/F16には、ICカードCAが装着される。
【0169】RAM13には、CPU11による制御プ
ログラムの実行によって、測定値テーブル13aが作成
される。図11(B)に示すように、測定値テーブル13
aは、個人番号格納領域と、各個人番号に対応する体重
値,身長値,生体インピーダンス値,体脂肪量及び体脂
肪率を記憶する測定値格納領域とからなる。
【0170】通信I/F17は、赤外線通信インターフ
ェイス回路であり、発光素子,受光素子及び制御回路等
からなる。通信I/F17は、通信I/F27,37と
の間で相互に測定値とこの測定値に対応する識別番号の
送受信を行い、受信した測定値を測定値テーブル13a
に書き込む。
【0171】このとき、通信I/F17によって受信さ
れた個人番号と同一の個人番号が測定値テーブル13a
に格納されている場合には、通信I/F17は、この個
人番号に対応する測定値格納領域に受信した測定値を格
納し、同一の個人番号がない場合には、通信I/F17
は、個人番号格納領域の空き領域に受信した個人番号を
格納し、これに対応する測定値格納領域に受信した測定
値を格納する。この通信I/F17による書込処理は、
後述するCPU11によるメインルーチンの実行から独
立して行われる。
【0172】身長計20Aは、体重測定部15の代わり
に身長測定部25を持つ点を除き、体重計10Aと同じ
回路構成を持つ。即ち、RAM23上に測定値テーブル
23aが作成される点,及び身長値送信部及び第1受信
部としての通信I/F27を持つ点において実施形態1
と異なる。
【0173】体重計10A及び身長計20Aは、共通の
メインルーチンに従って動作する。図12は、図7(A)
に示した体重計10AのCPU11及び身長計20Aの
CPU21によって実行されるメインルーチンを示すフ
ローチャートである。但し、ここでは、例として体重計
10AのCPU11がメインルーチンを実行する場合に
ついて説明する。CPU11は、例えば体重計10Aの
図示せぬ電源が投入されることによってこのメインルー
チンの実行を開始する。
【0174】最初に、CPU11は、RAM13上に測
定値テーブル13aを作成した後(S81)、「測定準備
中」のメッセージを表示器14に表示させ(S82)、I
CカードCAがI/F16に装着されるのを待つ(S8
3)。その後、受診者が持参したICカードCAがI/
F16に装着されると(S83;Y)、CPU11は、I
CカードCAから個人番号及び個人情報を読み出してR
AM13に格納する(S84)。このとき、測定値テーブ
ル13aに当該個人番号が格納されていない場合には、
当該個人番号が、測定値テーブル13aの該当する領域
に格納される。
【0175】続いて、CPU11は、RAM13に格納
された個人番号及び個人情報を表示器34に表示させ
(S85)、体重測定部15に測定開始指示を与える(S
86)。これによって、体重測定部15が受診者の体重
値を測定すると、測定終了通知がCPU11に与えら
れ、CPU11は、測定された体重値を体重測定部15
からRAM13に転送させ、S84にて読み出された個
人番号と対応する状態で、測定値格納領域に格納する
(S87)。
【0176】その後、CPU11は、「測定終了しまし
た。まだカードを取り出さないで下さい」のメッセージ
を表示器14に表示させる(S88)。続いて、CPU1
1は、測定値テーブル13aにステップS84にて読み
出した個人番号に対応する体重値,身長値及び生体イン
ピーダンス値が格納されているか否かを判定し(S8
9)、格納されている場合(S89;Y)には、処理をS
90へ進め、格納されていない場合(S89;N)には、
処理をS92へ進める。
【0177】処理がステップS90に進んだ場合、CP
U11は、測定値テーブル13aに格納された体重値,
身長値,インピーダンス値,及びRAM13に記憶され
た個人情報中の年齢,性別を所定の推定式に代入して体
脂肪量及び体脂肪率を算出し、これらの体脂肪量及び体
脂肪率を当該個人番号と対応する測定値格納領域に格納
する(S90:算出部に相当)。
【0178】続いて、CPU11は、S90にて格納し
た体脂肪量及び体脂肪率とこれらに対応する個人番号を
通信I/F17を介して外部に送信する(S91)。体重
計10Aから送信された体脂肪量,体脂肪率及び個人番
号の各データは、身長計20A及びインピーダンス計3
0Aの各通信I/F27,37に受信される。その後、
CPU11は、処理をS92へ進める。
【0179】処理がS92へ進んだ場合には、CPU1
1は、S84にて読み出した個人番号とS86にて測定
された測定値(体重値)とを通信I/F17を介して外部
に送信する。これによって、体重計10Aから送信され
た個人番号及び体重値が身長計20A及びインピーダン
ス計30Aに受信される。
【0180】その後、CPU11は、「カードを取り出
して下さい」のメッセージを表示器14に表示させる
(S93)。その後、CPU11は、ICカードCAが取
り出されるのを待ち(S94)、ICカードCAが取り出
されると(S94;Y)、RAM13の保持内容を測定値
テーブル13aを除いて消去する(S95)。そして、C
PU11は、処理をステップS81に戻し、次の受診者
のICカードCAがI/F16に装着されるのを待つ。
【0181】図11に戻って、インピーダンス計30A
は、体重測定部15の代わりにインピーダンス測定部3
5を持ち、さらに測定値記憶部としての外部メモリ38
を備える点を除き、体重計10Aと同じ回路構成を持
つ。外部メモリ38は、例えば、フロッピーディスク,
光磁気ディスク(MO),ICカード,PD,CD-R等
を用いて構成されており、測定値テーブル13aの記憶
内容が記憶される。
【0182】図13は、図11に示したインピーダンス
計30AのCPU31によって実行されるメインルーチ
ンを示すフローチャートである。CPU31は、例えば
インピーダンス計30の図示せぬ電源が投入されること
によってこのメインルーチンの実行を開始する。
【0183】図13に示すメインルーチンは、図12に
示したメインルーチンにステップS104の処理を加え
ることによって構成されている。このため、ステップS
104のみについて説明し、その他のステップの説明は
省略する。
【0184】CPU31は、ステップS104におい
て、測定値テーブル13aの格納内容のうち、個人番号
に対応づけて全ての測定値が格納されているもの(体重
値,身長値,生体インピーダンス値,体脂肪量及び体脂
肪値が格納されているもの)であって、外部メモリ38
への格納が済んでいるか否かを示す未格納フラグがON
となっているものを全て読み出し、個人番号と対応づけ
て外部メモリ38に記憶する。
【0185】このとき、CPU31は、読み出した測定
値に対応する個人番号の未格納フラグをOFFとし、次
のステップ104において、未格納フラグがOFFとな
っている個人番号に対応する測定値が読み出されないよ
うにする。このように、CPU31は、ステップS10
4において、測定値テーブル13aの内容を外部メモリ
38に記憶する。
【0186】以上説明したように、体重計10A及び身
