JP2000262102A - 管理機 - Google Patents

管理機

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JP2000262102A
JP2000262102A JP11074918A JP7491899A JP2000262102A JP 2000262102 A JP2000262102 A JP 2000262102A JP 11074918 A JP11074918 A JP 11074918A JP 7491899 A JP7491899 A JP 7491899A JP 2000262102 A JP2000262102 A JP 2000262102A
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JP
Japan
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transmission case
wheel
rotary blade
shaft
transmission
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JP11074918A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakano
将憲 中野
Hiromitsu Hayata
裕光 早田
Keiji Kamimura
慶治 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 草刈など地上作業を行う作業機の取付
並びに駆動構造の簡略化などを図る。 【解決手段】 走行輪(1)を装設させるミッション
ケース(2)の後方斜上方に操向ハンドル(5)を設け
る歩行作業用の管理機において、走行輪(1)の前方に
ロータリ軸(25)を設けてロータリ刃(26)を取付
けると共に、ロータリ刃(26)の回転軌跡側方にゲー
ジ輪(35)を支持高さ調節自在に取付けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば中耕除草また
は耕耘作業などを行う歩行型の管理機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、走行輪を装設さ
せるミッションケースの後方斜上方に操向ハンドルを設
けて歩行作業を行う技術があるが、ミッションケース前
側にエンジンを設け、ミッションケース後側にヒッチを
介して作業機を設け、作業機の後側にゲージ輪を取付け
た場合、路面凸部にゲージ輪が乗り上げたり路面凹部に
ゲージ輪が嵌ることにより、作業機の対地高さが変化す
る不具合があり、例えば草刈作業のとき、刈残し草丈が
不均一になると共に、高速回転させるロータリ刃が損傷
したり、小石などを飛散させ易く、草刈など地上作業を
行う作業機の取付並びに駆動構造の簡略化を容易に行い
得ない等の問題がある。また、ミッションケースにエン
ジン台を取付けてエンジンを載せる構造では、エンジン
台を省いて軽量化並びに製造コスト低減などを容易に行
い得ないと共に、エンジンと反対側のミッションケース
後方の作業者歩行位置近くに作業機を設けると、操向ハ
ンドルの前後長さを短くして機体前後幅のコンパクト化
を図ることにより、作業者の足が作業機のロータリ刃な
どに接触する不具合があり、機体の軽量小型化並びに伝
動構造の簡略化などを容易に図り得ない等の問題があ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
輪を装設させるミッションケースの後方斜上方に操向ハ
ンドルを設ける歩行作業用の管理機において、走行輪の
前方にロータリ軸を設けてロータリ刃を取付けると共
に、ロータリ刃の回転軌跡側方にゲージ輪を支持高さ調
節自在に取付けたもので、路面の凹凸などによるゲージ
輪の上下動と略同一高さだけロータリ軸を昇降させ得、
ロータリ刃の対地高さ調節を高精度で行い得、ロータリ
刃による草刈によって刈残し草丈を均一に維持し得、ロ
