JP2000262065A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2000262065A
JP2000262065A JP11064614A JP6461499A JP2000262065A JP 2000262065 A JP2000262065 A JP 2000262065A JP 11064614 A JP11064614 A JP 11064614A JP 6461499 A JP6461499 A JP 6461499A JP 2000262065 A JP2000262065 A JP 2000262065A
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JP
Japan
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voltage
inverter device
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fet
current
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JP11064614A
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English (en)
Inventor
Seiichi Shimada
誠一 島田
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷接続時における出力電圧を高電圧に維持
しつつ、無負荷時における出力電圧の実効値を低下させ
ることが可能なインバータ装置を提供する。 【解決手段】 トランス22の一次巻線22a,22b
の両端にそれぞれ接続された1対のスイッチング素子2
0,21を含んで構成される自励式プッシュプル回路
と、1対のスイッチング素子20,21に対する駆動電
圧VG1,VG2および一次巻線22a,22bのセンター
タップに供給する直流電圧を生成する整流回路13を備
えているインバータ装置1において、整流回路13によ
って生成された脈流VD を分圧した分圧電圧を1対のス
イッチング素子20,21に対する駆動電圧VG1,VG2
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷回路としての
冷陰極蛍光管などに高圧交流を供給するのに適したイン
バータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のインバータ装置として、特開平
7−163157号公報に記載されたものが従来から知
られており、このインバータ装置は、基本的には、図3
に示すように、自励式プッシュプル回路を備えて構成さ
れている。このインバータ装置31は、冷陰極蛍光管2
をドライブするために用いられるものであって、交流電
源3から出力される例えばAC100Vの交流電圧VIN
を整流するダイオードスタック13、ダイオードスタッ
ク13によって生成された脈流電圧を平滑するコンデン
サ32、チョークコイル26、ダイオード33、抵抗3
4,36〜39、定電圧回路35、FET20,21、
トランス22、共振用のコンデンサ23、およびダイオ
ード40を備えて構成されている。また、定電圧回路3
5は、コンデンサ41、抵抗42およびツェナーダイオ
ード43で構成されている。
【0003】このインバータ装置31では、図外の電源
スイッチが投入されると、ダイオードスタック13が、
交流電圧VINを整流して脈流電圧を生成すると共に、コ
ンデンサ32が、その脈流電圧を平滑する。次いで、平
滑された直流電圧が、チョークコイル26、ダイオード
33および抵抗34を介して定電圧回路35に出力さ
れ、これにより、定電圧回路35内のコンデンサ41が
充電される。一方、定電圧回路35は、コンデンサ41
の充電電圧をツェナーダイオード43のツェナー電圧に
安定化し、その安定化した直流電圧を抵抗36,37か
らなる分圧回路を介してFET20のゲートに供給する
と共に、抵抗38,39からなる分圧回路を介してFE
T21のゲートに供給する。
【0004】この際に、両FET20,21は、ゲート
−ソース間のスレショルド電圧のばらつきにより、その
スレショルド電圧の小さい方が最初にオン状態となる。
例えば、FET20が最初にオン状態になったとすれ
ば、ダイオードスタック13、チョークコイル26、ト
ランス22の一次巻線22a、およびFET20を介し
て電流が流れる。この際には、トランス22の二次巻線
22cに誘起した出力電圧VO が冷陰極蛍光管2に供給