長計20Aは、夫々体重値及び身長値を個人番号ととも
に外部へ送信するとともに、体脂肪量及び体脂肪値を算
出した場合には、これらを個人番号とともに外部へ送信
する。一方、インピーダンス計30Aは、生体インピー
ダンスを測定した場合には、これを個人番号とともに外
部に送信する。このとき、各通信I/F17,27,37
は、同一チャネルでデータの送受信を行い、受信した測
定値を測定値テーブル13aに格納する。従って、各測
定値テーブル13a,23a,33aには、同じ内容が記
憶される。
【0187】そして、インピーダンス計30AのCPU
31が、ステップS104において、測定値テーブル3
3aの記憶内容のうち、体重値,身長値,生体インピー
ダンス値,体脂肪量及び体脂肪率が記憶されているもの
を外部メモリ38に記憶する。これによって、集団健康
診断が終了すると、全ての受診者の体重値,身長値,生
体インピーダンス値,体脂肪量及び体脂肪率が外部メモ
リ38に記憶される。
【0188】実施形態4によれば、各受診者の測定値
が、データ通信によってインピーダンス計30Aに集め
られ、外部メモリ38に記憶される。このため、外部メ
モリ38をインピーダンス計30Aから取り外し、健康
診断を行うためのコンピュータに装着すれば、各受診者
の測定値を用いた健康診断を行うことができる。従っ
て、実施形態1のように、各測定項目の終了後に、回収
した各ICカードCA中の測定値を一カ所に集める必要
がない。
【0189】また、体重計10A,身長計20A及びイ
ンピーダンス計30Aの相互間における通信が無線を通
じて行われるので、体育館等に集団健康診断システムの
会場を設営する場合に、設営する機材の点数を減らすこ
とができ、通信ケーブルを引き回すスペースも考慮しな
くて良くなるので、その設営が簡易となる。
【0190】また、ICカードCAに各測定値が格納さ
れないので、ICカードCAは、実施形態1に比べて記
憶容量が小さいものを用いることができる。
【0191】なお、実施形態4では、インピーダンス計
30Aのみが外部メモリ38を持つ構成としたが、上記
したように、各測定値テーブル13a,23a,33aに
は、同じ内容が記憶されるので、体重計10A,身長計
20Aのうちの少なくとも1つが外部メモリを持ち、且
つ図13のメインルーチンに従って動作するように構成
すれば、体重計10Aや身長計20Aにおいて各受診者
の測定値が集められるようにすることができる。
【0192】〔実施形態5〕次に、本発明の実施形態5
による集団健康診断システムを説明する。実施形態5は
各実施形態3,4と共通点を含むので、共通点について
は同一の符号を付して説明を省略し、相違点について説
明する。
【0193】図14は、実施形態5による集団健康診断
システムの外観構成図である。図6に示すように、集団
健康診断システムは、別個の測定場所に配置された体重
計10Bと、身長計20Bと、インピーダンス計30B
と、体脂肪算出装置としてのホストコンピュータ(以
下、「ホスト」という)100とからなり、体重計10
B,身長計20B及びインピーダンス計30Bがホスト
100との間で通信を行うようにしたものである。
【0194】インピーダンス計30Bは、実施形態3に
おけるインピーダンス計30(図6参照)と以下の点で異
なっている。即ち、実施形態3におけるインピーダンス
計30は、受診者によって握られる4電極付きのグリッ
プを有しているが、実施形態5におけるインピーダンス
計30Bでは、図14に示すように、4電極が壁に貼り
付けられている。
【0195】4電極は、受診者の平均的な身長値におけ
る肩の高さに位置し、通電用電極と電位差測定用電極と
が受診者の平均的な肩幅程度の間隔をあけて壁に貼り付
けられている。このような4電極に対し、受診者が両手
の掌を開いた状態で押し当てることで、生体インピーダ
ンスの測定が行われる。このように、実施形態5では、
実施形態3に比べて生体インピーダンス測定が簡易に測
定可能となっている。
【0196】また、4電極を壁に貼り付ける構成とする
ことで、インピーダンス計を小型化することができる、
運搬が容易となる,スペースをとらない,安価に製造可
能等の効果を得ることができる。
【0197】図15は、図14に示した集団健康診断シ
ステムの回路構成図である。図15に示すように、各体
重計10B,身長計20B及びインピーダンス計30B
は、夫々入力装置(テンキー)19,29,39を有してい
る点、各RAM13,23,33に測定値テーブル13
a,23a,33aが作成されない点で実施形態4(図7
参照)と異なっている。
【0198】また、各体重計10B,身長計20B及び
インピーダンス計30Bは、個人番号をテンキー19,
29,39から入力することで測定を開始するモード(手
入力モード)と、ICカードCAに記憶された個人番号
を入力することで測定を開始するモード(読み込みモー
ド)とを設定に応じて選択可能となっている。
【0199】また、各体重計10B,身長計20B及び
インピーダンス計30Bは、体重値,身長値及び生体イ
ンピーダンス値を個別にホスト100へ送信するモード
(個別送信モード)と、同一の受診者の体重値,身長値及
び生体インピーダンス値を一括してホスト100へ送信
するモード(一括送信モード)とを設定に応じて選択可能
となっている。
【0200】各体重計10B,身長計20B及びインピ
ーダンス計30Bは、共通のメインルーチンに従って動
作する。図16は、図15に示した各CPU11,21,
31によって実行されるメインルーチンを示すフローチ
ャートである。但し、ここでは、例としてCPU11が
メインルーチンを実行する場合について説明する。CP
U11は、体重計10Bの電源が投入されることによっ
て動作を開始する。
【0201】最初に、CPU11は、「測定準備中」の
メッセージを表示させた後(S121)、現在のモードが
手入力モードか否かを判定し(S122)、手入力モード
である場合(S122;Y)には、処理をステップS12
3へ進め、そうでない場合(S122;N)には、処理を
ステップS130へ進める。
【0202】処理がステップS123へ進んだ場合、C
PU11は、テンキー19から受診者の個人番号が入力
されるのを待ち、個人番号が入力された場合(S12
3;Y)には、入力された個人番号を表示器14に表示
させる(S124)。
【0203】その後、CPU11は、体重測定部15に
測定開始指示を与える(S125)。これによって、体重
測定部15が受診者の体重測定を行い、測定が終了した
場合には、測定終了通知をCPU11に与える。する
と、CPU11は、測定値(体重値)を体重測定部15か
らRAM13に転送させ、RAM13に格納する(S1
26)。
【0204】続いて、CPU11は、RAM13に格納
された測定値(体重値)を、入力された個人番号とともに
通信I/F17を介してホスト100に送信する(S1
28)。その後、CPU11は、例えば「測定が終了し
ました。次の測定場所へ移動して下さい」のメッセージ
を表示させる(S128)。そして、CPU11は、RA
M13の内容(個人番号,体重値)を消去した後(S12
9)、処理をステップS121へ戻す。