ータリ刃の損傷防止並びに小石などの飛散低減を容易に
行い得、草刈など地上作業を行う作業機の取付並びに駆
動構造の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0004】また、ゲージ輪の支持高さ調節中心をロー
タリ軸の軸芯上に設けたもので、ゲージ輪の取付け構造
及び高さ調節構造の簡略化などを容易に行い得ると共
に、ロータリ刃の左右外側面をゲージ輪によって閉塞し
得、ロータリ刃による耕耘時に側方に土が飛出すのをゲ
ージ輪によって阻止し得、ロータリ刃による草刈時に刈
取る草と次工程の草とをゲージ輪によって分草し得、作
業機構造の簡略化並びに取扱い操作性の向上などを容易
に図り得るものである。
【0005】また、ミッションケースの後部低位置に車
軸を設けて走行輪を取付け、ミッションケースの前部高
位置に伝動ケースを設けてロータリ軸を取付けたもの
で、ミッションケースと伝動ケースによって機体フレー
ムを構成して走行輪とロータリ刃を近接させて配置し
得、機体の軽量小型化並びに伝動構造の簡略化などを容
易に図り得るものである。
【0006】また、走行輪を前進回転維持し、走行輪前
進と同一方向回転または逆方向回転にロータリ軸の回転
方向だけを切換えて駆動するように構成したもので、前
記同一方向回転によって耕耘作業を行い得、前記逆方向
回転によって草刈作業を行い得、管理作業範囲の拡大並
びに取扱い操作性の向上などを容易に図り得るものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1乃至図6に示す如く、左右一対の
走行輪(1)をミッションケース(2)に車軸(3)を
介して装設させ、ミッションケース(2)後部にハンド
ル台(4)下部を固定させ、ハンドル台(4)上部に操
向ハンドル(5)を連結させ、ミッションケース(2)
の後方斜上方に操向ハンドル(5)を設け、変速レバー
(6)、クラッチレバー(7)PTOレバー(8)など
を操向ハンドル(5)の操作部(9)に取付けると共
に、前記ミッションケース(2)上面の略水平面(1
0)にエンジン(11)を上載させて固定させ、エンジ
ン(11)出力を無段変速する油圧変速機(12)をミ
ッションケース(2)後部の側面に固定させ、テンショ
ンクラッチ(13)を介して張設させるベルト(14)
及びプーリ(15)(16)を介してエンジン(11)
の出力軸(17)に油圧変速機(12)の入力軸(1
8)を連結させる。
【0008】また、前記ミッションケース(2)を側面
視L形に形成して後側を下方に突出させ、ミッションケ
ース(2)後側の下部に車軸(3)を軸支させ、ミッシ
ョンケース(2)後部の上下延設部(19)に走行変速
機構(20)を設け、車軸(3)の略直上に入力軸(1
8)を配設させ、入力軸(18)の略直上に出力軸(1
7)を配設させるもので、エンジン(11)の下方に油
圧変速機(12)を配設させ、油圧変速機(12)の下
方に車軸(3)を配設させ、エンジン(11)の駆動力
を上方から下方に伝えて走行輪(1)を駆動させる。
【0009】さらに、前記ミッションケース(2)前側
を前方に突出させて前部にPTO軸(21)を軸支さ
せ、伝動ケース(22)とサイドフレーム(23)をミ
ッションケース(2)前部に固定させ、伝動ケース(2
2)及びサイドフレーム(23)を介して作業機(2
4)を設け、ミッションケース(2)前側に作業機(2
4)を装設させるもので、伝動ケース(22)とサイド
フレーム(23)にロータリ軸(25)の両端部を回転
自在に軸支させ、耕耘と草刈に兼用する複数の切削ロー
タリ刃(26)をロータリ軸(25)に取付け、各切削
ロータリ刃(26)の上面及び左右をロータリカバー
(27)によって閉塞させ、前記作業機(24)を構成
する。また、前記ミッションケース(2)前部の前後延
設部(28)にPTO変速機構(29)を設け、前記入
力軸(18)前方にPTO軸(21)を設けて作業機
(24)のロータリ軸(25)に連結させ、走行輪
(1)前進と同一方向回転の切削ロータリ刃(26)正
転によって耕耘作業を行わせる一方、切削ロータリ刃