されると共に、一次巻線22a,22bおよびコンデン
サ23からなる共振回路に共振電流が流れる。このた
め、共振電流に基づく共振電圧がトランス22の補助巻
線22dに誘起し、その誘起電圧がFET20のゲート
に正帰還される。この結果、FET20がオン状態を維
持し、FET21がオフ状態を維持する。
【0005】一方、共振回路における共振電流の流れる
向きが反転すると、FET20のゲート電圧が低下して
スレショルド電圧以下になり、FET20は、オフ状態
となる。同時に、補助巻線22dの誘起電圧がFET2
1のゲートに正帰還されるため、そのゲート電圧がスレ
ショルド電圧を超え、これにより、FET21がオン状
態になる。この際には、ダイオードスタック13、チョ
ークコイル26、トランス22の一次巻線22b、およ
びFET21を介して電流が流れる。この結果、トラン
ス22の二次巻線22cに誘起した出力電圧VO が冷陰
極蛍光管2に供給されると共に、補助巻線22dの誘起
電圧がFET21のゲートに正帰還されるため、FET
21がオン状態を維持し、FET20がオフ状態を維持
する。
【0006】このような動作を繰り返すことにより、図
4(a)に示すように、交流電圧VINの半周期に同期す
る高圧交流の出力電圧VO が冷陰極蛍光管2に供給され
る。また、ダイオードスタック13によって生成された
脈流電圧が0V近辺になる谷間の期間では、トランス2
2の両一次巻線22a,22bの接続点であるセンター
タップの電圧が低下する。このため、ダイオード40を
介して定電圧回路35の出力電圧に基づく電流がセンタ
ータップに流れ込むことにより、両FET20,21の
ゲート電圧が低下する。この結果、両FET20,21
が共にオフ状態に制御されることにより、両FET2
0,21の同時オン状態が防止され、これにより、スパ
イク電流の発生の防止が図られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
インバータ装置31には以下の問題点がある。すなわ
ち、一般的に、比較的大型の冷陰極蛍光管2では、出力
電圧VO の実効値が1000V以上でなければ、十分な
輝度を得られないことがある。その反面、例えば、電気
用品取締法には、事故防止の観点から、インバータ装置
(その他の高圧放電灯用安定器)の無負荷時(冷陰極蛍
光管2の取り外し時)において、出力電圧VO の1周期
における実効値が1000V以下であることと規定され
ている。
【0008】一方、従来のインバータ装置31では、交
流電圧VINの半周期毎にFET20,21が発振起動お
よび発振停止を繰り返すことに起因するスパイク電流の
発生を防止すべく、定電圧回路35を配設することによ
って、両FET20,21のゲート電圧を所定電圧以下
に制限すると共に、ダイオード40を配設することによ
って、脈流電圧の谷間の期間において両FET20,2
1のゲート電圧を低下させている。しかし、ダイオード
40は、トランス22の一次巻線22a,22bのセン
タータップ電圧が定電圧回路35の出力電圧よりも低下
しない限りオン状態にならない。一方、定電圧回路35
は、コンデンサ41の充電電圧を所定電圧に安定化して
いるため、その谷間の期間においてもFET20,21
にスレショルド電圧を超えるゲート電圧を供給すること
がある。このため、脈流電圧が十数Vから数Vの間で
は、ダイオード40がオン状態にならない限り、両FE
T20,21は、出力電圧VO が低電圧のために冷陰極
蛍光管2が本来的には点灯しない期間であっても作動す
る。したがって、両FET20,21は、無負荷時にお
いて、谷間の期間であっても脈流電圧が数Vを超えてい
る限り継続して発振している。この結果、図4(b)に
示すように、無負荷時における出力電圧VO が正弦波状
になるため、従来のインバータ装置31には、無負荷時
における出力電圧VO の実効値が1000Vを超えてし
まうという問題点がある。この場合、トランス22の昇
圧比を小さくすることによって無負荷時における出力電
圧VO を低下させるのは容易であるが、かかる場合に
は、冷陰極蛍光管2が接続されているときには、その冷
陰極蛍光管2の輝度が低下してしまうという問題が発生
する。
【0009】また、従来のインバータ装置31では、ダ
イオード40に電流を流すことによってスパイク電流の
発生を防止しようとしている。しかし、上記したよう
に、脈流電圧が数Vを超えている限り、谷間の期間にお
いても、両FET20,21が継続して発振しているた
め、実際には、両FET20,21の同時オン状態を確
実に回避することは困難となる。したがって、トランス
22の一次巻線22a,22bのセンタータップに発生