【0205】一方、処理がステップS130へ進んだ場
合には、受診者の個人番号が予め記憶されたICカード
CAがI/F16に装着されるのを待ち、ICカードC
Aが装着された場合(S130;Y)には、ICカードC
Aから個人番号を読み出し(S131)、表示器14に表
示させる(S132)。
【0206】次に、CPU11は、体重測定部15に測
定開始指示を与える(S133)。これによって、体重測
定部15が受診者の体重測定を行った後、測定終了通知
がCPU11に与えられる。すると、CPU11は、測
定値(体重値)を体重測定部15からRAM13に転送さ
せ、RAM13に格納する(S134)。すると、CPU
11は、「測定が終了しました。まだカードを取り出さ
ないで下さい」のメッセージを表示器14に表示させる
(S135)。
【0207】続いて、CPU11は、現在のモードが一
括送信モードであるか否かを判定し(S136)、一括送
信モードでない場合(S136;Y)には、処理をステッ
プS137へ進め、一括送信モードである場合(S13
6;N)には、処理をステップS138へ進める。
【0208】処理がステップS137へ進んだ場合、C
PU11は、現在のモードが個別送信モードであるもの
として、S133の処理によって測定された測定値(体
重値)と、これに対応する個人番号とを通信I/F17
を介してホスト100へ送信する。その後、CPU11
は、処理をステップS142へ進める。
【0209】これに対し、処理がステップS138へ進
んだ場合には、CPU11は、I/F16に装着されて
いるICカードCAから測定値を読み出してRAM13
に格納する。続いて、CPU11は、RAM13に格納
された測定値に、体重値,身長値及び生体インピーダン
ス値が含まれているか,即ち、これらの測定値がRAM
13に格納されているかを判定する(S139)。
【0210】このとき、RAM13に体重値,身長値及
び生体インピーダンス値が格納されている場合(S13
9;Y)には、CPU11は、これらの測定値を通信I
/F17を介してホスト100へ送信し(S140)、そ
の後、処理をステップS142へ進める。
【0211】一方、RAM13に体重値,身長値及び生
体インピーダンス値が格納されていない場合(S13
9;N)には、CPU11は、ステップS133の処理
によって測定された測定値(体重値)をICカードCAに
I/F16を介して書き込み(S141)、処理をステッ
プS142へ進める。
【0212】処理がステップS142へ進んだ場合、C
PU11は、「測定が終了しました」のメッセージを表
示器14に表示させるとともに、「カードを取り出して
下さい」のメッセージを表示器14に表示させる(S1
43)。その後、CPU11は、表示器14の表示内容
に従って受診者がICカードCAを取り出すのを待ち
(S144)、ICカードCAが取り出された場合(S1
44;Y)には、RAM13の内容(個人番号,測定値)
を消去し(S145)、処理をステップS121へ戻す。
【0213】このように、各体重計10B,身長計20
B及びインピーダンス計30Bは、手入力モード及び個
別送信モードの場合には、測定部にて測定された測定値
を個人番号とともにホスト100へ送信する。このた
め、個別送信モードでは、ICカードCAは、もっぱら
個人番号入力用として使用される。
【0214】一方、一括送信モードの場合には、体重
値,身長値及び生体インピーダンス値が揃っているとき
にのみこれらの測定値が個人番号とともにホスト100
へ送信され、揃っていない場合には、測定部にて測定さ
れた測定値がICカードCAに記憶される。従って、一
括送信モードでは、ICカードCAは、個人番号入力用
として使用されるとともに、体重計10B,身長計20
B,インピーダンス計30Bの何れかにおいて体重値,
身長値及び生体インピーダンス値が揃うまでの一時格納
場所として使用される。
【0215】図15に戻ってホスト100は、各通信I
/F17,27,37との間でデータを送受信する通信I
/F109(受信部,第2受信部に相当)をさらに備える
点を除き、実施形態3におけるホスト100(図7参照)
と同じ構成を有しているので、通信I/F109のみに
ついて説明する。
【0216】通信I/F109は、各通信I/F17,
27,37から送信されるデータを別個のチャネルを通
じて夫々受信する。通信I/F109は、受信したデー
タ,即ち個別番号及び測定値を図示せぬバッファに蓄積
する。図示せぬバッファは、受信順にデータを蓄積し、
CPU101は図示せぬバッファに蓄積されたデータを
受信順に処理する。また、通信I/F109は、CPU
101からの指示に応じてデータを体重計10B,身長
計20B,インピーダンス計30Bに送信する。
【0217】図17は、図15に示したホスト100の
CPU101によって実行されるメインルーチンを示す
フローチャートである。CPU101は、ホスト100
の電源が投入されることによってこのメインルーチンの
実行を開始する。
【0218】図17において、最初に、CPU101
は、HDD108から測定値テーブル103a(記憶部
に相当)及び個人情報テーブル103bを読み出し、R
AM103上に展開する(S151)。このとき、測定値
テーブル103aの個人番号格納領域には、各受診者の
個人番号が格納されているが、各個人番号に対応する領
域には、各測定値が格納されていない状態にある。一
方、個人情報テーブル103bには、各受診者の個人番
号と、各個人番号に対応する個人情報が格納された状態
となっている。
【0219】続いて、CPU101は、通信I/F10
9が体重計10B,身長計20及びインピーダンス計3
0Bから個人番号及び測定値を受信する,即ち図示せぬ
バッファに通信I/F109によって受信された個人番
号及び測定値が蓄積されるのを待ち(S152)、蓄積さ
れた場合(S152;Y)には、図示せぬバッファから一
組の個人番号及び測定値を読み出し、測定値テーブル1
03aの個人番号の対応する測定値格納領域に格納する
(S153)。
【0220】このとき、体重計10B,身長計20B及
びインピーダンス計30Bの各モードが手入力モード又
は個別送信モードである場合には、当該測定値格納領域
には、体重値,身長値,生体インピーダンス値の何れか
のみが格納され、一括送信モードである場合には、当該
測定値格納領域には、一括して送信された同一の個人番
号に対応する体重値,身長値及び生体インピーダンス値
が夫々格納される。
【0221】続いて、CPU101は、S153にて測
定値が格納された測定値格納領域を参照し、当該測定値
格納領域に体重値,身長値及び生体インピーダンス値が
格納されているか否かを判定する(S154)。このと
き、体重値,身長値及び生体インピーダンス値が格納さ
れていない場合(S154;N)には、CPU101は、
処理をステップS152に戻し、次の受信データに係る
処理を行う。
【0222】これに対し、当該測定値格納領域に体重
値,身長値及び生体インピーダンス値が格納されている
場合(S154;Y)には、CPU101は、当該測定値