(26)の逆転によって草刈作業を行わせる。
【0010】さらに前記作業機(24)の耕耘作業と同
時に畦立作業を行わせる後作業機(30)を備え、ミッ
ションケース(2)後面の後ヒッチ(31)にヒッチピ
ン(32)を介して後作業機(30)を着脱自在に設け
ると共に、ヒッチピン(32)回りに回転させて昇降自
在に後作業機(30)を後ヒッチ(31)に取付け、昇
降切換ピン(33)の差し換えにより、後作業機(3
0)を下降着地させて畦立作業位置に支持させたり、ハ
ンドル台(4)後側に後作業機(30)を持上げて非作
業位置に支持させる。
【0011】そして、図2のように、走行輪(1)を装
設させるミッションケース(2)の後方斜上方に操向ハ
ンドル(5)を設ける歩行作業用の管理機において、前
記ミッションケース(2)上面の略水平面(10)にエ
ンジン(11)を載置させ、ミッションケース(2)上
面を従来エンジン台として兼用してエンジン(11)を
装着し、エンジン(11)とミッションケース(2)に
よって形成する機体幅の縮少並びにエンジン(11)取
付け構造のコスト低減及び軽量化などを図ると共に、ミ
ッションケース(2)後側を下方に突出させて下部に車
軸(3)を軸支させて走行輪(1)を設け、ミッション
ケース(2)前側に作業機(24)駆動用のPTO軸
(21)を軸支させ、ミッションケース(2)を側面視
で横向きL形に形成して両端部に車軸(3)とPTO軸
(21)を離間させて配置し、ミッションケース(2)
の上下幅縮少及び軽量化並びに機体重心低下などを行う
と共に、ミッションケース(2)の小型化並びに車軸
(3)及びPTO軸(21)の伝動スペースの確保など
を図る。
【0012】また、エンジン(11)駆動力を伝えるミ
ッションケース(2)の入力軸(18)前方にPTO軸
(21)を設けて作業機(24)に連結させると共に、
前記入力軸(18)の下方に車軸(3)を設けて走行輪
(1)を軸支させ、入力軸(18)を中心に車軸(3)
とPTO軸(21)の伝動スペースを縦方向と横方向に
分けて形成し、ミッションケース(2)の小型化並びに
操向ハンドル(5)荷重の軽減などを図ると共に、ミッ
ションケース(2)後部の上下延設部(19)に走行変
速機構(20)を設け、ミッションケース(2)前部の
前後延設部(28)にPTO変速機構(29)を設け、
ミッションケース(2)の入力軸(18)に対して低位
置に車軸(3)を設けて走行変速機構(20)を配置
し、前記入力軸(18)と略同一高さ位置にPTO軸
(21)を設けてPTO変速機構(29)を配置し、ミ
ッションケース(2)の小型化並びに前記各変速機構
(20)(29)の設置スペースの確保及び組立分解作
業性の向上などを図るもので、ミッションケース(2)
に設ける油圧変速機(12)をエンジン(2)の下方に
配設させ、前記油圧変速機(12)の下方に車軸(3)
を配設させ、上方のエンジン(11)から中間の油圧変
速機(12)を介して下方の車軸(3)に走行駆動力を
縦方向に伝達し、ミッションケース(2)及び油圧変速
機(12)の取付け構造の小型化並びに車軸(3)を中
心とする前後左右方向の機体重量バランスの向上などを
図る。
【0013】また、正逆転の切換によって耕耘作業と草
刈作業を行う切削ロータリ刃(26)を作業機(24)
に設け、切削ロータリ刃(26)を正転または逆転させ
乍ら前進走行させ、切削ロータリ刃(26)の正逆転切
換だけで同一の作業機(24)によって耕耘と草刈を行
うと共に、適正耕耘深さと適正草刈高さを設定し、管理
作業範囲の拡大並びに取扱い操作性の向上などを図ると
共に、畦立などを行う後作業機(30)を着脱自在に取
付ける後ヒッチ(31)をミッションケース(2)後面
に設け、走行輪(1)の前方の作業機(24)と後方の
後作業機(30)とによって耕耘と畦立などの一連の作
業を行わせ、走行輪(1)の前方または後方に集中させ
て作業機(24)(30)を配備する不具合をなくし、
走行輪(1)を中心とする機体前後バランスの向上並び
に操向ハンドル(5)荷重の軽減などを図る。
【0014】さらに、左右ゲージフレーム(34)に左