したやや低電圧のスパイク電圧がダイオード33を介し
て定電圧回路35に入力され、このスパイク電圧が両F
ET20,21のゲートに回り込む結果、より大電流の
スパイク電流が発生する。このため、従来のインバータ
装置31には、スパイク電流の発生を確実に防止するの
が困難であるという問題点もある。
【0010】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、負荷接続時における出力電圧を高電圧に維
持しつつ、無負荷時における出力電圧の実効値を低下さ
せることが可能なインバータ装置を提供することを主目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のインバータ装置は、トランスの一次巻線の
両端にそれぞれ接続された1対のスイッチング素子を含
んで構成される自励式プッシュプル回路と、1対のスイ
ッチング素子に対する駆動電圧および一次巻線のセンタ
ータップに供給する直流電圧を生成する整流回路を備え
ているインバータ装置において、整流回路によって生成
された脈流を分圧した分圧電圧を1対のスイッチング素
子に対する駆動電圧とすることを特徴とする。
【0012】請求項2記載のインバータ装置は、請求項
1記載のインバータ装置において、分圧電圧を所定電圧
以下に制限する電圧制限手段を備えていることを特徴と
する。
【0013】請求項3記載のインバータ装置は、請求項
1または2記載のインバータ装置において、一次巻線の
センタータップから分圧回路への電流の導通を阻止する
一方向性素子をさらに備えていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るインバータ装置の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来のインバータ装置31における構成
要素と同一のものについては、同一の符号を付して重複
した説明を省略する。
【0015】図1は、比較的大型の照明用などの冷陰極
蛍光管2を点灯させるための高圧交流を生成するインバ
ータ装置1の電気的な構成を示している。同図に示すよ
うに、インバータ装置1は、ノイズ除去用のコンデンサ
11および抵抗12と、ダイオードスタック13と、本
発明における電圧制限手段にそれぞれ相当するツェナー
ダイオード14および抵抗15と、分圧用の抵抗16〜
19と、本発明におけるスイッチング素子にそれぞれ相
当するFET20,21と、トランス22と、共振用の
コンデンサ23と、本発明における一方向性素子に相当
するダイオード24と、スパイク電圧除去用のコンデン
サ25と、チョークコイル26と、インピーダンス整合
用のコンデンサ27とを備えて構成されている。
【0016】次に、インバータ装置1の全体的な動作に
ついて説明する。
【0017】このインバータ装置1では、図外の電源ス
イッチが投入されると、ダイオードスタック13が、図
2(a)に示す交流電圧VINを整流することにより、同
図(b)に示す脈流電圧VD を生成する。次いで、抵抗
15およびツェナーダイオード14が、抵抗16,18
への入力電圧をツェナーダイオード14のツェナー電圧
以下に制限する。これにより、FET20,21への過
電圧の入力が防止される。次に、抵抗16と抵抗17と
からなる分圧回路が、ツェナーダイオード14のカソー
ド側の脈流電圧VD を分圧して生成したゲート電圧VG1
(同図(c)参照)をFET20のゲートに供給すると
共に、抵抗18と抵抗19とからなる分圧回路が、ツェ
ナーダイオード14のカソード側の脈流電圧VD を分圧
して生成したゲート電圧VG2(同図(c)参照)をFE
T21のゲートに供給する。
【0018】この際に、両FET20,21は、ゲート
電圧VG1,VG2が図2(c)に示すゲート−ソース間の
スレショルド電圧VTHを超えたとき(脈流電圧VD とし
ては20V程度を超えたとき)に、そのスレショルド電
圧VTHのばらつきにより、そのスレショルド電圧VTHの
小さい方が最初にオン状態となる。例えば、同図
(d),(e)に示すように、FET20が最初にオン
状態になったとすれば、ダイオードスタック13、ダイ
オード24、チョークコイル26、トランス22の一次
巻線22a、およびFET20を介して電流が流れる。
この際には、トランス22の二次巻線22cに誘起した
出力電圧VO が冷陰極蛍光管2に供給されると共に、一
次巻線22a,22bおよびコンデンサ23からなる共
振回路に共振電流が流れる。このため、共振電流に基づ
く共振電圧がトランス22の補助巻線22dに誘起し、
その誘起電圧がFET20のゲートに正帰還される。こ