格納領域に対応する個人番号に対応する個人情報を個人
情報テーブル103bから読み出し(S155)、読み出
した個人情報(年齢,性別)と、当該測定値格納領域に格
納された体重値,身長値及び生体インピーダンス値とに
基づいて体脂肪値(体脂肪量及び体脂肪率)を算出し(算
出部に相当)、算出した体脂肪量及び体脂肪率を当該測
定値格納領域に格納する(S156)。
【0223】その後、CPU101は、RAM103に
格納された測定値テーブル103aの記憶内容をデータ
ベース化してHDD108に記憶する(S157)。従っ
て、ステップS157の処理が行われる毎に、HDD1
08に記憶された測定値テーブル103aの記憶内容が
更新され、最終的には、全ての受診者の体重値,身長
値,生体インピーダンス値,体脂肪量及び体脂肪率がH
DD108にデータベース化した状態(健康診断に利用
可能な状態)で記憶される(測定値記憶部に相当)。
【0224】実施形態5によれば、各受診者の測定値が
無線を通じてホスト100へ伝送されるので、実施形態
3のように、受診者がICカードCAに記憶された測定
値をホスト100に読み取らせる作業を省略することが
できる。このため、集団健康診断に要する時間の短縮化
を図ることができる。
【0225】また、実施形態5における手入力モードに
よれば、各受診者がICカードCAを携帯しなくて済む
ので、受診者がICカードCAを紛失する等のトラブル
を回避することができる。
【0226】一方、実施形態5における個別送信モード
及び一括送信モードによれば、ICカードCAに記憶さ
れた個人番号が各測定装置に入力されるので、各受診者
が個人番号を記憶しておく必要がない。
【0227】また、一括送信モードでは、体重計10
B,身長計20B及びインピーダンス計30Bとホスト
100とのデータの送受信回数が個別送信モードよりも
少なくて済むので、通信トラフィックを個別送信モード
よりも適正な状態にすることができるとともに、通信中
に測定値が紛失してしまう可能性を個別送信モードより
も抑えることができる。
【0228】なお、実施形態5は、以下の変形が可能で
ある。即ち、実施形態5では、各体重計10B,身長計
20B及びインピーダンス計30Bとホスト100とが
無線を用いて通信を行っている。これに代えて、各体重
計10B,身長計20B及びインピーダンス計30Bと
ホスト100とが通信ケーブルで接続され、有線で通信
を行うようになっていても良い。この場合には、データ
通信の信頼性及び安全性を無線の場合よりも向上させる
ことができる。
【0229】また、実施形態5では、各体重計10B,
身長計20B及びインピーダンス計30Bとホスト10
0との間のみで通信が行われている。これに代えて、実
施形態3と同様に、各体重計10B,身長計20B及び
インピーダンス計30Bが相互に通信を行い、体重値,
身長値及び生体インピーダンス値を各測定値テーブル1
3a,23a,33aに格納し、測定値テーブル13a,
23a,33aに同一の個別番号に対応する体重値,身
長値及び生体インピーダンス値が格納された場合に、当
該個別番号とこれに対応する体重値,身長値及び生体イ
ンピーダンス値が一括してホスト100に送信され(測
定値送信部に相当)、これらの値が通信I/F109に
受信され(第2受信部に相当)、体脂肪値の算出に用いら
れるように構成されていても良い。
【0230】このようにすれば、上記した手入力モード
及び一括送信モードの利点を同時に得ることができる。
また、ホスト100には、同一の個別番号に係る体重
値,身長値及び生体インピーダンス値が3回受信される
こととなるので、データ通信に冗長構成を持たせること
ができ、データ通信の信頼性を高めることができる。
【0231】また、他の実施形態と同様に、未測定の測
定値や次の測定項目についての案内情報が、各表示器1
4,24,34に表示されるように構成されていても良
い。また、体重値,身長値,生体インピーダンス値,体
脂肪量及び体脂肪値が、受診者の要求に応じて表示器1
4,24,34や出力装置104に表示されるように構成
されていても良い。
【0232】この場合、ホスト100にて表示用データ
(案内情報,測定値)が作成されて送信され、この表示用
データを受信した体重計10B,身長計20B,インピ
ーダンス計30Bの表示器14,24,34に表示用デー
タに対応する情報を表示するようにしても良い。
【0233】以上説明した実施形態1〜5における構成
は、適宜組み合わせることが可能である。
【0234】
【発明の効果】本発明による集団健康診断システムによ
れば、次の効果を得ることができる。
【0235】即ち、第1の発明によれば、生体インピー
ダンス測定装置にて体重値及び身長値を手入力しなくて
も良い。従って、身長値や体重値の入力の煩わしさや誤
入力を回避できる。このため、体脂肪値を円滑に測定す
ることができる。また、体重計と生体インピーダンス測
定装置とは、別個に構成されているので、体重測定と生
体インピーダンス測定とを並列に行うことができる。従
って、体脂肪測定を集団健康診断に導入しても集団健康
診断を円滑に実施することができる。
【0236】第2の発明によれば、第1の発明と同様の
効果を得ることができる。
【0237】第3の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、各受診者が体重測定と生体インピーダンス測定を
何れから始めても良くなり、集団健康診断の開始から生
体インピーダンス測定装置を利用することができる。ま
た、第1の発明に比べて各受診者が生体インピーダンス
測定装置を占有する時間を短縮することができる。
【0238】第4,5の発明によれば、第1の発明の効
果に加え、記憶媒体に体重値や生体インピーダンス値を
書き込む必要がなくなる。
【0239】第6の発明によれば、第3の発明の効果に
加え、第4,5の発明と同様に測定値を記憶媒体に書き
込む必要がなくなる。
【0240】第7,8の発明によれば、第3の発明の効
果に加え、第6の発明よりも体脂肪算出装置への測定値
送信回数を減らすことができるので、データ送信の際に
データが紛失してしまう可能性を減らすことができる。
【0241】第9,10の発明によれば、第3,7,8の
発明の効果に加え、記憶媒体に測定値の一部を書き込む
必要が無くなる。
【0242】第11の発明によれば、身長値,年齢及び
性別の手入力を省略できるので、体脂肪値算出に係る時
間を短縮でき、集団健康診断をより円滑に実施可能とな
る。
【0243】第12の発明によれば、測定値記憶部に記
憶された体脂肪値を健康診断に利用することができる。
【0244】第13,14,15の発明によれば、第11
の発明と同様の効果を得ることができる。
【0245】第16〜18の発明によれば、測定装置間
を通信ケーブルで接続する必要がないので、集団健康診
断に必要な機材の点数を減少させることができ、また、
集団健康診断の会場設置が容易となる。
【0246】第19〜21の発明によれば、体重値や体
脂肪値のプライバシーに係る情報の保護を図ることがで
きる。
【0247】第22の発明によれば、第2の発明の効果
に加え、体重測定,身長測定及び生体インピーダンス測