右ゲージ輪(35)を方向転換自在に取付け、前記伝動
ケース(22)及びサイドフレーム(23)に左右支軸
(36)を設け、前記ロータリ軸(25)と同一軸芯上
に左右支軸(36)を配置させ、伝動ケース(22)及
びサイドフレーム(23)に前記支軸(36)を介して
ゲージフレーム(34)を回動自在に取付けると共に、
前記伝動ケース(22)及びサイドフレーム(23)に
固定させる左右受台(37)に左右調高ハンドル(3
8)を取付け、左右調高ハンドル(38)の回転操作に
よって伸縮させる左右調高ロッド(39)に左右ゲージ
フレーム(34)を連結させ、調高ハンドル(38)の
回転操作によってロータリ軸(25)の軸芯回りにゲー
ジフレーム(34)を揺動させ、ゲージ輪(35)を下
降させて作業機(24)を草刈作業位置に上昇支持させ
たり、ゲージ輪(35)を上昇させて作業機(24)を
耕耘作業位置に下降支持させる。
【0015】また、前記ロータリ軸(25)に爪台(4
0)を固定させ、爪台(40)に爪軸(41)を介して
ロータリ刃(26)を回転自在に軸支させ、ロータリ軸
(25)回転時に遠心力によって放射線方向にロータリ
刃(26)を突出させ、爪軸(41)回りの回転によっ
て衝撃を吸収させるロータリ刃(26)の高速逆転によ
って草刈を行わせると共に、前記爪台(40)に後退ス
トッパ(42)を固定させ、ロータリ軸(25)を正転
させて耕耘するとき、ロータリ刃(26)を後退ストッ
パ(42)に当接させ、耕耘抵抗に対してロータリ刃
(26)を後傾姿勢で固定支持させ、後退ストッパ(4
2)を介して後退角を形成してロータリ刃(26)を支
持させて耕耘抵抗を低減させ乍ら耕耘力(深さ)を確保
する。
【0016】上記のように、走行輪(1)を装設させる
ミッションケース(2)の後方斜上方に操向ハンドル
(5)を設ける歩行作業用の管理機において、前記ミッ
ションケース(2)前部に伝動ケース(22)を介して
作業機(24)を取付け、作業機(24)を高さ調節操
作する調高ハンドル(38)を設け、作業機(24)対
地高さをミッションケース(2)の前側で変更させると
共に、調高ハンドル(38)操作によって作業機(2
4)を希望高さに支持し、作業機(24)支持構造の簡
略化並びに作業機(24)支持高さ調節操作性の向上な
どを行う。
【0017】また、正逆転の切換によって耕耘作業と草
刈作業を行う切削ロータリ刃(26)を作業機(24)
に設け、切削ロータリ刃(26)を正転または逆転させ
乍ら前進走行させ、切削ロータリ刃(26)の正逆転切
換だけで同一の作業機(24)によって耕耘と草刈を行
うと共に、適正耕耘高さと適正草刈高さを設定し、管理
作業範囲の拡大並びに取扱い操作性の向上などを図ると
共に、伝動ケース(24)にゲージフレーム(34)を
介してゲージ輪(35)を昇降自在に設け、作業機(2
4)調高操作によってゲージ輪(35)を昇降させ、走
行輪(1)とゲージ輪(35)の間に伝動ケース(2
2)とゲージフレーム(34)を介して作業機(24)
を支持させ、作業機(24)の伝動構造及び支持高さ構
造の簡略化を行うと共に、例えば高速回転が必要で小石
などが飛散し易い草刈と低速回転で行う耕耘の両方に兼
用可能な機体の軽量小型化などを図る。
【0018】さらに、走行輪(1)を装設させるミッシ
ョンケース(2)の後方斜上方に操向ハンドル(5)を
設ける歩行作業用の管理機において、走行輪(1)の前
方にロータリ軸(25)を設けてロータリ刃(26)を
取付けると共に、ロータリ刃(26)の回転軌跡側方に
ゲージ輪(35)を支持高さ調節自在に取付け、路面の
凹凸などによるゲージ輪(35)の上下動と略同一高さ
だけロータリ軸(25)を昇降させ、ロータリ刃(2
6)の対地高さ調節を高精度で行い、ロータリ刃(2
6)による草刈によって刈残し草丈を均一に維持し、ロ
ータリ刃(26)の損傷防止並びに小石などの飛散低減
を行い、草刈など地上作業を行う作業機の取付並びに駆
動構造の簡略化などを図るもので、ゲージ輪(35)の
支持高さ調節中心をロータリ軸(25)の軸芯上に設
け、ゲージ輪(35)の取付け構造及び高さ調節構造の