の結果、FET20がオン状態を維持し、FET21が
オフ状態を維持する。
【0019】一方、共振回路内の共振電流の流れる向き
が反転すると、FET20のゲート電圧VG1が低下して
スレショルド電圧VTH以下になり、図2(d)に示すよ
うに、FET20が、オフ状態となる。同時に、補助巻
線22dの誘起電圧がFET21のゲートに正帰還され
るため、FET21のゲート電圧VG2がスレショルド電
圧VTHを超え、これにより、同図(e)に示すように、
FET21がオン状態になる。この際には、ダイオード
スタック13、ダイオード24、チョークコイル26、
トランス22の一次巻線22b、およびFET21を介
して電流が流れる。この結果、トランス22の二次巻線
22cに誘起した出力電圧VO がコンデンサ27を介し
て冷陰極蛍光管2に供給されると共に、補助巻線22d
の誘起電圧がFET21のゲートに正帰還されるため、
FET21がオン状態を維持し、FET20がオフ状態
を維持する。
【0020】このような動作を繰り返すことにより、ト
ランス22が、図2(f)に示す一次巻線22a,22
bにおけるセンタータップの電圧VCTにチョークコイル
26の励磁電圧VL を加算した加算電圧を昇圧すること
により、同図(g)に示すように、交流電圧VINの半周
期に同期する高圧交流の出力電圧VO を冷陰極蛍光管2
に供給する。この際には、同図(h)に示す入力電流I
INが交流電源3から出力されると共に、同図(i)に示
す出力電流IO が冷陰極蛍光管2に供給される。
【0021】また、ダイオードスタック13によって生
成された脈流電圧が0V近辺になる谷間の期間では、抵
抗15〜19によって生成されたゲート電圧VG1,VG2
が自動的に低下するため、両FET20,21は共にオ
フ状態になる。この結果、両FET20,21の同時オ
ン状態が回避され、これにより、スパイク電流の発生が
防止される。この場合、仮にスパイク電圧が発生したと
きには、チョークコイル26およびコンデンサ25によ
って構成されるフィルタ回路によってスパイク電圧が低
減されると共に、ダイオード24によって両FET2
0,21のゲートへのスパイク電圧の回り込みが阻止さ
れるため、スパイク電流の発生を確実に防止することが
できる。
【0022】さらに、冷陰極蛍光管2が取り外された無
負荷状態のときには、図2(d),(e)に示すよう
に、ゲート電圧VG1,VG2がスレショルド電圧VTHを超
えたときから両FET20,21がオン状態に制御され
る。このため、同図(j)に示すように、出力電圧VO
は、ゲート電圧VG1,VG2がスレショルド電圧VTHを超
えている期間のみ生成される。つまり、出力電圧VO
は、脈流電圧VD が20V程度に低下して両FET2
0,21がオフ状態に制御されている期間では、生成さ
れていない。この場合、この期間における出力電圧VO
は、低電圧となるため、冷陰極蛍光管2の点灯用電圧と
しては本来的に機能しない。したがって、冷陰極蛍光管
2の点灯輝度に影響を与えることなく、無負荷時におけ
る出力電圧VOの実効値を低下させることができる。
【0023】このように、このインバータ装置1によれ
ば、ダイオードスタック13によって生成された脈流電
圧VD を分圧し、その分圧によって生成されたゲート電
圧VG1,VG2を両FET20,21に対する駆動電圧と
することにより、負荷接続時における出力電圧VO のピ
ーク電圧を高電圧に維持しつつ、無負荷時における出力
電圧VO の実効値を低下させることができる。この結
果、冷陰極蛍光管2を高輝度で点灯させることができる
と共に、無負荷時における感電事故などを有効に防止す
ることができる。また、両FET20,21のバイアス
用定電圧回路などの回路部品を不要にすることができる
ため、インバータ装置1のコストダウンを図ることがで
きる。さらに、分圧回路としての抵抗15〜19による
分圧比を変えることにより、無負荷時における出力電圧
VO の実効値を自由に調整することができる。
【0024】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に示した構成および動作に限定されず、適宜変更が可
能である。例えば、冷陰極蛍光管2に限らず、各種の負
荷に電力を供給することができる。また、脈流電圧VD
を分圧してFET20,21のゲート電圧VG1,VG2を
生成する分圧回路(インバータ装置1では、抵抗16〜
19)の構成は適宜変更することができる。例えば、抵
抗とツェナーダイオードの組み合わせ回路であってもよ
い。さらに、スイッチング素子は、FETに限らず、ト
ランジスタなどのスイッチング素子を用いることもでき