定を並列に行うことができる。
【0248】第23の発明によれば、第4,5の発明の
効果に加え、体重測定,身長測定及び生体インピーダン
ス測定を並列に行うことができる。
【0249】第24の発明によれば、第7,8の発明の
効果に加え、体重測定,身長測定,生体インピーダンス
測定及び体脂肪測定を並列に行うことができる。
【0250】第24,25の発明によれば、第9,10の
発明の効果に加え、体重測定,身長測定,生体インピー
ダンス及び体脂肪測定を並列に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による集団健康診断システ
ムの外観構成図
【図2】図1に示した集団健康診断システムの回路構成
【図3】図2に示した体重計及び身長計にて実行される
メインルーチンを示すフローチャート
【図4】図2に示したインピーダンス計にて実行される
メインルーチンを示すフローチャート
【図5】本発明の実施形態2におけるインピーダンス計
にて実行されるメインルーチンを示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態3による集団健康診断システ
ムの外観構成図
【図7】図6に示した集団健康診断システムの回路構成
【図8】図7に示した測定値テーブル及び個人情報テー
ブルの説明図
【図9】図6に示したホストコンピュータにて実行され
るメインルーチンを示すフローチャート
【図10】本発明の実施形態4による集団健康診断シス
テムの外観構成図
【図11】図10に示した集団健康診断システムの回路
構成図
【図12】図11に示した体重計及び身長計にて実行さ
れるメインルーチンを示すフローチャート
【図13】図11に示したインピーダンス計にて実行さ
れるメインルーチンを示すフローチャート
【図14】本発明の実施形態5による集団健康診断シス
テムの外観構成図
【図15】図14に示した集団健康診断システムの回路
構成図
【図16】図15に示した体重計,身長計及びインピー
ダンス計にて実行されるメインルーチンを示すフローチ
ャート
【図17】図15に示したホストコンピュータにて実行
されるメインルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
CA ICカード 10,10A,10B 体重計 11,21,31,101 CPU 12,22,23,102 ROM 13,23,33,103 RAM 13a,103a 測定値テーブル 14,24,34 表示器 15 体重測定部 16,26,36,106 インターフェイス 17,27,37,109 通信インターフェイス 19,29,39 入力装置(テンキー) 20,20A,20B 身長計 30,30A,30B 生体インピーダンス測定装置 38 外部メモリ 103b 個人情報テーブル 104 出力装置 107 入力装置 108 ハードディスク
フロントページの続き (72)発明者 北野 邦彦 京都府京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式会社オムロンライフサイエンス研究所 内 Fターム(参考) 4C027 AA06 HH03 HH18 KK03 KK05 4C038 HJ03 VA20 VB40 VC10

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】別個に構成された体重計及び生体インピー
    ダンス測定装置を備えた集団健康診断システムであっ
    て、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を集団健康診
    断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値
    書込部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値書込部
    によって書き込まれた体重値を前記記憶媒体から読み出
    す読出部と、受診者の生体インピーダンスを測定するイ
    ンピーダンス測定部と、前記読出部によって読み出され
    た体重値と前記インピーダンス測定部によって測定され
    た生体インピーダンス値とを記憶する記憶部と、前記記
    憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス値
    が記憶された場合にこれらの測定値と入力された当該受
    診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の
    体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むことを特徴
    とする集団健康診断システム。
  2. 【請求項2】別個に構成された体重計及び生体インピー
    ダンス測定装置を備えた集団健康診断システムであっ
    て、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込
    部とを含み、 前記体重計は、前記インピーダンス値書込部によって書
    き込まれた生体インピーダンス値を前記記憶媒体から読
    み出す読出部と、受診者の体重を測定する体重測定部
    と、前記読出部によって読み出された生体インピーダン
    ス値と前記体重測定部によって測定された体重値とが記
    憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値
    及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれらの
    測定値と入力された当該受診者の身長値,年齢及び性別
    とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する
    算出部とを含むことを特徴とする集団健康診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】別個に構成された体重計,生体インピーダ
    ンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断
    システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を、集団健康
    診断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重
    値書込部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込
    部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記記憶媒体の記憶内容を読み
    出す読出部と、前記読出部によって読み出された記憶内
    容に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス値が