簡略化などを行うと共に、ロータリ刃(26)の左右外
側面をゲージ輪(35)によって閉塞し、ロータリ刃
(26)による耕耘時に側方に土が飛出すのをゲージ輪
(35)によって阻止し、ロータリ刃(26)による草
刈時に刈取る草と次工程の草とをゲージ輪(35)によ
って分草し、作業機構造の簡略化並びに取扱い操作性の
向上などを図る。
【0019】また、ミッションケース(2)の後部低位
置に車軸(3)を設けて走行輪(1)を取付け、ミッシ
ョンケース(2)の前部高位置に伝動ケース(22)を
設けてロータリ軸(25)を取付け、ミッションケース
(2)と伝動ケース(22)によって機体フレームを構
成して走行輪(1)とロータリ刃(26)を近接させて
配置し、機体の軽量小型化並びに伝動構造の簡略化など
を図ると共に、走行輪(1)を前進回転維持し、走行輪
(1)前進と同一方向回転または逆方向回転にロータリ
軸(25)の回転方向だけを切換えて駆動し、前記同一
方向回転によって耕耘作業を行い、前記逆方向回転によ
って草刈作業を行い、管理作業範囲の拡大並びに取扱い
操作性の向上などを図る。
【0020】さらに、図6に示す如く、前記油圧変速機
(12)の変速出力軸(43)に、高低速切換ギヤ(4
4)と走行駆動チェン(45)とボールデフ機構(4
6)とで形成する前記走行変速機構(20)を介して、
左右の車軸(3)を連結させ、左右の走行輪(1)を前
進駆動させると共に、前記入力軸(18)に連結させる
PTO入力チェン(47)にPTO爪クラッチ(48)
を介しブレーキ板(49)を係脱自在に連結させ、ブレ
ーキ板(49)をPTO変速軸(50)に摺動自在に係
合軸支させ、高速逆転ギヤ(51)と低速正転チェン
(52)と正逆転切換爪クラッチ(53)を介してPT
O変速軸(50)に前記PTO軸(21)を連結させ、
前記PTO変速機構(29)を形成し、伝動ケース(2
2)の伝動チェン(54)を介してPTO軸(21)に
ロータリ軸(25)を連結させ、ロータリ刃(26)を
低速で正転させて耕耘作業を行う一方、ロータリ刃(2
6)を高速で逆転させて草刈作業を行う。
【0021】さらに、前記PTO軸(21)に加圧板
(55)を係合軸支させ、前記PTO爪クラッチ(4
8)を切ったときにこの切操作によってブレーキ板(4
8)を加圧板(55)に圧接させ、PTO変速軸(5
0)との摩擦連結によってPTO軸(21)を制動して
ロータリ刃(26)の慣性力による回転を減速させる。
また、前記無段変速機(12)の変速切換並びに高低速
切換ギヤ(44)の各操作を変速レバー(6)によって
行い、テンションクラッチ(13)の入切操作をクラッ
チレバー(7)によって行うと共に、PTO爪クラッチ
(48)の係脱と正逆転切換爪クラッチ(53)の係脱
の各操作をPTOレバー(8)によって行い、走行輪
(1)と作業機(24)側にエンジン(11)動力を各
別に伝えて駆動し、耕耘作業時にロータリ刃(26)を
回転させて一定の耕深を確保した後、走行輪(1)を駆
動して前進させることにより、耕耘開始時の急発進(ダ
ッシュ走行)を防ぎ、耕深が浅くなるのを防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行輪(1)を装設させるミッションケース(2)
の後方斜上方に操向ハンドル(5)を設ける歩行作業用
の管理機において、走行輪(1)の前方にロータリ軸
(25)を設けてロータリ刃(26)を取付けると共
に、ロータリ刃(26)の回転軌跡側方にゲージ輪(3
5)を支持高さ調節自在に取付けたもので、路面の凹凸
などによるゲージ輪(35)の上下動と略同一高さだけ
ロータリ軸(25)を昇降させることができ、ロータリ
刃(26)の対地高さ調節を高精度で行うことができ、
ロータリ刃(26)による草刈によって刈残し草丈を均
一に維持でき、ロータリ刃(26)の損傷防止並びに小
石などの飛散低減を容易に行うことができ、草刈など地
上作業を行う作業機の取付並びに駆動構造の簡略化など
を容易に図ることができるものである。
【0023】また、ゲージ輪(35)の支持高さ調節中