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のインバー
タ装置によれば、整流回路によって生成された脈流を分
圧した分圧電圧を1対のスイッチング素子に対する駆動
電圧とすることにより、負荷接続時における出力電圧を
高電圧に維持しつつ、無負荷時における出力電圧の実効
値を低下させることができ、これにより、例えば、負荷
としての冷陰極蛍光管を高輝度で点灯させることができ
ると共に、無負荷時における感電事故などを有効に防止
することができ、しかも、1対のスイッチング素子のバ
イアス用定電圧回路などを不要にすることができるた
め、装置のコストダウンを図ることができる。
【0026】また、請求項2記載のインバータ装置によ
れば、分圧電圧を所定電圧以下に制限する電圧制限手段
を備えたことにより、スイッチング素子への過電圧の供
給を防止することができる。
【0027】また、請求項3記載のインバータ装置によ
れば、一方向性素子が一次巻線のセンタータップから分
圧回路への電流の導通を阻止することにより、簡易な構
成でありながら、スパイク電圧の回り込みによるスパイ
ク電流の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインバータ装置1の
回路図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るインバータ装置1の
動作を説明するための信号波形図であって、(a)は交
流電圧VINの電圧波形図、(b)はダイオードスタック
13によって生成される脈流電圧VD の電圧波形図、
(c)はFET20のゲート電圧VG1およびFET21
のゲート電圧VG2の電圧波形図、(d)はFET20に
ついての動作状態図、(e)はFET21についての動
作状態図、(f)はトランス22の一次巻線22a,2
2bにおけるセンタータップの電圧VCTの電圧波形図、
(g)は出力電圧VO の電圧波形図、(h)は入力電流
IINの電流波形図、(i)は出力電流IO の電流波形
図、(j)は無負荷時における出力電圧VO の電圧波形
図である。
【図3】従来のインバータ装置31の回路図である。
【図4】(a)は従来のインバータ装置31における負
荷接続時の出力電圧VO の電圧波形図、(b)は従来の
インバータ装置31における無負荷時の出力電圧VO の
電圧波形図である。
【符号の説明】
1 インバータ装置 2 冷陰極蛍光管 13 ダイオードスタック 14 ツェナーダイオード 15〜19 抵抗 20,21 FET 22 トランス 22a,22b 一次巻線 24 ダイオード VD 脈流電圧 VG1,VG2 ゲート電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次巻線の両端にそれぞれ接
    続された1対のスイッチング素子を含んで構成される自
    励式プッシュプル回路と、前記1対のスイッチング素子
    に対する駆動電圧および前記一次巻線のセンタータップ
    に供給する直流電圧を生成する整流回路を備えているイ
    ンバータ装置において、 前記整流回路によって生成された脈流を分圧した分圧電
    圧を前記1対のスイッチング素子に対する駆動電圧とす
    ることを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記分圧電圧を所定電圧以下に制限する
    電圧制限手段を備えていることを特徴とする請求項1記
    載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 前記一次巻線のセンタータップから前記
    分圧回路への電流の導通を阻止する一方向性素子をさら
    に備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
    インバータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7449848B2 (en) 2004-11-04 2008-11-11 Funai Electric Co., Ltd. Driving circuit for cold-cathode tube
CN102088815A (zh) * 2009-12-07 2011-06-08 登丰微电子股份有限公司 灯管驱动装置及位移驱动电路
CN102299616A (zh) * 2011-08-23 2011-12-28 广州金升阳科技有限公司 一种自激推挽式变换器

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