    含まれている場合にこれらの測定値と入力された当該受
    診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の
    体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むことを特徴
    とする集団健康診断システム。
  4. 【請求項4】別個に構成された体重計及び生体インピー
    ダンス測定装置を備えた集団健康診断システムであっ
    て、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を前記生体イ
    ンピーダンス測定装置へ送信する体重値送信部とを含
    み、 前記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値送信部
    によって送信された体重値を受信する受信部と、受診者
    の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部
    と、前記受信部によって受信された体重値と前記インピ
    ーダンス測定部によって測定された生体インピーダンス
    値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者
    の体重値及び生体インピーダンス値が記憶された場合に
    これらの測定値と入力された受診者の身長値,年齢及び
    性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を算出
    する算出部とを含むことを特徴とする集団健康診断シス
    テム。
  5. 【請求項5】別個に構成された体重計及び生体インピー
    ダンス測定装置を備えた集団健康診断システムであっ
    て、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記体重計へ送信するインピーダンス値送信部
    とを含み、 前記体重計は、前記インピーダンス値送信部によって送
    信された生体インピーダンス値を受信する受信部と、受
    診者の体重を測定する体重測定部と、前記受信部によっ
    て受信された生体インピーダンス値と前記体重測定部に
    よって測定された体重値とが記憶される記憶部と、前記
    記憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス
    値が記憶された場合にこれらの測定値と入力された当該
    受診者の身長値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者
    の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含むことを特
    徴とする集団健康診断システム。
  6. 【請求項6】別個に構成された体重計,生体インピーダ
    ンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断
    システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を前記体脂肪
    算出装置へ送信する体重値送信部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記体脂肪算出装置へ送信するインピーダンス
    値送信部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記体重値送信部及び前記イン
    ピーダンス値送信部から送信された体重値及び生体イン
    ピーダンス値を受信する受信部と、前記受信部によって
    受信された体重値及び生体インピーダンス値を記憶する
    記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体
    インピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値と
    入力された当該受診者の身長値,年齢及び性別とに基づ
    いて当該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部と
    を含むことを特徴とする集団健康診断システム。
  7. 【請求項7】別個に構成された体重計,生体インピーダ
    ンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断
    システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を集団健康診
    断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値
    書込部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値書込部
    によって書き込まれた体重値を前記記憶媒体から読み出
    す読出部と、受診者の生体インピーダンスを測定するイ
    ンピーダンス測定部と、前記読出部によって読み出され
    た体重値と前記インピーダンス測定部によって測定され
    た生体インピーダンス値とが記憶される記憶部と、前記
    記憶部に同一の受診者の体重値及び生体インピーダンス
    値が記憶された場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出
    装置へ送信する測定値送信部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値及び生体インピーダンス値を受信する受信
    部と、前記受信部によって受信された体重値及び生体イ
    ンピーダンス値と入力された当該受診者の身長値,年齢
    及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を
    算出する算出部とを含むことを特徴とする集団健康診断
    システム。
  8. 【請求項8】別個に構成された体重計,生体インピーダ
    ンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断
    システムであって、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込
    部とを含み、 前記体重計は、前記インピーダンス値書込部によって書
    き込まれた生体インピーダンス値を前記記憶媒体から読
    み出す読出部と、受診者の体重を測定する体重測定部
    と、前記読出部によって読み出された生体インピーダン
    ス値と前記体重測定部によって測定された体重値とが記
    憶される記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値
    及び生体インピーダンス値が記憶された場合にこれらの