心をロータリ軸(25)の軸芯上に設けたもので、ゲー
ジ輪(35)の取付け構造及び高さ調節構造の簡略化な
どを容易に行うことができると共に、ロータリ刃(2
6)の左右外側面をゲージ輪(35)によって閉塞で
き、ロータリ刃(26)による耕耘時に側方に土が飛出
すのをゲージ輪(35)によって阻止でき、ロータリ刃
(26)による草刈時に刈取る草と次工程の草とをゲー
ジ輪(35)によって分草でき、作業機構造の簡略化並
びに取扱い操作性の向上などを容易に図ることができる
ものである。
【0024】また、ミッションケース(2)の後部低位
置に車軸(3)を設けて走行輪(1)を取付け、ミッシ
ョンケース(2)の前部高位置に伝動ケース(22)を
設けてロータリ軸(25)を取付けたもので、ミッショ
ンケース(2)と伝動ケース(22)によって機体フレ
ームを構成して走行輪(1)とロータリ刃(26)を近
接させて配置でき、機体の軽量小型化並びに伝動構造の
簡略化などを容易に図ることができるものである。
【0025】また、走行輪(1)を前進回転維持し、走
行輪(1)前進と同一方向回転または逆方向回転にロー
タリ軸(25)の回転方向だけを切換えて駆動するよう
に構成したもので、前記同一方向回転によって耕耘作業
を行うことができ、前記逆方向回転によって草刈作業を
行うことができ、管理作業範囲の拡大並びに取扱い操作
性の向上などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】前部側面図。
【図3】作業機側面図。
【図4】全体の平面図。
【図5】前部平面図。
【図6】駆動説明図。
【符号の説明】
(1) 走行輪 (2) ミッションケース (5) 操向ハンドル (22) 伝動ケース (25) ロータリ軸 (26) 切削ロータリ刃 (35) ゲージ輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 慶治 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 Fターム(参考) 2B033 AA06 AB01 AB11 AC08 BA01 BB03 CA22 CA23 CA27 ED01 ED04 2B041 AA02 AA07 AB04 AC03 DA04 DB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行輪を装設させるミッションケースの
    後方斜上方に操向ハンドルを設ける歩行作業用の管理機
    において、走行輪の前方にロータリ軸を設けてロータリ
    刃を取付けると共に、ロータリ刃の回転軌跡側方にゲー
    ジ輪を支持高さ調節自在に取付けたことを特徴とする管
    理機。
  2. 【請求項2】 ゲージ輪の支持高さ調節中心をロータリ
    軸の軸芯上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    管理機。
  3. 【請求項3】 ミッションケースの後部低位置に車軸を
    設けて走行輪を取付け、ミッションケースの前部高位置
    に伝動ケースを設けてロータリ軸を取付けたことを特徴
    とする請求項1に記載の管理機。
  4. 【請求項4】 走行輪を前進回転維持し、走行輪前進と
    同一方向回転または逆方向回転にロータリ軸の回転方向
    だけを切換えて駆動するように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の管理機。
JP11074918A 1999-03-19 1999-03-19 管理機 Pending JP2000262102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11074918A JP2000262102A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 管理機

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