    測定値を前記体脂肪算出装置へ送信する測定値送信部と
    を含み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値及び生体インピーダンス値を受信する受信
    部と、前記受信部によって受信された体重値及び生体イ
    ンピーダンス値と入力された当該受診者の身長値,年齢
    及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関する値を
    算出する算出部とを含むことを特徴とする集団健康診断
    システム。
  9. 【請求項9】別個に構成された体重計,生体インピーダ
    ンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診断
    システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を前記生体イ
    ンピーダンス測定装置へ送信する体重値送信部とを含
    み、 前記生体インピーダンス測定装置は、前記体重値送信部
    によって送信された体重値を受信する第1受信部と、受
    診者の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測
    定部と、前記第1受信部によって受信された体重値と前
    記インピーダンス測定部によって測定された生体インピ
    ーダンス値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同一
    の受診者の体重値及び生体インピーダンス値が記憶され
    た場合にこれらの測定値を前記体脂肪算出装置へ送信す
    る測定値送信部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値及び生体インピーダンス値を受信する第2
    受信部と、前記第2受信部によって受信された体重値及
    び生体インピーダンス値と入力された当該受診者の身長
    値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関
    する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする集団
    健康診断システム。
  10. 【請求項10】別個に構成された体重計,生体インピー
    ダンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集団健康診
    断システムであって、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記体重計へ送信するインピーダンス値送信部
    とを含み、 前記体重計は、前記インピーダンス値送信部によって送
    信された生体インピーダンス値を受信する第1受信部
    と、受診者の体重を測定する体重測定部と、前記第1受
    信部によって受信された生体インピーダンス値と前記体
    重測定部によって測定された体重値とが記憶される記憶
    部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値及び生体イン
    ピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値を前記
    体脂肪算出装置へ送信する測定値送信部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値及び生体インピーダンス値を受信する第2
    受信部と、前記第2受信部によって受信された体重値及
    び生体インピーダンス値と入力された当該受診者の身長
    値,年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関
    する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする集団
    健康診断システム。
  11. 【請求項11】前記記憶媒体には予め受診者の身長値,
    年齢及び性別が記憶されており、 前記読出部が、前記記憶媒体から前記当該受診者の身長
    値,年齢及び性別を読み出して前記算出部に入力するこ
    とを特徴とする請求項1〜3,7,8の何れかに記載の集
    団健康診断システム。
  12. 【請求項12】前記算出部によって算出された体脂肪に
    関する値を記憶する測定値記憶部をさらに含むことを特
    徴とする請求項1〜10の何れかに記載の集団健康診断
    システム。
  13. 【請求項13】各受診者の身長値,年齢及び性別を記憶
    した個人情報記憶部と、前記記憶部に同一の受診者の体
    重値及び生体インピーダンス値が記憶された場合に、当
    該受診者の身長値,年齢及び性別を前記個人情報記憶部
    から読み出して前記算出部に入力する個人情報読出部と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1〜10の何れか
    に記載の集団健康診断システム。
  14. 【請求項14】前記個人情報記憶部が、各受診者の身長
    値,年齢及び性別を受診者の識別情報と対応づけて記憶
    しており、 前記個人情報読出部が、前記体重計又は前記生体インピ
    ーダンス測定装置にて手入力された受診者の識別情報と
    対応する身長値,年齢及び性別を前記個人情報記憶部か
    ら読み出すことを特徴とする請求項13記載の集団健康
    診断システム。
  15. 【請求項15】前記個人情報記憶部が各受診者の身長
    値,年齢及び性別を受診者の識別情報と対応づけて記憶
    しており、 前記個人情報読出部が、前記体重計又は前記生体インピ
    ーダンス測定装置にて記憶媒体から読み出された受診者
    の識別情報と対応する身長値,年齢及び性別を前記個人
    情報記憶部から読み出すことを特徴とする請求項13記
    載の集団健康診断システム。
  16. 【請求項16】前記体重計と前記生体インピーダンス測
    定装置とが無線を通じてデータを送受信することを特徴
    とする請求項4,5,9の何れかに記載の集団健康診断シ
    ステム。
  17. 【請求項17】前記体重計と前記体脂肪算出装置とが無
    線を通じてデータを送受信することを特徴とする請求項
    6,8,10の何れかに記載の集団健康診断システム。
  18. 【請求項18】前記生体インピーダンス測定装置と前記
    体脂肪算出装置とが無線を通じてデータを送受信するこ
    とを特徴とする請求項6,7,9の何れかに記載の集団健
    康診断システム。
  19. 【請求項19】前記体重計は、前記体重測定部によって
    測定された体重値を表示しないようにされていることを
    特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の集団健康診
    断システム。
  20. 【請求項20】前記体重計は、前記算出部によって算出
    された体脂肪に関する値を表示しないようにされている
    ことを特徴とする請求項2又は5記載の集団健康診断シ
    ステム。
  21. 【請求項21】前記生体インピーダンス測定装置は、前
    記算出部によって算出された体脂肪に関する値を表示し
    ないようにされていることを特徴とする請求項1又は4
    記載の集団健康診断システム。
  22. 【請求項22】別個に構成された体重計,身長計及び生
    体インピーダンス測定装置を備えた集団健康診断システ
    ムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を集団健康診
    断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値
    書込部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込
    部とを含み、 前記身長計は、前記体重値書込部及び前記インピーダン
    ス値書込部によって書き込まれた体重値及び生体インピ
    ーダンス値を前記記憶媒体から読み出す読出部と、受診
    者の身長を測定する身長測定部と、前記読出部によって
    読み出された体重値及び生体インピーダンス値と前記身
    長測定部によって測定された身長値とを記憶する記憶部
    と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身長値及び生
    体インピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定値
    と入力された当該受診者の年齢及び性別とに基づいて当
    該受診者の体脂肪に関する値を算出する算出部とを含む
    ことを特徴とする集団健康診断システム。
  23. 【請求項23】別個に構成された体重計,身長計及び生
    体インピーダンス測定装置を備えた集団健康診断システ
    ムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を前記身長計
    へ送信する体重値送信部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記身長計へ送信するインピーダンス値送信部
    とを含み、 前記身長計は、前記体重値送信部及び前記インピーダン
    ス値送信部によって送信された体重値及び生体インピー
    ダンス値を受信する受信部と、受診者の身長を測定する
    身長測定部と、前記受信部によって受信された体重値及
    び生体インピーダンス値と前記身長測定部によって測定
    された身長値とが記憶される記憶部と、前記記憶部に同
    一の受診者の体重値,身長値及び生体インピーダンス値
    が記憶された場合にこれらの測定値と入力された当該受
    診者の年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に
    関する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする集
    団健康診断システム。
  24. 【請求項24】別個に構成された身長計,体重計,生体
    インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集
    団健康診断システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を集団健康診
    断の際に各受診者が携帯する記憶媒体に書き込む体重値
    書込部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記記憶媒体に書き込むインピーダンス値書込
    部とを含み、 前記身長計は、前記体重値書込部及び前記インピーダン
    ス値書込部によって書き込まれた体重値及び生体インピ
    ーダンス値を前記記憶媒体から読み出す読出部と、受診
    者の身長を測定する身長測定部と、前記読出部によって
    読み出された体重値及び生体インピーダンス値と前記身
    長測定部によって測定された身長値とが記憶される記憶
    部と、前記記憶部に同一の受診者の体重値,身長値及び
    生体インピーダンス値が記憶された場合にこれらの測定
    値を前記体脂肪算出装置へ送信する測定値送信部とを含
    み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値,身長値及び生体インピーダンス値を受信
    する受信部と、前記受信部によって受信された体重値,
    身長値及び生体インピーダンス値と入力された当該受診
    者の年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪に関
    する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする集団
    健康診断システム。
  25. 【請求項25】別個に構成された体重計,身長計,生体
    インピーダンス測定装置及び体脂肪算出装置を備えた集
    団健康診断システムであって、 前記体重計は、受診者の体重を測定する体重測定部と、
    前記体重測定部によって測定された体重値を前記身長計
    へ送信する体重値送信部とを含み、 前記生体インピーダンス測定装置は、受診者の生体イン
    ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、前記イ
    ンピーダンス測定部によって測定された生体インピーダ
    ンス値を前記身長計へ送信するインピーダンス値送信部
    とを含み、 前記身長計は、前記体重値送信部及び前記インピーダン
    ス値送信部によって送信された体重値及び生体インピー
    ダンス値を受信する第1受信部と、受診者の身長を測定
    する身長測定部と、前記第1受信部によって受信された
    体重値及び生体インピーダンス値と前記身長測定部によ
    って測定された身長値とが記憶される記憶部と、前記記
    憶部に同一の受診者の体重値,身長値及び生体インピー
    ダンス値が記憶された場合にこれらの測定値を前記体脂
    肪算出装置へ送信する測定値送信部とを含み、 前記体脂肪算出装置は、前記測定値送信部によって送信
    された体重値,身長値及び生体インピーダンス値を受信
    する第2受信部と、前記第2受信部によって受信された
    体重値,身長値及び生体インピーダンス値と入力された
    受診者の年齢及び性別とに基づいて当該受診者の体脂肪
    に関する値を算出する算出部とを含むことを特徴とする
    集団健康診断システム。
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